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2008年6月21日 (土)

■夏の中華麺とパスタ、4軒


K3京都を留守にしたりしておりまして、1日飛びました<(_ _)> 暑くなってきた最近の日々に、さささといただいた中華麺とパスタです。こちらは1週間ほど前に伺った「風枝」の冷やしラーメン800円。たれで食べる冷麺ではなくて、冷たいスープがなみなみと張られているのです。細い麺がするすると口に心地よく、さらっとしたスープもすーっと飲めるのです。澄んだ清涼感があって、爽やかな余韻・・・とてもオリジナルですてきな夏の麺です。
K1K2いわゆる冷麺もちゃんとあって、かぜえだ冷麺850円。冷やしラーメンはこんな。
U1U2U3中華麺でまた驚かされたのはうさぎ亭です。ざる麺800円。細い中華麺に添えられるのは「なかじん」時代と同じ味のそばつゆ、そしてラー油です。中華麺、そばつゆ、ラー油って・・・すごくユニークです。出かけて食べてみてくださいね♪ 放牧豚とレタスのしゃぶしゃぶ。大層な鍋仕立てではなくてこんなふうにお皿盛りで来ます。ほっとする優しい味です。
N1N2先週の暑かったあるお昼、「トラットリア・ニーノ」です。インタヴューされながらの食事ということもあって、「あるものでいいし~」なんて、軽くお願いしたんだけど、出てきたらサマートリュフがどっさりと\(゜o゜)/
N3ポルチーニのタヤリン、サマートリュフと。ポルチーニの香味が麺にしみていて、さらにトリュフのたまらん香り。これは激しくおいしかった! 看板の極細麺手打ちのタヤリン、いつ行ってもまた前のと違うのが登場して、限りないヴァリエーションで楽しませてくれます。
Ob1_2オステリア・バスティーユで打ち合わせがてらのデジュネです。昼でもパスタが組み込まれるようになって・・・トマトソースのスパゲティです。食べやすい優しいトマトソースに豚のミートボールと茄子が入って旨みじんわり、真っ赤で元気になります。
Ob2そして鴨のコンフィをメインに。週末のデジュネだったのです。何回転もしてお店の中はわんわんと人の熱気熱気! 楽しさであふれていて、本当にリニューアル大成功でしたね~!ばんざい!

2008年6月 21日, dans 京都 イタリアン, 京都 中華・ラーメン, 京都 和食 |

2008年6月13日 (金)

■ホテルグランヴィア京都のリストランテ 「ラ・リサータ」


1今日はリストランテ「ラ・リサータ」のお話。京都駅直結のホテルグランヴィア京都の15階に、4月24日にオープンした本格イタリアンレストランです。もともとビュフェレストラン「グレイスガーデン」だったところを、10周年リノベーション計画の一環として新しい業態になさったものです。お昼間は木目のテーブルをそのまま使って温かい色合いですが、夜に伺うと、黒ベースでとてもシックなしつらいです。
2扶桑社「とっておき京都」(好評発売中です!)の編集者である鈴木敏之さんが東京からいらっしゃるタイミングに合わせて伺ったのです。カラダを張って頑張る広報の鏡、いつも満身創痍? のたっちゃん=石田達也さんがアテンドしてくださり、さらに総料理長の佐藤伸二さんもご同席くださって、計4人のとてもうれしいディネの席でした。CenaA、夜のコースは4500円(税サ込みで5197円)からありますが、この夜はアラカルトで選んで分け合うというスタイルで、かなりお任せして出していただいたものです。
11_212海老、いわしの赤ワインビネガーマリネ 南伊のチャンボッタ添え。あなごと地野菜のフリット フィノッキオのマリネを敷いて。前菜にちょっと酸味のものをいただくのはすてきです。チャンボッタとはラタトゥイユのようなもの。
131415フリット寄り寄りで。パリパリと食感心地よく、野菜がまたおいしい。いかにもイタリアン食べてるって気持ちになります。下にも野菜がたっぷり。マリネの酸味が効いて、理知的という感じに皿全体を引き締めています。パンは3種類。フォカッチャ、バゲット、全粒粉のパン。
21こちらの料理コンセプトは: ●和テイストのイタリアンではなく、本物のイタリアンをめざし、●地産地消を重んじて野菜などは地のものを積極的に取り入れつつ、●イタリア全土の地方料理を幅広く提供する。●パスタは手打ちの打ち立てを。レパートリー100種類以上から数種類を常に用意する。っていうことなのです。パスタすごく楽しみじゃない♪ 白ポレンタのニョッキ、魚介の煮込み和え。ニョッキはあるかなきかの歯ごたえで、なめらかな舌ざわり。魚介の旨みがニョッキによく絡んですてきなおいしさでした。
22自家製リガトーニ サルシッチャソース。ニョッキの後は噛みごたえを楽しむ筋すじのパスタ、リガトーニ。今度は肉っけの旨みにチーズの風味、けれどリストランテならではの繊細なバランスに支えられた美味です。「イタリアンはフレンチよりも素材そのものを生かして簡単、なんて思われているけれど、実は乳化させるソースなど、軽やかに作るにはなかなか技が要るのよ」なんていう佐藤さんの解説付です。
23白アスパラのリゾット、豆あじのいかすみフリット。優しいリゾットなのだけど・・・上に、この真っ黒のいかすみフリット、ヴィジュアル的にもインパクトあります。強烈においし♪
3231香ばしいウズラのマリネグリル サラダ仕立て。メイン料理のうずらはわたしが所望しました<(_ _)> マリネと焼きの両方の技だと思うのだけど、ちょっとびっくりするほど繊細で柔らかな肉質でした。ナッツやら粒マスタードやら風味を添えることもできるのだけど、何もつけずで十分。
41_242ドルチェは盛り合わせで。ティラミス、ジェラート、パンナコッタ、マリネしたいちごやさくらんぼ。バリスタが淹れてくれるエスプレッソ。
51b_2食後、「恒例の撮影を♪」となったら、アシスタントシェフもソムリエもバリスタも一瞬で集ってくださって、めちゃくちゃノリがいいの。場所はちょっと暗かったけれどはじける笑顔で。店名の「ラ・リサータ」(大笑い)の通りで、楽しいお店の雰囲気が想像できるでしょう? 写真後ろ左から「ラ・リサータ」副支配人でソムリエの丸山克也さん、総料理長・佐藤伸二さん(先ごろ、調理関係功労者厚生労働大臣賞というすごい賞を受けられました)、カラダを張って頑張る広報たっちゃん=石田達也さん、前列右がアシスタントシェフにしてパスタレパートリー100種類以上という野呂和美さん、そしてバリスタの北出早恵子さん。
とてもいい印象でいただいた夜のお料理でした。10周年のリニューアル事業ということですが、時代に合わせて、求められるものをよく考えられたなと思います。 ●京都のホテルで初のイタリアンのリストランテです(トラットリアはありますが)。●お昼のコースはこのサーヴィスと広々した空間で2079円というお手ごろさ。●夜景が好きな人には窓の外を望める席もあります。(わたしはお料理だけ見てたらいいから、眺めはわりと不要・・・笑) ●昼と夜の間にはカフェタイムだけの利用も可能で、●その上驚くのがパスタが組み込まれたイタリアンの朝食があるということ。(つまり朝から晩まで稼動していらっしゃるのです。)さらに●お料理教室も毎月開催していらして、これが単にルセットのデモ&実演だけではなくて文化講座付というインテリ仕様なもの。お料理だけでなく居心地のよさ、あたたかいサーヴィス、さらにイタリアの気分や情報を存分に提供しようという、熱気メラメラ状態であることがよく伝わってきました。それにしても2月に伊勢丹の上にスペインバル「リコ」をオープン、3月にロビーフロアの「カフェレストラン ル・タン」のビュフェコーナーオープン、そして4月のこの「ラ・リサータ」オープンと、本当にすごい勢いのグランヴィアさんなのでした。
リストランテ ラ・リサータ」 ホテルグランヴィア京都 15階 
電話直通 075-342-5522
朝食 7:00~10:00、昼食11:30~14:30LO、喫茶14:30~16:00LO、
夕食17:30~21:30LO
全74席

2008年6月 13日, dans 京都 イタリアン, 京都 ホテル |

2008年6月 4日 (水)

■「ピッツェリア ナポレターナ ダ ユウキ」の夜/●記者発表会


12以前一度ご紹介した「ピッツェリア ナポレターナ ダ ユウキ」(5月19日付)、お昼に伺ってとてもいい印象だったので、夜も行かねばなりません。ピッツァのメニューは昼夜同じですが、メイン料理をいただけるのは夜だけです。ちょうど「カフェ・ヴェルディ」の続木義也さんがまだおいでになっていないとのことだったのでお付き合いいただき、先週の後半に訪れた2度目の「ダ ユウキ」です。 写真右:千葉県産水ナスと生ハムのサラダ仕立て。
34生ハムの下、サラダの野菜部分はこんな。オイルを絡めた水茄子に生ハムの塩気がよく合います。軽やかな前菜です。ピッツァはナポレターナ。30cm強の大きさです。
56ナポレターナの具材は、トマトソース、オレガノ、アンチョビ、オリーヴ、モッツァレラ、パルミジャーノ。食べる前からおいしいのは明らか、だって黄金の組み合わせです。パリパリともちもち加減も絶妙なピッツァ生地に、赤いトマトソース、チーズとろりん、ところどころにアンチョビとオリーヴの強い塩気と香り。えらい勢いでいただきます。
78伊達鶏モモ肉の香草ロースト。焼き具合よく、皮目はパリッと、中はやわらか。鶏らしいおいしさをストレートに楽しめました。
9_2合わされている野菜が半端ではない量で、モロッコいんげんやら「インカのめざめ」やら肉厚の玉ねぎやら、それ自体で存在感のある野菜がごろごろと。食べごたえのあるお皿です。
1112ドルチェにキャラメルのジェラート。これは濃い濃いキャラメル風味、ショコラのようにちょっと陶酔してしまったジェラートでした。キャラメルのジェラートでここまで香味の強いものは久しぶり。これまた絶対いただきたい。
1314濃厚なパンナコッタ フロマージュブランのジェラート添え。持ち上げた右の写真で濃厚な感じがわかるかしらん?  こちらはひと口お味見させていただきましたが、「ふるふるとろり」ではなく、ねっとり濃くて少し硬めに作られています。ドルチェに至るまで、しっかり食べさせるぞという気概が感じられたのでした。
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Lambassade_de_franceそしてこちらは本日6月4日、東京・南麻布のフランス大使館で開かれた記者発表会の様子です。「Les Rendez-vous culinaires japonais  京都三大名店×BEIGE ALAIN DUCASSE TOKYO」についての発表会で、アラン・デュカスさんが紹介するのは・・・なんと京都の料理人の皆さんです。左から「瓢亭」髙橋義弘さん、「美山荘」中東久人さん、「京都吉兆」徳岡邦夫さん。「ベージュ アラン・デュカス 東京」と京都の3軒が行うコラボレーションイヴェントとは? 日本料理とフランス料理の融合をひとつのコースの中に構成するとのことで・・・聞いただけではどんな料理になるのかまだ想像がつかないのだけれど、詳しい内容は改めて。

2008年6月 4日, dans 京都 イタリアン, 東京 東京の京都 |

2008年6月 3日 (火)

■「トラットリア・ニーノ」の夜のプリフィクスコース


Top前に一度(5月10日付)お話しした「トラットリア・ニーノ」のプリフィクスの夜のコースをいただいてみました。コース形式で4500円(税込)、アミューズ・前菜・パスタ・メイン・エスプレッソといただきます。前菜・パスタ・メイン料理は数種類の選択肢があるので、「自由に選べる感」があっていいです。といってもシェフはひとりというのもわかっているので、「できたらこのテーブル内で揃えてあげたら楽だろうな」なんて考えたりもします。それに3人で行って3パスタを選んで取り分けたりしたら、元の木阿弥ですもんね。つまり分けた挙句にわんこそば状態になり、冷めるしあまりにひと口になっちゃうし。それを避けるためにもコースになさったわけで。今回は年若き前途有望なパティシエたち2人と共に、いろいろ話を聞きながらの食事です。
12まずはアミューズ、豚肉ペーストをカリッとしたパンと共に。フォカッチャがオリーヴ入りになって、一段とおいしくなりました。
346前菜は5種類から選択できて、フランス産 ホワイトアスパラガスとローストした帆立~おいしい卵のクリームソース シチリアレモンオイルの香り~。このおいしさについてはすでに何度か騒ぎ済みです(笑)。帆立の香ばしいのがさらにお皿全体の旨みを引き立てています。パスタ料理は6種類から選択できて、タヤリン サルシッチャとうすいえんどう豆~手切りの細麺 豚挽肉とうすいえんどう豆のソース~。冒頭の写真はちょっとチーズかき分けたもの。これまた問答無用の名作です。タヤリンはこちらの看板の手打ち極細パスタですが、これが毎回表情を変えて、ラグーだったりトマトソースだったりオイルベースだったりしつつ、時季の素材を使って感動させてくれるのです。するする、するすると滑り込む食感が見事で、さらに雪のようにはらはらふわふわとかかったチーズが細麺にからんで、なんだかもう「よよよ」と泣きたいほどうまいのよ。人として生まれてよかったと。犬だったらこれ食べられんわいと。ブラッドオレンジのグラニータで口の中をすっきりと。
78メイン料理は5種類から選択できて岩手産 白金豚のロースト~干し無花果と赤ワインのソース。くーっ、豚肉旨い、香ばしく焼かれて、噛むほどにまた旨い~! 少し甘くて品のいい酸味のソースは、やっぱり犬になって皿なめたいほどでした。野菜、カルチョフィ(=アルティショ、アーティチョーク)やら黄ズッキーニやらも抜かりなく美味。
910ドルチェは別料金です。オレンジ風味のカタラーナ。クレームカラメルがアイスクリーム状態になったもの。どこででも、わたしはこれがあれば大抵注文しちゃう♪ エスプレッソで締め。
11a_212a_213a_2前菜・パスタ・メイン料理はここから選べるのです。ちょっと写真的にはびしっと揃っていなくてきれいでなくてごめんなさい(-_-;) これは5月最終週の後半に伺ったものなので、今はもう6月メニューになっているはずです。けれどこのディネが4500円でいただけるって、ワイン少し飲んでも数千円で収まるって、ひどくお値打ちだと思います。
明日もまたお値打ちイタリアン・・・明日はピッツァの話です。

2008年6月 3日, dans 京都 イタリアン |

2008年5月30日 (金)

■「イル・ヴィアーレ」で粋なデジュネ


1Logo_a安定した美味で安心、お店も粋。人と会っておしゃべりをしつつ軽くお昼をいただく時に、必ず喜んでもらえて程のよいイタリアンとフレンチを今日明日で1軒ずつ。いずれも先週~今週初めに伺ったものです。まずは堀川御池の「イル・ヴィアーレ」、ちょっと久しぶりです。東京から食べ歩きに京都を訪れることを趣味としているかっこいい女社長、「」の柳田亜沙美さんと共に、前菜、水牛のモルタデッラチーズと野菜いろいろ。野菜が多彩に美しく、本当にこれひと皿のためだけでも来てよかったと思えます。
2天使の海老とほたるいか、じゅんさいのパスタ。天使の海老というのはオーストラリア・ニューカレドニアの青い色の海老だそう。ほたるいかの内臓の風味と相まって、さらにじゅんさいで食感が少しとろっとなって、魚介の旨みがどどどと迫り来るパスタです。ボッタルガのパウダーやらばさっとかけられた芽ねぎやらが渾然一体となって、ちょっと本気でおいしいのよ。あたふたあちこち探さないでも、ここにさえ来ればこうしておいしいパスタがいただけるっていうことです。間を空けずにもっと伺おう・・・。
3静岡のもち豚のソテ。白ねぎ、トレヴィス、壬生菜、モスタルダ(チェリーのマスタードシロップ漬け)、バルサミコソース。魚の選択もありましたが肉よ肉。豚のおいしさ全開です。メイン皿にもとろとろのねぎやら野菜いろいろでバランスよくて優しい。「もち豚」っていい名前だなあと思う。
4ブルーベリーヨーグルトのジェラートにレモンのソルベ(右側後ろ)、さくらんぼはシロップ漬けにしたもの。普段から、食後にあまり酸味のものは要らないなあ、と思っているのですが、このレモンのソルベの、かぐわしいレモンの風味は比類なきものでした。ちょっと感動・・・。 
1112シェフの渡辺武将さんが見せてくださった・・・ レモンはこんなです。あまりにレモンの香りがよくて伺ったのです。「3年もの」とのこと。皮がごつっと分厚くてちょっと爪を立てたらもう香りが立ち上るのです。
1314自家製リモンチェッロ、アルコール度数の高いウオッカで作るのです。これを眺めつつ、カフェで締め。以上Pranzo B (前菜・パスタ・メイン・ドルチェ・カフェ)3675円。何もかもがスマートで、どのお皿もレヴェルが高く美味、幸せなお昼でした。

2008年5月 30日, dans 京都 イタリアン |

2008年5月21日 (水)

■夜遅にメロメロ、「うさぎ亭」の麺と、「京都ネーゼ」の卵もの


Top「なかじん」さんと合併以降、夜遅にさっと伺うお店としてお世話になっている「うさぎ亭」です。22:45LOで23:30閉店、近くでおいしいものが食べられるようになって本当にありがたいです。店主の中村一臣さんはとどまることを知らず、1週間行かなかったらもう新しいメニューができているの(-_-;) 先週のある夜遅くに伺ったら、「新しいものが入ってるでしょ。わかる?」って、むふふ♪ な顔をしてお品書きを見せてくださって驚いた。「麺」なんて項目ができているの。麺やめるために「なかじん」たたまれたはずなのに\(゜o゜)/ さすがに自分で製麺はしていないとのことで安堵したのだけど、なんと中華麺がデビューしていました。「冷たい暴君ネロ」といって、太麺がもっちりと、ちょっと今までにない食感です。すべすべもっちり、ピリっと辛くて、やわらかな蒸し鶏との調和も絶妙で・・・やみつきになりました。オリーヴオイルに鷹のつめで、ペペロンチーノというわけです。パリパリのガーリックも効いていて、たまらなーい。やきめし/チャーハンにとどまらず、またこんなことして・・・でもこれからの季節、これはいいです。また食べたい・・・と思うんだけど、伺ったらまた違うもの作ってそう。
12「暴君ネロ」の全体像はこんなです。
34実は「暴君ネロ」に先立っていただいたのはこれ。「あっさり豚麺」、スープ麺です。店内そのままの照明で撮ったもの・・・暗すぎ。LEDのライト当てて撮ったものは不自然だ~。写真はどちらも(-_-;)ですが、お味は格別でした。とてもオリジナルで。かつおと昆布のおだしが、魔法の味付けでそこはかとなく中華風になっているのです。
56783色アスパラガスの茹で上げサラダ。白、緑、そして紫アスパラガスです。オイルと塩とレモンというシンプルな食べ方でアスパラガスの風味を楽しみます。蔵王放牧豚の塩肉じゃが。塩炒めです。豚肉の旨みとホクホクのじゃがいもを熱々で。ビールざばーっと飲んだら合うことでしょう♪ 以上は1日空けて、2日にわたって伺っていただいたものです。一部暗すぎて出せない写真もあるのだけどだいたいひと皿と麺という遅ご飯だったりお夜食だったり。
9デセールは主にマダムの薫さんが作られています。あんみつは「うさぎ亭」開店当初からの看板です。
10レアチーズケーキ、これも薫さんのスペシャリテです。ほのかな酸味で食後にすっすといただくのにいい感じ。
0102お品書きはこんなです。毎日「本日 その他のメニュー」部分が書き換えられています。少し品数を減らしたと言いながら、これだけたくさん!
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1_22_2こちらも夜遅 24:00LOでありがたい「京都ネーゼ」。最近知り合った「京都ネーゼ」ファンの方(すてきな美食家♪)と共に、少し前のやみつき卵メニューを再び。
フレッシュのフヌイユ(フェンエル、ういきょう)をどうぞと供されて・・・実も茎もいい香りで癖になって、いきなり止まらない。タレッジオチーズを焼いたもの。これ好きなの♪
3_24_2オーストラリア乳飲み仔羊の軽いスモーク。やわらかな肉がスモーク香に包まれて、塩気もほどよくて、ここらですでに後は野となっちゃったかもしれない。アジのカルパッチョ。肉の美味の後にすっきりいい感じ。
5_26_2ホワイトアスパラガスに山田農園の卵。先日のが忘れられず。さらに山田農園の卵のカルボナーラで卵ぜめです。ねっとりとパスタに絡みついて、濃厚に美味。雪のようなパルミジャーノがふわふわと香りを添えます。
7_28_29_2犬になる代わりにパンでお皿のソースをきれいにいただき、生ハムのせてもらったサラダでさっぱりと。さらに欲深く、パスタをもうひと皿・・・バベッティーニのトマトソース・あさりとひおうぎ貝。トマトものもやっぱりマストかも。
1110_2そして山田農園のクレームブリュレ、今回はフルーツ類はのせないでとお願いをして、ひたすら卵の風味を堪能。とろりねっとりとずるいみたいに美味でした。

2008年5月 21日, dans 京都 イタリアン, 京都 和食 |

2008年5月19日 (月)

■ナポリピッツァ専門店 「ピッツェリア ナポレターナ ダ ユウキ」


1ナポリピッツァ専門店、岡崎の「ピッツェリア ナポレターナ ダ ユウキ」です。先日掲載した「トラットリア レオーネ」でショップカードをいただき、門上さんもいらしたというし(5月9日付)、「京都ネーゼ」森さんもおすすめとおっしゃるし、あけ~みも行ったぞと言うし、早く行かねば~! な一軒でした。仁王門通を東大路通から少し東に入った南側、以前中華料理の「泰山軒」だったところ(「プチレストランないとう」の内藤さんが大好きだったお店)が様変わりして、れんが造りの外装の、いかにも本気のピッツェリアになっています。店内入るとすぐに薪釜が鎮座し、薪も積み上げられています。ここで昔、「海鮮麺」なんて食べたし、「CREA eats」の撮影もさせてもらった・・・と思いつつ、完全にピッツェリアになった店内もカジュアルながらセンスよくいい感じで、ひとときくつろぎました。
1112いつも通りまずは l'eau minerale gazeuse, シュワシュワの水を飲みながら、サラダをいただきピッツァを待ちます。
2122注文したピッツァはテデスカ 1600円。トマトソース、サラミ、サルシッチャ、バジリコ、モッツァレラ、パルミジャーノ。肉っけが少しあったらやっぱりうれしいからサルシッチャが載っているものを。外側が少しパリッとしつつ、同時にふんわりもちもち感があること、チーズの豊かな香り、トマトソースの酸味、サラミやサルシッチャのピリッと塩気も効いたおいしさ・・・シンプルで美味、わかりやすいおいしさで、幸せになれる味です。どかーんと直径30cmくらいあります。
3132ドルチェにアフォガート 480円。アイスクリームに濃いエスプレッソ、これもシンプルでいいです。
41_242_243_2メニューはこんなです。ランチにはパニーニセットなどもありますが、夜と変わらぬピッツァメニューがいただけるので、やっぱりピッツァをいただきましょう♪ でも夜はさらにメイン料理があるので、がっつりディネがいただけそうです。
51おいとまする前に立ち話で伺ったこと:店主でピッツァイオーロである鎌田友毅さん(お名前が店名にもなっているユウキさん)は冷泉通にあった「アルフォルノ」から昨年独立したと。「トラットリア レオーネ」の脇田 優さんとは調理師学校時代の同級生であると。ナポリにピッツァ修業に半年行って、やっぱり薪釜でなければいけない!と確信したと。釜は昨年の今頃イタリアに買いに行って、しかしイタリア人とのやり取りやらいろいろがあまりに大変で(わかります(-_-;)、)昨年6月開店の予定だったのが、2か月延びて、8月のオープンになったと。粉もイタリアのものを使っていると。鎌田さんは現在30歳。やる気に満ちて、その覇気がお店全体に漲っているようで、頼もしいと思ったのでした。
ピッツェリア ナポレターナ ダ ユウキ」 
京都市左京区岡崎円勝寺町36-3 電話 075-761-6765
12:00~15:00、18:00~22:30LO 月曜休み

2008年5月 19日, dans 京都 イタリアン |

2008年5月17日 (土)

■「トラットリア レオーネ」の夜と昼


1_32_3順番の後先なく、いきなりどかーんとパスタとメイン料理をお見せするのは、高辻室町の「トラットリア レオーネ」です。初めて伺ってからだいぶ時間がたって、遅くなりました<(_ _)> 夜のアラカルト料理から、パスタが自家製サルシッチャの手打ちタリアテッレ1400円。肉料理より仏産ホロホロ鳥のサルシッチャ仕立てのロースト 1900円。見るからにがっつり感があるでしょう? 繊細優美の対極、どかーんと、食べたぞーな気持ちになるイタリアンの新店は久しぶりだと思います。ばくばく食べて、わかりやすくおいしいわけ。肉食いのあけ~み・京都ブライトンホテルが誇る稀代のコンシエルジュ小山明美がお気に入りなのがよくわかります。ある晩「ささっと、でも絶対おいしくて、食べたぞーな気持ちになれるところ」というテーマで一致して出かけたのです。
1011_312_3上の肉っけたっぷりの2皿に先立っていただいたのが、さっぱりした前菜の2皿です。水茄子と生ハム パルミジャーノレッジャーノのカルパッチョ仕立て 800円。いわしのオリーブオイルマリネ 600円。ワインがすーすー進むお皿です。お値段も控えめで、びしっと味が決まって、どんどん食べ進んで心地よい料理です。
21_322_3あけ~みが、これをぜひにと言ったのが、いちごのリゾット 1200円。色も華やかでいい感じ。オリーヴオイルの香りといちごがよく合っています。
31_232_2シェフの脇田優さんは獅子座だから、ではなく、ただライオンの紋が好きで「レオーネ」なんだとか。お店は昨年11月11日オープン、脇田さんは77年6月6日生まれ。何もかもわかりやすくてすてきです。30歳にして独立、ライオンのように強く生きてゆこうというわけだな。がんばれ! ちなみにこのお店を始める前は、一乗寺の「ココ・パッツォ」に8年、その前はスフェラビルの「リコルディ」にいらしたのです。
414243ちょっと切れ切れだったりしますが(きちんと撮ってなかった(-_-;))だいたいの様子がわかる夜の品書きです。がっつりどっかん素材感たっぷりなイタリアン、少し違うけれど、「B0CCA del VINO」がオープンした時の感動を思い出します。*****************************************************************************
H1H2夜の印象がとてもよかったので、お昼に改めて伺ってみたのです。なんと900円でサラダとパンとパスタのセットがありました。
H11H12H13サラダはヴィネグレットソースで和えてあって、パンは熱々で、3種類選べるパスタの中には手打ちもあって、これは仔牛のスネ肉のラグー 手打ちタリアテッレ。ラグーは肉からいいおだしが出ていて、平麺にからんで、じわじわーっと旨みが迫り来ます。赤ワインをくいくい飲めたら楽しかろう♪ シェフの脇田さんいわく、今はパスタをメインに据えたランチしかやっていないけれど、今後はお料理も考えていきたいとのこと。絶対やってやって!
H21H22H23+300円でドルチェとカフェもセットになります。3種類から選べるドルチェ、わたしはもちろんガトーショコラ。アイスクリーム添えです。エスプレッソで締め。街の食堂風情で気軽で安くておいしくて、何ともいい感じのお店です。
「トラットリア レオーネ」
京都市下京区高辻通室町西入ル繁昌町295-1 京都1号館ビル1F
電話 075-351-3898
12:00~13:30LO・14:00閉店、18:00~22:00LO
土日は夜のみの営業、18:00~23:30LO・24:00閉店 水曜、第3火曜休

2008年5月 17日, dans 京都 イタリアン |

2008年5月10日 (土)

■「トラットリア・ニーノ」の新しいスタイルと新しい料理


1「トラットリア・ニーノ」が連休明けから少しスタイルを変えました。今までは、いろいろアラカルト満載、がっつりどかーんのボリュームが基本でした。けれどお料理は実はとても繊細で常に前進を続けていて、トラットリアといいながらリストランテのレヴェルのお料理と思われることもしばしばでした。●結局コース仕立て風のご注文をなさるお客さまが多い、●お取り分けを席でする間に冷めてしまう、あるいは●取り分けるとわんこ蕎麦みたいにあまりに「ひと口」状態になってしまうこともしばしば・・・ ●それなら初めからいろいろ食べられるように・・・などの理由で、夜もコースのスタイルにして、料理も絞り込むことにしたのだそうです。具体的にどんな構成か・・・ということは後ほどお見せするとして、まずはいただいたものから。オマール海老と季節野菜の冷たいテリーヌ。これは昨日からスタートした前菜のお皿。こういうの今までありませんでした。あり方を少し変えて、料理をちゃんと食べてもらおうというメニューリニューアルの意気込みが伝わってくるし、野菜もぐいぐいとおいしい。ちゃんと独自の道をゆき、大人の客を喜ばせることを考えているのです。いくら新店ができようが、このお店にとってはほとんど関係ないと思います。
1112_2「卵レモンクリーム白アスパラ」とわたしは勝手に呼んでいるのだけど、春の「トラットリア・ニーノ」と言えばまずこれです。正式にはフランス産 ホワイトアスパラガス おいしい卵のクリームソース  シチリアレモンオイルの香り。プレゼンの仕方も昨年とまた違って、たっぷりのクリームソースの下にまだ白アスパラが控えています。やわやわではなく、ちょっと歯ざわりを残すくらいの硬さに茹でられています。これくらいでも、やわやわでも、どちらでもいいだろうなと思う。犬になって皿を舐めたい状態で香りととろとろ感を楽しみました。レモンオイルの鮮やかな酸味で、皿全体が、冴えた理知的な味わいになっていると思います。ただうっとりさせるだけでなくて。白アスパラが好きなら、レモン風味が好きなら、今の時期必食のお皿です。
22_221_2桜海老が入ったからということでリングィーネです。甲殻で取ったおだしでパスタを和えた?と思いましたが、全然そうじゃないそうです。桜海老の旨みのみとのこと。味濃くて、やみつき止まらない的なおいしさ。フォカッチャがグレードアップしています。オリーヴが入って、ほどよい塩気もたまらなーい。これだけでワインががぶがぶ飲めそう。最後にエスプレッソ。
4142コースはプリフィクス、前菜・パスタ・メイン料理とも選択肢が5皿ほどあって、エスプレッソが食後について税込み4500円です。たとえば白アスパラガスも入っているし、看板のパスタであるタヤリンも、うさぎのインボルティーニも健在で、ちゃんと今までの「トラットリア・ニーノ」代表料理は織り込まれています。圧倒的にふたり客が多いとなれば、このスタイルの方が出しやすいだろうし、客側も「食事をきちんと味わった感」があると思います。コースでやるとなればテーブルにもクロスを敷くなんてことも検討中だそうで、ますますバールの「イル・ランポ」との差別化もされますよね。
51さらに、いろいろ少しずつ食べたいという女性の要望に応えるために月替わりのコースも用意したとのこと。税込み3990円でドルチェも込み、良心的です。今回は、「とにかく白アスパラが食べたーい!」と以前からお願いしていたので、アラカルト時代のようないただき方をしちゃったのですが、改めてコースを味わいに伺います。31_3

2008年5月 10日, dans 京都 イタリアン |

2008年5月 8日 (木)

■また「早い旨い」で季節もの!


1a2a昨日に続いて、「早い旨い」の季節ものです。間之町二条下ル、夜遅でもぱーっと明るい「ジォカトーリ」に22:30 頃お邪魔してどどどと3品。どこに行こうが今は筍なのよ♪ (もうすぐ終わりだし。)これは筍とモッツアレッラチーズのオーブン焼き 1200円。「チーズと筍」が、「わかめと筍」並みによく合ってすてきです。白ワインくいくい飲んだら旨かろう♪ 実際には飛んで帰らないといけなかったのでシュワシュワ水を飲むにとどめたのですが。他にキターラ、白金豚の白いミートソース ローズマリー風味(の湯気湯気状態) 1200円。その後ドルチェにはカッサータを。なんだか画像的には白っぽいものばっかりになっちゃった~。でもお味はばちっと決まっているし、気軽に日常使いできて飽きない楽しさで貴重なお店です。
1112何度かお話しした祇園のカフェ「OKU」です。「美山荘のおばんざい」2300円というセットを、取材をさせていただいた何日か後のある夕刻にいただきに来ました。これはお昼限定ではなくて終日注文可能というのがすてき。気軽にいただけるちょっとした和の軽食、けれど「美山荘」のルセットそのままに、ごはんもお味噌汁も本気で作られたもので、4皿のお惣菜がつきます。
13_214_2寄り寄り写真。ひろうすも茄子もじんわりとお味染みてご飯によく合っておいし。天ぷらは揚げたてで山野草たっぷりです。しば漬けやらかぶら漬けなど、お漬物のおいしさがまた格別です。
15a16aガラス越しに小さなお庭が望めます。このカフェ、「美山荘」のエスプリを支柱としながら、インテリアもお料理の出し方も、野趣というより斬新さや洗練を感じさせて粋だとわたしは思うのです。

2008年5月 8日, dans 京都 イタリアン, 京都 カフェ |

2008年5月 5日 (月)

■「京都ネーゼ」で季節メニュー、そして卵ものがおいしい!


1a2aぜひここで季節ものを! と先日から思っていた「京都ネーゼ」です。ある晩遅くに、混み混みの中、それでもなんとか席を確保できて・・・京都産タケノコのアンチョビバターソース フランス産ホワイトアスパラガスとポーチドエッグ。時季のものを手際よく当意即妙に、量の増減もしながら出してくださって、本来の板前割烹のようだなあと思います。野菜の茹で加減も塩加減も、的確に決まっています。筍にアンチョビ風味が合うこと。卵とろりの白アスパラガスの優しくも濃厚な美味。原稿がひと区切りした後に行った上に、直前までいた知り合いがボトルに半分ほども赤ワインを残していってくれてたので・・・スプマンテ→赤ワインと、わたしにしてはかぷかぷ飲んでかなりいい気分♪
3a4aグリーンサラダ、生ハムをのせてもらったもの ホタルイカとアンチョビのスパゲッティーニ。普通にサラダが欲しい・・・トッピングも好きにお願いできるので生ハムのせていただいて、ふわふわとおいし♪ ホタルイカの内臓の強い香味に、さらにアンチョビの風味を重ねたスパテッティーニは濃ゆーい味で、ちょっとやみつき犯罪的なおいしさ、赤ワインとあまりに調和。いい友達を持って幸せだー!
5a6a7a京都大原の山田農園(卵)のクレームブリュレ。これぜひおすすめとのことでいただいてみて・・・しばし絶句したおいしさ。卵そのものの