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2008年6月19日 (木)

■「進々堂」の新しいパン「コティディアン」と、タルティーヌ


1本日どかーんとお見せするのは、ラタトゥイユがたっぷり、その上にパルマの生ハムがのったちょっとすてきなタルティーヌです。パンはかりっとトーストされて、バジルのペーストが塗られているのです。きりっと冷やした白ワインをすーすー飲みながら、というのができればベストです。
2寄り寄り写真です。ラタトゥイユは本当に香味鮮やか。茄子やらパプリカがトマトソースでとろとろに炊かれていて、彩りも美しく、南仏の光を集めたような粋なお皿です。つけ合わせられたサラダもしゃきしゃきと美味、お芋のフリットは外側パリッと中ふんわり、薄く削ったパルミジャーノがまた風味を添えて、何もかもがバランスよく、完成度が高いのです。正式には南仏野菜の菜園風タルティーヌ(900円)です。
11以上は京都を代表するブーランジュリ、「進々堂」さんの花園店のレストランで今週初めにいただいたものです。使われているパンが、「コティディアン」、4月に新発売になったパン・ド・カンパーニュです。先日6月5日の「ハッピーアペリティフ」の際、「進々堂」さんのブースで教えていただきました。1,5cmくらい、少し厚めにスライスして、まず何もつけずにナチュールで味わってみれば・・・酸味ほどよく噛むほどにじんわりじわじわ甘味と塩気と香りが広がって、うんま~い! 
121413パン・ド・カンパーニュ「コティディアン」はこんなに大きなものですが、ちゃんとカットされたものもありますから気軽に購入できます。フランスパン=バゲットだけではないという提案なのです。天然酵母を使って石臼挽きの小麦粉とライ麦全粒粉を合わせて作ったこのパン・ド・カンパーニュこそフランスパンの原点、この素朴にして滋味豊かな味わいを大切にしようということなのです。ホールで1260円、ハーフ630円、スライスされたものもあり、1/4で315円です。
2122「進々堂」さんはもともとハードタイプのパン、フランスのパンをたくさん作っていらっしゃいます。
Logo_2なぜ「コティディアン」という名前なのか、というと、このロゴにある言葉です。"Donne-nous aujourd'hui notre pain quotidien". 「神さまどうぞわたし達に、毎日のお食事を今日もお与えください」というお祈りの言葉の中の、毎日のパン=pain quotidien から取られているのです。古いお店なのに、ロゴにフランス語が添えられているなんて粋だわ♪ って、わたしはそれだけで昔から「進々堂」さんにポイントが高かったのですが、今回知ったこと: 創業者である続木斉さんは内村鑑三門下生のクリスチャンでいらしたこと、フランス文学に造詣が深く、本場のフランスパンに憧れ、1924年、日本人として初めてパリへパン留学をなさった方だということです。だからフランス語のお祈りの言葉だったのです。
303132タルティーヌは他にハムやらエッグサラダ&シュリンプなどあります。丸太町通に面したこの花園店の他に、北山店でも同じメニューを展開されています。

2008年6月 19日, dans 京都 パン |

2007年12月 6日 (木)

■「ル・プチメック」の食パン、ショコラ風味!


Mec_rougeそもそもこの人が食パンをする、というのが驚きだったのです。稀代のフランスかぶれ「ル・プチメック」の西山逸成、フランスに惚れ込んで料理人を目ざすも、「100円玉いくつかでフランス気分を味わえる」ブランジュリとなって、今や京都を代表するフレンチスタイルのパン屋さんです。その彼が、御池衣棚に2軒目のお店、真っ黒なデザインもすてきな「黒メック」を出すに際して、何か新しいことをと考えたのが食パン。日本人はやっぱり”ふわふわしっとり”が好きだということを、「くるくるロールケーキ」(←もちろん「ミディ・アプレミディ」)を食べながら考えたそうです。黒メック開店前に、食パンでカレー味とかトマト風味とか紅茶入りとかシナモンの香りなどなど、考案・試作・試食を重ねました。写真は夏前、試作品の段階で「赤メック」で撮らせてもらったものです。(そしてほとんどは現行商品でもあります。)
Chocolatこちらはわたしも大好き、ショコラの食パンです。豊かなショコラ風味、その香りと響き合うのが柚子の香りです。おしゃれ~♪ いつも働き過ぎで本人はヨレているけれど、行くたび新しい味や試みがあるし、やっぱりおいしいなあと感じ入ります。同じくはなはだしいフランスかぶれとして、彼のことをどこか親しい身内のようにわたしは勝手に思っているのですが、商品の充実に比例して彼が厨房の床でぶっ倒れていることも多いみたいで・・・あんまり無理せんでおくれ。
食パンシリーズは固まりのもあるし、写真のようにスライスを2枚で1パックにした手軽なのもあって(150円)、色とりどり買って楽しめます。

2007年12月 6日, dans 京都 パン |

2007年8月 6日 (月)

■「ル・プチメック」の新店=「黒メック」 開店おめでとう!


123■全国100万人の読者の皆さま、本日8月6日、衣棚通り御池上ル西側に、「ル・プチメック」の新店がオープンしました。おめでとう~おめでとう!! 「ル・プチメック」といえば今出川智恵光院で、店主・西山逸成がやっている、めったやたらフランス風情のブランジュリ。赤ギンガムチェックのクロスがかわいいカフェ併設で、ラジオフランスが絶え間なく流れ、なんとも楽しいお店です。ところが今日オープンした新店は黒を基調にしたひどくシックな雰囲気。内装からラベルからパッケージから・・・全部黒で「黒メック」、商品は整然と並んでいます。今日はとにかく写真をお見せします。
1112131415■パンはこんな風に並べられているのです。本店のような「読むのに時間がかるように(=客の滞留時間が長くなるようにと開店当初の工夫)」パンひとつずつに書かれた札もありません。そして新店の何よりの売りは、初のデリメニューです。それがご覧の通りいろいろあって楽しいのです。デセールも4,5種類作られています。
212223242526■パンをご覧ください。オリーヴ、アンチョビ、じゃがいも・・・ワインに合うパンがさまざまあります。エスカルゴのクロケットなんてのがあって、買わずにいられるでしょうか? ( いいやいられはしませーーん!)
313233■焼き菓子と食パンコーナーです。いつものパンだけでなく、食パンで驚かそうと考えた西山逸成。試作を重ねて作った10種類ほどの食パンが揃います。 ●トマト ●紅茶とオレンジ ●はちみつ ●シナモンとレーズン ●マーブル ●コーヒーとくるみ ●カレーとドライオニオン などなど。2枚入り150円~。
ItsunariItsunari2■店主の西山逸成、これじゃまるで物乞いみたいな格好です! 「全国100万人の読者の皆さまにご挨拶をしているの図」なのですよ。皆さまどうぞよろしくと。店内でもヨロヨロしてて・・・つまり彼はひどい寝不足、開店準備のこの何日間か、「2日おきに少しずつ」しか寝てないって・・・あかんよ~! 「そこの赤ピーマンと白ピーマンを・・・」などと調理しながら言い、その間違いに気づきすらせずスタッフは唖然としているとか・・・ちゃんと寝ないといけないよおお!
4142■買ってきたパンの一部より、アンチョビクロワッサン、パンオノワオレザン クリームチーズ入り、そしてエスカルゴのクロケット。おいしいんだから!! クロケットの断面お見せします。
525354_251_2■デリは四角い透明容器に入っています。こんな紙箱に詰めてもらって・・・ジャンボンペルシ/トマトのゼリー ソースピストゥー/赤ピーマンのムースとオレンジのジュレ。この透明ケースの他、テリーヌなどは黒パックに。茄子がスパイシーに香り立つムサカに、ポワローのテリーヌも粋です。今出川まで行くのは少し遠かったのですが、衣棚御池なら、近くなって行きやすくなって・・・フランス偏愛のお店が近くに来てくれて、こんなうれしいことはありません。しばらくして落ち着いたら、テラスにテーブルを出して店頭で食べられるようにするということです。とにかく体に気をつけて頑張って! そしておいしいものどんどん作って~!
「ル・プチメック」 京都市中京区衣棚通御池通り上ル(西側) 下妙覚寺町186 電話075-212-7735 8:00~20:00 休みは・・・「倒れた時!」らしい (-_-;)

2007年8月 6日, dans 京都 パン |

2006年11月12日 (日)

■進々堂 寺町店


ShinshindoShinshindo2わたしの京都の住まい、この前まで木屋町二条に住んでいましたが今の住まいは寺町二条、ほんのわずかな距離なのですが行動パターンがやはり少し変わりました。「進々堂」は以前から大好きなお店でしたが、引越後すごく近くなった気分です。みんなに愛されておおらかにそこにあるという感じが好ましいのです。それでいて華やかさもあって。普段の日にはジャーナリストらしく「新店を、新しい話題を!」と常に目を皿にして情報収集をしていますが、入稿で立て込んでいる時は気分転換に少し出かけて、ほっとするお店でさっと食べられてそれがおいしければとても幸せです。今まだ引き続き非常事態なのだけど、ひとときランチに出かけました。
12_8622_2932_17日替わりランチ945円。毎日メニューが変って、進々堂のパンのいろいろが食べ放題で、コーヒー付き。お得です。これは●鶏もも肉のキノコクリームソース煮込み ●モロヘイヤのパン、全粒粉のパン ●コーヒー。鶏肉ふっくら、キノコたっぷりのソースも香りよく、おいしかったです。気軽なのにちゃーんとしたお料理をいただけて、ほんと気持ちも温かく幸せになりました。食後パンを買いにパン売り場に行ったら、モロヘイヤのパンは新製品とわかりました。それもまたうれし♪
Chocolat_21日1ショコラ。わたしはショコラっ気がないとダメなので、コーヒーの後にホットチョコレートを注文。ホイップクリームも添えられて、コクある味を楽しめます。
「進々堂 寺町店」についてはこちらへ。日替わりランチのメニューも載っています。





「のぞみ」で京都に行きましょう! 京都にはおいしいパン屋さん、粋なパン屋さんがあまたあります。

2006年11月 12日, dans 京都 パン, 京都 洋食 |