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2010年8月12日 (木)

■ またしても最近のあれこれヴァージョンで、すごい勢いでいきます。肉よ肉~! 堺町通姉小路下ルの丹波牛専門店の
「いづつ家」さん、「五山送り火ランチ」が10日から始まり、肉好きわたしは飛んでゆきました。(
先日の詳細紹介記事。)
まゆまゆ、あつ子さんと共にしばし盛り上がった肉タイム、楽しくおいしかったから会期中もう一度は伺うつもりです。
「京都・丹波牛 いづつ家」
電話 075-222-2901
京都市中京区堺町通姉小路下ル東側
大阪材木町690
ふだんは17:00~22:00LO・23:00閉店 月曜休み
限定ランチ期間中は、11:30~14:30LO も営業。
カウンター8席、奥のテーブル(焼肉)席24席 昼は全席禁煙◎
2階に鉄板カウンター席あり。
2008年11月23日開店
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■ やっとこさ訪問できた
「カ・セント」。神戸・元町まで行ってきました。この予約を取ったのが5月とか6月初めとかよ~。遠足気分でした。Mちゃん、T青年、京都で食べるのとはまた気分が違っておしゃべりもうれつにして楽しかったですね~。スズキのソテの火入れの絶妙さ、それと力強い葉野菜のみずみずしいおいしさが印象に残りました。
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■
「sumiyaki 燈(あかり)」という鶏肉料理専門店は、この春、寺町通にオープンした新しいお店です。ミチエさんとカズヤさんにお連れいただき、大好きな鶏や鴨をいただきました。これは近江しゃもの雄の串焼き、むねとももです。他にいただいたのが、鶏のスープ、つくね串、鶏の自家製ソーセージ、鴨肉のハム、野菜の串が万願寺とうがらし、賀茂茄子、マッシュルーム、鶏のお茶漬など。なかなかおいしかったのです。ありがとうございました。<(_ _)> 寺町通、下御霊神社より少し下ル東側で、看板も出てないのですが、実は人気のお店「とりと」の2号店。カウンターがガラスごしに見えます。
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■ 友、遠方より来たる~、で深夜の
「カフェ バスティーユ」です。石塚晶子さんは今は小学館の仕事をしている人ですが、いっとき原宿の小さな同じ職場で一緒に過ごした時期があります。才気煥発でものすごくおもしろいの♪ 0時をまわった夜中というのに話せば話すほどテンションは激烈アップ、いつものラタトゥイユやたまごや生ハムののったボリュームサラダに水茄子のせてもらうオプションを選択して食べても、まだまだ食べたいと・・・

●トマトを練り込んだタリオリーニ 万願寺とうがらしと白身魚 を食べてたよーん♪ わたしもいただいたのですが、これなかなかおいしかったの。練り込みパスタいいですね。
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■ また違う日の夜23時過ぎ、大好き女友達? Sちゃんと、i Phone会議@
「京都ネーゼ」。時季のみょうがパスタ、これ食べないでどーするよ? もうれつおいしいと思います。「忘れたいことがある人のために」ってシェフの森さんは言ってらしたけど、忘れたいことなんてないわ~。会いたい人がいたり、行きたいところがあったり、欲しいものがあったりで相変わらずあふれ返っていて、忘れてる場合じゃないのよ♪
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(2010-08-12)
2010年8月 12日, dans 京都 洛中あちこち | lien permanent
2010年8月10日 (火)

■ 最近のいろいろ=楽しかった、おいしかった、助かったあちこちを、すごい勢いで出します。先週東京からハルカさんとミユキさんがいらして、まずは南座前の
「井澤屋」さんに伺いました。夏色濃い店内にものすごくたくさんの商品が並べられています。和装しないでも欲しくなるものがたくさんあります。

●たとえばポーチのような小物があったり(真っ赤なのもあり)、ガーゼのハンカチがあったり。着物全く着ないわたしでも見てたのし~。さらに、若女将の井澤美紀子さんがかっちょよくて、わたし大好きなの♪ 久しぶりに一緒にお昼しましょって約束・・・早いこと行きましょ♪
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■ その後、はるかさんみゆきさんと満場一致で
「OKU」でお昼いただきましょうとなって、「美山荘のおばんざい」ですね。葉月の献立には熱いお味噌汁ではなく冷たいお汁がついてきて、これがかなりおいしかったのです。以下おばんざいのデタイユどうぞ。


●天ぷらに、枝豆の葛寄せ。


●赤ずいきとそうめん南瓜の胡麻あえ、●鮎の有馬煮が入った自家製ひろうす(かなり新鮮な味)と野菜の炊き合わせ。とてもいいバランスです。冷やし汁をご飯にかけていただくのがまたすごくよかったのです。店主のりえちゃん=原田理恵さんも「ねこまんまみたいと思ったけど、食べてみたらおいしかった」なんて言ってて、その言い方がほんわかとおもしろくて。りえちゃんみんなに愛されます。また行くね。
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■ 日参しちゃいそうな
「月ヶ瀬」の堺町店です。わたしの仲よしのひとりがこのマンションの上階に引っ越して来ちゃったのよ。すごくない? で、打ち合わせは「月ヶ瀬」ってなるわけ。この日はところてんに黒蜜かけたのをいただきました。なんてピュアな味。
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■ やっとこさ
ポーラにまた行けました。以前
さわいで、本サイト読者の方でお出かけになった方やリピーターになられた方がいらっしゃるとのことですが、どうです? よかったでしょ~~? 最近出かけて近藤章子さんのマジックハンドでマッサージしてもらって、首や肩が楽になり、視力も回復したみたい。すごいです。肌ももちもちになったりしてるの。びっくりします。「肌も」って、肌が先なんだろうけれど、わたしは身体のケアをゆだねているって感じです。
電話 075-211-2578
近藤章子(こんどうあきこ)さん。
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■
「鴨川ホルモー」実に荒唐無稽、ナンセンスなんだけど、もうれつおもしろくて、読後はとても爽やかになるいい話です~。京都を舞台に、京大生たちを主人公に繰り広げられる、あり得ない話。ものすごく笑えて、すかーっとして、精神のケアとなります☆☆☆ 先日取材で万城目 学さん、はるちゃんとあちこち巡って楽しかったのですが、東京に戻られてからご著書をお送りいただきました。お心遣いありがとうございます。<(_ _)><(_ _)> わたしもちろんこの本持っておりましたので、持ってた分は誰かに上げて、このおもしろさをわかち合いたいと思います。笑いましょ♪
「
鴨川ホルモー」 万城目 学 著 産業編集センター 2006年4月刊
(角川文庫にもあります。)
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(2010-08-10)
2010年8月 10日, dans 京都 洛中あちこち | lien permanent
2010年4月28日 (水)

■ 今日はゆきぴ~(うきぴ~)=
大森由紀子・フランス料理とフランス菓子の研究家が京都に来ました。友、遠方より来たる、また楽しからずや~~♪ というわけで、午後から深夜までちょうど10時間、仕事のようでありそうでもないような、でもとにかく楽しい時間を一緒に過ごしました。その記録です。まずは一条通の「
とらや」さんに、京都店支配人でいらっしゃる川口達也さんを訪ねて、季節の柏餅と抹茶グラッセをご馳走になりました<(_ _)> みんな学習院チームですね~となんかちょっとうれしかったり。

■
京都ブライトンホテル「
フェリエ」にマサヒロくんあらため滝本将博シェフを訪ねたら、このふたり「アルページュ」スタージュ組なので盛り上がりました。

■ 「今夜も某イタリアンですか。うらやましい限りですヒャッヒャッヒャッ。それから大森さんにもよろしくヒャッヒャッヒャッ。」という、まったく謎謎謎??? (なぜわたしたちの行動がわかっているのか???) のメールの主である「
カフェ・ヴェルディ」の綾本義也さん改め続木義也さんを訪ねて稀少なカフェをいただきました。(おしゃべりに熱中して顔写真撮り忘れ<(_ _)>)

■ 「
日本料理 とくを」さんで夕食。キンゾさん=西原金蔵さんとマダムの純子さん@「パティスリー オ・グルニエ・ドール」も一緒で、もうれつ楽し。そして「とくを」さんは心からおいしい~~~!

■ その後木屋町通を北上して「
京都ネーゼ」でM ちゃんも合流。パスタ3本(本当に)、その後ひと皿メイン料理の後、スフレ。

■ 持ち上げ写真を、三脚を使わずひとりで撮るべく練習・・・(-_-;)撮ってないで早く食べた方がいいのだけど、わたしは写真を撮らないと生きてる気がしないの~! ビョ~キ重篤か? 時々、初めて食事に伺うところで、「今日は仕事を忘れて、ペンもカメラも持たずに食事を楽しんでください」なんて言われることがありますが、逆です~。わたしにとっては食事をしながらメモができない写真を撮れないって、すなわちものすごく残念で悲しいことなのです。できるだけ撮らせてね。<(_ _)> ●このできたてのスフレを幸せにはふはふいただきつつ、同時にキャノンの株を買おうと本気で盛り上がってしまったのでした。株って一度も買ったことないのだけど。偶然隣に座られたわたしの読者の方の話を聞いていたら、すっかりその気になってしまって。株主配当は、レンズの現物支給でもよいですことよ~ん。うはは☆☆☆ ●明日も少し続きます。
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(2010-04-28掲載)
2010年4月 28日, dans 京都 洛中あちこち | lien permanent
2008年11月24日 (月)
■ ポテトグラタン/再開ネーゼ/ビックカメラで叫/でも四つ葉 |
■ 全国100万人の読者の皆さま、連休最後の本日は混載便、もとい、あれこれヴァージョンでいきます。まずはほかほかのポテトグラタン@「
プティ・ムッシュー」です。ノエルヴァージョンで、もみの木の形のお皿になってます。ついでに店内もノエル仕様になっていて、デコラシオンがよりキラキラとハデになってます。わたしぱーっとハデなの好きだわ♪ (自分がジミなので。)

●熱々で、とろりんとクレーム状でやわらか、トリュフの香りがふわあ~とします。熱い熱いからはふはふと、ひと掬いまたひと掬いと止まりません。おいひー
☆☆☆ 犯罪的だわ! 人気で昼夜共に注文可能になったポテトグラタン 700円です。これにシャンパーニュを合わせて、軽くアペリティフなんてのもいいじゃない?
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■ イタリア研修旅行からちゃんと帰って来られて再開された「
京都ネーゼ」です。
このページでいつもシェフ・森博史さんのひと言が掲載されていたのに、ついに~、始めてしまったみたいよ・・・
はじめまして「京都ネーゼ」です。ブログ形式にしてみました。とのこと・・・とうとう森さんもこの道に入っちゃったのね。ハマりますよ♪(笑)

●で、わたしたちも再開しちゃった、とってもいけない「深夜ネーゼ」。(-_-;) 上の写真は白金豚のカツレツ。もう激うま
☆☆☆ ●左の写真は最初の「素材プレゼン」で示された茶樹茸、パスタにしていただきました。うるうるの美味。

●北海道産うにのスパゲッティ。うま過ぎ。以下、4人で食べたものを初めから順番に述べると、
●生ハムとグリーンサラダ、●タレッジオチーズのソテ、●グリーンオリーヴ、和牛、イベリコ豚のパン粉揚げ、●茶樹茸のタヤリン ●北海道産うにのスパゲッティ、●気仙沼産ふかひれ アクアパッツァ、●白金豚カツレツ、そして以下のチョコラータもの2品・・・


●チョコラータのジェラート。悪魔的。●チョコラータ・カルダ=ショコラ・ショーで締め。終わったの1時半前。おいしくて楽しかったからまた笑いくずれて騒ぎ過ぎてしまった。ごめん<(_ _)>
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■ 大好きビックカメラJR京都駅前店。この週末もしばし出かけたら・・・この日は家電ものが目的だったので、(だから見んでもいいのに、)脚が勝手にカメラ売り場に向かってしまって・・・もうすっかり気持ちもなじんで大好きになったG10が・・・え? たった4週間で53200円、ポイント15%ですって?

●これがわたしが買ったときの値段。59980円でポイント10%だったのです。それが、たった4週間で 6780円も安くなり、さらにポイントが15%になっているなんてえええ~~~(*_*) この差額 6780円分て・・・会う人ごとに自慢しまくる楽しみに対する代価だったわけです。(-_-;)つまり、「見て見て見て! 最新パワーショットG10を買ったの! まだ発売されて1週間よ♪ 触ってみたい? いいでしょいいでしょ~? ほらこんな使い方もできるのよ。見てよこんなきれーに写る♪ うははは!」。・・・(-_-;)(-_-;)・・・ いずれにしてもあれから4週間も待てるはずはなかったし、すでに毎日ものすごく使っているから・・・いいとしよう。するしかない。でももっと騒いどいたらよかったかなあああ?
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■ なんて思いながら洛中に戻ってきたら、四条にいたわ、四つ葉が! 7212、いつも祇園で見る四つ葉ですね。うれし♪ これですべておっけ! 「
なかじん」さん、そちらはどうですか~?
2008年11月 24日, dans 京都 洛中あちこち京都 カレー★カメラ・電気製品・メカ話京都 イタリアン08 | lien permanent
2008年11月 9日 (日)
■ 「ル・プチメック」のパン、ふだんごはん、祇園で四つ葉 |

■ 今日は脈絡なくいろいろと載せます。まずは来春ついに東京へ進出! の「ル・プチメック」、ある日「黒メック」(御池衣棚上ル)で買ったのはクロワッサンでもバゲットでもなく、クロックムッシューです。温めていただきましょう。チーズ香ばしくていい感じです。

● ハード系パンだけではなくサンドイッチもひどくたくさんあります。何を作っても半端では済まないようで、今までカスクルートでも食パンでもタルトでもプリンでも、店主の西山逸成って人は同時にあらゆるヴァリエーションを作らずにはいられないのです。わーっと並んで、「いろいろある!」の楽しさで、決して飽きさせません。
■ あるお昼はタカシマヤの2階の「
ばらの木」で打ち合わせランチ。野菜のカレーをいただきつつお話。とにかく野菜をお皿いっぱいにいただけます。

●けれどここでいただくべきは何よりも紅茶です。これは限定の2008年クオリティシーズンティー、アッサムセカンドフラッシュ1050円です。1860年から続く「ディコム」の最高級ホールリーフのアッサムで、ゴールデンチップも含まれた本当にいい茶葉だそうです。深い味で、ミルクとよく合います。ロンドン郊外在住の紅茶研究家・スチュワード麻子さんのセレクションによるオールドボーンチャイナのカップとのこと。忙しい中でも紅茶でひと時ゆったりいたしましょう。
■ こちらは柳馬場蛸薬師の手打ちのうどん屋さん「ひふみ」の牛肉うどん。まだカメラテストって感じの時撮ったもので、ほとんど「三脚で撮る練習」です。

●持ち上げ寄り寄り写真も何とか撮れてます。早くカメラの機能を把握したい、わたしが必要な機能を無意識レヴェルで使えるようになりたいと、もうそれしか考えていない毎日・・・。あってはならんが、マニュアルでやったばかりにかえって失敗になってしまったことがあります。秒単位で、料理は一番いい状態からどんどん変わっていくから速く撮らないといけないし。オートでもそこそこに撮れるのです。いやー、コンパクトカメラはよくできていると今思います。たくさんの読者の方が「わたしも買い換えようかと思います」とこのごろメールくださるのだけど、よほどでない限り必要ないと思う。でもわたしは後戻りできなーいから、がんばる・・・。
■ 数年ぶりにアントワーヌに会いました! 横にいるのはお料理教室「
ピットインクッキングサロン」を主宰している赤塚愛さんです。うれしかった♪ アントワーヌ・シェフェールAntoine Schaefers、長らく東京の
FFCCで主任教授をつとめられて、5年前フランスへ帰ってしまわれましたが、年に一度講習会やイヴェントをなさるため東京や京都へいらっしゃいます。以前東京でコニャックのイヴェントに出演していただくなど、仕事をお願いしたこともあるのだけど、その頃から全然変わらなーい! おしゃべりしてめちゃくちゃ楽しかったのです。「
京都ネーゼ」森さんの紹介で夏に会って以来、今はすっかり友達になった赤塚愛ちゃんはアントワーヌからフランス料理を習った人で、お料理教室でそれが生かされているわけです。今週「ラ・キャリエール」で行われるアントワーヌの特別料理講習会に、わたしプレスとして伺います。すごくうれし♪
■ 別れた後に、四つ葉タクシー見ましたから、もうすべて幸せね♪ とりあえずオートで、フラッシュONにして撮りました。チャリ飛び降りて命がけよ\(゜o゜)/
2008年11月 9日, dans 京都 洛中あちこち京都 パン | lien permanent
2008年6月29日 (日)
■ついに乗りました! 四つ葉タクシー/そして翌日「7324」! |

■全国100万人の読者の皆さま、わたしはついに乗りました、ヤサカタクシーの四つ葉に! 家から一歩外に出れば、意識せずとも四つ葉マークを探すことが習慣になってすでに数年、見つけられるだけでも僥倖なのに、やっと乗れたああああ♪ 四つ葉発見において大きく差をつけられていた「なかじん」改め「
うさぎ亭」の中村一臣さんに、これはちょっと自慢できるわ♪ 1400台のうち四つ葉は4台のみなのです。(あとは三つ葉。)

●四条高倉を少し東に進んだあたりでタクシーをと手を上げかけた瞬間すーっとこちらに向かってきてくれました。おなじみ「6301」。ひとりだったけれど、「わーっ四つ葉だ!」と声に出して叫んじゃった。

●大喜びするわたしに運転手さんが語ってくださったこと:
●平成14年9月10日から、会社の指令でこの車両に乗っている。四つ葉は自分で志願して乗れるもんではない。
●どの地区で客待ちをするかというのは運転手の自由で、祇園が好きで祇園にばかりいる四つ葉運転手もいる。
●自分も祇園に一時はいたのだけど、客とのやりとりでちょっと嫌になったことがあって祇園はそれ以来やめた。
●四つ葉であっても誰も気づいていない時もあれば、人だかりがしてみんなに写真撮られて、にっちもさっちも動けなくなったことがある。などなど・・・。

●あまりお好きでないとおっしゃったのに祇園まで運んでいただき、そして乗車記念に配られるカードとシールをいただいたのです。わたし約束の時間に遅れていた(ごめんなさい<(_ _)>)上、雨で道が激混みで進まず・・・下り際、「お待たせしているお友達にもこれをどうぞ」と、運転手さんはカードを余分にもう1枚くださったのです。なんて優しいお心遣いでしょう。ありがとう! ありがとう! 乗ったら幸せになるっていうけれど、乗れたことが幸せ、こんなに優しくしていただいて幸せと思いました。
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2008年6月 29日, dans 京都 洛中あちこち | lien permanent
2008年5月 4日 (日)

■全国100万人の読者の皆さま、連休中の京都はどこも激混み状態です。割烹などの料理屋さんへはわたしも伺うのを控えています。混んでていやだからじゃなくて、混み具合を伺えば、この時期は遠方からのお客さまに1席でも譲るべきだと思うからです。なのでまだ知られていないお店にひっそり出かけたり、いやいや本当は原稿書き週間なの、だからおうちジミご飯をしていたり、あるいはご飯をすっかり忘れてたりします。寝食忘れて仕事に熱中ね♪ あるいは夜遅OKのお店へ23時頃行こうかなーと思って電話するも、混み混みとか、材料出尽くしてすでに閉店してたりとかで、ほんとこんな時こそ静かに仕事です。
●料理の画像もいろいろあるけれど、本日ちょっとお休み脱力ヴァージョンでいきます。犬猫特集よ。(犬と猫がきらいな人はごめんね。)六角通り新町を西に行ったところに犬カフェがあって、かわいいかわいい激かわプードル「つちちゃん」がいます。10年くらいむかーしに行ったことを思い出して、ごく近くまで出かけたついでに「確かこのあたりに」と寄ってみたらちゃんとお店は健在でうれし。前とは違うワンちゃんだったけれど、ほんの10分くらいなでたりして遊んで楽しかった♪
■この迫力を見よ! 「何なのアンタたち? アタイのジャマしないでね。」みたいなコワい顔を一見しているけれど、実はミヤミヤとめちゃくちゃに人なつこい猫ちゃん。「ぽんちゃん」といって、先日洛中のある食堂で取材をさせていただいた時のものです。もうほんと、
レナとかはっちゃんも逃げるほどの迫力なんだけど、犬みたいに首輪つけられてて、犬みたいにこっち来て愛想ふりまくの、かわいいったらないの。コワい顔どうし(ごめんねぽんちゃん、)で気が合ったのか、天才カメラマン・ハリー中西せんせが撮影の合間に無心にぽんちゃんをかわいがってなでなでしていらして、ちょっと笑ったのでした。
「あらませんせ、猫はお好きなのですか?」と思わず言ったわたしに、せんせお答えくださっていわく、
「猫も犬も、動物好きやで。」そしてすかさず付け加えていわく、
「赤い犬は別やで。」(-_-;) ・・・これは昔、何かのおしゃべりの折、
「せんせ、もし生まれ変わらなければならないとしたら、わたしは京都で(当時わたしは東京に住んでいた)赤い犬になりたいと思うのです。ホリウチの前に赤い犬がいたら、それわたしだから、ヨシヨシしてくださいね」。と言ったことがあるのです。ハリーせんせは即答なさっていわく、
「即刻射殺する。」。゜(/_\)゜。。それでもめげずにわたし、
「まあそうおっしゃらず、水くらい飲ませてくださいませ。volvicがいいなあ♪」 と申し上げたところ、再び間髪入れずにお答えくださっていわく、
「現像液飲ましたるわ。」。。。。。゜(/_\)゜。。゜(/_\)゜。。こういう会話がかつてあっての「赤い犬は別やで」だったわけです。でもまあいいわ、猫をかわいがってたハリーせんせ、ちょっとかわいかったから。撮影っていろいろ楽しいです♪ ・・・しかしなあ、原稿書きの段になって、取材内容よりこんな場面ばっかり思い出してどーするわたし? (-_-;)
★予告編:すでに人気定着の夜遅イタリアンの新メニュー、そして新星イタリアンがこの後控えています!
2008年5月 4日, dans 京都 洛中あちこち | lien permanent
2008年4月 2日 (水)

■本日は「時期もの」の話。東京・丸の内の「
ラ・メゾン・デュ・ショコラ」は復活祭モードで、たまご形の箱に入ったショコラが色とりどりできれいです。1万円近くする箱だけじゃなくて、
7個入りお手頃サイズもあります。プレゼント用と自分用と何本か買いました。

■帰りの新幹線はちゃんとN700の9号車一番前の席を確保できて快適。快適だった分、このショコラ一気食べしてしまいました(-_-;) 味的にはやはりいつものトリュフとかコロラスなんかの方が好きかも。けれどかわいいし、季節限定と言われたら「話題ものだ~!」と買わずにはいられない、プレゼントもしたくなる・・・これはもうしょうがない、習い性です。メゾンの思うツボに見事にはまってる~!ってわかってるのだけど、楽しいことには進んでどんどんはまろうじゃないの♪

■季節感を楽しんだ筍の広東風焼きそば。おびただしい筍の量に喜びました。四条烏丸の「口福門」で。ごく近所お手軽中華巡りは続きます。
■「B0CCA del VINO」で神戸からのお客さまとデジュネ。コース中、選べるパスタより白魚入りのトマトソースのスパゲッティ。
■「
カフェ・ヴェルディ」下鴨ブレンドマイルド。これはいただいた時点でもうすぐ豆自体が終わっちゃうとのことで、もう終わっていたらごめんなさい。「最高級(エチオピアG1イルガチェフ)モカと、マンデリン」とヴェルディさんのHPにあります。これを、より香りを楽しめるよう焙煎度合い(中煎り~中深煎り)で軽めに仕上げられたものであると。上品な苦味とかすかな酸味の優美なカフェです。
■祇園のフレンチ「トランティアン」、料理長だった馬渕さんがオーナーともなられました。店名もこれを機に「キャレ ド ミュー」と改められ、4月1日の夜プレスお披露目会が開かれました。店名は店主の馬渕誠さんの頭文字 MM から。
HPに詳しくあります。お隣は支配人の森田和幸さんです。

■着席でいただいたのは夜のコース料理です。
●海の幸のサラダ春仕立て はるか風味
●剣イカと人参葉のベニエ 九条葱とグレープシードオイル。

●春野菜のバーニャカウダ 高坂地鶏添え
●うすいえんどうと西条産人参芋の温・冷”驚きスープ”。

●鱧のポシェ 万願寺唐辛子のクーリ
●せとかのソルベ ヨーグルトのエスプーマ。

●(牛肉か鴨から選択で、)シャラン産鴨のローストと加茂茄子のプッタネスカ
●(ご飯ものは鯛茶漬け、リゾット、カレーから選択で、)カレー。

●フロマージュを盛り合わせではなくエポワスだけいただき、
●デセール:自己流ガトーショコラとクレームダンジュ 春の果実添え。この後ハーブティをいただきました。
2008年4月 2日, dans 京都 フレンチ東京 スイーツ京都 洛中あちこち | lien permanent
2008年2月29日 (金)
■花贈り/「小豆家 うさぎ亭」おめでとう!/新マシンと珈琲豆 |
■3月になんなんとするのに2月のお料理の画像がまだまだあふれており、近々に写真50点近く組む長大なのも控えているのですが、日を改めて。なぜか不思議なのだけど、日によって、いつもと同じ作業をしているのに写真が絶望的にうまく配置されないことがあるからです。html画面でいろいろやってみてもダメ。時々ムダに改行を入れたらすっとうまくいったりもするのだけど、意味がないこともある。以前サポートセンターに問い合わせたこともあるのだけど、結局解決してはくれなかった。だいたいわたしのように大量に写真を組むことを想定されていない? 昨日の「山玄茶」も一度にアップするつもりだったのが、前半であまりに四苦八苦したので、前編と後編に分けるということにしたのです。あがくほどに触るほどに写真と写真の間に6写真分くらいのスペースが勝手に空いてしまったり。編集画面で消したはずの写真が、html 画面で見ると消えてなかったりするのですね。何でだ?? だいたいいつでも30分~1時間刻みくらいで予定を立てて人生が回っているのに、10分で組めると思ったものが40分かかっても1記事も組めないことがあります。予定狂います。これは【撮った写真セレクション/画像処理/テクスト打ち込み、データ確認/順番や流れを考えてざっとラフを書く】という、わたしがこのサイトアップのためにやっていることの話ではなくて、純粋にココログ記事編集画面で、アップ用の文と写真を最終的に組む作業のことを言っています。
■久しぶりにひどく手間取ったので、以上熱く述べてしまった・・・(-_-;)。心穏やかになるべく午後の仕事の合間に「
フローリストショップ プーゼ」に向かったのです。お花が店内にあふれ返って夢みたいに美しくて、大丈夫、人生って、ちゃんとバランス取れています。大変な思いをしても、わずらいがあっても、必ず気持ちがなごむように、うれしいことに恵まれてまた生きていけるようにプログラムされているとわたしは思うのです。生きるためにこの世に生まれてきたわけでしょう? だから誰でも、絶対に生き続けられるようになってるのよ初めから。わたしも断崖絶壁から落ちるような思いを何度かしてきた人生だけど、いつも劇的に救ってくれる人が現れて、結果的にはつねに前よりもいい状態に、前よりも幸せになってきました。だから心配しないこと、人生に人生をゆだねること。・・・なんてことを、ほんの瞬間なのだけど、「フローリストショップ プーゼ」でしばしば思うのです。きれいなお花に恵まれて幸せだなあと。だからわたしも大事な人にはお花を贈りたくてしょうがない。
●昨年末に浦沢美奈さんにシャンパーニュ+お花を作っていただいたのがすばらしかったので、今回はお菓子を持ち込んでお誕生日祝いのパニエを作っていただきました。黄色とオレンジでハデめにというお願いです。
■これはいつもの「パリスタイル、真っ赤」です。お贈りしたのは・・・「素料理 虚無蕎望 なかじん」を先日閉店された中村一臣さんと「うさぎ亭」の中村薫さん。
■「
小豆家 うさぎ亭」明日リニューアルオープンです! おめでとう! おふたりで一緒にお店をできるようになってうれしそうです。プレオープンを28,29日となさったので、ごく軽くいただきに伺いました。
■メニューは本当に「なかじん」時代と変わらずですね? 「そばなしのなかじん」さんです。

●温野菜のサラダ へしこのバーニャカウダ、卵をとろりと割りつつ。半年ほど漬けた自家製へしこがソースのベースです。なんともたまらんおいしさ、癖になりそうです。「なかじん」時代と同様パンがつきます。ソースをきれいに掬えるようにという配慮です。いただきましたあっという間に、犬が皿を舐めるみたいにきれいに!


●白魚と菜の花の玉子とじ、
●地鶏の唐揚げ、
●生からすみのお茶漬け。以上アルコール気なしで軽く夕食でした。軽く夕食・・・といいつつ、どれもが本当においしかった!
■いい国、ビックカメラです。
これがやっと入荷したのです。予約していた実質1万円の新コンピュータが。(2月6日の記事にこの件あり。)早く欲しかった! のどから手が5本くらい出ていました。
■大喜び状態なのに、設定する間がない~! 明日朝まで徹夜かわたし?明日は明日で朝から撮影よ♪ 「
カフェ・ヴェルディ」のマラウイを飲んで頑張ります。正確には、「マラウイ・ゲイシャ・ビフュア」、最近販売を再開なさった珈琲豆です。
■読者の皆さまからいただくメールのお返事を。●まず、おひとりずつにご返信できていないことお許しください。しばらく前までは何としても全部お返事しようとしていましたが、今はすでに量的に難しくて・・・<(_ _)>●「室町和久傳」を退社なさった緒方俊郎さんも、●「祇園花霞」を辞められた末友久史さんも、どちらも次に向けてお元気で準備中でいらっしゃいます。以上2件が最近最も多くいただくご質問です<(_ _)> ●「京都和久傳」料理長でいらした筒井さんのご冥福を祈って合掌、●「黒猫堂」高橋由美子さんの急逝にも合掌。お知らせメールをくださった方々に感謝します。
2008年2月 29日, dans 京都 洛中あちこち京都 花京都 和食08前半 | lien permanent
2008年2月17日 (日)
■入稿の合間に: 白子鍋、エスカルゴ、新バル、季節ショコラ |

■全国100万人の読者の皆さま、お待たせいたしました。本日もあたふたと、まとまった入稿を終えるなり今度は家の中のレイアウト変更を思いついてメラメラと燃え上がり、そんなことしている場合だろうか? いいやそんな場合ではないので、ぶっとばして割烹に向かって約束に間に合い、やっとしっとり食事するはずが、一緒に食べた全く睡眠を取ろうとしないパン職人の「セルフギロチン騒ぎ」「オーヴンで顎グリエ」などの事情聴取をして笑い転げ、帰ってきたらもう校正がどどどときていて倒れそうになり・・・相も変わらず阿鼻叫喚なのだけれど、最近おいしかったものをあれこれと。
●ふぐとふぐの白子のお鍋
●白魚のフリット
●ぐじ焼き(下の写真、5人で食べて)。 先日の吹雪だった晩にいただいてしんそこ温まったこれらのお料理、この冬いちばんというほどに感激したものです。メディアティックではないし、このお店の常連の方にお連れいただいたので残念ながらどことは明かせませんが、洛中の1軒です。本当においしかったのです。実は以前に一度だけここに伺ったことがあって、「あまり縁がないかも」なんて思ってそれっきりだったのです。あー、わかっていなかったわたし。こんなこんなおいしいお店を!
●逆パターンもあります。すごくおいしいと思っていたお店に「?」がついてしまう時。うう、わからん、なんで? なんで? と悩みます。仕事柄、お店の評判もたくさん耳に入ってきますが、親しい人が食べに出かけて、その感想を聞いて初めて「そうか・・・」と思うこともあります。仕事柄、かえって見えなくなっていたことを教えられたりするのです。年々「わからんことって多いなあ」と思うようになりました。第一印象でほぼ間違いなく判断できる、という自信もあるのだけど、でもいいと思っていたお店がみんなにとってもいいわけではなかったり、今回のように、わたしがノーチェックだったところが実はひどくいいことがわかったり。
●人についても同じことが言えるかも・・・人って何層にもなっているから、わかっているつもりでもそうでなかったことをわからされる瞬間があったり。日々精進が必要です<(_ _)>

■こちらも極寒だったある晩にいただいたもの、「ルナールブルー」です。温まって、さっといただけるものを!
●エスカルゴ。エスカルゴ本体を掬い上げても皿に残ったふつふつのハーブバターがある限りパンを確保、ちぎって浸しては食べる食べる。熱々やみつき止らない!
●金時にんじのスープは甘さが際立っていました。

●フォアグラと合わせた新ヴァージョンのオムレツ。
●明石の水口さんの天然鯛を使ったカルパッチョサラダ・ライム風味。贅沢な食材使いです。
●「ルナールブルー」は、現在絶賛好評発売中の「
WaSaBi」3月号の新店コーナー「New Arrival」でもご紹介しています。どうぞ(お買い上げの上)ご覧くださいませ<(_ _)>

■新しいスペインバル、「ラ・ガジェガ」、2月14日オープンです。「ラ・マーサ」「エル・フォゴン」のキヨさん=木下清孝さんが3軒目を京阪三条のKYOUEN内に開かれました。まだお料理はいただいておりませんが、まず御祝を言いに寄せていただき、フラメンコショーの前という状態だった店内を拝見。どこもかしこも赤いのよ。きっといいお店♪
2008年2月 17日, dans ●掲載誌京都 洛中あちこち | lien permanent
2008年2月 9日 (土)
■寒い撮影の合間に: 粕汁、温野菜、熊、京菜お好み焼 |
■2日間、撮影で洛中をあちこちと。2日目はなんとしんしんと雪が降って、雪の京都は確かにきれいが極寒、道を歩くのもそろりそろりとこわい。そんな中・・・
●熱々の粕汁を取材後の「千ひろ」さんで。大吟醸「菊姫」の搾りきっていないやわらかな酒粕が入手できるからこそ作るのだと。以前はまかないでこれを召し上がっていたとのことで、なん

とゴージャスなのでしょう! けれどご主人の永田裕道さんによれば、粕汁はもともと懐石コースに組み込まれるものでもないし、「おばんざい」。とはいうものの、この粕汁のベースは「千ひろ」さんの繊細なおだし。具材の根菜もささがきなんかではなくて別炊きされて面取りされて、いとも優美に洗練された粕汁でした。とびきりおいしくて。今の時季、しばしばコースに組み込まれています。
●最後にいつものジュースをいただいて、幸せな気持ちでおいとま。
●15分しかないけれど、次の取材までに何か食べておきたい! それも野菜を! 思い出したのが木屋町三条上ルにある「Veggie table(ベジ・テーブル)」です。飛び込んで温野菜だけこんな風にぱっと食べられるのは貴重です。パンも注文しなければ(自動的についてきて残すこともなくて)いいし、試食続きゆえ勝手な食べ方ばかりするわたしには大変ありがたい! 熱々の「ホットサラダ」は塩やオリーヴオイルやエピスでアセゾネできちゃうわけ。にんじんのクリームスープもいただいて、滞留時間ほんとに15分でした。


●川端二条上ルの「夢屋」です。ここにおける感動の焼きそばやお好み焼きは何度か本サイトでも掲載していますが、今回撮影用に焼いていただいているのは水菜のシャキシャキ感と生地のふわふわ感が同時に味わえるオリジナルのお好み焼き、「京菜お好み焼」です。きれいに丸くまとめられ、赤い桜海老の色も鮮やかな名作です。
●「夢屋」ファンのお客さまが描いたメッセージカードで壁は埋め尽くされています。
●あまたの称賛のメッセージの中でも、「泳いで来ます」。シンプルでわたしはこれ好きです♪
●高倉六角の「うさぎ亭」のきんかんパウンドケーキ、先日からいただくの2度目で、マダムの薫さんはお菓子作りの腕をぐんぐん上げています。口当たりしっとり、グランマルニエの香りもふわりと。きんかんの粋な香味と軟らかい生地がよく調和して、すてきな余韻が残ります。
●真っ赤なトンボ玉を最近いただいてうれし。寺町六角の「
伊藤組紐店」のものです。そこに行って紐をつけてもらったらこんな。東京から通っていた頃は、携帯にこちらの真田紐(赤)を結びつけて「これでいつも京都を身につけていられる♪」と思っていたのです。
2008年2月 9日, dans 京都 洛中あちこち | lien permanent
2008年2月 6日 (水)
■全国100万人の読者の皆さま、本日わたしは脱力モードです。いつものように特集記事を組むことあたわず、代わりにどかーんと蟹チャーハンの写真を掲載しますが許してください。これも寺町押小路「菜心」、5回目の訪問でいただいたもの。つやつやピカピカ蟹たくさん、先日の牛肉チャーハンと同様パラリとおいすぃ~のです。21:30まで机に貼り付いて仕事をしていたのだけど、LO22:00だからまだ大丈夫。お店でばったり会いしたのが
京都ブライトンホテルの林惠子さんたちだったから余計にうれしかった♪
■この「菜心」、じわじわと人気上昇中で、4回目の訪問でお昼に伺った時にばったり会いしたのは「なかじん」さんたち。中村さんとマダムの「うさぎ亭」の薫さんです。おふたりはいつも仲よし。で、中村さんたちとのばったり会い率は本当に高いんだけど、挨拶といえば「四つ葉見た?」。それもこの頃単に「見た?」じゃなくて、「ナンバー何だった?」。「いやーまた7212だった」「わたしは6301だった」など。
■なんとこの直後、帰宅する途上で「7212」に遭遇! 横をびやーっと走り過ぎるところを何とか撮ったけれど、これで精一杯。実は先日の日曜日夜にも河原町丸太町上ルで見たけれど、真っ暗な上、あっという間に走り抜けていってしまって写真撮れず・・・それは「6301」。なかなか4台目を見ることができません。4台目、きっと見るからそのうち! そして、きっと写真撮るのだ確実に!
■わたしはこのところ京都駅前のビックカメラに日参しているのです。脱力の原因はこれかもしれない。だってね、東京で通い倒した懐かしいビックカメラのテーマ音楽が鳴りわたり、わたしはすっかり高揚して完璧別人格、ほとんど天国にいる気持ち♪ 新しくて、ぴかぴかの家電やらパソコンやらプリンタやらデジカメを触ってみたり撫でてみたり値段を控えてみたり。導入するとしたらどれがいいかなあと考えたり。決して機械ものに強いわけではないのに(というか実はしばしば訳がわかっていない)、でも新品が好き、新製品が好き♪ こういうものを喜んで使うのが品格というものよ♪ いい国に、いい時代に生まれました。それで買ったのだなあ新しいプリンタを。スキャナとカラーコピーとしても使える複合機ね♪ これが2万円ってすごいと思う。自分でかついで帰ったわたしもすごいが。火事場のバカぢから? また骨折るよね(大笑い)。さらに、サブ用に、ごく小さな手のりサイズの
台湾モバイルパソコンを、7,2MbpsのUSBモデムとセットで、なんとおおおの19800円で買ったあ~!!! だって要るものわたし♪ たとえば祇園の料亭の撮影で3時間近い待ち時間がある時なんかでも、パソコンさえあればまったく平気で仕事できるわけだし♪ 新幹線に一緒に乗せるということを条件の第一に今まで選んできたけれど、もっと小回りきくのをゲットしちゃったわけ。モデムがほぼ1万円だから、手のりサイズとはいえ両手で打てるウィンドウズXPパソコンを、1万円で買ったわけよ。こんなことってありかしら? けれどその台湾モバイル、すごい人気で品薄で、実は入荷がいつかまだわからないとのこと・・・(-_-;)本当はまだ予約段階なのです。早く欲しくて転げそうで、入手できたらまたひと騒ぎしそう。(-_-;)
■予告編。明日は割烹デジュネをお見せします。祇園のお得なお昼割烹を2軒!
2008年2月 6日, dans 京都 洛中あちこち | lien permanent
2008年2月 2日 (土)
■牛肉のピラフ、炒飯、オムライス/あんみつ、日向夏のジュレ |
■すべて「打ち合わせがてらの食事」でいただいたものなのですが、最近牛肉+ご飯の選択が多かったことに気づいてこんなミニ特集。とりわけ印象に残ったものから:
●京都ホテルオークラの「
ベルカント」で、ビーフピラフ。写真はちょっと無理やり牛肉を引っ張り出してきて撮影していますが、本当にやわらかで溶けるような肉が、ご飯の中から食べても食べても湧き出すように現れたのでした。刻んだ大葉がばさーっとトッピングされて、香りが鮮やか。感動・・・。これはまたいただきに伺います♪
●レタスと牛肉の炒飯 840円は洛中のカジュアル中華で。こちらは最近初めて伺ったお店なのですが、わたしの中では今ちょっとした大ニュース。たて続けに3度行ってしまいました。近日中に発表いたします。

●これは東京・神田の「
ルー・ド・メール」、特選 ビーフオムライス(しょうゆ味) 3000円。これは「次に東京に行ったら必ず!」と思い続けていたものです。入っている牛肉の質のいいこと、醤油風味絶妙なこと、それが卵につつまれて優しいこと。ずっとずっと食べ続けていたいです。以前「週刊文春」の後ろのグラビア連載ページをしていた時にも撮影させていただいたもので、簡単なようでいてなかなかない、すごい名作だと思うのです。

■高倉六角の「小豆家 うさぎ亭」がカフェ使いできるのはあとわずか。ある午後仕事を抜け出して、看板のあんみつをいただきに。うしし、ついに三脚で撮影よわたし♪ なんて威張ってはいけません。「
カフェ・ヴェルディ」店主の続木さんと運よくお目にかかれて、こんなミニ三脚を使えばいいんだって教えていただいたのです。すばらし~! 今度わたしもビックカメラで買おう。けれどやっぱり、どこででもは使えないかもね。いきなり割烹でこんなん出したらメーワクで雰囲気こわしますよね。いやいや、ずいぶん前にこんな言葉をいただいたことがあるのです、わたしが限りなく尊敬する天才巨匠ハリー中西に。
「小さなデジカメではやっぱり限界があります。どうしたらよいでしょうせんせ?」 とある日お尋ねしたらそのお答えが・・・
「デジタル一眼レフ買えばええやん」。
(でもやっぱり一眼レフを割烹のカウンターで出したら大層だと思います。)「三脚も立てて撮ったらええやん」。
(えーっ! そんなことしたら余計迷惑だと思うのですが。)「あなたの存在自体が迷惑やから一緒や」。 。゜(/_\)゜。
ああ"~。いつもわたしメーーーワクですみませんでございます!! <(_ _)><(_ _)>

■堺町御池下ルの「
紫野和久傳 堺町店」の茶菓席へある午後に。「如月のお菓子:日向夏ゼリーとひと口れんこん餅」をいただきました。いまいちばんおいしい日向夏みかんがふるふるのジュレになって、ひと口で違う世界がぱーっと開けたような気持ちになりました。とてもさわやかで、香りよく、上品なデセールです。店内は落ち着いた風情、調度品も美しくて、本当に京都が誇れるお店です。もてなしも丁寧で優しいのです。東京にまた行きたいよ~とばかりこのところ思っていたのだけど、やっぱり京都はいいです、イケズも多いけど、いい街です~♪
2008年2月 2日, dans 京都 洛中あちこち | lien permanent
2008年1月26日 (土)

■毎日とにかくさぶい。雪がはらはら舞っていてしんしんと冷えます。けれどその雪をおしゃれな意匠にしたなあと思ったのが高倉六角東入ルの「大極殿」ののれんです。思わず止まってしばし拝見。おぜんざい食べたかったけれど・・・時間なしで、また今度。

■あるお昼、神宮道三条上ルの「
京菜家」で。
●京袱紗うどん。上品なおだしがいい香り、白味噌仕立てで芯から温まります。
●季節のご飯は酒粕で香りづけしたものです。炊き上がってから酒粕を混ぜ込んだのかしらん。馥郁たる香りが立ち上り、ちょっと他にない味わい。別炊きした大根が混ぜ込まれていて、歯に当たればじゅわっと旨みが広がるのもいい感じです。

■ある夕方、高倉六角の「うさぎ亭」で暖を取ろうとロイヤルミルクティを飲みに入ったら、店主の薫さんに、「なかじん」の中村一臣さんもいらして、スタッフの方も控えて首脳会議の最中・・・お邪魔しました<(_ _)> お蕎麦以外の「なかじん」料理は3月からこちらでいただけるようになります。そのための決め事。中村さんの前にはメジャーが置かれ、具体的な改装案がすでに考えられている模様です。


■ある晩、木屋町三条上ルの「めなみ」で軽い夕食です。
●焼いた鴨が迫力ある旨さ。
●水餃子はシャンツァイの香りがしっかりと。
●12月にいただいた白味噌チゲが忘れられずお願いするも、この日はなくて、白味噌で小鍋を。中にお豆腐、雲子。
●他にうずら焼き、ブロッコリー白和え、菜っ葉とお揚げの炊いたの、しば漬ご飯などをいただきました。盛りだくさんのお昼も非常にお得ですが、ここはやはり夜が楽しいお店です。
2008年1月 26日, dans 京都 洛中あちこち | lien permanent
2008年1月19日 (土)

■年が明けてから取材をお願いしたお店を撮影の日々です。仕事が詰まって、食事は軽めの日々。ごく近くでフレンチ気分に浸れる「オステリア・バスティーユ」で、ある日シャルキュトリのサラダとスープにデセール、カフェという軽いデジュネ。

■今年初めての四つ葉ヤサカだああ♪ 御池通で遭遇、けれど「6301」って、わたしすでに見てるのよ。まだ見てないのを見たい!
■撮影撮影の毎日、いつもの巨匠ハリー中西と仕事してたはずが夕方からどっかへ行ってしまった(-_-;) 優しいシゲさん=鈴木誠一さんに助けを請い、祇園の某高級料亭へ。セッティングはすでにばっちり。おしゃべりしつつ待機待機待機。ヨコにスイングしつつメールするシゲさん。
■ある夕方、ご近所カフェ、「小豆家 うさぎ亭」でロイヤルミルクティ。身体あったまってほっとしてなごめてすてき。3月から食事のお店になるから、カフェ使いができるのはあとしばらくの間です。
■優しいものを食べて早く眠りましょう。なんて言ってたくせに、夜になってスペインバルに出かけたのは誰だ?? 昨年オープンした小さなバルでパエリアやらタパスいろいろを食べるうちに・・・いつものテンションに。サングリアをすーすー飲みつつ、食事に連れ出してくれた人に最近起こったいい話を聞いて大喜び。くす玉100個レヴェルでお祝いしなければ! このスペインバルについては近日中に改めて<(_ _)>
2008年1月 19日, dans 京都 洛中あちこち | lien permanent
2007年12月23日 (日)
■四つ葉タクシー、ノエル仕様のディネ、パティスリー |

■また見ました、四つ葉ヤサカを。それも
先日のと違う「5695」だから、「7212」「6301」と共に、わたしちゃんとメモったわよ♪ あと1台・・・いや実は、公式に言われているように、「四つ葉は4台」ではなく、それ以上あるという噂も。これは姉小路の「遊形サロン・ド・テ」の前です。

■どこもノエル仕様です。ある晩「ルナールブルー」で、あけ~み、なんと
門上武司さんに自分の皿を差し出し、取り分けていただくの図。あけ~みとは
京都ブライトンホテル・稀代のコンシエルジュ小山明美、今や有名人です。で、ちゃっかりカメラ見てるのがこの人らしいことです。3人でいただいた「ルナールブルー」の夜、中華料理状態で取り分けしたり皿ぐるぐる回したり・・・本当においしかった、楽しかった! 詳細は改めて。
■イヴェントいろいろです。「サンタ・マリア・ノヴェッラ・ティサネリーア京都」ではイタリア歌曲の夕べが開かれ、コースでディナーをいただいた後、この日のために
株式会社フクナガが招聘したファビオ・アンドレオッティさんが10曲ほど、美しく圧倒的なテノールを聴かせてくれました。
■「トラットリア・ニーノ」で誕生日をしてもらって感激。ティラミスに花火・・・ありがとう。料理はこんなでした。




●こっぺ蟹のスープ、ロースト帆立、トリュフ。
●白子のパン粉焼き。
●看板タヤリン、ほんと好き♪
●山うずらのロースト、力強い味でぐいぐい旨い! 黄かぶらのピュレ、ポレンタ、そしてばさっとトリュフ。おいしさに、フレンチとの境目がない・・・

■縄手通のバー「ラ・グランジュ」のカウンターもノエル仕様です。きれいな花活け・・・というか「実活け」です。マッカですてき♪ ここではお酒が飲めない人も大丈夫、カフェだけいただいてもいいのです。感動深い祇園の割烹でのコースの後、もう余分に何か味わう必要もなくてカフェ・・・と言いつつ、結局この後1杯カクテル飲んだのだけど。
■最近わたしを喜ばせたショコラもの。「パティスリー エクスキーズ」ではショコラとショコラのサブレがあって、それに赤いリボンがけ小さなプレゼント。中は秘密。うれし~♪
■そして「パティスリー オ・グルニエ・ドール」で12月の初めから販売されているプティポ・オ・ショコラ。ノエル仕様です。このプティポのことは明日また改めて。

■ビュッシュもオペラもノエルの気分を盛り上げます。わたしはショコラものを買って、うちでひたすらデスクワーク・・・普段夜な夜な出かけるし、ノエルにわざわざレストランにはあえて出かけずです。でも、Joyeux Noel !
2007年12月 23日, dans 京都 スイーツ京都 洛中あちこち | lien permanent
2007年11月27日 (火)
■「エスクァイア」京都特集~ 四つ葉タクシー ~花 |
■全国100万人の読者の皆さま、現在絶賛発売中の「
エスクァイア」2008年1月号をぜひとも(お買い上げの上)ご覧くださいませ。「京都の食パーフェクトガイド」、京都の現在の食がわかる特集です。パーフェクトといっても全網羅は(どんな本であれ)無理なことで、だから今回の特集には載ってないけれどすばらしいお店が実はまだまだありますが、けれど必ず参考になる1冊です。
●わたしは素材をテーマにお店案内をするページと、4ホテルの4人のコンシエルジュが案内する夜遅美味なお店のページをさせていただきました<(_ _)>
●上の写真は祇園の美しいフレンチ「
ル・サルモン・ドール」、メインの鴨料理です。けれど誌面で展開されているのはガルニチュールである野菜のお話・・・どうぞご覧くださいませ<(_ _)>
●お詫びな気持ちでいることがひとつあって、雑誌全体の統一ということで、原稿の中で登場する料理人や関係者の方々を呼び捨てにしているのです。わたしとしては申し訳ないなあと思いながら、でもこのスタイリッシュな雑誌のオキテにのっとっています。
<(_ _)>


■見たらうれしい、乗ったら幸せなヤサカタクシーの四つ葉。このごろ立て続けに見るのです。いいことがどか~んとある前触れかしらん?
●これは洛中から京都駅方向へ向かっている時に、乗っていた三つ葉のヤサカ車中から見つけたもの。

●そして2~3日後、こんどは京阪三条で見つけたあ~。信号待ち状態だったのでこうして撮影できて・・・
●そしてその夜に川端二条で、また見ました~~~、7212の四つ葉を。こうなったら全4台の四つ葉を全部チェックしないわけにはいきません。
なかじんさんが以前同じようなことを言ってらしたけれど、もう達成なさったかしらん?
2007年11月 27日, dans 京都 フレンチ●掲載誌京都 洛中あちこち | lien permanent
2007年11月26日 (月)
■花、新イタリアン、冷日本茶、熱愛焼きそば、温カクテル |
■全国100万人の読者の皆さま、12月になんなんとする日々、どなたもすべからく同じでいらっしゃると思うのですが、いぞがじいい~~! 「ゆったり食事に行くこと」自体でいぞがじいという矛盾。用事や仕事山積で阿鼻叫喚状態なのだけど、とにかく食べに行かなければ! 観光シーズン最高潮だから、いつでも行けるわたしが人気店のお邪魔をしないようになんて一応思いつつ、けれど東京からの友人・知人は「今、新幹線乗った~、京都でおいしいもの食べたい~」てな調子でとりあえずわたしに電話くれるし、そうなったらええとこ取りましょと頑張るし、けれど人気のお店に電話するも当然満席、それも(本当にありがたく、厚かましいことながら)わたしの記事を見たというお客さまからの予約が複数、なんていうことも時々あって自分が入れず(-_-;)、こうして忙しがってくるくるしている間に昼と夜食べに出かけただけで1日終わっていたり。いつまでも落ち着きのない人生です。(-_-;)(-_-;)

■本気でおいしいと思うのが「
夢屋」のキムチ焼きそばと真っ白な塩焼きそばです。麺の細さといいキャベツ大ぶりたっぷりなことといい、ソースのからみ具合といい塩加減といい、すべてが絶妙なバランスで、おいすぃ~~! 東京から電通の精鋭社員であるTさん(あえてお名前出しません・・・大阪出張とかいって京都へいらしたらしいから~)と、そのすばらしいお仲間おふたり、祇園の有名割烹SSKで召し上がった後にわたしを呼び出して何か食べるって・・・\(゜o゜)/まったく違うジャンルのところにお連れするしかないじゃない? この方々の写真もあるのだけど、完全ベロベロ崩壊状態なんで控えます(-_-;)
■そしてこのTさんたち、「夢屋」の後は「高山っち」のところになだれこんだはずです。寺町二条の「カルバドール」、わたしはお世話になった原稿の確認がてら、ひとりで早い時間に訪れており・・・これは温かい、カルヴァドスベースのカクテルです。なんと有田みかんとりんごの出会い。温カクテル、ええですよ~♪
2007年11月 26日, dans 京都 洛中あちこち | lien permanent
2007年10月17日 (水)

■画像がみしみしと溜まっていますが、単発ものをいくつか。●「
ル・プチメック」の新店「黒メック」(御池衣棚上ル)でトマトのジュレとアンチョビクロワッサン、それからルヴァンも買ってきて仕事しつつ昼食。●「
晦庵 河道屋」できざみうどん。細く細く(多分知る限り最細)刻まれたおあげとねぎがびっしりうどんを覆い尽くしていて、おだしもいい香り、ここに3さじくらい山椒を入れて、おうどんやわやわで、もう幸せのかたまり。京都に来てよかった。

■「
カフェ・ヴェルディ」でこの秋から発売の下鴨ブレンドマイルド。カップになみなみ、たっぷりすーすー飲めて本当に心地いいです。わたしはながーーーいこと、コーヒーというのは濃いのをきゅっと飲むもの、それかカフェ・クレーム cafe creme = cafe au lait をなみなみと飲むもの、と思い込んでいたのです。コーヒーはすーすー飲めておいしいということを、わたしはここで初めて教えていただきました。●送っていただいてうれしい「
ラ・メゾン・デュ・ショコラ」、感謝♪



■ある晩遅くに扶桑社・鈴木敏之さんと「
イル・ランポ」で打ち合わせ。(「
秋京都」みなさん買ってね♪) ここでは生ハムを!! 手動スライサーで切り立てふわふわ、これを小さなサンドイッチにしたトラメジーノはトーストすることでよりおいしさがアップしていました。そしてパニーニは自家製サルシーチャ入り。あっつあつで、おいひ~! 他にもあれこれチケッティを食べました・・・そしてその足で「イル・ランポ」「トラットリア・ニーノ」マダムの春奈さんも誘って「
K6」へ。とっても陽気な「打ち合わせ」でした~!

■そして予告編:こちらの美しいひと口サイズのサンドイッチは、アフタヌーンティーのメニューの一部です。京都タカシマヤ2階の喫茶室「
ばらの木」で、15日月曜日から始まった
スチュワード麻子さんの、日本ではここでしかいただくことのできないアフタヌーンティーのお話は、また日を改めて。
2007年10月 17日, dans 京都 洛中あちこち | lien permanent
2007年10月12日 (金)
■全国100万人の読者の皆さま、タルトを楽しんだのと同じくらいに、本当に花を見続けたこの何日間かでした。「
Bonne Tarte!ミディ・アプレミディ」で過ごした時間はすなわち花を楽しんだ時間でもありました。わたしが偏愛する「
フローリストショップ プーゼ」のお花がスペースの半分以上を埋め尽くしていたのです。用事で昨日午後「プーゼ」に行きましたが、ケースの中はがらーんとお花が出て行った状態。もしかしてすべて「Bonne Tarte!ミディ・アプレミディ」に行っちゃったのかしらって思ったくらい。

■そして京都洋菓子界の歴史を画期的に塗り替えた今回のタルト専門店オープンで、皆さんタルトを作ってみたくなりましたよね? ちゃんとルセットがあるのですここに!
文藝春秋CREA eats 「京都「ミディ・アプレミディ」津田陽子さんのおいしい洋菓子の作り方」。こちら
サイト。ここに美しい写真と共に、タルトやフイユテの作り方がプロセス写真入りで惜しげなく出ています。ちなみにこのタルトの写真はわたしが撮りました! すごいでしょ!! なんて言ったら大嘘になります。CREA eats 撮影時に巨匠天才ハリー中西のセッティングのままに・・・<(_ _)> ありがとう <(_ _)>
文藝春秋販売部:0120-877-6167 ←こちらでご注文いただけます。

■いつもの通り、今月発売中の掲載誌より、「
WaSaBi」11月号では京都の絶対おすすめブランジュリ2軒のご紹介と「フローリストショップ プーゼ」のリニューアル情報を、
■「
料理通信」11月号では焼鳥とスパゲティナポリタンが同時に並ぶ写真でびっくりさせるお店「トラットリ屋es」を掲載! 皆さまどうぞ(何冊でもご購入の上)ご覧いただきますようお願い申し上げます。

■もうひとつうれしい話題。昨日お知らせした「
クレムリン国際料理大会」の2部門の金メダルとディプロム、
京都ブライトンホテルの滝本将博さんが受けられたものです。モスクワについて、このコンクールについて、どういうものかまだ話もよく伺っていないのだけど、でもとにかくすばらしい、よかった~~♪ 画像は新たに京都ブライトンホテルからいただいたものです。
■予告編:さて皆さん、このお菓子はいったいどこの何なのでしょうか? 近々にお知らせいたします。びっくりしますよ・・・今はなき伝説のカフェの名デセールが、見事な場所を得て復活したのです。楽しみにしていてください。秋の京都は新しい話題でいっぱいです。「
秋京都」などすばらしい本を買って、皆さまどうぞ京都にいらしてください!!
2007年10月 12日, dans ●掲載誌京都 洛中あちこち | lien permanent
2007年10月 6日 (土)

■あるお昼、うちから近くでビストロ料理♪ 新町通錦小路下ルの路地にあるビストロ、「
ル・ミリュー」へ。アラカルトでサラダとムール貝。

■あるお昼、出町柳の「
ビストロ スリージェ」で、こちらもサラダ、上にサーモン。ある夜、試食隊員を募って出直してムール貝。
■ある午後遅く、ひどく半端な時間に「デパートならアイドルタイムなしだ~!」と思いついてランチ。京都髙島屋の上の「
京回廊」の「
糖朝」で、野菜ワンタン入りまぜ麺 (汁なし麺)。
■ある日、
京都ホテルオークラの1階の「
レックコート」で急ぎの仕事をしつつ、じゃがカレーサンド。スープとコーヒーがついて2310円。カレーソースにじゃがいも、とろけるチーズ、表面パリッ! の焼きサンドイッチ。いい香りで、なんだかくせになりそうな味!

■ある午後、大丸京都店のイタリア展で白トリュフ入りの塩を購入。なんとも犯罪的に魅力的な香り・・・けれどひと瓶 2940円! 塩にしてはとんでもないお値段だああ! けれど、これひと振りで何でもトリュフの香りがしちゃうならお得かも~♪
■ある日ミチエさんにもらって大喜びの「
ghost」(寺町竹屋町)のケーキ。濃い濃いショコラ風味・・・わたしこれでダマります<(_ _)>
2007年10月 6日, dans 京都 フレンチ京都 洛中あちこち | lien permanent
2007年9月21日 (金)

■全国100万人の読者の皆さま、鶏肉が好きだ好きだと騒いでいたら、鶏肉撮影をせい! とある月刊誌から指示されたわたしです。うわーい! では、まずロケハンではないの♪ 「うずら屋」さんでいただいた比内鶏のむね肉たたきと淡海地鶏のせせりです。焼き加減絶妙な感じ、写真でわかるでしょうか・・・ほんとおいしいんだから! もっといろいろいただいたのですが、また機会を見て掲載を。

■鶏肉食べに付き合ってくださったのは「アトリエボンド」の戸村聡里さん、お名前の文字の通り、聡明なる新進気鋭の若き建築家です。ご自身も食を愛して、よく理解した上で飲食店のデザインをしていらっしゃることがすばらしいと思うのです。「御礼」なんておっしゃって箱を出してこられたから、てっきりお菓子と思ったら・・・中は赤い花のアレンジメントで意表をつかれ、大喜びしました。わたしが何を喜ぶか、よーく考えてくださったんですね。感激しました。<(_ _)> そして彼のサイトを訪ねてみて仰天、わたしのこと褒め過ぎです。恥ずかしいからリンク貼るのやめようかと思ったのですが、「うずら屋」さんでいただいたものを載せてくれています。わたし楽ちん♪
こちらです。


■スイーツの話を3件。
●あんみつ熱は少しも冷めていないのです。三条木屋町で撮影が早く終わったある日、「そうだ
京はやしや行こう!」となってすっかり抹茶あんみつの気持ちで7階まで駆け上がりました。けれどあんがこしあんだった・・・で、抹茶ゼリーに気持ちを切り替えたら、ソフトクリームも楽しめて非常に満足。
●「パティスリー オ・グルニエ・ドール」はいつ伺ってもごった返す人気沸騰状態。美しい、おいしい、季節感豊かでわたしは大好き。このところ2回続けてエクレアをいただいています。そして、ローズマリーのミルフイユが発売以来とても好きです。●新幹線改札を入ったところにある茶寮「宝泉」の水ようかんをひどく気に入っています。東京へ行く往路に買って新幹線でいただいて感じ入り、京都駅に帰り着いてまた買って、帰宅するなり食べました(-_-;)

■今日も撮影をしました。祇園の美しい割烹「陶然亭」で「唐長」の文様を撮ってもらっています。おなじみ天才巨匠カメラマン・愛想は悪いが写真は抜群、今日ももそっと登場のハリー中西、文様に負けないハデなお衣装です。
■鶏肉を撮影してもらいました。そして、なんと撮影後、巨匠はこれを試食なされたのでした。いつも「ご試食なさいますかせんせ?」と伺おうにも、振り返ったらもう姿がないというのに、今日は奇跡的、おいしそうな鶏肉ということで食指が動かれたのでしょうか。さらになんと、「うまい」と言葉を発されたのです。「うまい」=3文字も言葉を発されたとは画期的なこと!! で、ひょっとしてこの方の「うまい」とは、わたしにおける「のたうちもだえおいしい」くらいの意味を持つのではないか~~~?? いや本当においしかったのです。本が出た時点ですべてを明らかにいたします。
2007年9月 21日, dans 京都 洛中あちこち | lien permanent
2007年9月 4日 (火)
■週明け、撮影です。まずは普段からお世話になっている、わたしが偏愛する「
フローリストショップ プーゼ」の撮影から。先月リニューアルしてきれいになったお店撮影、そしてアレンジメントももちろん! 天才カメラマンにして恐れるものなしの巨匠ハリー中西、いつも通りゆっくりもそっと現れたが撮るのは早い。そして気が付いたら機材ごともういない。いつも通り1軒の撮影につき発するのは5ワードくらいです。ちなみにこれは撮影用のものとは違うアレンジメントです・・・撮影用のはもっと秋の風情。また本を見てくださいね。


■愛想は悪過ぎるが写真は天才的にうまい。ゆえに引っ張りだこのハリーは、京都の料理屋さんでたとえたら「草喰NHG」とか「祇園SSK」とか、それくらいに予約が取れないカメラマン。だから1日キープできたらまとめて何軒も撮影してもらいます。午後からはパン屋さんの撮影。まず西山逸成の「ル・プチメック」の2号店=「黒メック」(8月6日に紹介記事あり)、フランス代表、新店代表で出てもらいます。頑張りすぎてしばしばヨレ気味なのだけど、彼の作るパンはいつもとびきりおいしい!


■アメリカ系なのにヨーロッパのパンも、それに甘系も多彩なラインナップというオールマイティぶりがすごい「BREAD☆ROOM」の大内啓祐さんも安定して頑張っていらっしゃいます。新商品いくつか試食させていただき食事系/甘系どちらもいいものたくさん。これは新作の生姜の砂糖漬入りの、ジンジャースコーン168円。おいしいです! この後、まだまだ撮影は続いたのですが、あとは本が出てからのお楽しみに・・・。

■夜になって、あけ~み=
京都ブライトンホテルの稀代のコンシエルジュ・小山明美と共に夕食。綾小路堺町の「ラ・プレーヌ・リュヌ」、先日わたしが
早川佳毅さんにお連れいただいたフレンチへ。(8月21日に紹介記事あり。)非常にアットホームな雰囲気の中で、本格的なフランス料理を目指しているシェフの西居さんは、3990円のコースで十分おいしいお料理を食べさせてくださいました。「メイン料理は肉か魚かお選びいただけます。本日は、 」と聞くなり、後はさえぎって、 「肉!肉!肉!」と叫んだ肉好きのあけ~み、うずらとフォアグラと鴨ひき肉のパイ包みを食べるの図です。わたしはいとよりとじゃがいものミルフイユ状になったのをメインに。そしてアミューズに出てきたこのたまご料理・・・
ここと
ここでしかわたしはこれをいただいたことがなかったのでびっくり!
2007年9月 4日, dans 京都 洛中あちこち | lien permanent
2007年9月 2日 (日)


■つやつやと美しい珈琲豆は「
カフェ・ヴェルディ」のもの。こちらは本日初めて全国100万人の読者の皆さまに披露する、
ミディ・アプレミディ・ブレンドです。10月10日10時、現在の「
ミディ・アプレミディ」のある場所の1階に、「ミディ・アプレミディ」の焼きたてタルトが食べられるお店がオープンするのです!(6月4日付で発表記事あり。) この豆はその新店で出すコーヒーのためのオリジナルブレンドなのです。コンセプトはもちろん「タルトに合うカフェ」。店主の続木義也さんがこの夏かけて開発なさいました。モカやコロンビアなど4種類の豆から成り、中深煎り。何も入れずに/砂糖入りで/ミルク入りで・・・とデギュスタシオンさせていただきましたが、少し強目の味わいが間違いなくタルトに調和しそう。「カフェ・ヴェルディ」快心の新作です。津田陽子さんも大変に気に入った様子でした。新しい「ミディ・アプレミディ」ではこの珈琲豆も販売される予定で、焼きたてのタルトと並んで洛中でも「カフェ・ヴェルディ」の豆が買えるようになるって・・・すばらしいことです!!

■「カフェ・ヴェルディ」で豆を購入すると、先ごろからこんな袋に入れていただけるようになりました。たくさん買ったら、本も入るサイズの大判がいただけます♪

■本日引き続き脱力モード、たくさんある画像にはもう少し待っていてもらって、ちょっと三条界隈のお話。時間調整のために入った三条大橋のスタバで窓の外を見ると・・・鴨川にすごーくたくさん鴨ちゃんがいました。かわゆーい。三条大橋の上まで行ってしばし眺めてにこにこ。

■一羽大事に抱えて連れて帰って、お風呂で赤い首輪つけて飼ったら楽しいだろうなあ・・・なんて思ったけれど、思っただけね。おうちにいたら毎日頭撫でてあげるけどなあ。鳥はかわいいです。・・・といいつつ、肉の中でいちばんわたしが食べるのが鶏/鳥の肉なんだけど(-_-;)
200年ほど前の図案を使いながらも、色使いも大胆で斬新。服やバッグからインテリアまでカバーする、京都のファクトリーブランドのオンリーショップ直営本店です。
■オープニングの後、木屋町三条下ルの「
京都ネーゼ」へ行って、鶏肉尽くしをしました。詳細は改めて。とりあえずこの感動の一品・・・
スパゲティーニ カルボナーラ 淡海地鶏のキンカンと共に。キンカン(=卵黄)をくずし絡めながらいただくのです。ねっとりとろり、塩気もはっきり、絶句したおいしさでした。
2007年9月 2日, dans 京都 カフェ京都 洛中あちこち | lien permanent
2007年8月29日 (水)
■期間限定/甘い/冷たい/安い・・・旨いものいろいろ |

■今日は特集形式ではなく、コマネタいろいろヴァージョンです。京都ホテルオークラの「
レックコート」で、8月いっぱいいただけるのがマンゴープリン フルーツ添え。コーヒーか紅茶が付いて1600円(税サ込みで1848円)です。そもそも無性にホットケーキを食べたくなって飛んで行ったのです。夕食時間の前だったけれど、1日の仕事の後、近くで用事も終わって「今日も頑張った。ホットケーキ食べて悪いことがあろうか?(いいや悪いはずはない)」。ゆったり優美な「レックコート」へ。ホットケーキだけでおさまらなかったのは、マンゴーシリーズが8月いっぱいだと伺ったからです。口当たりのいいマンゴープリンに、ライチのジュレとタピオカ入りのココナッツミルク、そしてパワーが詰まったマンゴーの果肉がよく合って、名作です! 今日からあと3日の期間限定です。


ショコラのケーキを中心に、焼き菓子の種類も増えていました。ひとつだけでもテイクアウト可能なように1個用の箱も作られていて・・・これで気兼ねなく、ひとつでもいただけます! わたしはシャルトリューズが好き♪

■しばらく前も叫びましたが、再びわたしは叫びます。「
月ヶ瀬」のあんみつはおいしいと。これはぎゅうひを入れないでいただいた、シンプルあんみつです。ぎゅうひが嫌いかというと、すごく好きなのですが、しかしわたしは寒天とあんの食感だけを集中して楽しみたいのです。ここにムニムニが来てはいかん。わたしにおいてしばしばあることなのですが(それで皆さんにいつもお手間をかけるのですが)、決して嫌いではないけれど、「これとこれの組み合わせ、わたしとしては許せん」ということが多いのです・・・皆さんいつもごめん<(_ _)> つまり酸味は嫌いではないが、高貴なショコラに酸味のフルーツなど組み合わせたら許せないとか、バリバリは嫌いではないが、とろとろの食感にバリバリを組み合わせたら許せないとか、面倒なの(-_-;) その代わり好きなショコラ味ならそれだけ集中してバケツ一杯食べたいとか、うるさくしてても突如静かになってひたすら食べるとか、わかりやすいです。それで「月ヶ瀬」のあんみつの話ですが、先日来あんみつをさまざま食べていますが、これほどおいしいものはない。他は、ちょっと掲載控えます、というようなものも多いのです。こちらのこのあんのきめ細やかでなめらかなこと、(わたしは絶対に繊細優美な漉しあん派で、歯に皮がひっかかる粒あんというのはこの世にあってはならんと思っている、)寒天の美しく歯ざわりのよいこと、蜜の味の深いこと、すべてがジャストジャストで C'est parfait!パーフェクトだと思うのです。

■最近忘れられないデセール・・・というかドルチェのひとつに、「
ジォカトーリ」のこれがあります。白い部分がローズマリーのパンナコッタ、オレンジがグレープフルーツのジュレです。タテ位置に作られているのがヴィジュアルとしても楽しく、そしておいしい!! 「ジォカトーリ」は、細ながーーーーい、小さな規模のお店ですが、わたしは他と違うオリジナリティがあると初回に訪れた時から思っています。
2007年8月 29日, dans 京都 洛中あちこち | lien permanent
2007年7月 4日 (水)
■全国100万人の読者の皆さま、「ほぼ24時間営業・微眠微休」と看板に掲げるわたしですが、本当にほぼ24時間営業しても片付かないほど人生はやることに満ちて、さらにじゃまくさいことも起こったりするから大変だ~! 画像はあふれ返っているのに更新ままならず、お見舞いメールまでいただいてしまう事態。たいふぇんだあああ!! と叫びつつ、こんなおいしいお菓子を朝からバリバリいただけるって、やっぱり幸せ♪ 洛北のパティスリ、「コム トゥジュール」の代表作、「ナッツのタルト」です。

■キンゾさん=「パティスリー オ・グルニエ・ドール」 西原金蔵さんを撮影しています。撮影後にはいろいろ語っていただくのですが、お昼時になるや貴重なお話の腰を折って、「あの、お腹空きました」。ランチに行くことを提案したわたしは不マジメライターか? 錦市場の八百屋さんの2階でお昼定食をいただきつつ、続きを伺いました。400字分くらいでいいはずなのに、8000字分くらい、内容ぎっしりのお話。ただ流れるようにお菓子を作ってきたのだということ、フランスに足向けて寝られないということなど。・・・キンゾさんもフランスへの愛を語るフランス組です。


■何ですかこのカラのお皿は? 誰ですか勤務時間中に制服のままペロペロ料理を食べているのは? 先日からのフレンチ取材の最後のお店は
京都ブライトンホテルの「ヴィ・ザ・ヴィ」。稀代のコンシエルジュ・あけ~み=小山明美はうま~い具合に休憩時間となったのだね!! 撮影直後の絶妙なタイミングで現れて、シェフの解説を聞きつつ試食するわたしにくっついて皿を空けていってくれるという至れり尽くせり、ホテルならではのサーヴィスだ!?
「うひょ~!と思うほどおいしいのはやっぱりフレンチよね♪」だと。
「和食だってうひょ~!じゃない?」と言うわたしに「じゃあフレンチは、うひょうひょうひょ~~! っとおいしい♪♪」だと。シェフのたっきー=滝本将博さんも口あんぐりの図。
■撮影はマジメにしたのです。秋の風情漂う美しいお料理は8月発売の本でご覧に入れます。

■試食続きの1日の終わりにいただいたお料理から、がっつり豚肉とさらりとしたパスタ、これもまたとびきり美味。近日中にこちらの話をします。
2007年7月 4日, dans 京都 洛中あちこち | lien permanent
2007年6月28日 (木)
■うどんとセットの上のお料理は、1500円で京都エスプリが味わえるようにというご主人の思いからこんなに盛りだくさんになったということです。汲み上げ湯葉やら、中にえんどうのあんが仕込まれたかぼちゃ饅頭やら、食べ進むほどにかかったお手間がしのばれ、カリテプリがあり得ないほどいいのです。

■また違う本では京都のフレンチ3軒をご紹介。うち2軒を撮影、まず3月にオープンした上島康二さん(写真左)の「
ル・サルモン・ドール」、真っ赤なロティソワール前でお仕事中の上島さんです。右の「ケザコ」は南仏の明るいキャラでみんなに愛されるステファン・パンテルのカウンター主体のフレンチ。もそっと愛想悪でイケズたっぷり、しかし写真は抜群にうまい天才ハリー中西が今日も頑張ってくれました。

■ステファンて本当にとんでもなく日本語が上手です。フランス人の口からペラペラ的確な関西弁が出てくるので目を瞠る思いをします。いつも人を楽しませたいという気持ちがあればこそおしゃべり上手にもなるのでしょう。お料理には和素材も自在に使っています。盛り付けには、お箸ですよ! 写真右は撮影後にいただいた白味噌とピスタチオのアイスクリームで、今の時期デセールに出しているもの。ほんのり甘く、アメリカンチェリーの酸味もアクセントになって、いい調和。取材の後にお疲れさまといたわってくれた優しいひと皿でした。

■早いうまいの食事をいくつか。
●堺町姉小路の「なり田」で、賀茂漬物寿司膳 漬物寿司8貫、生湯葉の赤だし、小鉢付で1260円。データは4月14日にあります。●「風枝」でランチの冷麺セット950円。麺に鶏そぼろご飯、小鉢と杏仁豆腐、ライチのセットです。データは6月6日にあります。


■「華友菜館」は室町蛸薬師の角、地下にある中華です。冷麺と炒飯のお昼セット840円。宇治から洛中に移転して来られて3年になりました。以前取材でお世話にもなり、
CREA eats にも載っていただいているお店です。
「華友菜館」 〒604-8163 京都市中京区室町通り蛸薬師上ル(室町蛸薬師北西角)鯉山町535 室蛸ビルB1F 電話075-231-1036 11:30~14:00、17:30~22:00 月曜休み
2007年6月 28日, dans 京都 中華京都 洛中あちこち | lien permanent
2007年6月23日 (土)
■全国100万人の読者の皆さま、あっという間に1週間は過ぎて週末となり、相変わらずわたしはあたふた右往左往と仕事やら用事やら食事の予定やらをこなしています。画像があふれ返っているのですが本日はとりあえずの予告編を・・・
■驚きのお昼の話。もと割烹店をしていらしたご主人が休養の後にうどん屋さんを開かれ、やはり本物のお料理もとこんなお皿盛りのお昼セットをなんと1500円で! これにまだ冷たいうどんもつくのです。カリテプリ最高、わたしの京都食史上でも1,2番にすばらしいお昼でした。すでに詳しく「
カフェ・ヴェルディ」の、「店主の気まぐれ日記」6月22日付けに掲載されています。ご覧ください。こちらをご覧いただいたらもう説明不要ですが、わたしも追って詳細を。
2007年6月 23日, dans 京都 洛中あちこち | lien permanent
2007年5月31日 (木)
■若冲展、秘密の中華とバー、カジュアルフレンチとイタリアン |

■入場者10万人突破、入場まで100分待ち、たとえ入場できても人垣しか見えない・・・大変な人気の若冲展(6月3日まで)。これを美術館の閉館後に貸し切りで30人ほどで鑑賞するという
京都ブライトンホテルの粋な企画に参加いたしました。暮れかける頃に、相国寺の承天閣美術館へ。お寺の学芸員の方が非常にわかりやすくテンポのいい解説をしてくださって、どハデで細部までリアル、でもどこか現実離れした様子が漂う若冲の世界を実に興味深く楽しめました。感謝。
■ある昼、久しぶりで「ガスパール・ザンザン」へ。プレートランチ千円、選択可能な数種類のメインから、豚バラ肉のオーヴン焼きを選びました。黒いのはイカ墨のリゾット、スープはキャベツと空豆。サラダ2種にバゲットが載っています。完全3部入れ替え制で人気のほどを改めて目の当たりにしました。シェフの内野さんはイケイケ状態、6月半ばにもう1軒オープンとのこと。烏丸通に、「ガスパール」3軒目が誕生です!
「のぞみ」に乗って京都へ行きましょう!
2007年5月 31日, dans 京都 洛中あちこち | lien permanent
2007年5月30日 (水)


■朝5時台の撮影に御大巨匠ハリーを動かすことあたわず、巨匠の一番弟子のシゲさん=鈴木誠一さんにおいでいただきました。師匠と違って、なんてわたし決して言わないけれど~、 シゲさんは朝はやーくからでもにこやかで感じがいいのよ♪ シゲさんはみんなに愛されます。撮影後、「
カフェ・ヴェルディ」へ。朝日が差す窓際でモーニングをいただいて幸せ、シゲさんはRICOHのカメラを出していらして・・・これプロの皆さんの間ではやってるの? 巨匠も門上さんもお揃いじゃあないの! シゲさんはどれだけ接写できるかのプレゼンまでしてくれました。そしてわたしが撮ってるものも、今朝からいつもよりずいぶん広角になってるのよ♪♪ 新しいカメラなのです。迷いに迷った末、結局変わらずCanon IXY 人生を歩むことにしました。
■京都を代表するパティシエールたち、そしてキュイジニエよ、ここで何をしているのだ!? あるお昼、
京都ブライトンホテル「フェリエ」で、対談? 鼎談? (案外ふざけてるだけだったりして。)
■たとえばこんなお料理をいただいたはずです、この人たちは。ポークのサラダ仕立て、雲白肉(うんぱいろう)のイメージで。薄切り豚肉に味噌だれが絡んでシャリシャリ野菜がアクセントを添えた、「マダムディジュネ」の前菜です。

■真ん中はおなじみフロール、わが畏友「
ミディ・アプレミディ」の津田陽子さん。そして右側は下鴨本通のケーキの名店、ストロベリーショートケーキといえばこちらの「パウンドハウス」の藤林佳代子ちゃん。わたしに真っ赤なマカロン作ってくれたのはこの人です。親が死んだ骨を折ったとわたしが騒ぐたびにお菓子や食べ物を届けてくれた心優しい人です。左はおなじみたっきー、シェフの滝本将博さん。今日もお料理は格別よろしゅございました。
■午後 14:00から飲めることになったのが2月に開店2周年を迎えた間之町押小路上ルの「バー・ローズバンク」です。お茶の時間ということで営業時間を繰り上げて14:00開店になさったのですが、もちろんお酒を飲んでもいいわけで、ある午後わたしはシュワシュワとジントニックを飲んで、すかーーーっと気分さわやか~! 骨折回復のためにはまだ飲まない方が本当はいいのだけど~~!
「のぞみ」に乗って京都へ行きましょう!
2007年5月 30日, dans 京都 洛中あちこち | lien permanent
2007年5月21日 (月)
■京都ブライトンホテルの和食店「蛍」で朝ごはんをいただいています。だし巻きも焼き魚も焚き合わせも丁寧に作られた充実の朝食です。おかゆがまたいたわられるように優しくて心なごむ朝食です。
■アテンドしてくれたのは林惠子さん、企画部企画課チーフプランナー。本サイトに進んで頻出する宇宙人・あけ~み=稀代のコンシエルジュ小山明美の、地球上の後見人でもあります。週末それぞれが体験した利き酒会やらワイン会の話をし、そして今日は休みを取っているあけ~みのことを思うわたしたちでした。
■「
ル・プチメック」は今出川智恵光院にある見事にフランスかぶれのカフェ・ブランジュリです。パン屋とカフェとしては金土日(と祝日)しか営業しないのですが、それ以外の日はこうしてレストランのためのパンを作っています。ラジオフランスががんがん流れ、地下鉄のザジの大きなポスター、そしてこっちを見ている店主の西山逸成はなんだかザジに似てない?
■わたしはこの西山逸成、本当にいいやつだと思うのです。2000年になる前だったか、会って間もない頃に、フランス行きに至るまでの稀有なエピソードを聞かせてくれて(事実は小説よりよほどおもしろい)、いっぺんで大好きになりました。頭はいいし頑張るしセンスいいし何より作るパンがおいしいし。
■今日会ったのは、この「ル・プチメック」の2号店オープンの詳細を教えてもらうためだったのです。今よりもっと洛中に、この夏オープンするお店はコンセプト明確、今までの「ル・プチメック」になかったパンも作るとのこと。そのひとつが食パンで、食パンとはいえプレーンの他に紅茶風味、シナモンレーズン風味などヴァリエーションを展開するのだそうです。で、試作品を食べさせてもらったら・・・ふわっふわしっとりの食感は今までの彼のパンにないものだぞ! フランスかぶれがいったいどうしたのだ!? 「それはね、」といたずらっぽい顔で笑いながら、「フロールを目標にしたんです!」 だとおお!! くるくる巻きこそしないが、日本人の好きな「ふわふわしっとり」の食感をめざして作ってみたのだと。そのためにハチミツ入れたとかどうかしたというようなコツも語っていました。あわわわ。陽子さんもびっくり? なこのおいしさ、早く洛中で食べたいよう!

■午後にキンゾさん、「パティスリー オ・グルニエ・ドール」の西原金蔵さんのところにちょっとお話をしに。島根県の「しまねブランド推進課」の方々がフルーツのプロモーションにいらしていました。島根のいちじくを使ったキンゾさんのお菓子に昨夏感動したことをお伝えできてよかった! そして右写真は今日いただいたリュバーブのタルトです。

■包帯は取れたものの、さっぱり力の入らないわたしの右手を見かねて、切ってくださって感激。やっぱりわたし一生包帯してるべきかも♪
■バーでこっそり打ち合わせをしているのは誰だ? わが畏友、くるくるパティシエール津田陽子さんは革のジャケットで今日もおしゃれです。祇園縄手のビルの2階のバーで秘密の打ち合わせ、店主の納谷さんが手にしているのは「
CREA eats」だぞ。いったい何を話しているのか・・・? ひと月後くらいに明らかにいたします。

■それにしても、この店の番犬君と、飼い主である店主の納谷さん、あまりにも似ていない? この後わたしたちは白川のほとり「ル・サルモン・ドール」で夕食をし、その後寺町二条に移動したのだけど、いつもの「カルバドール」の席におさまってからこのことに気づき、後から後から笑いがこみ上げて止まらず・・・出入り禁止の危機か? というほど笑い転げてしまったのでした。納谷さんゴメン・・・高山さんも。 <(_ _)>
「のぞみ」に乗って京都へ行きましょう!
2007年5月 21日, dans 京都 洛中あちこち | lien permanent
2007年5月17日 (木)
■京都・中京区(〒604よ♪)の高倉通りに住まいを構えてはや5か月。3月に注文して以来楽しみに待っていた「
唐長」のついたてが届いて、家の中がやっと目標通りになった感じです。東京の家ではオフホワイトに赤の瓢箪文様でしたが今回は赤地に信夫(しのぶ)文様。裏側は白地にしました。どんな文様かは秘密ね。
■入稿でゆったり食事ができないのです。早い旨いとなれば、百万遍の奇蹟「華祥」さんへ向かうしかありません。これ以上雑誌に載ったらわたしだって入れなくなっちゃうというのに、そんなお店ほど本に載っていただきたーい! 矛盾を抱えつつ取材させていただき、取材補完のためにまた伺って冷麺をいただいて幸せ。これは夏季限定でなく、通年いただける胡麻だれ冷麺です。この美しい翡翠麺が650円て信じられる?
■入稿でゆったり食事ができないなんて言いいつつ、ひと月と空けずに
ここへ来ているのは誰だ? とんでもなく美しく美味だったコースの全貌はまた近いうちに。
■入稿だろうが何だろうが人生には用事がたくさんあります。打ち合わせとか相談とか、人に会わなくっちゃいけません。三条大橋「スターバックス」の床でしばしポーズカフェ。わたしは三条大橋渡ったところ、川端三条で骨折して痛い思いをしたというのに、この眺め、やはりすてきだと思います。
「のぞみ」に乗って京都へ行きましょう!
2007年5月 17日, dans 京都 洛中あちこち | lien permanent
2007年5月15日 (火)
■全国100万人の読者の皆さま、3月21日以来、たくさんお見舞いメールをいただきまして、ありがとうございます。右手骨折に関して、とりあえず包帯は取れてお箸を持てるまでになっていることを報告いたします。しかし依然としてまだ骨は完全につながっていないし、関節折り曲げると痛い、荷物も持てないという状態で、すべての場面でモタモタ。包帯を巻いていた時は怪我人とすぐわかったし、みんないたわってくれました。けれど、包帯取った今のわたしはただのトロい人。早く治ります!
■花をいつもいけて、お部屋もできるだけ片付けて、きれいな気が流れるようにしています。精神的につらかったり、よくない状態でいると、見事に花が枯れます。今年の初めから春にかけて混乱のさなかにいた時のこと、買ったばかりの花が目の前でどんどん生彩を失ってあっという間に枯れてしまったことが立て続けにありました。極端な疲れを吸い取ってくれていたのでしょう。花ってすごい力があります。いけたお花が、なんでこんなに傷むの早い? という時は、精神状態を映していると思って間違いないと思います。一喜一憂したり落ち込んだりすることが人生には多々あれど、でも花までもが協力してくれるのだから、すべてはやっぱり何とかなります!

■手軽なお昼。錦市場の中の「西利」の2階ではこんな風にお漬物とご飯をいただけます。カップに入ったお漬物いろいろ、すべて100円。2つ3つと選んで、ご飯+味噌汁+急須のお茶セット300円と組み合わせて。
■夜はこれでしょう~~! 建仁寺に移ってますますイケイケ、泣く子もゲラゲラ笑う「祇園さヽ木」。今年1月からのお料理を、抜粋しながら近日中にご覧に入れます。

■その後は祇園の「Kugel」 クーゲルです。店主の西田稔さんが作られるサイドカーは格別に美味です。魔法がかかっているとわたしはいつも思います。
「のぞみ」に乗って京都へ行きましょう!
2007年5月 15日, dans 京都 洛中あちこち | lien permanent
2007年5月 5日 (土)
■全国100万人の読者の皆さま、よき連休お過ごしでいらっしゃると存じます。メールいただいた方にも御礼申し上げます。更新ないけれど無事? とメールをいくつかいただいてしまって・・・無事です! 無事ですがひいひい入稿しているのです。そろそろ右手を使ってみようとしますが、まあ見事に動かなくなっています。無事な指まですっかり固まってしまっています。とりわけ骨折した中指は関節が折り曲がらん状態で・・・リハビリしないといけません。使わないと機能ってダメになるもんだとよくわかりました。そして「狼少女」なんて案外簡単になり得るものだと思ったのでした。人里離れて、言葉も発さず、自分がけものだと思って生きてたら・・・本当に言語機能も退化してしまい、服着るなんていうことも知らず、4つ足になって駆け巡っちゃうんだろう。わたしも早く人間風に、10本指に戻りたいよ~!

■たてこもり状態で頑張らねば~! でもちょっとお散歩、包帯を取って、錦天満宮のきれいな水で右手を清めてみました。神さまには、あんまりガツガツ自分のことばっかり祈っちゃいけないのですよ。人の幸せをまず祈ってあげねばならんそうな。それを思い出したので、お世話になっている方、わたしの怪我生活を支えてくれる友人知人の顔を端からぜーんぶ思い浮かべて、健康と幸せがたくさんあるように、そしてわたしの御礼の気持ちが届くようにとお願いし、それからやっぱり、せっかくだから右手を早く治してねとお祈り。
■今日は端午の節句、柏餅です。家にたてこもって仕事するわたしに付き合わせて、ずーっと横で掲載誌整理の作業をしてもらっているアシスタントの早織ちゃんに、錦の「畑野軒」で柏餅を買ってきてもらって、一緒に食べてたのし♪
■そして次回こそ、このお店の話をします! 「ケザコ」、本当に楽しいおいしいお店、2月から画像溜めつつ出しそびれて・・・。春のお料理を改めていただきに伺いました。Stephan ごめんなさい~~!
「のぞみ」に乗って京都へ行きましょう!
2007年5月 5日, dans ■ごあいさつ京都 洛中あちこち | lien permanent
2007年4月30日 (月)
■全国100万人の読者の皆さま、メールを頂戴したままお返事できないでいるのが溜まっていてごめんなさい。「連休で京都へ行きます!」というのが多くて、できるだけお返事をと思うのですが、個別のご質問に全部お答えできません。お許しください。和食の問い合わせ多数なのですが、このサイトではわたしがいいと思うお店、ニュースとしておもしろいと思うお店を片っ端から挙げておりますので、左のカテゴリーで「京都 和食」などと検索していただければ出てきます。それでどうかご理解くださいませ。
■骨折で右手が使えない分アシスタントの人に来てもらっていますが、これが同志社4年生の非常に優秀な人で、またいい出会いに恵まれたことを感謝。本当に片腕となって助けてくれて、右手がダメ=ほぼ何もできない状態なのに、日常が滞りなく回っているのは彼女のおかげです。いろいろな人に「口述筆記でサイトをアップしているの? 原稿書きは?」と尋ねられますが、しかし、それは人任せにいたしません! 自分でやってます。左手で、ヨロヨロとでも打ち込みます。つくづく思ったのは、左手1本ゆえ倍以上時間がかかるのに、それでもキーボードに向かったら何時間でも文字を打ち込んでいて、これが楽しくて仕方がないということです。語りたいことをキーボードを打つことで述べられるのは幸せなことです。
■おお~! 「一保堂茶舗」の前にいるのはキヨシ君だ! キヨシ君なんて言ってはいけません。わたしの仕事の親であり、「
CREA eats」の編集長であった文藝春秋の西川清史さんはこの4月から第3編集局の局長でいらっしゃいます。
■キヨシ君とひと時「進々堂」で話したら・・・窓の外にかわゆーい犬ちゃんがいました。木につながれて、赤いシートを敷いてもらって、飼い主がお買い物する間待っているのです。「CREA」で犬特集をする時に出る?
■その「進々堂」の看板を眺めるのがわたしは好きです。ある日よく見て感じ入ったこと:「DONNE-NOUS AUJOURD'HUI NOTRE PAIN QUOTIDIEN」(=神よわれらに日々の糧を与えたまえ)というお祈りの言葉が入っていますが、神さまへのお祈りの言葉ってtutoyerなんですね。かしこまった尊敬語のvousvoyerではなく。それがいいなあと思って眺めます。たとえばvous と学校の先生に尊敬語を使いながら、呼びかける時はClaire ! とか上司にでもFlorence ! とか、prenomで呼んじゃうという感覚がわたしはなぜかひどくなじみやすくて好き。これを日本でやったらヘンなんだろうが、わたし自身がフランスなんて関係もない頃から、役所や銀行窓口ならともかく、2度3度と話したことのある人からいつまででも「関谷さん」と苗字呼びされることにひどく抵抗があり、どなたにでも「江里さんと呼んでね」とお願いするのだけど、なかなかフランス組(あるいは外国組)でない限り抵抗があるらしくて(特に日本男児)うまくいかず、かなり長い親しい付き合いの人から「関谷さん」と呼ばれ続けて時々ものすごく悲しかったりもします。日本人としてはこの感覚ヘンなんだろうけれど。さらに、わたし自身も多少なりとも親しくなった人を苗字呼びし続けるのは他人行儀で無礼という感じがあって、(日本においては全然そんなことないのだけど)初めからprenomで呼ぼうとします。抵抗あったら言ってねとお断りしてからなんだけど。しかし3年ほど前、年下のある編集者を親しみを込めて名前呼びしていたら、体育会系だったという彼女から、「苗字を呼び捨てされるのがいちばん心地いい」と言われて反省したこともあります。むずかし・・・。
■夜になって少し寒くて、「カルバドール」でまるで冬みたいにホット柚子レモンを作ってもらいました。いい香り♪ アルコール気は1%くらい。手がダメだから、毎日のように髪を洗ってもらいに行って、帰りにお花を買うのも寺町通、その帰りにこうして身体を温めて安心するのも寺町通です。
■「
フローリストショップ プーゼ」で、こういう色のお花を買うと驚かれるのです。「赤じゃなくていいんですか?」と。 いただいて家にある花が赤いから違う色がほしいとか、その日きれいと思った花を買ってみたいとか、わたしだって赤以外の花を買いまーす! これは忙しい1日の後にわたしに会いに来てくれる人のために、これでなごめるかしら? と買ってみたやわらかい色のバラ。お願いして書いてもらったメモ書きには・・・スプレーウィット、キャラメルアンティーク、アバランチェ、ホワイトアンディーラフ、プリマドンナ。・・・せっかくだから、バラの名前も覚えたいのです。
「のぞみ」に乗って京都へ行きましょう!
2007年4月 30日, dans 京都 洛中あちこち | lien permanent
2007年4月17日 (火)

■右手骨折以来食生活が変わったか? ほとんど変わっておりません! ただひとつ、わたしの毎日に不可欠のはずのうどん屋さん通いが今はないことくらいです。フォークとスプーンでパスタみたいにうどんを食べるなんて! おあげにフォーク刺せるか? かわいそうじゃない! だから早く治りたーい! 治った先に輝かしく存在するのは、元通りの猛スピード・10本指でのキーボード入力と同等(かそれ以上)に、お箸でいただくうどんとおあげです。全快したあかつきには、山椒の粉をどさーっと入れて、きつねうどんでお祝いするんだああ!! 写真は百万遍の奇蹟・中華「華祥」さんで、塩味のあんかけ焼そばを、パスタのようにフォークとスプーンで。焼き色がついた香ばしいおそばに、野菜たっぷりでおいし♪
■本日4月17日はキヨシ君改め・文藝春秋、わが「
CREA eats」編集長(にして、いつもヘンなことばっかり言ってるが実は雑誌局長らしい)西川清史さんのお誕生日です。おめでとうございます! わたしが今こんなに幸せな仕事ができるのはこの方のおかげです。
「のぞみ」に乗って京都へ行きましょう!
2007年4月 17日, dans 京都 洛中あちこち | lien permanent
2007年4月10日 (火)
2007年4月 6日 (金)

■「祇園さヽ木」の4月です。お椀の蓋の桜の美しいこと。こちらでもスプーンでいただいたのです。とんでもなく美味で意表を突かれたローストビーフの話をしなければいけません。ピッツァ釜で焼かれた塩釜ローストビーフ・桜風味。「祇園さヽ木」は1月~4月までアップできないまま画像が溜まってしまっています(-_-;)どんなに忙しくても非常事態でも骨の1本くらい折れていても絶対伺うのに、なんということだ~! 早くアップします!

■こちらは桜でも桜海老。「カノビアーノ京都」で幸せなお昼をいただきました。目が覚めるように色鮮やかで、パリパリと香ばしかったのです。洛西塚原産筍のローストと沼津産ホウボウと桜海老のソテー。ついでに右側が赤もちとうもろこしとブルターニュ産うずらのリゾット。大好きなうずらが、これも非常に香ばしくて他のこと何も考えずにいただきました。全7皿(にドルチェ2品と飲み物)の中でとりわけ感動深かった2皿です。
「のぞみ」に乗って京都へ行きましょう!
2007年4月 6日, dans 京都 洛中あちこち | lien permanent
2007年3月 2日 (金)

●「イノダコーヒ」旧館でハンバーグサンドイッチとカフェオレ。「イノダコーヒ」といえば、「予定調和の京都情緒」という気分で訪れるお店だったのに、今や行こうと思えば5分かからず行ける・・・毎日でも行ける・・・信じられない思い。いつも「東京に戻る新幹線に乗るまであと1時間!行っておかねば!」みたいな気持ちで訪れたのです。
●河原町のBALの地下にあるMeal MUJIでデリ盛り合わせ。好きに3種か4種選べて、ご飯とお味噌汁がついて、800円くらい。この後もちろん上のフロアに行ってお買い物して帰ります。無印がどれほど好きか、3日3晩語っても語り尽くせないです♪

●きんかんの季節です! 「パティスリー オ・グルニエ・ドール」のきんかんのタルト。色美しく、香りもよくて、おいしい~!
●入稿明けの久しぶりの「カルバドール」。きんかんのカクテルです。バーにおいてもヴィタミン摂取ができてヘルシーです。とにかくいいきんかんはおいしいのです。

■今日のお花コーナー。春らしい香り、手のひらにのるほどの小さなブーケをいつもの「
フローリストショップ プーゼ」で。ベージュのバラ、チューリップ、スイートピー。色はわたしらしくないけれど、愛らしいブーケになりました。明日はこちらの写真展のお知らせをいたします。
「のぞみ」に乗って京都へ行きましょう!
2007年3月 2日, dans 京都 洛中あちこち | lien permanent
2007年2月25日 (日)
■もう本当に絶体絶命の入稿態勢です。今日こそ本当に1分も余裕がない、面会謝絶・立てこもり籠城状態で原稿にかかっています。この2~3日のわたしの暮らしより、


●ショコラっ気がないと生きていけません。ショコラ切れとなったある日、走って買いに行ってうれしかったキンゾさんのミルフイユ・ショコラ。「パティスリー オ・グルニエ・ドール」です。●うどん気、おあげ気もないと生きていけないのです。「冨美家」のきつねうどん。以上2軒は堺町錦、ケンケンで行ける距離です。


●いつもの「プーゼ」まで行くヒマがなく、錦の中のお花やさんへ。カーネーション2種盛り。●「
カフェ・ヴェルディ」の珈琲豆2種、こちらは店主の続木さんが四条高倉までご用がおありだというので甘えて配達していただきました。配達区域外なのに申し訳ない。感謝。これでばっちり仕事します!!!
「のぞみ」に乗って京都に行きましょう!
2007年2月 25日, dans 京都 洛中あちこち | lien permanent
2007年2月 3日 (土)
■全国百万人の読者の皆さま、ご心配をおかけしてすみません。変わらずびっしりの取材スケジュールをこなしつつ入稿もし、燃え立つ気持ちで仕事をしています。ただあまりにも仕事が重なってひいひい言っている上に、先日来他界した親にまつわる用事も山積で、どうやっても更新する時間がないのです。「関谷江里=ほぼ24時間営業・微眠微休!」が売り物なのに、最近のわたし、なぜこんなに疲れやすく、ねむねむ状態に陥りやすいのか!? ・・・しっかりします!お花は自宅仏前用に、「白をベースに・・・」と言いつつ、「あ、この赤いのも入れておいて~」と赤を見たら注文せずにはいられず紅白ブーケ。なんという能天気、まるでおめでたいことがあったみたいだ。(-_-;)

■わたしのうちから126歩で行ける大丸京都店の地下の、京銘菓コーナー。どこであれ、本店へ伺うべきなんだけど近くにあったらやはり買ってしまいます。丸いはずの長五郎餅がちょっと三角形になっていますがお味は完璧。この餡のきめこまやかですべらかなことったら~~! ひと時天国的です。

■三条高倉の「オアフ」というシュークリーム専門店です。きっとみんなが大好き、懐かしい味です。
2007年2月 3日, dans ■ごあいさつ京都 洛中あちこち | lien permanent
2007年1月26日 (金)
■昨年3月スタート以来12月末まで、何がなんでも毎日絶対更新をしていたというのに、1月になるなり飛び飛びサイトになってしまいました。早く元のサイクルに戻したいと思うのですが、あまりの仕事の重なり方な上、慣れない用事が山積で・・・しばし元に戻るまで待っていてください。「心配メール」をたくさんいただいて感謝。<(_ _)>

■こんな日々なので、早ご飯が多いです。でも早ご飯でも絶対おいしくなければ! ご近所となって以来すでに何度か伺った「風枝」(昨年9月19日初出)では鶏スープのお茶漬けを締めに。百万遍の奇蹟「華祥」では鶏ねぎ中華そば。鶏肉が好きです♪
■寺町二条の「カルバドール」である寒い晩に、熱いオレンジのカクテル。シナモンスティックが添えられて香り最高でした。
そうだ 京都、行こう。 オフシーズンの今こそ「のぞみ」に乗って京都に行きましょう! 中華もうどんもバーのカクテルでも、温まるメニューがたくさん。そして割烹では蟹です!
2007年1月 26日, dans 京都 洛中あちこち | lien permanent
2007年1月15日 (月)
2006年12月28日 (木)
■本当に年の瀬、年末モードに世の中は突入しています。わたしにも年末には年末らしい気持ちや情感というものが何年か前までありました。けれど今のわたしは取材、取材、取材! そしてこうして年末だろうが年始だろうが仕事がぎっしり詰まっていることが、うれしくてありがたくて仕方がないのです。編集者や広報の仕事を経てフリーのエディター兼ライター、もっと広く、厚かましいかもしれんがジャーナリストと言っていい心構えで仕事を始めて3年と少し、いまは京都偏愛=ほぼ京都専門で仕事が途切れずいただけて、本当にありえないような幸せだと感謝しています。京都という限りなく深いテーマの前で、大きな声で言えないけれどわたしは知識浅薄、もっと勉強しないといけません。だから他の人にできなくてわたしにできることは何か? ともいつも考えています。ものは知らん、経験浅い。けれど、すばらしいことを即時に伝える、詳細にリポートする、楽しいことの楽しさを、(アホで調子もんゆえ、)ものすごくストレートに伝えることはできるはずです。そしてわたしは人とおしゃべりするのが好きでしょうがありません。お店を訪れることで、取材に伺うことで知り合った方、仲よしになってくれた人たちがたくさん! ひたすら感謝します。
■「祇園さヽ木」で撮影させていただいています。取材依頼殺到の中で、通い続けているお店とはいえわたしもひれ伏してのお願いです。どうか本に載ってください佐々木さん! 取材依頼の際は、大抵お店に出向いて(食事に伺って)お願いするのです。

■いいお仕事をする方は、仕事をしている姿も決まっています。佐々木さん、かっちょええです! 二番手木田さんは色白細面。10年前のオープン当初から佐々木さんを支えてきた方です。彼が着ているのは「祇園さヽ木」オリジナルトレーナー。売っているわけではなくて、スタッフ専用です。

■ついにとうとう! 満を持して! 百万遍の奇蹟、「華祥」さんをきちんと撮影させていただきました。うれし~♪ 今はラーメン屋さんの風情で営業していらっしゃいますが、田口シェフはもともとホテルや大きな中華料理店の料理長をつとめて来られた方です。 そして「啐啄つか本」の塚本英雄さん。いい仕事をなさいます。しかし食事に伺おうにもあまりの人気で席が取れません。ああ。

■そしてよねちゃん、米村昌泰さんです。オリジナリティ爆発、和ともフレンチともいえぬ、他と較べられないこの人だけの料理を作ります。すごいセンスと才能です。
「のぞみ」に乗って京都に来てください! 年末年始は京都で楽しみましょう!
2006年12月 28日, dans 京都 洛中あちこち | lien permanent
2006年12月10日 (日)

■自分も誕生月、親しい人たちもこの時期に誕生日が集中するので、お花をいただいたり差し上げたりすることが多いです。いつも寺町二条下ルの「プーゼ」です。

■予告編: 焼肉屋さんではありません。これは祇園の割烹で、松坂肉にすぐきを合わせる料理なのです。そしてチーズのおいしい祇園のバー。近日中にアップいたします。

■時間ない、でもおいしいもん食べた~い! という時はお手軽中華だ! ●チャーハンはお馴染み百万遍の奇蹟、「華祥」さんです。●レモン鶏は・・・初登場のお店! こちらも近日中にアップいたします。
そうだ 京都、行こう。 「のぞみ」に乗って京都に行きましょう! 東京から2時間20分で夢のような美食の都、料理もスイーツもお酒も、とにかく楽しい、おいしい、飽きさせない街です。
2006年12月 10日, dans 京都 洛中あちこち | lien permanent
2006年11月20日 (月)

■というわたしは今は東京におり、快適な「のぞみ」のグリーンに乗って「田ごと」のお弁当を食べつつ、ご機嫌で戻ってきたのです。四條弁当というのは新幹線改札口内の「舞妓」という名前のお弁当売り場で売っています。2600円です。いろいろ入ってきちんとしています。お品書きもついています。こんなのをいただいて、東京でやることの段取りを考えている間に着いてしまいました。そして東京でもやはりあたふたしていますが、しばらく留守にするととにかく掃除がしたくてしょうがありません。クローゼットの中など、今のいま、わざわざせんでいいところまで大掃除してみたり。でも早く次の手配をしないと、京都に戻ったらまたもっと予定ぎうぎうになってしまう!
ああ・・・。「東京に戻る」「京都に戻る」って、今やわたしにとってはどちらも「戻る」の感覚です。
そうだ 京都、行こう。 「のぞみ」に乗って京都に行きましょう! 東京-京都はたったの2時間20分、気分転換に程よい距離と時間です。そして、帰途のおいしいお弁当がまた楽しみです!
2006年11月 20日, dans 京都 洛中あちこち | lien permanent
2006年11月15日 (水)

■ある日の朝食パン。寺町二条を西へ行ったところの
「BREAD☆ROOM」、新製品の、メープルシロップで煮詰めたかぼちゃペーストの入ったパンです。「メープルパンプキンのターンオーバー」189円。パンのフイユテはサクサク、中はなめらかで香りよく、センスのいいパンです。

■最初に見た人は誰もがインテリアショップと思う
「sinamo」。改装でしばし閉めていらっしゃいました。内装は変ることなく、ランチは16時までで便利。ピッツァマルゲリータ、飲み物(ワインでもカフェでも)とサラダ付きで1050円。他にパスタやハンバーグも選択可能です。

■「進々堂」の寺町店で、仕事が一段落したある夕方カフェ・カプチーノ420円をいただいています。おいしいエスプレッソの他にアレンジコーヒーがカフェ・ラテ、カフェ・モカなど全部で4種類。こちらはシナモンがたまらんいい香り、フォームに覆われたコーヒーが、すごくおいしいです。

■寺町二条の角にある
「ブション」、フランスそのもののビストロ。真冬みたいにさぶかった晩に駆け込んでオニオングラタンスープをいただきぽかぽかになりました。店主もサーヴィスの方も優しいのです。すごーく幸せ♪ こちらについては改めて詳しく。

■こちらも寺町二条のほぼ角、いつもの
「カルバドール」ではカルヴァドスをベースに、あんずのリキュールと合わせて即興で作ってくださった甘めのカクテル、美味! すーすー飲めて、いい気分、店主の高山さんと少しおしゃべりもできて、疲れもすっとんでリラックス。本当に感謝します。朝から深夜まで、実に幸せな界隈です。
そうだ 京都、行こう。 「のぞみ」で京都に行きましょう。京都はまさにハイシーズン、いわゆる名所はしばらく混雑のピークとなりますが、どうかこんな日常の通りを歩いてみてください。
2006年11月 15日, dans 京都 洛中あちこち | lien permanent
2006年11月 9日 (木)
■「一保堂茶舗」大好きなのに、「柳桜園」も好き。あれこれ好きで申し訳ないのですが、ほうじ茶は缶から好きになってしまったのです。袋入り100g 840円をいただいて、長年大事に使っている缶に詰めます。ほうじ茶は日常のお茶、ざざざざとお湯を注いで気軽に飲めるものですが、こちらのお茶はほうじ茶でも高貴な香りがすると思うのです。

■お茶を買いながら、コーヒーも飲みに行く。「
進々堂」の寺町店、パン屋さんに併設されたカフェのエスプレッソ、すごくおいしいです。どこかおっとりした雰囲気で落ち着く上に、全席禁煙♪ 気分転換にわたしはここに行くのが大好きです。テーブル広くて、新聞広げたりもできて、なんともいい感じ。
■「えいじ」というのは北山堀川に以前あったうどんと一品料理のお店です。寺町二条下ルに9日オープンしていてびっくり。ぶっかけうどんを前に食べたことがあって、なかなかおいしかったのです。改めて出かけます。
■開店直後の「カルバドール」にぴったり15分間だけお邪魔。カルヴァドス+りんごジュースをしゅわしゅわに割ってもらって、えも言えずいい香りが立ち上るのを、しゃわーっと飲んで爽快! 原稿書く前にバーに行くってあまりないパターンだけど、「わたし何でもできるわい♪」という気分になります。
■うち用のお花を「POUSSE」で仕入れていい気分で帰ります。これで頑張れます!
「のぞみ」で京都に行って、京都の通りのあちこちをお散歩しましょう!
2006年11月 9日, dans 京都 洛中あちこち | lien permanent
2006年9月21日 (木)
■洛中あちこち(27) 期間限定 今だけ、ここだけ! |
中国料理「桃李」 京都ホテルオークラ地下1階 電話075-254-2543 詳しくは
こちらへ。

■「
カフェ・ヴェルディ」の期間限定販売、マラウイというコーヒーです。正確には、「マラウイ ゲイシャ ヴィフヤ」。9月11日に登場しました。以下、お店の
HPからの解説をそのまま引きます。
マラウイ共和国は、アフリカ大陸、タンザニアの南、モザンビークの隣にある、北海道と九州を合わせたほどの面積の国です。主に、ドイツやアメリカへ輸出されるため、日本では馴染みの低い豆ですが、豊かな香りを持つ、第一級の豆です。「ゲイシャ ヴィフヤ」は、日本の芸者とは、全く関係なく、エチオピア原産の「ゲイシャ種」を示しています。ゲイシャ種は、生産量が非常に少ない「希少種」となっています。ゲイシャ種は、非常に生産性が低いため、世界的にもあまり栽培されていませんが、今回入荷したものは、マラウイ北部ルンフィ地区「ヴィフヤ」高地の標高1,600m~2,300mで栽培された、秀逸な豆です。木の実を軽く焦がしたような香ばしさと、飲んだ後、口の中に、にふわっとした広がりを残す、甘い香りが特徴的で、深煎りに仕上げているのに、苦味は軽やか。以上の説明にある通り、深煎りで、イタリアンブレンドなどと同じ類の濃いコーヒーなのですが、非常にふわりと軽やかで上品な印象です。珈琲豆は日本のゲイシャとは関係ないそうですが、カップは「サムライ」という銘のもの。お店の定番「ヴェルディブレンド」のカップと同様に美しいウエッジウッドのものです。
今回入荷したものがなくなり次第、販売を終了させて頂きます。ということですから、この稀少なコーヒーを味わってみたい方は急ぎましょう!
■悲しいお知らせです。「祇園書房」が10月14日で閉店してしまいます。四条通の南側、花見小路西入ル。祇園のただ中で、食の本や雑誌が充実しており、非常に良心的な本屋さんでした。料理人の方のファンも多かった本屋さんです。料理の本を見て買って、料理の勉強をするのはもちろん、予約が取れないことで有名な超人気店のご主人も、息抜きに大好きな車の雑誌を買いに行ったりしてました。跡はコンビニになるらしいです。ああ悲しい。今までありがとう。<(_ _)>合掌。あとしばらく頑張って!
■9月23日、高瀬川の起点である「一之舟入」周辺で、「高瀬川 舟まつり」が催されます。高瀬川はその昔、京都の水運として角倉了以が開いたものです。今も風情ある一角として散歩にすてきな場所で、わたしの京都の滞在地はこの「一之舟入」のごく近くです♪ この日だけ、高瀬舟の上に上がることができます。他にお茶席などもあるらしいです。さらに協賛イヴェントとして島津創業記念資料館が無料公開されます。
そうだ 京都、行こう。
今しか食べられない飲めない見られない京都のもの、新幹線「のぞみ」に乗れば、東京から2時間20分で逃すことなく楽しめます!
2006年9月 21日, dans 京都 カフェ京都 中華京都 洛中あちこち | lien permanent
2006年9月20日 (水)
今が見頃の美しい萩の花を見逃してはもったいない! 新幹線に乗って、すぐに京都へ行きましょう!!
2006年9月 20日, dans 京都 洛中あちこち京都 唐長 | lien permanent
2006年9月15日 (金)


■京都に滞在中はいつもいつも部屋に「
プーゼ」のお花です。大抵は小さくても赤いバラ、でも時々は白いスプレーバラが可愛らしくて買ってみたり、花材だけ買ってきて自分で活けてみたり。「花の気」というものが絶対にあって、人の気持ちと響き合うと思っています。

■こんなステンドグラスが洛北にあります。「野仏庵」、「詩仙堂」の道を挟んで斜め向かいです。お茶室がいくつもあり、野仏が祀られていて、非常に風情あるところです。講堂に重要文化財の仏様が奉祀され、その向かいに、このステンドグラスが嵌められているのです。湯豆腐の「順正」の創立者にして数寄者、古美術愛好家として知られた上田堪庵さんが設立されたものです。
「野仏庵」電話075-721-3000
←快適な新幹線に乗って、京都へ行きましょう!
2006年9月 15日, dans 京都 洛中あちこち | lien permanent
2006年9月13日 (水)
■気軽な夜ごはん、というにはかなりご馳走なのですが、わたしにとって近くて、疲れ果てているような時でも行って食べたら元気に戻る、という定番の夕食のお店を2軒。「ラ・マーサ」で、これはイカ墨パエリアの、たった今、オーヴンから出したて! ふわ~っといい香りに包まれて、食べる手が止まらない、おこげはこそげてきれいに食べる・・・これはやっぱり何人かでいただきたいものですが、ひとりで伺っても大丈夫なのです。

■そして時間が少しでも許せば、「カルバドール」へ。煉瓦の美しいお店ゆえ、煉瓦をどこで入手したか? などと問い合わせもあるそうな。煉瓦積みが美しかったカフェ「リドル」(2004年1月末に閉店)を今でもありあり思い出します。100回とか200回以上伺ったはずです。店主の方はほんとセンスがよかったし、頭もいい方でした。2004年の4月に「カルバドール」は開店し、よくこんな、「リドル」の生まれ変わりのような美しいバーができたなあとわたしは感動していたのですが、「トラットリア・ニーノ」(3周年おめでとう!)のマダムの春奈さんは、「カルバドールの高山さんはかつての「リドル」から煉瓦を全部ひっぱがしてここを作った」とつい先日まで思い込んでいました。違うんだよ。。。
■←これは2005年の2月のある夜に作っていただいた、いちごを使ったカクテルです。ちょっと光らせてみてます・・・きれいかな?

■→いつも飲むもの ショコラ・オランジェとジントニック。毎日でも食後にこれだけ飲みに来たいです。本当にばちっと決まっておいしいです。わたし食に関しては徹底的に食べ歩きをするけれど、バーに関して飲み歩きはしないです。他に好きなお店もありますが、せいぜ
いあと3軒くらい・・・。
2006年9月 13日, dans 京都 洋食京都 バー京都 洛中あちこち京都 スペイン料理 | lien permanent
2006年9月12日 (火)
■東京滞在の間に、効率よく東京での打ち合わせとか食べに行くとかいろいろしなければいけません。あっという間にすでに1週間たってしまいました! 身体は東京に移っているのに気持ちが京都にばかりあるためか、このところの試食がさっぱり当たりません。絶対おいしいという確信の上で訪れたお店がまるでお味ボケボケだったりして、時間とお金と胃の空きスペース返してよと言いたい気持ち。どんなお店でも、できるだけいいところを見ようと友好的な気持ちで出かけます。お店に行くとは、人のおうちを訪れるようなものだから、相性もあるし、どうしても合わなくてしょうがなかった、っていう時もあります。お互い人間だからその日の調子もあるし、常に100%でないのはしょうがないです。もちろんプロなんだから100%目ざしてほしいけれど。こちらも十分にそのお店のよさがわかりきらない状態の時もあります。万全の調子で出かけるべきなのですが。で、かなり万全で出かけて、体調いい、気分いい、一緒に行く人とも相性いい、「これ着たら絶対いいもの食べられる」の服まで着ている(そういうのあるのです!)、ここのところマジメで行いもよい(笑)。なのになのに、わざわざ出かけてはずれてしまった時のがっかり加減ときたら・・・。

■そんなこんなで京都のオムライスを思い出しています。創業が1961年の洋食屋さん「グリル小宝」。以前、「京都洋食屋さんオムライス巡り」を片っ端からして、エクセル表まで作ったことがあります。目ぼしいところ、食べに食べました。それぞれに魅力がありましたが、わたしにとってはこちらが総合評価でいちばん。どかーんと大きなオムライス(ご飯の量はお茶碗3膳分くらいか?)に、トマトソースやケチャップではなくて、ドミグラスソースがかかっている、看板メニューです。「お味はいいけどお店は古びて雰囲気どよよん」なケースも多い中で、こちらはお味よし、清潔ですっきりとした店内もよしで、東京からの人にもお薦めしやすいお店です。創業当時の「開店のお知らせ」が今のメニューに載っています。「しゃれた味です!」って、開店当時からほとんどルセットを変えていないそうですから、45年前は、本当に洒落ていたと思います。そして「ロケット出前」ってかわいいです♪ (現在は出前はなさっていません。)
「グリル小宝」 京都市左京区岡崎北御所町46 電話075-771-5893 11:30~22:00(LO)火曜、第4水曜休み(火曜が祝日の場合営業、翌水休み)予約不可

■「御池煎餅」で有名な、御池寺町の南西角にある「亀屋良永」さんの店頭をいつも見せていただきます。お菓子に季節を教えられるのです。洛中のいたるところ、あちら眺め、こちら眺め、ただ巡り歩くだけでも楽しいのはパリと同じです。
■さらに足をのばしてお散歩、「
唐長」両替町のお店で求めたポストカードより、この文様は「影雲」です。
2006年9月 12日, dans 京都 洋食京都 洛中あちこち | lien permanent
2006年9月 8日 (金)

■東京に戻って、ちょっとゆっくりできるかなと思ってたら甘かった。先週籠城して書いてた原稿の校正がどさーっと出てきて、それ見んならん、次の手配もせんならん、打ち合わせもせんならん。でも仕事あっての人生です。いぞがじいいぞがじいと言いながら、ものすごく幸せ♪ 京都でひと時ゆったりした、お茶の時間の話をします。いつもお世話になる「
カフェ・ヴェルディ」で、生ショコラと共に「ブルンジ」をいただきました。いつもすんなりと「ヴェルディブレンド」をお願いしますが、8月末に「残り僅かな豆」と伺った途端に飲んでおかねば!! と思ったのです。相変わらず調子もん、ミーハーな客です。ものすごくいい香り、明確な味わいながら、気品のある余韻を楽しめました。 ・・・と言っても説明足りませんね。以下、懇切丁寧なヴェルディさんのHPの「珈琲豆のご案内」から引いた説明です。
「ブルンジ共和国はアフリカの中央高地、コンゴとタンザニアに挟まれた小国で、近年秀逸な珈琲の生産国として欧米では高い評価を得ています。日本での知名度は低いものの、品質は最上級の珈琲と言えます。上質でしっかりとした味と香りを持ち、個性的な野性味あふれる香りが印象的な珈琲です。他の珈琲では決して味わえない風味をお楽しみ下さい。」うふふ、本当においしかったです。豆を購入して帰り、京都を偲んでいます。これに代わって次に登場するのは「マラウイ」という豆だそうです。次回のお楽しみです。


■「うさぎ亭」さんからもすぐ近く、堺町六角にある「栖園(せいえん)」(
075-221-3311 10:00~18:00、水曜休み)。高倉四条上ルの和菓子「大極殿」の甘味処です。こぢんまりしたスペースで、お庭を眺めつつお茶を飲んでひと息。こういう「いかにも京都気分を味わえる」場所、昔東京から通
っていた頃は、この手のところでしかお茶をしなかったものです。「イノダコーヒ」など、いかにもの京都。あ、「リドル」だけは除いて。この3年間、ほぼ半々か、京都の方が多いくらいの暮らしをしていますが、以前は「月に最低一度、3泊4日で訪れてひたすらお店を巡って食べる」というのを10年間やってました。ただただ京都が好きという燃え立つ気持ちで毎月有り金全部使って、まさか今みたいな仕事をするなんて思いもせず。その頃はとにかく京都らしいお店、和のもの一辺倒でした。今なんて本当に余裕でスタバで人と待ち合わせしたり、ふつ~に郵便局で用事したり、クリーニング屋さんに行ったり、そこの割引券集めたりしてて、特別の場所だった京都でそういう日常のことをしている自分がとんでもなくうれしかったりします。(相変わらずアホです。)パリで暮らした時もそうだったのです。「わたしいつになれば、ふつ~の気持ちでこの美しい街を、しろーっと、感動もなく、あったり前~と思って眺められるのだろう?」と思い続けました。毎日毎日感動しっぱなしでいちいちうれしくて、1年たっても2年め終わりになろうとも、パリに暮らす幸せは変らず、感動が薄まるということがありませんでした。きっときっと京都もそうです。まだまだ知らない魅力があって、感激し続けると思うのです。
■うちで仕事の合間に・・・安い花材なのだけど、「
プーゼ」風を目ざしてラウンドブーケを作ってお遊び。リボンかけなきゃ♪ 赤いリボンをと探してすぐにあったのはショコラのリボン・・・ちょっとヘンか?
2006年9月 8日, dans 京都 カフェ京都 洛中あちこち | lien permanent
2006年9月 3日 (日)


■先日来かかりきっていた秋の京都特集の入稿が終わるなり、おせち料理の撮影です。撮影させていただく北山のお店に伺う前に、「
カフェ・ヴェルディ」でモーニングをいただいています。A,B,Cと3種類あるモーニングのうち、こちらはBモーニング(自家製ジャムトーストと珈琲)600円。
●厚切りのパンは食べやすく3切れに切られて出てきます。●コーヒーはソフトブレンド、マイルドブレンド、ヴェルディブレンド、イタリアンブレンドの中から選べます。これはイタリアンブレンド。●パンの厚さはほどよく、外側パリパリ中しっとりと理想的な焼き加減、バターが染みていて、そこに自家製のいちごジャムをのせていただきます。このジャムが、本当にけれんなく自然な味わいでおいしいのです。 モーニングサービスは8:00~11:00です。シンプルにパンとジャムとコーヒー、それだけなのに、丁寧に作られていて感動があって幸せになりました。

■ああ~誰でしょうか、またこんなシャツを着て撮影にお出ましになったのは。
8月4日参照。←これに続くシリーズ第2弾で、この新作を入手するためにこの人は再び「なか卯」通いに血道を上げたのです。おいしそうに、それは美しく料理写真を撮る人です。料理人からの信頼も厚い人です。「愛想は悪いが写真はうまい」これが定型形容詞だったんだが、「愛想は悪いし服もふざけているが写真はうまい」・・・長くなりました。


それにしても大変な人気、すごい競争率のシャツだったようです。北斎の浮世絵を思わせる波の描写に、波にのった丼、ランダムに散らしたお品がき。かなりイケてます。


■そして違う日の朝、わたしはこんなモーニングをいただいています。
●トマトジュースが出た後に、このスープ。「きのこのスープ」と言われてひと口いただいたら、松茸ではないの!! 「カナダとか中国とか韓国の松茸は松茸とはいわんの。丹波産のものだけを松茸といいます。」とのこと。あわわ。十分松茸の香りがして上等なお味だったのですよ。●ローストポーク、部位別にまったく味が違うのが2種類。焼き茄子とサラダ添え。うまっ! ●フレンチトースト、はちみつでアクセント。この後コーヒー。すごいモーニングでしょう? 松茸のスープですよ朝からいきなり。すべて何もかもおいしいのです。これで2000円。このお店のこのモーニング、こうしてご紹介するくらいですから秘密というわけではないのですが、店名は載せないというお約束。でも器と料理で明らかだと思います。何度もご登場いただいているお店です。
■ああ~誰でしょうか、またこんな激かわチワワちゃんを抱っこしてお出ましになったのは。登場3度目のチワワちゃんたちですが、大きくなりましたね♪ わたしも手前の小さい子を抱っこさせてもらって撫で撫で撫で♪♪ 本当にメロメロになるほどかわいらしいです。でもね、「女の人よりこっちの方がいいかも」なんて言ってていいの?
2006年9月 3日, dans 京都 洋食京都 カフェ京都 洛中あちこち | lien permanent
2006年8月28日 (月)
■非常事態なのです、今のわたしの仕事の重なり方は。わたしの原稿待ってくださっている編集者の皆さま、「こんなサイト書いてる場合かいよ?」とおっしゃらず、お許しを。全国100万人のこのサイトの読者の方々の期待を裏切るわけにもいかないのです。どんな状況においても毎日更新、とりあえずの予告編ですが画像をお見せします。
■で、京都にいながら丸42時間、わたしはホテルから一歩も出ずに仕事いたしました。一度地下のレストランに駆け下りて行って食事した以外は籠城のために買い込んだ食糧で頑張りました。錦でお惣菜やおにぎりを仕入れて、それもまた楽し♪ なんだかすてきないちじくのコンポートも見えてますが、これは籠城時の幸せ確保、テンション持続のためのものです♪♪
■籠城明けに楽しい取材です。 午前中に←こちらの取材、そして午後には奈良まで出かけました。
■で、こちら→にもお邪魔。もうこの祇園町北側のお店でいただくのはこれが最後です。9月3日までの営業です。次にお邪魔する時は10月、建仁寺通に移転されています。
■そしてわたしは再びミニ籠城態勢に入ります。
2006年8月 28日, dans 京都 洛中あちこち | lien permanent
2006年8月21日 (月)

今日はひたすらあちこち、おいしい、楽しいいろいろをご覧に入れます。
■北白川の「三友居」。茶懐石の出張料理をなさっているお店です。四季折々の美しいお弁当を時々撮影させていただきます。お味も上品です。ご主人の山本勝さん、ご子息で今やご主人の右腕でいらっしゃる山本寛さんの、にこやかで感じのいいことといったらありません。こちらは秋の風情のお弁当です。籠を開けたら、いつでもぱーっと華やかで、予定調和な京都気分を盛り上げてくれます。
京都市左京区北白川久保田町22-1 電話075-781-8600 11:00~18:00 水曜休み
■「いづ重」は祇園石段前にあるお寿司やさん。いなり寿司が好きで、いつもいなり一辺倒。東京へ帰る前に、こちらへいなり寿司を買いに寄ったために新幹線に乗り遅れそうになり、道も混み混みだったので塩小路でタクシーを飛び降りてすごい勢いで新幹線まで爆走したこともあります・・・けれど、鯛の笹巻き寿司もおいしいし、鮎の塩焼き寿司なんかもたまらん旨さです。これは松茸寿司。一瞬ダマって食べたほど香ばしく秋の気分たっぷりで幸せなお寿司でした。季節ものなので、これを目指して出かけられる時はどうぞ電話で確認を。
京都市東山区祇園町北側292 電話075-561-0019 11:00~20:00 水曜休み


■時間はとうにお昼どきを逃してランチタイムはどこも終わり、疲れてフラフラ、遠く行けない、でも麺や丼やサンドイッチだけじゃなくて野菜っ気も欲しいよう・・・と自分ひとりで駄々をこねていた時、ふと思い出したのが
京都BALの地下にオープンしたばかりのMeal MUJI。すぐ行けー! と赤チャリに飛び乗って5分もかからず到着、お惣菜3品とメイン的なもの(これはコロッケ)を、かなりたくさんの選択肢から選べて、これにご飯と味噌汁がついて800円少しでした。この日はこれが気分にぴったりだったので、なんだかすごく満足しちゃったのですが・・・しかし京都偏愛ライターとしてこれでいいのか?

■これで少し京都偏愛ライターらしいか? 板前さんが亡くなり、オーナーのおかあさまも後を追うように亡くなり、閉店してすでに2年以上たつというのに、「南一」さんは変らぬ佇まいのままです。チャリ降りて撮りました。なまずちゃんはどうしているでしょう?
■「祇園花霞」さんで秋のしつらえ、秋のお花を用意していただきましたが・・・あわわ、光がまるで夏です。
■東京の籠城中の自宅に、京都からお肉をお送りいただきました。深く感謝。もう全部胃の中に納まっています。

■取り寄せをしました。北山でご家族で経営されているお漬物やさん、「
とり山 本店」さんです。こうして東京の家でも結局京都のものばかり食べています。
2006年8月 21日, dans 京都 洛中あちこち | lien permanent
2006年8月14日 (月)
■洛中あちこち(18) もっと簡単おいしいランチと肉弁当 |



■幸せな取材の日々が終われば当然入稿で、いぞがじいいぞがじい!やってもやっても細かい作業は終わりません。でも出かける用事がある以上、なにかおいしいものを食べましょう。「権太呂」できざみうどんを玉子とじにしてもらったものです。見るからにおいしいそうです! 激寄りします・・・持ち上げもやっちゃう・・・ひー、レンズ曇りました。あっつあつで、たまごトロトロ、おあげとねぎはこの世で最高の組み合わせ! おだしのいい香りを楽しみました。熱くて、暑すぎた・・・けれど冷房で冷え冷えの身体によかったはずです。真夏もおいしい「
権太呂」でした。きざみ玉子とじうどん850円。


■肉です肉。ホテルグランヴィア京都でのイヴェント取材時にいただいた「はつだ」の特選和牛弁当1680円(左)は
JR京都伊勢丹地下で扱っています。ホテルに立て籠もって仕事をする日に注文したカツサンドは「
はふう」の新店で、1800円。もちろんビーフカツです。サラダもお願いしちゃいました。肉の日々で、わたしも肉付きよくなりました・・・

■これから堺町錦上ルのパティスリに行くというのに、しばし和スイーツをとこんなの食べてます。「
冨美家」です。あんみつ440円、なつかしい味です。
2006年8月 14日, dans 京都 肉京都 スイーツ京都 洛中あちこち | lien permanent
2006年8月12日 (土)






■「切通し 進々堂」
以前お話ししたこともある「切通し 進々堂」に早い&旨いのランチに来ています
。●玉子トーストはただトーストにオムレツを挟んだだけなのに、しみじみおいしい! 愛がこもっています。塩をしたきゅうりは挟まず、別添えにしていただきました。●メニューに載っていませんが、お願いしたら作っていただける野菜炒め。家庭の味です。上に錦糸卵や千切りハム、きゅうりが載っていて炒め物に絡めつついただきます。おいし♪ ●おや、なんだか見憶えのあるお菓子の箱です。「ミディ・アプレミディ」! ●この時季は確か作っていないはずのロールケーキが見えています。ズルいけれど・・・ひと切れいただいちゃいました。●ロールケーキを作ったのはこの人です。そしてこの「切通し 進々堂」のお嬢さん、いつもにこにこ感じよく客を迎え、家業を熱心に手伝う藤谷法子さんは、この人のお菓子教室に通っているのです。ロールケーキは今回特別なおみやげとして作られたものでした。●法子さんが作ったオレンジゼリーを食後にいただきました。すっきり柑橘の香りが生きて口当たりなめらか、涼感あふれる名作でした。いつまでも座っておしゃべりしていたかったけれど、1時間足らずで切り上げ、それぞれの仕事へと戻ったのでした。
「切通し進々堂」 京都市東山区祇園町北側254 電話075-561-3029 10:00~18:00 月曜休み
「切通し 進々堂」で、ウイきゅうを頬張る津田陽子さんに言ったのです。「わたしあさってのお昼、天丼食べに行くつもりなんだけど~♪」 と。夏休み期間中といえど秋に出す本に向けて多忙な彼女が、まさかと思ったのだけど、「一緒に行く~♪♪」と言ってくれました。うれし☆ お互い予定でぎゅうぎゅうですが、しばしリラックス、一緒においしいお昼のひと時です。 お料理が3品付く3990円のお昼の点心天ぷらどんぶりより、●長芋素麺仕立て ●にしん茄子 ●陽子さんと、横で笑いこけているのは優秀なアシスタントのいっちゃんです。●鮎のあんかけ ●赤だし ●お漬物 ●天丼 ●冷製の梅のワイン煮 ●煎り番茶。
説明の必要もないほど有名ですが、「点邑」さんは俵屋さんの経営する天ぷら懐石のお店です。薄い衣でからりと揚げた上品な天ぷらを静謐な空間でいただけます。天ぷらだけでなくお料理も丁寧なお味でしみじみ満足できます。お昼に限り気軽な天丼をいただけて、お料理が付かない「天ぷらどんぶり」なら2310円です。でもぜひお料理付きを!
「点邑」 京都市中京区御幸町三条下ル 電話075-212-7778 11:30~13:30LO、17:30~21:00LO 火曜休み 夜は要予約。
2006年8月 12日, dans 京都 カフェ京都 洛中あちこち京都 天ぷら | lien permanent
2006年8月 9日 (水)
2006年8月 8日 (火)

■京都は毎日あづいあづい、もう息もできないほどあづい、絶句するしかないほどあづい! でも撮影は順調に、ほぼ大半は終わりました。この美しい鴨川の流れを見てください。わたしが暮らしているホテルの6階からの眺めです。会議室を借りて、秋のお弁当や和菓子の物撮りをしたのです。天才ハリーがあっという間に撮ってくれて、すぐに端から試食となりました。夜の食事に向けてお腹を空けておかねばならないことを気にしつつ、それでもおいしくて止まらず食べた松茸のお寿司や栗のシュークリーム、本当に秋になったらまた必ずいただきます。詳細は本が出た時にね♪


■今回は滞在が長いので、錦の「
津之喜酒舗」から水を箱単位でたっぷり配達していただきました。扱っていらっしゃるのは「愛宕山麓の水 京都の銘水」。まろやかないいお水です。店主の藤井輝男さん、男前です♪♪ それからわたし、このお店に伺ったら天橋立のオイルサーディンを買うのも楽しみなのです。
■「
唐長」のポストカードの中から、水の流れを表した涼しげな文様のものです。
「BAR K6」 京都市中京区木屋町二条東入ル ヴァルズビル2F 電話075-255-5009 18:00~翌3:00、金土は~翌5:00
2006年8月 8日, dans 京都 バー京都 洛中あちこち | lien permanent
2006年8月 4日 (金)




■豆餅で有名、人気絶大の「出町ふたば」です。いつもいつも行列が絶えることがないお店、外観撮影をどうする? でもしばらく粘ったら、ほんのひと時でも人が途絶えることもあるでしょう・・・と思ったのが甘かった。あづいあづい中、どうか一瞬、人が途絶えてくださいと祈りつつ、カメラマン巨匠ハリー、アシスタントのチャンプ、わたしと3人で粘りましたが一瞬たりともお客さんは途絶えません。「あそこのコロッケうまいで」という巨匠の言葉に従い、隣のお肉屋さんでコロッケを目の前で揚げてもらいました。揚げたてホクホク、つまめないほど熱々、おいしいおいしい! ふたつ目頬張りました・・・けれどやっぱり人の列が途絶えることはありませんでした。ほんとすごい人気です。
■きれいなものも見ましょう! もう8月になってしまいましたが、これは「祇園さヽ木」さんで見せていただいた祇園祭仕様のお椀の蓋です。今年注文なさったものだとか。ほんと見事です。

■「虚無蕎望なかじん」です。粗碾きそば、ほんとうに好きです。塩だけでいただきます。つゆは後で蕎麦湯でいただきます。そしてこれ、「鮎の竜田揚げ、蓼のジェノヴェーゼソースとうるかのバーニャカウダソース」はとんでもないおいしさです。斬新で粋、香りも塩気も苦味も食感も絶妙に決まって最高。このひと皿で、ひと時すべてがすっ飛ぶような感動を味わいました。

■「日の出うどん」のカレー丼。お揚げがおいしい牛肉もおいしいスパイスの香り深い。カレーうどんも普通のうどんも親子丼もちゃんぽんもお漬物までも、本当に丁寧に作られて感激させてくれる名店です。これは小サイズのミニカレー丼です。700円。
2006年8月 4日, dans 京都 洛中あちこち | lien permanent
2006年8月 2日 (水)
■あっという間に毎日が過ぎていきます。取材スケジュールでぎっしりですが、それ以前に撮影するお弁当を取りに行ったり秋の和菓子を調達したり、段取りに次ぐ段取り! 「ライター」って「書く人」みたいだけれど、実際に「書く(今は打つ)仕事」自体は10分の1くらいです。ひたすら企画を考え、情報収集に心を砕き、段取りをして、アポ入れをして撮影にこぎつけ、お話を伺い、それも他の人には語らないことを話してもらわないといけないから、「わたしは一生あなたの味方、あなたのお店は世界一」という気持ちで話を伺うのです。それから経費の精算もせんならんし、さらに次の取材先にあらかじめ食事に出かけるし・・・さらにその料理を撮るカメラは要るし♪パソコンも買い替えないといけないし♪♪ あんまりボロい格好で取材に伺ってはお店に失礼だからやむを得ず服も買いに行かんならんし♪♪♪ (だんだん関係ないこと言ってる?)で、結局24時間営業でくるくると動いているのです。
■今日は京都で最高のブランジュリ、「
ル・プチメック」で撮影しました。営業日でないことに甘えて、他のブツもいろいろ撮影させてもらいました。そして、畏友である店主の西山逸成の誕生日は8月3日なのです。おめでとう~! このお花は寺町二条の「
プーゼ」のもの。お祝いのお花はすべてここに注文しています。
■夜遅く、仕事を終えた「トラットリア・ニーノ」のすてきなマダム、関春奈さんと出かけたのはカレーうどんで名高い「
味味香」です。夏の限定・冷やしきつねカレーうどん650円。カレーも甘きつねも冷たくてつるつる心地よくいただきました。
「味味香」 京都市中京区西木屋町六角通西入ルすぐ南側 電話075-213-3210 18:00~翌5:30 無休
2006年8月 2日, dans 京都 洛中あちこち京都 うどん | lien permanent
2006年8月 1日 (火)

■どうしても時間がなくて、予告編だけでごめんなさい<(_ _)> あづいあづい京都でひたすら毎日撮影です。「外観だけの撮影」なども含めたら、1日7軒回ったりしています。今日もハデなシャツでお出ましになった巨匠ハリー先生、本当によく頑張ってくれました。暑さのために愛想はますます悪いが写真はうまい、どんなめちゃくちゃなスケジュールを組んでもやりおおせてくれるから、「態度悪いよ先生」と悪態つきながらもわたしは安心していられます。おいしそうに肉料理も撮ってくださいました。・・・実はこれは雑誌ではご紹介しない写真です。このサイトでだけ明らかにいたしましょう・・・
■この美しいディスプレイを眺めるだけでも京都に来る価値があります。「パティスリー オ・グルニエ・ドール」、こちらも新作をお知らせいたします。
2006年8月 1日, dans 京都 洛中あちこち | lien permanent
2006年7月27日 (木)
■大雨の日々の後、灼熱の夏の京都となりました。暑い暑い、じっとりと息もできないほどあづい。でも秋の京都の誌面を作るため、取材先には秋らしいお料理をお願いしています。行列のランチ営業の後、くたくたのはずなのに余裕でにっこり笑う「プチレストランないとう」の内藤さんを見てください。いつも感じ入るのですが、どんなに忙しくてもいいお店は必ず手順がよくて、ご主人の手元は清潔、所作は無駄なく美しいです。ハデなシャツがよく似合う巨匠ハリーも、愛想は悪いが仕事は激速&上がりは最高、料理人の方々からの信頼も厚い。 わたしは安心しきって仕事ができます。


■秋のお料理撮影の毎日ですが、店頭では涼しげなお菓子がすてきです。大好きな「月餅家直正」さんにて。
●「ホタル」の涼感あふれること。
●かえでの形の「氷室」をひとついただきました。
●愛らしいおはじき形のきな粉をまぶされた「十六夜」を撮影させていただいたのです。
「月餅家直正」 京都市中京区木屋町三条上ル8軒目 電話075-231-0175 9:30~20:00 木曜休み



■時間がない、でもおいしいものが食べたい! で、こういうものが多いです。
●まず百万遍の奇蹟の中華「華祥」さんの卵白あんかけチャーハン。海老とレタスの炒め物にかかっている卵白あんを、チャーハンにかけていただくちょっとスペシャル版。この日のこのひと皿、神がかり的においしかったです。
●「麺屋 ○竹」。これはもちろん巨匠ハリー先生のおすすめです。何度か取材でもお世話になっていますが、この夏の新作が「ぶっかけ冷やし牛肉おろしそば」。並サイズ750円に、オプション150円で牛肉大盛りにしていただきました。讃岐うどんをイメージしたという麺はぐいぐいと噛み応えがあって、どさーっとのった牛肉、大根おろしとよく合って、迫力のおいしさでした。
●「華祥」 京都市左京区田中門前町32-2 百八ビル2F (百万遍交差点北西角少し上ル) 電話075-723-5185 11:30~14:30、17:30~00:00(日祝は~22:00) 毎月10,20,30日休み
●「麺屋○竹」 京都市中京区竹屋町通堺町西入和久屋町101 電話075‐213‐1567 11:00~16:00、18:00~22:00 土日祝は11:00~21:00
「小豆家 うさぎ亭」 京都市中京区高倉六角上ル西側 電話075-257-2288 11:00~17:00 火曜休み
2006年7月 27日, dans 京都 洛中あちこち | lien permanent
2006年7月26日 (水)
2006年7月25日 (火)










洛中といいながら、思いきり洛北の話題です。一緒に夕食をすることになっていたある夕方、京都ブライトンホテルの稀代のコンシエルジュ、いつもの小山明美ちゃんが電話の向こうで叫んでいます。「えりさ~~~ん! カレーがいいですか~? それともハンバーグにしますか~~?」。どう転んでもおいしいのです、彼女に従えば。でもその瞬間はハンバーグの気持ちだったので、0,5秒で答えました、「ハンバーグ!」。木屋町二条にいるわたしに彼女は指示を出します。「タクシーで下鴨中通りを上がってきてください。そして北山通、ロイヤルホストの前でわたしを拾ってください。その後はご案内いたしましょう」。人生のあらゆる場面で、誰と一緒だろうが計画を立て、段取りをするのはわたしの方なのに、彼女だけは例外、すべてを委ねます。えらく歳も離れているのに不思議に気が合って、食べる好みもリズムもぴったり、本当に大事な友人です。
■で、彼女が連れて行ってくれた先が「グリル よね田」。看板見たら、あらら、古そう・・・。しかし自信を持って「ここは肉ですよ肉」という彼女に倣い、牛肉のおさしみ1600円とハンバーグ1000円と白ご飯を取りました。このたっぷり盛られた肉のおさしみのおいしいことときたら! そしてハンバーグのふわりと柔らかなこと、ソースのさらりと軽やかにして味わい深いことといったら!! ソースにご飯をからめて食べるとハヤシライス状態よ♪ と彼女に教えられて2度楽しみました。こんなお店知らなかった。このふわふわハンバーグ、また食べに参りましょう! ・・・と思ったら、お会計の時に悲しい事実が明らかになりました。30年続けていらしたこのお店、9月10日で閉店してしまわれると・・・そんなああ!やっと知ったばかりだというのに! しかしそれ以上に月に何度も訪れていた明美ちゃんは本当に悲しそうな様子です。大事なお店がなくなるのはつらいものです。あああ"~。
「グリル よね田」 京都市北区上賀茂池端町9-102 電話075-722-1420 12:00~14:00、17:00~20:30 水曜、木曜休み 2006年9月10日で閉店。
■気を取り直して「もり川」さんに向かいました。ここもまた彼女は家の食堂のように気軽に使っているというのだから驚いた。じゅんさいの突き出しの後、とうもろこしのかき揚げをいただきました。ほろほろくずれて噛めば甘い! 実に口が心地いいかき揚げです。その後鯖寿司、穴子寿司もいただき、満腹状態に。
「もり川」 京都市北区上賀茂池端町23-2 075-712-1297 12:00~14:00、17:00~21:30 水曜休み
■しかし、わたしたちにはまだ食べねばならないものがありました。わたしが仕事のリサーチで入手してきたお菓子を、厚かましくもここで試食させていただいたのです。これが驚くことに、才能きらめく、非常に新しい和菓子でした。言いたくてしょうがないけれど、このお店の名前を今明かすことはできません。現在取材中の秋の京都特集の発売後に明らかにいたしましょう。本当に本当に、京都にはまだまだ知らないお店が無限にあるのだと思った夜でした。
2006年7月 25日, dans 京都 洛中あちこち | lien permanent
2006年7月22日 (土)

■わたしが尊敬するパン屋さん
「ル・プチメック」です。フランスから切り取ってきたような店のたたずまい、中に入るとラジオフランスが鳴り響き、多種多彩なパンが棚を埋め尽くしています。最初にここを訪れた時の驚きと喜びといったら! 大好きな京都にフランスの空間ができて、クロワッサンもバゲットもタルトもおいしかった! 店主の西山逸成さんの、並ではないフランスへの思いに感動したのでした。今日はごくごく一部ですが・・・
●クロワッサンはこんなにつやつや美しく、入り口すぐそばに並んでいます。パリ16区の名店「ルノートル」で食べたクロワッサンに感動してそれに倣ったと、キャプションがつけられています。昔はこのプライスカードに添えられたキャプションがもっと長大だった!?



●じゃがいものパン。パン生地にじゃがいものピュレを50%混ぜ込んでいます。ホール状態がこれ。●8分の1サイズで売られています。●色鮮やかなリュバーブは仕込中でしたが、思わず注目してしまいました。この赤♪
「ル・プチメック」 京都市上京区今出川大宮西入ル 電話075-432-1444 金土日の8:00~20:00(カフェは19:00LO)。

■7月7日にご紹介した「小豆家 うさぎ亭」。順調にお店は回り出し、女主人・中村薫さんが溌剌と仕事していました。あんみつはもちろん、レアチーズケーキ、シフォンケーキ、チョコレートケーキとケーキも出揃っていました。このケーキは日替わりです。レアチーズケーキはなめらかな口当たりで、甘味、酸味、香り立つヴァニラ、ベースのサクサク生地のほどよい硬さ厚さと、完璧なおいしさでした。製菓がお得意なのは存じ上げていましたが、見事な腕前です。「淹れ方の特訓を受けた」という、オオヤコーヒー焙煎所の豆を使ったコーヒーもピュアなお味でした。さらに、ランチまで始められていました。ご飯+お味噌汁を基本に、おかずが3種類とデザートまでついて1200円。近いうちにいただきに上がらねば。
■「
カフェ・ヴェルディ」のこの夏の話題はこれです。真っ白できめ細やか、上品ないい香り、トッピング(青梅、白きくらげ、くこの実)もシロップもぴたりと決まった杏仁豆腐です。正式名称が「店主が食べたかったから作ってもらっちゃった杏仁豆腐」。数量限定販売です。このベースの杏仁豆腐を作られたのが、わたしも何度かお伺いしてびっくり仰天した百万遍の奇蹟の中華、「華祥」さんのご主人であられる田口茂雄さんです。この日はこれをいただいているところに田口シェフがご家族と入って来られてうれしかったことです。そして「カフェ・ヴェルディ」のカウンターにずらりと並んだお客さんのすべてが「華祥」さんファンという偶然が起こりました。でも「華祥」さんブームを作られたのはこの「カフェ・ヴェルディ」さんですから、やっぱり全然偶然ではないですね。杏仁豆腐は珈琲とのセット850円、単品だと600円です。
■そして、見たのです四つ葉クローバーのヤサカタクシーを! 御池通を赤チャリで走っている時に発見、きゃあ撮らねばとチャリから飛び降りました。ヤサカタクシーのマークは三つ葉のクローバーなのですが、全1357台のヤサカタクシーのうち、たった4台だけ幸運の四つ葉がついているのです。これを見たらいいことがあります♪
■昨晩、あるお店での夕食で、わたしの並びにいらっしゃって、わたしに気付いてくださっていたという方に申し上げたいです。うるさくしてすみませんでした・・・この店の店主が後から(皆さまがお帰りになった後で、)皆さまがわたしにお気づきいただいていたと教えてくれました。(はよ教えてよね・・・冷や汗)。久しぶりに会う友人と一緒だったのでうきうきと騒いだ上に、出版にまつわるかなり本音な話をしていました・・・お恥ずかしい・・・ご挨拶のひとつもいたしましたのに・・・あああ失礼しました<(_ _)>
2006年7月 22日, dans 京都 洛中あちこち | lien permanent
2006年7月 3日 (月)


■京都に1年のうち半分暮らすようになってまる3年になりますが、今でも朝食に時々「予定調和な京都らしい京都」をしたくなります。仕事として今のようにほぼ京都中心エディター&ライターとなる以前、毎月必ず最低一度、3泊4日くらいで通って来ていた時代の朝ごはん。「イノダコーヒ」とか「瓢亭」の朝粥とか京都ブライトンホテルの「蛍」とか。「
スマート珈琲店」もわたしにとっては京都の気分満点の朝食のお店です。注文を受けてから1枚1枚焼かれるホットケーキ、大好きだ~! 飲み物とセットで900円。難点はどこにどう座ろうとタバコの煙がつらいこと。なんとか人の少ない時間に行こうとするのですが・・・。しかし今日もふんわりしっとり卵の風味も立ち上っておいしい! 煙に耐えながらすごい勢いでいただきました。

■予告編。思いもかけぬお値打ち中華が思いもかけぬ住宅街の中にあります。かなり西の方です。「こんなところにこんな店が!?」シリーズの始まりです。関西精鋭食ジャーナリストがある晩ここに集いました。情報公開まで、あとひと月ほどお待ちください。
■予告編その2。姉小路両替町西入ルの「コルノ・ロッソ(赤い角)」。4月にオープンしたトラットリアです。
■寺町二条の「
プーゼ」で、開店のお祝い花を送るついでに、部屋に飾る花もいただきました。何も言わないでもわたしの好きな赤を出してきてくださいました♪
■「カルバドール」。サイドカーをシュワシュワ状態で。ロングでどーんと作ってくれるかしらん? と思っていたら、あくまでシックにこんな風に登場しました。冴え渡る味わいでした。
2006年7月 3日, dans 京都 洛中あちこち | lien permanent
2006年7月 1日 (土)


■6月30日ですから、「水無月」を食べましょう! と思って出かけながら、向かった先は「トラットリア・ビリキーノ」。骨付き白金豚のグリルをがっつきました。他に自家製ソーセージやらハムの盛合わせを注文、食べ応えがあって大満足!昼からワインまで飲んでしまい、おかげですべてはすっ飛び、京都にいながら「水無月」食べるの忘れました。
「リストランテ美郷(みさと)」 京都市下京区堺町松原下ル鍛冶屋町246-2 電話075-351-0098 11:30~14:00LO、17:30~22:00LO 木曜休み

■深夜赤チャリで四条通、寺町通と走ったら、すでに祇園祭モードでした。京都の夏の気分です。 1年はなんとなんと早く過ぎることでしょうか。年々加速度がついていると思う・・・。1年前は「肉特集」で京都で肉を食べ続けておりました。いまは秋の京都特集のことでわたしの頭はいっぱいです。
■あちこち出かけても最後はここで落ち着きます。「カルバドール」で巨峰のフローズンカクテル。しゃりしゃりと心地よく、少し甘くていい香りに包まれました。金曜夜だからか、どこか雰囲気が華やいでいました。いつにもまして電話が頻繁に鳴り、東京からのお客さまが多かったです。
2006年7月 1日, dans 京都 イタリアン06-07京都 洛中あちこち | lien permanent
2006年6月27日 (火)




■河原町三条上ル、フルーツショップ&パーラー「スギトラ」です。絵心のあるご主人にほがらかな奥さんが迎えてくださいます。ショップの奥には水族館のようなお部屋があって、6席のカウンターでフルーツジュースやパフェ、フルーツサンドなどをいただけます。季節の果物の絵がメニューにあしらわれて、ほのぼのとした雰囲気。もちろん旬のフルーツをカットやジュースなど最高の状態でいただけてヴィタミン補給も万全。わたしはいつも決まってミックスジュースです。数年前、ロイヤルホテルに滞在していた頃に朝食に伺って以来大好きになりました。昔はかわいいワンちゃんもいたのです♪
「スギトラ」 京都市中京区河原町三条上ル下丸屋町(京都ロイヤルホテル&スパの北側) 電話075-231-0373 カウンターは9:30~19:20LO 第2、4火曜休み


■その「カフェ・ヴェルディ」にまたお邪魔しています。生ショコラをいただき、それに合わせるのはブレンドよりも濃い目、エチオピアで作ってくださったアイスコーヒーです。吸い込まれそうに美しい琥珀色。2杯目もいただき、これは珍しくキューバ。浅い焙煎ゆえ、より繊細にコーヒー豆の持つ香味がニュアンスを持って立ち上ります。割烹でお椀をいただく時のような気持ちで味わいました。
■夜になって、違う雰囲気でまたショコラです。「カルバドール」のコニャックベースのカクテル、ショコラオランジェ。ショコラの深い味わいについで最後にオレンジが香る、このお店ならではの名作です。
2006年6月 27日, dans 京都 カフェ京都 スイーツ京都 洛中あちこち | lien permanent
2006年6月26日 (月)

お昼のカツカレー。養老豚のヘレカツがのってきます。夜はコースの締めにミニカレーがカップに入って出てきますが、その時点でかなりお腹いっぱいになっていますから、お昼にカレーそのものを味わえるのも幸せです。カツの断面のこのロゼ色! 柔らかで歯がすっと入って上品な旨みが広がります。これは少し小さく作っていただいています。特大サイズで食べたいところですが、料理もお菓子も食べ続けだから、胃に優しく。カツが少量だったということで、スープはちょっとズルいお願いをして夜のコースからのものです。(普段は味噌汁。)甘いコーンスープにジュレが浮かんでなめらかな口当たり、これひと口のためでも京都に来てよかった☆ サラダも付いて1300円です。
「プチレストランないとう」 京都市中京区柳馬場通夷川上ル西側 電話:075-211-3900 11:30~14:00LO、17:30~22:30LO 日曜、月曜休み お昼は予約不可、夜は要予約
「鳥料理 大原家」 京都市中京区二条大橋畔 ホテルフジタ地下 電話075-256-3823 昼は11:30~14:30 火曜休み 
「
左近」、祇園切通しのステーキのお店です。夜は2万円くらいですが、お昼にハンバーグステーキやポーク・カツレットがお得な値段でいただけます。カレーでも有名です。これはビーフピラフ1050円。
お漬物、サラダ、味噌汁、コーヒーも付きます。創業は以前の場所から勘定したら40年近くになるお店。少しレトロで、TVが鳴っているような店内ですが、祇園の只中で満足にいただけてこのお値段ですからやっぱり価値大です。
2006年6月 26日, dans 京都 洋食京都 洛中あちこち京都 うどん | lien permanent
2006年6月25日 (日)






■南インド家庭料理のお店「ティラガ」です。こちらはランチメニューのティラガ特製ランチ、税込み1200円!●トマトスープ ●キャベツサラダ、タンドリーチキン、ミニサモサ ●チキンとほうれん草のカレー(他の選択もあり)(おいし♪♪) ●レンズ豆入りのご飯(これだけでもテイクアウトしたいくらい) ●ふわっふわのナン ●ラッシー(チャイの選択もあり)。店内の雰囲気はこんな感じ。おいしいおいしい、大満足です。ランチは650円からで、これは最もゴージャスなランチコース。野菜と豆たっぷり、故郷のヘルシーな南インド料理を日本人に知らせたい一心でこのお店を始められたスブラマニアンさん。大阪店についで昨年10月、四条大宮にもオープンなさいました。4月末、わたしはここで京都セレブリティ、ミチさん&カズヤさんに連れられて、「カルバドール」の高山さんや「半兵衛麩」の玉置淳ちゃんといった仲良しメンバー計10人と共に、テーブルからあふれんばかりの皿が並んだ盛大なコース料理をいただきました。ヘルシーな内容とヴァラエティの豊かさ、お料理から香り立つスパイスの妙味、あたたかいもてなしに感動、普段のランチはどんなかしらん? と再訪したわけです。器や店内の風情は簡素ですが、お値段とお味を考えればこれでいいのです。
「ティラガ 京都・四条大宮店」 京都市中京区壬生坊城町56 電話075-821-1250 11:30~14:30LO、17:00~22:30LO 無休
■「ティラガ」からの帰り、赤チャリでびやーっと行ってみたのが「御金神社」。「
津之喜酒舗」の藤井輝男さんに教えていただきました。西洞院御池上ル、塗り替えられたばかりの黄金の鳥居が目立っています。黄金といってもちょっとチープな感じがかわいいというか。「おかね」ではなくて「みかね」神社なのだそうで、日本で唯一、鉱山・鉱物を祀る神社とのこと。そこから通貨の金属として用いられる金・銀・銅を護るということで今では資産運用など「お金」の神さまとして崇められているということです。お参りしなくちゃ!! だいたい食事の帰りに寄るなんていけませんね。京都中の神社仏閣を網羅したつもりになっていましたが、今まで知らなかったです。まだまだ知らないところがあるのでしょう。勉強します。

■6月4日に公開したこのチワワちゃん(左)、有名な料理人の子ですが、あまりのやんちゃぶりでした。料理されんと元気にしているかな? と訪ねてみたところ・・・なんと友達(右)が増えていました。先輩は散髪もされてすっきり。仲良くしているかな?


「遊んだろやないの~♪」
「別に要らんわ。(蹴!)」


「何やとおおお!?」
「ぐうおおおおおお!!!(叫)」
あわわわわ・・・。挙句にふたりは引き離されました。


「ひとりで遊ぶもんね♪」
後から来た小さな子は、先輩に邪魔されず、わが道を行くのが好きなようでした。。。

■今回も実り多かった京都滞在、年に30回も往復しているのに東京に戻る時はいつも悲しいです。でも新幹線の中で食べたのは「イノダコーヒ」のココアアイスクリーム♪♪
2006年6月 25日, dans 京都 洛中あちこち京都 カレー | lien permanent
2006年6月20日 (火)
2006年6月19日 (月)

■平安神宮の花菖蒲です。写真が今ひとつパキッとしていないのは、雨だからです。東京から「週刊文春」の編集者がおいでになり、仕事の後で「せっかく京都なのだからお寺の拝観も」と雨でしたが平安神宮の神苑を歩きました。
■花菖蒲は200種あり、2000株咲き誇っています。この時季には八ツ橋もかかり一層の風情です。
■ある日のお昼、京都で最も予約を取り難い割烹のひとつ、「祇園さヽ木」の佐々木浩さんが学生街のラーメン屋さんのカウンターにいます! すでに1杯を平らげたようで、空にした丼は鶏ねぎ中華そば600円。(6月14日に同じものがあります)食べながら、待ちながら、さすがこの店のご主人の手元を観察しています。
■佐々木さんが待っていたのは担担麺650円。ここは百万遍の「華祥」さんです。先日「秋山」さんにご一緒した時に「華祥」の話をしたら「いっぺん行ってみよ!」となり、さっそく仕込みと営業の忙しい合間を縫っての「昼営業前スピード華祥」の決行です。
■食べてます! すごい勢いでおいしそうに食べました!
■「旨かったわ!」熱々、ピリ辛の担担麺に暑くなって、佐々木さんは割烹着を脱ぎました。
■わたしは黒胡麻だれ冷麺650円をいただきました。目にも涼しい翡翠色の冷たい麺に黒胡麻だれが絡み、大好きな鶏ねぎがたっぷりトッピングされています。熱中して食べて、陶然となって、口も歯もマックロにしたままで帰ってきました。
■「
ラニオン」です。掲載させていただいた御礼がてらお昼に伺いました。鮮やかな前菜の、いろいろお野菜と海老のコンソメゼリー寄せです。ご一緒いただいたのは京都セレブリティのミチさん&カズヤさん。わたしのご馳走だったはずなのに、カズヤさんの持ち込んだワインをすーすーいただいて大満足♪ 恥ずかし。何とも幸せなデジュネでした。
■6月18日オープンしたて、祇園の割烹「ゆやま」です。「先斗町ふじ田」にいらした方の新しいお店です。さっそくカズヤさんが予約を入れてくださいました。訪ねるのが楽しみです。
2006年6月 19日, dans 京都 洛中あちこち | lien permanent
2006年6月 5日 (月)

■「洛中散歩あちこち」「洛中仕事あちこち」など今まで頑張ってタイトルを考えてましたが、今後は単なる「洛中あちこち」。散歩も取材もリサーチも視察も偵察も分かちがたいものだから、とにかく市内の楽しいことのいろいろです。写真は下木屋町、床取材です。夕闇迫った鴨川、うるわしい~♪ お料理撮影が終わったところで、夕景の撮影に外に出ました。巨匠カメラマンは手に35ミリを持って、アシスタントは重い機材を担いで歩いています。わたしはその横を赤チャリですーすーと行ったり来たり・・・ひとりずるいことしたが、涼しい風が気持ちよかった! これは松原橋の上からです。
■ハデなお洋服でお出ましになった巨匠ハリー、今日も頑張ってくれました。もそ~っとして愛想は悪いが、とにかく早い!うまい! いつでも何でも実物以上に美しく撮ってくれます。わたしも現場にいたのに、同じものを見ていたのに、もっとずっと美しさを見出していたのだと驚くのです。およそ風体と作風が釣り合ってない、関西一のカメラマン。

■夷川富小路に、必ず見過ごしてしまう果物屋さんがあります。「青森屋」さん。上を見て青い看板を目印に! 中はがさっとしていますが、フルーツパーラーというかカフェというか、とにかく喫茶スペースがあります。大きな大きな犬がいて、犬嫌いな人はまったくダメだろうが犬好きはメロメロ必至。清見オレンジのフレッシュジュース500円です。
■京都に新しいパティスリが誕生! ではないのです。このケーキを作ったのは「
虚無蕎望なかじん」の店主の中村一臣さんです。先日はお寿司でびっくりさせてくれたのに、今度はショートケーキだ! これは歯科医にして文筆家の柏井壽さんのお誕生日のために中村さんが用意されたもので、わたしはお相伴に預からせていただきました。おめでとうございます、ありがとうございます。中村さんは「これ失敗した・・・」なんて言ってましたが、お味は本格的で、どこが失敗なん? 本当にすごい方です。


■陽子さんはふだんは和菓子が大好き。「
仙太郎」のおまんじゅうが好きだから、心優しい柏木由紀ちゃんはそれを憶えていて買っておいてあげたのです。絶対こしあん派なのに、ここのだけは粒あんでも食べるんだって。外側ふんわり、確かにこれは粒あんもこしあんも実においしかったです。
2006年6月 5日, dans 京都 洛中あちこち | lien permanent
2006年6月 4日 (日)




■ここはどこでしょう? 「プチレストランないとう」です。蔵の部分をこんな風に改造、最近オープンしたスペースです。カウンターでいただくのが楽しいお店ですが、グループでの食事ならこちらもすてきです。お部屋使用料はひとり1000円。


■赤チャリで行きました「
カフェ・ヴェルディ」へ! ひー、ちょっと遠かった~~。しかし帰りは距離が半分になったのかというほど楽でした。当たり前なんだけど北に向かって坂になっていることが、自転車に乗ってみてよーくわかりました。これが赤チャリ最北地点。(ちなみに最南は国立博物館までです。岡崎じゃなくて、三十三間堂の近くの。) 「カフェ・ヴェルディ」ではアイスコーヒーもなみなみと注がれて出てきます。透明で、涼やかです。思わず激寄り写真も。すーすーと飲めて染み入るよう。とてもきれいなお味です。

■「萬屋」さんです。祇園町南側二筋下ル、西にぐーっと入ル。ねぎうどん900円です。ばさーっとねぎに覆われたうどんで、ねぎ好きにはたまらない。しかし、季節によってかなり味が違ってしまうものでもあります。
■数百から千本に1本。「ラッキーヱビス」です! 鯛を、えびすさまはいつも一尾抱えているのに対して、これは魚籠の中にもう一尾いるでしょう? これに当たれば大ラッキー! 「祇園さヽ木」さんでこれに当たりました。ばんざい!
■この豚さんはどこの子だ? 近日中に明らかにしましょう・・・。 乞うご期待!!
■ではこのわんちゃんはどこの子だああ??? ある料理人の方がひっそりと飼っている激カワチワワちゃんです。もちろん店舗部分には出てきません。すごく腕の立つ料理人です。いい子にしていないと料理されて食べられちゃうよ!
2006年6月 4日, dans 京都 洛中あちこち | lien permanent
2006年5月26日 (金)
■夏の京都をテーマに朝から取材開始です。わたしに与えられたお題は「下木屋町」。料理屋さんやレストランに夏のしつらえとお料理をお願いして撮影が始まりました。まずは今をときめく「日本料理 とくを」さんからスタート♪ 30歳を少し過ぎたばかりだというのにとても大人なお料理を作る徳尾さんは、2005年2月のオープン当初から異彩を放っていました。開店2週間後から取材の依頼をして、拝み倒して願いがかなったのが半年後。以来何度か本にご登場いただいています。本当に慎重な人ゆえ、「お店が落ち着くまでは」と取材をお受けにならなかったのです。

■「もう1軒行こうか?」 「行きましょう、行きましょう!」と盛り上がってくれるありがたい同行者は、京都ブライトンホテル、食への熱心さにおいて稀有なコンシエルジュである小山明美ちゃんです。百万遍から銀閣寺道へ走り、鹿ケ谷通りを少し下がって「すりじぇ」へ。紅茶のすてきなお店「アッサム」のお隣です。こちらでは豆腐と長芋のふわふわ焼き(写真)を注文。いい香りのかつおぶしの下に、天国的にふわふわのお好み焼き(というのかな?)。アツアツ、ハフハフ状態であっという間に平らげました。クレープのような生地に包まれたねぎ焼きもなかなかのお味でした。取材とは関係なく気楽に楽しんだ2軒でした。

■住んでいるホテルの近くの「ギャルリー田澤」さんのウィンドウです。こんな美しいお店があるかしらんといつも思いつつ、ディスプレイを楽しませていただいています。夜中の許可なし撮影ごめんなさい~!
■寺町二条の「カルバドール」。写真はカルヴァドスベースのカクテルでその名も「カルバドール」。ほのかな甘みとシュワシュワの爽快感が身体に染み入る名作です。今日も皆さんありがとう、お疲れさまでした。
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2006年5月 5日 (金)

活動的だった京都から戻って東京の自宅でたてこもってデスクワーク。しかしやっぱりいつもの幽体離脱状態で京都のことばかり考えています。赤い浮遊物質が木屋町二条あたりにふわふわしてたら、それきっとわたしです。写真はわたしが京都でいつも滞在しているホテルの部屋から眺めた木屋町通りです。一之舟入はすぐそこ、大きな建物は京都ホテルオークラです。鴨川に面したロケーション抜群のホテルですから、川側からの眺めもいいのですが、暮らすには街側です。川側は夜になるとざーっと川の水音がして、夏の一泊くらいなら涼やかでいいのですが、毎日だとちょっとうるさい。さらに冬ともなれば、寒がりのわたしはその水音だけで冷えてしまいそうになるのです。
実は先週カメラを買い替えました。だって要るもん♪♪ 仕事の記録のために、ものすごい枚数を撮るのです。だから傷みも早いし。そんな訳で、また新鮮な気持ちでこんな見慣れた風景を撮っているのです。このブログでは4月29日の「祇園さヽ木」さん以降、新しいカメラを使っています。少しは画像がよくなってないといけないのですが、慣れてなくてかえってボケてたり。(-_-;)。それでも多少はよくなっているはずです。なぜなら、このブログを毎日ご覧くださっている方のひとりが、見るに見かねてフォトショップを調達してくださったからです。ものすごく感謝! ありがとう~~!!


お天気もいいし暖かくなったから、あちこち行きたくてしょうがありません。で、少し遠いが「
カフェ・ヴェルディ」へ。新しいカメラで、また撮らせていただきました。ヴェルディブレンド450円と生ショコラ150円です。「カフェ・ヴェルディ」さんは連休最後の6日と7日に、下鴨本通を北に入ってすぐの西側にあるアンティーク家具屋さんの「
家具の浜野」で出張カフェをなさいます。わたしは残念ながら伺えませんが、京都にいらっしゃる方はぜひお出かけになって、様子を教えてください。
「
レストラン ラニオン」では撮影をさせていただきました。本当にフランス好きなシェフとマダムが美しいお料理でていねいにもてなすすてきなお店です。


寺町二条の「
パティスリー・ドゥ・リュクサンブール」です。シュークリームが看板。これは「二条寺町シュークリーム」といって、黒豆きな粉&キャラメル入りのクリームがたっぷり入っています。1個158円。シュークリームは他に、ショコラや抹茶などさまざまあって、ひとつだけいただくつもりでもついあれこれ買ってしまうことに。でもとても素直なお味で、幸せになれます。


「カフェ・モール」。植物園みたいな外観ですが、御幸町二条下ル東側。洛中も洛中です。いつもチャリでぴゃーと前を走るばかりだったのですが、ちょっとアイスチャイで休憩。カレーやシフォンケーキもおいしそうでした。
電話075-256-2038 11:30~18:00 水曜休み
2006年5月 5日, dans 京都 洛中あちこち | lien permanent
2006年4月25日 (火)




東山三条下ル、新しい「
一澤信三郎帆布」を訪ねた時のものです。写真の色が変でごめんなさい。①この黒い背の高いビルが、新ブランドの「一澤信三郎帆布」が入っているマンションです。②休業中の「一澤帆布」です。③新ショップには人が絶えません。「午前中で売り切れました、またよろしくお願いします!」とスタッフの方がショップカードを配りつつ知らせています。でもまた、続々と新たにお客さんが・・・。④東大路をはさんでほぼ向かい合う形です。この後わたしは一澤信三郎さんに道でばったりお目にかかってご挨拶いたしました。ものすごく久しぶりでした。。。
2006年4月 25日, dans 京都 洛中あちこち | lien permanent