◎テクストや写真の無断での転用・転載・まる写しは 
ご遠慮いただきますようお願い申し上げます。

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2015年4月16日 (木)

■ 第66回 華道京展、大丸ミュージアムで開催中


■ 全国100万人の読者の皆さま、お花大好きなエリーでございます。
大丸京都店6階 大丸ミュージアムで16日から始まった、「第66回 華道京展」を見せていただきました。
Img_5028jpga ■ 34流派が出展、ほんと華やかできれいな世界が広がっていました。洋花をこんなに使っていいのね、色や形的に、こんなにコントラストの強い組み合わせもありなのね、これは絶対に、枝をかなり人為的に形作っただろう・・・日本のいけばなって、厳しそうでいて、結構自由なんだなあと思いながらすごい勢いで全部を拝見。
Img_5016jpga ■ 「未生流笹岡」さんは流花のかきつばたをメインに、家元・笹岡隆甫さんがいけたお花は藤に、「オオバナノエンレイソウ」が合わされていました。鉄線のようだけど、百合の仲間ということでした。隆甫さんはハデハデよりは、楚々としたお花が好きと伺いました。
Img_5025jpga ■ 藤と、オオバナノエンレイソウ。
Img_5026jpga ■ オオバナノエンレイソウは鉄線の仲間のようだけど、百合の仲間ということでした。よく見ると確かに。
Img_5022jpga ■ 21日(火)まで開催されています。
大丸 京都店
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(2015-04-16)

2015年4月 16日, dans 京都 花 |

2015年2月26日 (木)

■ クラブエリー 花の教室 笹岡隆甫さんに習う「華包」


■ 全国100万人の読者の皆さま、クラブエリーを開催したエリーでございます。2月の3つめの講座は花の教室でした。「未生流笹岡笹岡隆甫さんに習う「華包(はなつつみ)」
■ 昨年11月に活動を始められたという「華包」、わたしは12月に展覧会で見せていただき、これこそ(持ち出せる形にすることこそ)和の花に必要なことだと思い続けていたので、ほんと現代に起こるべくして起こった活動、いい流れだと思ったのでした。
その時の投稿、「京都 華包(はなつつみ)研究会の展覧会へ
Img_2553jpga ■ クラブエリー初の花の教室。お花を習うというより、生の笹岡隆甫さんに会いたいという感じで参加してくださった方多数でした(^o^)(^o^) 未生会館2階のお部屋で、まず「華包とは?」のお話から始まります。
Img_2561jpga
Img_2589jpga■ 和紙、型紙、水引など、必要なものがわかりやすく準備されています。
Img_2579jpga ■ ざっと折り方を説明してくださって、
Img_2582 Img_2584 ■ テーブルも回ってチェックしてくださいます。優しい隆甫さんに、もうみんなメロメロ状態なの(^o^)(^o^)
Img_2585 Img_2617 Img_2621 ■ 穴を開けるとか水引をくくりつけるなど要所要所、ちゃんとテーブルでプレゼンしてくださる。
Img_2631jpga ■ できたのがこれ。赤と白、表をどちらにするか、これはちょうどネガとポジみたいに、隣り合った方々が作ったものです。中には、水分を抱え込んで、それでいて流れ出さない魔法のようなテクスチャーのものを詰めた筒が仕込まれており、そこに花を挿すわけですね。
Img_2633jpga ■ 花が配られ、
Img_2635jpga ■ 折った包みの中に花を挿します。
Img_2652jpga ■ 「華包」の完成形です。持ち運べるのでブーケのように贈呈したり、後にはひっかける輪っかをつけてあるので壁にかけたりもできます。横に寝かせても水が漏れてくることもありません。画期的です\(^o^)/\(^o^)/
■ で、ここから後半。お茶とお菓子の時間になるのですが、その準備の間に、隆甫さんに一緒に写真写ってくださいというお願い殺到・・・(^o^)(^o^) 撮影会となってしまったんだけど、ひとりずつ写ってくださいました。隆甫さんに本当に感謝です。<(_ _)><(_ _)>
Img_2649 Img_2650 Img_2676 ■ こんなに皆さん喜んでくださってよかったーー! とめちゃくちゃうれしかったです。テンション激上がり\(^o^)/\(^o^)/
Img_2655jpga ■ そして、プロも習いに来てくださいましたー! 小西あつ子さん、NHK文化センターで知り合ってもう長い、ラッピングと折形の先生です。さすがに折り方がびしびしと決まって、きれいな仕上がりでした。ラッピング アソシエート
■ さてお茶とお菓子・・・「お菓子、どうしましょう?ご希望あればどうぞ<(_ _)>」と事前に隆甫さんに伺ったところ、間髪入れずに「タルトタタン」というお答え。わかりやすい\(^o^)/\(^o^)/ そこで、候補はいくつかあり、すべて申し分なくおいしかったのですが、今回は、
4t8a6793jpga ■ 「リンデンバーム」さんのタルトタタンを用意しました。
Img_2135jpga ■ そしてもう1種類、選択できるようにアップルパイ「紅玉の森」@イノダコーヒの「ケテル」さん。
■ お茶は先日のすさまじいフランス旅行(笑)の最後、パリで買ってきたマリアージュ・フレールの、アールグレイ フレンチブルー(これないとわたし死ぬ)と、マルコポーロの、緑茶ヴァージョン。今回のお茶会をイメージして買ってきたのです。わたしの講座においてよい点は、お話や勉強がメインの会だとしても、最後に必ずお菓子を食べられるということですね\(^o^)/\(^o^)/
Img_2667jpga ■ お菓子を食べながらこんな感じでお話いろいろ・・・
Img_2663_2 ■ わたしがお話を聞きだしたり、ツッコミを入れたりします。
(自分の写真はものすごく小さく載せておきます。)
隆甫さんは頭よくてきれいで、ほんと感じのいい人です。話しても屈託なくておもしろい! みんなに愛されることがよくわかります。「満月の、欠けたることのなしと思へば」状態の、稀有な方だと思います。

Img_2691 ■ お稽古場を後にして、お座敷のお花を見せていただきました。
Img_2689 ■ 松に椿。花器もシンプルで、そぎ落とした美とはこういうものと感じ入りました。
笹岡隆甫さんに御礼申し上げます。参加者の皆さんにも感謝いたします。
未生流笹岡
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■ 今日の本は・・・
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今回はサインを入れていただいた紙の本をおみやげにしたのですが、
Kindle版も出ています。
いけばな 知性で愛でる日本の美 笹岡隆甫 新潮新書
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(2015-02-26)

2015年2月 26日, dans 京都 花●クラブエリー |

2014年12月18日 (木)

■ 京都 華包(はなつつみ)研究会の展覧会へ


■ 全国100万人の読者の皆さま、お花大好きなエリーでございます。
「京都 華包(はなつつみ)研究会」の展覧会に伺いました。和花を和紙で包む文化「華包」が、すでに文政期(1780年代)、遠州流華道「正風切紙口傳書」には記されていたのです。それを京都の若手家元、次期家元が集って現代に蘇らせようという試みです。つい先月発足したそうな。わたしも長いこと、和花とそのアレンジメント(いけばな)は、固定して展示されるだけでなく、簡単に持って運べて気軽に贈り合えるようにならないとこの先の発展はないと思い続けていたので、こういう形で和の花贈りが習慣になったら本当にすてきだと思います。
Img_6972jpga■ 「未生流笹岡」の笹岡隆甫さんはこの研究会のメンバーのひとり。お正月をテーマに3点出品されていました。
Img_6982jpga ■ これが遠州流の本で・・・
Img_6980jpga ■ ぶ厚い本です。パラパラパラ・・・
Img_6979jpga ■ こんな感じで、お花に合わせた折り方が描かれているのです。
Img_6976jpga Img_6977jpga Img_6978jpga ■ 以上3点、笹岡隆甫さんの作品です。
Img_6987jpga ■ ユネスコの無形文化遺産に登録された和紙。華包研究会においては、「襲(かさね)」の色目を楽しみながら、そこに花や枝を合わせて、飾ったり贈ったりできるわけですね。
0 ■ 「華包展」は北山通の「進々堂」さん西隣の会場で21日まで開催されています。
遠州華包研究会
10 ■ おまけ。隆甫さん偉いです。京都市の条例にのっとって、「乾杯は日本酒で~♪」
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■ 今日も本の・・・
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わたしは紙の本で読みましたが、Kindle版も出ていました♪
すばらしい\(^o^)/\(^o^)/
いけばな 知性で愛でる日本の美 笹岡隆甫 新潮新書
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(2014-12-18)

2014年12月 18日, dans 京都 花京都 イヴェント |

2014年7月22日 (火)

■ 涼しいアレンジメント@「フローリストショップ プーゼ」


■ 全国100万人の読者の皆さま、お花大好きなエリーでございます。美しいものはよいです。つとめてきれいなものを身辺に置きたい、いつも見ていたいと思います。いいものは目に染みこむからね♪
■ いつも花の写真をサイトのトップに貼り付けています。時々ひっそりと替わっているわけですが、今日はちょっといつもと違うのでひっそり貼り付けるだけではもったいない。騒ぎたい\(^o^)/\(^o^)/ 

涼しい色合いのアレンジメント
と注文したら、本当にこんなに清涼感のあるものができてきたのです。
■ 作ってくれたのはいつもの美奈ちゃん=浦沢美奈さん@「フローリストショップ プーゼ」です。ある大好きな人の誕生日に、その人の好きな色は明確にあるんだけど、でもこのあづい日々に見るだけで涼しくなるようなお花を贈りたかった~。
1 ■ 店頭で自然光(夕方)で撮ったものです。
2 ■ 別アングル。
3 ■ いったん持ち帰って、ストロボライティングをして撮ったもの。薄いグリーンのバック紙を敷いています。4800Kくらいで撮ってます。(太陽光より少し青白め。)Kって、ケッヘルと違うの、ケルビンというのよー(^o^)(^o^)
■ 白い、ふわふわの花弁で大ぶりなのはトルコききょうです。いつもちょっと野菜ぽいなあと思っているトルコききょうが(花野菜に見える)、こんなにきれいに見えるなんてー! バラ並みのゴージャスさをかもし出しています。
フローリストショップ プーゼ
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■ 今日も本のコーナー♪
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■ 美奈ちゃんの本です。すっごくきれいです。
はなのいろ浦沢美奈 光村推古書院
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(2014-07-22)

2014年7月 22日, dans 京都 花 |

2014年5月12日 (月)

■ 大田神社のかきつばた/名作・抹茶ホットケーキ


1_2 ■ 全国100万人の読者の皆さま、お花大好きエリーでございます。

2 ■ 昨日11日の午前中に大田神社のかきつばたを見て来ました。ジャスト見頃 (まだつぼみも見えていましたので満開のわずか手前くらい)で、実に美しかったです。見に行けてよかったー!
3 ■ その後の甘味に、街なかに戻って「うめぞの」さんへ~♪ こちらもジャストに焼けた抹茶のホットケーキをいただいて、しみじみ幸せ~と思いました。
4 ■ わたしの電子書籍 を買ってくださった方!! ありがとうございます!! うれしかったです\(^o^)/\(^o^)/
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(2014-05-12)
JEUGIA講座 日程変更して6月スタートです♪

2014年5月 12日, dans 京都 花京都 和甘味 |

2014年4月10日 (木)

■ 妙心寺の退蔵院 紅しだれ桜


0 ■ 昨日の記事の最後に書いた通り・・・まだ見たい桜があったのです。もうどーしても見に行きたい、見ないとしぬ~と思いつめて、妙心寺の退蔵院さんへ。
1 ■ 見事な紅しだれ桜・・・昨年の記録はこれです。夜桜きれい、でも日中の桜もきれい。夜が幻想的でしびれたのに対して、昼は夢のようで心が浮き立ちました。
2 ■ これから開くつぼみもまだまだこんな風にありましたから、大丈夫、もうしばらく楽しめます。
4 ■ 妙心寺 退蔵院
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(2014-04-10)

2014年4月 10日, dans 京都 花 |

2014年4月 8日 (火)

■ 祇園の桜、毎年の桜


■ 桜は一斉に咲いて景色を一気に劇的に春にするのがすごいのだけど、見頃はごく短く、はらはらと散ってしまってあまりにはかない。だからこそ、こんなに全国民的に盛り上がるんですね~(T_T)(T_T)
毎年のことながら、
世の中に 絶えて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし」(在原業平)
です。先週祇園で見た桜です。
1_4 ■ 「かにかくに」の前あたりの枝垂れ桜。
2 ■ 川端と縄手を結ぶ道。圧倒的にきれい。
3 ■ 和食店に、
4 ■ 番猫がいたぞー。顔がコワい。なでても逃げないかわりに大した反応も愛想もない。(^o^)(^o^) ただもうどっかんとここにいる。
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■ 先日来、しのちゃん@「ギャラリーグレース」がアップしている記事がおもしろくておもしろくて(以下3記事です)、わたしも真似して同じのを狙ってみました。外国人の花嫁撮影! 明らかに日本人ではないの。韓国語が聞こえたりします。
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「ギャラリーグレース」桜記事3つ
●4月1日
●4月5日
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5 ■ 新橋通にいましたー!
6 ■ 川端も満開前の状態で強烈にきれい。きれい、きれいと思いつつ三条通の方へ向かって上がっていると・・・
7 ■ ここにもいましたー(^o^)(^o^)  これから撮影というところ・・・言語は韓国語でした。
しのちゃんが撮ったみたいな、車止めにお立ち台代わりに上がってるとか電話ボックスを背景に使うとか、そういうきついのには巡りあえなかったけれど、そうか本当に撮影やってるんだーと確認できてよかった(^o^)(^o^)
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10 ■ ちょっと曇天でしたが、これは毎年必ずここから見る、木屋町通二条下ルの、「一之舟入」の桜。
11 ■ 夜ヴァージョン。なんかわたしめったやたらここが好きで、毎年必ず来ていると思います。
桜でヴィジュアル的には春になったけれど、朝晩(日によっては日中も)まだまださぶいです。
和でも洋でも、煮込みもんを食べたかったりします。
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(2014-04-08)

2014年4月 8日, dans 京都 花★あれこれ話 2014~ |

2014年4月 3日 (木)

■ 桜、桜!そして 新刊のお知らせ


1_3 ■ お昼、「祇園ミクニ」さんでNHK講座のお昼をいたしました。その帰り道の、川端通です。きれいでしたー(T_T)(T_T) 
3_2 ■ あんなにさぶかったのに、ちゃんと季節は巡って春になったのです\(^o^)/\(^o^)/
2_3 ■ まだまだつぼみが多かったから、あと1週間は楽しめますね。桜の開花と共に、景色も気分も一気に春になります。日本は美しい~ 京都すばらしい~ と思います。
まずは機嫌よく日々を過ごせて、こんなきれいなものを眺めることができて、ありがたいなーとも思います。
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0 ■ そしてお知らせ。わたしの新刊は電子書籍です。文藝春秋の、文春 e-Booksというのです。この時季に出るつもりで撮った表紙写真です。(正確には3月末発刊予定でした。)
■ 表紙は「月ヶ瀬」さんの季節限定の桜あんみつ。なぜか発行が少し遅れて、再来週くらいに発売だそうです。
■ 京都の、出かけていって食べる甘味の本です。初め、手持ちの写真で組んで作る、みたいに始まったのですが、結局それでは気が済まず、ストック写真も使いながら、しかし大半を撮り下ろしました。昨年の紙の甘味本に入っていない新店も入れたかったし。
■ 昨年秋に入稿したんで、なんだかもう前世紀の記憶みたいな感じですが、一生懸命やりましたー! 発売したら改めてまたお知らせします。
■ わたしは今この桜の季節にこの表紙をアップしたかったのです。
実際発売される時は、また僅か少しデザイン変わっています。それからタイトルが、「30店」ではなく「30軒」となっていると思います。ここ数年、店舗の数え方に「30店」は珍しくなくなりましたが、やはり1軒2軒が正しいだろうと思えてしょうがなくて。

■ 4月3週目の発売みたいです。(追記:4月18日発売です!
主要販売電子書店は、もちろん大好きキンドルをはじめ、いろいろあるみたいです。
文春 e-Books
京都美味案内 おいしい! 京都のできたて甘味 厳選30軒
Kindleストア、iBooks Store、楽天kobo、Reader Store、紀伊國屋書店Kinoppy、BookLive!、honto、GALAPAGOS STORE他、電子書籍を販売している主要書店
また告知いたします。
皆さまどうぞよろしくお願いいたします。<(_ _)><(_ _)><(_ _)>
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(2014-04-03)

2014年4月 3日, dans 京都 花■ 文春電子書籍「京都のできたて甘味」 |

2014年3月15日 (土)

■ 春のミニブーケ ラナンキュラスやクリスマスローズで


1_2 ■ 料理の写真が溢れていますが、今日はちょっと箸休めで春の花特集です。ある方の誕生日祝いのお菓子に添えたミニブーケ。早春の風情で、アンティーク調の大人らしい色合いでとお願いして美奈ちゃん@フローリストショップ プーゼに作ってもらいました。こんなにかわいくてきれい。

11 ■ この日のプーゼさん・・・ピンクの春そのものの花が満載状態でした。
12 ■ ブーケにも入っているラナンキュラスは、モノトーンではなく霜降り状のもの。優雅です。珍しいんだそうです。確かにわたしもこれ初めてです。
13 ■ こちらはクリスマスローズ、八重咲きでこちらも珍しいのだそうです。確かに。
14 ■ この華やかなバラ!と思うのですが、これもラナンキュラス。薄い柔らかい花弁が、何重にも重なって、ふわふわふわとしていて、夢のようです。
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101 ■ ミニブーケ喜んでいただけたみたい\(^o^)/\(^o^)/ 夜になって届いたメールに添付されていたこの画像・・・わお、お花を見ながら描いてくださったわけ? と驚いたのだけど、i Phoneにある、水彩画アプリだそうで。一瞬で水彩画風にしてくださるわけです。ひえー。
1_3 ■ もう一度、はじめの元画像です。わたしもフォトショップ持っているんだから、「水彩画風」をやってみましょう♪
201 ■ ぎあああー\(゜o゜)/\(゜o゜)/ フォトショップの標準画面で、「水彩画加工」を選択したら、こんなコワい画像になっちゃったよー(T_T)(T_T)
202 ■ これは・・・これも欲しかったイメージと違うなあ。迷彩柄というか、タオル生地みたいだなああ。(-_-;)(-_-;)
203 ■ こちら磨りガラス風・・・あるいは油彩風・・・
204
■ これでちょっと水彩画風かなー(^o^)(^o^)
■ しばし花画像で遊びました♪♪ 花が好きで好きでしょうがないです。花の写真だけ撮って人生過ごせたら~~♪ などと夢見たりしますが、いややっぱりすぐにお腹すいて、旨いもん食べたくなるだろう~。
頑張って、料理写真をアップしていきます・・・<(_ _)><(_ _)>
フローリストショップ プーゼ
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(2014-03-15)

2014年3月 15日, dans 京都 花 |

2013年12月13日 (金)

■ 新たに赤いバラ


0 ■ 赤バラシリーズで、最近いただいたアレンジメントです。バラの花、実ものと絶妙な組み合わせです。品種的にもものすごく好き。完璧のぺき子ちゃんなアレンジメント。
贈ってくださった方に感謝<(_ _)><(_ _)>

2 ■ こちらはブーケの形で、赤バラとカーネーション。わたしが赤いバラが好きって、みんなよく覚えていてくださってありがとうー\(^o^)/\(^o^)/ 
御礼たくさんです<(_ _)><(_ _)>
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(2013-12-13)

2013年12月 13日, dans 京都 花 |

2013年7月 6日 (土)

■ 「はなのいろ」 浦沢美奈さんの新刊\(^o^)/\(^o^)/


1 ■ またしても、すごくきれいな本です。発売されたばかりのはなのいろ(光村推古書院)です。みなちゃん=浦沢美奈さん@「フローリストショップ プーゼ」の、手に持つだけで、ぱーっと幸せになるようなお花みっちり、彩りあふれる本です。

3 2 ■ 出版記念写真展が寺町通四条上ルの「GALLERY 9」で開催されていて、閉廊間際のところを駆け込んで見せていただきました。すごくきれい。お花のアレンジメントもきれいだし写真もうっとりきれい~~(T_T)(T_T) この卓越したセンスのよさ、フランス料理でも同様に思ったことだけど、パリに憧れてパリを見本とせっせとがんばり続けて、今やパリでもこれほどのお店はないというところまで到達したのだなあと思いました。パリでお花屋さんたくさん見ましたが、そんなに感動するようなお店はなかったのです・・・かつて通い詰めたお店は様変わりしていたし。(-_-;)(-_-;) でもでも、「日本に、京都に美奈ちゃんがいるんだああ\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/」と思って、本当にうれしい気持ちで見せてもらった写真展でした。
■ この展覧会は明日7日(日曜)までです。明日は最終日で、11:00~18:00。
皆さんぜひー!!
はなのいろ
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(2013-07-06)

2013年7月 6日, dans 京都 花 |

2013年4月27日 (土)

■ 長岡天満宮で霧島つつじ/洛中あちこち/仰天の一角獣


Img_2290 ■ 花粉症がぶり返したのか風邪なんかもわからず、久しぶりにどうなったのか? というほど体調激悪だった2,3日を乗り越えて復活、予定通り長岡天満宮へ。マッカな霧島つつじが夢のようにきれいでした。

Img_2296■ 霧島つつじで埋め尽くされたマッカなトンネルを歩きました。両側がこんな風に霧島つつじの壁状態なのです。理想的な色の世界。日本中のあらゆるつつじは、この霧島つつじを見習うべしと思う。今後白やピンクのつつじは禁止したいww 
Img_2305 ■ 長岡京市のあるお姉さまの企画で、東京からいらしたお客さまも共に筍尽くしコース@「錦水亭」。実はわたしはこちらで筍コースをいただくのは初めてでした。(昔、四条烏丸の地下に支店があった頃に行ってみただけ。)藤も咲き始めて香り立っていました。
Img_2313 ■ 一軒一軒、離れのお座敷が連なっていて、こんな風なアプローチなのです。いたるところ霧島つつじで彩られて、燃え立つような色合いでした。
筍コースのご紹介は次の記事で<(_ _)>
10名以上の宴席でした。すごく楽しかった・・・皆さまに感謝<(_ _)> 本当につつじ満開のジャストタイミングでセッティングされてすばらしい食事でした。感謝たくさんです。
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■ 週半ばに出かけたところ・・・3度目の訪問の「ラ ファミーユ モリナガ」さん、わたし激はまりにはまりました。食感、温度、食材の組み合わせ、塩加減、色、味、すべてがばしっと来る。味と料理は好きだけど器がどうしても趣味に合わんとか、そういうこともありません。コースの内容は改めて<(_ _)>
■ そして絶対安心、帰り着くところは・・・という感じで「祇園にしむら」さん。2階お座敷で3名で。コースの内容は改めて<(_ _)>
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1 ■ あちこち巡る日々の中、本当によく遭遇する四つ葉タクシー、写真撮れたらラッキーです。このごろいちばんよく見るのが「1497」。ヨドバシカメラ前、烏丸通で。\(^o^)/\(^o^)/ (このところ、見つけても写真撮る間がないパターンが多かった。。)
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Cluny ■ 仰天ショックだったのがこれです。6月に行くパリで、どこよりまず、ルーヴルより先にクリュニー中世美術館に行って、これに再会だー!と思っていたのに、パリに行くわたしより先に東京に来ていると知って仰天しました。「芸術新潮」見て、ぎあああと。国立新美術館で4月24日(水)~7月25日(月)だって。こんなことってあるのか。(-_-;)(-_-;)
■ ではこれ見るためには、東京へ行くかな。でも次、オーザカ(=大阪)に来るともありますね。その間フランスでは工事中ね。
(以下、クリュニー中世美術館のHPから引用)
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Projet «Dame à la licorne»
Le musée prend soin de ses collections
La salle de la Dame à la Licorne fait peau neuve: à partir d’avril 2013 débutent au musée
de Cluny des travaux destinés à offrir un nouvel écrin à la célèbre tenture.
Second volet d’une importante opération de conservation-restauration entreprise en
2012, cette rénovation donne lieu, pendant sa durée, à une exposition «hors les murs» au
National Art Center de Tokyo, puis au National Museum of Art d’Osaka. Les tapisseries
seront visibles à la fin de l’année 2013 dans leur nouvelle présentation, conçue pour en
favoriser la préservation et l’appréciation.
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(2013-04-27)

2013年4月 27日, dans 京都 花★あれこれ話 2013~ |

2013年4月13日 (土)

■ 浦沢美奈さんトークショー@大垣書店四条店


1_3 ■ 先日出た美奈ちゃん=浦沢美奈さん@「フローリストショップ プーゼ」の新刊「ハーモニー」(マリア書房)のためのトークイヴェントが大垣書店の四条店でありました。入り口入ったところにこんな感じで本がたっぷり詰まれていましたー!(わたしもプレゼント用に多いめに購入・・・)
2_2 ■ こんな感じでたくさん写真見せてくだって、ほんとーによかった、本当に充実していました。お花大好きなら間違いなく勉強になって、楽しい話ばかり・・・熱中して聴きました。ノートびっしり4ページ分記録しました。以下、一部です。
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●コッツウオルズと南仏プロヴァンスの花を巡る旅の話。
●ロンドンのフローリストに習った話・・・すごくたくさん作ってくださった。
●この人が、サルのように動いてすごい勢いでアレンジメントをする。大きなアレンジメントをあっという間に作って、自分と同じだと思ったという話。
●しかしこの人がすごい読書家、勉強家であるという話。「流行があるから、わたしたち止まったら終わりよね」と話し合ったということ。
●ニースの市場のお姉さんにブーケを作ってもらった話。カメラに取り囲まれて(=美奈ちゃんの生徒さんたちの撮影に囲まれて)お姉さんは驚いた。
●それはバラとミントの組み合わせのブーケですごく香りがよかった。
●けれど美奈ちゃんは帰ってから組み直してホテルの窓辺で撮影。。(その方がやっぱりずっときれいだったので笑えました(^o^)(^o^))
●ホテルでの撮影は、窓の向こうの風景も違うので、バックがいい風情となる。
●6月のフランスは夜10時くらいまで明るいので歩くにも撮影にもいい。6月のフランスが一番好き。(同じ同じ、わたしも今年6月に行きます!!)
●表紙デザインは「マーブル」さんにお願いして、まさかと思う写真セレクション。
さーっと通リ過ぎるはずの花の写真が表紙になって、まさか、さすが、という感じ
●道で、スペースがわずかでも、日本でも花で玄関口を飾って美しくできるはず。夷川通のアトリエプーゼで頑張る美奈ちゃん。(写真プレゼンあり!)
●ごみ箱から拾ったあじさいのひと枝からわんさかあじさいの花が咲くようになった。
●2000円で買ってきたもっこうバラの苗からおびただしいバラが咲くようになった・・・以上も写真プレゼンあり、すごくいい話♪
●花をあげて幸せになったおばあちゃんの話、プロポーズでブーケをもらってその幸せを語った人の話。 (しかしね、優美で洗練された「プーゼ」の花をもらったからそこまでうれしかったんだと思います、わたしは。(^o^)(^o^) 花ったって、いろいろあるもんー(^o^)(^o^))
●花は「ありがとう」の気持ちが一緒に行くからいい。
●他にもリル・シュル・ラ・ソルグのブロカント充実でアンティークが山盛りあってたまらん話(美奈ちゃんは60歳になったらここに1ヶ月住みたい)。
●南仏でバスの運転手さんに連れて行ってもらった予定外の美しいところの数々・・・自分はもう死んで、天国にいるのか?と思ったくらいきれいだったという景観の話。
3_2 ■ たとえばマルシェで、イヴピアジェ(濃いピンクのバラ)が、イヴピアジェと表記されることもなく、お値段も安いー!という話。わたしもフランス行きが強烈楽しみになってきました。お花たくさん買うだろうなあ♪\(^o^)/\(^o^)/
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4HARMONIEハーモニー 
マリア書房 A5定版 112ページ 1575円
ISBN-13:978-4895112321
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(2013-04-13)

2013年4月 13日, dans 京都 花 |

2013年4月 5日 (金)

■ 妙心寺・退蔵院の桜


1 ■ 濃い濃い毎日で、アップしたい写真が山盛りあるのですが、やっぱり桜のアップを急ぎます。咲いている間に。
夜遅くに見せていただき、感動深かった妙心寺・退蔵院の桜です。2013年JR東海の春のキャンペーンの桜がこれです。ほぼ満開。週末お天気がくずれるそうですが、そうひどく吹き散らさないでーと祈るばかりです。夢のようと思いました。
2 ■ 枝垂れ桜の、内側まで入れるのがすごいです。この世のものかー?と思うほどきれいでした。
3 ■ 手入れのよいお庭でひときわ桜の美しさが映えます。
4 ■ 実はまだつぼみもあって、ひどい風雨さえなければ、まだ4,5日は十分楽しめるのではないでしょうか。
わたしはポーラパパ、医学博士Mと共に伺いました。あけ~み=小山明美、「のぞみ」の藤田功博さんなどとも会えた夜でした。
■ 退蔵院の副住職の松山大耕さんに感謝いたします。<(_ _)><(_ _)>
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(2013-04-05)

2013年4月 5日, dans 京都 花京都 社寺 |

2013年3月29日 (金)

■ 未生流笹岡さん@ 「華道京展」


3_2 ■ こちらもイヴェント記録で、大丸ミュージアムで開かれている第64回「華道京展」に伺いました。
1_2 ■ 未生流笹岡さんのところで、家元・笹岡隆甫さんとその作品です。いつも感じのいい隆甫さん。華道人口は以前に較べて減っているというのに、隆甫さんの教室には生徒さんが殺到するというのもよくわかります。
いけこみをした2日前、全くつぼみの状態だった桜が、その後どんどん咲いて、いけばなとしてはもう咲き過ぎくらいですって。
2_2 ■ 未生流笹岡さん流派のコーナーです。中央にはもちろん流花のかきつばた。
いけばなは抑えた美だなあと改めて思います。切ったり落としたり、引いて引いた後の簡素な美。足して掛け合わせて豪華にしていくアレンジメントとは逆の美です。自然の風情を生かしながらそぎ落として作り込んだ枯山水も美だし、ヴェルサイユ宮殿の、どこまでも人の意志を強く感じさせる幾何学的な庭園も美ということを思いました。いやいや、枯山水だって人の強い意志が作ったものです、表現の仕方が違うだけで。
いずれにしても、美しさを目指すっていいことだと思います。
美しさだけでなく、おいしさでも、心地よさでも、操作性のよさでも、どんなジャンルでも同じです。
よきもの、みんなが幸せになるものに向けて、前に進むということは無条件でいいことだと思います。
それぞれができるレヴェルは、その人の器によって違うわけだけど。
・・・なんてことを考えました。いいものを見ると、自分もできる最大限をやろう、やらねばならん!! と思います。
華道展を見せていただいて、とても感謝しました。<(_ _)><(_ _)>
「華道京展」は4月2日まで大丸京都店6階の大丸ミュージアムで開催されています。
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(2013-03-29)

2013年3月 29日, dans 京都 花 |

2013年3月25日 (月)

■ 春の花と、なごりの冬のビストロ料理@寺町二条あたり


1 ■ ランダムに寺町二条界隈の話です。フローリストショップ プーゼで春の花祭り。春らしいお花が溢れていて、
2 ■ 小さなブーケが店頭でいくつか、すぐ持ち帰れる状態で作られていました。色鮮やかで、センスのいいこと。
3 ■ 浦沢美奈さんがもうすぐ新刊を出されます! マリア書房・1575円。すごーく楽しみです。
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4 ■ これはいただきものなのですが、「松彌」さんのきんとん、春仕様です。日差しの明るさより肌に当たる風の暖かさより早く、花屋さんやお菓子屋さんが季節を教えてくれるといつも思います。
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5 ■ 同じ時期に、これは冬のなごりのビストロ料理@ブションさん。先日どーしてもの思いでグラティネをひとりで食べに出かけたわたし、気は済んだものの同時にひとりでは種類が食べられず残念でしょうがなかったのです。(ほんといじましい(-_-;)(-_-;))。今回は若人に一緒に来てもらって、心残りだったものをいただきました。ムニュ=定食が、前菜+メイン+デセールで2500円。なんて良心的。ペリエをまず飲み、赤ワインをグラスに1杯いただいて、しばしうっとりしかしがっつりと楽しみました。わかりやすいビストロ料理、ほんとーーーにおいしいです。
■ 前菜 サーモンのサラダ
6 ■ 前菜 自家製ソーセージとレンズ豆
7 ■ メイン 鴨のコンフィ
8 ■ メイン カスレ
9 ■ デセール クレームカラメル
10 ■ デセール ムース・オ・ショコラ
■ 京都で理想的なビストロのひとつです。ショコラのムースも、濃くてひたすらショコラでわたしほんとーーに好き。感涙うるうる、実においしかったです。(T_T)(T_T)
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(2013-03-25)

2013年3月 25日, dans 京都 花京都 和菓子京都 フレンチ 2013~ |

2012年7月 9日 (月)

■ 炭火焼の「なかむら」 肉も野菜もおいしかった!


■ 祇園の炭火焼の「なかむら」さんで4名で会食いたしました。楽しかった、おいしかった\(^o^)/\(^o^)/ 7月7日で1周年ということで、おめでとうございます<(_ _)><(_ _)>
■ お店についての説明は昨年の記事にあります。は下に写真があります。
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●鶏むね肉3種の前菜
ヅケにした鶏肉とゴーヤのからし和え/蒸し鶏白ねぎソース、ベリー菜/昆布〆の鶏刺し、龍のひげと
●賀茂茄子煮びたし いんげん、万願寺とうがらしと 

●地鶏レバーパテ、バゲットと
●夏野菜の和えそば(全粒粉の麺) 

●野菜 炭火焼 盛り合わせ 

●地鶏 炭火焼き 熊本の天草大王 もも肉と手羽元
●牛肉 炭火焼き 宮崎の尾崎牛
●ビーフン入り鶏スープ
●ご飯 焼き海苔、塩と金山寺味噌ときゅうり漬物 
 
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■ 地鶏や牛肉も間違いなく美味ですが、このお店でわたしがとりわけうれしいのは野菜が種類多くいただけることです。コース中で手を変え品を変え、野菜を出してきてくださいます。どのお皿も、野菜のおいしさがはじけているという感じがしました。おいしかった♪ 
1_2●賀茂茄子煮浸し いんげん、万願寺とうがらしと

2_2●夏野菜の和えそば(全粒粉の麺)
トマトも4種類、野菜いろいろ。塩麹も使っていま風。
3●野菜 炭火焼 盛り合わせ
ズッキーニ4種類、モロッコいんげん、坊ちゃんかぼちゃ、じゃがいもは紫芋とノーザンルビー、ハルミ(チーズ)
4■ そして、最後のご飯がまた格別においしいです。4800円でこれだけのコース、本当に価値があると思いました。改めて友人にも盛大に推薦することにします!
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「日本酒とワインと炭火焼 なかむら」
電話 075-531-5865
京都市東山区縄手通新橋下ル西側(弁財天町13-1)
(コンビニまん前の祇園ホワイトビル2階)
18:00~翌1:30には火を落とすそうです。
でも23:00くらいに売り切れ終いのこともあるそうです。
月曜休み
カウンター6席、奥に小部屋4席くらい 22:00までは絶対禁煙
2011年7月7日開店

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(2012-07-09)

2012年7月 9日, dans 京都 花京都 野菜 |

2012年4月21日 (土)

■ 「プーゼ」トークイヴェント@大垣書店四条店


1■ これです、「花の楽しみ方ブック」、フローリストショップ プーゼ浦沢美奈さんの、2月に出て大人気の、本当にきれいな本です。ここに詳細あります。この本にちなんだイヴェントが大垣書店さんの四条店で開催されましたー\0/\0/
2■ ほらこうよ♪ 写真を見せながらのお話ということで、激しく期待して伺ったのです。
3■ これよ♪♪ 「予約少ないー」とか美奈ちゃん言うから、わたしも一瞬本気にして、「烏丸通に出て呼び込みしよか?」と思ったのだけど、時間になったら満席でわんわん、立ち見まで出る人気でしたー。やっぱりねー♪
4■ はじまったー♪
5■ 美奈ちゃんはお話もわかりやすい。服はいつもコム・デ・ギャルソンです。
6■ まずはアトリエ・プーゼのある夷川緑化計画の話。外はいきなり道、の状態でもやればバラが咲き乱れる環境を作れるという実例。
7■ 実際に咲いたバラでこんな写真・・・きれい。(T_T)(T_T) スプレーバラがびっしり咲くのです。
8■ これはフランスのバラの村。土がないのは同じ、やればできるという話。
9■ おばさまに贈ったピンクのバラのアレンジメント。入院なさっていたのに、すぐにお元気になられたと。これは本の26ページに出ています。
10■ 美奈ちゃんは花の神さまに愛された人です。20代の初め、洋書の中でフランスの花のアレンジメントを見て、これだー! と思い、そこからすべては始まったという話もありました。買い集めて一生懸命ブーケを作るも、グラデーションでバラの色を揃えることができないから、結局自分で花屋をやることになったのだと。12■ 本もプレゼンしながらのお話。撮影も全部自分でしている。アトリエと自宅の、午前中の自然光で撮っているということで、これは激しくうらやましいです~。
13■ お話の後は、サイン会。
14■ ファンの方と一緒に写真撮影にも応じます。
15■ NHK京都放送局の古澤のぞみさん(右)は収録のためにいらしていました。放送日は4月25日(水)、NHK京都 「京いちにち」コーナー「京これ!」 18:10~19:00の中のどこか ということです。みんなで見ましょうー♪
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(2012-04-21)

2012年4月 21日, dans 京都 花京都 イヴェント |

2012年4月12日 (木)

■ 木屋町通、一之舟入の桜 昼編


1_2一昨日10日付で、夜の一之舟入の桜をアップしましたが、同じ場所で、お昼編です。銀閣寺方面まで出かけた帰り道です。必ずここに寄ると決めていました。風で時々はらはら散って、あーもったいないと思うけれど、散る風情も美しい~。
2■ 反対側から見たところです。写真撮る人多数でした。ここの、この桜が好きな人がやっぱり多いんだな。
3■ これは白川沿いです。銀閣寺方面から下がってきて、白川通の浄土寺下がったあたりから西方向に細い道に入ってみたら、こんな桜並木だったのです。ここを走りぬけたのです。ぱーっと晴れて、びっしりと桜が続き、夢みたいにきれいでした。気持ちよかったわー♪
■ 仕事のおかげで外に出られて感謝。たてこもって仕事しないといけない、結構絶体絶命状態なのだけど、朝日カルチャーセンター講座をしに「草喰なかひがし」さんへ伺いました。行きがけは冷泉通を経由、帰りは哲学の道までしばし行ってみたりして、桜の道を選んで選んで走りました。岡崎一帯も見事でした。
■ 桜がいいなあと心から思えるようになったのはそんなに昔のことではないのです。色が薄いし、はかなげだし、あれ全部マッカならどんなにいいか、とずーっと思っていました。でも今年なんて、咲いているのを見るだけで、ありがたいと思います。ほっといても季節が巡ることがすごいと思うし、健康で桜を見ることができて、きれいと思える心の余裕がわずかでもあってうれしい。あんまり頑張ったりしないで、普通に毎日を送れたらいいんだー! なんて花を見て思ったりもします。まあすぐにメラメラしちゃうんだけど。
■ こんな美しい日に、祇園ではとんでもない事故で・・・亡くなった方々のご冥福をお祈りします。怪我された方々の早いご回復と。せっかく京都に来てくださった方々に、あまりにもひどいことです。何とも痛ましく、つらいです。<(_ _)><(_ _)>
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(2012-04-12)

2012年4月 12日, dans 京都 花 |

2012年4月10日 (火)

■ 木屋町通、一之舟入の桜


Photo■ 毎年見事に4月10日前後にここの桜の写真をアップしています。盛大に花見に出かけたりはまだできないのだけど、外に出たついでに、これだけは見たくてぐるりと回ってきました。木屋町通二条下ルの一之舟入の桜です。ここは、季節を問わず好きな場所です。冬はあんなに寒かったのに、毎年ちゃんと咲くというのがすごいと思う。今年も圧倒的にきれいに咲いて目を喜ばせてくれて、ありがとうありがとう。無条件降伏のきれいさよ~。
■ 明日はお天気くずれるらしいけれど、あんまり風雨がひどくないように祈ります。もともとはかないものなんだから、お天気よ、目茶苦茶なことせず、ちゃんと加減をして、もたせてあげてねと思います。
■ わたしは明日最後の撮影(物撮り)。そして原稿あと少し!!
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(2012-04-10)

2012年4月 10日, dans 京都 花 |

■ SOU・SOUの枝垂れ桜


1_2SOU・SOU通りはこの春から桜並木となっていて、生憎の曇天だけど、でもきれい。
2_2■ SOU・SOU広場は満開の桜で見事な美しさでしたー\0/\0/
わたしは4月のお菓子をまだいただいていないです。出直しますー!
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(2012-04-10)

2012年4月 10日, dans 京都 花 |

2012年4月 1日 (日)

■ ラウンドアレンジメント/クロード・ソーテの映画DVD


1_2 ■ トップ画像にもしたバラは、美奈ちゃん@フローリストショップ プーゼが作ってくれた丸いアレンジメントで、まん中にレゼルヴ、まわりにいつもの真っ赤という、実にきれいなものでした。これはお見舞い用に作ってもらったのだけど、差し上げるものだというのに、持って行く前にわたしがうっとり。これは真上から撮ったものです。花でも料理でも真上ってわたしほとんど撮らないけれど、でもこれは撮っておかねばーと思って。
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2_2■ このDVDをわたしやっと入手したのです。(日本語版で。)Claude SautetのNelly et Monsieur Arnaud、日本語タイトルが「とまどい」。(なんか違うと思うけれど。)これわたしがパリにいた時の映画で、あまりに好きだったのです。シャンゼリゼやらオデオンで10回以上見たと思う。15回くらい? 20回未満と思うけれど。パリの街、流れる雰囲気、言葉遣い、色使いも好きでしょうがなかった・・・。役者がミッシェル・セローをはじめ、円熟組、若手と両方ともとてもいいキャスティングだったしなあ。
■ 最後、結局誰のもとにも落ち着けずほうり出されるような形のネリー(エマニュエル・ベアール)に、あー、と思うのだけど、でも人生ってこんなもんよなと思うのです。そんな映画のようにはうまくいかないわけよ。笑。しかし、エマニュエル・ベアールはこの映画で、もうれつきれいなのです。Un coeur en hiver(愛を弾く女)でもきれいだったけれど、こちらの方がわたしは好きだなあ。
アマゾンで入手できたのです。以前、10年くらい前、有楽町のビックカメラで買うつもりで手に持っていたのに、その日に限ってレジがひどく混んでいて買うのを諦めた。その時なら簡単に2,3千円で買えたものを、今は5000円近く払っての入手でした。でもうれしいわー。
■ せりふをわたしすみずみ覚えていて、今回ものすごく久しぶりに見たのに、一緒にしゃべれるくらい覚えてた。好きな映画は繰り返し見るものです。フランス語の勉強のためにやったことではないけれど、結果的に自分に残るのは好きで何度も聞いたり口ずさんだりした言葉だけですね。
■ 白状すると、このネリーちゃんにわたしあまりに感情移入して、このドレス、アニエスbのなんだけど、レアールのお店で似たのを買ったりしたの。はずかしー。あの時は着られたのよ、わたしも細くて。
■ 今後は・・・好きの意味が違うけれど、わたしエリック・ロメールの映画をやっぱり手元に欲しいなあと思います。15回も見てないけれど、「満月の夜」が本当に好きで。せつない映画なんだけど。主演のパスカル・オジェは確かこの映画に出た後に20代半ばで死んじゃうし。
■ それとフランソワ・トリュフォーだなあ。甲乙つけがたく全部好きだけど、繰り返し見たのは「アメリカの夜」かしらん? 「(いろいろなことがわき起こって混乱する)実人生と違って、映画は列車のようによどみなく進む」って、監督がジャンピエール・レオーにさとすのが忘れられない。これは、後でゴダールがトリュフォーに「何言うとるねん?」と因縁つけていったせりふだと、つい先日、「ふたりのヌーヴェルヴァーグ:ゴダールとトリュフォー」(だっけ?)って映画で知って驚いたのだけど。
■ あー、きりがないです。家にたてこもってばかりなので、仕事の合間についネットでフランスの映画サイトとか見ちゃって、映画のこと思い出して思い出していけません。京都に来られてこれ以上ないほどうれしいと思っているのに、同時に東京へもやっぱりしばしば行きたいようとかパリに行きたいようとか、「ここではない彼方」に憧れるの、全くしょうがないと思う。(-_-;)(-_-;)
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(2012-04-01)

2012年4月 1日, dans 京都 花★映画 |

2012年3月22日 (木)

■ しばし入稿に集中・・・


■ 気持ちのすべてを目下、5月刊の新刊の入稿に集中しており、ほとんど分身のようなこのサイトの世話すらできていません。あともうしばらくです。ひっしでやっています。
■ twitter@eridosu075)では仕事の合間に時々わーっとものを言っているので、よかったらご覧ください。この1週間ほど前から浮上してしまった「ろくろ問題」にも言及。なんとかしてよ。笑笑 
■ 解禁、うおーっ♪ って言うまで、お願い誰もわたしを食事とか楽しい催しに誘わないでねー。とにかく断固として全く無理、なのだけど、断ったり謝ったりするのもつらいのです。(*_*)(*_*) ほんとごめん、わがままゆるしてー。
■ まとまった本1冊の入稿は、長いトンネルみたいな感じも少しあります。それも夜行列車って感じ。でも、その中にいるとそれはそれで気持ち一定で気分がいいのです。時々どうしてもの用事で外へ出るけれど、一瞬気持ちは晴れるようだけど、その間列車の進行は止まっているわけで、今の今、とにかく今やっている仕事を同じ心持ちでじーっと持ちこたえて最後までやってしまいたい。それが今のわたしにいちばん幸せです。
■ というわけで、愛想なしごめん<(_ _)><(_ _)>ですが、これにて。
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120225■ やっぱり何か写真入れましょう。加工なしにすぐにアップできるものを・・・
これ、2月にわたしがトップ画像として出したアレンジメントです。
1■ ちょっと斜めから見たところ。これは本当に細部まできれいに作っていただいていました。(いつもだけど。)こんな。
2■ この、側面の部分にまで、全体のトーンと少し違えた小花を配していて、かわいらしくて、すごいお気遣いのアレンジメントだと思いました。お花は、撮っても撮っても、あっちこっちから撮りたくて、いつもすごいカット数になります。食べものよりたくさん撮るかも。食べものは秒速で変わって行くから、そして撮ってないで食べたいから、すぐに「これで終わり!」と思えるけれど、お花はしつこく撮りたくていけません。
■ あ、お花はもちろんいつものフローリストショップ プーゼです。
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(2012-03-22)

2012年3月 22日, dans 京都 花■ 2012年5月刊の本 |

2012年3月17日 (土)

■ 春の赤いブーケでがんばる


1_4■ 入稿がんばれと美奈ちゃん@フローリストショップ プーゼからこんな赤いブーケをプレゼントしてもらって大喜びです。チューリップ、アネモネ、ラナンキュラス。真っ赤で、鮮やかで、見ても見ても飽きなくて、やっぱりこの世に赤ほどきれいな色はないと思います。
■ だからやっぱりわたし赤しか着ないよー。黒も着るけれど、それは赤を支えるため際立てるためだと思う。わたしに赤以外の色着ろとか言っても無理だからねー♪ 氷は冷たい、カレーはからい、夏は暑いみたいな感じで、わたしは赤いよー♪♪ 
文句あるかー? \0/\0/
■ 入稿がんばります。<(_ _)><(_ _)>
以前からの約束のあるところ以外、一切出かけることもできず、メールのお返事も最低限ですが、3月いっぱいはごめんなさい。花粉症も本格的につらくなってきて、身体がどよよんとしていて、とにかくやらねばならんことだけ、なんとかやれたらという感じ。のりきります。
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(2012-03-17)

2012年3月 17日, dans 京都 花 |

2012年2月20日 (月)

■ 撮影終わりました<(_ _)>


1 ■ 週明け、残っていた最後のサツエーを終えて、今回の本で機材を持って撮りに巡るのは一応終了。カメラは一度壊したけれど、身体は至って無事、風邪引かずインフルエンザにもかからず手足も折らず(苦笑)、カラーページを予定通り撮り終えることができてよかったー(T_T)(T_T)  ご協力いただいた皆さまに心から感謝いたします。<(_ _)><(_ _)>
■ 台割次第で、ちょっとまた写真増やすかもですが、後はひたすらせっせとPCに向かう作業があるのみです。ひたすら、ひたすら、写真セレクションとデータ打ち込み、そして本文打ち込みだー!!
■ しかしその前に、全店のリストを完璧にする作業だけで週末かかりました。つまり正式店名、読み方、そこの何を写したかのリスト。全体の順番とかジャンル分けの仕方とか。これがそのまま台割や目次や索引の土台になりますから、責任大なのです。
■ 正式店名というのは「○○○」なのか「祇園○○○」なのか? /「□□□」だけでいいのか、「中国料理 □□□」でないといけないのか、といったことです。これが(慣れているお店ほど)つい簡単な表記で進めてしまっていたりする・・・なので、1軒ずつ指差し確認。じみな作業です。
■ ・・・なんていう作業の途中で、ブチーっとPCの電源が落ちるということが先日から立て続けに起こりましたww 作業内容も再起動後は大分元に戻ってしまっていたりして、もうこのPCダメなんか? 大ショックだー(*_*)(*_*)
■ と言いつつも、これは新しいのが要るということではないかー? やむを得ずいたし方なく買うにしても、買いに行くのがだんだん楽しみになってきて・・・ふっふっふっ・・・! 
■ サツエーが終わった夜は、新しいお店、「MOTOI」(モトイ)さんというフレンチへ。1月31日開店、オープニングも伺えなかったので気になりつつ、やっとお邪魔できました。内装の贅沢さと美しさに仰天しました。もといさんとスタッフの皆さんの感じのよさにも。こちらについては改めて。<(_ _)>
■ お花は「レゼルヴ」というの、フローリストショップ プーゼ」で先日初めてこれでアレンジメント作っていただき心を奪われたバラです。あまりにきれいだと思ったので、いろいろなアングルで撮りました。オレンジがかった赤が見飽きぬ美しさ、形も本当に優美です。
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(2012-02-20)

2012年2月 20日, dans 京都 花■ 2012年5月刊の本 |

2012年2月17日 (金)

■ 「花の楽しみ方ブック」 もうすぐ発売\0/\0/


1_6■ みなちゃん=浦沢美奈さん@「フローリストショップ プーゼ」の新刊がもうすぐ発刊となります。おめでとうおめでとう\0/\0/すばらしい\0/\0/ わたし見本を見せてもらったのですが、うっとりきれい、112ページにぎっしりたっぷりの写真(全部みなちゃん撮影)、ものすごい労作です。めくってもめくっても、色鮮やかな花、あるいはしっとり落ち着いた花、センスのいい組み合わせがページにあふれています。なんてなんてすてきな本! 
■ 書店に並ぶのは20日頃だそうです。それに合わせて、22日からは藤井大丸で花の写真展が開催されるようで、展覧会の会場で本を買うのもすてきですね♪♪
まずは本の詳細です。
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タイトル:花の楽しみ方ブック
著:浦沢美奈(花・写真・文)
A5 判 112 ページ オールカラー
ISBN 978-4-8381-0464-2
発売日:2012年2月下旬(20日頃?)
光村推古書院
本体価格:1500 円+税
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■ 写真展情報です:
プーゼフラワーアレンジメントクラス 花の写真作品展
2012年2月22日(水)~28日(火)
藤井大丸6階
10:30~19:30
入場無料
詳細こちら
2_2**********************************
■ 美奈ちゃんインタヴュー記事もここにあります
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■ お花を自分で作れて、写真も全部撮って、こんなきれいで上手。なんという才能かと思います。すごい。<(_ _)><(_ _)> 写真はすべて自然光で撮っているということです。
■ 花も美奈ちゃんに飾ってもらって、撮ってもらえたらすごい幸せだろうなあと思います。ページのどの花も、生き生きと最高に美しい状態でここにあると思います。これをまた実にきれいに、優しい雰囲気で撮ってもらえるのだもの。
■ 花のある暮らしがどんなにすてきなものか改めてわかります。
とりあえず、お花がまた欲しくてしょうがなくなりました。この後、飛んで行って買いそうです。
■ 多分22日(水)、万難を排してわたし藤井大丸の写真展に伺います。そこで読者の皆さま、会えたら会いましょうー\0/\0/
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(2012-02-17)

2012年2月 17日, dans 京都 花 |

2012年2月14日 (火)

■ 春のバラ、新しいバラ


1■ 大好きなフローリストショップ プーゼ、わたしの人生になくてはならんお花屋さんです。この日は朝から雨でちょっと大変だったサツエーを終えて、ちょうど雨も上がってほっとして出かけて、バラの美しさが目にしみるようでした。春のお花がケースにびっしりと。
■ レゼルヴという名前の、オレンジがかった新しいバラ(下の写真のまん中)が本当にきれいで、見ても見ても見飽きず、どうしようと思いました。買って帰らないでいられようか?(いいやいられはしまい。) 激即決定で、これでアレンジメントを作っていただくことにしました。激速で帰宅して撮影。写真は、近日中にサイトのトップ画像にします。
2■ この圧倒的な美しさ、優美なこと。バラが与えてくれる幸せって、ちょっと他に較べられるものがないなーと思います。
フローリストショップ プーゼ************************************************************
(2012-02-14)

2012年2月 14日, dans 京都 花 |

2011年10月12日 (水)

■ きれいな花の写真展に行ってきました\0/\0/


0_3■ 美奈ちゃん=浦沢美奈さん@「フローリストショップ プーゼ」の、花の写真展が昨日より開催されています。プーゼ寺町二条本店真向かいの2階の、「ギャラリーa」です。
(上の案内は、クリックで拡大されます。)
1■ 会場はこんな感じで、花のパネルがたっぷりあって、見やすくて、そしてそれぞれが実にきれいなのです。
2■ 展覧会のタイトルが「ひとやすみにご招待」なんてあるけれど、ひとやすみの優しさというより、わたしは美奈ちゃんの花のセンス、写真の上手さ、人を幸せにするすごい才能に感嘆するばかり。だいたい、美奈ちゃんはひとやすみとか言いながら、自分はじぇんじぇん休むことなく仕事しているではないのー。笑笑 
■ でも本当に美奈ちゃんて自然な感じで、すっす、すっすとお花も作るし、それはそれはあっという間だし、しかし出来上がったものはめざましく美しいしで、あー、こういうのをやっぱり天から与えられた才=天才っていうんだなあって思うのです。
■ だいたい、すごい才能のある人ほど、騒ぐことなく、すっすと事もなげに、あっという間に仕事をすると思う。1料理を、2分くらいでしゃっしゃっと撮ってしまって振り返ったらもういなくなっているカメラマンとか。(←しかしこの人はイケズだったりするんだが。(-_-;)(-_-;) ) あ、もうちょっと誰にもわかる例だったら、いつもゲラゲラ笑ってふざけながら、しゃーっと、あれだけの音楽を作ったモーツァルトとか。えらい時代が遡るけれど。ごめん。笑
3■ パネルだけでなく、美奈ちゃんが作った額や、ちょっとしたオブジェがあったりします。あっと思ったら、天使がこっそりいたりするのも、かわいらしいことです。(会場で探してね。)
4■ そして、2012年のカレンダーも、もう発売されていました\0/\0/ 毎月毎月、お花の写真を眺められるのです。これはわたし激速で購入いたしました。
5■ カレンダーには来年の暦があり・・・って当たり前だが(笑)、あー、2012年の人生の日々がすでにここにあるんだーって感じがしました。どんな日々を送っているのだろう? かなり行き当たりばったりなわたしは、1年後がどうなっているかなんて、見当もつきません。よく、5年後、10年後の計画を立てましょう、イメージしましょうなんていうけれど、そんなん無理だってば。人生には、あり得ないことが起こるんだもん。いいのです、なる通りにしかならんし。何かあったら誰かがきっと助けてくれると思う。(ただの能天気発言です。100万人の読者の皆さまは参考にしないでね。(-_-;))
「ひとやすみにご招待」、会期は16日(日曜)まで、最終日は18時までです。逃すことなく、すてきな花の写真を見に行きましょう~♪
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(2011-10-12)

2011年10月 12日, dans 京都 花 |

2011年8月21日 (日)

■ 大盛況だった、花のチャリティイヴェント


■ 昨日8月20日(日)、京都国際交流会館の特別会議室で、3名のフラワーアーティストによる東北被災地支援チャリティイヴェント「花があたえてくれること」が行われました。もう、本当にゴージャスで美しさあふれる催しにわたし大感動しました\0/\0/ 午前と午後の2回あり、わたしは午後に伺いました。(7月に告知記事したこれです。)
■ 3名の方々によるデモンストレーション/3名のトークセッション/きょうとNPOセンターの方、京都地域創造基金の方々からの震災後の状況の説明/ロビーにおけるチャリティ即売会というプログラムでした。
1_2■ まずは「花政」福山重文さんによる和の花いけ。静けさの中でしんしんと進み、座ってなさるのでモニターでしかほとんど見えなかったのですが、遠くからもきれいな風情を楽しみました。
2_2■ 続いて、パリからいらした佐伯美奈 シアンフェラーニさんによるフラワーアレンジメントの実演。美奈さん(浦沢美奈さんと同名!)はモンパルナスにお店「LIEU DIT」を持っていらっしゃいます。
3_2●ひまわりはぱーっと夏らしく明るいということに加えて、放射性物質を吸収して分解するというすばらしい効能があるということで、今回のテーマにふさわしいと選ばれたのです。束にするためくくる時は肩にかかえないといけないほどの大きなものを作られました。ひまわりだけで密集させないように間にグリーンを入れて、そしてベースに活けてからはすき間にふわっとやわらかな花材を入れて、より立体的に、奥行きとふくらみのあるアレンジメントに仕上げていかれました。鮮やかな実演でした。
4_2●そしてわれらの美奈ちゃん! 浦沢美奈さん@「フローリストショップ プーゼ」の登場です。大きな作品だったのです。まずななかまどを1本入れ、
5●2本めを入れる。この日のイヴェントのために、大きなものを京都中央生花地方卸売市場の方がご用意くださったということです。
6●あっという間に全体の土台となるななかまどの形ができて、
7●お花を入れ始めました。美奈ちゃんが大好きな、そしてとてもプーゼらしいバラのひとつである「イヴピアジェ」が、すでに何輪か束にされていて、それを入れていきます。華麗なピンクで大輪でいい香りで、夢のようにきれいなバラです。
8●会場はこんな感じでびっしりと参加者で埋め尽くされています。
9●どんどん入れていく。「絆」というテーマにも沿うよう和と洋のものをミックスしているのでした。
10●モニターでも同時に映写されています。
11●ほんの数分くらい?10分もかからずこんなにきれいにお花が入っています。面で、色の少しずつの違いで、なんともあり得ない美しさが生まれて、なんてすてきなセンスなのだろうと思います。京都とフランスの色彩感覚とセンスが混ざり合い、独自のプーゼスタイルになりました。
●夏場はお花が小ぶりになるからということで、エクアドル(だっけ?)からの輸入バラなども使いつつのアレンジです。12
●またたく間にできましたー\0/\0/ お花を入れていく間も美奈ちゃんおしゃべりしっぱなしで、そんなに大きくない身体で伸び上がったり後ろに回ったりかがんだり、もうすごい運動&筋トレという感じで、全身での実演でした。いやすごかったー! わんわんと拍手が鳴り響きました。こんなすてきな実演、目が喜んだ充実の時間でした。
13●佐伯美奈 シアンフェラーニさんのひまわりアレンジメント。
14_2●美奈ちゃん=浦沢美奈さんのアレンジメント。
15_2●「花政」(美奈ちゃんの修業元でもあります)福山重文さんのお花いけ。
16●そして3名によるトークセッション。こんなきれいなものを作る特別な方々、と思うのだけど、結構軽くて楽しかったお話でした。わたし自身は実演で感動してしまっていて、すでに脱力してました。わたしお花がもうどうしようもなく好きで、好きなんてもんじゃなくて、こんな美しい奇蹟のようなものがあるのかって常々思っているのです。人生には困難なこともあるけれど、花さえあればやっていけるんじゃないかと思う。(愛も要るしお金も要るんだがあww)それでわたしはお花を写真に撮ることで、納得というか気持ちが収まっているのだけど、こうして実際に花を仕事としている人たちをすごいなあと尊敬していて、特別な才能が神さまから与えられたんだなあと思っています。何か技があるって本当にすばらしい。それで生きていけるし、人を幸せにできるもの。
0●無事に全部終わって、記念撮影の時間です。右奥にいらっしゃるのはこのイヴェントに協賛された(実際は主催だと思うのだけど、)「カドリエ」の渡邉倫久さん。わたしの美容師さんでもあります。午前、午後とも大盛況に終わっておめでとうございます、そしてお疲れさまでございました。全額寄付ということで、被災地支援もありがとうございます。楽しませていただき感謝いたしました。
追記:参加者は午前と午後で計260名だったということです************************************************************
■ そして帰り道がまた楽しかったことよ♪ 予定通り「平安殿」で冷たいおぜんざいをいただき、三条京阪の「みや古」でおあげ入りカレーうどんを食べ、「明治屋」に寄って豆腐やら果物やら買い、まだ1軒アイスクリーム屋さんに寄ったりして、もー楽し過ぎた\0/\0/ 夏の夕方のちょっといつもと違う時間の流れ・・・でも京都はどこに出かけても帰りの寄り道までやっぱり楽しいという結論です。体重計に乗るのがこわいけどねー (-_-;)(-_-;)
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(2011-08-21)

2011年8月 21日, dans 京都 花京都 イヴェント |

2011年7月24日 (日)

■ 8月20日に、花のイヴェント@京都市国際交流会館


1_2■ わたしの人生に必須のお花、「フローリストショップ プーゼ」の美奈ちゃん=浦沢美奈さんと、他2名のフラワーアーティストの皆さんが、8月20日に京都市国際交流会館でチャリティイヴェントをなさいます。
■ 「花があたえてくれること」というタイトルでパリ・京都、それぞれのスタイルで活躍する三人のフラワーコーディネーターが、トークや実演を通して、花の魅力と花を愛でる楽しさを、さまざまに紹介してくださるそうです。
■ 入場料は1000円、イベントの収益は被災地支援のために寄付されるということです。
■ わたしは2回目を予約いたしました。お花イヴェント本当に楽しみです。
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■日時:2011年8月20日(土曜日) 1回目:11時00分~ 2回目:14時30分~ 
(2回公演・各回約2時間・30分前より受付開始)
■会場:京都市国際交流会館 特別会議室 (地下鉄東西線「蹴上」下車 徒歩6分)
■出演:福山重文(花政/京都)、
佐伯美奈シアンフェラーニ(リューディ/PARIS)、
浦沢美奈(プーゼ/京都)
■入場料:1000円 
■事前申込制、各回100名限定
●電話の場合: 075-353-0215 (月~金  11:00~18:00 ) 
株式会社プーゼフルール内 イベント事務局 宛
●e-mail の場合: 
event@pousse-kyoto.com 
詳しくはこちらへ:http://www.pousse-kyoto.com/charity/
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(2011-07-24)

2011年7月 24日, dans 京都 花京都 イヴェント |

2011年6月29日 (水)

■ 夏の黄色いバラが好き


■ 「フローリストショップ プーゼ」のお花が好きで好きでしょうがなくて、あんまり好きだから常に写真を撮ってトップのコーナーに貼り付けてあります。ほとんどが贈るお花です。差し上げる前に大抵わたしの家にいったん届けていただき、撮影しています。店頭で自然光で撮ることもあります。アレンジメントの美しさを最大限に撮るべくいつもがんばります。アングルを変えて(いろいろな角度から)撮りますが、目に心地よく、ベストに決まるのは、大抵結局どれか1アングルだけだと思います。
110624■ このアレンジメントはしのちゃん=小寺志乃さん@「ギャラリーグレース」に、あることの御礼に届けたものなのですが、しのちゃんが撮ると、また全然別物になるんですよ~。本当に本当にきれい。流れていかないうちに、ここに留めておきます。
●バラはこう↓
●あじさいはこう↓
お花も、こんなにきれいに撮られたらうれしいだろうなーと思います。
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(2011-06-29)

2011年6月 29日, dans 京都 花 |

2010年9月17日 (金)

■ 花の写真/食べ続け


1■ かわいいお嬢さんたちがいる方への小さな贈り物に、こんな色のお花を注文したのです。御大・美奈ちゃん=浦沢美奈ちゃん@フローリストショップ プーゼが、さささと(わたし現場にはいなかったけれど見える)作ってくれたアレンジメントです。ピンクの濃淡でという発注をしました。今の(2010-09-18現在の)トップ写真も同じものです。
●わたし本当に花が好きで、とりわけ「フローリストショップ プーゼ」の花が好きで好きで好きで、どんなに見ても見つめても、もっと見てたいと思う・・・何でも偏愛でこんな調子なんだけど・・・好きなものを、いつまででも見ていたいから、わたし写真が好きになったのだと思います。好きなものはもれなく残しておきたいから。
●で、花の写真を撮るのはまた格別好きなことです。きれいな花が、ちゃんときれいに見えるように、質感までわかるように撮りましょうって、すごくテンション上るのです。
●撮り終えたお花は大抵どなたかに贈るの。・・・厳密には逆です。贈るお花を撮っておいて、サイトのイメージ写真として登場させてますww 
2●ちなみにお花アレンジメントの全体。************************************************************
■ 料理の写真が膨大にあるのに本日なぜ花の写真を出したかというと・・・わたしちょっと食べ過ぎだからです。(-_-;)
●わたし淡々とした人生を送りたいと本気で思っているのだけど、ものすごくおいしいものを食べたら圧倒的に幸せになって100万人くらいに大騒ぎしたくなるし、その逆だとテンション激落ちになってしまう。「せっかくの一食をををw」のもうれつなくやしさに、身悶えしちゃうわけです。(-_-;) おいしくても騒がず、おいしくなくても淡々といられたらと思う。胃腸の安定も必須だけど、精神の安定も、この仕事には大いに必須だと思います。
●新しいお蕎麦やさん/SOU・SOU/NHK文化センター講座@京都ネーゼ/割烹のお料理/祇園の鉄板焼き・・・と写真待機中です。次回からまたすごい勢いでアップしていきます。<(_ _)>
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(2010-09-17)

2010年9月 17日, dans 京都 花★あれこれ話 |

2010年4月11日 (日)

■ 日曜日はお花撮影@アトリエプーゼ


1_2■ 撮影のためにアレンジメントを作ってもらいました。いや違います。誕生日の友人のために、少しアンティーク調の色合いのものを作ってもらったのです。1日早く届くけれど、楽しみに待っていてね。みなちゃん=浦沢美奈さん@「フローリストショップ プーゼ」のアトリエに、お教室の最中に乱入すみませんでした<(_ _)>
2_2●指導中の美奈ちゃん。上級クラスで皆さんすごくお上手でした。大人に混じって、13歳のお嬢さんがママと一緒に習っていらしたりして感動。
3_2●ブーケができて、ラッピングの段階です。皆さん感じのいい方ばかりなのです。何人かとお話もさせていただきました。日曜の午後お花を習うゆとり、本当にすてきです。
4_2●わたしの方は、隙あらば撮影・・・というか、練習です。美奈ちゃんに作ってもらったお花は、可能な限りお贈りする前に撮ることにしていて、自然光の入る窓際にお邪魔して、レンズ付け替えながらしばし撮影。お花でも食べものでも、ど~やったらうまく撮れるんでしょう? カメラが賢いから、そこそこ撮れるのは当たり前。でも圧倒的にいいお手本、美しい写真を今までたくさん見て目にたたき込んであるから、もっともっときれいに撮れるはずだと思うわけです。ひたすら修練あるのみ? でもそれだけでもないと思う。 
●わたしは道具に頼るもんね。カメラとセットで買ったレンズキットのズームレンズとは明らかに画質が違うから、単焦点レンズが欲しいものだ~、いや、要るのだと思い詰めています。これあれかと思案中。
●それでわたしはどうしたか? 勝ってレンズ買おうと思って、久しぶりのお馬=G1レースよ♪ 桜花賞を買ったわけです! けれど・・・惜しいところではずしました。叫。3連複で1着と2着は入れてたのに~ なのに馬連ではその1着2着とは違う組み合わせにしちゃったし~。あ~(-_-;) レンズはまだ先だ~ (T_T)/~~
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(2010-04-11掲載)

2010年4月 11日, dans 京都 花 |

2010年4月 9日 (金)

■ 「フローリストショップ プーゼ」のポストカードセット


1■ みなちゃん=浦沢美奈さん@「フローリストショップ プーゼ」の新作ポストカードを見せていただきました。いつもの通り、しっとりやわらか、花の美しさを十全に引き出し、花にこんな表情があったかと気づかせてくれる本当にすてきな写真です。でも何だか作風が少し変わったみたい。ちょっと話を聞いてみると・・・レンズを換えて、撮り方も意識的に少し変えたのだと。レンズはなになに? ってこれはぜひ教えてもらいたくてインタヴュー(笑)。「そうかー、なるほどー」なお答えでした。みなちゃんもわたしも同じキャノン人だけど、撮るものも撮り方も違うもんね。だから要るレンズも違うよね。なんて立ち話。「おじゃこの目にもぴーっとピントが合うなんていうのがいいのよね~」なんてわたしが言ったら、「あ、前もそう言ってた。おじゃこ好きやね」と言われた~(苦笑)。そうなの、わたしはおじゃこの目を光らせたりするのも好きなの~。
2●で、みなちゃんの新作カードですが、藤井大丸限定で、きれいな箱入り、8枚セットで1260円で販売されています。(寺町二条の本店ではバラ売りのみ。)お花にメッセージを添えるのに使ってもいいし、これ自体でもプレゼントになります。わたしもさっそく買いに行きます。
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(2010-04-09掲載)

2010年4月 9日, dans 京都 花 |

2010年3月 5日 (金)

■ 全快で春のお花@「フローリストショップ プーゼ」


1a 久しぶりでお花・・・わたししばらくお花を買いに行く余裕もなかったのです。こんな春そのもののアレンジメント@「フローリストショップ プーゼ」です。ふわふわのお花、香りのいいお花、微妙な色みの違いを持った柔らかな色の花のいろいろが、夢のように組み合わせられたアレンジメント、パリスタイルです。
2a●ありがとうみなちゃん! これはお見舞いにみなちゃん=浦沢美奈さん@「フローリストショップ プーゼ」からいただいたものなのです。いや~、ダウンしたことを騒ぎ立てて申し訳なかったです~。でも、こんなきれいなお花をいただけるなら時々病気をするのもいいかも☆ ・・・なんていうのは悪い冗談、嘘です! 健康で、いつもお花を飾る暮らしができるのがいいですよね。
3●全体像はこんな。すごくすごくいい香りなのです。下の部分にはあじさいの花があしらわれています。またまめに伺います。
<(_ _)> 
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(2010-03-05掲載)

2010年3月 5日, dans 京都 花 |

2009年10月 4日 (日)

■ 「フローリストショップ プーゼ」で実もののブーケ


1a■ 「フローリストショップ プーゼ」へ、行きたい行きたい行きたいとずーっと思っていたのです。あまりの激いそ状態の日々で、ほんと長らく行けてなかった。。(T_T) 近くで打ち合わせをした帰り、行くなら今だー! と飛んで行ったら、秋の実ものがたくさん揃っていました。姫りんごたっぷりのアレンジメントがあったり、
2a●実のブーケがあったり。
3a●こちらもりんごを使った、実りの秋といった感じのアレンジメント。とにかくかわいらしいのです。
4a●みなちゃん=浦沢美奈さんが作ったこの実のブーケがたまらなく欲しくなり、こちらを購入。そして今日は「全部実もので揃えよう」と決めて、
5a●さらに赤い実の小さなブーケを作っていただきました。
6a●3つめ、ブルーベリーみたいな色合いの、光る実を入れたものはまた雰囲気が違ってすてきです。どれも手のひらにのるくらいのミニブーケです。ころんとした実は何とも愛らしくて、ずーっと眺め続けて、飽きるということがありません。野山へ出て行こうとはさっぱり思わないのだけど、自然の力はすばらしいと思う。秋になったというだけで、こんなにきれいなものができるんだもん。
7a●ブーケを作っていただく間、冷蔵ケースにおさめられたバラを眺めて幸せです。夢のようにきれいです。「癒し」なんていう言葉、わたしはまったく好きじゃないのだけど、(以前書いた言葉遣いの話)それでもわりとそんな感じで、お花のおかげでリラックスできました。感謝。<(_ _)>
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(掲載:2009-10-04)

2009年10月 4日, dans 京都 花 |

2009年9月11日 (金)

■ 大丸京都店で「華道京展」


1a_2笹岡隆甫さんについての原稿を書いて入稿し終えた後に、大丸ミュージアムKYOTO(大丸京都店6階)で第60回 華道京展です。校正がどどどと出ているけれど、間隙を縫って大丸まで走っちゃいました。相変わらず感じのいい隆甫さんも、きれいな夫人の令奈さんもちょうどいらっしゃって、とてもラッキー、うれしかったのでした。35流派の合同展で、いけばなの隆盛ぶりはすごいなあと、そんなことにも感激。
2a_23a_2●この写真ではほとんどすばらしさが伝わりませんが、(ごめん<(_ _)>)代表者席に、「未生流笹岡」を代表して、次期家元である隆甫さんが出瓶されていました。栗の、葉も実もギリギリまでそぎ落とした様子、なんとも抑制の効いた大人な美しさでした。人の意志でものすごく手をかけた作品でありながら、でも自然がそこにあると思わせるというのがいいですよね。坪庭なんかでもそうだけど、山里に入るよりよほど秋の風情を瞬時にして感じさせて、芸の力のすばらしさというものを思いました。
4a_2●「未生流笹岡」の家元、笹岡勲甫さまの作品は、招待出瓶席=会場入ったところの正面にありました。隆甫さんのおじいさまに当たられます。このライトの下で撮っても美しさはとても写らない、とわかりつつも、とりあえず。
5a_2●斜めからだと、影が少しはマシかしらん? お花の撮影って大変だろうな。ダークカラーのバックで、スポットを当てて撮ったりするのがいいと思うと隆甫さん。・・・お花撮影は、きっと食べ物より撮影機材や素材が要るのではないかしらん。いけばなはタテ位置多いしね。高さがあるものが多いし、はしごにのったりもしないといけないかも。などと考えました。
6a_2●かきつばたは「未生流笹岡」の流花です。通年で入手できるように栽培していらっしゃるわけですね。葉がぴーっと揃っていないといけないのだそうです。きれいな曲線を描いて。HP内の、「流派の特色」からまるまるコピーさせていただいたものですが、以下のようにあります。
流花 かきつばた
「かきつばたの笹岡」として全国にその名を知られています。日月和合の色とされる紫を花色に持つかきつばたは、古来より最高位の花として大切にされてきました。また、葉蘭・水仙とともに、扱いの難しい葉物(はもの)の三難物の一つに数えられています。未生流笹岡では、このかきつばたを流花(りゅうか)と定め、その扱いに絶対の自信を持っています。かきつばたにも、寸法と葉組(葉の組み方)を定めた寸法表がありますので、きちんとお稽古をすればととのった花姿にいけることができます。
「未生流笹岡」さんにおいては、すべてが論理的、というのがとてもいいとわたしは思います。
●「華道京展」は、前期が明日12日まで、後期が13日から15日までです。
●隆甫さんの「美的生活のヒント」、いいお話が満載です。(わたしは9月9日付の、「いけばなで街づくり」のお話がとてもいいと思いました。)そして、来月、隆甫さん登場の、文藝春秋「CREA」10月6日発売号を、どうぞご覧くださいませ。<(_ _)>
(2009-09-11)

2009年9月 11日, dans 京都 花 |

2009年6月 2日 (火)

■ 夢のようなばら祭り@「フローリストショップ プーゼ」


1aフローリストショップ プーゼ寺町二条本店を入ったところに、昨日6月1日よりこんなに美しくバラの展示がされています。
2a「プーゼ」のばら祭り がスタートしたのです。
3a●「プーゼ」には200種類以上のバラが入ってくるとのことです。オリジナルもあってバラも名前もきれいです。
4a6a●グラスに1輪ずつ挿されて、それぞれに名前と説明がつけられています。名前を知らなかったものがわかったり、似ているお花どうしでも違うことがわかったり、最高です。
7a●こんなドラマチックな姿のバラがあったり、
8a●プーゼグロゼイユ、といったプーゼの名前が冠されたスプレーバラがあったり、
9a●こちらはほうさき紅というバラで、
10a●美奈ちゃん=浦沢美奈さんが名づけた、薄紙か絹の布を幾重にも重ねたような、見事なバラです。
11a●モレノ、わたしがとても好きなバラのひとつ。
12a●赤いバラといえばローテローザ。これも華麗です。
13a●キャラメルアンティーク。名前がすてきですぐに覚えたバラです。ものすごくたくさん花弁が重なっています。
14a●ストロベリーパフェという、これもまたかわいい名前。よく思いつくなあ~と思います。
15a●薄い紫の、かそけき風情がなんともゆかしいバラ。
16a●名前もリベルラと美しいです。
17a18a●壁面には画像が映写されて、飽きず楽しめるようになっていました。天使もいて、美奈ちゃんの写真の世界が全開状態ですね。もう夢みたいな雰囲気です。
19a●冷蔵ガラスケースの中はこんなにびっしりバラが収められていて、ブーケやアレンジメントになるのを待機している状態です。これが瞬く間になくなっていくのがまたすごいです。わたしはモレノを入れていただいて小さな赤いブーケをおみやげに作っていただきました。「フローリストショップ プーゼ」のばら祭りは6月末までです。わたしも何度も通いそう・・・
(2009-06-02)

2009年6月 2日, dans 京都 花 |

2009年4月13日 (月)

■ バラのブーケ、1本売り、フェアビアンカ@「プーゼ」


1■ 本日はまずは御礼です。昨日「花粉症がつら過ぎ」と騒いだものだから、たくさんのメールをいただいてしまいました。「○○治療」を試みなさいとか「○○果汁」飲みなさないとかマッサージに行ってくださいとかほんと多彩に。「とにかく寝てください」というのもありました。寝不足がいかんのだよと。身体が弱っているから過剰に反応しているのだと。確かにそうなのかも。お返事、全部できておりませんが感謝いたします<(_ _)> お医者さまの薬でだいぶマシになりました。とりあえずすさまじい不調から抜け出て、ミニ不調というところまで回復しています<(_ _)> 少しずつ食べに出かけているし、まただんだんにアップしていきます。●写真はいつもの「フローリストショップ プーゼ」、バラをアラカルトで注文するとこうなるというプライスリストが先日からあります。バラの名前も覚えられそうだし控えときましょ。
2●わたしはだいたい「赤」とか「白」とか、色だけでお願いして作っていただきます。数千円~1万円くらいのアレンジメントを御祝に贈るのと、1000円台~3000円くらいで小さなブーケを手みやげにお願いするのとだいたい2パターンかも。これは贈り物にしたものですが、自宅用のもこんな感じでミニブーケにしていただきます。完成形でくださるからそれで写真を撮って、家でくずしてから少し活け直してみてまた写真を撮ります。ずっとやってれば少しは上手になるかな~って感じで。何でも、やり続ければいいっていうもんです! みんなで目ざしましょう~美奈ちゃんの本のような美しい写真! 
3●フェアビアンカという優美なバラ。これが白アレンジメントに1輪でも入っていたらものすごくいい香りになります。真っ白というより少しクリームがかったような色みも優しくて、よくまあこんなきれいなものがこの世にあったな~ってうっとり。
(2009-04-13)

2009年4月 13日, dans 京都 花 |

2009年4月10日 (金)

■ 祇園割烹~夜ネーゼ~木屋町の桜


1a■ 全国100万人の読者の皆さま、激励メールの後、おめでとうメールをたくさんいただきまして、心からありがとうございます。表紙を出したら一気に現実味を帯びたみたいで、「絶対買います」とか「予約します」とかずーっとコンスタントにメールいただいています。50冊、100冊単位の注文もすでに数件いただいており、感涙うるうる、ない胸も痛みます<(_ _)> 感謝いたします<(_ _)>正確には10日、金曜の朝、校了紙のすべてのチェックを終えました。今後はしばし、発送作業のこととか媒体への掲載のお願いとか書店巡りとか、そんなことを考える日々となります。とにかく多く知っていただきたい、そして買っていただかねばならないので、どうか読者の皆さま、ご協力をお願いいたします。どんどんお友達やお知り合いの方、京都好きの方、食べ好きの方にわたしの本のお知らせ・宣伝をお願いしたいと思います。また、まとめ買いしてくださる方はご一報いただければ幸いです。
2a●たてこもりの日々も明けて、やっとシャバに戻れました。1月から予約していた「啐啄つか本」さんへ伺ってすばらし~いコースをいただき、それから夜ネーゼへ。「京都ネーゼ」、筍は塚原のもの。知らない間にすっかり春になっていたんだわ\(゜o゜)/筍じたいの香りや食感のおいしさもあるし、アンチョビバターソースがたまらん塩気で旨いです。冒頭の写真より、この引き目の写真の方がなんとなくわかりやすい? 
3a●つやつやのチョコラータのジェラートはマストです。濃い濃い濃い、酔いそうなほどのチョコラータ、「ジェラート、大盛りで!」とお願いしたら、シェフの森さんは新人・桝村さんに「ジェラート、バケツ1杯!」とちゃんと和文和訳してくださってこの大盛りに。桝村さんはまだ10代というのに顔色ひとつ変えずやるから偉いですね。ガチャガチャとうるさい客も多いのに、大したものです。いいお店に入ったんだよ~、がんばれ~!
S11●木屋町通の桜があまりにもきれいで、そういえば、わたし今年初めて「桜がきれいだなあ」としみじみ思えたのでした。桜を愛でる心も忘れ果ててたみたい。まったく気持ちに空きスペースなく仕事をしていたのです。ここは木屋町二条下ル、「一之舟入」跡です。きれいきれい~! そして、きれいと思えるようになったことがうれしい♪
S21●この美しさ、ひとりで見るのはもったいない。なので友達(多分男、実際はよくわからんが)に電話。一緒に見ようよ~、走っておいでよ~とどうしても言いたくて。ところが電話はつながらず、しょうがないから写真だけ撮って帰ったわけ。コールバックしてきたのは翌朝よ。「寝てました~」だと。気の利かんやつだわ。(-_-;)
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A■ 今日は裏表紙をちらっと見せちゃいます♪  裏まで写真入りよ。昨日の表紙写真に対して、「どこのお料理ですか?」って問い合わせをさっそくいただいてびっくり。\(゜o゜)/・・・ほんとネットは反応が早いですよね。答えは・・・本の中面をご覧いただけばすぐにわかります。どうかお買い上げのうえご覧になってくださいませ。<(_ _)>
●表紙写真のことを、「このひとコマ、銀座4丁目・鳩居堂前の土地よりも価値のあるスペース!」とおっしゃってくださった方がいらして大笑い。わたしいい気になっちゃうじゃない。ほんとうれしい冗談をありがとう<(_ _)>
(2009-04-10)

2009年4月 10日, dans 京都 花■ 「京都 美味案内」について京都 イタリアン09 |

2009年4月 4日 (土)

■ ピンクのミニバラのブーケ@「POUSSE」


1 なんだか食サイトが最近花サイトみたいになっているのだけど、仕事が詰まり過ぎるほどに、病的なまでにお花が欲しくなるということがあります。(昔から。)さらに自宅用にピンクの花を買うことはまずなくて、(9割は赤です)これはもともと贈り物のつもりで作っていただいたのです。ごく小さなくしゃっとしたブーケを、とお願いをして。ところが帰り道見てるうちにすごく写真撮りたくなっちゃって、とりあえずうち用ということに(笑)。まずはブーケ状態で撮影。その後ばらして大きな容器の中でお花をしばし水に入れて休ませてあげてから、グラスに活けてみます。活けるって言っても、ざざざと入れるだけ。濃淡だけは考えたけど~。
2●仕事の合間に美奈ちゃんの新刊=「お花屋さんの花レシピ」を見てばかりいるもんだから、ピンクもそれでインプットされちゃったんだと思う。いい加減だけど2灯ライティングをして、レフ板はアルミの天ぷらガードよ(笑)。ピンクもきれいなものですね。自分でピンクのブーケを買ったのは、多分人生で初めてのことです。このお花を眺めつつ、あと4日間ほどぎゅんぎゅんに頑張ります。
(2009-04-04)

2009年4月 4日, dans 京都 花 |

2009年4月 1日 (水)

■ オレンジのバラのアレンジメント@「POUSSE」


1a_2 恐ろしくあっという間に4月になっちゃいました。今年に入ってからはひたすら本の仕事をしていたのですが、瞬く間に3か月がすっ飛んだという感じです。そして本日は一応年度はじめですよね。ぱーっと華麗なお花をご覧に入れます。オレンジが好きな友人に贈るためにみなちゃん=浦沢美奈さん@「フローリストショップ プーゼ」にお願いしたものです。
2a_2●あまりにきれいだから、細部まで。同じオレンジのバラでも、色みもいろいろ、何種類も使われています。
3a_2●この、花びらのふちだけ色が濃いのもきれいです。アレンジメントの中でニュアンスを作ってものすごくすてきです。
4a_2●全体像はこんな。これはグリーン部分が葉っぱだけではなくて、丸いのとか実の粒粒とかくしゅくしゅとか、いろいろ取り合わせられている、ちょっと特別ヴァージョンです。ほんと華やかに作っていただけました。感謝<(_ _)> プレゼントって、喜んでもらえるかしらん? て、差し上げること自体がうれしいのです。
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●本の色校が出てきていて、まだまだ作業です。他にも原稿仕事、撮影もとあたふた。なのにひっどい頭痛を起こしちゃってしばし昏倒してたりして、もー、効率悪いことです。自分にぴしぴし。頭痛は寝たら治りました。単なる寝不足(笑)。ふだん全く眠らない時間に、さぼって数時間も寝ちゃった。あ~。(-_-;) こういう時、すごく変な夢見るんですよね。お漬物屋さんで、びっしり整然とパック入りのお漬物が並んでいる冷蔵ケースに、ずっと撮りだめしていた大事なポジが封筒に入って、しば漬けとかすぐきなんかと共にきれいに並んでいるのです。ページ別に分けられた封筒の表にはきっちり入稿準備もされているわけ。つまりレイアウトで入る場所の指定まで入っているの。それで、「あ~、本が出る前にこうして人目にさらしちゃいけなーい」なんてわたしは思ってるのです。お漬物と一緒にポジが売れちゃっても困るし。封筒は、グレーの、いつものカメラマンせんせの事務所のもので、「大変だ、これ見つかったら怒られるう」と思っていたら、なんとほんとにカメラマンせんせがもそっと現れたものだから、「ぎやあああ~」と叫んだら目が覚めました。なんて夢だ~。余計に疲れるではないの。でも4月1日にふさわしい夢だったかもしれません。(-_-;)
●首都圏JRの駅が完全禁煙になったというすばらしいニュース。「分煙」とか「部分喫煙」なんて何の意味もなくて、ほんとつらかったものです。山手線に乗ってても、どこか駅に着いてドアが開くなりすごいケムリの臭いがなだれ込んできて、読んでたものから目を上げないでも、「あっ、ホームのこの場所が喫煙コーナーなんだっ」ってすぐにわかることがしばしばありました。喉や鼻の奥が即感知しちゃうわけ。わたしは極端な地獄鼻だとしても、つらい思いをしていた人は多かったと思います。ほんとよかった。
(2009-04-01)

2009年4月 1日, dans 京都 花★無駄話 |

2009年3月23日 (月)

■ 縮小版継続中 赤のパリスタイルです


Pousse 今日はこれだけご覧に入れます。「フローリストショップ プーゼ」のアトリエで先週撮らせていただいたものです。わたしの贈り花のスタンダードです。みなちゃん=浦沢美奈さんは新刊「お花屋さんの花レシピ」が平積みですごいですね~♪ わたしは必死で仕事しています。メールのお返事も全然できずごめんなさい。何もかも、今は必要最小限。許して~。<(_ _)>
(2009-03-23)

2009年3月 23日, dans 京都 花 |

2009年3月17日 (火)

■ 浦沢美奈さんの新刊、「お花屋さんの花レシピ」 出ました!


1a_2 「お花屋さんの花レシピ」(文化出版局)が出ました! みなちゃん=浦沢美奈さん@「フローリストショップ プーゼの新刊です。おめでとう!! 昨日3月16日発売です。春らしい色の花材と優しい風情のブーケの表紙、気持ちが浮き立つようです。
2a●表紙全体。B5版変形で、つやつやのカバー。全80ページ、どのページもたくさんの写真が収められています。これだけ美奈さん自分で作って撮ったんですね。お花のアレンジメント、プロセス、写真、全部全部おひとりで。偉業です<(_ _)>
3a●美奈さん@アトリエです。上級クラスのレッスン中にちょっとお邪魔。本の写真はすべてこのアトリエで撮影されたのです。エントランスの左右に自然光の差す窓際コーナーが作られていて、とても撮影しやすくなっています。そう、光さえ味方につければ、写真は撮れます! 自然光のもと、詳細プロセスもできあがったアレンジメントもリースも、せっせせっせと撮っていかれたのですね。本は、暮らしの中でお花を実際に楽しむ技があふれるほど披露されています。あまりの充実ぶりです。●色からお花のイメージを作っていく、●ブーケの作り方、●「フローリストショップ プーゼ」がとりわけ得意とするバラのさまざまな飾り方、●初心者でもできる投げ入れの飾り方、●リースの作り方、●小さなお花のちょっとした飾り方、●秋やノエルのためのお花飾り、●花束をいただいた時の飾り方のヴァリエーションなど本当にわかりやすく解説されています。美しい写真を見ているだけで幸せで、でも明日起きたらお花を買いに行こうって絶対思ってしまう本です。ほんと~に写真がきれい。必要に迫られて撮り始められて今に至る、って話を以前伺ったことがあるのだけど、それにしてもお花が香り立つような、柔らかな花びらに触れられそうなこの写真、上手過ぎます。カメラマン泣かせですね~。だってこんなに撮れたら、カメラマン要らんもんね。
5a●アトリエに伺ったわたし、ただおジャマに行ったんじゃないのよ♪ ちゃんと目的があったのです。必要があって、わたしがいつもお願いする定番・赤いパリスタイルのアレンジメントを撮影させていただきました。何パターンも撮ったものの中から、入稿用のものとは別カットです。ほんとありがとう<(_ _)>
4a●本のデータです。
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お花屋さんの花レシピ
浦沢美奈著 
文化出版局
1680円(本体価格 1600円)
2009年3月16日発売 
ISBN:978-4-579-21071-8
80ページ B5変型
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(2009-03-17)

2009年3月 17日, dans 京都 花 |

2009年3月 9日 (月)

■ 簡単縮小版 その1 赤とオレンジのアレンジメント


Rougeorange2 先日のある日、友人の誕生日を祝う夕食にほんのひと時参加。オレンジがすごく好きな友人と、赤がわりと好きなわたしからのプレゼントというわけで、赤オレンジ混合アレンジメントに。みなちゃん=浦沢美奈さん@「フローリストショップ プーゼ」にお願いしたものです。お料理がまたおいしかったの♪ そのうちに。
(2009-03-09)

2009年3月 9日, dans 京都 花 |

2009年1月30日 (金)

■ 「フローリストショップ プーゼ」で春の花!


1a_2■ ひたすら本の仕事の毎日! 本に載っていただくのにご無沙汰したっきり状態でテクストを書いてはいけないので、(お店に対しても読者に対しても)ひたすら端から回れるだけ回る日々です。目下がんばっているわたしの京都グルメガイドの本(春発売です!)カラー写真掲載で108軒、文字情報で112軒、計220軒です。文字情報での掲載に関しては、データとご紹介文(125文字)なのだけど、たったの125文字をあなどっちゃあいけません! これはやっぱり、ちゃんとわかっていないと書けない文字数です。以前取材させていただいたことがあっても、自分で他の雑誌に書いたの見て「こんなん書いてたんや\(゜o゜)/」なんて、ほとんど忘れてたりするし、取材ノート(莫大)をいちから見直したり、もちろんHPも見せていただいたり、可能なら買いに行って食べたり、お邪魔して座り込んで撮影もしつつ食べたりなんてしてたら、ほんと1日で10軒分入稿するのが精一杯だったりします。ひー。それで遅れ遅れに<(_ _)>
3a_2●そんなんで、今は本に関係した食事しか出られないし、最大限デスクワークできるように1日1外食か、たてこもり家ごはんの日々なので、ものすごく不義理しちゃっています。楽しそうなことはいつもなら即返事してどこでも飛んでゆくのだけど、今は基本どこにも出かけられない状態で、みんな許して~! 非常事態レヴェルにいると思ってくださいませ<(_ _)> 簡単ゴハンが多くて、きちんと割烹も行けてないし~。カウンターにパソコン持ち込んで、コースの合間に打ち込んでよかったら、食べて仕事できて理想的なのになあ、なんて夢想するんだけど。あかんですよね。
4a_2●それでデリとかトレトゥールとか錦のお惣菜とか、そういうのも「お久しぶりシリーズ」一環としてよく食べている昨今なのだけど、その撮影が上手にできなくて焦ります。家で物撮り態勢をちゃんと作るのがわたしの次の課題だと思う。電気スタンド2灯とかでなんとかやってみるんだけど、もちろん写ってはいるんだけど、気に入らん(-_-;)。やっぱりライティング機材買うしかないわけえ? (叫) 「しろうと撮影なんだから、これくらいでいいと思おうよ♪」 と自分に言い聞かすんだけど、仕事でものすごく美しい写真を見過ぎてるせいで、許せんわけ。それで実はお取り寄せものとかお菓子とか飲み物とか、すごく素材がありながら、ほとんどアップしてないわけ・・・もったいないかも。・・・仕事の合間に勢いついて以上のような打ち明け話。全然役に立たない話でごめん<(_ _)> 
5a_2●でも仕事の合間に伺った大好き「フローリストショップ プーゼ」は春のお花がたくさん入っていて、ぱーっと気持ちが明るくなりました。チューリップやらストックやら、これからまだ2月なんて嘘みたい~♪ ふわふわの薄紙をただ二つ折りにしただけみたいなスイートピーもかわいらしいことです。今は昔、小学生~中学生くらいの頃、今では懐かし過ぎるペーパーフラワーとかリボンフラワー作りに血道を上げたんだけど、(もう人生これでやっていこうと本気で思って熱中してた、)スイートピーって作りがいのない花でした。だって伸縮性の紙なり、切ったリボンなりにフリルをつけて、2~3枚折って重ねて下を留めるだけだったから~(笑)。でも春先にこうしてたくさんあると華やいでいいですよね。バラのゴージャスさとはまた違ってすてきです。
2a_2●というわけでわたしは仕事に戻ります。冒頭のアレンジメントの全体像です。春のアレンジメント、ほんと夢いっぱい。お花をいただくとほんとうれしい。(薫さん先日は赤アレンジメントありがとう♪ )  さあ何か飲んだらがんばります~!
(2009-01-30)

2009年1月 30日, dans ■ごあいさつ京都 花 |

2009年1月 1日 (木)

■ 新年のご挨拶


Pousse_rouge 全国100万人の読者の皆さま、そしていつもお世話になっている方々に、新年のご挨拶を申し上げます。あけましておめでとうございます。いつも応援いただきありがとうございます。このサイトを始めたのが06年の3月23日。それ以来、これを通じてたくさんの方とお知り合いになれたり仕事の場が広がったりと、ただただいいこと尽くめだったと思います。本名を出してサイトをやるっていうのはメディアを自分で持つことなんだとやるうちにわかったし、それだけ責任もあるのだと思うようになりました。このネット事情は、数年前なら考えられなかったことです。
●最新情報の入手に頑張るのは職業柄習い性としても、撮らせてもらう、出させてもらう写真をとにかくきれいに撮らねばならんという思いが年々増して、そちらでもうほとんど必死になるようになりました(笑)。子供の頃からいつもカメラを片手に持っていたけれど、今こんな形で出していけるようになったなーと。「しろうと写真としては少しマシになった」という認識でいるのだけど、「写真がきれいですね~」なんて褒めてもらうともうメロメロにうれしくて「うははは」と飛び跳ねたり。(アホです。)けれどプロのカメラマンせんせが撮られるライティングをきっちりしたつやつや写真とは厳然たる違いがあるわけで、だから紙媒体も大事なのよって言いたかったりします。
●ものを伝えるライターとかジャーナリストとしては、このネットの世界の進化の昨今を本当に便利になったと喜ぶのと同時に、ネットの進化と比例するように雑誌が端から休刊していっていることを本当に悲しく思っています。わたしが仕事させていただいたり関わることのあった雑誌が昨年は3誌休刊になり、さらに1冊は定期刊行から不定期刊行となってしまいました。がっくりすることです。その世界がなくなってしまったという悲しさと同時に、現実的には仕事激減、当然ひどい収入減で、どうしましょ? 状態なわけです。それでも毎日変わらず取材には出かけて料理を食べ続けないといけないわけで、これ、他のライターさんとかどうしていらっしゃるのでしょう? とにかくスタンス変えずに何とか取材は続けているけれど、次の展開を考えないといけない状態です。どうしたらいいのか~? どうか知恵をくださいませ<(_ _)>
●けれど目の前の仕事にわたしは必死です! 春に出す京都の食ガイドブックに向けて、起きている時間のすべてを費やしています。いつも持ち歩ける小さな版型で、文字情報ページも含めて京都のおいしいお店220軒を掲載します。どうか応援・お買い上げをよろしくお願い申し上げます。サイトに直接申し込んでいただいた方にはサイン入りでお送りするとか、まとめ買いは割引ありとか、特典も考えています。
年賀状について
美奈ちゃん=浦沢美奈さん「フローリストショップ プーゼ」にお正月アレンジメントを作っていただき(冒頭の写真もです)撮影させていただきました。上の写真の別パターンで年賀状を作りましたが・・・ちょっと印刷が思ったようにいかず、刷り直しを? などと悶々と悩んだ挙句、まだ1枚も出していない状態です。すでに大量にいただいていますが、年明けアシスタントが戻ってきてからだんだんにお返事を。松の内に届いたらということで、ゆっくりしちゃいますがお許しを<(_ _)>
●わたしはいつも通りの日々が好きなので特別お正月らしいことはせず、今年は特に静かにしています。というか1分を惜しんで仕事しないといけないのです。今年も引き続き新しい情報を出してゆきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。<(_ _)>

2009年1月 1日, dans ■ごあいさつ京都 花 |

2008年12月10日 (水)

■ 「とっておき京都」最新号/四つ葉/お花/カレンダー!


1 全国100万人の読者の皆さま、扶桑社「とっておき京都」最新号です! 今号のテーマは「京の食めぐり」。素材のこと、町家の台所の話、調理道具などなど見て美しく読んで楽しい話題が満載です。●わたしは町家の料理屋さんを8軒ご紹介させていただいており、どうぞ皆さま(お買い上げの上)ご覧いただきますようお願い申し上げます<(_ _)> 普段から、「町家で食事をすること」はあまりわたし自身のテーマではありませんが、今回お題をいただいてそのつもりで巡ってみたら、新発見でおいしいところもありました。このサイトに未掲載のお店もあります。●他にホテルの料理(京都東急ホテルの中華「星ヶ岡」)、そして京都にできた新店を3軒ご紹介。どうぞご覧くださいませ。●そしてお知らせです。この号の中でわたしがインタヴューされたページがありまして、そこでも発表されていることです・・・このサイトを土台にして、現在京都の食ガイドブックを作っています。扶桑社から出していただく「関谷江里のおいしい京都暮らし」、3月末発行予定です。先日来その仕事にかかりきっています。全部わたしのセレクション、取材と文、そして写真も自分で撮ったものです。(とりわけこれが顔から火が出る思い(-_-;)) そんなわけで、大好きなのに普段まわりきれずご無沙汰をしているところをいま片っ端から訪ね、改めてお料理をいただいています。2月初め頃まで、ひたすら写真整理と入稿の日々です。おいしい京都をぎゅっと詰め込んだ、ちょっとユニークな本にいたします。頑張りますので、どうか応援をお願いいたします<(_ _)>
2本のために昼夜変わらず食事に出かける毎日なのですが、外にいたら目を凝らしているわ。そして、ちゃんと見たわよ四つ葉を♪ 12月の初四つ葉は河原町六角で。でも運命的にいつもこれ!祇園でしばしば見る7212でした。
3■ 四つ葉うれしかった♪ そして今日もまた新たにお花をお届けいただき感謝、もったいないくらい家の中がお花でいっぱいです。
4■ こちらは箱にびっしり詰められた赤いお花、そこにシャンパーニュ・・・なんて粋なのでしょう。お心遣いをありがとうございました<(_ _)><(_ _)>
5 そして今年もできました! 「フローリストショップ プーゼ」のカレンダーです。2009年版はポストカード形です。金箔を押したラヴェンダー色の箱におさめられた12枚、夢のようにきれいです! お店の他オンラインストアでも買うことができて、1680円。写真も実に美しいのです。美奈ちゃん=浦沢美奈さん撮影で、絶妙なソフトフォーカスでニュアンスが表現された写真は、計算尽くでやっていると思うのだけど、本人は「ただのピンボケ」なんて言ってるの。そんなはずないと思うよ~(笑)。●わたしも年賀状用の写真を、先日新装なったプーゼアトリエで撮らせていただきました。松や南天も入荷したとのことで、美奈ちゃんに作ってもらったすてきな年賀アレンジメント。自然光の入る窓際で頑張って撮影! したのでした。ありがとう<(_ _)>

2008年12月 10日, dans ●掲載誌京都 花京都 四つ葉 他ヤサカタクシー |

2008年11月21日 (金)

■ 「ラ・キャリエール」で「プーゼ」 フラワーアレンジメント教室


1a■ 昨日に続いて本日もレッスンの話題@「ラ・キャリエール」です。料理でなくてお花。アントワーヌの料理講習会のお部屋のまん前で、この日は美奈ちゃん=「フローリストショップ プーゼ」浦沢美奈さんのレッスンが行われていたのです。フラワーアレンジメント教室はベーシッククラスとアドバンスクラスがあり、いずれも月に2回開講。そのアドバンスクラスは代表自ら教えてくれるわけです。すてきね♪ 
2a●ちょうど出かけるタイミングで美奈ちゃんからメールが来たではないの。わたしがアントワーヌの講習会に紛れ込むことを知って、「まん前の教室にいるから後でね~」と。なので到着後、「えーい」と乱入しちゃったら、お部屋はレッスンの真っ最中でした・・・お邪魔ごめんなさい<(_ _)>
3a●レッスン風景。テーブルいくつかに分かれて、用意された花材でアレンジメントを作るのです。受講生の皆さんは、かわいらしい感じのいい方ばかり。なごやかな雰囲気です。楽しそう。 
4a●作った完成品を直接見てもらえるのもすてきです。冒頭の写真のお花はこの生徒さんが作られたものです。これは間違いなく「プーゼ」のアレンジメント、美奈ちゃんも「きれいにできてる!」って褒めていました。いいなあ、こうやってプーゼエスプリを身に付けていけるのです。「ラ・キャリエール」における「フローリストショップ プーゼ」のアレンジメント教室のコース紹介はこちらです。
■さらに、年に6回のプレミアムレッスンというのが楽しそうです。これは「ラ・キャリエール」ならではのプログラムで、「お花+料理やお菓子」を組み合わせたレッスンです。例えば、ウエディングケーキとウエディングフラワー/夏のヴェトナム料理と夏のテーブルコーディネート/ノエルのテーブルフラワーとシャンパーニュ講座、オードヴル実習・・・という感じです。次はヴァレンタインのショコラとお花という組み合わせが2月にあります。ショコラの焼き菓子を作るみたい。どれも魅力的です。お花も料理も、技を身に付けて生かしたら一生豊かな気持ちで暮らせるもの。
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11a■「フローリストショップ プーゼ」寺町二条本店です。ラフな感じで季節の花や木や実ものがあふれていてすてき。ここに机おいて、ずーといときたいくらい。(ジャマよね(-_-;))
12a●入り口付近はすでにこんなにノエルの飾りです。キラキラしていて、華麗でいいです。
13a●反対側もノエル一色。
14b●品種ごと名前が表示されたバラのコーナー。なんともセンスがよくてかわいらしい。ここにいるだけで幸せな気分になれます。
15a●アンティークな色調のバラのアレンジメント。バラほど美しいものこの世にあるかしらん。皆さんわたしへの贈り物に迷ったら、迷わず「プーゼ」のバラにしてね(笑)。何色でも好きです。(あるいはショコラです!)

2008年11月 21日, dans 京都 花 |

2008年10月 6日 (月)

■ 花、●鶏の麺、●キャノンIXY


1a 全国100万人の読者の皆さま、ちょっと人生があふれているので、本日いつもと違う箸休めヴァージョンでいきます。おなじみ「フローリストショップ プーゼ」で注文したお花を待つ間に撮らせていただいたバラ。だいたい赤いもの以外わたし目に入らないのだけど(赤いかそうでないかの二進法(-_-;))、これはきれいだったわ・・・薄い柔らかな花びらが幾重にも重なってふわふわしていて、優美なことです。わたしのうちには似合わんので買って帰ることはないけれど、ピンクが似合う人に贈ってあげたいなあと思う。
11a 東京にすっ飛んで、六本木の「香妃園」の鶏煮込みそば。コラーゲンでとろとろのスープです。中にはやわやわのなめらかな麺、新取菜と細切れ状の鶏肉だけというシンプルさです。わたしこれ無条件降伏的に好きで、20代前半からいったいどれほどいただいたことでしょう。
12a うしし、持ち上げして撮ってます。右手でお箸やスプーンを持ってカメラは左手で、なんだけど、わたし持ち上げして撮るのがひどく好きなのよ♪ (前にも書たかも。)で、大抵一緒にいる人が見かねて「持ってましょうか?」って言ってくださるのだけど、持たないでいいからね(笑)。いつも、「湯気湯気のうちに」とか「チーズとろりんのうちに」とか、秒単位+位置もミリ単位で結構本気でやってたりするわけ(-_-;)。一眼レフを導入しようかと毎日思うし薦められもするけれど、やっぱりコンパクトデジカメでいくのは、一眼レフでは左手片手撮りが絶対できないという理由からです。
Bic1a うししし、ここは愛するビックカメラよ♪  読者の方からの問い合わせで多いのが、「どんなカメラを使っていますか?」というものなのですが、これ、IXYです。ごく子供の頃アサヒペンタックスなんていう懐かしいものを使っていましたが、もの心ついてからわたしはキャノン人(EOS)、デジカメになった時は3年ほどカシオのEXILIM を新機種出るごとに買いましたが、またキャノン人に戻ったのです。
Bic2a■ 望遠はほぼ使わず、接写ができるというのがわたしに一番必要な条件です。これなんて2cmまで寄れるんだもん。お料理撮りたい人は寄れるカメラというのを条件にいたしましょう。
Bic3a_2■ こんな感じ。接写2cmの他に、液晶3型、28ミリ~(内観が撮りやすいです)も気に入っています。これでたくさんたくさん撮れば、慣れるというもんです。それからいい写真をたくさん見ること・・・わたしはやっぱり神さま巨匠ハリーの写真を見続けて、(人はイケズだが、なんてわたしは言いませんよ、)写真は本当にきれいだなあ上手だなあ違うなあと思って、このことが財産になっていると思うのです。仕事がらみでマジで写真を撮らないといけない時、(このごろ時々あるのです、)わたしひっそりとお祈りをするのです。「いつもハリーを見守っている本当の神さま、どうかほんの少しだけわたしの方を見ていてください」。ところがある人が言ったこと:「ハリーさんの神さまがイケズだったらどうすんの? ハリーさん本人は実はすごくいい人で、写真の神さまがイケズなんかもよ~!」\(゜o゜)/困りますね~その神さまがわたしを見守ったら!

2008年10月 6日, dans 京都 花★カメラ・電気製品・メカ話東京 鶏 |

2008年9月11日 (木)

■発売中の掲載誌です/黄色とオレンジいろいろ


1全国100万人の読者の皆さま、現在発売中の掲載誌をご紹介させていただきます。まずは扶桑社の「とっておき京都」No11が出ました~! 「春京都」「夏京都」「秋京都」「冬京都」という誌名で出てきた本ですが、季節を問わずすばらしい京都をご紹介するという意味で、前号より「とっておき京都」という誌名となっています。どかんと充実の食ページ・・・は実は今回はなく、「源氏物語」大特集で、1冊まるごと「源氏物語」にひたっています。わたしは新店紹介3軒と連載「ホテルのひと皿」だけやらせていただいています。どうぞ(何冊でもお買い上げの上)ご覧いただきますようお願い申し上げます<(_ _)>
2小学館の「和樂」10月号では京都駅付近のおみやげやお弁当やテイクアウトをご紹介。新幹線に乗る前に、迷わず的確においしいものを入手できます! わたし自身が東京から京都に通って来ていた長い間、(ほんとしばしば来てたくせに)帰る間際はめいっぱい「京都もの」のお買い物をしましたから、欲しい気持ちはわかるわけ。東京の家に帰ってうわごとのように「京都、京都」と言いつつ、おじゃこやらお漬物やら和菓子やらを日々いただいて気を鎮めたのです。きっと他にもそういう方、重い京都病にかかってしまって、あげくに幽体離脱して身体は東京(なりよその場所)にあれど魂は京都にあるっていう方、意外といらっしゃると思うのです。根本的解決は京都に移り住むしかないと思うけれど、すぐにそうはいかないなら、当面の治療のためにはやはりのぞみに乗って京都に通い、京都ものをとりあえず気が済むまで摂取するしかないです(笑)。以上ここまで写真はすべていつもの神さま巨匠・ハリー中西せんせに撮っていただいています。きれいしみんな見てね。
3_2文藝春秋「CREA」10月号ではJR東海とのタイアップで大原散策のページです。あづいあづい中、「静謐の秋の大原」なんていう取材をしていたわけです。今となっては楽しかった♪ お寺の写真などは水野克比古先生の作品を使わせていただいています。
4JTBパブリッシングのムック、「京都イチオシの秋」では、「京都を愛するグルメライター 関谷江里さんが選ぶ5ジャンルこのお店」というタイトルで、22軒にご登場いただいています。取材はすべておまかせして、わたしはコメントだけさせていただきました。ご協力いただいた多くの方々に心から感謝いたします。
5こちらは文庫本。文春文庫PLUSで、「噂のスイーツ天国」という新刊です。これは惜しくも休刊となってしまった文藝春秋の月刊誌「タイトル」で過去にスイーツ大特集をした時の記事をまとめたもの。この中でわたしは京都を代表するパティスリやサロン・ド・テをご紹介しています。以上すべて、どうぞ(ばーんとお買い上げの上)お楽しみいただきたく、重ねてお願い申し上げます<(_ _)>
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Pousse_jauneフローリストショップ プーゼ」で黄色とオレンジのアレンジメントを久しぶりに。きれい。かわいらしい。お花贈るの大好き♪ お見舞いのためだというのに、お花買いに行って大喜びってどーかしてる?
Pm1aPm2aまだ黄色とオレンジあります! また今週初めに行っちゃった「プティ・ムッシュー」。夜の閉店間際駆け込みで残り1人前だったカレーをいただいたのでした。オレンジのお皿でアミューズ3種盛り、そして食後に黄色のカップでカフェ。先日来こちらの記事をご覧くださっていたある方から、「わたしもオレンジのシャツを持っているのでカレーを食べに連れて行ってください」とメールがあり大笑いして・・・頭が「プティ・ムッシュー」のカレーになってしまったのでした。そのうち一緒に行こうぞよ。

2008年9月 11日, dans ●掲載誌京都 カレー京都 花 |

2008年9月 8日 (月)

■秋風情の「プーゼ」/「カナエ」さん秋の新作


21フローリストショップ プーゼ」に入ったら・・・お店の一角が山里の風情のようになっていて、「おお秋だ~」と思います。山の方は朝晩涼しいだろうなあ。空気が澄み渡ってきれいだろうなあ。なんて思いつつ、まず行くことはないのです。街なかで季節の移り変わりを感じられれば、わたしはそれで十分満足なのです。

1_32_3■「パティスリー・カナエ」さんの秋の新作です。7月の終わりに行われた秋の新作試食会に伺っていただいたものです。まずは古典への回帰? ルリジューズの、モンブラン風味です。カリカリのシュー生地の中にはマロン風味のクレームパティシエール入り。ショコラがかかっていて、深い秋らしい味わい、ころんとした形も愛らしいことです。
3■手前の茶色いのがキャラメル・サレ・クロカン。向こうがパンナコッタ・ルージュ。塩気の効いたキャラメルムースはちょっと本気でおいしいものでした。下からヘーゼルナッツのダクワーズ生地、その上にプラリネのフイユテ。この台の部分も風味豊かですが、とにかくキャラメルムース部分がわたしは圧倒的に好きでした。トッピングにキャラメリゼしたアーモンド、そしてキャラメルサレのマカロン。ひたすら「焦げ系」の香りで楽しませるお菓子です。白いパンナコッタの方は、塩入サブレ生地、ホワイトチョコレート、ジェノワーズという3層の台、2層のパンナコッタの間に赤い果実(ベリー類)のソースが挟まれており、鮮やかな酸味を感じさせます。

420種類ほど常時揃うマカロンにも新作3種です。栗の風味のモンブラン、今っぽい味のキャラメル・サレ。ショコラのフォレ・ノワールは中にグリオットチェリー入りです。これはぱくぱくと、いくつでもいただけちゃっていけません。以上の新作はすべて9月1日から発売されています。

2008年9月 8日, dans 京都 スイーツ京都 花 |

2008年8月22日 (金)

■祇園のひんやりデセール/カレー/深夜の1周年イタリアンで


1a_2祇園の「山玄茶」で取材をさせていただき、撮影後、桃のデセールをいただいたのです。レモンのソルベが添えられていますが酸味ほどよくいい感じ。朝の取材から幸せに♪
1110祇園切通しの「切通し進々堂」、店内の壁面がびっしりうちわで飾られる季節です。おや何かカップに入ったデセールが♪ オレンジのバヴァロア350円、プリンに替って登場して人気のデセールです。バヴァロア部分はふわっと空気を含んで口当たりよく、そこはかなとないオレンジの香りが何とも上品で祇園風情。上のオレンジのジュレのふるふる具合はジュレ好きにはたまらんはずです。これはお嬢さんの法子ちゃんによるもので、シンプルながら、優しい味わいの佳品です。オレンジの他に、パイナップルもあります。おみやげにもすてきです。
21_2時々無性に出かけたくなるのが祇園南側の「OKU」です。OKUパフェ1600円をいただいています。あ、OKUパフェなんて言わなくて、ただの「パフェ」なんだけど、勝手にそう呼びたくなっちゃうくらいオリジナルということです。(それにプリンはOKUプリンというのよ♪)まず見えるのが美山荘の抹茶白玉アイスクリーム、あずき白玉アイスクリーム、黒糖寒天、あずき入りバターケーキ、美山荘のおぜんざい。
22_2そして、くるりとグラスを回すとこんなです! パンナコッタの白い層、その下にはふわふわの抹茶ムースです。それが斜めに、びしーーーっと美しくおさまっているのです。いやー、これは食べ応えのあるパフェです。パフェに時々ある場所かせぎ的なものは一切入ってなくて、どのパーツもそれぞれがものすごく本気で明確な味わいで、それでいて全体が調和しているという絶妙さ。全体、あっちこっちにスプーン突っ込んで少しずついただいてもいいと思うけれど、わたしはやっぱりぐしゅぐしゅにせず、1パーツずつ味わっていきたい方です。(だいたい何でもそう。)これはね、できればこのパフェを味わうためにだけ出かけるのが正しいと思います。朝から「今日はOKUパフェ食べるぞ」の気持ちで。それくらいの力作です。アイスクリームもジュレもケーキも、味が濃い濃いのです。その分ムースのふんわり感でバランス取れているのだと思うけれど、それにしても充実感(そして満腹感)たっぷりの、オリジナルでスペシャルなパフェです。
31パフェ食べるためだけに出かけよ、と言ったのは誰だ? (-_-;) パフェの前に実はカレーをいただいていたのです。
323334藤木農園の有機野菜たっぷりカリー 1300円。西賀茂の無農薬有機栽培農家の藤木さんの野菜がたっぷりです。以前一度掲載していますが、夏野菜の内容が変わっていました。収穫によって当然違ってきます。そうそう、今回もここで「ばったり会い」がありました。いつも必ずどなたかとね。
4241カレー続き。6月のオープン以来こちらも大好きになってしまった話題沸騰のカレーやさん「プティ・ムッシュー」でフロマージュをトッピングしたカレーです。
434445とんかつをオプションでつけてカツカレーにしてもいいし。エスプレッソを注文したら、こんな黄金のお盆に載せられて登場します。おしゃれだわ\(゜o゜)/ひと口のお菓子もついてきます。シャンパーニュのソルベがサーヴィスで。どこまでも粋です。かっちょいいの♪
N1で、「プティ・ムッシュー」のマダムの佐藤有紀さんも一緒に、いつもの美奈さん@「フローリストショップ プーゼ」、そしてなんと同名でパリで同業の佐伯美奈さん(ダブル美奈の共著で「パリ・京都 花のある暮らし12か月 小さな花のナチュラルアレンジメント」(主婦と生活社)の著書あり。探さないけれど、本サイト内にも記事あり。)と4人で、深夜の「京都ネーゼ」にいます。「京都ネーゼ」は1周年を迎えたのです。おめでとうおめでとう! なんだかめちゃくちゃに盛り上がって楽しんだわたしたちです。全員が料理の写真を撮って、ご覧の通りの写真軍団。そしてもちろんよく食べました。食べたものはいずれまたお見せするとして、驚いたことがあって・・・
N11_2このユニークな野菜の籠盛りアレンジメント、御祝として贈られたものだそうで・・・なんと、天才タツヤ君から届いたものというではありませんか! \(゜o゜)/見てこの斬新な組み合わせ! なんとイケてるのでしょう♪
N12_3ほらね、「TATSUYA」とあるでしょう? 間違いなく、ここでムール貝を所望した驚異の10歳児:たっちゃんです。「京都ネーゼ」でのディネがいたくお気に召したようで、食通の彼の「贔屓の店」リストに入った模様です。1周年を祝おうって、かっちょいいではないの~! 同時にまた、「京都ネーゼ」がいかに幅広く愛されているかもわかろうというものです。このかぼちゃ籠、しばらくお店を飾るはずです。ぜひみんな見に行ってね!

2008年8月 22日, dans 京都 カフェ京都 カレー京都 花京都 イタリアン08 |

2008年8月20日 (水)

■ふわふわの、きつねうどん/黒みつ氷/ハートのブーケ


0やらねばならんことに行くべきところが重なりまくって人生あふれ返っているのです。が、サイト上は本日ちょっとゆっくりモードの脱力ヴァージョンです。先日(って先月!)の「アルページュ」やらもうすぐオープンの「ガスパール東京」やら、もう写真もセレクトして組んであるのだけどテクスト打ち込みができてないの<(_ _)> きつねうどんは@大好き「冨美家」です。ふわふわのお揚げ、しゃりしゃりの甘いねぎ、やわやわのおうどん。そして香りのいいおだし。うどん一杯で桃源郷だあ~♪
12_2こちらはふわふわの氷です! 先斗町の「ぎょくえん」、氷が空気をはらんで綿のようにふわっふわなのです。今はすごく昔、わたしも人から教えられた時は、「ふわふわの氷って?」って半信半疑というか全疑状態だったのです。けれど本当に、真綿のような、あるいはカシミアのようなやわらかさの氷ってのがこの世にあるのよ。何を置いても黒みつがおすすめです。
2b1_2美奈ちゃん@「フローリストショップ プーゼ」。お祝いのお花を注文に行き、ついでに自宅用の小さなブーケをお願いしたら、御大・浦沢美奈さんの登場です。わーい♪ うどんや氷でふわふわ癖がついていたわたし、「白で、やわらかにふわふわに」とお願いしたら「赤じゃなくていいの? 珍しい」と笑われました(-_-;) で、よく見て~! アイビーがハート形になってるの~! わたしがたくさん愛に恵まれるようにと。大笑い。ありがとうよ。先日天才ご子息も共に「京都ネーゼ」で夕食したのが忘れがたく楽しくかったので、近々またたっちゃんを囲む夕食会をやろうね♪ と約束してお店を後に。全国100万人の読者の皆さま、天才タツヤ君のユニーク語録を、またどうぞお楽しみに!

2008年8月 20日, dans 京都 うどん京都 花京都 サロン・ド・テ |

2008年7月26日 (土)

■全部しばし待っててください・・・


1全国100万人の読者の皆さま、この猛暑を乗り切るにはとにかく栄養と水分補給、そして安定した睡眠が必要だと思います。なんて人さまにエラソーに言っている場合ではないのです。京都はあづい。今日の日中は多分50℃くらいあったと思う(-_-;)15時頃にチャリに乗って祇園と往復したわたしはアホです。もうあづぐであづぐでらめら~。家に帰っても平常心に戻るまですごく時間がかかって。さらにわたしは昔から陽に焼けるなら死んだ方がマシと思っているので、SPF50くらいを顔に塗ったくって、首にはがっちりスカーフ、手には黒手袋。服はもちろん長袖なわけ。あたたかいことです~(*_*)(*_*)
2お花きれいでしょう? 御祝に作ってもらったお花、いつもの「フローリストショップ プーゼ」で御大、浦沢美奈さんがばちーっと赤いバラだけで組んでくださったアレンジメントです。うれしいうれしい。何でも美奈ちゃん頼みだー。お花見たら、元気出るかも。って、あづさでヨレヨレしているけれど、大丈夫です。栄養は取れていると思います(-_-;) 久しぶりに「ケザコ」へ行きました。なぜだか前に行った日から空いてしまって、「久しぶりねえ」「長く来なかったねえ」とステファンに100回言われてしまった。。本当に忙しかったの。申し訳ないことをしました<(_ _)>より洗練されて非常によかった料理、早く写真を整理してアップします。どのお皿も味を幾重にも重ねて、それが計算づくなのか、直感的にできるのかわからないけれど、どれもが、本当にイケてるオリジナルな味わいとなっていたのです。どどどどどと感動。Stéphanは4étoilesだよ☆☆☆☆(星など要らんと言うだろうけれど。)そしてもうひとつ、多くの人から言われること:「アラン・パッサールのフェア行かなかったの?」 行きました~。2日目のデジュネに出かけました。体調不安定で食べられるか不安だったけれど、ちゃんと行ったんだぞ。もう少し待っててね。だいたいわたしフェアは基本的には行かないのです。でも今回は特別ね。
3リニューアルしてきれいになった「パティスリー オ・グルニエ・ドール」で、今いちばん色がきれいなタルトです。帰りがけ家までたどりつけず涼んでお菓子購入。(買ったのは違うものです。)とにかくあまりのあづさに、心持がいつもと違って、なんともわたしトロくなっているのです。いつもはぱしぱしと家の中も片付けるのに、なんだかだらりんと。いかん。ビックカメラへ行けばいいんだわわたし♪ きっと元気になれるわ♪ と、いま欲しいもの必要なもの(複数)を思い出してネットで下調べ・・・スペック見て機能的にOKでも、デザインがくねくね丸こくて好きじゃないとか、そういうのが多くて悩ましいです。何で何でも丸こいの? びしっとシャープに直線のデザインにしたらいいのにと何を見ても思います。いちばん初めのEXILIM なんか好きだったなあ。。。このごろのカメラ、何でも丸い。何でカメラがくねくねしてないといけないのかああ? なんて言ってる場合じゃなくて、秋の京都の原稿書かねばならんのだ。・・・けれど試食スケジュールもぎっしりと。端から友人知人親しい人に試食一緒に行ってもらって、ありがたいです<(_ _)> これから牛肉食べてきます。ジュレ癖の後、わけあって、牛肉癖がついたわたしです。

2008年7月 26日, dans ■ごあいさつ京都 スイーツ京都 花 |

2008年7月24日 (木)

■カフェのジュレ、おだしうどん、涼しいブーケ


1ジュレ癖がついてしまったわたし、「喫茶 フランソワ」のカラフルジュレとか「紫野和久傳 茶菓席」の柑橘もののジュレとか「栖園」の琥珀流しとかいろいろ思い浮かべつつ、豆ももうないし、敢然と向かったのです下鴨本通「カフェ・ヴェルディ」へ。「敢然と」ってのもおーげさか? ・・・けれど、あづいあづい1日の撮影の後もうヨレヨレ、体調の上がり下がりも激し過ぎ、帰宅後はゆっくりしてればいいのにカフェのジュレを思い出してしまったんだもの~。どうしても食べたーい♪ この写真寄り過ぎ? 寄り癖ついてます(-_-;)
2こんな感じです、全体像は。カフェのいい香り、確か「エチオピア」を使った、深い味のジュレと・・・その後ろに見えているのがアイスクリームです。
3いやもっとちゃんと全体像です(笑)。これなんて、何と2灯ライティングで撮影したのよ皆さん! ハリーズアイもびっくりよ♪ (←冗談です!!) 正式名称は「珈琲ゼリー&アイスクリーム」450円。おいすぃ~です。余分なものがなく、ジュレのふるふるとアイスクリームの冷たいおいしさを味わえて、これで完結のデセールです!
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11この湯気湯気はなんでしょう? (って昨日も書いたか(-_-;))冷やすばっかりじゃなくて温かいものもいただきましょう。最近のある晩、22時くらい。仕事ひと通り終わって、体調からいっておうどん一杯が適正な感じだわ♪ 盛大な食事も大好きだけど、おだしのうどんも絶対必要です。
12味味香」ではカレーうどんだけではなく、実はおだしものもなかなかにおいしいことを思い出して、きざみきつねうどん630円。甘くないお揚げの細切りとねぎだけのシンプルなうどん、お昼ハデにフレンチを食べた後に、また別の幸せです。おだしおいし~♪ 夜遅店なのに禁煙なのが本当にいいです。いつどの時間帯でもコンスタントにお客さまがいらして、愛されているお店だなーって思います。実はひどい口内炎ができていて、先日のダウン以来ずーっと治らずでつらくて。治ったらカレーうどんをいただきます♪
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21フローリストショップ プーゼ」で浦沢美奈さんにブーケを作ってもらったら、お店のシールにあじさいの花弁を一緒にぴっと貼り付けてくださってかわいいことです。粋だなあ、やるなあ。
22これはお見舞いのお花なのです。お花にはいいパワーがあるから、きっと回復が早くなります。そしてわたしもお花を見るだけでもっと回復できるかも・・・サイトアップ用にちゃんと選んで組むべき写真がうなってるのだけど・・・もうすぐまた~。<(_ _)>

2008年7月 24日, dans 京都 カフェ京都 うどん京都 花 |

2008年6月27日 (金)

■ヴィタミンフラワー/「イノダコーヒ」


Pousse全国100万人の読者の皆さま、本日またちょっと脱力モードでお許しください。いつもの「フローリストショップ プーゼ」の黄色~オレンジのアレンジメント、びっしりといい状態の花が入って、ヴィタミンを振りまいているような感じです。花は本当に元気にしてくれます。人にどれほどよい気を与えて、どれほどの量のデトックスをしてくれるか、数値で計量できたらいいのになあなんて思う。絶対に「きれい~♪」なんていう気分だけの問題じゃなくて、花は実際に人に役立つ何らかの有効成分を出しているのだとわたしは信じています。
1_2脱力状態とかいいながら、ある朝食べているのはこんなもの。朝の5時に眠ったはずが6時半には起き上がってしまい、ではこんな日は7時オープンの「イノダコーヒ」に行くかと。新聞ざざざと見ながらハンバーグサンドイッチをむしゃむしゃ食べて、さらにまだシュークリーム食べようかなあなんて考えてんの。(-_-;) 自分がひどく自由で幸せなような、放浪でもしているような、いやとんでもなくいい加減な人生を送っているような、やっぱりウシシなような、以上全部の気分になった朝でした。
2そしてこれも「イノダコーヒ」からの眺めです、って言ったら「えーっ?」と思うでしょう? これは東京駅の大丸にある「イノダコーヒ」、東京初出店のお店なのです。「都路里」やら「近為」やら「たん熊 北店」やら京都ブランドが入ってる東京の大丸の8階にあります。新幹線に乗る前にあたふたと、閉店間際の3_2訪問だったけれど、気が済んだわ。だいたい、大丸ポイントカードが使えちゃうんだわここってば、なんて思ったが最後、服売り場で赤シルクのインナーなんか見つけてしまい、「買わずに帰れようか? (いいや帰れはしまい)」となり購入に至ったりして・・・(-_-;) とても充実の東京出張!? 家のそばででも買えたはずなんだけど・・・すべて出会いってもんだからああ♪

2008年6月 27日, dans 京都 カフェ京都 花東京 東京の京都 |

2008年6月18日 (水)

■バラいろいろ@「フローリストショップ プーゼ」


1本日脱力ヴァージョンで許してください<(_ _)> 昼夜食べ続けて、当然画像も溜まっているのだけど(お店別にフォルダに分けたら8つあり)、セレクションも画像処理も今できず状態。なので「フローリストショップ プーゼ」のバラを見てください~。わたしの交友関係、仕事のお付き合い、わたしの日常、いやほとんど精神の安定まで支えてもらっているお店です。「ふろぷ」→「フローリストショップ プーゼ」と変換されるように単語登録しているくらい。ちなみに、わたし単語登録が大好きなんだけど、バックアップをまめにしておかないと、強制終了なんかしちゃった時に勝手にすっ飛んでいることがあります。2000ほどもあるから、すごく大事! 2aで、バラなんだけど、真っ赤なブーケは自宅用。いちばんわたしが日常的にお願いするスタイルです。仕入れの日の午後に伺ったらとりわけ種類が多いです。こうしてケースの外にまであふれ出ていることがしばしばあって、でもこれもあれよあれよという間にブーケやアレンジメントになっていくのです。
3aお世話になった方のために、ちょっと包んでいただいた白ブーケです。スプレーウィットをたくさん、トルコききょうも入って、ふわふわと柔らかい感じです。
45時々わたしも欲しくなる、アンティーク調の黄色~ほんのりオレンジ系。オークランド キャラメルアンティーク。名前がいいですよね。

2008年6月 18日, dans 京都 花 |

2008年6月 9日 (月)

■発売中の掲載誌3誌~「ほおさき紅」


Totteoki全国100万人の読者の皆さま、本日はご覧いただきたい掲載誌のご紹介をいたします。まずは出ました~、扶桑社の季刊京都シリーズ。今まで「春京都」「夏京都」「秋京都」「冬京都」という誌名で出ていたムックですが、今号よりタイトルを変えて、「とっておき京都」となりました。この誌名変更は、季節を限定せず京のよきものをお伝えしてゆこうという編集方針の表れなのです。ついでに、書店さまに対しても、「季節にかかわりなく、どうぞ年中おいてくださいませ」という気持ちを込められたものだと思います。今号は「京を歩く」という特集で、わたしはお庭の美しいお店をご紹介しています。ちょっとクレジットのノンブルが違っちゃっているのですが、7軒をご紹介。他にいつものホテルのひと皿にお取り寄せページ、新店紹介などもあります。どうぞ(本をお買い上げの上)ご覧くださいませ<(_ _)>
Ryouritsushin_2料理通信」は連載ページ、「安くて旨くて何が悪い!」、巨匠・御大・神さま(←タイトルがどんどん長くなる)ハリー中西せんせおすすめの洛中の1軒が登場。レトロな雰囲気のなか、飲んで食べて2000円以内で収まるお店とは? どうぞ(本をお買い上げの上)ご覧くださいませ<(_ _)>
Ates5月末発売の「アテス」はすてきなカップル特集です。「ジョンとヨーコのように 触発しあう、男と女」。京都からは、美しくて知的な夫妻、「フローリストショップ プーゼ」の浦沢美奈さんと渡邉倫久さんに出ていただいています。どうぞ(本をお買い上げの上)ご覧くださいませ<(_ _)>
1スタッフのキョウコちゃんに教えられたのが今年デビューした新しいこのバラ「ほおさき紅」。花弁がおびただしく幾重にも重なっていて、ふわふわくしゅくしゅと、何とも優美です。花弁の先がわずかにピンクの色が濃いのです。「ほおさき紅」とは美奈さんが命名したのです。
2近寄ったらこんなです。なんだか柔らかですてきで、3本ほど包んでもらいました。かなり強い香りです。やわらかで薄い花弁が限りなく重なって、よくまあこんな美しいものがこの世に存在するものだなあと。けれどわたしの仕事机用には優美過ぎたかも。わたしにはやっぱりいつも通り赤いバラがいいかな~なんて思いつつ、朝晩水を入れ替えて少しでも長持ちしてねと大事にしています。
Minasan_2ブーケを作る浦沢美奈さん。あっと言う間にできちゃうの。作る前から完成した時の図がイメージできているのでしょうね。センスがよくてすてき、人を幸せにする仕事。・・・生きゆくこと=全部ひっくるめて生きて行う活動のすべて=すなわち仕事をしてゆくこと、進んでゆくことだとわたしは思っているのだけど、つまり人も自分もどれだけ幸せにできるかってことだと思うのです。なんだかものすごく大雑把な言い方だけど・・・

2008年6月 9日, dans ●掲載誌京都 花 |

2008年5月22日 (木)

■まずは花/ルノワール+ルノワール展/ビックカメラ


1本日ちょっと料理写真ではなく、脱力ヴァージョンでいきます。一連の入稿やら校正やらが一段落して少し安堵、まずはお花が欲しい! いつもの 「フローリストショップ プーゼ」で、優美だけどはかなげなこのバラ・・・「トロワサンセット」というのですって。「307」?
23いつも多種多彩なバラがガラスケースにびっしりと収まっているのだけど、いつの間にかこんな風にバラのサンプルが出ていました。手にとって香りや咲き方を見てくださいって。なんてかわいらしいことでしょう。これでバラの名前も覚えられます。

4_3華麗な芍薬もすてきだなと思いつつ・・・
5白いブーケを作っていただきました。空気清浄機? って感じでぱーっときれいな気が流れます。時々は赤くないお花も買うのです。
岡崎の京都国立近代美術館でルノワール+ルノワール展が開かれています。7月21日まで。画家のオーギュスト・ルノワールと映画監督のジャン・ルノワールの親子展です。オルセー美術館所蔵の作品18点を含む、国内外から集められた絵画約50点と、ジャンの映画12本の抜粋の映像が同時に見られるユニークな展覧会です。
12連れて行ってくださったのは「パティスリー オ・グルニエ・ドール」の西原金蔵さんとマダムの純子さん。キンゾさんがこの展覧会のプレオープンに招かれたわけは・・・近日中にお知らせします。わたし自身は、ルノワールの絵を長年「羊羹にハチミツかけたくらいにこってり甘いなあ」と思っていたのです。パリで何度も訪れたオルセーでもまともに見たことがなかったのだけど、今回初めてまじめに見ました。で、この人は本当に生きることの喜びと幸福感を描きたくてしょうがなかったんだなあ、デジカメとSDカードあげたら喜んで日常のあれこれを撮りまくっただろうなあと思ったのでした。息子・ジャンは写真を飛び越して動画だもんね。映画の中に、父・オーギュストの絵ととても似た場面やら構図があるのも今回知りました。意図的にやったというより、尊敬するお父さんの絵が目に染み込んでいて、自然に似たモチーフ、似た表現となったのではないかしらん。優しい気持ちになれる展覧会でした。
2122そしてわたしの生きる喜び、ビックカメラよ♪  明確に欲しいもの、改め、必要なものが4つあったのだけど、うち3つをゲット♪ うちひとつはこのミニ三脚。やっと買えたのだ~。せっかくのお料理、きれいに撮れるように・・・。

2008年5月 22日, dans 京都 花京都 イヴェント★カメラ・電気製品・メカ話 |

2008年4月28日 (月)

●「ぎをん か波羅」レセプション御礼~京都に戻りました


12週間に及んだ東京での仕事を終えて京都に戻ってきました。届いた雑誌やら郵便物やらで山のよう、すぐに京都での取材もあるから準備もしないとおお~! たった1週間空けていただけなのにはちゃめちゃに用事がたまり、いやこんな時こそとりあえずお花を買わなければ。いろいろの精算もあってまずは「フローリストショップ プーゼ」へ。バラがびっしり詰まった棚を眺めたら日常の気分になってすっかり安心。わたしにとっては食べもの以上にお花が精神の安定に必要です。さらに、持って帰った後の花の持ち方で疲れ具合がわかるってこともあるのです。わたしがいい状態だと花も長持ちするし、わたしの疲れがひどければ花もみるみる色あせてゆくから・・・これものすごいことだといつも思うんだけど、みんなそうですよね? どれだけいつもより丁寧にケアしようとも、花はこちらの状態を読むというか、疲れを吸い取ってくれるみたいなところがあるでしょう? だからお花が欲しいと思った時は、心身が必要としているってことだから、即買いに走っていいのです。買っても買っても欲しい時は・・・非常事態だから、また買っていいのだ♪
2お花を買ったのに、さらに自分を甘やかしているの、「月ヶ瀬」堺町店で。だって京都に戻ったんですもの♪ ほんとこの寒天も餡も、奇蹟だと思うのです。餡というかクレームダズキ(creme d'azuki ね)っていうか、限りなくなめらかで、これを食べつついつも思うことは、なぜ「つぶ餡」なんていうものがこの世にあるかわからない、ということ。このなめらかで繊細優美な味わいに、あらゆるこの世のあんこはひれ伏していいのではないかということ・・・。もちろんつぶあん派もいることは頭ではわかっているのだけど、やっぱりわたしはこしあんよ。だいぶ以前、「料理王国」時代の君島佐和子さんから「こしあん対つぶあん」ページのためのアンケートで3行ほどの回答を求められた時に、A4の紙1枚にぎっしり、こしあんがつぶあんよりどれほど優れていて、こしあんをどれだけ愛するかを述べて呆れられたわたしです(-_-;)
1a_22a_23a_24a_25a6a7a8a先週金曜日で、「ぎをん か波羅」8日間に及ぶレセプションが終わりました。満席でお入りいただいていたため、写真撮る間もなくお帰りいただいた方の方が多くて、これはおいでいただいた方々のごく一部です。内覧と試食に来てくださった方、見るだけでもとお寄りくださった方、そしてかつての同僚やら仕事仲間やら現在進行形でお世話になっている編集者の皆さまもにもおいでいただき、本当にうれしく思いました。御礼申し上げます。
11a_21213a14a15a お配りしたCD内に入っている画像です。上の間 鉄板カウンター 中の間 奥の間へのエントランス 奥の間。絢爛豪華、独自の雰囲気を楽しめます。





21a22a23a31a 32a_3美山の野菜に、鉄板焼き生麩の田楽、黒酢のグラニテ、ねぎ焼、お好み焼。京都素材が満載です。
レセプション終了まで、わたしが「ぎをん か波羅」の魅力をお伝えしてきましたが、今後は、http://www.kahala.in/こちらをご覧くださいませ。現在データのみアップされていますが、追々充実していくこととと思います。ここまでのすべてにかかわってくださった多数の方々に、重ねて御礼申し上げます。

2008年4月 28日, dans 京都 スイーツ京都 花東京 ぎをん か波羅 |

2008年4月20日 (日)

■しばし京都に戻り、うどん/インドカレー


1a西麻布「ぎをん か波羅」へ、京都の「フローリストショップ プーゼ」からのお花です。お贈りいただいた方々ありがとうございます<(_ _)>
2a「ぎをん か波羅」、レセプション1週目はおかげさまで無事終わりました。すでに取材のご依頼もいただいています。最初のうちはできるだけわたしがお店にいて対応させていただきます。そのまま原稿になるようなこと語ります~♪  何なら代わりに書いてもいいですよ~♪ (冗談ですってば!)皆さまどんどん書いて語って広めて、そして食事にいらしてくださいませ<(_ _)>
11_212_2週末、仕事と用事のために間隙を縫って京都に戻りました。うちに帰って荷物を置くなりまず食べに出かけたのはおうどんよ♪ 錦の「冨美家」で冨美家鍋 600円。年中食べられる安心の鍋焼きうどんです。
212223行きたかった「グルバブ」へ夕食に。今年1月河原町今出川にオープンした、インド人によるカレーのお店です。タンドールがあって、インド音楽が鳴ってて、庶民的で、そしてとびきりおいしくて。こんなお店はどこにあろうがはやります。まずはタンドリーもの2品でスタート、ムルックティッカ ムルックシークカバブ。お値段はそれぞれ500円/400円なのだけど、いやーなかなかのお味です。ティッカはマイルドなひと口大の鶏肉、シークカバブもビリビリ辛くなくて優しいめの味。サフランライスに、ジャイプールカレー(辛さ3倍)。辛いけれど、辛さの奥からじわーっと香りと旨みが何重にも立ち上る名作。食べだすと止まらん、無言で集中、熱く熱くなって、辛さと香りの刺激が気持ちよくて、後は野となれ~! これまた食べたい・・・。
2425たまらんいい香りで登場する大迫力のチーズナンに、豆とほうれん草カレー。あ"~幸せ。ほんの1時間強ですっかり気分が変わり、すべてがすっ飛びました。以上にプレーンのナンとグラスワイン1杯を取り、ひとり2000円で余裕でおつりが来て感激。いつもわたしにおいしいものを教えてくださる「カフェ・ヴェルディ」続木義也さんにご案内いただいたのでした。
「グルバブ」 京都市上京区河原町今出川2筋下ル
(ファミリーマートのところを)西入ル
電話 075-213-2547 
11:00~14:30LO、17:00~22:30LO 第2・第4 火曜休み
★予告:明日は新しい割烹のご紹介をします。

2008年4月 20日, dans 京都 カレー京都 うどん京都 花 |

2008年4月16日 (水)

■ポストカード「大地にはこんなにきれいな花が咲く」


2「フローリストショップ プーゼ」のHPがリニューアルされてとても美しくなっています。HP内でブログ形式で美奈さんの毎日がスナップと共につづられていたり、寺町二条本店、三条店、藤井大丸店と、それぞれショップ情報がどんどん更新されていたりと、毎日見飽きぬ楽しさです。オンラインストアも本日からより充実し、ブーケやアレンジメント以外に、雑貨もさまざま扱われるようになりました。オリジナルの香りがすばらしいシャンプー、トートバッグ、本、「フローリストショップ プーゼ」の世界を満喫できます。
1そして、新しいポストカードセットもついに発売になり、このPOUSSE ONLINE STOREで買えるようになりました。「大地にはこんなにきれいな花が咲く」という12枚入り1575円のものです。「大地には こんなに きれいな 花が咲く」、口に出して調子のいい五七調ですね♪ 宇宙航空研究開発機構JAXAによる、先端技術である衛星「だいち」が宇宙から捉えた地表の画像と、「フローリストショップ プーゼ」を主宰する浦沢美奈さんが京都で作ってご自分で撮影された花のアレンジメントの写真を組み合わせた、今までにないユニークなものです。美しい色彩と季節を与えてくれる自然を大切にしてゆきたいという気持ちを込めて作られたということです。1枚1枚は、ここで非常にきれいに公開されています。すばらしいプレゼンです。
4浦沢美奈さんと、渡邉倫久さんを撮影しています。お話を伺えば伺うほどに、こんなすてきな夫妻がいるか? と感激してしまいます。ご主人の渡邉倫久さんは花を扱うアーティストである美奈さんを支えつつご自身は美容室も経営なさっています。さらに、お仕事は順調を極めているのに、この2年間猛勉強されて、ついに今春同志社でビジネス修士 MBA の学位を取られたという奇特な方です。このすてきなおふたりに関しては、「アテス」6月発売号でたっぷり述べます。どうぞお楽しみに。
11aなんて言ってるわたしは今東京に滞在中で、仕事の合間に丸の内の「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」におやつを食べに行ったり、いつものビックカメラに視察に行ったり♪
10aいつの間にかメトロも新線ができるとのことで、わたしが住んでいた時にできていればすごく便利だった路線だ♪ このところ久しぶりにデパート丸ごと網羅的に服を見たりしているのだけど、そこで気づいたこと:今どうして、色ものと言えばオレンジしかないわけ? 「流行色」であると認定されてこうなっているんだろうなあと理屈はわかるのだけど、オレンジ好きの人はうれしいだろうなあとも想像がつくのだけど。みんな持って生まれた自分の色があるとわたしは思うし、「オレンジがたくさん店にあるなあ。ではオレンジ着てみるか」なんて気持ちになる人、いても5万人にひとりくらいと思うのだけど、違うかしらん? いや、1枚くらいフレキシブルに取り入れるものかしらん? 赤が流行色とされた時は確かにお店に赤い服がどこに行ってもあって、わたしも大喜びしたけれど、でもあわてて買わんでも、流行色ゆえまわりに赤い服の仲間があふれたってこともなかったです。けれど、服業界も、ただ平らにいつもと同じではいけないから、年ごと、シーズンごと、無理にでもトレンドを作ろうとするんだろう・・・その努力は見習わないといけません。けれど、わたし、服に関してはそんなに変化を求めないです。それどころか気に入ったものは着倒してしまうから、噛んで噛んで噛んで味が出きってしまったチューインガムのように、エスプリが抜けきるまで着ないように気をつけようという感じ。ヨレヨレの服着て仕事したらかっこ悪いもんね。デジカメなど機械もんに関しては、半年くらいで仕様が変わったり新製品が出るごとに目の色変えて、買わないまでも変化を全把握しておきたいとメラメラするのだけど。ものに対する気持ちの総量は決まっていて、その配分は長年ほとんど変化しません。多くの人が多分そうだと思うんだけど、違うかしら? 12a_2 「ぎをん か波羅」レセプションが終わったある深夜、六本木の「香妃園」で鶏煮込みそば。わたしが東京時代25年間好きだった土鍋で煮込んだ中華麺です。とろんとした鶏スープにつるんとやわらかな麺、そして新取菜という変わらぬ組み合わせ、まったく変わらない味。どのテーブルにも必ず載っている看板の品。レセプション成功のうれしさの後、「ぎをん か波羅」代表のカズヤさんとマダム、エグゼクティヴバーテンダーの西田稔さんと一緒に。立て続けにこのごろこれ食べに来て、ひとりででも訪れるんだけど、やっぱり人数いたら他にもいろいろ食べられてより幸せです。

2008年4月 16日, dans 京都 花 |

2008年4月 6日 (日)

■しばし飛びます <(_ _)>/●「ぎをん か波羅」のおみやげ


Roses_rouges_2全国100万人の読者の皆さま、しばし本サイトは飛び飛びとなります。画像はたっぷり溜まっていて、「昼も夜も鶏鶏鶏」なんていう鶏肉特集の回のテクストをすでに書いているのですが写真を組むことあたわず、しばらく待っていてください。読者の方からいただくメールも必ず読ませていただいております。お返事できる量を超えているので、全部返信できていませんがお許しください。「お返事ください」なんていうのもありますが、すごく礼儀正しくメールくださる方とその逆の方以外、今できない状態で。「その逆の方」っていうのは、しばらく前、「フードライターは食べても店で金を払わないのか?」と、わたしも存じ上げるある高名な方の名前まで挙げて聞いていらした読者の方がありまして、これはわたしはっきりメラメラ怒ってお返事させていただきました。必ずお支払いして食事をしています。当たり前じゃない!! 結果的にご馳走になってしまうことも職業柄ありますが、必ず後で(すごく時間はたっても)また友達と一緒に食べに伺うとか、御礼をお持ちするとか、何らかのお役に立つとか(けれど無条件に掲載するとかそういうことじゃなくて)、わたしはものすごーくそういうのはきちんとしているつもりです。ただ食いなんてしているライター、本当にいないということを声を大にして言いたいと思います。ほんと身銭を切って可処分所得の全部という感じで毎日食べているのだということを。もちろん好きだからなんだけど。何か根本的におかしい、と思うほど大抵の原稿料は安いんですよ。1軒につき割烹なら2万円くらい払って食事していても、それについて書いてもいただける原稿料でカバーできないということの方が多いくらいなのです。もちろん雑誌によりますし、幸いわたしは編集者の方にも恵まれて、今までわりといい仕事をさせていただいて、まあ何とかなってきたありがたいパターンなのですが。ふだんはこういう話をするサイトではないけれど、「タダ食いか?」と言われたら書かずにはいられなかったのです。わたしは「わたしがやらずに誰がやる?」と思って、どこより早い新店紹介とかすばらしい料理人の紹介なんかを、ほとんどこれ使命感でやっているのですね。ご招待いただくこともありますが、基本自分で払って毎日食べてはアップして、とやっているのです。ましてこれ、本名を出して、タダで持ってけ泥棒状態でご覧いただいているサイトなわけで、どうかヘンなこと言わないでくださいという気持ちです。このサイトを始めて以来、2度目に本気で腹を立てたことです。(1度目の話は・・・また機会があれば。)
写真のお花はもちろんいつもの「フローリストショップ プーゼ」のものです。いちばんわたしが多くお願いする真っ赤なアレンジメントです。
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K1そして「ぎをん か波羅」レセプションの準備も佳境です。プレスレリースを書いているところですが、やりだすと習い性でメラメラ燃え上がり、長大なものとなって、プレスレリースが力作でどうするよ? (-_-;) 自分でも笑ってしまって、今度は縮める作業です。圧倒的に美しい画像(京都が世界に誇る巨匠ハリー中西撮影・35枚入り!)もCDにしましてレセプション当日プレスレリースと共にお配りいたします。東京のプレスの皆さま、どうぞ掲載をお願いいたします。媒体選んだりなんて恐れ多いことは一切いたしません、おいでいただく取材は拒まずです! どうぞ「ぎをん か波羅」をよろしくお願い申し上げます。波の文様は京都を代表する唐紙の「唐長」さまのものです。(わたしたちは「さま」呼びなのです。)扉、壁、天井にふんだんに「唐長」さまの美しい唐紙です。ご招待状をお受取りいただいた皆さま、どうぞレセプションにおいでくださいませ。4月14日から飛び飛びで8日間開催しております。
34ドリンク監修の西田稔さんが寺町竹屋町で経営なさるパティスリ、「ゴースト」の焼き菓子の試作品。抹茶をテーマに作ったものです。もちろんお酒入り。試食をしつつスタッフ全員で意見を出します。レセプションのために考えられたルセットなのです。
1_22そして「やよい」さんのおじゃこ。レセプションのおみやげに、お菓子かおじゃこかをお選びいただくのです。

2008年4月 6日, dans ■ごあいさつ京都 花東京 ぎをん か波羅 |

2008年4月 4日 (金)

■大地の花/カレー/●「ぎをん か波羅」レセプション間近!


Pousse1フローリストショップ プーゼ」店内で、ある日ブーケを作ってもらうのを待ちながら。アネモネを色とりどりざくっと活けてあって心躍るような感じ。メッセージカードを書くための色鉛筆がまたかわいい。世の中のすべてが赤ければきれいだろうなあって結構本気で思っているのだけど(ヘン?)、「色とりどり」ってのもやっぱりきれいです~。お店と、オンラインショップで、もうすぐすてきなポストカードが売り出されます。「大地にはこんなにきれいな花が咲く」というポストカード12枚のセットで、ケース入りで1575 円。宇宙航空研究開発機構(JAXA)による陸域観測技術衛星「だいち」が宇宙から撮った細密な地上画像と、浦沢美奈さんが撮った優美な花の写真がセットになっているのです。地上の写真はまるでモザイクのような不思議な美しさがあって、それが花の写真の美しさと響き合って・・・今までにない組み合わせです。すでにわたしはサンプルを拝見しております。画像は改めて。4月半ばの発売です。お楽しみに<(_ _)>
12誰ですか? 毎日毎日カレーカレーとおいしそうなカレーの写真をアップしている人は? この人のおかげで、見たら食べたくなっていけません。「そうだわたしも本格インドカレー食べに行こう」とある晩向かった六角通、新京極と河原町の間の「RAJU」で、ほうれん草と豆のカレー。時間がなくて盛大なゴハンには行けない。けれどひと皿でも絶対うまいもの食べたい。さっと食べたい。というわけでこうなった。ナンちぎる間も惜しくて白ご飯で。片手が空く分、本読んで、次の段取りも考えて。そんないただき方をしたけれど、奥行きある味わい、カジュアルなのに深い。ずっと食べてたいと思わせました。
34また違う晩、うちの近く、六角通の烏丸通近くにある1951年創業の洋食屋さんでビーフカレー2700円。ドライカレーにどかんとステーキがのっていて、カレーソースは別添えになっていて。ヴィジュアルインパクトありますね。
56そして違う晩、うちの近く、これも六角だけど高倉より東。「カフェで食事」ってこっぱずかしいのだけど、そもそも(フランスカフェは別として)今風の家の居間みたいなカフェってほとんど行かないのだけど、ここはおいしいと聞いたのです。ほんとなかなかおいしかったの♪ カフェめしをあなどってはいけません。で、カレーのはずがハヤシライス食べてるの、なんとなくおいしそうな予感がして。サラダはサーモンとブリーチーズ。野菜もシャキシャキと美味でした。すごいすごい。
Kahara_ext5月14日に東京・西麻布にオープンする京都鉄板焼 「ぎをん か波羅」、レセプションの開始を再来週に控え、鋭意準備中です。内装の最終仕上げ、メニューの詰め、そして招待状をお送りした方々の反応をドキドキと見守る日々です。本日4日、2週目後半のレセプション分のご招待状を発送いたしました。東京のプレスの皆さま、わたしがお世話になっている方々や知り合い・友人の皆さん、網羅していると思うのですが、万が一届かなかったり(その時はすごくごめんなさい)、14日からのレセプション、興味あり! という方がいらしたら、どうぞわたしにご連絡くださいませ。また、日にち変更も可能ですので、日が合わないという場合もどうぞご連絡くださいませ。すでに取材の打診もいただいております。感謝いたします。
K3_droit西麻布交差点から渋谷方向へ1分ほどのビルの地下。内部は3層に造られています。まずはバーカウンターのあるサロン。少し階段を下りてお茶室のような風情の上の間。さらに下りたらカウンタースペースが見えて、テーブルの間もあります。こちらはその先の奥の間。
K2_gaucheステンドグラスがきれいなお部屋です。中に入ったら、天井も壁もご覧ください。壁面の稜線は、東山三十六峰を表現しています。町家でも数寄屋造りでもない、華麗な京都が広がっています。
K4グラスはオーナーが新門前通やら香港やらへ買い付けに・・・まだ増えます・・・夢幻の空間にどうぞおいでくださいませ。8日間のレセプション期間、わたしもずっとお店におります。

2008年4月 4日, dans 京都 カフェ京都 カレー京都 花東京 ぎをん か波羅 |

2008年3月30日 (日)

■本日移動、少しお休みヴァージョンです


12全国100万人の読者の皆さま、本日わたしは東京へ向けて移動しております。京都の話題の画像がふつふつと溜まっておりますが、本日少しお休み版でお許しくださいませ。「せっかくだから」と京都駅改札内でばーんと張り込んで買ったのは「辻留」さんのお弁当、5250円。\(゜o゜)/びっくりする必要は実はなくて、何度か撮影もさせていただいているものです。けれど撮影でお世話になるばかりではなく、ちゃんと実際に自分で買っていただいてみるべきだというすばらしい考え方ですね~♪ このごろの若い割烹ではかなり充実したお昼をいただけるお値段だから、半端じゃあないのだけど、「お弁当作りにさすが慣れていらっしゃる」と思うのです。たとえば普段、お弁当をし慣れていない割烹に撮影用なんて言って折り詰めをお願いしたりすると、すぐにわかるのですね。そこでいただくお料理はいいけれど、お弁当としては食べにくいとか、おつゆ気が多すぎるとか、こんなんお弁当向きでないとか、無理無理詰めたなとか、新幹線でどうやって広げるねんとか、破綻が見え隠れするわけ。もちろん「頑張ってくれたんだなあ」とほほえましい気持ちでいただくわけですが、老練のお弁当にはやはり安心感があるというのは確かです。
1112間隙を縫ってビックカメラへ。用事が終わってしばしの合間、飛び込んだのは22時まで営業の有楽町店です。神さまありがとう、わたしいい国に生まれました。気持ちも浮き立って、髪の毛逆立てて1分を惜しんで仕事してたのはいつのことだ? 目はハート、口はポカン状態で幸せを満喫です。21:30とかそんな時間でもわんわんと賑わっていて、違うなあ東京は♪
1314いくつか買い物目標はあるものの、今これ↑に惹かれています。カシオの電子辞書は3年ほど前のモデルを持っているんだけど・・・当然電気製品の3年ものなんて、すでにアンティークですね♪ それにこれ、このたびロベール仏和大辞典が入ったっていうのはすごい。見逃せん。やっぱりカシオから逃れられぬ運命か? 液晶画面も数段きれいになっているし・・・だいたいライターが3年前の電子辞書を使っていていいのだろうか? (いいやいいはずはない♪)致し方ない、止むを得ない・・・ポイントをばーんと使って連れて帰ることになるだろう・・・
Posse_roses興奮をおさめるお花。京都の自宅用に先日作ってもらった「フローリストショップ プーゼ」のブーケです。赤というよりちょっとニュアンスカラーで。寺町二条本店の精鋭スタッフのひとり、キョウコちゃんの手になるものです。浦沢美奈さんのエスプリをちゃんと身に付けて、すごく上手に組み合わせてくれました。そして、「フローリストショップ プーゼ」が、すてきなポストカードセットを4月に売り出されます。こちらがその内容です。なんと宇宙航空研究開発機構とのコラボレーションという初の企画。これについては改めてお話しいたします。

2008年3月 30日, dans 京都 花★カメラ・電気製品・メカ話京都 和食08前半 |

2008年2月29日 (金)

■花贈り/「小豆家 うさぎ亭」おめでとう!/新マシンと珈琲豆


P1_23月になんなんとするのに2月のお料理の画像がまだまだあふれており、近々に写真50点近く組む長大なのも控えているのですが、日を改めて。なぜか不思議なのだけど、日によって、いつもと同じ作業をしているのに写真が絶望的にうまく配置されないことがあるからです。html画面でいろいろやってみてもダメ。時々ムダに改行を入れたらすっとうまくいったりもするのだけど、意味がないこともある。以前サポートセンターに問い合わせたこともあるのだけど、結局解決してはくれなかった。だいたいわたしのように大量に写真を組むことを想定されていない? 昨日の「山玄茶」も一度にアップするつもりだったのが、前半であまりに四苦八苦したので、前編と後編に分けるということにしたのです。あがくほどに触るほどに写真と写真の間に6写真分くらいのスペースが勝手に空いてしまったり。編集画面で消したはずの写真が、html 画面で見ると消えてなかったりするのですね。何でだ?? だいたいいつでも30分~1時間刻みくらいで予定を立てて人生が回っているのに、10分で組めると思ったものが40分かかっても1記事も組めないことがあります。予定狂います。これは【撮った写真セレクション/画像処理/テクスト打ち込み、データ確認/順番や流れを考えてざっとラフを書く】という、わたしがこのサイトアップのためにやっていることの話ではなくて、純粋にココログ記事編集画面で、アップ用の文と写真を最終的に組む作業のことを言っています。
1久しぶりにひどく手間取ったので、以上熱く述べてしまった・・・(-_-;)。心穏やかになるべく午後の仕事の合間に「フローリストショップ プーゼ」に向かったのです。お花が店内にあふれ返って夢みたいに美しくて、大丈夫、人生って、ちゃんとバランス取れています。大変な思いをしても、わずらいがあっても、必ず気持ちがなごむように、うれしいことに恵まれてまた生きていけるようにプログラムされているとわたしは思うのです。生きるためにこの世に生まれてきたわけでしょう? だから誰でも、絶対に生き続けられるようになってるのよ初めから。わたしも断崖絶壁から落ちるような思いを何度かしてきた人生だけど、いつも劇的に救ってくれる人が現れて、結果的にはつねに前よりもいい状態に、前よりも幸せになってきました。だから心配しないこと、人生に人生をゆだねること。・・・なんてことを、ほんの瞬間なのだけど、「フローリストショップ プーゼ」でしばしば思うのです。きれいなお花に恵まれて幸せだなあと。だからわたしも大事な人にはお花を贈りたくてしょうがない。昨年末に浦沢美奈さんにシャンパーニュ+お花を作っていただいたのがすばらしかったので、今回はお菓子を持ち込んでお誕生日祝いのパニエを作っていただきました。黄色とオレンジでハデめにというお願いです。
10_3これはいつもの「パリスタイル、真っ赤」です。お贈りしたのは・・・「素料理 虚無蕎望 なかじん」を先日閉店された中村一臣さんと「うさぎ亭」の中村薫さん。
11_2小豆家 うさぎ亭」明日リニューアルオープンです! おめでとう! おふたりで一緒にお店をできるようになってうれしそうです。プレオープンを28,29日となさったので、ごく軽くいただきに伺いました。
12メニューは本当に「なかじん」時代と変わらずですね? 「そばなしのなかじん」さんです。
1314温野菜のサラダ へしこのバーニャカウダ、卵をとろりと割りつつ。半年ほど漬けた自家製へしこがソースのベースです。なんともたまらんおいしさ、癖になりそうです。「なかじん」時代と同様パンがつきます。ソースをきれいに掬えるようにという配慮です。いただきましたあっという間に、犬が皿を舐めるみたいにきれいに!
151617白魚と菜の花の玉子とじ、地鶏の唐揚げ、生からすみのお茶漬け。以上アルコール気なしで軽く夕食でした。軽く夕食・・・といいつつ、どれもが本当においしかった!


21いい国、ビックカメラです。これがやっと入荷したのです。予約していた実質1万円の新コンピュータが。(2月6日の記事にこの件あり。)早く欲しかった! のどから手が5本くらい出ていました。
22大喜び状態なのに、設定する間がない~! 明日朝まで徹夜かわたし?明日は明日で朝から撮影よ♪  「カフェ・ヴェルディ」のマラウイを飲んで頑張ります。正確には、「マラウイ・ゲイシャ・ビフュア」、最近販売を再開なさった珈琲豆です。
読者の皆さまからいただくメールのお返事を。まず、おひとりずつにご返信できていないことお許しください。しばらく前までは何としても全部お返事しようとしていましたが、今はすでに量的に難しくて・・・<(_ _)>「室町和久傳」を退社なさった緒方俊郎さんも、「祇園花霞」を辞められた末友久史さんも、どちらも次に向けてお元気で準備中でいらっしゃいます。以上2件が最近最も多くいただくご質問です<(_ _)> 「京都和久傳」料理長でいらした筒井さんのご冥福を祈って合掌、「黒猫堂」高橋由美子さんの急逝にも合掌。お知らせメールをくださった方々に感謝します。

2008年2月 29日, dans 京都 洛中あちこち京都 花京都 和食08前半 |

2007年12月31日 (月)

■今年もお世話になりました。


Pousse_3全国100万人の読者の皆さま、とうとう31日になっちゃいました。仕事はさっぱり納まらず、用事も終わらず、いつも通りあたふたしています。喪中なはずだけど、もうだいぶ前のことだし(-_-;)、どかんと年賀状をマッカに印刷したのです♪ しかしそれもまだ半分も書けてないし、このサイトの29日付、30日付もアップできないままもう夜だあああ\(゜o゜)/ ゆっくりでも年賀状出します、年明けて後追いになっても12月29日付、30日付も出します。(そのうちひっそりアップしてますので、さかのぼってご覧になってください。)とりあえず、いつもこのサイトをご覧いただく全国100万人の読者の皆さまに、わたしの騒がしい毎日にお付き合いいただいた御礼を申し上げます。そして編集者の方々や仕事で助けてくださる皆さま、優しい友人のみんなに今年1年分の感謝。「フローリストショップ プーゼ」のお花飾りで、とりあえず一角だけお正月ぽくなった仕事場より、どうぞ心あたたかで楽しいお正月を!

2007年12月 31日, dans ■ごあいさつ京都 花 |

2007年12月28日 (金)

■いつもの花、お祝いの花、お正月の花、銅駝の水


01_2ノエル後また昼夜食事に出かける日々、おせちを控えて年内最後の営業態勢の和食屋さんの嵐の前の静けさといった中で懐石コースをいただいたり、町場の中華でどどーっと感激したり、こなれ具合が粋な美味イタリアンで深夜まで騒いだり、ひたすら食べる食べる食べる毎日。からだ重くなりました。わたしに会う人ほぼみんな、「よくそれだけ食べるのに細いですね」と言ってくださるのだけど、わたし細くないんですってば。顔とか手とか、一見細いから細く見えるのだけど、胸よりお腹が出ています。(-_-;)
02_2お花屋さんへ行く機会も多い日々。手みやげ、お礼、お祝い、お正月飾りと、すべて「フローリストショップ プーゼ」にお世話になります。たいていは冒頭の写真のようなアレンジメント=「パリスタイル」を色指定でお願いするのですが、今回お願いしたのはシャンパーニュを持ち込んでのアレンジメント。くす玉100個くらいでお祝いしたい方がいたので、「ハッデーなのお願いします。ゴールド水引なども望ましいです」と浦沢美奈さんに伝えたら、バチーーっとイメージ通りに作ってくださいました。シャンパーニュはわかりやすくヴーヴ・クリコ。だからエチケットの色に合わせて黄色を発注したのだけど、これをお贈りした方は偶然黄色が大好きだったとのこと♪ ばんざーい!
11112「フローリストショップ プーゼ」のお正月飾りはこんなです。松や南天、竹など和素材をベースに、たっぷりのバラなど洋花を合わせてプーゼエスプリあふれるアレンジメントに仕立てています。おしゃれ~♪ 
12131415こういうセンス持って生まれたの、いいなあすごいなあ。どんな人であれ、この世に生まれてきた以上、必ず生きのびて行けるだけの何らかの才能が絶対に与えられているとわたしは信じているのですが、それにしてもこういう傑出した才能を見ると「違うなあ」と感じ入るのです。何かがすごくできる人ってかっちょいい。そして輝かしい存在の人って、みんなの憧れの的になって人に力を与えるという役目もあるのだと思う。徳が高いことです<(_ _)>
16_2親のような優しさでわたしをいつもお世話してくださる人にはこれをプレゼント。わたしもほぼそっくりのを注文しています。自宅用にはやっぱり赤でなくっちゃ。
Calvador1Calvador2_2ある晩おみやげにこれを持って、いつもの「カルバドール」へ。バーカウンターに合うようにシックな色合いで。飲んだのはヴェルムートです。
12もうひとつ、脱力ネタです。「銅駝の水」というものです。かつてわたしが1年のうち半分暮らしていたホテルフジタの西横の道を上がって突き当たったところに「銅駝会館」というのがあります。そこの門からいきなり蛇口が出ていて誰でも水を汲めるのです。
3_2防災用、なんてまるで色気なく書いてあるのだけど、実はこれが名水なのです。これを汲みに来る和菓子職人や料理人もいます。わたしもホテルフジタ時代、何度かペットボトル持参でこちらの水をいただきました。まろやかで、きれいないい水。うれしくなって「知ってる? 知ってる?」と騒いだら、京都セレブのひとり、カズヤさんなんか、「K6」の帰りは必ずここに寄って水飲み、少し酔いを醒ましてから帰るとのこと。わー、よく知られていたんだ~\(゜o゜)/染井系の名水ってことなのかしら? 下御霊神社も近いから同じようないい水? ひどいのは、この蛇口にホースつないで車洗ってる人をカズヤさんは見たことがあるらしい。その話に「えーっ!」とわたしも思ったけれど、でも何の気なく出てる蛇口からふとぅ~~に名水が出てきてそれで車を洗えるってのもすごくゴージャスなことで・・・<(_ _)>

2007年12月 28日, dans 京都 花 |

2007年12月18日 (火)

■お花と日本茶~「一保堂茶舗」と「プーゼ」のコラボイヴェント


01お茶とお花、抹茶の西洋菓子、イタリア歌曲ディナーなどなど、イヴェント続きです。まずはお茶とお花から。お茶の「一保堂茶舗」とお花の「フローリストショップ プーゼ」、寺町二条上ルと下ルのすてきなお店が時々コラボレーション・イヴェントをなさっています。「楽しいおもてなし」をテーマに、花を作って、お茶の点て方や淹れ方と、お菓子との合わせ方を学ぶ(=お茶を飲んでお菓子を食べる♪)1時間半です。今回はノエルの雰囲気に合うお花のアレンジメントと抹茶の点て方。写真のアレンジメントは、わたしが作ったものでーす♪ 
12お誘いくださったのは「一保堂茶舗」、いつも取材でお世話になる川崎文子さん改め、足利文子さんです。堂に入った話しっぷり、かっこいいのよ。テーブルの上にはお茶のパンフレットとお花のためのオアシスがセットされています。
34足利文子さんから紹介されたのは「フローリストショップ プーゼ」の代表・浦沢美奈さんと、精鋭スタッフのひとり、いつもニコニコかわいらしいキョウコちゃんです。まずアレンジメントを作るのです。その説明からスタート。
A1A2A3花材がひとり分ずつ巻いて準備されています。わたしは当然赤いのを素早くゲット!
B1B2B3花材をさっそく広げ、用意されたオアシスに指示通り、十字の切込みを入れます。
C1C2C3オアシスの四隅・・・ではなくて、四角の各一辺の中ほどにグリーンを挿します。真ん中に、メインになるバラを挿し、あとはバランスよく挿します。「こんなんかなあ?」と思いつつ、3分くらいでやりました。初めてにしてはあっという間に上手にできたかも~♪ 美奈さんにも褒めてもらってうれし♪ でもごく小さいし、毎日「プーゼ」のお花見ているのだから当たり前か。
15161718全員お花ができたら「プーゼ」から「一保堂茶舗」へバトンタッチされ、抹茶の点て方。というより心構えから。「普段はこんなスープカップ風のカップで抹茶を飲んでもいいのですよ」とおうちでの気軽な供し方と飲み方を提案されました。特注なさったというカップ、くるくる回したりせずお薄をいただけます。持ちやすく飲みやすく、形式よりはお茶のおいしさを味わって、という「一保堂」さんの気持ちがよく伝わってきました。(それでいてスタッフの方はちゃんとお茶の心得がおありなのがすごい。)合わせたのは「エキュバランス」のマカロン。そしてこの後、冒頭写真のようにほうじ茶とダコワーズという組み合わせを楽しみました。
1920_2イヴェント終了の前に、しっかりこの時季の商品「大福茶」について語る足利文子さん。縁起のいい、お正月のお茶です。1年前の扶桑社「冬京都」でもご紹介した商品です。イヴェントはいい流れでした。スタッフの方も多くて至れり尽くせり状態で。ちなみに以上の1時間半で参加費は5000円。場所は「一保堂茶舗」本店2階のお部屋。定員24名。花切り用のはさみを持参して。来年もまた予定されているそうです。

2007年12月 18日, dans 京都 お茶京都 花京都 イヴェント |

2007年12月17日 (月)

■「唐長」の豆皿~マカロン、ブーケ、お抹茶セット


Karacho全国100万人の読者の皆さま、こちらは唐紙の「唐長」が今年の初めに発表した豆皿コレクションの一部です。直径11センチ、手のひらに載るかわいいサイズで、「唐長」を代表する文様が10種類以上揃います。天平大雲、南蛮七宝、鬼雲、瓢箪唐草、千鳥などなど、色違いもいろいろ。見れば必ずどれも欲しくなります。1枚4725円。四条烏丸のCOCONのショップ、三条のインテリアサロン、いずれでも販売されています。詳しくは現在絶賛発売中の「冬京都」を(ぜひともお買い上げの上)ご覧いただきますよう、お願い申し上げます<(_ _)>
Kanaesan2今年最後の撮影週間に突入、年内写真入稿分をどどどどどと撮影・取材の日々です。ヴァレインタインの頃のスイーツ、そして春の京都。久しぶりに取材させていただくお店のお料理を改めて食べに伺う毎日、明らかに身体が重くなっているのだけど、さらに取材スイーツを端から食べ・・・だってこんなに色とりどりなのだもの! 「パティスリー・カナエ」の20種類のマカロンを撮影、「ひとつ食べさせて~!」とショコラだけいただいたはずが、新作と聞いてタルトタタンも、一番人気と言われて「苺みるく」も。結構止まらない!\(゜o゜)/

Pousse忙しい時ほどいつもの「フローリストショップ プーゼ」へ。ちょっと手みやげ、という時、わたしはよくこれくらいのサイズのブーケを作ってもらいます。残る物ではなく、無理やり食べてもらう物でもなく、お花はただ純粋に気持ちを運んでくれると思う。パリでは「au nom de la rose」、東京では「les milles feuilles」などをいつも使っ
ていたけれど、結局わたしには「プーゼ」のお花がいちばんしっくりなじんだ感じ。今ではわたしの精神の安定を担ってくれているお店のひとつです。


Ippo_2こちらは「一保堂茶舗」の「はじめのいっぽ」。センスのいい箱に茶筅、茶杓、茶碗、抹茶、ふきんがぴちっと収まったセットです。英語の解説もついていて、3990円。発売してはや4年近くになりますが、いまだにコンスタントな人気商品であり続けているようです。「一保堂茶舗」は他にも、お茶を毎日の暮らしの中で気軽に取り入れて楽しめる提案をさまざましていらっしゃいます。明日はその「一保堂茶舗」で週末に開かれた「お花とお茶」のイヴェントの話をします。

2007年12月 17日, dans 京都 スイーツ京都 唐長京都 お茶京都 花 |

2007年11月18日 (日)

■「プーゼ」作品展とデモ~「フェリエ」~「うさぎ亭」


1_22_2入稿の嵐の後、何週間かぶりにほっとした日曜日です。「フローリストショップ プーゼ」作品展を見せていただきに烏丸今出川上ルの同志社の寒梅館へ行きました。生徒さんの作品展、140の作品が並べられ、いくつかのテーマで皆さんすごくいいアレンジメントを作っていらっしゃいました。「プーゼ」のエスプリがそれぞれの皆さんの個性と共にはっきり感じられていいなあと思ったのでした。上の写真の2作品は、わたしのサイトをご覧いただいているという方々のもの。もう免許皆伝状態ですね。色みも形もすごく粋でした。テーマは「実りの秋」。春の浦沢美奈さんの出版記念パーティでもお目にかかったすてきな方々なのですが、しばらくぶりにお話できてうれしかったです♪
11_212_213_2141516浦沢美奈さんのデモンストレーションにはクローバーホールを埋め尽くす多数の方々。すごい人気です。秋の風情を活け込むということで、枝ものや実を使って紅葉の美しさを表現する大きなアレンジメントです。美奈さんが自分の身長より高いものを、いともやすやすとバランスよく作っていかれるさまをあっけにとられて眺めました。所要時間ものの15分ほどでした。美しい仕事というのはプロセスも様子もすべて美しいものだとわたしは普段から思っているのですが、まさにそういう瞬間に今日も立ち会えたのでした。いい仕事をする人の姿は美しいです。「プーゼ・グロゼイユ」というオリジナルのバラも初に使われたのですが、それはまた改めてゆっくり見せていただきます。
2122スタッフも総動員です。いつもよくしてくれる精鋭スタッフのひとり、なぜかこの頃すれ違ってばかりだったキョウコちゃんにも久しぶりに会えて、しばし立ち話。140人の受講生の方がこの場で作品を作られたそうで、そのための花材の準備などを聞いたのですが、(仕事柄すぐにインタヴューモードになるわたし、)まあ~やっぱりすごい大掛かりだったみたい。いつもなら花市場から仕入れた花を二条の本店で処理するのだけど、全然スペースが足りない! というわけで、花市場の一角を借りて、スタッフ5人でやり始めた・・・けれどまるで人手が足りず、追加で召集されたスタッフ計10人ほどで端から花の処理をしてくるくる巻いていったそうです。いつも思うのだけど、花の処理って手も冷たいだろう、腰にも来るだろう。スタッフの方々の手を見ると、バラのとげで、実は傷がいっぱいだったりします。大きな花器の搬入、搬出などもスタッフ皆さんでなさるとのこと・・・美しさを支えるために、みんな実によく働きます!
F1お花でうっとりした後、向かったのは京都ブライトンホテル、テラスレストラン「フェリエ」です。シェフとしばし打ち合わせ。今日は食事のつもりではなかったのだけど・・・「野菜とカマンベールのオーヴン焼き」を食べるか? と聞かれて食べずにいられたでしょうか? (いいやいられはしなかった!!) シェフとは先のクレムリン国際料理コンクールで金メダルを取っていらした滝本将博さん。今朝大原で仕入れて車に載せて持って帰られたばかりの野菜がこんなにたくさん、チーズもとろんと熱々に焼かれて登場です。以前、骨折していた頃に一度いただいたお料理ですが、きのこのフリットなど載った秋ヴァージョンです。
F2F3こちらが出てきた時の様子。右の写真、ルッコラと共にあしらわれたこの葉っぱは「赤リアス」。マスタードのようないい香りでした。黒大根、紅芯大根、紅あずま(さつまいも)、じゃがいも、にんじん、かぼちゃ、ブロッコリー、なす、トマト・・・と野菜のおいしさを堪能。とりわけ蕪や大根とお芋のおいしさが際立っていました。次はブルーチーズを使ったちょっと特別ヴァージョンをお願いしたいかも。間違いなくおいしいと思う!
F4Akemiいつものハーブティをいただき・・・あけ~み・稀代のコンシエルジュ小山明美に会ってしばし情報交換。この人がいるとは、生きるデータベースを抱えているのと同じことで、シェフと共にブライトンの宝物だとわたしは思います。あけ~みの東京からのお客さまにコンシエルジュ席でご挨拶したのですが、「小山さんがいてくれると思うから、いつも安心してここに泊まれるのです」と。その方は明日比叡山にいらっしゃるのだとか。
U2U1U3夕方、高倉六角の「うさぎ亭」で温かいショコラのケーキと紅茶です。先日取材させていただいた御礼がてらの訪問。先日あんみつをいただきながら、「ショコラのケーキも食べたいなあ」と欲深く思っていたのです。ふわふわの生地に、中から熱いショコラのソース、おいすぃ~い♪ この後まだ試食も仕事も控えながら、でもとても幸せな1日でした。

2007年11月 18日, dans 京都 カフェ京都 ホテル京都 花 |

2007年11月17日 (土)

■猛然と試食を開始


Black_tea家にたてこもりの日々の後、たくさんたくさん行くべきところがあります! 新しい割烹ができているし、ホテルの和食もリニューアルしているし、新店ご案内何軒かいただいているし、「伺います~」と言ったまま、東京からの客人をホテルのコンシエルジュ並みに送客しているのにわたし自身が行けてないお店とか、もう胃袋がいくつあっても足りなーい日々に突入しました。けれどデスクワークも山積だああ。どうしましょ。明日は同志社・寒梅館へ浦沢美奈さんのデモンストレーションを見に行くし。帰りは近くのこのホテルに行くし♪(でも仕事よ。)
Roses_2写真上の、中ほどのものが「ブラック・ティー」という名前もすてきなバラで、マッカだけではなく、こんなニュアンスあるバラも時々欲しくなります。「いつからそんなにお花好きなの?」と先日友人に聞かれて、自分でも忘れていたことを、プルーストのマドレーヌ+紅茶状態でどどーっと思い出しました:小学生の時、当時はやっていたペーパーフラワーとか、リボンフラワーというのを、わたしめちゃくちゃ作ったのです。どこに習いに行くとかでもなく、千里阪急の手芸用品売り場の一角で、紙やリボンやパーツを買うたびにその場で教えてもらって(いい時代でした!)、大人の人に混じってショーケースの前で立ったまんまで実習、どんどん覚えていったのです。わたしかなり器用だったし、(←今は昔。子供は誰でも「神童」?)お花作りは結構単純だからあっという間に大抵のお花を作れるようになって・・・家じゅう花だらけにしました。だって花びらの形に紙やリボンを切り抜いて、ふくらませたりフリルを作ったりして花びらをくるりと針金(30番)でまとめ、茎部分の針金に葉っぱを織り込みながら緑のテープを巻くだけだから、かんたーんだったのです。ひまわりとスイートピーとバラではもちろん花びらの形やらまとめ方も違うけれど、でもちょっと教えてもらえばほんと紙とはさみと糊と針金とテープだけですぐにお花ができてきれいで熱中したのでした。お花作りで人生行くぞと12歳くらいの時は思っていました。それが中学に入ってからだんだんにフランス志向になって、ほぼ読書だけに全時間を費やすようになってお花作りは忘れ果て、同時に京都通いも15歳から始めて今に至る・・・。今は本当に生花が好き♪
12345なんて話をしている場合だろうか?(いいやそんな場合ではない!!)おばんざい・・・というのは京都通いのはじめこそ特別な響きがありましたが、今は「せっかくならプロの技の、いいもの食べたい」と生意気になり、いわゆるおばんざい的なお店はごく好きな1,2軒のみ(このサイトにも載せたことありません、メディアに絶対載らないお店です)に固定してしまっています。けれど必要があってロケハンを。「くいしんぼ」という河原町六角のお店は30年以上続くお店。古いけれど、すみずみピカピカできれい、気合が伝わってきました。●豆腐ステーキ、●茄子田楽、●小海老とチーズの湯葉包み揚げ。おいしかったです♪
111213よしこ」という西木屋町のお店では●湯豆腐、薬味たっぷりと。●きずしも好きで追加。そしてこの後まだもう1軒行ったのでした・・・。昔は大食いだったのにどんどん小食傾向になって、かなりぐるじ~い。わたしの仕事で命の次に大切なのは胃袋です。

2007年11月 17日, dans 京都 花京都 和食07後半 |

2007年11月16日 (金)

■少し楽になりました <(_ _)>


Posse1Pousse2全国100万人の読者の皆さま、お騒がせしました。今回の入稿は一応すべて終わり、少し楽になったところです。まだ校正も出てくるけれど、次のアポ入れもすぐにしていかねばいけないのだけれど。少し楽になったらまず「フローリストショップ プーゼ」へ。精神の安定のために、物レヴェルでまずわたしに必要なのは花かショコラなのです。(人生で何より大事なのはもちろん愛情や友情なのだけど。)ごぶさたをしている友人に会いに行く前に手みやげのブーケを作ってもらい、その間お花を見て心から幸せ。
Pousse3Pousse4秋色濃い品揃えです。夜になって訪れたのに、まだこんなにたくさん、棚にもびっしりバラが揃っていました。それは明日あさってと「フローリストショップ プーゼ」のアレンジメントクラスの生徒さんの作品展があるからなのです。同志社大学寒梅館で、明日17日土曜日は10:00~18:00、18日日曜は10:00~17:00。日曜13:00からは、浦沢美奈さんのフラワーアレンジメントのデモンストレショーンも行われます。
Izu1Izu2Mikikeiranたてこもり状態であった日々のあるお昼はこんな。「いづう」のおいなりさん(お揚げが好きなの♪)に、「三木鶏卵」のだし巻き(たまごも好きなの♪)・・・目の前の入稿のこと以外何も考えることができず、後から気づいたのだけど、ベルナルドのお皿にだし巻き載せてます(-_-;)

Tamariya1Tamariya2祇園、縄手新橋の「たまりや」さんで、こっぺ蟹と鯛のだし茶漬。いろいろの都合で本当にこれだけしか胃の空きスペースがなくて残念だったけれど2品だけ。先週解禁になったこっぺ蟹! これからしばらくどこへ行ってもこれを食べるかも~♪ 鯛のお茶漬けも、しみじみ美味でした。

2007年11月 16日, dans 京都 花京都 和食07後半 |

2007年11月13日 (火)

■カレンダー2008@フローリストショップ プーゼ


Calendrier_081フローリストショップ プーゼ」の浦沢美奈さんのところに行って、年賀状ヴィジュアル用のお花の相談でいろいろ述べるわたしに「これどうぞ」とするりと出てきたのがこの2008年カレンダー。ええ~もう?? \(゜o゜)/ すごーい。12枚のカードからなっていて、しおりとして使うこともできれば1枚ずつ飾ることもできる、見飽きぬ美しさの作品集です。写真も美奈さん自身で撮っています。これはHP中のオンラインショップでも購入可能です。忙しいのに何もかも抜かりなくことを進める美奈さん。対してわたしは、いつも「わーっ、きれい。ここで写真撮らせて」と作業の手を止めさせ、「この花なーに?」といちいち聞いて邪魔をし、(なのにできあがったアレンジメントに)「ちょっとだけ差し替えして~」と面倒なことを言い、夕方遅くになって改めて別件で電話、「きょ、今日中に○○にお花を届けてください~~! ○○さんのお誕生日だったああ」などなど、大迷惑に騒ぎ立て、スタッフの方々に(呆れられつつ)面倒を見ていただいている始末です。おない年なのに何という違いでしょう(-_-;)お花は人生と共にあってくれるものだから、そして人に気持ちを伝えるものだから、お花を安心してゆだねられる人がいてくれて本当に心強いことです。
わたしは引き続き絶命モード=依然として抜けられません~。でもあと少し!

2007年11月 13日, dans 京都 花 |

2007年10月21日 (日)

■本日小休止 <(_ _)>


Pousse日曜日の今日も、撮影のための物集めに右往左往。でもひと時「フローリストショップ プーゼ」に寄って、赤いブーケを作ってもらって幸せな気分になりました。店内のコーナーには実ものがたくさん、まるで野山の風情で、秋の深まりを感じさせます。街の暮らしがあまりに好きだから野山に行くのは邪魔くさいのだけど、こうして人が作った野山の風情は好きなのです。お料理でも禅寺のお庭でもそうで、「自然」ではなく、人が作った手の込んだ「自然の気配」がいいと思うのです。
Pousse2野山の風情のコーナーの反対側のガラスケースの中は、いつも通りバラの花がぎっしりです。お花のせいです、ここに来たら他と空気が違うと思うのです。気のせいかしらん? いややっぱり空気もきれい。

2007年10月 21日, dans 京都 花 |

2007年8月17日 (金)

■「フローリストショップ プーゼ」 リニューアルおめでとう!


12345Img_4883_2フローリストショップ プーゼ」の寺町二条店が本日リニューアルオープンして、一段と粋なお店になりました。おめでとうございます! モーヴというかラヴァンド(=ラヴェンダー色)を基調にした店内は落ち着いて、お花の色も美しく映えます。冷蔵ケースは以前からのものと変わりませんが、こちらはミルクティ色になって優しい雰囲気です。
1112ケースの中はバラ園のようだといつも思います。この時季は種類も少ないなんて言いつつも、こんなに揃えられて見事です。ここに来るだけで幸せな気分になって、アレンジメントやブーケを作ってもらう間、いつも飽かず眺めて楽しむのです。お祝いの気持ちも感謝の気持ちも全部花が伝えてくれるものとわたしは思っています。また「これで元気になるぞ!」と気分をよくしたいような時も、まずこちらのお花からですから、ほとんどわたしの精神の安定まで担ってくださっています・・・感謝。
21この壁の微妙な色合いを出すのはとても大変だったと思うのです。フランスの染料? どんな発注で? なんて思わず伺いました。職人さんを見つけることから始まったとかで、やはり並々ならぬことであったようです。
3132作業台も大きくなって仕事もしやすそうです。店主の浦沢美奈さんがあじさいとバラを合わせたアレンジメントを作っていらして・・・美奈さんの親友でパエィシエの小林かなえさんがお花の仕上がるのを待っていらっしゃいました。
41_243_242_244_2美奈さんは壁の色に服の色を合わせて、引きも切らずに訪れるお客ににこにこと対応していらっしゃいました。オープニングの日ということでお抹茶とお菓子でもてなしていただき、花の中でしばしリラックス。真っ白な花は入り口のあたりにたくさん揃い、清らかな感じです。今日は黄色いアレンジメントを作っていただいて、いつもよくしてくれる優しい友人に届け、そしてわたし用には真っ赤なアレンジメントを抱えて帰りました。

2007年8月 17日, dans 京都 花 |

2007年7月25日 (水)

■白ブーケ~イタリアンランチ~魚ざんまい


Bouquet_blanche_2フローリストショップ プーゼ」の、花であふれたショーケースの前に立って思案すること数秒、白いブーケをお願いしました。気持ちがリフレッシュできるような感じがしたのです。バラ、トルコききょう、カーネーション、スカビオーザにグリーンをあしらって、こんなすっきり清らかなブーケを作っていただきました。真っ白で、まわりの空気まで清めてくれるようです。いい心持で仕事ができそう。ブーケやアレンジメントを受け取るたびに、何かひとつ、ほとんど無意識のうちに、お願い事をしたり小さな決意をしたりしています。人に贈る時なら、お祝いや感謝の気持ちが伝わってと。家に持ち帰る時なら、これで今日もいい気分で仕事しましょうと。気持ちは原稿に映るから。不調を抱えた時なら、これで元気になるぞよ~と。
123間之町二条下ルの「ジォカトーリ」がますますおもしろいです。取材のお願いがてらお昼に伺って1500円ランチです。これにパンとカフェ付。赤ピーマンが前菜でもパンでもドルチェでも使われて赤尽くし、なんだかうれしい。赤ピーマンのムースってよくあるけれど、ドルチェに赤ピーマンのプリン! おいしかったわ♪ 店主の桑原さんはしばらく前からサイトを始めていらっしゃいます。基本は文字情報だけ、店頭のいつもの黒板書きの内容のままの「ブログ」なのですが、お人柄が出てあったかいです。http://ameblo.jp/giocattoli/
1112鱧しゃぶ、おいしそうでしょう? そして誰ですか~、ワインのボトルを抱えて幸せそうにしているのは? こちらは「まゆ~な」、扶桑社京都シリーズの編集者・秦麻夕奈さんと打ち合わせ兼夕食です。これは縄手新橋の「たまりや」さんへ、先日撮影させていただいたお料理を改めて食べに伺っているのです。
151617181920魚がおいしーい!よこわとしまあじの造り、ひらめの薄造り、鱧の焼霜、きすの天ぷら、太刀魚の塩焼き、あわびの醤油バター焼き。これにまだサラダやら雑炊(鱧しゃぶの後のスープで)をいただきました。「たまりや」さんのオーナーは滋賀の醤油店、にこやかな笑顔の今井文恵さんが感じのいいサーヴィスをしています。料理は遠藤功太さん、なんと22歳で、魚屋さんに生まれ育った魚のスペシャリスト。料理の腕がある人って頼もしい、絶対人生困らず生きて行けるとわたしは常々思っています。
「たまりや」 京都市東山区祇園縄手新橋西側 電話 075-541-5670 SPACEしんばし2F 18:00~23:00LO 日曜、祝日休み 予約を。予算はひとり数千円。

2007年7月 25日, dans 京都 イタリアン06-07京都 花京都 和食07後半 |

2007年7月22日 (日)

■夏のブーケ~肉ランチ~コーヒーゼリー~黒メック!


Pousse_5先日盛大にダウンして以来、またとりわけ花が欲しくてしょうがない日々です。こういう時は身体も気持ちも花を必要としているのだから、素直に花屋さんへ日参です。「フローリストショップ プーゼ」の店頭でわたしはいい加減なことを言います。「いつもの真っ赤じゃなくて、少しやさしめに。でもインパクトもほしい。赤いバラはやっぱりほしい。あとはまかせる~」。ひどく漠然とした注文の仕方だったのに、あっと言う間に作ってくれたブーケがこちら。量感もまったく違うあじさいとバラを上手に合わせて、優しくもインパクトある小さなブーケです。これは寺町二条のキョウコちゃん、浦沢美奈さんの大事な精鋭スタッフのひとりの手になるものです。大丈夫、これでまたわたし元気になった!
Hafuu_1Hafuusaladeあるお昼、肉っ気を求めて「はふう」へ。昨年夏オープンした御所南店です。こちらの名作ハヤシライス、どんなにスプーンを入れても、めくってもめくってもという感じで薄切りの肉がびっしり入っています。「こればかり出ると実は困るのですが・・・」なんて笑いながら店主の酒井好美さんがおっしゃっていたことがあります。お得でしみじみおいしいと思います。 お昼はサラダと食後のカフェもついて1050円。
N1_10N2_6N3_6日曜のお昼、「プチレストランないとう」はとんかつ屋さんになります。スペシャルロース豚かつ、ロース豚かつ、ヒレ豚かつの3種類のみ。別売りで、ご飯と豚汁、夜のコースのエスプリを感じさせる単品メニュー2,3品にコーヒーやプリンも用意されています。ヒレ豚かつに、オプションで香りのいい焼き茄子のポタージュ冷製。豚汁がまた日曜だけのもので(平日はお味噌汁のみ、)びっしり具が入っていていいです~!
Verdi1_1Verdi2_2Verdi3_3デセールに、つい先日いただいたばかりだというのに、夢に見るほどこの杏仁豆腐が食べたくなって、「カフェ・ヴェルディ」へ。そしてアイスクリームと合わされたコーヒーゼリー(エチオピアで作ったもの)がまたプルプルと美味です。(これはアイスクリームとゼリーの比率がいつもと少し違います。)カップに入ったカフェは「マラウイ」です。
Mec1Mec2誰ですか洛中でこんなフランス風情濃厚なことをしているのは? 準備も順調な西山逸成のブランジュリ、「ル・プチメック」の新店はこんな感じで「黒メック」、真っ黒を基調に、シックな路線でいくらしいです。開店が待たれますね♪

2007年7月 22日, dans 京都 肉京都 洋食京都 カフェ京都 花 |

2007年7月19日 (木)

■夏の花~カフェのデセール~のたうち旨い


1_354フローリストショップ プーゼ」で、今日は黄色いアレンジメント。浦沢美奈さんがいつものようにあっという間に作ってくれました。ぱーっと気分も晴れやかになるような色合い、「南国のような色合いの花が好き」と言った、わたしの大切な恩人のひとりに贈ったものです。わたしはお花を贈るのがすごく好き。人に喜んでもらえたら、ほとんど子供じみていると自分で思うくらい、幸せでうれしくてしょうがないのです。
2_335店内は先日来のあじさいに替わってひまわりで夏の気分いっぱいです。お花には不思議な「気」があるといつも思うのです。元気な時にはより高揚させてくれるし、疲れてつらい時にはすーっと寄り添うようにいい気を与えてくれます。黄色い花を眺めながらTout ira mieux!(ぜーんぶ今よりよくなる!)って、なぜかわたし唱えていました。
Verdi1Verdi2_1カフェ・ヴェルディ」の、今や夏の名物、杏仁豆腐です。これは百万遍の奇蹟「華祥」さんの手になるもので、「カフェ・ヴェルディ」だけで食べられるという価値あるもの。これが食感の優しさも甘さも美しさも絶妙で、本当においしいのです。「華祥」の田口シェフご自身が「カフェ・ヴェルディ」においでになって「これはおいしい」とおっしゃったというエピソード付。それには訳があって、豆腐本体部分は「華祥」さんのものですが、トッピングの白きくらげや青梅やくこの実は「カフェ・ヴェルディ」で用意されているもの。田口さんご自身も完成形を召し上がれるのはここだけなわけです。1日の提供数も限定されている上、7月29日までですから、ぜひお早めに。今日はマイルドブレンドとセットにしていただいて、850円でした。
Fracture_2Ecolemilitaireそして全国100万人の読者の皆さま、いまだに「手はいかがですか?」といただくメールに感謝しつつ、ご報告いたします。右手骨折事故から4ヶ月経過、ひと月ぶりのレントゲン検診に行ってまいりました。ずれながらですが・・・ほぼくっついた模様でした。ありがたいことです。そして、第二日赤病院前、釜座通で「エコール・ミリテール」のはずの眺め・・・。木々が生い茂り過ぎていけません。3月末~4月頃、ここは本当に美しかったのです。とんでもなく不便で何もかも大変だったけれど、今となれば懐かしい気すらする骨折騒ぎ。今年いくつめかの大イヴェントでした。しかしレントゲン検診はまだ終わっていません。完全に回復したと認められるまで、まだ何度か続くのです。
No1No2最近の、のたうち旨かったもの。左が「祇園にしむら」のお椀、湯気でふかふか状態です。鱧のくず打ちしたものとたたいたおくら。絶句したほどおいしかった。右が「祇園さヽ木」のぶっ厚いフカヒレをすっぽんスープで炊いたもの。久しぶりの登場、こんな美味があっていいのだろうか? (いいやいいはずはない。) のたうつおいしさでした。

2007年7月 19日, dans 京都 カフェ■ごあいさつ京都 花 |

2007年5月11日 (金)

■臨戦態勢の「フローリストショップ プーゼ」~北白川で中華~寺町二条でシャンパーニュ!


01_702_6全国100万人の読者のみなさま、左の写真は、母の日間近でお花があふれ返っている「フローリストショップ プーゼ」です。ガラスケースに収まりきらず床にまでびっしり状態。ほとんど臨戦態勢といった風情で浦沢美奈さんをはじめ、スタッフの方々がくるくると働いていらっしゃいます。ブーケやアレンジメントを作っては発送用の箱詰めをして、箱を作る間にもお客さんは引きも切らず訪れるし電話は鳴るしわたしは花の名前を聞きたがるし、ほんと大変そう。でもこのお花のおかげでみんな幸せになれるんだから! そしてわたしには珍しくお願いした黄色一色のアレンジメントは・・・もちろん贈り物用です。喜んでくれたかな?
11_1851_2953_2362_288ある晩、北白川の中華「如意」に夕食に来ています。4人で会食、初めておまかせコースをいただきました。誕生会の夕食ですと趣旨をお伝えておいたら、鳥をかたどったきれいな前菜が用意されました。くずすのもったいない! 雲白肉(うんぱいろう)はごく薄い豚肉ときゅうりにタレが絡んで箸が止まらぬおいしさ。こちらのスペシャリテです。辛さと香り鮮やかな海老チリソースやら胡麻の香り濃厚な担担麺など全10皿余りを堪能。良心のかたまり、本当においしい四川料理店です。
「如意 joy」 京都市左京区北白川上別当町23 コーポ蘇峰1F 電話075-724-5200 11:30~14:00LO、17:30~21:00LO 火曜と第3水曜休み(祝日なら営業、翌日休み) 夜は要予約、昼は予約不可。お昼はお得な担担麺ランチなど850円~あります。
11_184順序が逆だけど、やはりシャンパーニュでお祝いを。いつもの寺町二条にいます。いつもお世話になっている、愛想は悪いがすばらしい仕事をしてくれる巨匠のために、おめでとうを言いたかったのです。どんなに悪態つかれようが、「今ならまだ骨、元通り折れるな」とわたしの直りかけている右手めがけてどつこうとされようが(←ひど過ぎ)、わたしの仕事になくてはならない大事な大事な巨匠です。くるくるロールケーキのパティシエール陽子さんとそのアシスタントいっちゃんと共に、格別楽しい夜でした。

T_logo_185そうだ 京都、行こう。
「のぞみ」に乗って京都へ行きましょう!

2007年5月 11日, dans 京都 中華京都 花 |

2007年4月15日 (日)

■北野をどり / 「フローリストショップ プーゼ」出版記念パーティ


1_2702_2663_2244_1795_1516_133北野をどり 本日4月15日より第55回 北野をどりが始まりました。14日の前夜祭にお招きいただき、楽しく見せていただきました。感謝。祇園や先斗町の華麗さとはまた違う北野をどり、おっとりした魅力があります。五花街の中では最古の上七軒は、歌舞練場の造りもおおらかに風情がありました。
11_15812_15813_103第55回 北野をどり
4月15日~4月25日 於・上七軒歌舞練場
4月15・16・17・18・19・23・24日 13:00/15:00開演(2回公演)
4月20・21・22・25日  13:00/15:00/17:00(3回公演)
お茶席券付   全席均一 4,300円
お茶席券なし  全席均一 3,800円
第一部 舞踊劇 ゑにしの宮 --末はひとつになる物語--

第二部 純舞踊 色はにほへど 
フィナーレ 上七軒夜曲
主催:上七軒歌舞会
後援:京都府・京都市・京都市観光協会・京都伝統伎芸振興財団
21_8722_74「フローリストショップ プーゼ」出版記念パーティがハイアットリージェンシー京都のボールルームで開かれました。3月26日に「フローリストショップ プーゼ」浦沢美奈さんが出された「お花屋さんの花ノート」(文化出版局)を祝って、美奈さんのお友達やお知り合い、生徒さんたちが集い、それは華やかな盛会だったのです。わたしもお花贈りはすべて美奈さん頼り、週に3度も4度もお邪魔しては開店祝いやらお誕生日祝いなどのお花を作っていただき、そのたびに贈った方に喜んでいただきうれしい思いをしています。お祝いの気持ちいっぱいで、「カミーユ・アルバン」で髪をしてもらってから(←つまり本当に何から何までお世話になっている)、車に飛び乗ってハイアットリージェンシーに向かったのでした。
31_6632_52今回のパーティの発起人(後ろにいらっしゃる3人)は、右からパティシエールの小林かなえさん、おなじみ「唐長」千田愛子さん、リネンの「LINNET」前田まゆみさん。そして乾杯の発声をなさったのはこちらもおなじみ門上武司さん。ゴージャスメンバーです。
33_2134_1435_736_637_438_3浦沢美奈さんによる花活けのデモンストレーションがされました。舞台に上がった美奈さんは300本ほどの花を次々とオアシスに挿していきます。手元は恐ろしく早いのに、ゆったり楽しんでいるかのような風情なのがすごい。いつも彼女の雰囲気がこんななのですけれど。またたく間に華麗な大きなアレンジメントが完成してゆきます。大勢に見守られながら、いとも軽々とやってのける美奈さん、すごいな~とわたしもあっけにとられて眺めました。美奈さんとわたしは同い年なのです。きれいなお店を3店舗なさってお教室も主宰、そして日々人を幸せに包む仕事をしていらして、花の神さまに愛された、選ばれた人なのだなといつも思っています。
けれどけれどこの直後、「グルメライター関谷江里さん、別名「赤い人」、どうぞお言葉ください!」なんて急にマイク向けられて、何も準備していなかったわたし、あわわわ状態でした。何人か、「突然コメント」の人選はすでにされていたらしいけれど、みなさん立派にコメントなさって偉い・・・(-_-;)
そして、会場でわたしは何人もの方から「関谷江里さんですね?」と声をかけていただきました。服が赤いし包帯ぐるぐるの右手ですぐにわかったみたいです。(いつでもどこでもいい子にしていないといけません。)お目にかかれた方々、サイトをご覧いただいてありがとうございます。そしてまた、「フローリストショップ プーゼ」に行けば、必ずわたしの連絡先もわかるだろうとお見舞いのお花をお贈りくださった方々、本当に感謝しています。そう、連絡先はわかる上、わたしの花の好みも熟知していただいているので、「怪我したらこんないいことがある♪」とうれしすぎる日々です。ひたすら感謝<(_ _)>

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2007年4月 15日, dans 京都 花京都 イヴェント |

2007年4月 2日 (月)

■「フローリストショップ プーゼ」 浦沢美奈さんの新刊が発売! 「お花屋さんの花ノート」


1_264フローリストショップ プーゼ」は(今までも何度もお話ししてきましたが)、わたしの京都暮らしに最も欠かせないお店のひとつです。今お店は本当にお忙しそうで、卒業やら入学やらの季節、朝あふれんばかりの花で満ちていたショーケースが夕方には空っぽになっていたりします。発送を待つアレンジメントやブーケも多数店内に置かれていて、とても華やか。精鋭スタッフの方がずらりと揃って仕事をしていらっしゃいますが、作っても作ってもまたどんどん注文が入る様子です。わたしもお願いをします。真っ赤なのやら好きなバラを中心にしたものを作っていただくのです。骨折以来またひどく花が欲しい気持ちなので、1日おきにブーケかアレンジメントを新しく作っていただいています。使えるのが片手だけでも、その手でお花を抱えて帰れるのは幸せです。
2_261店主であり、教室を主宰する浦沢美奈さんが3月26日に文化出版局より出された新刊が「お花屋さんの花ノート」。季節ごとに「プーゼ」を彩る花が、たっぷりの写真と共に紹介されています。この写真もすべて美奈さん自身が撮影されたもので、本当に何でもできる方なのですね。粋な「プーゼ」の魅力が詰まっており、手元に置いて飽かず眺められる本です。「プーゼ」店頭では扱っていらっしゃいません。書店へ急ぎましょう!
10_84「お花屋さんの花ノート」 浦沢美奈 文化出版局 1680円。
目次 TABLE DE MATIERES

PRINTEMPS 春
春のお花屋さん 6
京都の桜 16
ちょっとした飾り方で花のある暮らし 18
みんなをとりこにする紫色の花 22
春色のばらローズ!ローズ!ローズ! 24
クリスマスローズマニア 27
春に贈るブーケ 30
いつも雑貨と一緒に 34

ETE 初夏
あじさいに恋をする 36
毎年ながらも、みごとなしゃくやく 39

初夏のばら 42
まあるい花 46

涼をテーマに小さく飾る 48
花贈りいろいろ 50
初夏のお花屋さん 54

AUTOMNE 秋
暮らしの中で感じたい秋 58
秋の雰囲気を飾る 60
秋色のアレンジメントとブーケ 64
ミルクティー色のばらはお好きですか 66
秋のお花屋さん 68
実だくさんの花材 72

HIVER 冬
クリスマスリース 74
お花屋さんのクリスマス78
4週間前の日曜日 82
さあ、クリスマスパーティ 84

冬のばらとブーケ 86
お正月の花 90
冬のお花屋さん 92
冬のイメージで飾る 94

NOTE
花を長もちさせるには 97
元気な花を選ぶこつ 97
水揚げの方法 98
どんどん話しかけてください 100
「ブーゼ」の一日 101
お花屋さんの花カレンダー 102

INDEX 110

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2007年4月 2日, dans 京都 花 |

2007年3月 3日 (土)

■「フローリストショップ プーゼ」浦沢美奈さん写真展のお知らせ


Annonce1_1いつもこのサイトに掲載している花(のほぼすべて)は「フローリストショップ プーゼ」のものです。わたしがこのお店をどれほど好きか、わたしの毎日に、人とのお付き合いの中にどれほど不可欠なものか、これも3日3晩かかっても語り尽くせないほどです。お店を開店する方に、お世話になっている方に、そして大好きな人に、いつも気持ちを届けてくれるのはこちらのお花です。お店を3店舗経営し、多数のスタッフを使い、教室も主宰する浦沢美奈さんはわたしと同い年で、ほっそりした方です。ぱっと見はどこにそんなパワーがあるの?というくらい華奢な感じの人ですが、センスと力があればこんなに仕事を展開できるのだ・・・とわたしはいつも感嘆の思いでいます。何より、これほど人を幸せにする仕事ってあるでしょうか? 世の中のあらゆる仕事は、人が幸せになるためのもの、より進歩するためのものだと思っていますが、でもこの人の仕事ほど即座にわたしたちを幸せにしてくれるものは他になかなかないと思うのです。
Annonce22その浦沢美奈さんが、3月26日、文化出版局より新刊「お花屋さんの花ノート」を出版なさいます。これを記念して4月14日(土)、15日(日)の2日間、「ハイアット リージェンシー 京都」にて「浦沢美奈出版記念写真展 fleur + photographie Mina Urasawa」を開催なさいます。会場には浦沢美奈さん本人の撮影による約100点の花の写真とともに、彼女の手になるお花のアレンジメントの作品展示が行われます。彼女の写真がまたとてもきれいなのです。いくつか掲載写真を見せていただいて、あまりの上手さに仰天して「えーっ! これもうハリー要らずやん!!」と思わず叫んだわたしです。(ハリーごめんよ。) ライティングどうしているの? いつ習ったの? とたたみかけて尋ねるわたしに、美奈さんは「窓際で。ただの念写。」とけろっと言ってらしたけれど。とにかくすばらしい機会です、ぜひ出かけましょう!入場は無料です。
■会場と会期
2007年4月14日(土)11:00~19:30、15日(日)10:00~16:00
ハイアット リージェンシー 京都 ボールルームⅡ
〒605-0941京都市東山区三十三間堂廻り644番地2
(JR京都駅より車で5分 京阪七条駅より徒歩5分)
電話075-541-1234 
http://www.hyattregencykyoto.com
お問い合わせは、
「フローリストショップ プーゼ」寺町二条店(075-253-0077)へ。

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2007年3月 3日, dans 京都 花 |

2007年3月 1日 (木)

■京都ブライトンホテルのお雛さま


1_240入稿明けの、なんと絶妙なタイミングでしょう。「江里さん、毎日サイト見とったよ!お疲れさま!入稿終わったら豪華な雛さま見にきて! あけ~み☆」 京都ブライトンホテル ・稀代のコンシエルジュ小山明美ちゃんです。取材と入稿が重なりまくった長い長い日々、ほぼ3ヶ月ぶり? くらいに一段落して、脱力状態でぼーっとした瞬間のメールでした。新店リサーチもどこから崩していったらいいのか? たくさんの友人と会おう会おうと言いつつ、ほとんど誰にも会わなかった日々、どの約束から? でもまず、あけ~みちゃんに従って、季節もののお雛さまから見に伺うとしましょう。
2_2393_206京都ブライトンホテルのロビーに飾られているのは「京雛 有職人形司 桂甫作 安藤人形店」の龍村極上七段飾り15人揃い、500万円するものだそうです。お人形の衣装もほれぼれ美しいし、お道具類の細部まで丁寧な仕上げで見事でした。3日まで。
11_13812_133テラスレストラン「フェリエ」にて。シェフの滝本将博さんが今朝上賀茂の田鶴さんのところで摘んでいらしたという苺をいただいています。真っ赤よ♪ ほんとほんとジューシーでおいしかった。この日1日で食べたものの中でいちばんおいしかった♪♪ 
ちなみに滝本将博さんは2008年ドイツで開催される世界料理オリンピックの日本代表チームのリーダーとして出場されます。世界料理オリンピックの詳細はこちらです。また、大会運営支援を目的としたガラディナーが3月13日京都ブライトンホテルで開催されます。ガラディナーに関する問い合わせは宴会予約係075-451-1112へ。
21_6522_60ホテルを出てあけ~みちゃんと共に新店リサーチに出かけました。三条新町の「ryuen」(075-211-8688)というイタリアンへ。2月24日オープン、丸太町河原町の「フィガロ」というお店にいらした竜円威人さんが独立されたお店です。ふたりで、前菜に①白子とちりめんキャベツのピュレ、②ホワイトアスパラガスに溶けたモツァレラチーズ、パスタにキタッラ鶏のラグー、メインに鴨を取りました。
31_4732_38食後、3日にオープンする烏丸三条の「ホテルモントレ京都」を見に行っています。最上階にスパがあり五山送り火がどかーんと見えるのが売りだとか。
51_952_8本日のお花はこれです。「フローリストショップ プーゼ」、丸い箱入りで作ってもらいました。小さいサイズはかさばらず持ちやすく、おみやげにほんの気持ちお花を贈りたい時に便利です。浦沢美奈さんに作ってもらった赤いアレンジメントは、小さなプレゼントに。よろこんでもらえたかしら?

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2007年3月 1日, dans 京都 ホテル京都 花 |

2007年2月28日 (水)

■入稿が終わりました


Etagere2文藝春秋「CREA eats」、1冊まるごと「ミディ・アプレミディ」大特集も無事に入稿が終わり、なんと3月12日に発売です! ほとんど週刊誌リズムの仕事? キヨシ君ことわたしの仕事の親、編集長(で雑誌局長)の西川清史さんはアメとムチで叱咤激励しつつ、今回も本当にわたしをよく理解してお付き合いくださいました。感動するのです、この方には。ほんとはキヨシ君なんて書いてちゃいけないエラい方なんだけれど、よくまあというほどアホなことを言い連ね、あきれ返らせ、時には本気で怒らせておいて、仕事はものすごく緻密になさいます。わたしが細部にわたって細かくうるさく注文つけたり直してもらったりする(いっぺんどかんと怒られました(-_-;)。。)のとは逆に、全部を見据えていらしてどどーんと仕事をなさる。緻密にやりながら、です。天性の編集者でいらっしゃるのだと思います。
Flore2どんなに大変でも、わたしはこんなものをいただきながら仕事できたのですから、もう絶対幸せです!! フロールの端、厚めのカットです♪
Roses_blanches いつもの「フローリストショップ プーゼ」です。バラがたくさん揃って、優美なアレンジメントを作ってもらえます。入稿が終わるなり飛んで行ったのでした。






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2007年2月 28日, dans 京都 スイーツ京都 花 |

2007年2月27日 (火)

■なんとか頑張っています


Bouquet_rougeすべての入稿を終えるまで、あともうひと頑張りです。これはうちから近く、東洞院錦下ルのお花やさんで作ってもらった赤いミニブーケ。赤けりゃいいってもんなのよ♪






T_logo_132そうだ 京都、行こう。

「のぞみ」に乗って京都に行きましょう!

2007年2月 27日, dans 京都 花 |

2007年2月24日 (土)

■お花あれこれ(5)


Boutique「CREA eats」まるごと1冊「ミディ・アプレミディ」大特集、3月発売です。入稿しながら校正しながら、なんと色校まで出ながら、なおも最後の取材をしているというすっごい日々です。毎日陽子さんに会ってはいい話を聞いてお菓子を食べさせてもらって、こんな幸せなことはないのだけど、締め切りのプレッシャーもすごい。けれどひとつずつ片付け、1ページずつ進んでいくしかありません。取材の帰りに「フローリストショップ プーゼ」寺町二条店へ。いろいろ大事な方の誕生日、開店記念と続いているので、とてもお世話になっています。
Rose1Rose2Rose22自宅用に、小さく作ってもらったブーケをふたつお見せします。うち用に~! と言ったら自動的に赤いブーケになるのだけど(笑)、ケースの中から「今日はこのバラを中心に小さいブーケを作ってください」「この1輪をブーケに仕立ててください」というようなお願いをすることもあります。人に花をお贈りした際、「喜んでくださったかな?」なんて思いつつ、同じ色合いのものをわたしの机の上にも飾りたいと思うことがあるからです。左は美しいニュアンスカラーのバラでミニブーケ。右は目が吸い寄せられるようになったバラ、どうしても欲しくて1輪でお願いしたミニブーケ。1輪で800円だかするものだったのです。びろうどのような花弁、裏はベージュ色(寄り寄り写真)です。

「のぞみ」に乗って京都に行きましょう!

2007年2月 24日, dans 京都 花 |

2007年2月22日 (木)

■お花あれこれ(4)


Chez_moi_1ただいま入稿非常時ということで、いましばらく愛想なしサイトをお許しください。画像はたまりくさっていますが写真をセレクトして組んでキャプションをつけて・・・という暇がないのです。詳細見せたくてしょうがないのが「Kezako」という新しいフレンチ、新しくないけれどおいしい懐かしい「Bouchon」、毎月恒例なのに、1月の「祇園さヽ木」もアップできていないことを思い出しました。今もう2月の下旬。ああ。
今日も「フローリストショップ プーゼ」のアレンジメントをお見せします。これは自宅用です。こんな色もたまに買うのよ♪ 近いので、時々四条の藤井大丸の支店にも伺うようになり、とても上手に作ってくださるのでこちらも満足。

「のぞみ」に乗って、京都に行きましょう! 

2007年2月 22日, dans 京都 花 |

2007年2月21日 (水)

■お花あれこれ(3)


Violetいつもの「フローリストショップ プーゼ」のアレンジメントです。こちらは誕生日を迎えた大切な友人に贈ったものです。そしてわたしはただひたすら仕事、入稿しています。






「のぞみ」に乗って京都に行きましょう! 京都では花屋さんもすてきです。

2007年2月 21日, dans 京都 花 |

2007年2月17日 (土)

■お花あれこれ(2)


Pour_karacho_1

昨日「写真1枚でも更新します」と書いたので、約束を守るわたしです。更新をしない間は「ご無事ですか?」メールを多数頂戴し、更新したらこんどは「大変そうね~~!だいじょ~ぶ?」とお見舞いメールを違う方々からいただいてしまいました。お返事しきれていませんが、とにかくやっぱり画像ひとつでもアップしてゆきます。この先いましばらく非常事態は継続の予定、愛想なしサイトになりますがお許しを。
いつもの「フローリストショップ プーゼ」です。浦沢美奈さんに作っていただきました。展覧会の御祝い用です。ああ、やっぱりきれい~~♪♪

2007年2月 17日, dans 京都 花 |

2007年2月16日 (金)

■お花あれこれ


1_238わたしは今、ほんとのほんとのほんと~~~~~に忙しいです。あちこちいろいろお待たせして、1月以来、もう至るところで「ごめんなさい遅くなって」とお詫びしっぱなし。目の開いている時間全部仕事しても間に合わんのに用事は山積、風邪まで引いて、その分また大幅にいろいろがずれ込み、すみませんお許しををををを! とお詫びの嵐だ~。アホなことです。もともとわたしは絶対締め切り守る、時間には遅れない主義なのです。でもいまこの瞬間、誰も信じてくれないかもしれません・・・(-_-;)
忙しいからかどうかわからないのですが、このところお花が欲しくて欲しくてしょうがありません。花があるだけで、空間がぱっと華やかになりますからいつも何か花は活けています。けれどこのところのわたしの花の買い方は半端ではないのです。花欲しいよ~と常に思っていて、花屋さんを見つけると何か買う、毎日買う。「フローリストショップ プーゼ」まで行けない日は今までなら諦めたのに、近くの大丸に寄り、錦の安い花屋さんも2分ほどなので走って行き、COCONの「唐長」さんの隣にもお花屋さんはあるぞ。とにかく花を買わないと気が済まない。何かアタマがヘンになっていると思うのだけど(人生始まって以来いつもヘンか?)、まあこんな時もあるのです。2_2373_203新進フラワーデザイナー、谷口智里(ちり)さんの作品をお見せします。全体像と上から見たところと。パープルと白で非常にきれいです。オーバルのガラス器に入って、白いグログランのリボンかけ。清楚で、でもそれだけではないダイナミックさと華やぎがあります。4_162 わたしの家のキッチンに近くで買ってきた白いバラ。たまに白もいいです。たまたま近くに赤がなかったからなのだけど。5_141 でもやっぱり赤いバラ。これで安心。ご心配メールをいただきありがとうございます。お返事できておらずごめんなさい。忙しいけれど、燃え上がって仕事をしています。お菓子の本1冊を今させていただいている上に、他にも京都の記事をいくつもいくつも、ありがたくも重なりまくっている状態です。写真1枚でも、生存がわかるくらいに更新します。今ちゃんとした食事も行けておらず、さらにアップしきれていない写真があふれていて・・・。ショコラも誰にもあげなかった、手配する暇がなかった・・・あげるね♪ と言った人にすら何もしてあげてなくて・・・。でもこれからね♪

「のぞみ」に乗って、暖冬で歩きやすい京都に行きましょう!

2007年2月 16日, dans 京都 花 |

2006年12月16日 (土)

★お知らせ


Pousse_rougeこれはいつもの寺町二条の「フローリストショップ プーゼ」のアレンジメント。浦沢美奈さんの手になるものです。いつもと変わらず「真っ赤で!」というお願いをしましたが、ご本人が作るものはやっぱり違う。何とも粋でニュアンスがあります。こんな花屋さんが近くにある幸せ。
本サイト「関谷江里の京都-東京半々暮らし」は近々リニューアルいたします。イメージカラーも一新、全部黄色になります! なんてことは絶対になくて赤いままですが、新タイトルとなります。

T_logo_89そうだ 京都、行こう。 「のぞみ」に乗って京都に行きましょう! 社寺は混雑のピークが過ぎて初冬のいい風情、今こそ散策のタイミングです。お正月準備も兼ねてぜひ。

2006年12月 16日, dans ■ごあいさつ京都 花 |

2006年12月 4日 (月)

■フローリストショップ プーゼ 浦沢美奈さん新刊


1_1992_1993_174寺町二条下ルにある「フローリストショップ プーゼ」は、このサイトでも幾たびも出させていただいている、ことのほか粋なお花やさんです。わたしは本当にこのお店が好きで、住まいからごく近いということもあり、しばしばお邪魔しています。友人の誕生日に、お店の開店祝いや周年記念に、展覧会のお祝いに、ちょっとした手みやげに、そして自宅用に。「うち用にくださーい」と言っただけで、赤いブーケをささっと作ってもらえるってかなり幸せ♪ 今日は店主の浦沢美奈さんが12月1日出された本をご紹介します。 「小さな花のナチュラルアレンジ パリ・京都 花のある暮らし12か月」 佐伯美奈・浦沢美奈著 主婦と生活社 B5判変形 96ページ 1500円。 京都の浦沢美奈さんがパリ在住のフロリスト佐伯美奈さんと往復書簡を12ヶ月にわたって交わしつつ、ヴィジュアルでそれぞれの街の花事情、季節の花や行事の花を紹介。具体的な活け方のガイドもされています。全編楽しさに満ちて、ページからは彩りがあふれ、花が香り立つよう。飽かず眺めて楽しめて、すぐにまたお花を買いに走りたくなるようなすてきな本です。11_10312_10213_73
浦沢美奈さんのアトリエへ先日伺って、ある雑誌のための撮影をさせていただきました。夷川通東洞院東入ル、白い瀟洒なエントランスでは天使が迎えてくれます。こちらには大人気のフラワーアレンジメント教室の他、撮影に使える広いスペースがあるのです。
21_3722_3823_2024_1225_6これが寺町二条の「プーゼ」本店。店頭のディスプレイもすてき、店内、ショーケースの中も花があふれて夢のような気分になります。アレンジメントやブーケの他、丸い箱に入れて花を贈ることもできます。花があることで、なぜこんなに幸せな気持ちになれるのかといつも考えます。花の精? 花の気? 単に色や形がきれいという以上のものがきっとあると思うのです。
「フローリストショップ プーゼ」寺町二条店 京都市中京区寺町二条下ルFEEL.BLD.1F 電話075-253-0077 10:00~20:00 無休 サイトはこちらです。
31_3032_2233_1134_935_536_437_2さて、撮影後は昼食です♪ 浦沢さんも一緒に、カメラマン巨匠H とそのアシスタント、わたしの4人で、お店の前にオープンしたての「えいじ」に伺いました。「えいじ」は11月10日にお話ししたお店です。 ●きつねカレー、●肉カレー、●きつねうどん、●生麩や生湯葉、お餅や天ぷらなどフルに入ったゴージャスなうどん こんなのを食べてみんな満足しました。おいしかった♪ おや誰ですか、服を頭からかぶっているのは? 犯罪者ですか? 横でアシスタント君はそ知らぬ顔して丼カラにしています。巨匠、アホな真似はやめませ。 (-_-;)

「のぞみ」で京都に行きましょう! 風情ある寺町通に、パリの香りそのもののフローリストがあります。

2006年12月 4日, dans 京都 うどん京都 花 |

2006年11月 5日 (日)

■日曜ミニ版です


Pousse_2全国100万人の読者の皆さま、いつもご愛読ありがとうございます。毎日更新の本サイト、11月より毎週日曜日を少し定休日っぽく、ミニ版とさせていただきますことをお許しください。盛大に写真を組まず、画像1枚か2枚のページにいたします。普段の日に較べてミニヴァージョンとなりますが、どうぞ箸休めの気持ちでご覧くださいませ。
いつもお花を買うのは寺町二条の「POUSSE」です。これはごく最近自宅用に作ってもらったミニブーケ。開店祝いや誕生日だけでなく、普段でもちょっとした手みやげや自宅用にブーケを作っていただきます。気持ちがぱーっと華やぐお店です。
Giocattoli予告編 : 10月1日、二条通間之町下ルにオープンしたイタリアン、「ジョカトーリ」。

2006年11月 5日, dans ■ごあいさつ京都 花 |