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2009年11月 3日 (火)

■「よしおか」で昼の天ぷらのコース


1a_2■ 天ぷらの「よしおか」さん、25年変わることなく天ぷら一筋のお店でいらっしゃいます。東京から京都通いを始めた頃に伺って以来、ものすごーく久しぶりに伺いました。(それも立て続けに。)高倉通りをすとんと下るだけで伺えるのだもの、もっと早く行けばよかった~。お昼、1575円の値打ちある天ぷらのコースです。職人風のご主人が静かに揚げてくださいます。ぽんぽんと出してくださるテンポが早くて、いったんお箸を持ったらぱっぱと食べてゆくのが好きなわたしには、ものすごくうれしいです。●まずこのようにご飯と味噌汁とお漬物、それからサラダが出されます。天つゆと、山椒塩も一緒に。以下の天ぷらはおまかせです。
2a_23a_2●海老、●きす
4a_25a_2●茄子、●かぼちゃ
6a_27a_2●いか、●さつま芋
8a_29a_2●玉ねぎ、●穴子
10a_211a_2●長とうがらし、●れんこん
12a_213a_2●かきあげ、●海老をもう一度出してくださっておしまいです。「ゴールドベルク変奏曲」みたいに、最後に再び主旋律のアリアが来るという感じですてきです。
14a_2●お昼のひととき、ひとりで熱々(鼻が出てくるくらいに熱々)の天ぷらをこのお値段で気兼ねなくいただけて、すごく幸せな気分になれました。軽やかで食べやすいのです。お昼は他に天丼やかき揚げ丼があります。お店には「天」と提灯が出ています。
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「よしおか」
電話 075-351-8537
京都市下京区高倉通仏光寺上ル東側 西前町377-4
11:30~14:00、17:00~22:00
土曜休 
カウンター10席 全席禁煙◎
昼は予約が望ましい、夜は要予約

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(2009-11-03掲載)

2009年11月 3日, dans 京都 天ぷら |

2009年6月 5日 (金)

■ 「点邑」で、初夏の天ぷら 夜コース


1a■ 全国100万人の読者の皆さま、京都でもどうぞ天ぷらを! 名旅館「俵屋」さんによる、優しい品のいい天ぷら、「点邑」さんです。お昼に、お料理(3~4品くらい)がつく夜の12000円~のコースをいただきました。昼だから、後ろからうっすら自然光が差す状態なのがまずうれしかったのです。●揚げたあぶらめ(の新子)の南蛮仕立て。
2a●新玉ねぎのスライスをはずすとこんな。ほんのり温かくて、酸味穏やかで、上の冷たい玉ねぎのしゃりしゃりがコントラストをなす、すてきな先附的なお皿。
3a_2●胡麻豆腐。硬くてねっとり明確な胡麻風味。胡麻ソースも濃厚。
4a●あまてかれいのお造り。
5a●うすいえんどう豆の饅頭。豆のような緑色の器で供されます。
6a●持ち上げをするとこんな♪  あんはとろりんと、うすいえんどうの優しい香りいっぱいでした。
7a●鮎の塩焼き。たで入りの米酢と共に。
8a●琵琶湖の鮎が、塩加減もびしっと、よーく焼いてあります。香ばしくて、少し苦くて、そしてひたすらバリバリで、心地よい初夏の味です。
9a●ここから天ぷらです。まずはアスパラガス。
10a●バリバリの海老。
11a●海老本体。
12a●玉ねぎ。
13a●このこ。
14a●賀茂茄子。
15a●はぜ。
16a●生麩を2種。よもぎ麩と粟麩。
17a●うにと海苔。
18a●コーン。
19a20a●天茶漬の標準量 ●小サイズを所望したらこんな。
21a●デセール、蓋を取ったら・・・
22a_2●いちごに、白ワインジュレ。補助光を当てたらこんな。★季節のものをいただいた~と思える天ぷら屋さんで、ご主人の小林紀之さんも優しいし、穏やかな気持ちで食事ができていいです。ご一緒いただいた方もとても楽しい方だったのだけれど、天ぷらを一切見せず、「天ぷら屋さん」と答えよというわけだから・・・こんなイケズクイズ出さんでもお~!(-_-;)
(2009-06-05)

2009年6月 5日, dans 京都 天ぷら |

2008年12月13日 (土)

■ 「点邑」で夜の懐石天ぷらコース


1a2a 久しぶりの「点邑」さん、「俵屋」さんが経営なさる天ぷら屋さんです。東京から同業ライターの友人タケシさんが来たある晩。彼が未訪で (京都で話題のお店にはほぼ行き尽くした人だから)、さらにわたしも今のいま行きたいところ、ということで即決したのでした。お料理の付く懐石天ぷらコース(15000円~・税別)をお願いしたのでした。●すっぽんの羽二重蒸し。すっぽんスープの茶碗蒸しです。なめらかな舌ざわりで熱々、味わい深くておいし♪ ●柿ときゅうりとかぶら、ごまだれ和え。すべてまん丸にくり抜かれてひと口で。まったく違う香味と食感の野菜と果実が調和よく合わされています。
3a4a●てっさです。季節感たっぷり、透明できれい。●海老芋の揚げたの。海老芋は富田林のものとのこと。とろりと上品なあん地・・・天ぷら食べに来たなんてこと忘れています。1品ずつ出されるお料理に熱中・・・冷たいお皿の後に温かくていいバランスでした。
5a6a●もろこの南蛮漬。たまねぎのスライスがたっぷりのっていて、●南蛮漬はこんな。もろこの繊細な美味に、程よい酸味が合わさってなんだか絶妙♪ そんな飲まないのだけど、ここまで、グラスで白ワインいただきつつです。
8a●ここから天ぷらです。あらかじめ塩、天つゆ、大根おろし、レモンが各々に供されます。まずは車海老。身はしっとり、頭を揚げた部分はパリパリで食感が心地いいのです。もちろん塩でいただきます。うんまーいです。
9a●これが玉ねぎ。アンティエールマンに使って、こういうサイズとのこと。もともと小ぶりなものなのです。口の中でほぐれて、熱くて、ほんといい感じ。
10a●帆立貝柱。中が少しレアで、とろっとしていいます。この食感と味に集中。一瞬さくっとしてから、とろっ、なのよ。上品で、でも明確に美味!
12a●椎茸。これは旨み強いです。噛めばじわじわおいしさが染み出てくる感じ。揚げ方も絶妙なのだと思います。
13a●ばちこと、海苔の中にはこのわた。スペシャリテが出てきました! 酒肴的な天ぷらです。ばちこは形が見えているからいいとしても、このわたはパリパリに揚げられた海苔をかじってみて初めてわかります。粋なことです。
14a●栗かぼちゃは、揚げ過ぎるくらいに揚げますとのこと。ほくほくで、甘くて、熱くて、なんだかすべてすっ飛んで幸せな気分。
15a_2 ●はぜは軽やか、やわらかで、ふんわりしています。一転して優しいシンプルなお皿です。
16a_2●海苔とうに。再びスペシャリテです。生に近いけれど、わずか火が入ったうに、なめらかでとろーっとたまらん美味でした。
17a●穴子はわたしはいただかずだったのだけど、サクサクおいしそうな感じは横で見てるだけでもわかりました。
19a●天丼か天茶が選べて、わたしは天茶。小海老の揚げたのが載って、サラサラいただけます。
20a●デセールは、熟した柿にきな粉。渋柿らしいですが、その渋抜き処理の過程でかなり旨みが染みこむみたい。トロトロになったところにきな粉ふんわり・・・いいアイデアです。★以上大変満足したコースでした。お昼にまたするりとお伺いしたいと思いました。今行くべきところが多すぎて、ちょっと先になっちゃいそうだけど。<(_ _)>
「点邑」
京都市中京区御幸町三条下ル(東側) 
電話 075-212-7778 
11:30~13:30LO、17:30~21:00LO 
火曜休み 
カウンター10席と座敷
全席禁煙
夜は要予約

2008年12月 13日, dans 京都 天ぷら |

2007年5月20日 (日)

■天ぷら「点邑」


1_3002_2933_240Tenyu2きっと東京が恋しいせいです。気持ちが「天ぷらよ! お寿司よ!」となってしまって、もう他のことを何も考えられなくなった1週間ほど前のある夜、御幸町三条下ルの「点邑」さんへ。「俵屋」の経営する懐石スタイルの天ぷらのお店です。お料理付きのコースをいただきました。冷たいシャブリと共に、●冷製このわた茶碗蒸し ●少し炙った鯛の造り ●うすいえんどう饅頭 あんかけ。 これらお料理の限りなく優美なおいしさは、京都ならではのものだと思います。東京で食べる天ぷらで、お料理のおいしさも伴うお店は・・・皆無ではないけれど、そんなに多くはありません。「東京へしばらくぶりに戻りたいよう~、いくら京都が好きでも、長年住んでたところはやっぱり好きだよう~」とこのころ気持ちが燃え立っていたのだけど、この3品のおかげですーっと落ち着きました。
11_19012_18613_12014_7815_5816_4817_3518_2719_2320_2521_10622_91●天つゆと塩とレモンと大根おろしが供されて、●海老 ●アスパラガス ●ばちこ ●たらの芽 ●玉ねぎ ●うにの磯辺揚げ ●賀茂茄子 ●稚鮎 ●こしあぶら ●穴子は骨までパリパリに。綿実油を使い、ごく薄い衣でからりと揚げてあり、火の通し加減も絶妙、非常に軽やかな天ぷらです。天ぷらならではのおいしさ、他の食べ方では味わえない熱々のサクサク、あるいはふわふわ、しっとりなどの食感と季節の香りを楽しみました。天ぷらは揚げてもらって目の前に供されたら、おしゃべりしてても中断、ただ食感と味覚だけに集中します。・・・と言いつつ写真撮ってるわけだけど・・・大抵はわたし、寄り引き、アングルも微妙に変えてひと皿につき4枚くらい撮るところを、天ぷらだけは真剣勝負の一枚一発撮りです。天ぷらは秒単位で味が変わっていきますから。
31_7532_60Dessert_1●締めの天茶(天丼や白いご飯も可) ●お漬物 ●食後にグレープフルーツといちご、ミントの香りのジュレと。 本当に満足、幸せ。純粋にそれが食べたいっていうだけでなく、ご主人に会うのが楽しいとか友達のお祝いをしてあげるとか気持ちを鼓舞するとか、いろいろな思いで食事に出かけるわけだけど、わたしはこの日この天ぷらのおかげでずいぶん落ち着きを得ました。天ぷらが過不足なくおいしくて、コースのバランスもよかったのです。お箸が持てるようになっただけでもありがたいことです。右手の状態がもう少し安定すれば東京にも行きまーす。
Img_0547「点邑」の後はお決まり「カルバドール」へ。天ぷらから付き合ってくれていたのはマツオさんです。「エリさまったらひどい。忙しいって言ってずっとご飯一緒にしてくれない。」って、そう怒らんでおくれ。骨折のためにずっとおうちにこもっていたのよ。「カルバドール」に来るのも1年ぶりなのよ。(←嘘っぽいなあ。)マツオさんてとにかく羽振りがいいんだから! 高倉通りに○億円で古い町家を土地のおばあさまから買い上げて改造した話、すごーくいい時計を見つけた話、車をBMW から何とかというのに買い替えた話。それを聞きながらわたし天ぷら食べてたのだけど、当り前だけど、資本というのは東京だけにあるものではないのだなあ~と感じ入りました。この人のこういう話、すごく久しぶりで新鮮、また一緒にご飯するからどうかもうすねないで~!
Tenyu「点邑」 京都市中京区御幸町三条下ル 電話075-212-7778 11:30~13:30LO、17:30~21:00LO 火曜休み 夜は要予約。



「のぞみ」に乗って京都へ行きましょう!

2007年5月 20日, dans 京都 天ぷら |

2006年8月12日 (土)

■洛中あちこち(17) 簡単おいしいランチ2軒


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■「切通し 進々堂」
以前お話ししたこともある「切通し 進々堂」に早い&旨いのランチに来ています。●玉子トーストはただトーストにオムレツを挟んだだけなのに、しみじみおいしい! 愛がこもっています。塩をしたきゅうりは挟まず、別添えにしていただきました。●メニューに載っていませんが、お願いしたら作っていただける野菜炒め。家庭の味です。上に錦糸卵や千切りハム、きゅうりが載っていて炒め物に絡めつついただきます。おいし♪ ●おや、なんだか見憶えのあるお菓子の箱です。「ミディ・アプレミディ」! ●この時季は確か作っていないはずのロールケーキが見えています。ズルいけれど・・・ひと切れいただいちゃいました。●ロールケーキを作ったのはこの人です。そしてこの「切通し 進々堂」のお嬢さん、いつもにこにこ感じよく客を迎え、家業を熱心に手伝う藤谷法子さんは、この人のお菓子教室に通っているのです。ロールケーキは今回特別なおみやげとして作られたものでした。●法子さんが作ったオレンジゼリーを食後にいただきました。すっきり柑橘の香りが生きて口当たりなめらか、涼感あふれる名作でした。いつまでも座っておしゃべりしていたかったけれど、1時間足らずで切り上げ、それぞれの仕事へと戻ったのでした。
「切通し進々堂」 京都市東山区祇園町北側254 電話075-561-3029 10:00~18:00 月曜休み

1_842_843_804_705_586_567_498_459_3810_34■「点邑」
「切通し 進々堂」で、ウイきゅうを頬張る津田陽子さんに言ったのです。「わたしあさってのお昼、天丼食べに行くつもりなんだけど~♪」 と。夏休み期間中といえど秋に出す本に向けて多忙な彼女が、まさかと思ったのだけど、「一緒に行く~♪♪」と言ってくれました。うれし☆  お互い予定でぎゅうぎゅうですが、しばしリラックス、一緒においしいお昼のひと時です。 お料理が3品付く3990円のお昼の点心天ぷらどんぶりより、●長芋素麺仕立て ●にしん茄子 ●陽子さんと、横で笑いこけているのは優秀なアシスタントのいっちゃんです。●鮎のあんかけ ●赤だし ●お漬物 ●天丼 ●冷製の梅のワイン煮 ●煎り番茶。
説明の必要もないほど有名ですが、「点邑」さんは俵屋さんの経営する天ぷら懐石のお店です。薄い衣でからりと揚げた上品な天ぷらを静謐な空間でいただけます。天ぷらだけでなくお料理も丁寧なお味でしみじみ満足できます。お昼に限り気軽な天丼をいただけて、お料理が付かない「天ぷらどんぶり」なら2310円です。でもぜひお料理付きを!
「点邑」 京都市中京区御幸町三条下ル 電話075-212-7778 11:30~13:30LO、17:30~21:00LO 火曜休み 夜は要予約。

2006年8月 12日, dans 京都 カフェ, 京都 天ぷら, 京都 洛中あちこち |

2006年5月30日 (火)

■天ぷら 京星


Kyoboshi

ある日「虚無蕎望なかじん」のご主人・中村一臣さんとお昼を食べながら、「京都で天ぷらはどこに行ったらいいの? 「点邑」さん「圓堂」さんは何度かお邪魔しているから、それ以外でいいお店があれば教えて」と言ったら即答されたのが「京星」さん。そうだ祇園の「京星」さん! 長年わたしが毎月通っている割烹のすぐそばにあって、前を通るたびに「一度こちらの京星さんへも、」と思い続けていたのです。銀座の2店舗へは出かけたことがあるのに祇園は伺ったことがなかった! いかんいかん。行って参りました。この話をしたすぐ後に中村さんも出かけられて、5月14日のブログにアップされています。
1_172_183_134_125_86_87_78_69_510_411_612_513_214_2151617181920ひたすらずらりと出てきた順番に見せます。ごくシンプルな先付2品の後に、●海老 ●新玉ねぎ ●きす ●三度豆 ●こんにゃく ●のどぐろ ●再び海老(写真省略) ●れんこん ●みたび海老(写真省略) ●さやえんどう ●ぐじの紫蘇の葉巻き ●ししとう ●一寸豆 ●若鮎 ●ちなみにこんな塩 ●アスパラガス ●ヤングコーン ●4たび海老(写真省略) ●砂糖とコニャック(レミー・マルタン)の小皿が出てきて・・・ ●さつまいも ●さつまいもはコニャックに浸してから砂糖をまぶします ●海老だけのかき揚げの天茶 ●コーヒーのリキュールをかけたアイスクリーム。ごく薄い衣、なんともさっくりした口当たり、いくつ食べてもまだいただけます。パウダー状の塩とレモン汁が添えられて、つゆは付きません。大根おろしはたっぷり供されます。なんという軽やかさ、上品さ。卵を使わず、粉と水だけの衣に、秘伝の油がこちらのお味の秘密とのこと。このお店のご主人榊原俊徳さんは3代目で、東京から凱旋されて15年以来、この場所で続けていらっしゃると伺いました。16年目というのにいまだに緊張感を保っていらして、お店がすみずみ清潔なのもとても気持ちがよかったです。お値段はこのコースにお酒1合を合わせて1万円と少しでした。
「天ぷら 京星」 京都市東山区祇園花見小路末吉町東入ル 双葉ビル1F 電話075-551-2303 18:00~22:00 日曜休み

2006年5月 30日, dans 京都 天ぷら |