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2007年11月30日 (金)

■犬猫ショコラティエ~ノエルの準備~鉄板焼き~夜遅ピッツァ


1_42_4ショコラを食べに出かけて、なぜだかこういうことになっているのです。岡崎にある「京都生ショコラ オーガニックティーハウス」、古風な日本家屋の畳のお部屋でショコラやケーキだけでなく、オーガニックフードもいただけます。お座敷暮らしの猫ちゃんが、呼んでもないのになぜかどっかとわたしの膝の上に乗っかって、すやすやすや・・・。めちゃくちゃ人懐こくて、たっぷり愛されて育ったに違いない猫ちゃんです。かわゆ。
345毛並みのいいイングリッシュセッターもいて、この子もいい子なのです。飲食店で動物というのはちょっとヘンだけど、犬や猫が好きな人ならメロメロ必至の不思議なカフェです。お皿盛りの生ショコラはスイート、抹茶、ビターと3種類です。わたしはタンポポコーヒーというのと合わせてみました。ショコラは実は体験済み、おいしいことはわかっています。「カフェ・ヴェルディ」で定番メニューとして置いていらっしゃるからです。一度お店にと思って、撮影の合間にやっとこさ訪れました。どことも較べられない、独自のお店です。
BrightonAkemi京都ブライトンホテルのノエルを彩るアトリウムロビーの吊りものです。流れ星をテーマにしているとのことで、星が集まった集合体を表現しています。高さ420cm、幅 440cmで中にはパルクボールの60Wと100Wが合わせて60球入れてあるそうです。今年も京都造形芸術大学 空間演出デザイン学科 空間デザインコースの方々による作品、これでほぼ完成状態ということです。そして我らのあけ~みに、小さなブーケを持って行ってあげました。稀代のコンシエルジュにして大事な友達のひとり、小山明美の誕生日だったのです。欲しかったものをちゃっかり明確に所望したあけ~み・・・あまつさえお店に関谷江里の名前で取り置き予約までしてあったので大笑い。この人らしい段取り力!・・・この贈り物に、お花も添えて。浦沢美奈さんが作ってくれたんだよ。わたしももうすぐ誕生日、近いうちに合同誕生会をここでやろうねと約束。
KaniViande今日は4人で「ひもろぎ」で鉄板焼き。大きなたらば蟹やら村沢牛やらをいただき、なんだかズルいみたいなヤバいみたいな、こんな贅沢いいのかしらみたいな、非常なおいしさを堪能しました<(_ _)>
11_412_31314夜遅にしか自由にならない人を誘って、「イル・ランポ」で夜中のピッツァ。ひと口サンドイッチのトラメズィーノ、ふわふわ生ハム。チーズだけのピッツァおいしいです。食後には塩味アイスクリーム。
Watasimoあけ~みにお花を買うついでにわたしも一緒にと、珍しくこんなニュアンスカラーのバラでミニブーケ。

2007年11月 30日, dans 京都 イタリアン06-07, 京都 カフェ, 京都 ホテル |

2007年11月20日 (火)

■「サンタ・マリア・ノヴェッラ・ティサネリーア京都」


Plaque東洞院四条上ルの「サンタ・マリア・ノヴェッラ・ティサネリーア京都」、オープンしたのが2004年12月2日ですから、もうすぐ3年になります。フィレンツェの、世界最古の薬局といわれる美しいお店が銀座についで京都にオープン、そして京都で初めてリストランテを併設したのです。盛況だったオープニングの当日にレセプションの様子を撮影させていただき、「ミセス」に掲載。それ以来、何度か予約を試みたのですが毎回満席ばかり・・・3年近くたって、やっと先日お伺いできたのでした。夜の3コースより、最も人気のCena B、6000円(税込み)コースです。
23●小さな前菜、白身魚のマンテカータ(ペースト状にしたもの)のクロスティーニを、スプマンテと共に。●前菜盛り合わせはこんなにたくさん盛り込まれて、上賀茂のほうれん草、紅芯大根、徳島のれんこん、桂の赤かぶ、白かぶ、インカのめざめ、鳴門金時、山城の万願寺とうがらし青と赤、上賀茂のはやと瓜、長野の長芋、和牛イチボのカルパッチオ・バルサミコソース、モルタデッラ、いし鯛、甘海老、その頭のフリット。野菜がおいしいのです。シェフの矢守保則さんは、「いかに手を加えずに野菜を出すか」ということに手を尽くしていらっしゃると。余計なことはできるだけせず、本来のおいしさを前面に出すということですね。それぞれの味わいを十分感じつついただきました。
45●自家製のパンに、オリーヴオイルと、「ティサネリーア」(=ハーブ商)らしく、ハーブが添えられます。グラスにフレッシュハーブはかなりうれしいです。フェンネルの花と実、イタリアンパセリ、ルッコラ。●秋鮭の白子とブロッコリーのオーヴン焼き。プルロットとジロール(きのこ)も。ハーブですっきり口の中よい香りになったところで、白子の焼いたの。白子といっても鱈やふぐなどとは香味が違って、鮭とわかる風味です。きのこが秋らしい香りを添えています。白ワインと共に。
67●ずわい蟹と水菜、剣先いかのスパゲッティーニ 上に海水うに。●トリッパと白いんげん、ピエブルー(きのこ)、むかごと水牛のモッツァレラの手打ち麺バベッテ。パスタ2種類。まず細いスパゲッティーニの方は魚介尽くしで、そしてひらひらして食感も心地いい平打ちのバベッテは違う味で。トリッパとひらひらパスタの食感はよく合っていました。
9192●パスタと同時に供されたパンが新たに2種類。バジルが自家製、オレンジピールとオレガノは人気のパン職人、吉田さんによるもの。吉田さんは「ル・プチメック」出身です。●メインが4種類から選べて、これはイベリコ豚のロースト、ポルペッタ、群馬の舞茸 黒胡椒、抹茶塩、ルッコラペースト。パンが抜群な上に、イベリコ豚の火入れがよかったわ♪ きめ細かくてやわらかくて、けれど肉らしい旨みがたっぷりで。抹茶塩に黒胡椒、ごく少しだけつけて味わいの変化形を楽しみつつ。
1112●柿のコンポート、フォンダンショコラ、タイム風味のアイスクリーム、セミフレード。●フォンダンショコラ、切るなりソースがとろりと。絶妙な組み合わせのドルチェの皿。フォンダンショコラなんてずばり最もわたしの好みで、見ただけで幸福感に包まれてしまって・・・いただいてさらに幸せ。そして、わたしにとって、同じ甘いトーンでドルチェの皿が統一されているというのはものすごくポイントが高いことなのです。(これは本当に好みの問題なのですが。)甘いトーンを突如乱すような酸味があると、それがいくらきれいなマッカなフランボワーズだとしても、わたしはひゅーっとテンションが下ります。でも甘+酸の味わいのコントラストが楽しい人もいるから、これはまったく個人的な意見です。
1314●ハーブティは、A17という「サンタ・マリア・ノヴェッラ・ティサネリーア」のオリジナルブレンド:カモミール、オレンジブロッサム、ウッドラフ、パッションフラワー、カリフォルニアンポピー。●ショコラと小さな焼き菓子。こちらのオリジナルでこの上なく香りのいいポプリと同様、他にない絶妙なルセットだと思います。身体の中がきれいになる感じ。
なんとも余韻のいいコースでした。アミューズ/盛り合わせ前菜/選べる前菜ひとつ/パスタ:2種類からひとつ(今回はふたりで訪れたので2種類とも)/メイン:4種類(豚、和牛、シャラン産鴨肉、甘鯛など)からひとつ/ドルチェに食後の飲み物。パンも何種類も。どのお皿もばっちり決まり、量もすべてほどよく、食後苦しくなることもない洗練のコース。これで6000円って、カリテプリが相当いいです。
1_2 「サンタ・マリア・ノヴェッラ・ティサネリーア京都」 京都市中京区東洞院四条上ル 電話075-254-8692 11:00~14:00、17:00~21:00LO 月曜休み 予約が望ましい 昼1800円~、夜4000円、6000円、8000円(夜は+サ10%)

2007年11月 20日, dans 京都 イタリアン06-07 |

2007年10月31日 (水)

■「カノビアーノ」 2007年10月


Canoviano_2全国100万人の読者の皆さま、1日とびサイトでごめんなさい。今しばらく非常事態なのでこのペースをお許しください。編集者の方々は「サイトアップしている場合か?」とどうか怒らないで・・・これもまた大事なメディアなのよ~<(_ _)> さて10月はじめの週末に伺ったメロイタ=メロメロイタリアン=「カノビアーノ京都」です。お待たせいたしました<(_ _)>まだ暑い日だったので、まるで夏のような服を着て出かけて、松茸やらポルチーニに、「こんな季節になったのね~♪」 なんて言いながら、お皿の上の秋を楽しんだのです。1か月もたっていないのに、朝晩寒くなってしまった今となっては何だかひどく前のことのよう。けれどおいしかった幸せははっきり思い出せるのです。
23スプマンテをシャワっといただきつつ、なめこと小芋、生ウニの冷製スープ。小芋のニョッキが入り、他に渡り蟹、パンチェッタのカリカリ。暑かった日にふさわしい軽やかで舌触りのいい前菜でした。目覚めモード。
111213朝採り野菜のサラダ。フルーツトマト、大根、かぶ、ブロッコリー、上にふんわりのっているのが小松菜、水菜、壬生菜のサラダ。黒く見えるのは大徳寺納豆のパウダー状。かぶやトマトの味も鮮烈でした。賞賛モード。パンもこれだけ集中して食べそうになるくらいおいしくて、しかし胃の空きスペースを残しておかねばなりません。
2122北海道産筋子と山芋の冷製カッペリーニ。細い冷たいカッペリーニに筋子と細かい山芋が絡んで、口に心地いいことったらありません。食感・味わいともにいつまででも食べ続けていたいと思いました。陶然モード。もうひと皿パスタで大喜び。ヴェネト産うさぎのラグーソースと鷹ケ峯ねぎのカンパニョーレ。S字形のパスタ、よく具材やソースが絡まってぐいぐい歯ごたえがあります。カッペリーニとすごいコントラスト。うさぎがまた旨みたっぷりで甘いねぎといい調和、硬さ柔らかさ、甘み塩気、食感のコンビネーション・・・すべてにおいて完璧。瞠目モード。
3132鯖のグリルと大根スープ。葉のソテが添えられ、銀杏、松茸が秋の気分を盛り上げます。さらに黄柚子の香りがとても粋に効いています。鯖の焼き具合の絶妙さったら、うなればいいのか絶句すべきなんか、もわからんというおいしさでした。絶賛モードに突入しました!
4143沼津産伊勢海老とポルチーニ、鷹ケ峯唐辛子のソテー。海老はパン粉焼きしてあって最後にがっつーんという感じ。鷹ケ峯唐辛子、肉厚で風味のいいこと、小松菜とポルチーニがまた香ばしく、ビスクソースは深い味、犬になって皿をなめたかった~!●洋梨ソルベでさっぱりします。なんだかめちゃくちゃ幸せでした。絶賛~後は野となれモードです!
51525354そして最後の幸せになだれ込みます。オブジェのように作られたショコラの焼き菓子、泡立てミルクの下には、マスカルポーネのジェラート、エスプレッソとショコラのガナッシュ。わたしにはショコラを与えれば大喜び、ほっといても桃源郷モードになるということがわかられている模様です。桃源郷→無条件降伏モード。もうひとりのドルチェは、巨峰のジュレ いちじくのコンポート、ココナッツのブランマンジェ。これもまた美しく、秋色の濃いものでした。カフェに、ビスコッティ。満足してこのあたりで気を失ったかも~! ありがとう吉岡さんも久戸瀬さんも。わたしの好きなものを一生懸命考えてくださったと思います。それがどのお皿からも、ひとつひとつのサーヴィスからもバシバシ伝わってきました。そして一緒に食べてくれた優しい友人、同い年なのにずっとお姉さんのようなYちゃんにも感謝。友人に恵まれる人生です<(_ _)> 
明日から4回連続で10月の和食を出します!

2007年10月 31日, dans 京都 イタリアン06-07 |

2007年10月20日 (土)

■怒涛の撮影週間に突入、けれどめげずに旨いもの!


2_21_3冬の号の撮影、1時間半刻みで朝から晩までびっしり! な日々に突入しました。「Bonne Tarte!ミディ・アプレミディ」へも撮影に。ケースにフルにタルトが揃った状態です。4個入りの箱に収まっているのは前日にいただいたタルト・・・木の実、リンツァー、杏、さくらんぼ。焼き立てのおいしさは格別ですが、たとえば木の実なんかは当日のバリバリと同じくらい、翌日しっとりしてきたのもおいしい♪ 室温でいいから、おみやげにもしやすいです。
4142オステリア コチネッラ」で撮影、取材補完のためにお昼に伺って・・・1300円ランチから、●白レバーと柿のソテー、●スパゲティはやんばる黒豚の煮込みソース。これにフォカッチャ付。柿とレバーがいい取り合わせ、そしてパスタおいし~い! 本当にお得だと思います。ランチは今年いっぱいくらいで、いずれ夜の営業に集中されるそうですから、これは今だけの幸せです。
4344ある晩、仕事を控えてそれでも早旨めしをしたいぞと、また「オステリア コチネッラ」へ。●仔羊のラグー ガルガネッリ1700円、●寿豚の自家製サルシーチャ 1350円。仔羊のラグーはぐぐっと感動のおいしさ、スライスではなく手でざくっとほぐした仔羊の食感がなんとも口に心地よく、ガルガネッリにもよく絡みます。
31食べものばかりでなく・・・COCON烏丸の「唐長」四条烏丸店で17センチ角のKiraがいろいろ揃って華麗です。わたしも最近1枚買いました。忙しい時ほど家はきれいに、心を落ち着けて山のような仕事をしんしんとやります。全国100万人の読者の皆さま、出すのが遅くなっていますが、メロメロイタリアン、ぞっこんフレンチ、鄙だが洗練の和食・・・がこの後控えております<(_ _)>

2007年10月 20日, dans 京都 イタリアン06-07, 京都 スイーツ, 京都 唐長 |

2007年10月 5日 (金)

■安定イタリアン:「サルティンバンコ」/「B0CCA del VINO」


1_2234先週出かけた2軒のイタリアンは、お味安心のお店です。まずは押小路両替町の「サルティンバンコ」。久しぶりの訪問です。きれいな野菜の前菜の味わいの多様性が楽しく、とりわけスープ仕立ての、ひらひらのパスタが感動深かったです。
●ミネラルウォーターFilett と共に、4000円のコースより、●れんこんと松茸のアラビアータと自家製パン ●9種類のこだわりの野菜を使った前菜(+300円) ●パスタファジョーリ(鴨肉と野菜のスープ仕立て)手打ちマルタリアーティ。
567●真鯛のロースト カポナータ添え レモン風味のフレッシュトマトソース ●ドルチェ盛り合わせとチーズ盛り合わせ、どちらか選択のところを・・・欲しいものだけいただきゴルゴンゾーラとパンナコッタ マスカット添え、アマレッティと。●食後のお茶がいろいろ揃っています。これはヴェルヴェーヌ。


11121314しんしんと家でデスクワークをしようとしていたある晩、東京からデザイナーの友人・敦子さんから「今から新幹線に乗る~! 京都に行く~!」と電話♪ 友人をもてなさないでいいだろうか? (いいやいいはずはない!) 当日予約なんて無理に決まっているけれど・・・「席が空いたら教えてね!」 と電話しておいた「B0CCA del VINO」、なんとか22時前、2回転めに滑り込み、「この季節にこれ食べるべし!」のおすすめに従って、いつも通りの目覚しいおいしさを堪能。スプマンテを飲みつつ、●宮城三陸産秋サバマリネ ベビーリーフサラダとフルーツトマト ●タリアテッレ 車海老とポルチーニ茸のクリームソース ●フランス産うずら 丸一匹焼き 肝のソース ●焼いたカチョカヴァッロ。 これらにパンがついて、食後にはカフェをいただきました。

2007年10月 5日, dans 京都 イタリアン06-07 |

2007年10月 3日 (水)

■「ジォカトーリ」 1周年おめでとう!


0間之町二条下ルのイタリアン「ジォカトーリ」が10月1日、1周年を迎えられました。おめでとうございます!! 細ながーい小さなお店ながら、明るくて熱気が感じられ、お値段抑えめ、でも出てくるもののセンスがいい。京都に好きなイタリアンは他に何軒もありますが、こちらは非常にやりたいことが明確で、オリジナリテも際立っているとわたしは思うのです。店主の桑原さんが自分でつけたキャッチが「イタリアワインとお菓子 ちょこっと料理の店」。あくまで居酒屋です、なんて言うのだけど、全然「ちょこっと料理」ではなくて「かなり料理」あるいは「すごーく料理」です。10月2日から1週間の間、いつもはアラカルトだけのこのお店が「1周年記念コース」を出されるということで、4人で出かけました。
1234●前菜盛り合わせ3品。れんこんきんぴら、洋梨と生ハム、馬肉ケイパーとにんにくソース。●甘酸っぱいサンマのソテー ギリシャ風野菜のマリネ添え ●プリモピアットは4品のうちから選択で、焼きリゾット 海老のトマトソース ●和牛ほほ肉の赤ワイン煮。 
5678●自家製のパンはよくお料理に合っていました。●ここまでが全部おいしくて、コースメニュー以外にオプションでオリーヴを注文。サルシーチャのボリートを注文した人も。●ドルチェはいつものメニューから選べて、凍らしたプリン・カタラーナを選択。●カフェ。4500円でコペルトも税も込み、良心的なコースでした。一緒に行ったのは家族みたいによくしてくれる優しい人たち、すてきなコースを共に楽しめてとても幸せでした。さらに食事をしながら聞いた話(せっかくアマゾンまで買いに出かけた稀少で高価な熱帯魚、なのに同じ水槽に入れたばかりに10万円の熱帯魚が5千円の熱帯魚に食べられてしまってひどいショックで落ち込んだという人の話)があまりにユニークで唖然、このエピソードに彩られたこの夜のことを、きっとずっと忘れません!
1112コースは10月7日までです。店主の桑原正宏さんが毎日書き換える黒板メッセージ、これはこちらで読むことができます。毎日更新されていて、お忙しいのに偉いです!

2007年10月 3日, dans 京都 イタリアン06-07 |

2007年9月27日 (木)

■「オステリア コチネッラ」の昼と夜


1_32_33_34京都を1日留守にしただけなのに用事がたまりまくり、写真入稿はあるし次のアポ入れもせんならんし、あたふた右往左往。大事に持ち帰った「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」で作ったショコラ/買ったショコラを食べて「おいすぃ~い!」と叫びつつ幸せにデスクワーク、けれど合間に次の企画の試食にも行かねばあああ。三条新町西入ルの「オステリア コチネッラ」以前から気になって中を覗き込んでは「絶対おいしそう・・・」と思っていたお店、そうだ、「オステリア コチネッラ」行こう! ・・・行ってみて大当たり。何でもっと早く食べに行かなかったのでしょう! ランチ1300円から、●キアコウのカルパッチョ ネギとケイパーの薬味ソース ●やんばる黒豚の煮込みソース  スパゲティ ●自家製フォカッチャ ●カフェは別料金で100円。 ばんざーい、予感ははずれず、カルパッチョと、添えたというより同等(以上)の扱いの野菜の圧倒的なおいしさに感激! まくわ瓜、トマト、きゅうり・・・どれも大切に味わいました。カルパッチョもぐいぐい旨かったよ♪ 黒豚のソースは挽肉といえど豚の旨みが明確に伝わりスパゲティによく合って見事。すばらしーい! 頭の中が絵文字ばんざいマークになって、にこにこ上機嫌で帰宅、夜まで一生懸命仕事して、それで夕食は・・・迷いなくもう一度「オステリア コチネッラ」に行くことにしたのです。試食週間ゆえ盛大な食事のアポを一切入れておらず、本当によかった♪ アラカルトを試さねばなりません。人を募る暇もなかったので、とりあえずひとりで。細なが~いカウンター主体だから、ひとりでも比較的気兼ねなく伺えます。
111213●新サンマのスモーク 秋茄子のマリネと 750円 ●黒豚(鹿児島)バラ肉のスプマンテ煮込み 2300円 ●スパゲティ ムール貝のトマトソース 1500円(これは半分量)。大丈夫、夜のアラカルトもばっちりでした。驚くのはどの皿にも多すぎるほど付け合わされた野菜の目を瞠るようなおいしさです。上賀茂の池西さんのものを主に使っていらっしゃるとのことでしたが、ほかにも全国から取り寄せたものがいくつか。店主の森山雅彦さんは「イル パッパラルド」や「バッサーノ・デル・グラッパ」育ちとのことですが、まだ20代の若さで好感度大。イタリアン激戦の昨今、どうやって自分のお店らしさを出していくかもよく考えていらっしゃいます。
102101103「オステリア コチネッラ」 京都市中京区三条新町西入ル釜座町14(南側) パヴィヨン三条1F 電話 075-241-9667 12:00~13:30LO・14:00閉店、17:30~23:00LO・23:30閉店 月曜休み

2007年9月 27日, dans 京都 イタリアン06-07 |

2007年9月22日 (土)

■いつものイタリアン、新しいイタリアン:「ニーノ」/「キメラ」


1_22_23_245いつものイタリアンでさらっと打ち合わせランチ。扶桑社「京都」シリーズの編集者である鈴木敏之さんが東京からいらしたので、間違いなくおいしくて安心の「トラットリア・ニーノ」でおまかせのお昼です。「トラットリア・ニーノ」は9月12日で開業4年を迎えられました。 ●帆立のソテ、水牛のリコッタチーズと筋子、下にじゃがいものピュレ。バルサミコとオリーヴオイル ●フレッシュポルチーニのタヤリン ●愛媛のすずきのロースト、白茄子とトマトのソース ●ティラミス ●カフェ。
1_33_34_25_2678新しいイタリアン「リストランテ キメラ」へ、京都ホテルオークラの広報・坂田弥生さんと。わたしも「秋京都」取材でお世話になったので、御礼がてらのランチです。こちらは6月半ばにオープンして3か月です。●秋刀魚、かぶ、フルーツトマトのスープ。タイム風味 ●蒸し芽キャベツ生ハム巻き、芽キャベツのソース ●フェデリーニ、からすみ、まながつお、九条ねぎ。赤いパウダーは赤ピーマン。●香住のずわい蟹と春菊のタリアテッレ ●庄内豚の炭火焼き、下にお芋のインカのめざめ、オオシロアリ茸、上にグアンチャーレ。 ●パンナコッタに刃根柿を焼いたもの ●カフェ。

2007年9月 22日, dans 京都 イタリアン06-07 |

2007年9月 6日 (木)

■「京都ネーゼ」で鶏づくし


12全国100万人の読者の皆さま、毎日たくさんのメールをいただき感謝しております。ひと言でもお返事をと思いながら、おひとりずつにきちんとご返信できる量を上回っており追いつきません。お許しください。いくつかいただいている「よくある質問」につきましては・・・まとめてそのうちお答えいたします。
さて、先日予告した木屋町三条のイタリアン「京都ネーゼ」、初回(8月26日に記事あり)は、アンティパストミストとパスタひと皿だけしかいただかなかったので、今回は肉を。仔羊、シャラン産鴨、黒毛和牛・・・というメイン料理の炭火焼きラインナップの中で、目が釘付けになったのはやはり好きな鶏肉・・・淡海地鶏の鶏料理でした。メイン料理からこの日は決めて、スモークとロースト。そして前菜には生ハムサラダ?・・・なんて思いながら、同じ淡海地鶏のカルパッチョを発見・・・鶏尽くしに決めました。
●淡海地鶏のカルパッチョ仕立て。京あかね(トマト)、おくらの花。まず刺身でいただいておいしい地鶏です。鶏の香りと旨みを、このひと皿だけでも満喫した気分です。 ●本日限定:淡海地鶏の低温ロースト。優しく素材に火を入れる低温ロースト・・・230度で1分火入れ、取り出して5分おく。これをなんと2時間繰り返されたという、この日の限定料理でした。すでに焼き上がった塊から目の前で切り出し、さっと香ばしく焼き色をつけて、皿に盛ったら1秒後には目の前に! カウンターイタリアンすてき! 口当たりは柔らか、噛めばじわーっと旨みが広がって、幸せなおいしさでした。
1112●炭焼き淡海地鶏の軽いスモーク。まさかこういうものが出て来るとは想像もしていなかったのです。胸あたりの肉のスモークだろうと思ったら・・・むね肉、背肝、きんかん、首肉(せせり)、丸肝、白子、とさかと、鶏のあちこちの部位を楽しみましょうというお皿。お皿じたいがスモーク仕様になっていて、くるみと桜チップがセットされていました・・・すごい!
31●スパゲティーニ カルボナーラ 淡海地鶏のキンカンと共に。メイン料理で終わるはずだったのが、まるでお茶漬けを食べるみたいに最後にパスタをいただきたくなって・・・シェフの森さんのおすすめに従って、淡海地鶏シリーズでまとめることに。きんかんをくずしながらとろりといただくカルボナーラは目を瞠るおいしさ、わたしはすっかりダマりました。ああ~おいしい! 鶏は偉い! 自主的鶏尽くしだったこの日、淡白すっきりから、しっとりしみじみがっつりねっとり、さまざまなおいしさで楽しめて満腹、満足。もちろん的確な調理があればこその感動のおいしさです。
おいしかった鶏肉、淡海地鶏とは? と伺いました。森さんが使っていらっしゃるのは滋賀県大津の 「かしわの川中」。HPを拝見すると・・・なんとも熱い店主の方です。すべての解説が懇切丁寧、お店へのアクセス説明も絶対に間違いようがない丁寧ぶり。鶏の部位の解説も読み飽きません。たとえば、スモークやカルボナーラで使われたきんかんに関してはこんな感じ。⑪きんかん ⑨のたまひも同様、雌にだけある部位。すき焼きに入っていると変にうれしくなる。味は、とりたてて美味しいというものではないが、やっぱりうれしい。 ・・・なんだか楽しいでしょ!!

2007年9月 6日, dans 京都 イタリアン06-07 |

2007年9月 5日 (水)

■「カノビアーノ京都」 2007年9月


12「カノビアーノ京都」の9月のコースをお見せします。素材を大切にした料理、なんて言ったらありきたりで何とも気の利かん説明だとは思うのですが、けれど、どの皿も素材が香り立つようで、味わいは鮮烈でした。こんなに大切に扱われて、食材のみんなもうれしいだろうなあと思えたのです。ていねいに作られていて、きれいで、気合が伝わってくる。訪れるごとにぐいぐいよくなっていて、食べると気持ちまで優しくなります。シェフの吉岡正和さん、いいぞー! 週末、お昼におまかせコースをお願いしました。(脚付グラスに)グリルした帆立と青梗菜。伊勢海老のコンソメのジュレ、下に幸水梨のグラニテ。香ばしい帆立に甲殻だしの効いたジュレ、優しい梨のグラニテが香りを添えて粋な前菜です。 ●新秋刀魚の炙りとフルーツトマトと緑野菜のサラダ 松茸、銀杏。小松菜や水菜などたっぷりのふわふわのサラダにはいつも通りお箸が添えられて食べやすいです。炙った秋刀魚おいしかった! そこに松茸と銀杏で秋の風情たっぷりです。
34●冷製カッペリーニ 百合根のソース ブルターニュ産鶏もも肉のコンフィを添えて。定番冷製カッペリーニに優しい百合根のソースがからんで涼しいひと皿。鶏もも肉コンフィ、きゅっと塩が効いていいお味。青柚子の香りもさわやかでした。●焼き茄子とぐじのバベッティーニに、うろこのバリバリフリット。穂紫蘇と。焼き茄子の濃厚な香味にぐじ・・・会話も忘れ果てて食べることに集中してしまいました。この時アルコールは入っていなかったのに、わたしはここらで完全に「後は野となれ」な幸せに包まれていました。
56●金目鯛のグリル 真っ赤に色づいた鷹ヶ峯唐辛子のソテー添え 青唐辛子ソース。 初め「赤く色づいた」鷹ヶ峯唐辛子だったのを、「真っ赤に色づいた」鷹ヶ峯唐辛子とわたしのためにメニューを書き直してくださったと伺って大笑い+大喜び。本当に真っ赤で甘み強くて、そして金目鯛の香ばしかったことったら。●ランド産鳩のロースト、ラングル(フロマージュ)と鹿ケ谷かぼちゃのソテー、 白トリュフの香り。トランペット茸のソースと。鳩の旨みにフロマージュやらきのこやら合わせて、もうたまらん風味濃厚なお皿。 赤ワインをがぶがぶ飲みたいような強いひと皿でした。繊細優美なだけのお料理専門でないことがこの2皿で立証されています。
789●みょうがのグラニテ。みょうがそのもののの風味・・・しゃりしゃりと口当たりのいいグラニテです。●アールグレイのセミフレッド、生姜風味のキャラメルソース。ドルチェも深い満足、セミフレッドは口当たりなめらかでアールグレイが香り立って、ずーっと食べ続けていたかったです。●カフェ。添えられたビスコッティがまた名作です。 ゆったり寛げて、サーヴィスの久戸瀬浩二さんも優しくて感じがいいの♪ シェフやスタッフの皆さんのまじめな頑張りがひしひし伝わってくるいいお店、ひたすら心地よくて、京都にいてよかったなあとまた思ったお昼でした。三条あたり、今イタリアンの充実がすごいです。明日もまた、イタリアンの話をします。

2007年9月 5日, dans 京都 イタリアン06-07 |

2007年8月26日 (日)

■木屋町三条「京都ネーゼ」、祝オープン!


1_22今日は8月20日に木屋町三条、「めなみ」さんの上にオープンした新しいイタリアン「京都ネーゼ」のご紹介をいたします。シェフの森 博史さんは先ごろまで東洞院四条上ルの「サンタマリアノヴェッラ・ティサネリーア」で料理長をしていらした方で、元々東京の「ヴィノッキオ」、「バスタパスタ」NY店、西麻布「アルポルト」などで修業を積まれ、さらに大和学園の先生も長らくなさっていたという、着実にして輝かしい経歴の持ち主でいらっしゃいます。オープンから間もないある夜遅くに、森さんの親友である「日本料理とくを」のご主人、徳尾真次さんにお連れいただき軽くお料理をいただいたのでした。
1112131415営業は夜のみで(18:00~24:00LO)、「気楽にワインとどうぞ」というコンセプト、基本はアラカルトのお店です。「全席禁煙」と最上段に書かれた、それだけでまずわたしを大喜びさせたメニューには前菜が多彩に10種類以上、どれもおいしそう・・・と思っていたら「盛り合わせ」を提案していただき、それが冒頭の写真です。「少しずつ」では注意散漫になりそうで、一点集中主義のわたしはデセールでも何でも基本的には盛り合わせをお願いしないのだけど、これはちょっと例外・・・非常に食べ応えがあっておいしかったのです。デタイユを見てください。前菜を待つ間にあさりの蒸したのをアミューズに出していただきました。その後盛り合わせが供されて、タレッジオチーズの焼いたのとか、るり渓のフレッシュ山羊チーズとか、コッパとかチョリソーとか、すずきのカルパッチョとか水茄子とか、城陽のいちじくと生ハムとか、ココットの中にはトリッパの煮込みとかホロホロ鶏のグラタン仕立てなど、ばしっと味が決まって、スプマンテと一緒にいただき、これひと皿ですでにひどく満足。
212223313233パスタは1500円くらいから数種類あります。今回お願いした手打ちキタッラのパンチェッタとトマトソースは、目の前でチーズを削ってくださいます。いっぱいかけてね♪ と、じーっと見つめました。さわさわと雪のようにチーズがかけられて、美しいったらありません。陶然としてチーズの香りやらキタッラの歯ごたえやら赤いトマトソースの鮮烈な味を楽しんで・・・あっという間にいただきました。徳尾さんはボンゴレビアンコ=あさりとボッタルガの乾麺です。
41425152食後酒にヴィンサントを少しいただいて品のいい軽やかな甘みでいい気分、ドルチェにひと口クレームエペスとフルーツ、そしてお茶はローズティです。



6162同い年の森シェフと徳尾さん、どちらも本当に感じがよくて、真摯な姿勢に頭の下る思いです。もともと雑誌の記事をご覧になった森さんが「とくを」さんにお出かけになって仲よしになられたとか。その記事は偶然わたしが書いたものだったそうで・・・仕事を通してまたご縁ができて本当にうれしいことです。今回は胃の都合で前菜とパスタしかいただけませんでしたが、次回はメインの肉料理をいただきに伺います。カウンター前には赤いディスプレイがあって映画が流れていて、ひとりでもまったくOKな様子、そして何よりも、「夜遅で完全禁煙」のお店は稀有なことですから、それだけでもとんでもなく価値があります!
Data「京都ネーゼ」 京都市中京区三条木屋町上ル三軒目 三条木屋町ビルⅡ 3階 電話 075-212-2129 18:00~24:00LO 日曜、第一月曜休 カウンター8席、テーブル8席 全席禁煙◎ おまかせコース6000円~(前日までに要予約)もあります。

2007年8月 26日, dans 京都 イタリアン06-07 |

2007年8月 4日 (土)

■鳥肉の日々 「トラットリ屋es」 「オンズ」 「ジォカトーリ」


1_2あんみつの日々でありながらカレーの日々でもあり、同時に鳥肉/鶏肉の日々でもあります。メニューに鳥を見つけたら注文せずにはいられません。昔、東京の家で青い小鳥を飼っていた時には「この子の親兄弟を食べるようなことはできまい」と思っていたのだけど、その子が死ぬなり長年の枷がはずれたのか、ワンワン泣きながらも「食べることが供養」とフライドチキン(←もちろん飼ってた鳥じゃなくて鶏肉の)を食べたわたしってどうかしている? 先斗町の「トラットリ屋es」で地鶏のオーブン焼き 900円。イタリアンで焼き鳥やさんというお店(何度か既出です)で、これはイタリアン担当者が焼いてくれたものです。他に鶏ともずくの酢の物、海老とブロッコリーのアンチョビパスタ、そんな組み合わせでいただきました。
2_2木屋町四条下ルの「ブラッスリーカフェ オンズ」でうずらの一枚開きソテー リゾット添え 1500円。 うずら独特のおいしさ、塩気もびしーっときいて、ワインがぶ飲みしたいようなひと皿です。リゾット付だからパンなしでもう十分・・・情けないことに、かつては痩せの大食いだったのに、今は量が食べられないのです。
3_2間之町二条下ルの「ジォカトーリ」で、ほろほろ鳥のもも肉 ローズマリー風味 1500円。これも香りがよくて、噛めばじゅうじゅう肉から旨みが溢れ出してくるっていう感じで、食べごたえあったわ♪ 鮎のオードヴル1品、そして自家製パンがいつものことながら非常においしくて全部いただき、あとはドルチェ(カタラーナ◎)で幸せに満腹・・・ありがとう。

2007年8月 4日, dans 京都 イタリアン06-07, 京都 フレンチ |

2007年8月 1日 (水)

■「紫野和久傳 茶菓席」のほうじ茶ソルベ~イタリアン撮影


21_2画像がおびただしくたまっています。セレクトして組んで掲載したいフレンチが2軒、割烹が1軒、そして早軽旨ランチのいろいろ。けれどけれど、撮影に入稿に遠方からの来客と重なってあたふた右往左往・・・大事なわがサイトの世話がなかなかできないでいます。
といいつつ撮影の合い間にちゃっかり堺町通御池下ルの「紫野和久傳 茶菓席」へ。今日は「紫野和久傳」の8月1日からのソルベをご紹介します。写真がほうじ茶金時のソルベ、ほうじ茶のソルベに冷たいおぜんざいと白玉をのせたもので、よく冷えていて口に涼しく、非常に香りがいいです。(本当は黒い折敷に載せられて出てきますが写真が真っ黒になるのでテーブルにじか置きしています、ごめんなさい)同じく本日スタートのメニューに宇治金時のソルベがあり、こちらは抹茶ソルベに冷おぜんざいと白玉。いずれも735円です。ここでは料理やさんならではのできたて、ケーキではなくてアシエット・デセールをいただけるという感覚がすてきです。わたしは相変わらずわさわさと、ものの20分ほどの滞留時間でしたが、ひととき気分転換できました。感謝。
111213イタリアン3軒の撮影をしたのです。京阪三条の「カノビアーノ京都」吉岡正和さん、間之町二条下ルの「ジォカトーリ」桑原正宏さん、河原町三条の「トラットリア・ニーノ」関俊仁さんと春奈さん、皆さん非常に協力的で感謝。今日ももそっと現れ、しかし瞬く間に美しい写真を撮ってくれたのは天才巨匠ハリーです。後から来たわいと思ったらさっさと撮ってしまって気がついたら跡形もなくもういない。突発仕事を頼もうにもすでに予定ぎゅんぎゅんとのこと・・・来年まで席はもうありませんという人気割烹と一緒です!

2007年8月 1日, dans 京都 イタリアン06-07, 京都 スイーツ |

2007年7月25日 (水)

■白ブーケ~イタリアンランチ~魚ざんまい


Bouquet_blanche_2フローリストショップ プーゼ」の、花であふれたショーケースの前に立って思案すること数秒、白いブーケをお願いしました。気持ちがリフレッシュできるような感じがしたのです。バラ、トルコききょう、カーネーション、スカビオーザにグリーンをあしらって、こんなすっきり清らかなブーケを作っていただきました。真っ白で、まわりの空気まで清めてくれるようです。いい心持で仕事ができそう。ブーケやアレンジメントを受け取るたびに、何かひとつ、ほとんど無意識のうちに、お願い事をしたり小さな決意をしたりしています。人に贈る時なら、お祝いや感謝の気持ちが伝わってと。家に持ち帰る時なら、これで今日もいい気分で仕事しましょうと。気持ちは原稿に映るから。不調を抱えた時なら、これで元気になるぞよ~と。
123間之町二条下ルの「ジォカトーリ」がますますおもしろいです。取材のお願いがてらお昼に伺って1500円ランチです。これにパンとカフェ付。赤ピーマンが前菜でもパンでもドルチェでも使われて赤尽くし、なんだかうれしい。赤ピーマンのムースってよくあるけれど、ドルチェに赤ピーマンのプリン! おいしかったわ♪ 店主の桑原さんはしばらく前からサイトを始めていらっしゃいます。基本は文字情報だけ、店頭のいつもの黒板書きの内容のままの「ブログ」なのですが、お人柄が出てあったかいです。http://ameblo.jp/giocattoli/
1112鱧しゃぶ、おいしそうでしょう? そして誰ですか~、ワインのボトルを抱えて幸せそうにしているのは? こちらは「まゆ~な」、扶桑社京都シリーズの編集者・秦麻夕奈さんと打ち合わせ兼夕食です。これは縄手新橋の「たまりや」さんへ、先日撮影させていただいたお料理を改めて食べに伺っているのです。
151617181920魚がおいしーい!よこわとしまあじの造り、ひらめの薄造り、鱧の焼霜、きすの天ぷら、太刀魚の塩焼き、あわびの醤油バター焼き。これにまだサラダやら雑炊(鱧しゃぶの後のスープで)をいただきました。「たまりや」さんのオーナーは滋賀の醤油店、にこやかな笑顔の今井文恵さんが感じのいいサーヴィスをしています。料理は遠藤功太さん、なんと22歳で、魚屋さんに生まれ育った魚のスペシャリスト。料理の腕がある人って頼もしい、絶対人生困らず生きて行けるとわたしは常々思っています。
「たまりや」 京都市東山区祇園縄手新橋西側 電話 075-541-5670 SPACEしんばし2F 18:00~23:00LO 日曜、祝日休み 予約を。予算はひとり数千円。

2007年7月 25日, dans 京都 イタリアン06-07, 京都 和食07後半, 京都 花 |

2007年7月 5日 (木)

■「キメラ」でランチ


C1_5C2_5C3_3C4_3C5C6C7C8C9撮影に先立って、取材候補のお店でランチ。こちらは6月にオープンした「キメラ」、一度ディナーに伺い、その後扶桑社京都シリーズの鈴木敏之さんがいらした折に、打ち合わせがてらのお昼です。 ●ホワイトアスパラガスの冷たいスープ ●パンが4~5種類、非常に美味です。●きすのフリットとモツァレラチーズのサラダ仕立て、ガスパチョソース ●いか墨のパスタ 剣先いかと加賀太きゅうり ●紫カリフラワーとあさりのリゾット ●仔羊炭火ロースト、白小豆と ●マンゴとパイナップル、ココナツソース マンゴソルベと ●エスプレッソ。 額縁のような窓の向こうは美しい木々、紅葉の頃どんなにきれいでしょうと思わせます。どなたでも誘える安心感のある味、お昼でも2時間3時間とゆったり食事をするのにいいお店です。ランチのコースは4000円~です。
★データは6月19日付記事にあります。

2007年7月 5日, dans 京都 イタリアン06-07 |

2007年6月30日 (土)

■夏のおすすめ、冷たいもの~アトリウムコンサート


Mimiko_2京都はあづいです、すでに蒸し暑い日々です。先日から無性に食べたーいと思い続けていたのが「味味香」の冷やしきつねカレーの細うどん。細いうどんにひんやりカレールーがからんで、大ぶりの甘いお揚げも冷たくて口当たり涼やかです。うずらの卵も溶きからめつつ、つるつるといただけば、穏やかな辛さと香りが駆け抜けて・・・しばしすべてを忘れました。名作です。700円。
Usagitei_2「小豆家 うさぎ亭」ではコーヒーフロート。作りおきではなく、注文があってから一杯ずつ丁寧に淹れて冷やしたアイスコーヒーに、選び抜いた材料で作った「うさぎ亭」自家製アイスクリームがどーんと載りますから、こんなお得なコーヒーフロートはなかなかないと思います。涼しくて、コーヒーもアイスクリームも味が深くておいしい♪
B1_1B2_1B3_1B4_1京都ブライトンホテル 夏の恒例のリレー音楽祭 in アトリウムに伺いました。6月28日に始まり、通算500回目となる7月31日まで毎夜アトリウムで開かれています。入場無料、宿泊客でなくても楽しめる、本当に贅沢で粋なイヴェントです。開始の20時直前に到着すると、すでにロビーフロアは人でいっぱい、2階、3階の回廊もびっしりと人で埋まっていました。桂小米朝さんをゲストに迎えてのハープとフルートのモーツァルトの夕べ。桂小米朝さんはモーツァルトの生まれ変わりとおっしゃる方ですが、ピアノソナタ11番の冒頭を軽々と弾かれたり、「恋とはどんなものかしら」、Voi, che sapete che cosa e amor...と歌われたりとモーツァルトへの愛情たっぷりに盛り上げられて楽しいひと時でした。ちなみにテラスレストラン「フェリエ」もラウンジ「クー・オ・ミディ」も満席でした。コンサート中はカトラリーの音もしないようにサーヴィスを止めるのだそうです。コンサート期間中の夜は特別メニューを組み、20時には全部お料理を出し終え、コンサート後にデセールを提供、余韻を楽しんでもらうのだと。全館あげてのコンサート態勢なのですね。でもその価値が本当にあると思いました。コンサートの詳細はこちらです。
Il_1Il2_1Il3_1スタンディングだから時間を気にせず気軽に寄れます。コンサートの余韻のままに「イル・ランポ」へ。微発泡の赤ワイン、ランブルスコをしゃわーっと飲みつつコッパ(首の部分)といちじく、仕上げにブラッドオレンジジュースでクールダウン、仕事ができる頭になって帰宅しようというつもりだったのだけど・・・余計気分よくなっちゃった!?

2007年6月 30日, dans 京都 うどん, 京都 イタリアン06-07, 京都 カフェ, 京都 ホテル |

2007年6月29日 (金)

■「イル・ランポ」祝オープン!/「トラットリア・ニーノ」で誕生会


12_20611_213「トラットリア・ニーノ」の2軒西側、「花政」さんの隣にイタリアンバール「イル・ランポ」が本日オープンしました。おめでとう、おめでとう!! 「トラットリア・ニーノ」の関俊仁さんと春奈さん夫妻が2軒目として開いた「イル・ランポ」は、夕方17時~夜中1時LO・2時閉店のスタンディングのカウンターメインのお店です。といいつつ、奥にはテーブル席もあり、ひとりでふらりと立ち寄るも友達複数と訪れて楽しむもどちらもOK。アルコールだけでなく、ジュースやカプチーノだけでも気軽に立ち寄れるという、これから非常に重宝しそうなお店です。
21_12322_103ピッツァが売り物です。ピッツァ釜が据えられて生ハムとルッコラやらマルガリータやら、焼き立てのピッツァが気軽にカウンターで食べられるというのは京都で初のことです。あっという間に運ばれたピッツァはもっちりパリパリ、ちょっとやみつきになります。
31_8532_69生ハム手動スライサーも導入され、パルマの生ハムの切り立てがいただけます。ひと皿350円。ふわりと空気をはらんで軽やか、おいしいったらありません。
41_3642_31暗い写真で申し訳ないのですが、こんな感じで「チケッティ」、小皿のおつまみが並べられています。たとえばオリーヴの小皿など、100円からあります。
51_2152_18飲み物はこんな。わたしはまずプロセッコをいただきました。それから白の軽いの、赤と。雰囲気よくてお料理すべて美味でワインが進みます。
1_3432_3293_2684_2085_1756_1537_1378_1159_104ピッツァ以外に、こういったものをいただきました。いわしの酢漬け、生ハムやらサラミやらコッパやら、アンチョビ+卵、いちじくと生ハム、野菜フリット、パスタはアーリオオーリオペペロンチーノ、仔羊ロースト。
10_9811_214初日に一緒に行ったのはすっかり元気になったあけ~み(珍しくちょっと病気だった)、京都ブライトンホテル稀代のコンシエルジュ小山明美です。外で記念撮影。関俊仁さんと春奈さん、そしてオープンに駆けつけた「トラットリア・ビリキーノ」の立石さんも一緒に。
Toshichan「IL LAMPO(イル・ランポ)」 〒604-8005 京都市中京区河原町三条上ル2筋目 姉小路通り東入ル3軒目南側 電話075-212-8525 17:00~25:00LO・26:00閉店 月曜休み(祝日振替あり)


N1_9N2_5N3_5これに先立つこと何日か前、本体「トラットリア・ニーノ」の夜の話。あまりにも美味だったので、お料理を見せます。「数千円くらいで適当におまかせで~」と本当にてきと~なお願いの仕方をしたのですが、誇張ではなく圧倒的においしかった。小さな前菜の後、とり貝、ほたて、関さばなどを使った魚介サラダ、夏トリュフをバサバサとゴージャスにトッピングしたポルチーニのタヤリン、そしてシャラン鴨のロースト。
N4_4N5_1N6_2どうしたのだ、あけ~み? 彼女は過労でこの晩、熱を出していて、夕方、「もう行けないかも」と涙声で言ってきたのです。こんなあけ~み見たの初めてだよ。わたしまで涙。でもよーく見てください、皿はカラなのですよ。しんどいとか言いながら一番早くペロッと食べているの、鴨があんまりおいしかったから。お姉さま方はまだいただいているのにもかかわらず。お姉さま方とは、宇宙人あけ~みの優しい地球上の後見人、京都ブライトンホテルの林惠子さん(左)、そしてその横が、わたしが今お世話になっている扶桑社「京都」シリーズの編集者である秦麻夕奈さん。
N7_2N8林惠子さんの早めの誕生祝いディナーだったのです。28日から始まる、彼女が担当している「リレー音楽祭inアトリウム」が始まる前にひっそりとたくらんだ誕生会。関さん夫妻がスプマンテとキャラメルムースのケーキを準備してお祝いしてくださって、わたしたちも本当に幸せな夜でした。

2007年6月 29日, dans 京都 イタリアン06-07 |

2007年6月19日 (火)

■「リストランテ キメラ」で初ディナー


A_3C_2BD6月10日にお知らせした「リストランテ キメラ」、下河原通りに6月14日にオープンしました。まだお祝いのお花であふれる中、さっそくディナーに伺いました。気持ちのいい初夏の夕暮れ時にまずはグラスでシャンパーニュを一杯、一緒に出かけた浦沢美奈さんはまったく飲まない方なのでジュースを。けれどこの「愛媛県明浜町産 無添加みかんジュース」、が本当にみかんの味で美味。食後おぼえていたらディジェスティフにいただこうなんて思ったくらい。テーブルごとそれぞれ違う小さな花活けがされていますが、わたしたちのテーブルには赤一色のバラ。もしかしてわたしの好みをわかってくださっている? これだけですでにかなり得点高かったのです。
1_3342_3193_2614_2035_1706_1497_1338_1119_100夜の1万円のコースです。 ●冷たい前菜:味来コーンのジェラートにパルマの生ハム、コンソメスープ。●ポルチーニの炭火焼きにグアンチャーレ(豚の背脂)、しらさ海老、フルーツトマト、クレソンなどのサラダと。●まながつおの炭火焼き、ジェノヴェーゼソース。アーティチョークやアンディーヴのソテーと。 ●タリオリーニ いわしとういきょうのソース。レモンピールが香りのアクセントに。●フランスのきのこのリゾット。●広島の幻霜豚のロースト、モリーユと。●ブラウニーのようなショコラのケーキにアメリカンチェリーが温製で、冷たいヴァニラのジェラート添え。●エスプレッソと共に小菓子。上品でバランスのよいコースです。どのお皿も香りのよさが印象的でした。どうだどうだと押してくるのではなくて、静かに確実に美味、落ち着いて楽しめるおいしさでした。とても大人らしくて、接待にもいい感じ。京都はイタリアンのオープンが相次いでいます。この後もまだ続きます。選択肢が多い中、用途やら気分によって選べるのはうれしいことです。
M3_1M1_2M2_2この日一緒にコースを楽しんだのはご存じ「フローリストショップ プーゼ」とお花の教室を主宰する浦沢美奈さん、わたしはお花に関して一切合切美奈さんにお願いしています。すごい仕事ぶりなのにいつも優しい雰囲気なのです。食事しながら・・・パリに住んでいた頃わたしがひどく好きだった花のお店、「クリスチャン・トルチュ」やら「レ・ミルフイユ」やら「オ・ノン・ドゥ・ラ・ローズ」など、彼女も同様にとても好きだったこと、美奈さんはガラスごしにじーっとアレンジメントを作るのを眺めていた、変質者と思われるくらいいつまでも見つめていた、なんていうことを聞いたのでした。この人も大事な「京都フランス組」のひとりです。人生の初めの時期をしばらくでもフランスで暮らしたら、フランスは一生共についてくるのです。・・・ヘミングウェイの「移動祝祭日」を引くまでもなく。3月に発売された「お花屋さんの花ノート」(文化出版局 、1680円)は写真も彼女が自分で撮った本で、「フローリストショップ プーゼ」の世界がそのまま1冊になっています。
Data_4「RISTORANTE ITALIANO CHIMERA リストランテ キメラ」 〒605-0074 京都市東山区祇園町南側504 電話075-525-4466 12:00~14:00LO、18:00~21:00LO 水曜休み ランチ4000円~、ディナー10000円~。http://www.gion-chimera.com/

2007年6月 19日, dans 京都 イタリアン06-07 |

2007年6月18日 (月)

■「トラットリア・ニーノ」/「イル・ランポ」オープン準備快調!


N1_8N2_4N3_4ひとりでも友達と訪ねても楽しい「トラットリア・ニーノ」。確実に美味なのが安心です。さらに伺うたびに新メニューや初めての試みが楽しめるのがいいし、もてなしがていねいなのも人気の理由です。ある晩近くで用事が終わった後にひとりでふらっと伺ったら、ちょうど一段落なさった頃でラッキー。こんな注文をしました。「このあと帰って仕事するから量は食べられないけれど、肉を食べたーい!。パスタも少し。お任せします!」 いただいたのは、●サラダ ●仔牛のローストビーフをひと口。
N4_3N5N6_1N7●極細手打ちのタヤリン。レモン果汁とレモンオイルで風味づけ、鮮やかに香り立つ印象強烈な初めての食べ方。ポワレした帆立貝がアクセントになって、目の醒めるおいしさでした。 「これメニューにあった?」と聞いたら「今思いついて初めて作ったけれど、なかなかおいしいでしょ♪」とお茶目なシェフ関俊仁さん。この人はレモン使いがすごく上手です。春の自慢の料理、白アスパラガスのレモンクリームソースを思い出しました。●黒毛和牛のタリアータ。上にパリパリ状のズッキーニ、バルサミコで香り付け。かたまりで火を入れたイチボ肉を薄くスライス、塩加減もジャストに決まって肉のおいしさを的確に伝えてくれます。●トルティーノ・ディ・チョコラータ。ショコラのお菓子で締め。 関さんは陽気なマダムの春奈さんと共に、おかしなことばかり言っていつもめちゃくちゃに笑わせてくれるのだけど、少しも大変なことをしている素振りも見せず、でも確実に料理が進歩しているのが偉いです。料理でもお菓子でも、腕に技術がある人は本当にすてきです。人をダイレクトに幸せにできるんだもん。どんな仕事も人を幸せにするため、よい方向に向かうためにあると思いますが、わたしも形は違っても、人を幸せにしないといけないと思うのです。いつもこんなおいしいものをいただき、たっぷり笑って幸せにしてもらっていることの恩返しに。
1_3332_3183_2604_2025_1696_148そして「トラットリア・ニーノ」の2軒隣に、7月初めにバール、「イル・ランポ」がオープンします。小皿でおつまみがいろいろ揃い、ピッツァ釜も据えら焼き立てピッツァがいただけます。関さんと春奈さんが本店と行き来しつつ、夕方5時から夜中2時までのお店を切り盛りされるとのこと。いま順調に準備が進められています。村田森さん作の看板もできていてシェフはうれしそう。京都が夜遅くまでまた楽しくなります!
7_132「IL LAMPO(イル・ランポ)」(7月上旬オープン) 〒604-8005 京都市中京区河原町三条上ル2筋目 姉小路通り東入ル3軒目南側 電話075-212-8525 17:00~25:00LO・26:00閉店 月曜休み(祝日振替あり)

2007年6月 18日, dans 京都 イタリアン06-07 |

2007年6月10日 (日)

■「リストランテ キメラ」オープン情報/また「夢屋」で野となった


1_3232_314■6月14日木曜日、祇園下河原通に「リストランテ キメラ」がオープンします。「ポンテベッキオ」本店のシェフとして12年間、総料理長の山根大助さんの薫陶を受けた筒井光彦さんが独立、オーナーシェフとして京都の地で頑張ってゆかれるのです。
本日オープニング、山根大助さんをはじめ、華やかな方々が集われました。
「RISTORANTE ITALIANO CHIMERA リストランテ キメラ」 〒605-0074 京都市東山区祇園町南側504 電話075-525-4466 12:00~14:00LO、18:00~21:00LO 水曜休み ランチ4000円~、ディナー10000円~。
Sakura1Sakura2先日のある晩5人でカジュアル誕生会をした「夢屋」(サイトでのアップは昨日9日)、あれから日もたっていないのに、こんどは3人でまた「夢屋」の夜となっているのです。鉄板焼きいくつかに、あとは野となれの塩とキムチの2種類の焼きそば、そして今回のハイライトはこれ、桜海老と水菜のお好み焼き! パリパリと香ばしくて中ふんわり、水菜たっぷりで、ほのかな桜海老の塩気と香りを楽しみつついただきます。わたしはこれ、稀代の名作と思うのです。これに、ひと口もこのままで食べてみようとせず、いきなりソースをどばーっとかける人がいたらわたし殺意を持つと思う。先日食べなかったこれを、わたしはY子さんに食べてもらいたかったのです。「わたしの名前出さんといてよ、食べてばっかりやん! ってみんなに言われてるんやから~」と言うから、わかりましたあ~、名前は伏せて、Y子さんね。 わが畏友Y子さん、くるくるパティシエールY子さん。彼女の名誉のために言うと、夕食はいずれにしても食べんならんし、アルコール気もゼロ、仕事の打ち合わせがてらだったしね♪ 
K6yokoそのY子さんの「カルバドール」→「カノビアーノ」に続くエピソード(6月7日付記事を見てね)。先日木屋町二条の名門「K6」で5人ではしゃいで陽気になって、何杯目かの注文に至ってY子さんたら・・・「カルヴァドスを使って、「カルバドール」!」・・・あわわわなわたしたちの視線を感じたのか、言い直していわく、「・・・「カルバドール」、みたいなの!!」(-_-;)(-_-;) この時注文を取りに来てくれたのが優しい田中さんとか愛されキャラのガッツでよかったああ~。「K6」の「カルバドール」、りんごの香りに甘みほんのり、わがままY子ちゃんによしよしと言ってるような優しい味で、わたしも安堵。その「カルバドール」高山さんは今はノルマンディに本当にカルヴァドス買い付けにいらしていて、6月下旬までお留守です。帰っていらしたらまたこの話するのだ。
K1_2K2_2ちなみにわたしが飲んだのはヴェルムート、Y子さんにつられてサイドカーのりんご版=アップルカーのロング、それにブルゴーニュの赤。えらいバラバラな注文!

2007年6月 10日, dans 京都 お好み焼き, 京都 イタリアン06-07 |

2007年6月 6日 (水)

■「風枝」ランチ営業開始!/ロケハンあちこち


K1_1K2_1K3_1K4_1夜中24:00LOで本当に重宝、おばんざいと飲茶の店「風枝」が、昨日6月5日よりランチ営業を始めました。火、水、木、金と週に4日のみですが、12:00~14:00LOで、日替わりランチの他、いろいろ用意されています。
K11K12K13K14K15本日6日の「日替わり」は豚肉と野菜の沙茶醤炒め定食でした。ご自慢の水餃子、杏仁豆腐は必ず組み込まれるとのこと。スープも優しい味です。ちなみに上のワンタン麺はある晩遅くに訪れた時のもので、でもいずれアラカルトも提供する予定とのことなので、これもいただけるようになるはずです。
Les_deuxLexterieur_13右が店主の紫藤枝里香さん、わたしは今はもうない「BCP」で彼女がサーヴィスをしていらした時から大好きで、優しくてなんとも粋な人なのです。左はランチ開始に当って旧友の久世礼子さんが参加、これから間違いなく人気を呼んで混雑するランチタイムを、共に回していかれるのです。
「風枝」 京都市中京区蛸薬師通室町西入ル エチカビル1F 電話075-213-0250 12:00~14:00LO(火、水、木、金17:30~24:00LO 月曜休み。
11_20012_19613_12814_85先斗町の「トラットリ屋es」でひとりで軽く夕食です。●水茄子サラダ ●トリッパのトマト煮 ●春キャベツとベーコンのトマトソースパスタ ●ガトーショコラとショコラのタルトをほんの少しずつ。 店長の鶏肉専門・嶋本さん、イタリアン担当の児玉さん以下スタッフの皆さん、なんだか楽しそうに仕事をしていらして、お料理はなかなかに美味だし、さらに以上で2千円少しというあきれるお得さで・・・これははやるわな~。わたしが入った時、かろうじて席が残ってるという状態でした。詳しくは5月1日の記事を見てね。
「トラットリ屋 es エス」 京都市中京区四条通先斗町上ル17番路地2階 電話075-255-9599 17:00~翌3:00 水曜休み。 
1_3212_3123_2554_2006_147「今夜もエリちゃんと密会なのら。後で電話するのら。」 夕方あけ~み=京都ブライトンホテルが誇る稀代のコンシエルジュ・小山明美からメールです。わたしがロケハンしたいと言ったら、絶対協力態勢でいてくれるのです。しかしなあ、電話が鳴ったのは夜中の23時38分だ。「今から今出川神楽岡まで来て!」 どこでも行くのら~。タクシーに飛び乗り、あけ~みが待つお店へ。24時過ぎからほとんどわたしひとりでいただいたのが以下のお皿です。●鱧焼霜 ●小鮎塩焼 ●温野菜サラダ ●キャベツ・ピーマン、クレソンと豚肉の炒め物 ●にゅうめん。いいお店でした・・・そのうち発表します! 
7_1318_110夜中というのにこの元気さよ。あけ~みはわたしがおいしいと大喜びしたので満面の笑顔です。「こんな時間だってわかるように、時計も撮っておいてね!」って、この人ついにわたしに撮影指示まで出すようになってしまったよ(-_-;)

2007年6月 6日, dans 京都 イタリアン06-07, 京都 中華, 京都 和食07前半 |

2007年6月 5日 (火)

■津田陽子さん誕生日ランチ@カノビアーノ京都


Top_2「打ち上げは陽子ちゃんの誕生日に。1日遅れやけど、5日の昼にしようや」。全国100万人の読者の皆さま、待ちに待った電話でした。飛ぶ鳥バサバサ落とす勢い、泣く子もゲラゲラ笑う「祇園さヽ木」、佐々木浩さんがやっとこさ「打ち上げ」の日を指定してきてくださったのです。打ち上げって何のことか・・・? 文藝春秋 CREA eats11号 「京都「ミディ・アプレミディ」津田陽子さんのおいしい洋菓子の作り方」 をお持ちの方は、どうかp92~93の見開きをご覧になってください。本サイトでは昨年10月に、撮影の模様を伝えた記事があります。昨年9月のある日、京都を代表する和食の天才が京都を代表する洋菓子の天才にお菓子を習うという貴重な場面。わたしは「これを逃してはならじ!」と、掲載媒体を決めるより先に、えいやーっ! と撮影の手配を整えてしまったのです。(土壇場で「CREA eats」に掲載が決定して、ない胸なで下ろしたのだけど。)その「打ち上げ」をやりましょうと言い続けて半年以上たってしまった・・・けれど、やっぱり粋なことです、「陽子ちゃんの誕生日」に打ち上げとは!
1_3202_3113_2544_1995_1666_1467_130「陽子ちゃん」とわたし、しばらく前から突如、「カノビアーノ京都」の応援団です。毎月来ようねって指切り状態で約束しながら、それもなかなかあたわず。だから今日のお昼は「カノビアーノ」に即決、とても楽しみだったのです。コースはおまかせにして、●水茄子と夏の鹿肉のカルパッチョ ●太刀魚テリーヌのサラダ ●オクラと鮎の冷製カッペリーニ ●ブルゴーニュ産ホロホロ鳥のラグーソースとフレッシュトマトのスパゲッティーニ ●鱧と新玉葱の温かいスープ ●フランス産仔鴨のコンフィと賀茂茄子のソテー 白バルサミコのソース。どのお皿も繊細優美ながら、ぴーんと緊張があり、気持ちが十分に入ったいいお料理でした。地の食材をたっぷり使い、和食を思わせる軽やかさ、そしてサラダなどはお箸を添えて食べやすく。イタリアにはないイタリアン、いいぞー! 
11_19912_19513_12714_8415_64ドルチェを、陽子さんはとりわけとても楽しみにしていたのです。まずアヴァンデセールに桃のソルベ、下に桃のシロップ漬けがグラスで。「きれいなあ、おいしそうやなあ」と佐々木さんが言えば「だからね、おいしいんだってば」と陽子さん。胡麻のセミフレード/ピスタチオのジェラートなどそれぞれ違って出てきたドルチェはみんなで全部お味見して、「うまいやん!ええやん!」と佐々木さんも褒めました。わたしには、アニスのジェラート、下にマンゴーソルベとマンゴーです。
Apresシェフの吉岡正和さん、少し緊張の面持ち? 大丈夫、わたしたちががっちり応援態勢です!! これからますます伸びてゆく方だと思うのです。頑張ろう、頑張ろう!

2007年6月 5日, dans 京都 イタリアン06-07 |

2007年5月26日 (土)

■朝食ミーティング、古器即売会、イタリアンランチ、バー


G13G11_2G14_1G5_2G6_1G12_2ある朝、ハイアットリージェンシー 京都の「ザ・グリル」で朝食。レセプション天井の木の細工の美しいこと。わが畏友・くるくるパティシエールの津田陽子さんとミーティングです。 アメリカンブレックファスト(3118円)、温かい料理はちゃんと温かくてビュッフェと思えぬクオリティ。パンケーキやらクロワッサンを厳選して取って、彼女の新プロジェクトについて(6月4日に発表します!)、人生について、朝からさまざま語る語る語る。
H4_1H3_1H5H6H1_2H2_4InvitationInvitation2そして本日26日お昼、「古美術 佃」さんと「古美術 三彩」さんによる古器即売「初夏の会」へ。聖護院、こんな場所があったのかという風情あふれる一軒家に趣味のよい古器が並べられています。ここはふだんは花と料理の教室「サロン・ラ・フルール」をしていらっしゃる古賀温子さんの個人宅でもあります。陽子さんは器選びに余念がないです。「フロール載せたら・・・松露載せたら・・・」って常に自分のお菓子と合わせたところをイメージしながら、焼き菓子にふさわしい器を購入。買いっぷりがいいんだから!! 明日27日・日曜日まで、聖護院の白磁庵にて。11:00~18:00です。
1_3072_3003_2454_1955_1636_1417_1278_1079_97先日ある日のお昼、おなじみ大事な友人たちと共に、祇園のイタリアン「tvb」 (ti voglio bene) へ。びわとはまぐり ●稚鮎のグリルと朝採れきゅうりのズパッタ ●フランス産うずらと新ごぼうの炭焼き ●ほたるいかとおくらの冷製カッペリーニ ●ホワイトアスパラガスのカルボナーラ ●甘鯛の香味揚げ スナップえんどう豆のソース ●いちごのソルベ ●ココナッツ風味のビアンコマンジャーレ アメリカンチェリーとカラメルソース ●カフェに添えられるお菓子。
GhostGhost2寺町竹屋町・・・新しいバー? 「K6」「Kugel」の西田稔さんが工事現場にいらっしゃいます。「ghost(ゴースト)」ってどんなお店になるのでしょう? 6月2日オープンです。
Sashiganeyukisan今の話題はなんといっても「トレフル・ドール」、尺金由記さんが頑張っています。びしっと身体を安定させてのシェイク、かっちょいいな~と見惚れます。写真を撮る時でもこうでなくちゃいかんね。5月13日付記事にデータがあります。



「のぞみ」に乗って京都へ行きましょう!

2007年5月 26日, dans 京都 イタリアン06-07, 京都 イヴェント, 京都 バー, 京都 ホテル |

2007年5月19日 (土)

■入稿明けの土曜日


Roses_2いくつか重なっていた入稿が終わって、しばしほっ。なのになのに、包帯が取れた右手が今頃になって痛んだりするぞ。なんでだ~~?? めげずに花を活けかえ、入稿時はバッハしか流さないものをフランスものにして軽やかに。プーランクやらミヨー(ゴー&ミヨーと違うよ、ダリウス・ミヨーね)を聴きつつ用事を片付けましょう。で、つい手え振って踊っちゃったら・・・痛あああ。。。涙。事故後1週間目くらいの痛みを今になって感じるってどういうこと? 
1_2992_292けれど夜には楽しい予定がありました。室町錦下ルの「B0CCA del VINO」で「アビスジュニア」のワイン会です。おなじみ宇宙から来た友あけ~み、京都ブライトンホテル稀代のコンシエルジュ・小山明美と共に参加しています。ちゃんとカメラを意識して、すましてカヴァを飲むあけ~み。
4_1903_239飲めないはずなのに、今日は根性据えて来たようだ。偉いぞ。結構グラスを空にしていきます。赤ワイン飲んで、「顔赤いでしょ~~!?」と恥らってみたりしている。
11_18914_7713_11912_185カヴァとスペインワイン1杯ずつが、お料理ひと皿ずつに合わせて出てきたのです。いつもの「B0CCA del VINO」の料理とは少し印象が違いましたが、これはあくまでもワイン(それもスペインワイン)を引き立てるためのものだったからです。どのお皿も非常にワインと合っていました。全8皿のコースよりとりわけ印象深かったもの・・・●あか牛のあぶり焼き、フォアグラと温泉卵のサラダ仕立て SIO 2003年と。●伊勢海老のガーリックバター風味、海老味噌のソース●スパゲティあさりと生うにのソース●鴨胸肉の炭火焼、グリーンアスパラのトリュフ風味。 
21_10522_90Img_0989_1「エリちゃんのうちに行くもんね♪」とわたしについて来ちゃったあけ~み、冷凍庫に撮影後のアイスクリームがあることをちゃんと知っているのだ。ついさっきあんだけ食べたのに、まだ食べてます。新しい「唐長」のついたてを目ざとく見つけられたから「さわんないでねえ~」とあらかじめ頼んだら「じゃあなめるもんね」って、いつから犬になったんか? そしてわたしの密かな買い物の成果まで白状させられ・・・だって京都が誇る買い物の女王・晶子さんが「D丸のポイントアップセールよ、ポイントアップめざして頑張りましょう♪」って言っていらしたのですから、女王さまの御意にそむくわけにはいきません。それにわたしのうちからD丸って、126歩で行けちゃうのよ。いいのか悪いのか??

「のぞみ」に乗って京都へ行きましょう!

2007年5月 19日, dans 京都 イタリアン06-07 |

2007年4月14日 (土)

■新店紹介4軒: 「割烹 はらだ」 「御すぐき處なり田 姉小路堺町店」 「イル・ランポ」


01_402_303「割烹 はらだ」 河原町三条の「忘吾」に9年勤められた原田耕治さんが独立され、4月10日に「割烹 はらだ」をオープンなさいました。河原町通り、竹屋町を少し上ル。開店の翌日にいただいた7000円のおまかせコースです。

1_2692_2653_2234_1785_1506_1327_1208_1019_9110_8611_15712_15713_102●先附:○桜ますの手まり寿司 ○筍木の芽和え ○鯛の白子 ●あぶらめとよもぎ豆腐のお椀 ●かつお、ひめ鯛昆布〆、やりいか、さよりの造り ●筍の炊いたん ●桜ますの焼物に、●のびる酢 ●物集女の筍の造り ●菊菜とあさつきの玉子とじ ●小鮎、椎茸、白アスパラ、筍の天ぷら ●能登のもずくとれんこ鯛 ●田ゼリの酢漬け ●筍ご飯は味噌汁とお漬物付 ●黒蜜のソルベ。カリテ-プリが非常によく、どのお皿もばっちり決まって美味でした。春の食材満載、焼物は香ばしく、筍が好きと言ったらたくさん筍を組み込んでくださって感激。田ゼリの一品だとか、のびる酢を焼物にあしらうというセンスも粋だったし、お椀は澄んだ味わい、ご飯も炊き立てでおいしくて・・・とお味については本当に絶賛モードになりました。ただひとつわたしにとって問題だったのは、オープンと同時に入ったものの1時間もしてカウンター(11席)が満席になるとどの組も満遍なくタバコを吸ったことで・・・。ああ。吸わない者は食事の場面にタバコがあることを許すことができず、吸う人にとっては吸えない食事はつらいのでしょう。決して相容れないですね。普段ならタバコ(なんて文字を打ち込むのも本当はやだ。。)の気配がある店について語ることは決してないのですが、このお値段であまりにも満足のお料理だったので、例外的に紹介せずにはいられず・・・。
「割烹 はらだ」 京都市中京区河原町通竹屋町上ル西側 電話075-213-5890 17:00~23:00 不定休 
101102_1「御すぐき處なり田 姉小路堺町店」 上賀茂で300年以上続く名門「御すぐき處なり田」が洛中にご飯とお漬物をいただける茶寮併設の支店を出されました。これだけの種類のお漬物を一度にいただけるなんて漬物好きにはたまりません。ごくたまーにお漬物を好きじゃない人っているけれど(わたしはそういう人をいままでの人生でふたりだけ知ってます)、わたしはお漬物なしに生きられないし、こんな盛り合わせでどーんと供されたらひたすら大喜びです。わたしは極端なフランス贔屓だけど、もしこの世の最後の食事としてパン+チーズか、ご飯+お漬物かと選択を迫られたら、それはもう問答無用の無条件降伏でご飯+お漬物(京都の)です。「なり田の昼ごはん」2100円は・・・ 
103_1104_1105_1●地物の温野菜サラダ すぐきドレッシング ●漬物寿司と自家製ローストビーフ ●上の写真の10種類ほど盛られた漬物大皿が出されて、●ご飯と生湯葉入りの赤だしに、ちりめん山椒がたっぷり添えられます。最後はお茶漬けにして、もうこんな幸せなお昼はありません。 他に蕨餅入りの和風パフェ、あんみつ、きなこのアイスクリームなどの甘味もあり、飲み物は有機栽培の珈琲や黒糖カプチーノ、抹茶ミルクの3種類で各525円。この界隈、「イノダコーヒ」、それから「紫野和久傳」の茶菓席に「月ヶ瀬」と揃って、ますますいい感じです。うちからチャリで(って、今乗れないけれど、)5分の距離なのです♪ (って、また自慢・・・でもうれしいんだもーん!)オープンしたのは2月末、ひと月以上前に伺いながら、骨折ですべての予定は狂い、お知らせが今頃になりました<(_ _)>
108「御すぐき處なり田 姉小路堺町店」 京都市中京区姉小路堺町東入ル木之下町299 2階 電話075-211-0147 10:00~18:00(食事は11:00~15:00) 木曜休み








Nino1_2Nino2_3「イル・ランポ」河原町三条「トラットリア・ニーノ」も2号店を準備中です!! 5月オープン予定です。マダムの春奈さんが準備に燃えていらっしゃいます。くるくる回してピッツァ作るみたいですよ。楽しみですね。ひと筋北にあるスペインバル「ポキート」もおいしい、センスいいで安定人気で、バル文化も定着か? おいしさあふれる京都がより楽しく、どんどんよくなります! 昔はやせの大食いだったわたし、今はそんなに量が食べられなくなって悲しい! 1日5食くらい食べられる胃袋があればどんなにいいかしらん。命の次に胃の空きスペースが大事だと思う日々です。・・・いや、命の次に大事なんは右手だ~! (-_-;)

「のぞみ」に乗って京都へ行きましょう!

2007年4月 14日, dans 京都 イタリアン06-07, 京都 和食07前半 |

2007年3月27日 (火)

■骨折お見舞い御礼 その4


全国100万人の読者の皆さま、お見舞い、励ましのメールを引き続きいただき、感謝しております。「CREA eats」お買い上げのご報告をいただいた方々にも心から御礼申し上げます。引き続き右手不自由状態で、メールのお返事が最低限しかできず、ごめんなさい。いただく1通1通、優しいお気持ちやいたわりのお言葉のありがたさを噛み締めています。
怪我をして以来、思うように動けなくなったばかりか何をするにも倍以上の時間がかかってしまい、ほんとトロいことです。けれど行く先々で包帯ぐるぐるの手を振り回しては心配してもらいかまってもらい、なんだか結局いい思いばかりしています。うれしいお見舞いの数々に優しい見舞い客、めちゃくちゃに多忙だった日々の直後に怪我のおかげで突然訪れたミニヴァカンス・・・かなり幸せな治療生活です♪ 骨折以来食べたものをご覧に入れます。左手でがんばってアップします。
31_6232_48「ジォカトーリ」のボリート、優しい煮込み料理を思い出して伺いました。豚ほほ肉と野菜の柔らかい煮込み。左手だけでも食べやすくて、いたわられるようなお料理です。シェフの桑原さんも右手を事故で複雑骨折なさった方です。今も十分曲がらないとおっしゃりながら、こんなにちゃんとお店をやっていらっしゃるのですから、とても勇気づけられます。パスタは七味唐辛子を練り込んだタリアテッレ アサリと春野菜和え。昨年秋以来のお気に入り、七味がほどよく効いて粋な香りです。
41_1942_1843_844_5先日14日付で一度ご紹介した「日本料理 山玄茶」。以前「祇園さヽ木」があった祇園町北側の跡地に2月にオープンしたお店です。改めて夜の16000円のコースをいただきました。「招福楼」ご出身のご主人のお料理は、お人柄を映したように、実直でけれんみのないものです。おだしのしみじみおいしいこと。すべて申し分なく美味でしたが、とりわけ心に響いたものをコースから3品抜粋します。●事情を話してお詫びをしてフォークをご用意いただきました。器を絶対に傷つけないように細心の注意をしつつの食事です。●お椀。あぶらめに梅肉、筍、ぜんまい、黄にら、木の芽。春そのものでした。●ぐじの湯葉包み揚げあんかけ、小松菜に柚子。あんが美味、生姜の香りが格別よかったです。●締めご飯は伊勢海老の炊き込みご飯。伊勢海老をほぐして味噌も混ぜ込んでよそってくださいました。やみつきになるおいしさでした。
「日本料理 山玄茶」 京都市東山区祇園町北側347-96 電話075-533-0218 12:00~13:30入店・14:30閉店 18:00~20:00入店・21:30閉店 昼5500円~、夜11000、16000円。なるべく予約を。
N1_2N2_2N3_2N4_2おなじみ「トラットリア・ニーノ」、こちらの「ホワイトアスパラガス クリーム卵ソース レモンオイルの香り」、これを食べたくて夢に見るくらいでした。ふわふわの卵クリームはレモンが香りたち、太い白アスパラと絶妙に合うのです。名作だと思います。そしてここに来たら必ず極細のタヤリンをいただきます。今回いただいてみて、より細く繊細になっていました。そしてさらに、上からはらはらとかけられるおろしたチーズが、より細かく、ふわふわに空気を含んで、細いタヤリンに絶妙に絡んで感動深かったのです。前との明らかな違いをシェフの関俊仁さんに伺ってみたところ、やはり先日のイタリア旅行で新兵器を仕入れてきたとのこと。こんな感じで、いつも伺う度に必ず何か進歩を見せてくださるのです。
M1M2髙島屋に用事に行った帰り、「そうだ 三嶋亭、行こう!」となってレストランフロア「京回廊」へ。すき焼きの気持ちだったのに、食べやすさを先に考えてステーキにしてしまった軟弱なわたし、でもばーんと特撰フィレステーキ6300円をいただきました。とにかく一食一食、絶対に景気つくようなものを食べたいのです。元気だろうが病気だろうが怪我だろうが、ひとりだろうが誰かと一緒だろうが、常に何か盛り上がりがないと気が済まないのです。毎日祝祭気分ね♪ 
P2_2P1この日は帰宅してからまた楽しいことがありました。「パウンドハウス」の藤林佳代子ちゃんが来訪、いちご、スポンジ、生クリームが黄金率で三位一体となった名作、ストロベリーショートケーキをおみやげに持ってきてくれました。これだけで狂喜しているのに、さらにおうちで作ったおかずやらきれいにパックした玄米ご飯やらもたっぷり持ってきてくれて・・・。ありがた過ぎます。わたし怪我のおかげでみんなに優しくしてもらって、不自由さよりもうれしいことの方が多い毎日です。
Mainblesseeコワいもの見せます。見たくない人は見ないでね。どうしても包帯替えたくなってえいやーっと包帯取った手です。黄色くなってるのがわかりやすいように赤スカーフ敷いて撮りました。まず、こんなにきーろいのです! そして、わたしの手、細い方なんですよ・・・自分でもびっくり仰天、まだまだこんなに風船みたいに腫れているのです。手の甲の方は外傷がなく、切れて血が出たのは手のひらの方です。早く治りたーい!

2007年3月 27日, dans ■ごあいさつ, 京都 イタリアン06-07, 京都 和食07前半 |

2007年3月 5日 (月)

■リストランテ カノビアーノ京都 吉岡正和さんの料理


1月30日に掲載した「リストランテ ティ・ボリオ・ベーネ」のオープニングレセプションでお目にかかった「リストランテ カノビアーノ京都」の吉岡正和さんと久戸瀬浩二さん。前シェフであり、「リストランテ ティ・ボリオ・ベーネ」シェフとなられた山口正さんが抜けられた後を担うプレッシャーで、本当にぶるぶる震えんばかりの様子だったのです。「大丈夫でしょうか? やっていけるでしょうか?」と。でもその真摯な姿勢から、本気で頑張っていらっしゃることが感じられて、「絶対大丈夫! おねえさんたちが近いうちに伺って、ちゃんとお料理をいただきますから待っていて!」と景気づけたのです。そして、わたしたちは約束を守って、先日の週末に出かけたのでした。

1_2432_2423_2094_1675_1446_124●2色のアスパラガスのジェラート ●パンは今出川智恵光院、非常にパリらしくて、なおかつパリにもないブランジュリ、西山逸成の「ル・プチメック」で、これ絶対おいしい!! ●朝採り野菜(かぶ、赤かぶ、ブロッコリ、塩トマト)のサラダ、美山鹿の自家製生ハム添え ●スプマンテの後に白ワインを1杯 ●富山県産ホタルイカと生うにの炙り、竹の子の温かいスープ ●黒鮑と色々な豆の冷製カッペリーニ 

7_1128_969_8610_8011_14112_138●伊勢海老のスパゲティーニ ●五色米のリゾット、山菜のソテー添え ●アブラメのポワレ、花菜と蓮根添え ●ブルターニュ産ホロホロ鳥胸肉のローストと白菜のソテー ソース・リヨネーズ、青梗菜添え ●アヴァンデセールに樋口さんのいちご ●ピスタチオのクレームブリュレ、かぼちゃのジェラート添え
13_9514_65●同席の人のためのドルチェが、ココナツのセミフレードといよかんのソルベ ●エスプレッソ。
以上でおまかせの1万円。非常にイケてる料理だったのです! シェフの吉岡さんは、そんなに不安がる必要はなかったのです。料理を出し終わって、「大丈夫でしたか?」と不安げに出ていらした様子、本当にかわいらしかったです。全然問題なし、まったくおっけ、大丈夫のかたまり!! アスパラガスのジェラートは香りよかったし、サラダの野菜も味が深くて感激。ホタルイカの炙ったのの香ばしかったこと、それに筍の香りが絶妙に絡まって美味、定番カッペリーニも豆が主張し過ぎず、しかしトマトソースと調和しておりました。スパゲティーニ、リゾットともほんと~に美味でおいしく、ほっとしたところでアブラメ、ホロホロ鳥と、わたしの好み知ってたんかい?? というほど当りの当りでメイン2品がきました。付け合せがまたばっちり決まっていました。ホロホロ鳥に添えた白菜の甘かったこと。一生食べ続けていたいと思いました。ピスタチオはよくよく炒ってあってジャンドゥーヤ状態に、それでショコラのような風味になっていて、わたしが格別好きな味になっています・・・というのは一緒に食べたパティシエールによる解説です。セミフレードもひと口お味をみたら・・・ほどよい硬さ、いい香りで大成功。エスプレッソに添えたビスコッティがまたよかった。つまり、ほとんど完璧ということです。イタリアにはないイタリアン、またしてもメール絵文字の万歳マーク状態で食事を終えたのでした。ちなみに、わたしが評価が甘いって言う人いるけれど、違うんですよ、わたしダメと思ったら一切取り上げないもの。お店ででも、ダメと思ったら即食べるのやめます。途中でも丁重にお詫びして出てきます。・・・なんてことは1年に一度もあるかないかですが。胃の空きスペースは命の次に大事だもの。いいと思ったら料理でも人でも盛大に褒めますが、これはいつも本心からの言葉です。言葉の方があふれてしまうのです。わたし述べたくてしょうがないの。
21_68手前がシェフの吉岡正和さん、隣にサーヴィスの久戸瀬浩二さん。奥にわが畏友にしてパティシエールの津田陽子さん。陽子さんも料理をとても褒めて、そしてまだ20代であるシェフを激励していました。
「リストランテ カノビアーノ京都」 京都市東山区大和大路通三条下ル東側大黒町137 電話 075-531-9831 11:30~14:00LO、18:00~21:30LO 無休

「のぞみ」に乗って京都へ行きましょう!

2007年3月 5日, dans 京都 イタリアン06-07 |

2007年2月 9日 (金)

■Ristorante t.v.b リストランテ ティ・ボリオ・ベーネ


1_2362_2343_200先日30日に開店をお知らせした「リストランテ ティ・ボリオ・ベーネ」の、開店間もないある晩、ディナーに出かけました。●祇園情緒濃い場所にあります。●花で迎えていただき感激しました。
11_13212_12913_9214_6315_4916_40●ホワイトアスパラのビアンコマンジャーレ 生うにとコンソメのジュレ添え 非常に軽やかにすっきり食事が始まります。●パンとオリーヴオイル ●赤座海老と2色のかぶのサラダ 冷たいかぶら蒸し風 こちらもまた冷菜で、海老のプリプリとかぶらの優しい味がよく合っていました。●ここまではスプマンテ、ここから白ワインです。
21_6122_5823_3724_2325_1627_5●白子の炭焼き 温か菊菜のスープ 白子はとろりと濃厚で菊菜は色も香りも鮮やかです。●バルサミコがプレゼンされて、●いちごの冷製カッペリーニ 25年物のバルサミコで カノビアーノらしい細いカッペリーニの冷製、ただ爽やか軽やかなだけでなく、25年もののバルサミコで深いこくと香りを与え、いちごの酸味を引き立てて美味でした。粒粒はからすみとドライトマトを粉末状にしたもので、香りと塩気がアクセントになりました。●白い蓋付きの皿が供されて、卓上で蓋を取ってくださいます。●松葉ガニのカルボナーラ 蓋を取ってもらったら、こんなパスタが現われるのです。●甘鯛のフリット 根菜のガルビュール 皮のパリパリ加減も見事、中はふっくらした甘鯛に、野菜がたっぷり付け合わされて優しい上品なメイン料理です。
32_3633_1734_1135_636_537_338_2●牛ヒレ肉と竹の子ソテー 黒トリュフ添え 甘く香ばしい筍と柔らかいフィレ肉ソテー。これだけで幸せなのにまだトリュフが合わされて、もう犯罪的に美味。●アヴァンデセールに、牛乳のソルベ グラッパをアトマイザーでしゅっとひと吹き、夢のようにいい香りに包まれます。●ドルチェはリコッタチーズの栗クレープ包み、オレンジソース クレープ生地で巻いたチーズのクリーム、軽やかながら香りよく、余韻を楽しめるドルチェでした。●もうひとりはフランボワーズとティラミス ●エスプレッソ。 
41_14若手料理人を応援する「ミディ・アプレミディ」の津田陽子さん、その隣は山口正シェフ。朗らかでなつこくてかわゆーい♪ ・・・なんて言ったら失礼かしらん? でも絶対にみんなに愛されて応援してもらえるタイプです。軽やかで繊細なイタリアン、でもどの皿も明確な旨みを感じさせてくれて、料理によっては強い香味ではっきりと美味であるぞと主張してきました。調和を保ちつつ、メリハリのあるコースで、わたしは絶賛モード、メール絵文字の万歳マーク状態で食事を終えました。
42_15ところで、「ティ・ボリオ・ベーネ」とはどういう意味か? フランス語を当てはめたらわかりました。「Je te veux bien」 ですね。あなたが欲しい、って言ってるのです。「あなた」っていうより、もっと親しいtutoyer 。大きな声で言うような言葉ではないです。でもイタリア語もフランス語も、舌にのせてみてきれいな響きの言葉です。気持ちは言葉によって表現されますが、言葉によっても気持ちは作られます。「ティ・ボリオ・ベーネ」、おいしかった余韻の中で何度か口に出して言ってみていい気分。でもイタリア語がわかる人が近くにいたらわたしすごくヘンですね。フランス語では恥ずかしくて言えないし。多分今までの人生でJe te veux bienなんて言ったことない。せいぜい Je pense a toi !という言葉に気持ちを素直にのせたことがあるかないか。・・・なんて珍しいことを考えるくらい、美味で幸福感に包まれたのでした。
「リストランテ ティ・ボリオ・ベーネ」 京都市東山区祇園町南側570-155 電話075-525-7070 12:00~14:00LO、18:00~21:30LO 日曜休み(2月は日曜も営業) 昼は税サ込みで3500円、5000円、7000円。夜は税サ別で、6000円、8000円、10000円。

T_logo_121そうだ 京都、行こう。
「のぞみ」に乗って京都に行きましょう! 

2007年2月 9日, dans 京都 イタリアン06-07 |

2007年1月30日 (火)

■Ristorante t.v.b リストランテ ティ・ボリオ・ベーネ 本日開店


0_21_2322_230本日1月30日、祇園に新しいリストランテがオープンします。「リストランテ ティ・ボリオ・ベーネ」、オーナーは福島稔さん、シェフは山口正さん、「カノビアーノ京都」のシェフをつとめていらした方です。祇園町南側、花見小路を四条から4筋下がり、東に入ったところ、料理屋さんが軒を連ねるすばらしい場所にあります。「祇園おかだ」の東隣です。左の写真、黒いスーツで店頭に立っているのはオーナー福島さん。まんざらグループを経て中国料理の「菫」を買い取って独立、その後「うずら屋」なども経営されて大成功、いますごい勢いの方です。山口さんの方は「カノビアーノ」でしっかり研鑽を積み、人なつこいからお客さんにもかわいがられ、ついに念願の独立を祇園で果たして気力漲っています。いま31歳、これからガンガン仕事されることでしょう。
「リストランテ ティ・ボリオ・ベーネ」 京都市東山区祇園町南側570-155 電話075-525-7070 12:00~14:00LO、(昼の営業は2月5日より開始) 18:00~21:30LO 日曜休み(2月は日曜も営業) 昼は税サ込みで3500円、5000円、7000円。夜は税サ別で、6000円、8000円、10000円。
11_12812_12613_8914_6015_4716_3929日の午後、内覧会にお伺いさせていただきました。お料理はこんなでした。
21_5822_5523_35厨房はガラス張りで、立ち働くスタッフが伺えて臨場感があります。エントランス入ったところにはカーヴもあります。
31_4132_3333_16店内を埋め尽くすように贈られた祝い花が飾られています。これはほんの一部です。前日でこれですから、オープンの30日にはどれほどのお花となることでしょう。


41_1142_12お祝いに次々訪れる客もゴージャスです。左から、一緒に出かけた「ミディ・アプレミディ」の津田陽子さん、ご存じ「菊乃井」村田吉弘さん、そして、誰だ、ピンクのフードを被っている人は~? パディントンみたいに見えますね~。それからにっこり感じがいいのは食材業者さん「横内商店」の横内誠さん。東京のレストラン「カメレオン」でお会いしたことがあったのを思い出しました。目が合うなり同時に「カメレオンで!」と言い合ったのでした。そして右側の写真を見てください。ピンクのフードの人、少し顔が見えますね。笑ってる♪ この人、こわい人じゃないんですよ。確か木屋町あたりで、小さいお店で、とんでもなくおいしい料理を作る人です。もうがっつんと、とてつもなくおいしい、センスがいい!! でもマスコミ嫌いなのです・・・。そんなに嫌わないでね。また陽子さんと伺うし~♪♪
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52_5左の写真は山口さんが抜けられた後の「カノビアーノ京都」を守るおふたり。左から新シェフの吉岡正和さん、サーヴィスの久戸瀬浩二さん。真摯な姿勢を伺うにつけ、きっと「カノビアーノ京都」も山口さんの時の勢いを落とすことなく、また新たな展開を見せてくれることだと思ったのでした。右は「B0CCA del VINO」、サーヴィスの池本洋司さんとオーナーの野宮昭昌さんもお祝いに訪れています。またここがおいしいのですね。何度かこのサイトでも既出です。
61_16263_164おいとました足で、津田陽子さんと一緒に寺町二条の「プーゼ」へ。バラがこぼれるほどショーケースに納められています。そして祝い花もたくさん作られています。わたしはお祝い花を注文し、そして自宅用に小さなブーケを作ってもらいました。スタッフの皆さんもにこにこと感じのいい人ばかりで、わたしここの全員が大好きなのです。もとから性格いい人たちが集まり、そしてお花を扱ううちによけいに感じがよくなるのかな? 

「のぞみ」に乗って京都に行きましょう。そして、京都ではイタリアンを食べましょう!

2007年1月 30日, dans 京都 イタリアン06-07 |

2007年1月29日 (月)

■取材、合間にお茶とランチ、また取材!


1_2312_2293_1974_1615_1386_1237_1118_95取材や撮影と雑誌のための原稿書きが重なりまくり、さらに用事いろいろであたふたしていますが、でもいつも通り、わたしは忙しいからこそ上機嫌です。出かければ必ず発見があり出会いがあり、絶対にいいことがあるからです。ガラスケースの上に並べられた、和紙のかわいらしいものは何でしょう? 「婦人画報」撮影のために、商品拝借に「井澤屋」さんにお邪魔しているのです。こちらは和装小物の「井澤屋」さんの、四条をはさんで南側にある南店。こちらは若い方にも手の届きやすいものを揃えています。写っているのは、掲載用のものを選ぶ井澤美紀子さんと、東京からいらした「婦人画報」編集者のソメカワノブヒロさんです。
F1_1F2_1井澤美紀子さんという方を、わたしは長年雑誌や書籍で拝見しておりましたが、お話するのは初めてのことでした。雑誌では雅に着物を着ていらして、わたしのように「京都大好き」とはしゃぎつつ、着物の心得がさっぱりないアホな者には近づきがたい方だと思っていたのです。ところが・・・まったく思い込みとは逆の方で、気さくでお話好きで、わたしはいっぺんに井澤美紀子さんを好きになりました。取材でお話を伺うために一緒に伺った「冨月(ふうげつ)」というお茶屋さんのカフェで・・・よく話しました。・・・というよりひと時しゃべり倒したというか。一緒にご飯に行こうと約束までしちゃった♪ 仕事のおかげでまたテーマが広がり、そして何よりまたいいご縁をいただけたのです。ものすごく感謝。「冨月」はお茶屋さんをそのまま使って、中はモダンにしているカフェで、こちらはオーナーのかわいらしいサイト です。
G1G2G3G4G5違う日、烏丸二条の「松栄堂」に撮影用の物を拝借に行き、その足で「ジォカトーリ」でランチをしています。お正月の夜に乱入したまま、お礼に伺えていなかったのです。1500円のAランチ、前菜3品盛りに自家製パンがついて、パスタは海老とかぶのオイル和えスパゲティ、ドルチェにパンナコッタ(ワインソースが効いています)とティラミスとオレンジ、そしてカフェという構成です。お得でおいしい~! 1時間足らずのこのランチの間にも次々お客さんがいらして、小さなお店ゆえシェフの桑原さんは申し訳なさそうに「満席で」と断っていらっしゃいます。わたしもはよいただいて席を空けましょう。合間に少しだけ桑原さんとお話ししたことをお伝えします。桑原さんの言葉、そのまま伝えます。 「料理の写真を撮っても結構です。でもどうか、ひと言お断りください。いきなり撮影する、それもフラッシュつけて、シャッター音鳴らしてというのは他のお客様にご迷惑だと思うので、控えていただきたいと思います。」 これは大事なことだと思います。わたしもどこでもいつでも必ずカメラ携行、(これは小学生の頃、アサヒペンタックスのハーフサイズを父に持たせてもらって以来ずーーーっと。)デジタルで小さくなってからはとりわけ何でも撮りまくり。昔は何でもちゃちゃっと撮ってしまって怒らせたこともあったけれど、今の仕事をするようになってからは必ずお断りしてから撮るようにしています。もちろんすべて消音、フラッシュもつかない設定にしています。店主の方に断られた時はすんなり諦めます。桑原さんの場合は、サイトに載せることも快諾してくださるのです。(身分を明かさず一番初めにお伺いした時がそうでした。)撮るよ撮るよと言ったらお茶目にポーズまでとってくれる方です。でもいきなり撮られると、ましてフラッシュを点けられると、抵抗があると。わたしも含めて、これは気をつけるべきことです。
S1S2あずき版のフロールです。いただけるのは御室の「さのわ」でのみ、1日限定10食です。「ミディ・アプレミディ」でプロセス撮影をし、「さのわ」さんへもお店撮影に。このスポンジ、ふわふわしっとりの生地が本当にきれいに写っていて、見ているだけで幸せな気分になります。この写真も自分で撮りました~、なんてさすがに言いません! 愛想は悪すぎるが腕は抜群、カメラマン巨匠ハリーの美しいライティングで、フロールがよりおいしそうに輝いているのです。

「のぞみ」に乗って京都に行きましょう! 暖冬で寒くないオフシーズンの京都、お昼間は軽装で散策できます。ぜひこの機会に!

2007年1月 29日, dans 京都 その他ええ店(食以外), 京都 イタリアン06-07, 京都 スイーツ |

2007年1月 6日 (土)

■新年の仕事開始!


1_2242_224改めまして、全国100万人の読者の皆さま、あけましておめでとうございます。しばしお休みをいただき、わたしはのんびりしました~♪ ・・・ならいいのだけど、それがさっぱり正反対。年末ギリギリまで外を飛び歩いていたものだからデスクワークがたまりに溜まり、入稿はあるし次の仕事の手配はあるし企画も出さんならんし取材依頼がてらの食事もあって、さらに引越後の手続きも山積、その他人生もいろいろ大変だあああ~! というわけでお正月早々ほとんど非常事態の毎日でした。でもこれでいいの、いつも回っていることが大事なのです。ぐるぐる。
雪が舞っているような、白一色の餅花は祇園の料理屋さんの店頭のものです。そしておせち料理はしばらく前にご紹介した北山の「乃し」さん(その記事)が大晦日の夜にお届けくださったものです。感謝いたします。
3_1924_155COCON烏丸の「唐長」さんは2日から営業です。お正月らしいしつらえで、松の文様のステーショナリーが揃っています。
11_12312_121何度かご紹介した「ジォカトーリ」、(前の記事)のお仲間おせちの夕べにしばし紛れ込ませていただきました。シェフの横にいらっしゃるお友達は京都のイタリアンの草分けである「フクムラ」のご子息である福村直さん、株式会社イタショクの代表取締役、イタリアンワインのインポーターでいらっしゃいます。横にいらっしゃるのは熱々仲よしのマダムです。華麗なおせちをお相伴させていただいて、
13_8614_58美山の鹿肉のカルパッチョ、ゴルゴンゾーラのソースに、七味練りこみフェトチーネ仔牛のソースをささっとシェフの桑原さんが作ってくださいました。お味が決まっておいしかった! 優しいあたたかい時間をご一緒させていただき幸せな気分に包まれました。
31_38そして5日より新年の取材と撮影もスタートしました。仕事開始っていうだけで燃え立つわたしです。午前いちばんの仕事が祇園の肉専門のお店取材で「みかく」さん、わたしこのお肉いただきました♪(ずるいね。)

32_29そして午後から「ミディ・アプレミディ」で撮影。明日はどかーんとこちらのお菓子をお見せいたします。ちょっと貴重な画像でーす! と予告しておきます。
わたしは相変わらずはちゃめちゃな毎日で原稿仕事山積・用事も山積・ソルドも行きたい(赤い服要るもんね♪)、けれどまず食べに出かけること、感動をお伝えすること! 今年もますます頑張ります。どうかご支援くださいませ。





「のぞみ」に乗って京都に行きましょう! お正月気分の京都、混雑のピークも過ぎました。今こそ冬の美しい京都へ!


★まとめてお詫びです。今年は年末年始の混乱で、相当数の年賀状をいただいたままになっております。住所変更のお知らせご挨拶をこれから作ります。御礼を申し上げ、お詫びいたします<(_ _)>

2007年1月 6日, dans 京都 イタリアン06-07, 京都 唐長, 京都 肉 |

2006年12月 1日 (金)

■コーヒー/あんみつ/みりん


Shimogamo話題があふれているので、脈絡なくいろいろ。でも絶対おいしくて楽しい話です。まず本日のトップ記事は「カフェ・ヴェルディ」の12月1日発売、2007年1月末までの限定販売の「下鴨ブレンド」です。これは以前10月8日付で掲載した「プレシャス」11月号、「京都冬のお遣い物ごよみ」に出させていただいたものです。最高級エチオピア産のモカとマンデリン合わせた深煎りで、味わい深いのに余韻は爽やか、非常に香りのいいものです。お店で試飲させていただいた時に自分で撮った写真もあるのですが、「カフェ・ヴェルディ」のサイトの画像があまりにも美しいのでこちらを転載させていただきます。店主の続木さんは、すばらしいコーヒーを淹れて、さらにこんなヴィジュアルまで作ってしまわれるのです。本当にすごい!
1_197先日の日曜日においしいあんみつをいただいて以来(11月26日に掲載)、頭の中で「あんみつ、あんみつ」と通奏低音のように鳴り響いておりました。ちょうど河原町今出川を通りかかった際、「そうだみつばち行こう!」となって、飛び込んでいただいたのがこの「みつばち」の抹茶クリームあんみつ550円。おいしいです♪ 寒天も黒蜜も、非常にきちんと手作りされています。双子の美しい姉妹がお店を切り盛りしているのですが、今はおふたりで順番に産休ということで、不定休になりがちだそうです。電話をしてからいらしてくださいね、とのことでした。
2_195「みつばち」 京都市上京区河原町今出川下ル梶井町448-60 電話075-213-2144 12:00~18:00 日曜と月曜が定休日のはずですが、今は不定休。河原町を今出川から少し下がった東側、河原町今出川バス停前です。




30_131_2732_19■みりんです! 3つ星レヴェルの料理を作るフレンチのシェフも「ジォカトーリ」を訪れて、ロックで飲むみりんに驚いています。(11月29日と11月6日の掲載記事をご参照ください。)仕事熱心なこのフレンチのシェフ、ご自身のレストランの営業が終わってからの訪問だから当然夜遅くなるわけですが、こういう方でも訪れられる営業時間の設定が偉いです。(24時閉店。) 「ジォカトーリ」店主の桑原さんは、京都であまたイタリアンがあるなかで、どうやって生き残るか、どこにすきまがあるかと考えて「夜遅営業」を決められたといいます。といいつつ、おとといのようにお昼もすごくお得なのですが。
51_352_253_154555657_258この夜食べたもの: ●自家製パン ●野菜が中心の前菜盛り 900円 ●プロシュートとサラミ盛り合わせ 1200円 ●ボリートのブイヨンで炊いた野菜 600円 ●薬味が別皿で ●タリアテッレ 鴨の赤ワイン煮のソース 1200円 自家製麺で、七味が練り込まれそこはかとなくいい香り。●ご自慢のみりんを使う桑原さん。●凍らした柿に、みりんをシロップのように使って、よく合っていました。 

「のぞみ」で京都に行きましょう! すばらしいカフェ、甘味屋さん、おもしろいイタリアンで、京都は朝から夜中まで1日楽しく過ごせます。

2006年12月 1日, dans 京都 イタリアン06-07, 京都 カフェ, 京都 スイーツ |

2006年11月30日 (木)

■ピッコロ ジャルディーノ Piccolo Giardino


1_1962_1943_1694_1435_1256_1097_998_879_7510_6610_68今回は、いつものバー「カルバドール」高山寛之さんからの新店情報で、大宮通錦に11月18日にオープンした小さなイタリアン、「ピッコロ ジャルディーノ」。高山さんが以前勤めた祇園のイタリアンレストランで同僚でいらしたミズノハルオさんが開かれたお店です。イタリアン大好き、できたて新店訪問もすごーく好きな「半兵衛麩」の仲良し玉置淳ちゃんを誘えば、大喜びで来てくれるはずです。淳ちゃんは、いつものデカいメルセデスではなく、新しいジャガーで来たー! 父上の車なのだけど、「ワカメ色・・・」とかいって、何とも思わずに乗ってる様子、ほんまお嬢です。ゴージャスで好き~♪ わたしはもちろん赤チャリでせっせと遠い道のりゆきました~。●さんまのコンフィ600円 ●自家製カモの生ハム500円 ●ポテトサラダ(試作品) ●この玉ねぎが料理されます ●玉ねぎ丸焼き チーズソース600円 ●アンチョビトマトパスタ900円 ●かぼちゃクリームソースパスタ1000円 ●きのこのタルト300円 ●スペイン産豚のソテー1200円 わたしは以上の料理に、●グラスワイン300円×2杯を合わせました。 なんというお安さ、そしておいしさでしょう! 大宮通の錦という場所(=四条大宮駅からすぐ)を考えてお手頃値段に、ということですが、食事もできるバルという感じでしょうか。飲み物は梅酒も焼酎も日本酒もあって、ミズノさんが飲み好き、というのがよくわかるドリンクリストでした。それにしてもグラスワイン300円ですよ~~! タルトもさくさくできのこたっぷりいい香りでした。300円でいいの? パスタもお味よくて、あっという間にいただいてしまいました。今まだオープンしたてて夜しか開いていないけれど、近々お昼も始めるとのこと。カウンターの向こうにはテーブル席もあり、小さな中庭(=店名のピッコロ・ジャルディーノ)も見えて、実にかわいらしいお店です。
11_10012_9913_71「ピッコロ ジャルディーノ Piccolo Giardino」 京都市中京区大宮通錦小路上ル四坊大宮町157 電話075-822-3882 11:30~14:00LO・14:30閉店 17:00~23:00LO・24:00閉店 水曜休み

「のぞみ」に乗って京都に行きましょう! 紅葉は今が見頃です。そして、京都のイタリアン、頑張っています。

2006年11月 30日, dans 京都 イタリアン06-07 |

2006年11月29日 (水)

■ランチ@ジォカトーリ


1_1952_1923_1714_1455_1236_11111月6日付けでご紹介したイタリアン、「ジォカトーリ」。夜に2度出かけて、それはそれは楽しかったのです。東京から友人・春ちゃんが来て、近場で気軽においしいお昼を! というわけで初めてランチに出かけてみました。昼のAランチ1500円です。 ●自家製のパン ●ごぼうトマト煮やらマリネなど前菜3種盛り合わせ ●海老とサラダ菜のクリームソース スパゲッティ ●ドルチェにバジルのアイスクリームとスパイシーなガトーショコラ ●エスプレッソ。以上で1500円、おいしくて、オリジナリティを感じさせ、満足感たっぷり。お得です~~!! ●そして看板の食後酒、みりんの話をしたら、お酒大好きな春ちゃんが試したくないわけがありません。「九重櫻」、これをロックで飲むとおいしいのです♪ ランチはパスタランチ800円、以上の1500円、メイン料理の付く2300円と3コースです。値打ちがあります!
Pousse_3こちらはいつもの「プーゼ」、明日誕生日を迎える大切な友人のためにお願いしたアレンジメントです。この色合い、ちょっと好きになってしまいました。




Jardinoミニ予告編:明日もイタリアン! 大宮通錦にオープンしたての小さなお店をご紹介します。








「のぞみ」で京都に行きましょう! 気軽で楽しい、遊び心いっぱいのイタリアンがいろいろオープンしています!

2006年11月 29日, dans 京都 イタリアン06-07 |

2006年11月 6日 (月)

■ジォカトーリ giocattoli


1_1732_1723_1534_1335_1156_1017_928_8110月1日、間之町通二条下ルにオープンした「ジォカトーリ」。オープン後さっそくお出かけになった門上武司さんが「よかったですよ!」とお薦めくださったので、間違いありません。行かねば行かねば! 店名のサブタイトルが「イタリアワインとお菓子 ちょこっと料理の店」。黄色いロゴに白い店内、細長~い造りですがなぜか狭さを感じさせず、おいしいものが食べられそうな雰囲気が外から見ただけで感じられます。
10月最後の週末、イタリアン大好きな友人を誘ってまず一度出かけていただいたのが以上のもの。この日ふたりともごく軽めの夕食にしたかったので、本当に前菜とパスタだけ。でもどの皿もおいしくて、とても満足感がありました。●パンは自家製です。シェフは何でもやりたいみたい。●プロシュートとサラミの盛り合わせ 1200円。●野菜のマリネの盛り合わせ 900円。●ワインもお酒も大好きなシェフ。「十四代」なんてものまで置いているのです。●豚のほほ肉の塩漬とタマネギのトマトソーススパゲティー 1200円。●トゥルキオで作ったスパゲティー ゴルゴンゾーラ 1200円。●パンナコッタ 赤ワインと蜂蜜のジャム添え 500円。●「ひと口味わってみてください」と出されたのは甘いリキュール? なんと味醂でした。飲んでおいしい驚きの味醂でした。びっくりしておいしがるわたしたちを見てシェフはうれしそうで、目がきゅるきゅる笑っていました。
11_8312_8013_5614_4015_3416_2817_2218_1819_1720_1621_3122_2523_1324_725_526_4これは改めて出かけなければなりません。京都ブライトンホテルの稀代のコンシエルジュ、小山明美ちゃんを誘いました。自腹で3000軒食べ歩いてデータベースを構築、的確にお客さまを案内して喜ばせるコンシエルジュの鏡です。「今から歩いて行きまーす!!」とメールがあったのは約束の1時間ほど前のこと。職場のブライトンホテルから歩いて来ようと言うのです。気合の入れ方が違います。●パンはやっぱりグリッシーニまで自家製、赤いのは赤ピーマン風味です♪ 今日はオイルを添えていただきました。●プロシュートとサラミの盛り合わせ 1200円。●「ちょっとお待たせしちゃうので」と野菜チップを出してくださって、●サルシッチャのボリート 600円を待ちました。粒マスタードやかぶの葉などを使った緑色あざやかなペーストでいただきます。●牛肉薄切り(タリアータ)とサラダ バルサミコ風味 1200円。●ペンネアラビアータ 900円、ちょい辛がいい感じ。●凍らしたプリン、クレマカタラナに、フローズンの柿、ご自慢の味醂風味です。●その味醂を「ひと口どうぞ」とシェフの桑原正宏さん。●ロックにしていただいたらよりおいしかった♪ ●バジルのアイスクリームをまずナチュールで、●ひと口食べたらバルサミコをかけて、また違う味わいを楽しみました。●エスプレッソ、カップもかわいらしい。●バルサミコについて説明してくださる桑原シェフ。幅狭いカウンター、なぜ圧迫感がないのか、のびのび楽しい気分で食事ができるのか不思議なのですが、透明に作った頭上のグラス棚や、1cm単位で考えたというすみずみの造作が非常によくできているからでしょう。「上手に造ってあるなあ」と感動する厨房とカウンターです。そして何よりシェフのキャラクターがお店の雰囲気を作っているのです。カウンター5席とテーブル4席、みんなが同時に注文しちゃったら、ひとりで追いまくられて必死状態なのに、おどけて冗談を言ったりお茶目な様子を見せたり。客から愛され、間違いなくかわいがられるキャラです。気兼ねない、明るい、シンプルな料理だけどお味はばっちり決まっているからまた行きたい、また食べたい。久しぶりにいいイタリアンがオープンしてうれしいことです。お昼も千円くらいで営業していらっしゃるようで、また伺わなければいけません。ちなみに店名の「ジョカトーリ」とはイタリア語で「おもちゃ」という意味。お気に入りのおもちゃのようにみんなに愛されれば、という思いで付けられたということです。
Giocattoli_1「giocattoli ジォカトーリ」 京都市中京区間之町通二条下ル西側 電話075-212-0611 12:00~13:30、18:30~23:30LO・24:00閉店 (日曜は18:00~21:30LO・22:00閉店) 月曜休み


「のぞみ」で京都に行って、新しいお店でちょこっとイタリアン、いただきましょう。

2006年11月 6日, dans 京都 イタリアン06-07 |

2006年10月 3日 (火)

■唐長の紅葉展/トラットリア・ビリキーノ ディナー


Karacho1_1Karacho2_1京都随一の唐紙のお店である「唐長」さんで、10月10日から21日まで秋の企画展として「紅葉展」が行われます。「唐長」さんには「枝紅葉」「散り紅葉」「竜田川」など、紅葉をモチーフとする板木が数多く伝わっているといいます。紅葉を愛でる気持ちが、日本では古来強かったということです。三条両替町のインテリアサロンでは「唐長」ならではの表現で、秋のしつらえがなされます。また関連企画として、修学院の工房では紅葉文様のポストカードや便箋などの制作風景が特別公開されます。さらに、●COCON烏丸1階にあるショップでは紅葉展にちなんだ紅葉づくしの小物が販売されます。期間中は真っ赤なカードがたくさん用意されているそうで、そんなことを伺ったらもう今から楽しみ、きっとあるだけ全部欲しくなってしまいます。上の写真左はこの紅葉展の案内です。右は今COCON烏丸のショップに並んでいるポストカードより、「丸龍」という文様です。やわらかな和紙の風合いに、鮮やかな色合い、美しい文様で見飽きることがありません。もっぱら襖などインテリアのためのものだった唐紙を、もっと親しみあるものにと、こうしたポストカードやステーショナリーなど小物を率先して制作してきたのは長女の千田愛子さんです。ご両親の並々ならぬお力で、「唐長」さんはこんなに人気の京都を代表するブランドとなったわけですが、しかし「唐長」をここまで若くモダンなイメージにしたのはやはり愛子さんの尽きることのないアイデアと企画力です。愛子さん自身がおしゃれで、ファッションもインテリアも大好きな、ほんとすてきな人なのです♪
12_6122_1932_842_35_9962_172その愛子さんと夕食をしています。「トラットリア・ビリキーノ」、すでに何度かご登場いただいているがっつりパワフルなイタリアンのお店です。●自家製ソーセージ サラダ添え 1500円。 ●カルボナーラ スパゲティ トリュフ風味 1500円。 ●ベーコンと玉ねぎのトマトソース ブカティーニ 1500円。 ●伊達地鶏1/2羽のロースト 3500円。いやもう、どれもがわかりやすいおいしさ、とにかく食べろ!というボリューム。トリュフ風味のスパゲティは倒れそうなトリュフの香り、トマトソースのブカティーニはシンプルながらよく絡んだトマトソースのお味が抜群、地鶏は焼き加減絶妙と、言うことなしのイタリアンでした。これは2週間ほど前の夜のメニューです。「どこかへ夕食行こう!」となって、COCON烏丸や両替町からも近い町なかで食事かな? と思いきや、ぜひとも「ビリキーノ」へ! という希望。お腹激空きで行きましょう! と出かけたのですが、彼女は本当に見事な食べっぷりでした。才色兼備で健啖家。そして食事の間はしばしば「唐長」のこれからについての思いを語り、変らず仕事を愛する様子を見せたのでした。

T_logo_20そうだ 京都、行こう。 紅葉の京都へ、「のぞみ」に乗って出かけましょう! 美しい唐紙のサロンもすっかり秋の風情です。紅葉文様のお買い物をしたら、がっつりイタリアンをいただきましょう!

2006年10月 3日, dans 京都 イタリアン06-07, 京都 唐長 |

2006年9月 9日 (土)

■トラットリア・ビリキーノ ディナー


1_1182_1173_1104_1015_8461先週のある夜、「トラットリア・ビリキーノ」にいます。以前にもご登場いただいていますが、今回は「週刊文春」に載っていただいたお礼がてらの夕食です。せっかくですから、イタリアン大好きで、たっぷり食べてくれる友人を誘って出かけました。●ビリキーノ前菜盛り合わせ2人前、2500円。自家製ソーセージやら田舎風パテらや、どさーっと盛られてきます。サラダもたっぷり。●なすとアンチョビの娼婦風トマトソーススパゲティ 1500円。赤いものを、とまずわたしがこれ選びました。塩気明確、トマトソースはわかりやすくおいしい! ●生うにとカラスミのイカ墨スパゲティ バターソース 1500円。では黒いものを、ともうひとりが選んでこうなった。イカ墨練りこみスパゲティ、これもパンチあります。●白金豚バラ肉コンフィ 粒マスタード味とトマトソース風味 2000円。ひと皿で2種類の味が楽しめます。豚の旨みを満喫、もうお腹はいっぱいになりました。●友達は車で来ていたので、今日はイタリアビールを一杯だけ。●友達とは、大好き仲よし玉置淳ちゃん、「半兵衛麩」の3女にして店長もつとめています。ストレートでパンチあるイタリアンです。住まいの近くにあればどんなにいいでしょう。豚尽くしの愉快な店内、入っただけで明るい気持ちになります。シェフの立石竜治さんとサーヴィスの田井宏和さんは幼なじみでぴたりと息が合っているのです。そして驚いたことがあって、一緒に行った玉置淳ちゃんはこのふたりと高校で同級生だったそう。3人で顔見合わせて「え~!」「うそ~!」「久しぶり~!」としばし驚き懐かしがり、「京都は狭いね~」という話になりました。
11_45121「トラットリア・ビリキーノ」 京都市左京区浄土寺西田町3 電話075-751-8001 11:00~14:30LO、17:00~21:00LO 水曜休み 前菜は盛り合わせを除いて1500円で数種類、ピッツァは1500円で5種類、パスタは一部追加料金がありますが基本1500円で10種類ほど、メイン料理も時々追加料金ありますが2000円で数種類。ついでに、以前は不定休の傾向にありましたが、最近は水曜定休で統一されているようです(笑)。
21_1022_723_4ばーんと大きなメルセデスで来ちゃった淳ちゃんです。いつもなら寺町二条か木屋町二条で軽く一杯飲んでおしゃべりとなるところ、この日は車が置きやすくて遅い時間までお茶が飲めて、ということで、ちょっと北上して「prinz」に移動しました。夏の宵に庭でおしゃべりもできましたが、わたしたちは図書室のようなティールームに入りました。スパイシーなチャイを飲んでしばしゆったり。淳ちゃんはいいところのお嬢さんなのにまるで気取りや屈託がなくて、本当に気立てがいいのです。陽気でおしゃれ、一緒にいるだけでうきうきと楽しい気分になって、どこそこで食べたとか買いもんしたとか、他愛ないけどやっぱり大切なことを際限なくしゃべります。大事な大事な友達のひとりです。
31_5本日9月9日は重陽の節句。いまあまり言われなくなったけれど、陽の数が重なる9がまた重なるとても縁起のいい日なのです。古来中国では奇数がよい数字とされて、3月3日、5月5日、7月7日・・・全部「節句」として意味のある日です。 なぜか今、9月9日は大事にされませんが、「9月9日、菊においた露を飲むと不老長寿が約束される。平安時代の貴族はこの日に観菊の宴を催した」と高校の古典の授業で習って以来、この日は菊の花を飾ってみたりします。菊って、仏さまの花というイメージがあまりに強いですが。ついでにフランスで暮らした時にびっくりしたこと。11月1日、トゥーサンといって、Toussaint、すべての聖人の日としてお墓参りに行くのですね。ちょうど日本のお盆みたいです。学校もこのあたり、1週間ほど休みになります。その時に手に持って行く花がなんと菊なのです。菊はフランスでも死者のための花でした。フランス語で菊はクリザンテーム chrysantheme 。舌にのせてみて、いかにもフランス語らしい響き、発音してみて気持ちのいい音です。今日の東京の家の花活けはそんなわけで小さな菊です。赤い菊がなかったから黄色の菊、それも洋菊。

2006年9月 9日, dans 京都 イタリアン06-07 |

2006年8月20日 (日)

■B0CCA del VINO ボッカ・デル・ヴィーノ ランチ


1_912_913_864_775_666_637_558_519_4410_3811_3712_3513_2314_2015_1716_1617_138月初旬のあるお昼です。●同席者はすでに到着、何やら話し込んでいます。●スプマンテをわたしもいただいてパンを食べながら、●この前菜3種を待ちました。前菜はいつも3種、フィクスされています。●3種類を順番に、写真がよくないが、すずきのあぶり焼き ●鰯のマリネ ●きすのフリット。前菜からいきなりおいしさで唸らせてくれます。●次は5皿からチョイスします。5皿とは、パスタ3皿、メイン料理2皿で、この中から3人いれば3皿別に選んでいいのです。取り分けることを前提に作ってくださるので、ひとりならパスタひと皿で終わってしまうところを、パスタとメインをコース風に食べることができます。で、写真はシンプルに、パンチェッタとトマトのソース、アマトリチャーナ ●ぐじのソテー 剣先いかとフレッシュトマトソース ●旨い、旨い! と「祇園さヽ木」の佐々木浩さんもにっこり笑ってくれました。「お昼しよや~!」となって、お店選びをしたのはわたし、気に入ってくれてうれしい♪ ●お皿の底に残ったソース、「皿ごとええかな?」とお皿を取りました。もちろんいいです、齧ってもいいよ! ・・・あかんか。 ●お皿はこんなにきれいになりました。●もうひと皿もメイン料理を選び、仔牛肉のオーブン焼き きのこのソースです。迫力の旨さでした。●「取り分けはプロに任せる~」と言って、わたしたち女どもは見てるだけ、楽してます♪ 佐々木さんの手元を真剣なまなざしで見つめているのはわが親友の淳ちゃん、「半兵衛麩」の玉置淳さんです。●食後のドルチェも3人いれば3種類選べます。ひとりはチーズ盛り合わせにして、オプション払うから~♪とお願いして、カチョカヴァロ、リコッタ、ラクレット、カマンベールと夜ヴァージョンの盛り合わせにしていただきました。これを3人で分けます。●あとふた皿は、マスカルポーネのムース・マンゴーソースと、バナナ風味のクレームブリュレです。●食後のカプチーノ、優秀なサーヴィスの池本洋司さんはちゃんと最後まで笑わせてくれます。ドラえもんがまずきて、●一応マジメにお店のマークも。以上、スプマンテやワイン(グラスで赤2杯飲みました)は除いてひとり2100円です。夜と少しも変らぬレヴェルでパワフルにおいしいお料理を出してくださいます。この世はこのおいしさあるのみ、後は野となれ! とひと時ぜーんぶ忘れて食事を楽しみました。すてきなお店と、一緒に食べて楽しかった同席者のふたりに感謝!

1_942_943_894_805_686_647_568_52ひとりで伺うより、複数で食べる方が絶対にこのお店は楽しいのです。上のランチよりさかのぼること2~3週間、「リビング京都」編集部の橋本美代ちゃんを「会社から近いよね? お昼に出て来ませ!」とほとんど無理やり呼び出して食べたのが、以下のランチです。パンと食後のカフェは画像割愛して、●前菜3種類は日替わりです。 ●仔牛スジ肉の煮込み サルサヴェルデ ●鰯のマリネ ●かぼちゃのスープ冷製 ●リゾット:穴子とあさりのフレッシュトマトソース ●メイン料理:豚ロース肉のオーブン焼き きのこソース ●デザートにひとりはチーズ盛りにしてもらって、ふたりで分けて、●かぼちゃのプリンもなめらかで味わいたっぷり。●この後、ドラえもんカプチーノをいただきました。以上お料理だけでひとり2100円。美代ちゃんも喜んでくれてよかった♪ これははやります。夜はこんな感じです。お昼も夜も、予約は早めに。
9_45「B0CCA del VINO」 京都市中京区室町通四条上ル菊水鉾町569 電話075-211-7053 12:00~14:00LO、18:00~23:00LO 日曜と月曜のランチ休み 要予約 全席禁煙◎

2006年8月 20日, dans 京都 イタリアン06-07 |

2006年7月28日 (金)

■東西食遊記 京都「トラットリア・ビリキーノ」


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発売中の「週刊文春」8月3日号、巻末グラビアの「東西食遊記」は、京都、銀閣寺近くの「トラットリア・ビリキーノ」です。このサイトでの初出は6月6日です。店内は赤チェックのクロスに、いたるところ豚のフィギュアやら絵やらが配され、明るさがみなぎっています。ここでは味わい・量ともに、がつーんと迫力あるわかりやすいイタリアンが楽します。シェフとサーヴィスの息が合っているのもいいのです。おふたりは小学校時代からの親友とのことで、「こいつと将来一緒仕事していくだろうな」と少年時代から思っていたとサーヴィスの田井宏和さん。慎重な田井さんとは正反対の性格、何でも「やったれ~!」みたいな勢いのシェフの立石竜治さんと、実にいいコンビなのです。
少し気をつけるべきは、このお店の、水曜定休といいつつ時々不定休になってしまうこと。●ランチ営業終了後、お客さんがキャラフに残したワインを自分たちで飲んだらいい気持ちになってしまって、「もう今日はあかんね」なんて言って、夜の営業やめてクローズにしてしまったことがある。●先頃のサッカー中継の晩も、さっさとお店を閉めてしまった。・・・こんな話を屈託なくして、本当ならけしからんことかもしれないのに、どこかのんびりとして憎めないのです。イタリア気質? 取材後一応、「文春が出たら、読者の方がいらした時に閉まってることがないようにしてね」とお願いしてきました・・・。
Img_0064Img_0057写真は前菜盛合わせと今の季節のドルチェ、白桃のコンポートです。メイン料理は何でしょう? どうぞ本をご覧くださいませ。

「トラットリア・ビリキーノ」 京都市左京区浄土寺西田町3 電話075-751-8001 11:00~14:30LO、17:00~21:00LO 水曜休み

2006年7月 28日, dans ●掲載誌, 京都 イタリアン06-07 |

2006年7月20日 (木)

■カノビアーノ京都


今出川智恵光院で、そこだけ別次元のようにパリの風情を醸している稀有なブランジュリ、「ル・プチメック」の店主である西山逸成くんが、わたしにこれまで数回以上は言いました。「江里さん、カノビアーノ京都へ、最近いらっしゃいましたか?」。もちろん3年少し前にあれだけ話題になったお店ですから、開店直後に一度伺っています。その時は、おいしかったけれど・・・すごくインパクトある印象でもなかった、というのが正直なところで、それ以来伺おうとしておりませんでした。けれどついに先日彼に言われてしまったのです。「さっぱり行こうとしないけれど、行きましょう、カノビアーノ京都へ!」 この人がここまで言うんだ・・・やっとわたしの気持ちは動き、すべてのセッティングを任せて連れていってもらうことにしました。
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●ぴーんと細いおしぼりがスタイリッシュでした ●3色ほおずき ●きゅうりの冷製スープ ●とうもろこしのビアンコマンジャーレ 生うにと青柚子風味のコンソメのジュレ添え ●パンは必ず当日仕入れたものを供されます ●水茄子とサマートリュフ ●フルーツトマトとモッツァレラチーズの冷製カッペリーニ、トマトのグラニテ添え ●いさきのグリル 鷹峯唐辛子のスープ ●ほうじ茶のジェラート ●メイン料理の、賀茂茄子のロースト バルサミコで洗った生ハムと ●大原の赤紫蘇のグラニテ 梅酒のジュレ添え ●メロンのソルベと白胡麻のビアンコマンジャーレ ●栗のカフェラテ ●エスプレッソ ●感じのいい俊英・山口正シェフ(右)と西山逸成くん。西山くんは先日のブログ(7月15日)の巨匠Hの真似をして、僕もHさんみたいにそっぽ向いて写る~! と言い張るから困った。けれど最後はちゃんと笑ってくれました♪ 涼感あふれる盛夏のコースです。色の美しさが目に快く、きゅうり、とうもろこし、青柚子、水茄子、トマト、鷹峯唐辛子、賀茂茄子、赤紫蘇と、どのお皿も野菜の香味が鮮やかでした。そして野菜に、トリュフ、うに、モッツァレラチーズ、生ハムなどを合わせて、コクや香りを十分計算しているということもわかりました。今回はわたしの胃を気遣って、意図的に軽やかなコースを組んでくださったようですが、西山くん曰く「つい先日メインに仔羊をがつんといただいたが、それも本当においしかった」。何やらパン屋サミットをここで開いたらしいのです。コースの余韻に浸りつつ話を聞くほどに、今度はぜひ肉をメインでいただいてみたいと思ったのでした。
「カノビアーノ京都」 京都府京都市東山区大和大路通三条下ル東側大黒町137 電話 075-531-9831 11:30~14:00LO、18:00~21:30LO 無休

2006年7月 20日, dans 京都 イタリアン06-07 |

2006年7月15日 (土)

■B0CCA del VINO ボッカ・デル・ヴィーノ


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ココログの不調やらメンテナンスやらで話題が溜まってしまっていますが、厳選して出していきます。10日ほど前、イタリアン「B0CCA del VINO」(ボッカ・デル・ヴィーノ)での夕食会です。4人で会食いたしました♪ 
●淡路由良産天然スズキ 1800円 ●白金豚粗挽きミンチ 1200円 ●岡山吉田牧場のチーズ(焼いたカチョカヴァロ、カマンベール、ラクレット、リコッタ)2000円 ●グラニャーノ産スパゲティ カチョエペペ バターとチーズと黒胡椒 1600円 ●キタッラ 活穴子と初夏野菜のクリームソース 1600円  ●ドンブ産うずらオーヴン焼き ブドウとクルミのソース キャンティ 2500円 ●フランス産バスク豚 骨付きロース肉の炭火焼 3500円 ●あわびのリゾット 5000円 ●ドルチェ:ピエモンテ風アマレット風味のチョコレートプリン ●ナポリ風ラム酒風味のババ ●シチリア風カッサータ 各800円 ●エスプレッソ 400円 ●いつも優しく感じのいい門上武司さん♪♪と、その横には・・・愛想はないが腕は抜群の巨匠H。・・・そっぽ向かんでおくれよ。対面のわたしの横にいたのは実業家マツオさんでした。店主の野宮昭昌さんが長岡からお店を洛中に移し、「B0CCA del VINO」としてオープンして1年とひと月ほどになります。ワインや料理の味をわかる人がより多い街なかで営業なさりたかった訳が、食べてみればわかります。前菜でまず興奮の渦に巻き込まれ、パスタぐいぐいおいしい、肉料理はどーんと出てきてダイナミック、最後に追加注文したあわびのリゾットに至っては、ちょっといけないんじゃないか? というような美味です。本当に何を食べてもばちっと味が決まっているのです。さらに料理のおいしさを引き立てているのがこの店のサーヴィス、池本洋司さんです。ぬぼーとしているようで、的確に説明してくれるし、笑わせてくれるし、気分に合うワインをすすめてくれるし、客の好みもすぐに把握するのがすごいです。皆さんのおかげでひと時ゆったりと楽しい食事でした。感謝。
1_51「B0CCA del VINO」 京都市中京区室町通四条上ル菊水鉾町569 電話075-211-7053 12:00~14:00LO、18:00~23:00LO 日曜と月曜ランチ休み

2006年7月 15日, dans 京都 イタリアン06-07 |

2006年7月 1日 (土)

■洛中あちこち(7)


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6月30日ですから、「水無月」を食べましょう! と思って出かけながら、向かった先は「トラットリア・ビリキーノ」。骨付き白金豚のグリルをがっつきました。他に自家製ソーセージやらハムの盛合わせを注文、食べ応えがあって大満足!昼からワインまで飲んでしまい、おかげですべてはすっ飛び、京都にいながら「水無月」食べるの忘れました。

MisatosanPateFruit_de_mer夜は6月30日オープン、古家をリノベーションしたイタリアン、「リストランテ美郷(みさと)」です。「蜃気楼」や「醸造庭」の金井哲郎さんの新しいお店です。この夜はオープニング記念コースメニューのみ。コースより、ほうれん草のスパッツレ(パスタ生地を大根おろしみたいにおろして作る)とすずきの漁師風。オープン初日は、お花と人とであふれた状態でしたから、アラカルトメニューを味わいに改めて出かけてみましょう。
「リストランテ美郷(みさと)」 京都市下京区堺町松原下ル鍛冶屋町246-2 電話075-351-0098 11:30~14:00LO、17:30~22:00LO 木曜休み

Rue_teramachiFete_gion深夜赤チャリで四条通、寺町通と走ったら、すでに祇園祭モードでした。京都の夏の気分です。 1年はなんとなんと早く過ぎることでしょうか。年々加速度がついていると思う・・・。1年前は「肉特集」で京都で肉を食べ続けておりました。いまは秋の京都特集のことでわたしの頭はいっぱいです。

Calvador_6あちこち出かけても最後はここで落ち着きます。「カルバドール」で巨峰のフローズンカクテル。しゃりしゃりと心地よく、少し甘くていい香りに包まれました。金曜夜だからか、どこか雰囲気が華やいでいました。いつにもまして電話が頻繁に鳴り、東京からのお客さまが多かったです。

2006年7月 1日, dans 京都 イタリアン06-07, 京都 洛中あちこち |

2006年6月 6日 (火)

■トラットリア・ビリキーノ


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じゃーん! 公開します。「トラットリア・ビリキーノ」。このお店を知ったのはつい2週間前のことです。京都ローラー作戦をしているわたしも、こんなお店ができていたとは知らなかった! 教えてくださったのは「カフェ・ヴェルディ」の続木義也さんです。「カフェ・ヴェルディ」の定休日のある日のお昼にお連れいただきました。ひとりで行ったら皿数が試せないだろうというご配慮です。いつもながら深く感謝。
1_232_243_194_175_136_137_128_11パスタなどのメイン的な皿とパン、食後の飲み物で1000円、これに前菜をつけると1500円。お昼でもかなりのチョイスの幅があります。おいしそうなメニューが並ぶ中で、前菜に●殻付ホタテの香草バター焼きサラダ添え ●豚耳と豚舌のローマ風コッパ 粒マスタードのソースを取って、この段階で称賛モードに。パスタに●白金豚バラとホホ肉のラグー パッパルデッレで興奮モードに入り、 ●イカスミスパゲティ クリームソース トマト風味に、イカスミでトマトソースとは? と謎かけをされたようになりながら、イカスミ練り込みのパスタに甲殻の香り満点のトマトソースが絡んでいるとわかって納得、押し黙って食べながらの美味礼賛へ。グラタン風に焼いてフルーツをのせたビアンコマンジャーレ、●ハート形のクレームブリュレ(ドルチェはいずれも別料金)食後のエスプレッソ。このお値段でなんというお得さ、おいしさ! と感激するに至ったのでした。ホワイトアスパラガスとモルタデラのビスマルク風は、後日改めて伺っていただいたもの。シーズン終盤の白アスパラに卵を絡めつつハムの旨みと共に食べる、気が利いた前菜でした。この日のパスタものは・・・どうぞ本が出た時のお楽しみに。わたしはさっそく取材をお願いしてしまったのです。
Porc_de_birichino_2店内はいたるところ豚モチーフに豚フィギュア。東京でみっちり修業してきたシェフのスペシャリテは豚料理なのです。白川今出川近く、少し遠いのですがまた伺って、こんどはがつんと豚肉料理をいただきたいと思ったのでした。
「トラットリア・ビリキーノ」 京都市左京区浄土寺西田町3 電話075-751-8001 11:00~15:00、17:00~21:00 水曜休み

2006年6月 6日, dans 京都 イタリアン06-07 |

2006年5月18日 (木)

■東西食遊記 京都「サルティンバンコ」


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発売中の「週刊文春」5月25日号、巻末グラビアの「東西食遊記」は連載101回目、京都のイタリアン「サルティンバンコ」です。 オープンしたのは1999年11月、数年前なのですが、失礼ながらこんなすてきなお店があることを長年知らずにおりました。京都の友人から教えられて伺ったのが2年半ほど前のこと。気軽過ぎず、でもリラックスできてお料理は美味、すべてにおいて程がよくて、とてもいい印象を持ったのです。街に溶け込んで地元の人たちに愛されているのですね。ひとりで伺ったのが4,5回、誰かを誘う時はいつも、めちゃくちゃ気が合ってものすごく話がはずむ女友達ばかりです。わたしいつも騒々しくて雰囲気を乱してきたかも・・・お詫び<(_ _)> 5月4日付けもご覧ください。まずは野菜の9種盛りアンティパストで繊細優美に食事が始まりますが、手打ちパスタにメイン料理、たとえば羊・・・と結構しっかりした味わいが楽しめます。決して盛大なご馳走ではないのだけど、日常のちょっとハレな気持ちを盛り上げてくれる、優しいレストランです。
2_91_8写真は左から、●ホワイトアスパラガスのカルボナーラ仕立て手打ちリングイネ ホワイトアスパラガスの季節も終盤です、急いで行きましょう! ●仔羊のインボルティーニ。仔羊に添えられたトマトがまたとびきりのおいしさでした。コースは4000円~です。
サルティンバンコ」 京都市中京区押小路通両替町西入ル ベルメゾン1F 電話075-213-5046 昼夜営業 月曜、第3火曜休み

2006年5月 18日, dans ●掲載誌, 京都 イタリアン06-07 |

2006年5月 4日 (木)

■サルティンバンコ


Saltinbanco2_1Saltinbanco3_1Saltinbanco4_1Saltinbanco5_1Saltinbanco1_2東京に戻っていますがまだまだ京都の話題が続きます。4月上旬に取材させていただいたお店に先日改めて食事に伺いました。オープンして6年半、静かにイタリアンを楽しめる「サルティンバンコ」です。革新的な料理であるとか人気沸騰とか、そういうタイプのお店ではないのですが、お料理はどれも確実で上品に仕上がっており、店全体に大人らしい落ち着きがあります。そして野菜使いがすばらしいです。写真の「野菜を使った9種盛りのアンティパスト」は、3年ほど前にスタート。今ではこの店を代表するお料理です。
基本はコースなのですが、コースメニュー中のお料理をアラカルトで注文することも可能です。あまりに食べ続けの日々、少し胃を休める必要があって、ディナーなのに前菜+パスタというわがままな食べ方を許していただきました。①旬の野菜を9種類使ったアンティパスト ②ホワイトアスパラガスのカルボナーラ仕立て 手打ちトレネッテ ③牛ホホ肉とそら豆のタリアテッレ パルミジャーノチーズの香り ④ショコラのムース ⑤カフェ。基本のコースは4000円。前菜にこの野菜アンティパスト9種類盛りを注文すると+500円。その後パスタ数種類、メイン4種類から各ひと皿選択し、デザートかチーズの盛り合わせ、パンと食後の飲み物というコースです。他に6000円のコースもあります。お昼は前菜とパスタのセットで1000円~とお手軽です。
「サルティンバンコ」 京都市中京区押小路通両替町西入ル ベルメゾン1F 電話075-213-5046 昼夜営業 月曜、第3火曜休み

2006年5月 4日, dans 京都 イタリアン06-07 |

2006年4月30日 (日)

トラットリア・ニーノ


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先日の予告通り、京都「トラットリア・ニーノ」です。おいしかったおいしかった☆ 和食やイタリアンで新店がいろいろできて試食に回っていますが「?」な店が多く、間違いなくおいしいものを食べさせてもらえる店に向かったのです。こちらは気鋭のシェフのお料理が本当にいいし、心遣いの行き届いたマダムのサーヴィスがばっちりお店を支えています。赤チャリでわたしの京都の滞在地から5分もかからずに行ける近さもすてきです。Nino2_1 
Nino3Nino4Nino5Nino6Nino7Nino8お料理は上左端から①グリーンサラダ(オイル使いが冴えている!) ②桜海老のフリット(パリパリで香ばしかった!) ③ヴェネト産ホワイトアスパラガスNINO風・ふわふわ卵ソース(これは卵ソースがお見事!ふわふわ空気を含んで軽やかで、レモンオイルの香りがきいている。去年の暮れから何度かいただいて毎回より好きになる!) ④生パスタ・ブガッティーニ アマトリチャーナ(ストロ状のもちっとして噛み応えも心地いいパスタに、ベーコン、玉ねぎ入りの王道のトマトソース。たまらんおいしさ!) ⑤岩手の”サスケ豚”のロースト(このきめの細かさ、繊細な舌触りは豚とは思えない。仔牛みたいな感じ。赤い岩塩と共に) ⑥ピエモンテ風 焼きパンナコッタ(湯煎で火を入れたパンナコッタ。これもわたし癖になっていて、あまりに好きなんで集中して食べたくて、他のドルチェと(もちろんおいしいんだが)味が混じるのがつらいくらい) ⑦エスプレッソ。 
関俊仁シェフは本当に新しい素材やいいものを見つけてくるのがうまいと思います。勉強熱心なのです。東京のフーデックスに出かけたり、関西にはない乾麺を探し求めたりと常によりよい料理を目指して努力しています。夕食でひとりおよそ数千円くらい。
「トラットリア・ニーノ」 京都市中京区河原町通三条上ル恵比須町534-39 (姉小路東入ル) 電話075‐211‐3373 昼夜営業 水曜、第3木曜定休

2006年4月 30日, dans 京都 イタリアン06-07 |

2006年4月26日 (水)

京都麺情報 3軒


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最近行っておいしかった&楽しかった京都の麺類のお店を一挙に3軒紹介します。
■「めんや」 「めんや」という店名と外観はラーメン屋さんみたいで、スペシャルなパスタが出てくるようには見えません・・・ごめんなさい。さらに場所は千本押小路! 遠い。でもおもしろそうだから、赤チャリすっ飛ばして行ってみました。すると・・・すごいお店でした。店内もやっぱりごく気軽な中華みたいなのですが、パスタメニューが多数揃い、手打ち麺まである。4種のチーズのパスタとか、仔羊ラグーのパスタとか、本格派です。わたしはとりあえず赤いもんをと、プッタネスカ(黒オリーヴ、ケイパー、アンチョビ入りトマトソース)のキタッラをいただきました。もちっとした手打ち麺にピリッと辛さもトマトの鮮やかな酸味も効いたソースが絡み、お見事! ランチなら千円くらい。いや確か千円もしない。なんだかお店の風情と内容が合ってない・・・先日の「華祥」さんのような驚きでした。
「めんや」 京都市中京区千本押小路上ル西側 電話075-801-0557 昼夜営業 火曜休み
■「高倉二条」 京都ラーメン王国の新店です。新店といっても、すでにしばらく前です。「カルバドール」高山さんからの情報で、わたしは寒い寒い日に伺いました。とんこつ+魚だしベースの、こってりまったりの味のスープがまず強烈です。麺は不思議な食感で、するするというよりは噛み応えのあるような、かなり存在感のある麺でした。700円。好みがかなりはっきり分かれると思いますが、新しい味であることは確かです。
「高倉二条」 京都市中京区高倉二条下ル東側 電話075-255-9575 昼夜営業 不定休
■「Kati」 タイカフェカティ。カフェなのですが、タイ人シェフが作る料理がなかなかすごい。こんなお店を教えてくれるのは年若い友人、京都ブライトンホテルの小山明美さんです。「まあだまされたと思って行ってみてくださいよぉ~~」と叫ぶから、行ってみたら本当によかった! ビルの外階段を上がって、マンションの部屋のドアみたいなのを開けると、雰囲気は本当にアジアンな感じのカフェです。(特例で「雰囲気込み」の写真を付けます。)タイ風焼きそば892円、これなかなか旨かったです。で、春巻きもいいし、食後のココナツミルクプリンのとろとろ具合もちょっとたまらんおいしさでした。ごく近くにありながら、まったく知らなかった・・・というか、知っていても友人のお勧めでなければ、明確に若い人向けのお店ゆえ入ろうともしなかったと思います。でもまた行きそう。
「Kati」 京都市中京区河原町通竹屋町上ル 井上ビル2F 電話075-211-1282 夜のみ営業、土日祝は12:00~22:00LO 月曜休み

2006年4月 26日, dans 京都 イタリアン06-07, 京都 エスニック, 京都 ラーメン |