◎テクストや写真の無断での転用・転載・まる写しは 
ご遠慮いただきますようお願い申し上げます。

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◎タイトルの前の記号: ■=京都 ●=東京 ★=その他の話題

2015年12月22日 (火)

■ 「エル・フォゴン」で、熱々のアヒージョ、パエリア


■ 全国100万人の読者の皆さま、熱々料理をリサーチしたエリーでございます。思い出したのだ「エル・フォゴン」さんでアヒージョのお昼セットがあったことを。にんにく、鷹の爪を入れたオリーヴオイルぐらぐら料理がアヒージョですね。わたしは必ず海老ですー!
Img_7987jpga ■ 1200円でアヒージョ、メイン料理、パンという昼セットです。海老とパプリカ。
Img_7992jpga ■ パンはおかわり自由にどうぞということで、最高で7つおかわりした方がいるということです。オリーヴオイルをあまさずすくいたいから、わかります。
Img_7995jpga ■ メイン料理は鶏肉の鉄板焼き。
Img_7998jpgb ■ +300円でカフェとデザートと伺い、それもガトーショコラということで大喜びで注文。ベリーの赤いソースはわたしには激しく余分でしたが(ショコラとフランボワーズなど赤い強い酸味の果実の組み合わせは本当に好きじゃないの、ごめん)、ガトーショコラ本体はとてもおいしかった~☆☆☆
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■ そして何日か後のある晩、「エル・フォゴン」再訪です\(^o^)/\(^o^)/
ポーラパパ&ママと一緒に夕食たのし♪
Img_8557jpga ■ 牡蠣とほうれん草のパエリアが、ほんとーーーにおいしかったのです。わたし牡蠣大好きなのに数年前に大当たり♪して以来食べられず。でもしっかり火が入っているパエリアなら大丈夫でしょうと食べたよーん♪
■ やっぱり牡蠣好き、火が入っていてもふっくらして旨みたっぷり、ほうれん草とすごくいい調和、だしのしみたご飯うまうま(*_*)(*_*)
Img_8540jpga_2■ これです。また食べに出かけたい<(_ _)>

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●タラのクリームコロッケ
●あぐー豚ソーセージ炭火焼き
●あさりの漁師風白ワイン蒸し
●ほうれん草とひよこ豆の煮込み
●エスカリバダ(焼野菜サラダ)
●マッシュルームのクリームコロッケ
●牡蠣とほうれん草のパエリア
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Img_8538jpga●タラのクリームコロッケ
Img_8543jpga●あさりの漁師風白ワイン蒸し
Img_8545jpga●あぐー豚ソーセージ炭火焼き
Img_8549jpga●ほうれん草とひよこ豆の煮込み
Img_8555jpga●エスカリバダ(焼野菜サラダ)
Img_8556jpga●マッシュルームのクリームコロッケ
Img_8557jpga_2 ●そして最後に、牡蠣とほうれん草のパエリアとなったわけです。
このサイズでパエリア食べられるのは日本ならではですね。とてもいいと思う。(本来はもーーーっと大きなお鍋で作られる)「ラ・マーサ」さんグループではどのお店ででも、ひとりで行ってもパエリア食べられるのがすてきです。
●以上のお料理を、サングリア、アモンティヤードと共にいただきました。いい気分~
食後はお腹いっぱいで甘いもの食べられず、カフェだけで締め。
ほんとよかったです。
エル・フォゴン
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(2015-12-22)

2015年12月 22日, dans 京都 スペイン料理 |

2015年6月 3日 (水)

■ アラン・デーバーハイブ・トロサさん@「ごだん 宮ざわ」


■ 全国100万人の読者の皆さま、5月のコースをあと1本アップするエリーでございます。5月21日、割烹の名店「ごだん 宮ざわ」さんでコラボレーションイヴェントと伺い、おもしろそう♪ と出かけてみたのでした。
アラン・デーバーハイブ・トロサさん、今年の3月、「ザ・リッツ・カールトン京都」の「ラ・ロカンダ」でフェアをされたスペイン料理の方が、宮澤さんとコラボって? どのように和食とスペイン料理が結びつくのかー? と興味しんしんで出かけました。
3月の時の記録はこれ

Img_6947jpgaアラン・デーバーハイブ・トロサさん、3日か4日ほどこちらの厨房にこもって準備されたということです。中央が宮澤政人さん、奥が、アランさんの通訳をつとめて、仕入れにも案内したという射場智紗紀さん、「ザ・リッツ・カールトン京都 水暉」のお寿司部門でいつも頑張ってますね♪
Img_6941jpga ■ 宮澤さんが注いでくださったのは
Img_6943jpga ■ モンテニーザ、イタリアのスプマンテでスタートしました。
Img_6949jpga ■ ソースをかけて仕上げ、という料理がいくつかあって、目の前でやってくださいます。さあここからコースはスタート、魚介につぐ魚介のお皿を楽しみました。
Img_6954jpga ■ 岩牡蠣 カタルーニャの漁師のソース
Img_6958jpga ■ かつおのたたき ハルディン(庭)デピクルス
Img_6962jpga ■ この通り野菜がたくさん。
Img_6965jpga ■ いわしのマリネ ミルフイユ
Img_6973jpga ■ パルミジャーノのフラン マル・イ・モンターニャ(海と山)
Img_6978jpga ■ ベースはパルミジャーノの香りながら、うにや海藻入りで、海の香りもたっぷりと。
Img_6993jpga ■ ムルスカダ(貝)と豆、海苔のだしあんかけ グロゼイユソースと。
Img_6996jpga ■ まぐろの造り、まぐろのソース
Img_7007jpga ■ ひらめ、焦がしバター柚子ソース
Img_7010jpga ■ 和牛のたたき、玉ねぎコンソメ 最後にひと皿だけ肉がきましたー(笑)。これでお料理は最後です。
Img_7016jpga ■ シロップ漬けにしたフルーツ メロン、すいか、枇杷
Img_7021jpga ■ フレンチトーストと牛乳アイスクリーム
Img_7023jpga ■ 最後に抹茶をいただきご馳走さまでした。
Img_6980jpga ■ 食中は、ペリエと、これをいただきました。
Img_6983jpga ■ ルイ・モロー ブルゴーニュのシャブリ 2013
Img_6968jpga ■ 一緒にいただいたのは、おなじみ、あけーみ=小山明美@ザ・リッツ・カールトン京都と、料理人 山地陽介さん、6月16日に祇園にフランス料理店をオープンされる方です。ものすごく楽しみにしています。
Img_6972jpga ■ 「じき 宮ざわ」料理長である泉 貴友さんもヘルプにいらしていました。
Img_7029jpga
■ 食後、質問に答えてくださったアランさん。会話はフランス語で。
Img_7025jpga ■ 楽しいコースでした。お料理じたいはコラボではなくて、アランさんひとりのものでしたが、和素材を使われたり、宮澤さんのいつものお皿にのってきたりすることでとても新味があったと思います。お手間がかかったものが多くて、「長時間低温で火を入れてソースにした」というのが数種類くらいあったかしらん? 厨房を使わせてあげた宮澤さんも優しいなあと思うし、短期間で日本で仕入れた食材でコースを組み立てたアランさんも偉い。アランさんは京都が好きで好きでしょうがないんだそうです。
■ いやもう、ほんとーに魚介を食べたぞと満足深かった食事でした。わたしはあわびは抜いてもらっていますが、あわびも入っていて以上のコースで2万円弱でしたから、良心的なお値段と思いました。どれもおいしかったもの♪  アランさん、アシスタントさんと、射場智紗紀ちゃん、チーム宮澤の皆さんの力で成り立ったコースだったと思います。20日、21日の2日間のみ、幻のようなイヴェントでした。
食後ひょっこり「水暉」の三浦雅彦さんが現われたりもして、なんだかリッツの出張所みたいな風情でした。また再現されるかどうかわかりませんが、でもアランさんまたいらしてくださいねー\(^o^)/\(^o^)/
ごだん 宮ざわ
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(2015-06-03)

2015年6月 3日, dans 京都 スペイン料理京都 イヴェント |

2014年12月 5日 (金)

■ 祇園のリゴレット=「RIGOLETTO SMOKE GRILL & BAR」へ


1 ■ 全国100万人の読者の皆さま、祇園の「リゴレット」さん、正確には「RIGOLETTO SMOKE GRILL & BAR」に伺ったエリーでございます。10月の末にレセプションにお邪魔したところです。
■ 126坪417㎡、全140席という、贅沢な広さのお店です。東京なら驚きませんが、祇園でよくこんなお店作られました・・・すごいです。RIGOLETTOの10軒めがこの祇園店ということです。今回は2階の暖炉前のお席でお料理をいただきました。(ちなみに満席でした。)
■ 料理としてはスモークもの、グリルものが看板で、野菜のお皿も選択肢多いです・・・順番にいきます。

2 ■ 飲み物、まずスプマンテやワインをイメージしましたが、サングリアがスペシャリテということ。では自動的にロッソ=赤サングリア~♪と注文しかけましたが、ロザート=バラ色のものをすすめられてこれ。サングリア・ロザート600円。バラの花びらも入った、バラの香りのサングリアでした。食事の前半はずっと、これでほんのりバラの香りに満たされたわけです。
3燻製のローストビーフ 900円。くるみでスモークした国産牛とのことです。サラダ仕立てになっています。
6 ■ 肉に寄るとこんな。ひらひらの薄造りです。スモーク香が効いて、塩気ほどよく、旨みたっぷりでした。これ自体ひどく旨いのに・・・ 一緒に行った人が、「自分は豚肉にスモークをかけるのが趣味である。どこのものよりも旨い」と豚肉のことばかり語るもんだから、スモーク豚かたまり肉の旨さが同時に想起されてたまらず、目の前の牛肉と並んで、食べてもない豚肉の想像の旨さがわたしの記憶に刻まれてしまいました。どうしてくれる?ww
4新鮮野菜のバーニャカウダ 1300円。アンチョビクリームソースと。
5 ■ 蕪や黄色にんじん、黒大根、ロメインレタスなどが、本当にシャキシャキ状態で供されました。白い大根だけ千葉産、他はすべて京都・大原の野菜ということです。
7アイスバーグサラダ 800円。ゴルゴンゾーラのソースをからめていただきます。問答無用でワインを呼ぶ味で、ここらへんから赤ワインいただきました。
8_2 ■ 500円のタパスより、牡蠣のアヒージョ
9 ■ グラグラの熱々状態で運ばれます。牡蠣に油がからんで、これも旨いに決まっている。ワインとあまりに合います。バターがしみこんだバゲット300円と共に。
1_2 ■ そしてメイン料理で、冒頭にも上げた写真、必ずいただきたかった鶏肉です。薪窯で焼いたローストチキン1600円。りんごの木でスモークしたそう。強い香りと旨みを感じながらいただきました。ここまででお腹いっぱいになりました<(_ _)><(_ _)>
■ 華やかな店内でいただくスモークものと焼きものよかったです。野菜も味わい鮮やかでした。他にパスタやピッツァ、あるはパエリアといったメニューもあり、今回はいただけませんでしたが、きっとおいしいことでしょう♪ お値段的にも伺いやすくて、何重にもすごいお店だと思いました。
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「RIGOLETTO SMOKE GRILL & BAR」
リゴレット スモーク グリル アンド バー
電話 075-532-0112
〒605-0074
都市東山区祇園町南側570-192 勢州楼内
(地図検索はこれでするそうです→京都市東山区祇園町南側570-193)
11:30~24:00 無休
140席
2014年11月1日開店
http://www.rigoletto.jp/
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■ 今日はオペラの話・・・
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ヴェルディ  歌劇 リゴレット
オペラのDVDです。ブルーレイ版がなんとこのお値段・・・(*_*)(*_*)すごい。
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(2014-11-02)

2014年12月 5日, dans 京都 スペイン料理京都 イタリアン2014~ |

2014年11月 2日 (日)

■ 「RIGOLETTO リゴレット」祇園にオープン


1_2 ■ 全国100万人の読者の皆さま、新店ご紹介のエリーでございます。11月1日オープン、「RIGOLETTO」リゴレット、という店名のイタリアン/スペイン料理店です。お店の前にはおびただしい量のお祝いのお花が飾られていました。
2_2 ■ 正確には「RIGOLETTO SMOKE GRILL & BAR」。東京・目黒区の株式会社HUGEさんが経営する、RIGOLETTOの10軒目だそうです。祇園町南側に、ゆったり広々のお店です。
3_2 ■ 10月31日の夜、レセプションにお邪魔しました。これはプレスの方からいただいた内観写真です。実際にはものすごい盛況で、ごった返して、写真など撮れない状態でした。

40 ■ こんな感じ。2階のちょっと奥まったところにいるのですが、棚で仕切られた向こう側が立錐の余地なし状態なのが見えるでしょう? そして1階はもっと激混みで、ほとんど朝の山手線状態でした。
6_2 ■ ビュフェ形式でしたので、普段のお料理がどんなんか、改めて出かけなければわかりませんが、でもおいしくいただきました。ローストビーフやらソーセージやらパスタやら。燻製香がよく効いてワインがぐいぐい進みました。
お昼はパスタランチセット1000円~、他にピッツァランチセット1200円、おすすめの昼コース1600円など。夜はタパス300円から。シャルキュトリもいろいろあるみたいです。ピッツァ、パスタの他にカスレ1600円とかパエリア1800円、肉類のグリルなど。飲み物は500円~。
5_2 ■ 内装は京都らしさをリゴレット流に取り入れた、とのことで、たとえばこれは祇園の提灯をイメージしてデザインされているそうです。
4_2 ■ 天井には、お寺でよく見る龍が、セラミック製でいらっしゃいましたー!(これもプレスからいただいた写真です。)
■ いやー、よくこの広さのお店を作ったなあと驚嘆しました。厨房もスペースたっぷりでした。126坪417㎡ だそうです。バーカウンター、メインダイニング、ラウンジスペースで、140席。ほんとすごいです。
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「RIGOLETTO SMOKE GRILL & BAR」
リゴレット スモーク グリル アンド バー
電話 075-532-0112
〒605-0074
京都市東山区祇園町南側570-192 勢州楼内
(地図検索はこれでするそうです→京都市東山区祇園町南側570-193)
11:30~24:00 無休
140席
2014年11月1日開店
http://www.rigoletto.jp/
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(2014-11-02)

2014年11月 2日, dans 京都 スペイン料理京都 イヴェント京都 イタリアン2014~ |

2014年10月20日 (月)

■ NHK文化センター講座@「ラ・ガジェガ」


■ 全国100万人の読者の皆さま、講座報告のエリーでございます。NHK文化センター講座 第3金曜、今月は「ラ・ガジェガ」さんにお願いしました。ちなみに前回の第1木曜の記録
■ この日はスペインワイン輸入卸販売の「イムコ ヴァン マルシェ」の社長さんがいらっしゃいまして、バスクの微発泡のワイン、チャコリをご馳走になるところから始まりました。ちゃーっと高く瓶を持ち上げて注ぐとおいしいワイン・・・感謝<(_ _)>
1 ●イベリコ豚の生ハムと、
2 ●オリーヴでスタートしました。
3 ●あさりと白花豆のスープ
4 ●塩鱈のサラダ  フレッシュトマトのソース
5 ●帆立のガリシア風オーブン焼き
6 ●マッシュルームのコロッケ マッシュルームの香りが馥郁と。
7 ●秋鮭のナバラ風(生ハムで塩気と風味を添えてあります)
8
●最後にパエリア2種類。こうしてプレゼンをしていただきました。奥が料理長の福井あゆみさんです。
9 ●イベリコ豚のパエリア
10 ●季節野菜のパエリア これを16名でいただいたのです。
11●パエリア、取り分けられたもの。
12 ●デザートはアーモンドのタルタ(=タルト)に、ヴァニラのアイスクリーム添え。
13_2 ●カフェでごちそうさまでした<(_ _)><(_ _)>
ものすごーくおいしいと思いながらいただきました。最初の生ハムとパエリアにイベリコ豚が出てきましたが、後は魚介の連続で、魚のおいしさを堪能しました。調理法がいろいろなのも楽しかった。
スペイン料理は地方色が強いこと、パエリアはスペイン全土で食べられているわけではないことなど、店主のキヨさん=木下清孝さんが解説してくださいました。今回はバスク風ありガリシア風ありナバラ風ありの盛りだくさん折衷スタイルにしてくださったのです。感謝いたしました。参加者の皆さまもありがとうございました。<(_ _)><(_ _)>
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■ 今日も本の話・・・
Photo
地方色豊かなスペイン料理を知るためにこの本とてもいいと思うのだけど、紙の本をできるだけ増やしたくないんで、Kindle版をどうかお願いします<(_ _)>
スペイン 美・食の旅 菅原千代志 コロナブックス
そして前回もこれ出したけれど、今スペインの食の都といえばのサン・セバスチャン。
0_3
これも紙の本なんだけど~
人口18万の街がなぜ美食世界一になれたのか―― スペイン サン・セバスチャンの奇跡
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(2014-10-20)

2014年10月 20日, dans 京都 スペイン料理 |

2014年8月16日 (土)

■ 送り火&スペイン料理@「ラ・ガジェガ」


0_2 ■ 全国100万人の読者の皆さま、16日夜は何とかかろうじて送り火を眺め、かつてお世話になった、今は亡き方々のことを偲んだエリーでございます。仕事や学問でお世話になった方々・・・その方々の本を出して来て読んだり、久しぶりの友人と会えたりもして、夏は過ぎたことを思い出す機会が多いなと思います。
■ 送り火は、「大」の字を、ごくナナメからかろうじて見たのでいい写真撮れず。上の写真は京都新聞さんのサイトからいただいたものです。 感謝<(_ _)><(_ _)>
■ 夕食は、つい先日も伺ったお店なのですが、いろいろで再度いただきたく「ラ・ガジェガ」さんへ。
12■ 夏の宵、サングリアざぶざぶと飲んですかーっとして、まずは冷たいスープのガスパチョ、それから冷製の、焼野菜です。火を入れてとろとろにしたものを、冷たくして提供されるのです。
3■ コンクール受賞歴もある、コルタドーラ(生ハム切りの専門家)の山下咲さん。
4 ■ 手早く、きれいに切ってくださいました。
5 ■ パエリアは2種類、いわしとトマト/アルボンディガス(ミートボール)を選択。
6 ■ デザートには、右からいちじくのコンポート、アロスコンレチェ(米を牛乳で煮たもの)、カスタードクリーム。この後カフェをいただきました。
勅使河原加奈子@CREMAが来たる~で、ひとえに気楽におしゃべりがしたかった夕食にぴったりでした。夏が大好きな(日焼けも平気らしい)この人と夕食するのに、とっさ思い浮かんだのがここだったわけです。
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■ 今日も本の話♪
書棚の整理をしたことで、この紙の本(2000年発行)が発掘されましたので、ゆるゆる読み始めました。まずは王朝文化や平安京の生活についての説明・・・非常にわかりやすいです。連続講演を文章化したもので、話し言葉で明らかになる源氏物語の世界。
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「田辺聖子の源氏がたり」 田辺聖子 新潮社

紙の本を持っているのにもかかわらず、今や電子のKindle版が出ているならKindle版の方が数段便利なので買ってしまいそうです・・・時間的にも気分的にも買える時にと隙あらば買いためてきた紙の本の大半は、もしかしてどんどん意味がなくなっていっている・・・?(*_*)(*_*)
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Kindle版、「光源氏ものがたり」 田辺聖子 角川書店

タイトル・版元ともに変わっていますが、中身は上の新潮社の「源氏がたり」と同じです。
■ 時々もうれつに読み返したくなる源氏物語、Kindleでも関連書やら新刊が出ていて、また新たにきちんと読みたくてしょうがないです。
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(2014-08-16)

2014年8月 16日, dans 京都 スペイン料理京都 イヴェント |

2014年8月10日 (日)

■ NHK文化センター講座@「ラ・ガジェガ」


■ 全国100万人の読者の皆さま、講座報告のエリーでございます。8月のNHK文化センター第1木曜講座は、夏だースペイン料理だー ということで「ラ・ガジェガ」さんにお願いしました。ちょっといつもと違うものをしてみようと思い、この講座で初のスペイン料理でした。
Img_0599 ●ウェルカムワインということで、シェリーを振舞っていただきました。長い柄杓、ヴェネンシアで注がれるシェリーに注目しながらのスタートです。スペインらしいハデな身振り、上手に入れてくださって、全員分注ぎ終わった時には自然に拍手が沸き起こりましたー♪ 堀村慎二郎さんありがとう♪
Img_0602 ●生ハムをサラミとシェリーと共にいただきました。パンとオリーヴも供され、
Img_0605 ●次はガスパチョです。もともとアンダルシア地方のものと解説していただきます。必ずパンを入れるものということも。彩り美しい(赤い!)そして香りよく冷たく身体に染み入るようです。旨。
Img_0610 ●長崎産真鯛のカルパッチョと焼き野菜
火が入ってトロトロになったなす、パプリカ、ズッキーニ、玉ねぎなどが添えられて、冷たい魚と野菜のおいしさを両方堪能できる前菜です。
Img_0615jpga Img_0617jpga ●生ハムのコロッケ 2色のソース
外はパリっとして、中にに塩気の強い生ハム入り。やみつき的なおいしさです。下に、赤ピーマンやトマトベースのブラバスソース、にんにく入りマヨネーズのアイオリソースが敷かれています。
Img_0618jpga ●ラマンチャ風野菜の煮込み
次は煮込み野菜を、とろりんと卵をくずしからめながら。滋味あふれ身体にすごくいい、暑さを乗り切れる料理だと思います。
Img_0622jpga ●イベリコ豚の鉄板焼き
そして肉です! 強い旨みたっぷりの豚肉、塩気も効いてたまらない。
Img_0626 ●兎と鶏のバレンシア風パエリア
お待ちかね、これがメインだったパエリアです。うさぎ肉と鶏肉で、旨みをたっぷり吸ったお米がおいし。
Img_0624
●冬瓜と甘エビのフィデウア(パスタのパエリア)
もう1種類は、細いパスタをパエリアにしたフィデウアです。海老と冬瓜で、肉パエリアとはまた風味が違ってこちらもまたたまらないおいしさでした。
Img_0607jpga ●店主の木下清孝さんの解説も勉強になりました。お話上手でおもしろかったー!
Img_0638jpga●焼きリンゴとカスタードクリーム
シンプルなデザート、とてもよかったです。満腹状態。
Img_0641 ●カフェをいただき、ごちそうさまでした<(_ _)><(_ _)>
Img_7490 ●これは5月、「株式会社のぞみ」さん主催の会合でのキヨさん=木下清孝さんです。いつも朗らかー! みんなに愛されるお店を作り、すごくスタッフ思いでいらしてすばらしいなあといつも思っています。キヨさんとスタッフの皆さまに感謝。参加してくださった方々にも御礼申し上げます。<(_ _)><(_ _)>
ラ・ガジェガ
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■ 今日も本のコーナー♪
0_3
少し前にこれ読みました、行きたくなりました!
まーわたしは行くとしたらパリから、だなあ♪
人口18万の街がなぜ美食世界一になれたのか―― スペイン サン・セバスチャンの奇跡
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(2014-08-10)

2014年8月 10日, dans 京都 スペイン料理●NHK講座 |

2014年5月27日 (火)

■ 「ラ・マーサ」でパエリア、週末はスペイン料理祭\(^o^)/


0 ■ 全国100万人の読者の皆さま、スペイン料理でご機嫌のエリーでございます。
寺町二条の「ラ・マーサ」さんで夕食をいただきました。この週末、新風館で開催されるスペイン料理祭の、決起会というのにまぎれ込ませていただいたのです。
■ 写真は穴子のパエリア。コースは前菜いろいろ、ガスパチョ(賀茂茄子入り)、すずきのグリエ、いかの墨煮などいただき、締めパエリアがこれでした。食後にアロスコンレチェとカフェ。感謝たくさんです。<(_ _)><(_ _)>
■ 今、京都でイヴェントといえば泣く子も笑う株式会社のぞみさん主催のこのスペイン料理祭です。パエリア何百人分とか飲物いろいろとかフラメンコライヴショーなどの話を伺い、このイヴェントの大盛況が今からはっきりイメージできました。お客さまが来すぎたらどうするんか?と、そちらの方が心配です。
お得な前売りチケットまだ間に合うようです。 急ぎましょう\(^o^)/\(^o^)/
のぞみさんサイトの、申し込みフォームはこちらです↓
http://taiken.onozomi.com/kmm4/
以下のチラシはクリックで大きくなります。
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http://taiken.onozomi.com/kmm4/
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(2014-05-27)

2014年5月 27日, dans 京都 スペイン料理 |

2013年12月14日 (土)

■ 「aca1°」アカ 開店おめでとう\(^o^)/


4 ■ 東鉄雄さんが「ラ・マーサ」グループの「フイゴ」跡に11月30日オープンした「aca1°」アカに伺いました。「フイゴ」時代のタイル貼りのインテリアはすべて木製になって、雰囲気が一新されていました。カウンター9席、テーブル8席。賑わってわんわんしていました。気楽なスペインバル風ながら素材よく、どのお皿もおいしかった。もともとよくできる人だったけれど、改めて、アズテツなかなかやるなあ♪♪
1 ■ ばい貝の塩ゆで アイオリソース
2 ■ カルソッツ =カタルーニャ風焼きねぎ
3 ■ 鱈のクリームコロッケ
5 ■ イベリコ豚のプレゼン!
6 ■ 車海老のアヒージョ
7 ■ 馬肉のカルパッチョ マンチェゴチーズ(12か月)とルッコラ
8 ■ イベリコ豚の肩ロース炭火焼き (150g~ 1780円~)
9 10 ■ イカスミのパエリアです。皿に盛ってから、うにをプラス。旨み掛け合わせで、ほんと美味でした。
■ 一緒にいただいたのは中道 寛先生。皮膚のトラブルと足爪治療はぜひ中道先生の「なかみち皮膚科クリニック」へー!! いつもながら家電のこと、通信関係のこと、いろいろ教えていただきました。リフレよい♪ の話もしましたー。(^o^)(^o^)
ありがとうございました<(_ _)><(_ _)>
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「aca1°」アカ
電話 075-223-3002
京都市中京区三条通高倉東入ル南側(桝屋町55) 白鳥ビル2F
17:30~24:00LO (日曜は ~22:00LO)
カウンター9席、テーブル8席
全席禁煙
2013年11月30日開店
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(2013-12-14)

2013年12月 14日, dans 京都 スペイン料理 |

2013年9月23日 (月)

■ 改装後の「ラ・ガジェガ」で昼パエリア


2 ■ あるお昼、パエリアです♪ 昼は3種類からの選択で、これは鶏もも肉のパエリアです。熱々で、お米には味がしみわたっていて旨っ。スープとパン、前菜3品盛りもついて、1500円。お値打ちです。
3 ■ 前菜はこんなでした。
1 ■ お店は「ラ・ガジェガ」、改装されたばかりです。中もすっきり変わっていました。川端通側に気軽なカウンター席ができて(=ひとりでも全く気兼ねなくお邪魔できる)、奥のテーブル席はより落ち着けるようになっていました。
スペイン食堂 ラ・ガジェガ」 電話 075-533-7206
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(2013-09-23)

2013年9月 23日, dans 京都 スペイン料理 |

2012年6月29日 (金)

■ パエリアの持ち帰り! @「ラ・ガジェガ」


■ わたしの新刊、京都 テイクアウト美味図鑑に出ていただいているお店のひとつに、パエリアテイクアウトの「スペイン食堂 ラ・ガジェガ」があります。京都でスペイン料理といえばここの、「ラ・マーサ」グループですね~。パエリアが鍋ごと持ち帰り可能で、デポジット制。鍋を返しに行くとその分(1個1500円)を返金してくれるわけです。これは今回の本の構成を考える際に、パエリア持ち帰りができたら楽しいなあ、それも鍋ごとだと迫力あるなあ♪と思いついて、キヨさん=店主の木下清孝さんに持ちかけてみたら、乗ってくださったという幸せな話です。実現してうれしいです\(^o^)/\(^o^)/
■ しのちゃん@「ギャラリーグレース」のところにいる、激かわの猫ちゃんに会いに行くのに、そうだおみやげにパエリア持って行こう、わたしも一緒に食べよう。うはは♪と思い、(距離も近い、)以下の3種類を選択。
1_4■ 海の幸のパエリア 1800円+鍋代1500円。魚介だしがお米にしみてうまっ!
2_2■ いかすみのパエリア 1400円+鍋代1500円。いかすみの旨味がお米にしみしみにしみています。うまっ!
3_2■ 野菜のパエリア 1200円+鍋代1500円。野菜がたっぷりのっていて、これはまた魚介とは違うおいしさでした。しみじみうまっ! 
■ 「もし余っても、これは冷めてもおいしいし、冷蔵庫で冷やしてもまた新たにおいしいからね♪」なんて言っていたのに・・・ふたりで3鍋のパエリアを、あっという間にいただいてしまいました。おいしくて、うっとりしました。これはひとりでも持ち帰りを今後やってしまいそうだ・・・
4_2■ こんな風に、厚紙の筒状パッケージです。すごくよくできています。しかしこれがまさかこんなことになるとは・・・\(゜o゜)/\(゜o゜)/
5_2■ (これはわたしが撮って、しのちゃんがフォトショップで組んだ写真です。ここから拝借)、ぺたんと鍋が入る形だった筒を、ちょっと立体的に形を整えて床に置いたら、猫ちゃんたちに大うけ・・・くぐっては抜けてこちらから入ったかと思えばあちら側からもう一匹が入って噛み合って、という感じで際限なく遊んでいる・・・予想もしていなかったけれど、猫ちゃんたちも大喜びのおみやげとなったのです。サイコー\(^o^)/\(^o^)/ 
■ 注文の際は、ピックアップ希望の1時間以上前には電話をしておくようにということです。詳しくはわたしの本の中にあります!!みんな見てね買ってね。
■「スペイン食堂 ラ・ガジェガ」 電話 075-533-7206
わたしも間違いなくまたテイクアウトの注文をすると思います。
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(2012-06-29)

2012年6月 29日, dans 京都 スペイン料理 |

2011年11月22日 (火)

■ 熱々のパエリア@「エル・フォゴン」と「ラ・ガジェガ」


1_2■ 熱々で、お米におだしがしみていて、じゅわっとおいしー♪ 「ラ・マーサ」グループの小鍋パエリアが好きでしょうがなくて、こちらは通し営業、23時LOととても重宝な「ラ・ガジェガ」で。秋鮭と生ハムのパエリア。10月末くらいにいただいたものです。これは11月いっぱいの秋メニューということを思い出し、急ぎアップいたします~
2_2■ これも同じ時に「ラ・ガジェガ」で野菜のパエリア。ふたりだったので2種類食べられて満足♪な夜でした。パエリアに合わせるのは大抵、ラマンチャ風野菜の煮込みや、生ハムやサラミです。それとサングリア必飲です。ほんとおいし♪
3_2■ 3週間くらい前のある夕方、どうしてもパエリア食べたーい! となって、「エル・フォゴン」へ。通し営業ありがとう。はんぱ時間だったけれど、食べたかった海老と帆立のパエリアをいただけて気が済みました。カウンターがあるのでひとりで伺っても申し訳ないことないし、思いたったらいつでもパエリア食べに飛んで行けるってすごく幸せです~♪
■ この日はサングリア、前菜いくつか、デザートまでいただいて満足。外は寒めだった上に、夜のロケハンがちょっと遠方だったので、出かける前の腹ごしらえ! とかナンセンスなこと言ってました。この日のロケハン=初めてのお店に、食べものを買いに行く、でした。食べもの買う前にお腹いっぱいにしてどうするよー? けれど、これほどパエリアが食べたかったこともなく、そして遠くまで行った先の食べものはわたしにとってはちょっと今ひとつだったので(好きな方がいることも十分理解できるお店でしたが)、やっぱりうっすら予感してたのかもね。笑笑 まあだいたい、勘ははずれないです~。
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(2011-11-22)

2011年11月 22日, dans 京都 スペイン料理 |

2011年7月 3日 (日)

■ 「ラ・マーサ」おめでとう!/「ラ・ガジェガ」「フイゴ」でパエリア


ひとつ前の記事でお話ししたように、昨晩はバハルボールの木下清孝さんのお店、スペイン料理「ラ・マーサ」13周年のパーティでした。ほんの一瞬伺って、ご挨拶だけいたしましたが、熱気であふれ返るようで、すごい盛況でした。どんなにこのお店が愛されているか、キヨさんが人気者か、改めてわかりました。
1■ で、前の記事で話した小鍋サイズのパエリア最高\0/\0/ ということです。わたしが「フイゴ」「ラ・ガジェガ」でいただいたパエリアとフィデウアを見せます。お値段1200円~です。こちらは「フイゴ」でいわしとトマトのパエリア。
2■ 「ラ・ガジェガ」で季節メニュー、トマトとあさりのパエリア。
3■ 「ラ・ガジェガ」でフィデウア(ごく細かいパスタをご飯と同じように扱って焼いたもの)。チョリソとモルシージャ。(モルシージャとはブダンノワールと同様に血の入った濃いソーセージ。)
4■ 「ラ・ガジェガ」で甘海老と帆立のパエリア。「ラ・ガジェガ」はアイドルタイムがない上、LO23時。コース料理をいただく日以外はヘンな時間帯の食事や夜遅食が多いわたしは「ラ・マーサ」グループで一番時間的に重宝して利用させていただくことになります。(ちなみに4店舗とも全席禁煙◎)(わ、今見たら「エル・フォゴン」もアイドルタイムなしの23時LOになっていました~ アズテツの「エル・フォゴン」にも伺います。<(_ _)>)
5■ 夏におすすめのお料理3つ。ガスパッチョ(ゆうに2人前の量)もたまらなくおいしいし、他にすごくよかったのが、
6■ 冷製焼野菜エスカリバダ。赤・黄ピーマンに玉ねぎに茄子の冷製。本当においしいです。
7■ ラマンチャ風野菜の煮込みの冷製ヴァージョン たまごをとろりんとくずしからめながらいただきます。ひとりでこのひと皿あっという間にいただけます。
891011■ 他に、チョリソとサラミ、お米のコロッケ、イベリコ豚の生ハム、豚肉とポテトのパプリカ風味などうまうまです。今の時期わたしは白いサングリアと共にいただくのが好きです。
12a■ 「ラ・マーサ」で、キヨさん=店主 木下清孝さんとマダムの陽子さん、そしてキヨさんのお母さまと。本当におめでとうございます、いつもぱーっと明るいキヨさん、どうか怪我したりせず気をつけて、変わらずお元気でやってくださいね~。キヨさんはわたし達の光です~\0/\0/
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(2011-07-03)

2011年7月 3日, dans 京都 スペイン料理 |

2010年10月23日 (土)

■ やみつきパエリアランチ@「フイゴ」


1_2■ ごぶさたごめんなさいシリーズで、1週間ほど前のあるお昼、「フイゴ」です。先日のパエリア@「ラ・マーサ」がおいしくて楽しかった♪ なんと、「ラ・マーサ」グループ全店でお昼にも出していられるとのことで、それはどやっても食べたいではないの。というわけで鶏のバレンシア風パエリヤです。ひとり分の鉄鍋で供されるのですができたて熱々で、いやこれおいしかった。ご飯に味がよくしみて、うまうまよ(T_T) そもそも、スペインにおいて、これはひとり分で作るものではないらしいですが、(大鍋でみんなで囲む料理という感じ、)でもわたしたちご飯民族はこれ毎日でもいただける、なごみの味と思います。ひとりでもぱっといただけるってすてきです。ふたりなら2種類分け合えるし。
234■ タパス盛り合わせとにんじんポタージュがセットになって1500円。わたし前菜でもデセールでも、こまごまとした盛り合わせものは基本的に「あんまり」なんだけど(特にデセールの盛り合わせは「あんまり」どころか、ごめんですが積極的にきらい)、アミューズ盛り合わせとか八寸は「好きだな~」と思うこともしばしばあって、これはすごく好きでした。玉ねぎローストと生ハムがとりわけおいしかったです。
56_2■ セット以外に、お昼でもこれだけアラカルトがあります。楽しいではないの♪ そしてアズテツ頑張っています~。こちらの店長、東 鉄雄さんです。全席禁煙◎で楽だし気軽に訪れやすいしおいしいしで、とてもおすすめです。\0/
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「フイゴ」 FUIGO 電話 075-257-7588
京都市中京区三条通高倉東入ル桝屋町 白鳥ビル2F
電話 075-257-7588
11:30~14:00LO・15:00閉店、17:30~23:00LO・24:00閉店 
不定休(ほとんど月曜休み・祝日は営業)
カウンター10席 テーブル10席 全席禁煙◎ 
予約も可能
2008年12月開店
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(2010-10-23)

2010年10月 23日, dans 京都 スペイン料理 |

2010年10月 7日 (木)

■ 最新おいしい話あれこれ、パエリアなど


■ twitter(http://twitter.com/eridosu075)上で速報的に発信した何件かの最新の話題があり、それを補完する形でお知らせ記事を作ります。
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■ twitterの言葉より:(順番多少前後しますが)
ちょっと久しぶりシリーズその② 寺町二条の「ラ・マーサ」にパエリア食べに行きました。「ラ・ガジェガ」「フイゴ」「エル・フォゴン」など全店で、ひとりサイズのパエリアシリーズが始まり、6種類、1200~1800円。表面パリパリ中じゅわじゅわで旨かったの!昼セット1500円、偉い\0/
1●「ラ・マーサ」でいただいた、いわしとトマトのパエリア
2_2 ●イカスミのパエリア
どちらもウマウマ(T_T)で非常においしかったです。株式会社のぞみの藤田功博さんと秘密会議しながらの軽い夕食。気分にもぴったりのお料理でした。
0●これが定番・6種類。他に季節ものもあり、今は鴨と栗のパエリアなど。
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■ twitterの言葉より:
ちょっと久しぶりシリーズその① 東洞院四条上ルの「サンタ・マリア・ノヴェッラ・ティサネリーア京都」(名前ちょっと長い)さわらや松茸、柚子など和の食材も巧みに使ったイタリアンのコース、粋で大変おいしかったです。お昼は行列ですが、携帯番号を伝えておけば、大丸でお買い物しながら待てるし♪
これは改めてコースのご紹介をします。
★イヴェントのお知らせ
銀座で人気のリストランテ「ジャッジョーロ銀座」の料理を味わえるフェアを、「サンタ・マリア・ノヴェッラ・ティサネリーア京都」で開催されるそうです。
10月26~30日のディナーコース6500円(税別)
詳しくはこちら。

http://smn-tisaneria-kyoto.jp/giaggiolo_dinner.html
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■ まゆまゆ=京の料理研究家・小宮真由が「京都 福千鳥」HPをオープンしました。きれいなHP作りましたね~。からだに優しいおせちをテーマに、丁寧な仕事をしています。詳細改めて。
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(2010-10-07)

2010年10月 7日, dans 京都 スペイン料理京都 イヴェント |

2009年9月 1日 (火)

■ 黒板書きのメニューがたくさん、「バル・ピコス」


1a らめら。今もうほんとーーに、いろいろ重なりまくって、激烈にいぞがじいです。24時間営業しても時間が足りん。入稿をしつつ合間に片付けに着手できた日々はまだ優雅だった~。激まじで1分を惜しんでやらねばいけません。お仕事あっての人生だから大喜びでやってるのだけど、たくさんのお誘いや約束、じぇんじぇん行けず許して<(_ _)> とりわけ、火曜日が空いたら食事を、水曜の夜の空いた時に、といった曜日限定で約束をしている方々、すごく延びてて許して。気にしてます。カヨコちゃんサチコさん待ってて。深夜イタリアンへ行こうねと言ってる多くの方々(10人以上)もごめん。メールの返事できてない方もごめん。この1週間ほどを乗り切ったら、わたし少し楽になります。それまではみんなで無事を祈ってえ~(*_*) ●で、もうやってられんから、ちょっと出かけてこの赤ワインのソーダ割りを飲んできゅーっと頑張ったのよ、という話ではなくて、これは1週間ほど前に「バル・ピコス」を一瞬訪れた時のものです。オープンしてからだいぶたっちゃった。早く伺いたかったのです。きよさん=木下清孝さんのところ=「ラ・マーサ」で頑張っていた小倉里延さんが独立して開かれたお店です。こぢんまりしてて、カジュアルで、かわいいのよ。
2a●こんな風に大きな黒板があってびっしりメニューが書いてあって、食べてみたいものがいっぱいでした。この日はとりあえず寄らせていただいて、お腹ぽんぽん状態だったので飲み物1杯飲んだだけ。ちゃんとお料理いただいてからアップと思っていたのだけど、そうするといつになるかわからんので、とりあえずアップです。りえちゃん、絶対食べに行くから待っててね~!
3a************************************************************
「Bar Picos バル・ピコス」 
電話 075-211-7170
京都市中京区堺町通二条上ル東側亀屋町167-1
(以前「プチジャポネ」があった場所です)
18:00~24:00LO 土曜のみ11:30~24:00LO
日曜休み
カウンター8席、テーブル4席
禁煙席なし×(けれど昨今そんなに吸う人はいないらしい)
2009年6月2日開店
(2009-09-01)

2009年9月 1日, dans 京都 スペイン料理 |

2009年8月 8日 (土)

■ 「フイゴ」でアヒージョやシンプル串焼き!


11a■ スペインバル&レストラン「フイゴ」です。昨年末にオープンのお知らせを掲載しただけで、4月下旬にも伺っていたのに、載せていなかったわ~\(゜o゜)/ 最近のある晩伺って夏らしいお皿をいただき、すごくおいしかったのです。いつもの東(あずま)さんが夏休みとのことで鷲見幸太郎さんが厨房にいらして、この方は「ラ・ガジェガ」の店長をしていらっしゃいましたが、今は「ラ・ガジェガ」と「フイゴ」の「2軒を統括するジェネラルマネージャーになられたとのことでした。●ガスパチョと冷製の夏野菜トマト煮込みをアミューズ風にしていただいて、
12a●鮎と茄子とズッキーニのフリットです。鮎がかなり大きいのです。厚いめふんわりの衣で塩気明確、うっまいの! 
13a●なんと鱧のアヒージョ=ガーリックオイル煮込みです。シャリシャリの長芋と合わせてあります。
14a●やみつきの旨さでした。脂いっぱいの鱧は焼霜にして、オイルにさっとつける程度で、グラグラ炊かないとのことでした。鱧をアヒージョにするなんて、よく思いつきましたね~、すごくセンスいいと思いました。
15a●肉っけがほしくて、牛肉の串焼き。下にレンズ豆の煮込み。串で、ほんとシンプルに炭火焼きされていて、プリミティフなおいしさです。ナイフとフォークで食べるんじゃなくて、肉をがっつくという感じ。たまにこういうのいいですね~
16a●生ハムのクリームコロッケ。外はバリっと揚げられています。
17a_2●切ると生ハムを刻んだのがたっぷり入っていて、クリームとろとろで、塩気がワインを呼びます。ほんとおいしかった。
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1a■ 4月下旬にいただいたものです。写真のセレクションまでしながら今まで出すタイミングなしで遅くなりました。<(_ _)> ●アミューズがこんな風に出されて、
2a●いろいろ焼き野菜のサラダ フイゴ風。
3a●桜海老のガーリックオイル煮。熱々の湯気湯気で登場です。
4a●これも癖になる、後を引く味。止まらないの。ワインくいくい飲んだと思う。
5a●まぐろと塩豚の串焼き エシャロットとケッパーのソース。まぐろだけでもうまいのに塩漬け豚肉のうまみがからんで、どうだー! の強いおいしさになっています。ワイン飲まないとダメですー!
6a●アンダルシア風の若鶏焼き。下にししとう。鶏肉のうまさをシンプルに味わえてサイコーです。
00●4月の時点のものですが、その日のおすすめの品書きはこんな。これ以外にグランドメニューがあります。ほんと良心的なお値段で、おいしくて、陽気な雰囲気です。ここはグループの中で(分煙なんかじゃなく)完全禁煙ですから、それもとてもいいことです。
「フイゴ」FUIGO
京都市中京区三条通高倉東入ル桝屋町 白鳥ビル2F
電話 075-257-7588
12:00~14:00LO・15:00閉店、
17:30~23:00LO・24:00閉店
月曜休み
カウンター10席 テーブル8席
全席禁煙◎
(2009-08-08)

2009年8月 8日, dans 京都 スペイン料理 |

2009年1月 3日 (土)

■ 安くておいし♪ スペインバル&レストラン 「ラ・ガジェガ」


1a2a3a 今日は気楽で楽しいお店をご紹介。年末20日過ぎにぱっと伺ってさっといただいた「ラ・ガジェガ」のバルです。一度伺ったきりで久しぶりだったのだけど、おいしいのはわかってんの♪ 「ラ・マーサ」「エル・フォゴン」そして最新「フイゴ」の、キヨさん=木下清孝さんのお店です。カウンター立ち飲みで315円から飲み物があるのがいいでしょ~! 315円のサングリアを飲みつつさくさくパイを頬張り、野菜のピクルスをパリパリ、オリーヴもぽいぽいつまんで、かなり幸せです。11:30からこんな風に好きに飲食できるってのがまずすてきだと思うわ♪  ●自家製ピクルス 420円 ●アンチョビオリーブ 315円。(ちなみに用字用語の統一に関して、メニュー名はお店の表記に従います。)
4a●エンパナーダ ガリシア風パイ 630円。このパイが他にちょっとないガリシア風のもので、サクサクのフイユタージュは少しパプリカの香りがしています。中はミートソース。これは店長の鷲見幸太郎さんがガリシア修業で習得してきたもので、止まらぬおいしさです! もともと「ル・プチメック」にいた鷲見さんだから生地ものを作るのはお手のもの。「尊敬する西山さん(=「ル・プチメック」の西山逸成)のように自分も料理をやりたかった」という人で、わたしは鷲見さんて、「ラ・マーサ」時代からいいもの作られるなあって思っています。まだ20代の若さですから、ほんと立派なものです。これからますます楽しみね。
5a●それからチョリソのポテトコロッケ 630円。いきなり切り口見せちゃうけど、外側カリっと、中はポテトふっくら、チョリソの辛さが効いて、これがじわじわじわと病みつき的にうまいのよ。思い出しただけでも、走って行ってまた食べたい! という気持ちです。
6a●ソルサ 630円 豚パプリカ漬けコンフィとフライドポテト。これがまたたまらん旨い。豚の肩ロース肉を2日間ほどパプリカやにんにくに漬けてからコンフィにしたもので、油で煮え煮え状態が運ばれます。塩気の効いたフライドポテトがどさーっとついて、ひと切れまたひと切れあともうひと切れ、みたいに止まらず食べ進んでしまうわけです。午後のひと時、仕事のプレッシャー(ってほどのことはなくて、単にやることがめちゃくちゃに多くて気持ちがつぶれそうというだけなんだけど)は全部すっ飛んで、後は野となれ状態になりました。旨けりゃいいっつうもんよ♪
8a●ガリシア料理とは・・・とちゃんと説明があります。スペイン北西部、とにかく魚介をたくさん食べると。パプリカを多用し、赤っぽい料理が多いとも伺いました。(いいじゃない♪)
7a●店内も、バルはこんなだけど、奥のレストランスペース(禁煙◎)は赤を基調としていて、わたしはいるだけでもいい気分だなーと思うのでした。昨年2月のオープン以来、お客さまはバルとレストランを上手に使い分けるようになったと鷲見さん。バスロータリーに面していることもあり、「バスが来るまで~!」といって、315円のドリンク一杯をひっかけて「また明日~!」みたいに、毎日のように利用する方もいらっしゃるとのことです。なんだかいい話ね♪ バルスペースも禁煙ならいいのにと思うけれど、それは「フイゴ」(全席禁煙)に任せるってことかしらん・・・「フイゴ」リポートはまた改めて。
スペイン ガリシア料理 「La Gallega ラ・ガジェガ」
京都市東山区大和大路三条下ル東側大国町137 KYOUEN内
電話 075-533-7206
バル11:30~25:00LO、レストラン 11:00~15:00LO、17:00~25:00LO
不定休(=ほぼ無休) 
お正月は営業しています。 1月5,6,7日はお休み。
バルはスタンディングで30名ほど、レストランは40席
レストランは禁煙◎
バルの予約は不可、レストランの昼は予約可、夜は予約が望ましい。
バルは315円~、レストランひとりおよそ5000円~
(2008年2月開店)

2009年1月 3日, dans 京都 スペイン料理 |

2008年12月31日 (水)

■ 「ポキート」で野菜たっぷりの肉料理


2a_2 河原町三条上ルの(ほとんどジャンルを限定できないけれど、一応)スペインバル「ポキート」です。(何度か既出。)これは「美山・和知の野菜焼き 短角牛添え」という料理です。と言われても信じそうなくらいに野菜たっぷりのお皿です。「短角牛のあぶり焼き」っていう肉料理(1800円)なのだけど、野菜が多過ぎるくらい皿にのって、どれも本当に香味豊かです。ひとつずつ大切に味わっていただいたら、じわじわおいしさが広がって陶然となるほど。脂の少ない短角牛もほんと上品な美味です。野菜の多彩さとおいしさの印象が後々残りました。今の時季、ラッキーにもトリュフがある時はこうしてトッピングされます。野菜の彩り美しいお皿です。野菜は週に2~3回、「あんちゃん」のところで仕入れてこられるとのことです。下鴨本通の「キッチンガーデン」ですね。
3a_2●もともと野菜使いが上手な店主の廣岡寿規さんですが、お店がはやってスタッフも増える(=手が増える)うちに、扱う野菜の数もどんどん増えてきたといいます。仕込みの大半は野菜の下処理をしていらっしゃるとも。このポキートサラダは開店当初からのスペシャリテですが、季節ごと使っている野菜の種類も違うし、今の時季はとりわけかぶやにんじんや大根など根菜のおいしさが際立っています。トマト、菜の花、ブロッコリー、かぶ2種類、ほうれん草、春菊、れんこん、紅芯大根、などなどを和えたものです。季節の野菜のおいしさの全部がここにあるという感じ。600円。
4a●そしてイタリアン出身の廣岡さんの作るパスタも必食です。ほんと今まで何をいただいてもおいしかった♪ この日出していただいたのは、魚介と下仁田ねぎのスパゲッティ 1500円。魚介がメモするのじゃまくさいほどたくさん入っていました。帆立、ムール、まて貝、あさり、はまぐり、海老、いか、やがらなどがどさーっと。下仁田ねぎのやわらかな甘さが魚介とパスタにからんでたまらん魅力です。すごく食べ応えのある、これひと皿でかなり満足なパスタです。
5a_2●逆側から見たらこんな。どんなに具材どっさりかわかるでしょ? バルなんだけど、お料理がバル料理の域を超えています。廣岡さんにおいては、ひとえに「おいしいものを出したい」という思いがあるばかりなのです。スペインバルといいながらイタリアンみたいだし、でもジャンル分けなど意味のないことです。オープン当初からおいしかったけれど、今回またいただいてみて、明らかに野菜が以前より充実していたし、お料理がさらによくなっていると思ったのでした。
そして、禁煙に向けても考えていらっしゃるとのことで(ご自身が喘息経験もおありで、ケムリは実はつらいのだと)、それにはわたしも激しく賛同してきました。だって、ケムリとお料理は相容れないもの。好きな方にはごめんなさいだけど。・・・でも実はあんまりごめんと思ってなくて・・・だってケムリはあまりにつらいからです。<(_ _)>
「ポキート」
京都市中京区河原町通三条上ル下丸屋町401-10
電話 075-212-8450
18:00~24:00LO・翌1:00閉店
水曜休み 
年末年始は1月1日のみお休みで、あとは平常通りに営業。
カウンター12席、個室4~6席
予約も可能
ひとりおよそ4000円~
(2005年7月開店)

2008年12月 31日, dans 京都 スペイン料理京都 イタリアン08 |

2008年12月25日 (木)

■ スペイン料理「FUIG0 (フイゴ)」 三条高倉にオープン!


0 「ラ・マーサ」「エル・フォゴン」「ラ・ガジェガ」に続いて、キヨさん=木下清孝さんの4軒目のお店「FUIGO」が本日17:30、三条高倉にオープンしました。おめでとうございます! 「炎」って意味のフエーゴね・・・と思ったら「フイゴ」=風を送るふいごとのことでした! 笑わせます。パフパフしたら風が起こる革製のふいごが本当に店内にありますから、お店で見つけてね。
112 三条高倉の南東角にファミリーマートがありますが、その東隣、三条通に面してお店はあります。ビルの2階で入り口はこんな。キヨさんお手製のドアとか、例によって自分で貼ったというタイルがスペイン風情をかもし出していて、すぐにわかります。
3425日17:30の、オープン前のできたてほやほや状態を見せていただきました。お店も工務店を使わなかった? とかで、全部自分たちでやっちゃったと。エアコン取り付けだけは電気やさんにお願いして、あとはほぼみんなやったみたい。タイルが貼られたきれいなカウンターは10席です。ワインやシェリーのグラス売りも数種類とのこと。
5 カウンターの他に、2テーブル8席があります。ここでいただけるのは「ラ・マーサ」に近いもの=海鮮料理、そしてこちらは炭火焼きもやるとのことです。食材を選んで、煮たり焼いたり好きにしてもらえると。ほんと割烹みたいですね。そして特筆すべきは、このお店は全席禁煙であること! やっとやっと、このごろ全席禁煙が標準になってきたのです! すばらしい~! 分煙というのは全く無意味だし(ケムリは流れてきます)、お料理の味や香りとケムリは全く相容れないものです。ついでに最新情報ですが、中華の「燕燕」も、イタリアンの「サルティンバンコ」も2009年の年明けより全席禁煙に踏み切られるとのことで、ほんと喜ばしいことです。
「フイゴ」の料理長は先日まで「エル・フォゴン」にいらした東鉄雄さん。「フイゴ」のお料理、近日中に楽しみにいただきに伺います。
「フイゴ」FUIGO
京都市中京区三条通高倉東入ル桝屋町 白鳥ビル2F
電話 075-257-7588
17:30~23:00LO・24:00閉店(来年2月以降、ランチの予定もあり)
月曜休み
カウンター10席 テーブル8席
全席禁煙
アラカルトのみ、ひとりおよそ3500円~

2008年12月 25日, dans 京都 スペイン料理 |

2008年9月23日 (火)

■「エル・フォゴン」のバルで軽食


1aどかーんと牛肉を見せておいて「軽食」もないかな? (笑) 御池通御幸町少し上ルにある「エル・フォゴン」は、町家を美しく改修したレストランで、1階は気軽なバルです。以前2階のレストランのお昼のメニューを掲載したことがあると思うのですが、今お昼はお休み中で、これはバルのアラカルト料理です。牛肉のプランチャ(鉄板焼き)にポテトがどっさりと。これが15:00からいただけるってすてきと思うのです。お昼時間をはるかに過ぎて、けれどしっかり食べたいよう~、という時にもOK。きゅっとシェリー飲んだりするわけ。ブルーチーズのソースがまた後を引くたまらん味で、あ~、後は野となろう。
2a3aケースから選べるタパスで、野菜のピクルス。沖縄のあぐー豚の自家製ハム。牛肉の前に豚肉です。生産者まで会いに行って使っている豚肉とのことです。これも塩気も決まって止まらぬおいしさ。
4aいつものメニューの他に、スペシャリテがこんな風に黒板書きされていて、やっぱり黒板があればそこから必ずひとつお願いしたくなります。
「エル・フォゴン」 
京都市中京区御幸町通御池上ル亀屋町380 
バル: 075-221-5527 15:00~翌1:00LO 
不定休 サイトはこちら

2008年9月 23日, dans 京都 スペイン料理 |

2008年9月 3日 (水)

■アラカルトで気軽な夕食(1) 「ポキート」


1_32アラカルト気軽店を2軒続けてゆきます。お料理が美味なバル「ポキート」、7月でまる3年となられました。パチパチ、おめでとう! 気軽で居心地いい・お値段高くない・店主の廣岡さん感じいい・お料理も美味! と、ほとんど完璧。(けれど、わたしにとってはたばこの煙がつらい、というのが唯一の難点。)先週のある晩、ほんの少し、ちゃちゃっと食べたかった時、するりとお伺いしました。黒板を眺めつつ、アミューズにピンチョスをひと皿いただき、
111213ガスパチョ 450円は小ぶりのグラスで出てきます。持ち上げをやったらこんな。けれど持ち上げない方が質感がよくわかります。(-_-;) ソルベ仕立てなのです。シャリシャリと冷たい口当たり、ほのかな酸味が広がっていい感じです。おかわり、おかわり、おかわりって、あと3皿くらい欲しがりそうになりました。
21ポキートサラダ600円。そうめんかぼちゃがどさっとトッピングされて、その下は定番、ごろんと大ぶり野菜を和えたサラダです。定番のお皿です。
3132熊本産 桜肉ハラミあぶり焼き 1800円。肉が見えないほど野菜がたっぷり、そしてオプションのトリュフです。見ただけでうれしくて、頭の中でくす玉マークが10個ほどぱかーんと。馬肉のハラミ、噛んでじわじわぐいぐいとおいしいです。風味は微妙に違うけれど、牛肉にかなり近いと言えます。濃い赤ワイン絶対合います。気軽なバル風情で、このおいしさはえらい! と思うのです。

2008年9月 3日, dans 京都 スペイン料理 |

2008年4月13日 (日)

■スペインバル&レストラン 「ラ・ガジェガ」/取材あちこち


122月14日に三条京阪のKYOUEN内にオープンした「ラ・ガジェガ」、一度伺うも入れなかったりして、やっと先日お邪魔することができたのです。寺町二条のキヨさんこと木下清孝さん率いる「ラ・マーサ」の経営になるもので、「ラ・マーサ」店長であった鷲見幸太郎さんがこのお店の店長に就かれました。三条京阪は便利な場所ながら、なぜか、本当に不思議で説明はできないのだけど、「食事に行く♪」という気持ちの盛り上がりに今ひとつ欠ける場所だと思うのです。祇園に近いけれど祇園ではないし。けれどけれど、この「ラ・ガジェガ」のお味のよかったことったら!! 打ち合わせがてらの軽ごはんだったので、皿数も少ししかいただいていませんが、けれどどのお料理もばちーっと決まっていたのです。野菜はシャキシャキと、鶏肉はふっくらと、そのソースはとろりと味わい深く、コロッケもちょっとやみつき的な香りとたまらん塩気です。そしてパエリアはマストでしょう。何でもっと早く万難を排して訪れなかったのかと悔やまれたほどでした。バルとレストランで結構な広さのお店ですが、鷲見さん本当に頑張っている様子でした。生ハムとグリーンサラダ 1260円 分けたもの。
34鶏もも肉の鉄板焼 1890円 生ハムクリームコロッケと チョリソーのコロッケ 各630円 海鮮パエリア↓ 1260円。
5
「ラ・ガジェガ La Gallega」 
京都市東山区大和大路三条下ル東側大国町137 KYOUEN内
電話 075-533-7206
バル11:30~25:00LO
レストラン17:00~25:00LO
11京都駅の「スバコ」にできた「中村藤吉本店」で「生茶ゼリイ」の試食です。緑の「ゼリイ」の部分だけわたしどんぶり一杯食べたいかも。白玉もあんもおいしいのだけど、「ゼリイ」の部分の香りと食感があまりに心地よくて、他の食感はもう要らん、ゼリイに集中したいようと思う。けれど、これが圧倒的少数派意見であるということもわかっているのだ。何か好きになると、それだけ執拗に食べ続けたい、それも尋常ではない量が欲しい・・・子供の頃からこんなです。わたしにおいてはおよそバランス感覚というものがありません。(-_-;)
12_2お酢数種類だけを商うお店「林忠次郎商店」へ取材に。「す」っていうのがいいでしょう? 何がおすすめか・・・? 6月7日発売の扶桑社「とっておき京都」(現在「春京都」絶賛発売中。次号より「とっておき京都」と名前を変えます)をどうぞ楽しみにご覧くださいませ<(_ _)>   
                                                                                                                                                                                                                                                                     

2008年4月 13日, dans 京都 スイーツ京都 スペイン料理京都 取り寄せ |

2008年3月13日 (木)

■新しいスペインバル:「バル&カフェ リコ」


123ジェイアール京都伊勢丹11階のイートパラダイス内に2月13日にオープンしたスペインバル「バル&カフェ リコ」のご紹介です。ホテルグランヴィア京都の経営になる、デパート内にできたバル。ちょっと珍しいでしょう? デパートだからランチタイム、ティータイム、そしてバルと使えるのです。先週半ばのある晩、夜のバルタイムにお邪魔しました。広報担当の石田達也さんがいらしてくださって、万全のアテンド・・・というより、最初から最後まで笑い転げる話を惜しみなく提供してくださいました。これほど文字通りに「カラダを張って」仕事なさる方も珍しいのではないか!? いつも思うのだけど、こういう傑出したスタッフの方とか料理人がいるホテルって、それだけで強烈な引きになると思うのです。結局人は人に引かれて動くものだから。それにスタッフの方々の醸す「気」で「場」はできるものだから。カウンターの中にいらっしゃるのは料理長の佐藤伸二さん。当たりが優しくて、感じのいい方です。もともとスペイン料理もバルも大好きでいらしたと。本職のフレンチ色は一切出さずに今回のお店を実現なさったといいます。まずは白サングリアをいただいてスタートです。
11_212_213いわしの酢漬け420円 チョリソー盛り合わせ840円 焼き野菜のマリネ420円。タパスはざっと15種類ほど用意され、ピンチョスなどひと皿210円から。1日が終わって、これらタパスを何皿かをワインでさらっと楽しんだら、きっと全部忘れて陽気になれます!

21_222_2小エビのアヒージョ735円 スペイン風モツ煮込み892円。「油でグラグラ煮」のアヒージョはにんにくも効いてやみつきな味。カジョス=モツ煮込みもちょっとヤバいわ♪ グラスワインは420円、すーすー進んじゃうじゃないの。
3132黒豆のコロッケ367円 ナスのフライ367円。揚げ物もマストです。コロッケは口の中でほぐれる感じが◎ ナスのフライ、ちょっと厚めの衣に中は熱々でハフハフと堪能。
414251プランチャ=鉄板焼き料理(全10類ほど)から、イベリコ豚のハンバーグ1155円。強い味でぐいぐいと美味だったイベリコ豚のハンバーグ。イベリコ豚焼きやらうずら焼きやらもあります。シーフードパエリア(これは2人前)1890円。やっぱりご飯ものは圧倒的な人気だそうで、最もコンスタントに注文があるとのこと。海老や貝のだしがしみて熱々で、これもマストです。
6162スイーツは野菜をテーマに作られています。わたしは赤い色に惹かれてキャロットキャラメルプリン。これはただヘルシー感を狙っただけのものではなく、味も香りも完成度の高いデセールでした。スイーツ類はティータイムにもいただけます。
71727374他に、アボカド抹茶プリンや、黒豆プリンがあります。ショコラのシフォンケーキに合わせているのはごぼうクリーム、これはショコラにごぼうの香りが無理なく調和していました。カフェで締め。アラカルトの選択は40種類ほどもあって、いただいたものはすべてばっちり味も決まっていました。ランチでも1155円から2100円までの4段階でタパス付のプレートランチが食べられて愉快。ついでに17時までなら完全禁煙で安心です。(終日禁煙ならなおよいです<(_ _)>)店内は赤というかオレンジというか、燃えるように明るい色でラテン系って感じ。色はまともに気分を左右するから、本当に大事ね♪
9192「バル&カフェ リコ」 
京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町
ジェイアール京都伊勢丹11階 電話 075-341-3223
ブランチ10:00~11:00LO
ランチ11:00~14:30LO
ティー14:30~17:30LO
バル17:00~21:15LO・22:00閉店
17:00まで完全禁煙・不定休

2008年3月 13日, dans 京都 スペイン料理 |

2008年3月 5日 (水)

■もう元気です! たくさんのメールありがとうございます。


1全国100万人の読者の皆さま、多数のメールを頂戴してしまって、本当に恐縮しています。ぶっ倒れたなんて書いたものだから・・・読者の方や知り合い・友人たちから「大丈夫ですかああ?」というご心配メールやら、「えっ? うちの店で召し上がったものでしたか?」メールやら(違いますよ~!)、「ほらねだからちゃんと寝ないといけないって言ったでしょ」メールやら、どどどどどといただいてしまい、すみません、ありがとうございます!! もう大丈夫なのです。わたし、骨を折るとか盛大にダウンするとかでない限り、1年365日走り続けますから、ちょっと休めてよかったかも、なのです。(約束をキャンセルした方はごめんなさい、必ず挽回します<(_ _)>)
もう本当に大丈夫。その証拠にビックカメラに行ってます! (-_-;) そして心配メール以外に多数いただいたメールが、「1万円コンピュータは使ってみてよかったか?」というものです。お答え: 先週末入手して・・・新品同様で本日売りました。@ビックカメラ4階ソフマップ買い取りカウンター。19800円でUSBモデムとセットだったから、えらいお得と思ったのですが・・・わたしの用途には合わなかった(T_T)ちょんちょんとメールチェックとか、サイト閲覧とか、その程度なら十分なのだけど、わたしは猛スピードでテクストを打ち込みます。それにしてはキーボードが小さかった。お店で試した時には小ささが魅力だったのだけれど。両手で打ち込める、最小にして最大限のキーボードと思ったのだけれど。ふだん使いモードになれば、気遣いつつキーを打ち続けるなんて無理なことでした。なんだか神経がヘンになる感じで。あ"~、夢のようなサイズと思ったのだけど。で、要らないとなればわたしは何でも即手放します。次が欲しいからね。人生にはいつも次があるの♪ といいつつ、返すがえすも悔やまれるのはパナソニックのLet's note の最小R型(10.4型)を一度は持ちながら、売ってしまったこと。あれは置いておくべきだった・・・今新品を買うと24万円とかしちゃいます。ああ"~!
2買い取りカウンターの前で査定が済むのを待ちながら、ずらりと並んだUSBケーブルやらACアダプター(ブランド純正品でないものもいろいろあるのね♪)を眺めてうっとりしてる女って・・・ヘンですよね。でも知ってる? 長さの違いだけじゃなくて、「細くてしなやかコード」とかあるのですよ。わたし機械はほとんどわからないのだけど、でもこんなに豊かに商品が連なっていることが幸せなわけ。ビックカメラにおいてはわたし、au 絵文字の「ウシシ笑い顔」あるいは「両目がハート」、そんな顔になっていると思う。買い取り額はビックポイントカードにポイントとしてつけていただいて、次に買うものの目標もできたわ♪♪
3そしてその後、ホテルグランヴィア京都さまのお招きで、ジェイアール京都伊勢丹11階に先ごろオープンしたばかりのスペインバルでカフェの「リコ」(ホテルグランヴィアによる経営です)へ伺いました。アテンドしてくださったのは、ホテルマンが天職、おかし過ぎる話で食事の間ずっと笑い転げさせてくださった広報の石田達也さん。料理長の佐藤伸二さんもカウンターにおいでいただくという中で、お世辞なしで本当においしいタパスやらパエリヤをいただきました。デセールに至るまで抜かりなく楽しんだ詳細は改めて。
4でもひとつだけ見てください。意外だったイベリコ豚のハンバーグ。ザクザクしっとり(相反するようだけど)美味でした。近日中に全容を。・・・このごろ予告編が多すぎていかんですね。3日3晩くらいサイトアップのためだけに頑張らないといけないような状況だけど、こぼれてしまっているものもあるかもしれないけれど、少しずつ~! 次回は本当に「サンタ・マリア・ノヴェッラ・ティサネリーア京都」です<(_ _)>

2008年3月 5日, dans 京都 スペイン料理★カメラ・電気製品・メカ話 |

2008年1月20日 (日)

■「デマチヤナギ バル リコリコ」でバルディネ


1234「お粥だ、からだに優しいお粥なら食べられる」という体調と気分だった何日か前の晩、心優しい知人に食事に連れていってもらうことにして、当然中華の気分で外出。途上、「お粥じゃないけれどパエリアのお店なんかどうでしょう?」というすばらしい提案で、「それ行く~!」と気分は即パエリアに切り替わり、出町柳駅近く、「ビストロ スリージェ」の並びにある「デマチヤナギ バル リコリコ」へ。いかにも楽しそうな外観で、前から気になっていたお店です。スペインバルだから、まずはタパスをいくつか。バレンシア風ミートボール 海老のアヒージョ チョリソーのアヒージョ 野菜のトマト煮に卵のフラメンカエッグ。わたしはぐつぐつ煮え煮え、やけどの熱さのアヒージョが大好き。残ったにんにくの香りの油にバゲットを浸して食べてうまかった!
1112サングリアはフルーツを食べられるようにフォークが初めから添えられています。メニューがよくできていて、写真満載、見るだけでうきうきと楽しい作り。
212223スペイン風オムレツにはトマトソースがたっぷりと。「お粥」だったはずがこうなった。鶏と野菜のパエリア。熱々でスープがしみてじんわりおいし♪ 白サングリアにはキウイがごろごろ入っています。お粥の気持ちなんて言ってたのは誰だ? 気分よくたくさんいただきました。一緒に来てくれた人があってのことで、すごく感謝<(_ _)>
32_231_2黒板書きメニューのある気軽で陽気なお店です。カウンターにテーブルに、外にはテラスまであって、軽すぎることなく大人もくつろげて何とも程よくいい感じ。アイドルタイムもなくて、いつでも飲める食べられる。どれもなかなかのお味で高くないし(以上のお料理はふたりでいただいて数千円)、近所にあればどれほど重宝するでしょう。個性明確なお店がたくさんで、左京区はすばらしい~! 
「デマチヤナギ バル リコリコ」 京都市左京区田中関田町22-75 ルミエール出町柳7号 電話 075-711-7722 12:00~22:00 水曜休み

2008年1月 20日, dans 京都 スペイン料理 |

2007年7月 6日 (金)

■「ポキート」で夜遅ごはん


1_3512_3323_2714_2095_1766_1547_1388_1169_10510_99撮影週間のある日、スペインバルで夕食です。バルといいながらしっかり食べられるのが「ポキート」、料理のセンスがいいと思うのです。一昨日予告したお店です。●自家製サングリア ●ハモンイベリコベジョータ・・・ここでマストのお皿です。●なすとトマトのピンチョス ●定番、ポキートサラダ ●小鮎のフリット ●白海老のタルタル、生海苔ジュレ添え ●ポキート煮込み(豚の耳、タン、頬とレンズ豆) ●鱧、しらす、葉とうがらしの冷製パスタ ●えびクリームコロッケ ●岩手産岩中豚のアリスタ。冷製のパスタをここでいただいたのは初めて、爽やかな葉とうがらしソースにしらす、鱧という非常にいい組み合わせ、季節の気分に合ってよかったです。豚肉の焼きものにしても煮込みにしてもとびきり旨いです。しばらくぶりだったのだけど、お邪魔しなかった間わたしは一体何をしていたのか? やっぱりしばしば来たいお店です。
M2_4M3_3こちらは扶桑社京都シリーズの編集者である秦 麻夕奈さん、もうすっかりええ気分になっています。楽しい人なのです。お猪口のようなボウルで白ワインを飲むのだけど、彼女の手元を見ると、いつの間にかボウルのサイズが小さいのから大きいのに変わっています。まゆなちゃん、酔うている~! 挙句に、「わたし今日から、”まゆ~な” なの」などと言い出す始末。あけ~み=小山明美化してどうするよおおお~~?
Poquito_2「ポキート」 京都市中京区河原町通三条上ル下丸屋町401‐10 電話075-212-8450 18:00~24:00LO・25:00閉店 水曜休み

2007年7月 6日, dans 京都 スペイン料理 |

2006年9月13日 (水)

■洛中あちこち(24) 気軽な夜ごはん


11_49気軽な夜ごはん、というにはかなりご馳走なのですが、わたしにとって近くて、疲れ果てているような時でも行って食べたら元気に戻る、という定番の夕食のお店を2軒。「ラ・マーサ」で、これはイカ墨パエリアの、たった今、オーヴンから出したて! ふわ~っといい香りに包まれて、食べる手が止まらない、おこげはこそげてきれいに食べる・・・これはやっぱり何人かでいただきたいものですが、ひとりで伺っても大丈夫なのです。
5_862_1233_1124_103ひとりで伺った少し前のある晩。昼間は取材が続き、夕方から部屋にたてこもってデスクワークして23時くらいになっちゃった。そんな時に出かけても歓迎してくれるのがありがたいです。アルコール気なしでサンペルグリーノを飲みつつ野菜の突き出しをいただきます。生ハムののったサラダに、ひとり用のパエリアを作ってくださいました。うさぎと野菜のパエリア。わたしはうさぎが大好きです。かわいいがうまい、うまいがかわゆ~い。でも食べる。いいおだしが出て、うまみが米全体によく染みて、野菜の甘みと絶妙に溶け合っています。うさぎちゃんごめん、でも、おいしく食べることが供養です。「ラ・マーサ」は店主のキヨさんの人柄そのもので、本当に自由で明るい気分に満ちています。くたくたくたで出かけても、何かしら笑わせてくれて、ぱーっと晴れやかな気分になれるのです。
3_1132_1241_124何度もご登場いただいている「プチレストランないとう」、こちらも20時半くらいから、アラカルトでいただけるようになります。才気あふれる料理ですから、ゆっくり組み合わせの妙を楽しみつつコースで味わうべきなのだけど、時々夜遅ごはんとして、ぱーっと3品くらいをいただきます。ある日はハンバーグに、トマトと鱧のサラダ仕立て、なすのポタージュ。わたしの京都の暮らし、赤チャリに乗ってでびやーっと5分ほどで、こんなおいしい幸せがあるのです。
1_1252_125そして時間が少しでも許せば、「カルバドール」へ。煉瓦の美しいお店ゆえ、煉瓦をどこで入手したか? などと問い合わせもあるそうな。煉瓦積みが美しかったカフェ「リドル」(2004年1月末に閉店)を今でもありあり思い出します。100回とか200回以上伺ったはずです。店主の方はほんとセンスがよかったし、頭もいい方でした。2004年の4月に「カルバドール」は開店し、よくこんな、「リドル」の生まれ変わりのような美しいバーができたなあとわたしは感動していたのですが、「トラットリア・ニーノ」(3周年おめでとう!)のマダムの春奈さんは、「カルバドールの高山さんはかつての「リドル」から煉瓦を全部ひっぱがしてここを作った」とつい先日まで思い込んでいました。違うんだよ。。。 
3_117←これは2005年の2月のある夜に作っていただいた、いちごを使ったカクテルです。ちょっと光らせてみてます・・・きれいかな?




12_4711_51→いつも飲むもの ショコラ・オランジェとジントニック。毎日でも食後にこれだけ飲みに来たいです。本当にばちっと決まっておいしいです。わたし食に関しては徹底的に食べ歩きをするけれど、バーに関して飲み歩きはしないです。他に好きなお店もありますが、せいぜ いあと3軒くらい・・・。
21_1522_1223_8この頃くせになってしばしば飲むのがこのサイドカーのロング版。サイドカーが本当に好きなのですが、それがシュワシュワになってて爽快♪ そして、添えられているものを見てください。ここでこういうの、珍しいでしょう? ピスタチオです。東京に行った際、アメ横で買ってきたとか言ってたけれど、店のイメージ的にはあんまり言わない方がいいかもしれない(-_-;)。。このアメ横ピスターシュが香ばしくて、なんだかものすごくおいしかったのです。そして、ショコラもまたおいしいです。薄い、ぱりんぱりんの正方形ショコラもありました。もうすぐまた伺います。東京にいても、しばしばほとんど幽体離脱状態?で、わたし京都にいる気持ちになってます♪ あまりにリアルに場所や親しい人たちの顔がイメージされてしまって、500キロも離れているなんて信じられませ~ん。

2006年9月 13日, dans 京都 洋食京都 バー京都 洛中あちこち京都 スペイン料理 |

2006年9月 2日 (土)

■ポキート


1_1082_1073_1024_965_806_747_658_569_48白状しちゃいます。すでに入稿も全部済んでいるから許されるでしょう。籠城籠城と言いながら、先日のある晩びやーっと「ポキート」に出かけておりました。前々からの約束だったし、距離的にもすぐだし、仕事がいくら詰まってようがゴハンは食べんらなんし、あんまり立て籠もっていたら原稿暗くなるし、ちょっとピンチョスつまみに行くくらいええでしょ~~! ●ここではまずこれ、ピンチョスです。いろいろあって1本150円~ ●ハモンイベリコベジョータ 1500円 ●ガスパチョ 300円 ●えびのアヒージョ 700円 ●ポキートサラダ 600円 ●宮城産バルバリー鴨のグリル 1600円 ●白金豚アリスタ 1500円 ●ヤンバル島黒豚のラグーソース・ペンネ 1500円 ●赤ワインを少し。ぱっと出かけてさっと戻って仕事再開のつもりだったのだけど、あああ"~、行ったらこの通り、「ちょっとピンチョスつまむくらい」では済まんかったです。だって、何もかもがおいしんだも~ん♪ 昨年7月にオープンして1年少し、はやりにはやっています。そりゃそうだ。おいしい、センスいい、お値段高くない、居心地いい。(タバコ客がいる時だけはつらいけど。)今、雑誌にも猛烈に掲載されていますが、ここも昨秋、取材いちばん、露出いちばんにさせてもらったのはわたしだもんね♪ 大体、おいしいのは初めから予想がついていました。だって店主はイタリアンの有名店にいらした廣岡寿規さんだったのですから。スペインバルのふりをしながらかなりイタリアンなのは廣岡さんに長いイタリアンの修業経験があるからです。気軽にピンチョスとシェリーだけでもOK、本気で食べるなら肉料理もパスタもお味ばっちり、バルといいながらレストラン並みのレヴェルです。それからカウンターの、スライドするガラスケースがおもしろいです。いらしたらご覧になってください。ほんといいお店です。
10_41「ポキート」 京都市中京区河原町通三条上ル下丸屋町401‐10 電話075-212-8450 18:00~24:00LO・25:00閉店 水曜休み

Calvador_8で、本当に飛んで帰るはずだったのが、こんなところに移動してきています。この日はトリュフの香りのアペリティフなどというものをおすすめいただいてしまいました。困りました・・・濃厚な香りが立ち上り、ふわりと幸福感に包まれ、ついに後は野となれな気分に。でも本当にこれ1杯で切り上げて、帰って仕事にかかったのでした<(_ _)>

2006年9月 2日, dans 京都 スペイン料理 |

2006年8月17日 (木)

■ラ・マーサ/うれしかったプレゼント


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身体は東京に戻っていますが京都の画像が溢れていて、載せたいものがまだまだあります。4週間で2500枚以上撮っているのです。デジカメはもうボロボロ、買わなくちゃ♪ 今日は7月下旬に4人で食べた寺町二条のスペイン料理「ラ・マーサ」をお見せします。わたしが住んでいるホテルから近くて便利、店主のキヨさんは底抜けに明るい! 以前お話ししましたが、おまわりさんにスピード違反で捕まっても、「おおきに~!」と手を振って帰ってくるような人です。こんな人のお店だから、店内は明るい気がみなぎっていて、いつも客で溢れ返り、お料理には愛がこもっています。行けば絶対に元気になれるのです。
●リエットと、穴子&ねぎをトマト風味で ●自家製アグー豚のハム ●あさりのスープ(サルサヴェルデ)に、●ローリエで炊き込んだご飯も注文し、●ご飯を投入していただきます。激うま♪♪ ●野菜のガリシア風煮込みは、卵をくずしからめてハフハフ状態で。うんまい♪♪ ●イカの墨煮、中にはゲソのミンチが詰まっています ●マグロのマリネ、アボカドソース・・・マグロが見えないけれど、マグロ自体もいいもので、実にうま~♪♪ ●改装後の店内はこんな感じです ●はっきりせん写真でごめんなさい、北海道の羊=たまたま入荷していた武藤さんの羊のリオハ風(=ラタトゥイユ風)煮込み。ラッキーでした! ●イカ墨のパエリアは定番の味。迫力ある美味です ●食後は2階の「カルバドール」に上がってジントニックをいただきました。
「ラ・マーサ」 京都市中京区寺町通り二条下ル西側 電話075-255-6093 17:30~24:00LO・25:00閉店 不定休(ほぼ休みなし、こちらが休んでいても姉妹店「エル・フォゴン」が営業しています)

Chocolat_1うれしかったいただきものです。「ブランブリュン」のショコラ。ショコラ好きと知っていてくださってうれしいことでした。おいしかった☆ わたしはショコラなしに暮らせないのです。


EquibalanceEquibalance2_2赤い箱でまず喜んで・・・開けると焼き菓子がたくさんで大喜び!北白川の名店「エキュバランス」の焼き菓子セットです。このお店、以前取材させていただいて以来ご無沙汰していました。マカロンも生菓子も地方菓子も美味な、万能なお店なのです。

Porteclef東京へ出張した京都の方が、銀座で見つけたと赤いキーホルダーをおみやげにくださいました。大好きな赤、大好きなフランスもの! 感謝いたします。



Roses_rouges赤いお花です。わたしも頻繁にお世話になっている大好きな「プーゼ」のブーケです。赤くてきれい・・・感激!!

2006年8月 17日, dans 京都 スペイン料理 |

2006年7月18日 (火)

■エル・フォゴン


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今年2月にオープンしたスペイン炭火焼きレストラン「エル・フォゴン」です。バルのカウンターを除いてレストランは夜のみの営業でしたが、6月末よりランチを始められました。3150円で前菜、メイン、デザート(いずれも3~4種類から選択可能)、パンとカフェ。昼からグラスワインが付くのが粋です。ワインが飲めない人にはスープも選べます。非常に充実していました。先日始まったランチメニューより ●生ハムがどっさりのったサラダ ●同席者の前菜、自家製ソーセージの炭火焼き ●ワインの代わりにガスパチョ ●アグー豚の炭火焼き リンゴのサングリアソース ●飲み物はカフェでなく緑茶を ●クレマカタラナ ●本当に楽しいお祝いのランチでした。同席者は寺町二条の「ラ・マーサ」の店主であるキヨさんこと木下清孝さんと、このサイトにも使わせていただいている唐長の千田愛子さん。
「エル・フォゴン」 京都市中京区御幸町御池上ル亀屋町380 電話075-221-5517 12:00~14:00LO、17:30~23:00LO、バールは15:00~翌3:00 水曜休み 2階全席禁煙◎

9_2310_20千田愛子ちゃんが優雅にネイルサロンへ向かった後、わたしはキヨさんの車を見せてもらうことになっていました。赤いからな~! と言われてうきうきとガレージに向かったら・・・本当に真っ赤、バルケッタという屋根がぱかーんと取れるスポーツカーでした♪ 仕込みも仕事もあるけれど、ほんのしばしドライブを! と、びやーっと走って下鴨本通の「カフェ・ヴェルディ」へ! 赤いカップ入りのエチオピアをいただきました。
11_2112_21ところが、このバルケッタちゃんはめちゃくちゃスピードが出ます。ちょっと踏んだだけでものすごく加速してしまう。ほんの一瞬かニ瞬か、北大路通を風より早く走った次の瞬間・・・ぴたっと白バイが横についていました。あああ"~~! キヨさんかわいそう。違反だからしょうがないか・・・でもほんの一瞬のことだったのに。減点されて罰金だ。助手席でわたしまでしゅんとなりつつ、外のやりとりを見守るしかありません。ところがキヨさんは始終いつも通りの笑顔です。ニコニコして、別れ際には警官に「おおきに!」と手まで振っていたあああ! 「みんなお客さんやからな~、また店に食べに来てくれることもあるやろう!」と。ショップカードも渡してきたのと違うか? という風情、「まあしゃあないわ~!」とまったくテンションも下がっていない。恐れ入りました。「ラ・マーサ」の明るさ、おいしさ、幸せがみなぎった感じは本当にこの人あればこそなのだと改めて思ったのでした。

2006年7月 18日, dans 京都 スペイン料理 |

2006年4月 7日 (金)

東西食遊記 京都「エル・フォゴン」


Shukanbunshun060413「週刊文春」4月13日号、巻末グラビアページ、「東西食遊記」は京都のスペインバル&レストランの「エル・フォゴン」です。あぐー豚がどかんと写っていて、おいしそうな写真ですよ~! お料理も実際においしいです。どうぞ本を買ってご覧くださいませ。1階のバルは午後3時からオープンしていますから、小皿いろいろ&シェリーやワインが明るいうちから楽しめます。それから、パエリアって、人数揃わないと普通は食べられないでしょ? それが、ここの1階なら小皿盛りにして出してくれますから、ひとりで入っても注文可能なのもいいです。もと町家の建物ですから中庭もあったりと風情たっぷり。それをうまく生かしつつバルの雰囲気を作っています。

「エル・フォゴン」 京都市中京区御幸町御池上ル西側 電話 075-221-5517 バル15:00~翌3:00。レストランは17:30~23:00LO。水曜休み

2006年4月 7日, dans ●掲載誌京都 スペイン料理 |