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2007年11月30日 (金)
■犬猫ショコラティエ~ノエルの準備~鉄板焼き~夜遅ピッツァ |

■ショコラを食べに出かけて、なぜだかこういうことになっているのです。岡崎にある「
京都生ショコラ オーガニックティーハウス」、古風な日本家屋の畳のお部屋でショコラやケーキだけでなく、オーガニックフードもいただけます。お座敷暮らしの猫ちゃんが、呼んでもないのになぜかどっかとわたしの膝の上に乗っかって、すやすやすや・・・。めちゃくちゃ人懐こくて、たっぷり愛されて育ったに違いない猫ちゃんです。かわゆ。


●毛並みのいいイングリッシュセッターもいて、この子もいい子なのです。飲食店で動物というのはちょっとヘンだけど、犬や猫が好きな人ならメロメロ必至の不思議なカフェです。
●お皿盛りの生ショコラはスイート、抹茶、ビターと3種類です。わたしはタンポポコーヒーというのと合わせてみました。ショコラは実は体験済み、おいしいことはわかっています。「
カフェ・ヴェルディ」で定番メニューとして置いていらっしゃるからです。一度お店にと思って、撮影の合間にやっとこさ訪れました。どことも較べられない、独自のお店です。

■京都ブライトンホテルのノエルを彩るアトリウムロビーの吊りものです。流れ星をテーマにしているとのことで、星が集まった集合体を表現しています。高さ420cm、幅 440cmで中にはパルクボールの60Wと100Wが合わせて60球入れてあるそうです。今年も京都造形芸術大学 空間演出デザイン学科 空間デザインコースの方々による作品、これでほぼ完成状態ということです。
●そして我らのあけ~みに、小さなブーケを持って行ってあげました。稀代のコンシエルジュにして大事な友達のひとり、小山明美の誕生日だったのです。欲しかったものをちゃっかり明確に所望したあけ~み・・・あまつさえお店に関谷江里の名前で取り置き予約までしてあったので大笑い。この人らしい段取り力!・・・この贈り物に、お花も添えて。
浦沢美奈さんが作ってくれたんだよ。わたしももうすぐ誕生日、近いうちに合同誕生会を
ここでやろうねと約束。

■今日は4人で「
ひもろぎ」で鉄板焼き。大きなたらば蟹やら村沢牛やらをいただき、なんだかズルいみたいなヤバいみたいな、こんな贅沢いいのかしらみたいな、非常なおいしさを堪能しました<(_ _)>
■あけ~みにお花を買うついでにわたしも一緒にと、珍しくこんなニュアンスカラーのバラでミニブーケ。
2007年11月 30日, dans 京都 カフェ京都 イタリアン06-07京都 ホテル | lien permanent
2007年11月20日 (火)
■「サンタ・マリア・ノヴェッラ・ティサネリーア京都」 |
■東洞院四条上ルの「サンタ・マリア・ノヴェッラ・ティサネリーア京都」、オープンしたのが2004年12月2日ですから、もうすぐ3年になります。フィレンツェの、世界最古の薬局といわれる美しいお店が銀座についで京都にオープン、そして京都で初めてリストランテを併設したのです。盛況だったオープニングの当日にレセプションの様子を撮影させていただき、「ミセス」に掲載。それ以来、何度か予約を試みたのですが毎回満席ばかり・・・3年近くたって、やっと先日お伺いできたのでした。夜の3コースより、最も人気のCena B、6000円(税込み)コースです。

●小さな前菜、白身魚のマンテカータ(ペースト状にしたもの)のクロスティーニを、スプマンテと共に。●前菜盛り合わせはこんなにたくさん盛り込まれて、上賀茂のほうれん草、紅芯大根、徳島のれんこん、桂の赤かぶ、白かぶ、インカのめざめ、鳴門金時、山城の万願寺とうがらし青と赤、上賀茂のはやと瓜、長野の長芋、和牛イチボのカルパッチオ・バルサミコソース、モルタデッラ、いし鯛、甘海老、その頭のフリット。野菜がおいしいのです。シェフの矢守保則さんは、「いかに手を加えずに野菜を出すか」ということに手を尽くしていらっしゃると。余計なことはできるだけせず、本来のおいしさを前面に出すということですね。それぞれの味わいを十分感じつついただきました。

●自家製のパンに、オリーヴオイルと、「ティサネリーア」(=ハーブ商)らしく、ハーブが添えられます。グラスにフレッシュハーブはかなりうれしいです。フェンネルの花と実、イタリアンパセリ、ルッコラ。●秋鮭の白子とブロッコリーのオーヴン焼き。プルロットとジロール(きのこ)も。ハーブですっきり口の中よい香りになったところで、白子の焼いたの。白子といっても鱈やふぐなどとは香味が違って、鮭とわかる風味です。きのこが秋らしい香りを添えています。白ワインと共に。

●ずわい蟹と水菜、剣先いかのスパゲッティーニ 上に海水うに。●トリッパと白いんげん、ピエブルー(きのこ)、むかごと水牛のモッツァレラの手打ち麺バベッテ。パスタ2種類。まず細いスパゲッティーニの方は魚介尽くしで、そしてひらひらして食感も心地いい平打ちのバベッテは違う味で。トリッパとひらひらパスタの食感はよく合っていました。

●パスタと同時に供されたパンが新たに2種類。バジルが自家製、オレンジピールとオレガノは人気のパン職人、吉田さんによるもの。吉田さんは「ル・プチメック」出身です。●メインが4種類から選べて、これはイベリコ豚のロースト、ポルペッタ、群馬の舞茸 黒胡椒、抹茶塩、ルッコラペースト。パンが抜群な上に、イベリコ豚の火入れがよかったわ♪ きめ細かくてやわらかくて、けれど肉らしい旨みがたっぷりで。抹茶塩に黒胡椒、ごく少しだけつけて味わいの変化形を楽しみつつ。

●柿のコンポート、フォンダンショコラ、タイム風味のアイスクリーム、セミフレード。●フォンダンショコラ、切るなりソースがとろりと。絶妙な組み合わせのドルチェの皿。フォンダンショコラなんてずばり最もわたしの好みで、見ただけで幸福感に包まれてしまって・・・いただいてさらに幸せ。そして、わたしにとって、同じ甘いトーンでドルチェの皿が統一されているというのはものすごくポイントが高いことなのです。(これは本当に好みの問題なのですが。)甘いトーンを突如乱すような酸味があると、それがいくらきれいなマッカなフランボワーズだとしても、わたしはひゅーっとテンションが下ります。でも甘+酸の味わいのコントラストが楽しい人もいるから、これはまったく個人的な意見です。

●ハーブティは、A17という「サンタ・マリア・ノヴェッラ・ティサネリーア」のオリジナルブレンド:カモミール、オレンジブロッサム、ウッドラフ、パッションフラワー、カリフォルニアンポピー。●ショコラと小さな焼き菓子。こちらのオリジナルでこの上なく香りのいいポプリと同様、他にない絶妙なルセットだと思います。身体の中がきれいになる感じ。
■なんとも余韻のいいコースでした。アミューズ/盛り合わせ前菜/選べる前菜ひとつ/パスタ:2種類からひとつ(今回はふたりで訪れたので2種類とも)/メイン:4種類(豚、和牛、シャラン産鴨肉、甘鯛など)からひとつ/ドルチェに食後の飲み物。パンも何種類も。どのお皿もばっちり決まり、量もすべてほどよく、食後苦しくなることもない洗練のコース。これで6000円って、カリテプリが相当いいです。
「サンタ・マリア・ノヴェッラ・ティサネリーア京都」 京都市中京区東洞院四条上ル 電話075-254-8692 11:00~14:00、17:00~21:00LO 月曜休み 予約が望ましい 昼1800円~、夜4000円、6000円、8000円(夜は+サ10%)
2007年11月 20日, dans 京都 イタリアン06-07 | lien permanent
2007年10月31日 (水)
■全国100万人の読者の皆さま、1日とびサイトでごめんなさい。今しばらく非常事態なのでこのペースをお許しください。編集者の方々は「サイトアップしている場合か?」とどうか怒らないで・・・これもまた大事なメディアなのよ~<(_ _)> さて10月はじめの週末に伺ったメロイタ=メロメロイタリアン=「
カノビアーノ京都」です。お待たせいたしました<(_ _)>まだ暑い日だったので、まるで夏のような服を着て出かけて、松茸やらポルチーニに、「こんな季節になったのね~♪」 なんて言いながら、お皿の上の秋を楽しんだのです。1か月もたっていないのに、朝晩寒くなってしまった今となっては何だかひどく前のことのよう。けれどおいしかった幸せははっきり思い出せるのです。

●スプマンテをシャワっといただきつつ、
●なめこと小芋、生ウニの冷製スープ。小芋のニョッキが入り、他に渡り蟹、パンチェッタのカリカリ。暑かった日にふさわしい軽やかで舌触りのいい前菜でした。目覚めモード。


●朝採り野菜のサラダ。フルーツトマト、大根、かぶ、ブロッコリー、上にふんわりのっているのが小松菜、水菜、壬生菜のサラダ。黒く見えるのは大徳寺納豆のパウダー状。かぶやトマトの味も鮮烈でした。賞賛モード。
●パンもこれだけ集中して食べそうになるくらいおいしくて、しかし胃の空きスペースを残しておかねばなりません。

●北海道産筋子と山芋の冷製カッペリーニ。細い冷たいカッペリーニに筋子と細かい山芋が絡んで、口に心地いいことったらありません。食感・味わいともにいつまででも食べ続けていたいと思いました。陶然モード。
●もうひと皿パスタで大喜び。ヴェネト産うさぎのラグーソースと鷹ケ峯ねぎのカンパニョーレ。S字形のパスタ、よく具材やソースが絡まってぐいぐい歯ごたえがあります。カッペリーニとすごいコントラスト。うさぎがまた旨みたっぷりで甘いねぎといい調和、硬さ柔らかさ、甘み塩気、食感のコンビネーション・・・すべてにおいて完璧。瞠目モード。

●鯖のグリルと大根スープ。葉のソテが添えられ、銀杏、松茸が秋の気分を盛り上げます。さらに黄柚子の香りがとても粋に効いています。鯖の焼き具合の絶妙さったら、うなればいいのか絶句すべきなんか、もわからんというおいしさでした。絶賛モードに突入しました!

●沼津産伊勢海老とポルチーニ、鷹ケ峯唐辛子のソテー。海老はパン粉焼きしてあって最後にがっつーんという感じ。鷹ケ峯唐辛子、肉厚で風味のいいこと、小松菜とポルチーニがまた香ばしく、ビスクソースは深い味、犬になって皿をなめたかった~!●洋梨ソルベでさっぱりします。なんだかめちゃくちゃ幸せでした。絶賛~後は野となれモードです!



●そして最後の幸せになだれ込みます。オブジェのように作られたショコラの焼き菓子、泡立てミルクの下には、マスカルポーネのジェラート、エスプレッソとショコラのガナッシュ。わたしにはショコラを与えれば大喜び、ほっといても桃源郷モードになるということがわかられている模様です。桃源郷→無条件降伏モード。もうひとりのドルチェは、
●巨峰のジュレ いちじくのコンポート、ココナッツのブランマンジェ。これもまた美しく、秋色の濃いものでした。
●カフェに、ビスコッティ。満足してこのあたりで気を失ったかも~! ありがとう吉岡さんも久戸瀬さんも。わたしの好きなものを一生懸命考えてくださったと思います。それがどのお皿からも、ひとつひとつのサーヴィスからもバシバシ伝わってきました。そして一緒に食べてくれた優しい友人、同い年なのにずっとお姉さんのようなYちゃんにも感謝。友人に恵まれる人生です<(_ _)>
★明日から4回連続で10月の和食を出します!
2007年10月 31日, dans 京都 イタリアン06-07 | lien permanent
2007年10月20日 (土)

■冬の号の撮影、1時間半刻みで朝から晩までびっしり! な日々に突入しました。「
Bonne Tarte!ミディ・アプレミディ」へも撮影に。ケースにフルにタルトが揃った状態です。4個入りの箱に収まっているのは前日にいただいたタルト・・・木の実、リンツァー、杏、さくらんぼ。焼き立てのおいしさは格別ですが、たとえば木の実なんかは当日のバリバリと同じくらい、翌日しっとりしてきたのもおいしい♪ 室温でいいから、おみやげにもしやすいです。

■「
オステリア コチネッラ」で撮影、取材補完のためにお昼に伺って・・・1300円ランチから、
●白レバーと柿のソテー、●スパゲティはやんばる黒豚の煮込みソース。これにフォカッチャ付。柿とレバーがいい取り合わせ、そしてパスタおいし~い! 本当にお得だと思います。ランチは今年いっぱいくらいで、いずれ夜の営業に集中されるそうですから、これは今だけの幸せです。

■ある晩、仕事を控えてそれでも早旨めしをしたいぞと、また「オステリア コチネッラ」へ。
●仔羊のラグー ガルガネッリ1700円、●寿豚の自家製サルシーチャ 1350円。仔羊のラグーはぐぐっと感動のおいしさ、スライスではなく手でざくっとほぐした仔羊の食感がなんとも口に心地よく、ガルガネッリにもよく絡みます。
■食べものばかりでなく・・・COCON烏丸の「
唐長」四条烏丸店で17センチ角のKiraがいろいろ揃って華麗です。わたしも最近1枚買いました。忙しい時ほど家はきれいに、心を落ち着けて山のような仕事をしんしんとやります。全国100万人の読者の皆さま、出すのが遅くなっていますが、メロメロイタリアン、ぞっこんフレンチ、鄙だが洗練の和食・・・がこの後控えております<(_ _)>
2007年10月 20日, dans 京都 スイーツ京都 イタリアン06-07京都 唐長 | lien permanent
2007年10月 5日 (金)
■安定イタリアン:「サルティンバンコ」/「B0CCA del VINO」 |



■先週出かけた2軒のイタリアンは、お味安心の
お店です。まずは押小路両替町の「
サルティンバンコ」。久しぶりの訪問です。きれいな野菜の前菜の味わいの多様性が楽しく、とりわけスープ仕立ての、ひらひらのパスタが感動深かったです。
●ミネラルウォーターFilett と共に、4000円のコースより、●れんこんと松茸のアラビアータと自家製パン ●9種類のこだわりの野菜を使った前菜(+300円) ●パスタファジョーリ(鴨肉と野菜のスープ仕立て)手打ちマルタリアーティ。

●真鯛のロースト カポナータ添え レモン風味のフレッシュトマトソース ●ドルチェ盛り合わせとチーズ盛り合わせ、どちらか選択のところを・・・欲しいものだけいただきゴルゴンゾーラとパンナコッタ マスカット添え、アマレッティと。●食後のお茶がいろいろ揃っています。これはヴェルヴェーヌ。
2007年10月 5日, dans 京都 イタリアン06-07 | lien permanent
2007年10月 3日 (水)
■間之町二条下ルのイタリアン「ジォカトーリ」が10月1日、1周年を迎えられました。おめでとうございます!! 細ながーい小さなお店ながら、明るくて熱気が感じられ、お値段抑えめ、でも出てくるもののセンスがいい。京都に好きなイタリアンは他に何軒もありますが、こちらは非常にやりたいことが明確で、オリジナリテも際立っているとわたしは思うのです。店主の桑原さんが自分でつけたキャッチが「イタリアワインとお菓子 ちょこっと料理の店」。あくまで居酒屋です、なんて言うのだけど、全然「ちょこっと料理」ではなくて「かなり料理」あるいは「すごーく料理」です。10月2日から1週間の間、いつもはアラカルトだけのこのお店が「1周年記念コース」を出されるということで、4人で出かけました。



●前菜盛り合わせ3品。れんこんきんぴら、洋梨と生ハム、馬肉ケイパーとにんにくソース。●甘酸っぱいサンマのソテー ギリシャ風野菜のマリネ添え ●プリモピアットは4品のうちから選択で、焼きリゾット 海老のトマトソース ●和牛ほほ肉の赤ワイン煮。

■コースは10月7日までです。店主の桑原正宏さんが毎日書き換える黒板メッセージ、これは
こちらで読むことができます。毎日更新されていて、お忙しいのに偉いです!
2007年10月 3日, dans 京都 イタリアン06-07 | lien permanent
2007年9月27日 (木)



■京都を1日留守にしただけなのに用事がたまりまくり、写真入稿はあるし次のアポ入れもせんならんし、あたふた右往左往。大事に持ち帰った
「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」で作ったショコラ/買ったショコラを食べて「おいすぃ~い!」と叫びつつ幸せにデスクワーク、けれど合間に次の企画の試食にも行かねばあああ。三条新町西入ルの「オステリア コチネッラ」以前から気になって中を覗き込んでは「絶対おいしそう・・・」と思っていたお店、そうだ、「オステリア コチネッラ」行こう! ・・・行ってみて大当たり。何でもっと早く食べに行かなかったのでしょう! ランチ1300円から、
●キアコウのカルパッチョ ネギとケイパーの薬味ソース ●やんばる黒豚の煮込みソース スパゲティ ●自家製フォカッチャ ●カフェは別料金で100円。 ばんざーい、予感ははずれず、カルパッチョと、添えたというより同等(以上)の扱いの野菜の圧倒的なおいしさに感激! まくわ瓜、トマト、きゅうり・・・どれも大切に味わいました。カルパッチョもぐいぐい旨かったよ♪ 黒豚のソースは挽肉といえど豚の旨みが明確に伝わりスパゲティによく合って見事。すばらしーい! 頭の中が絵文字ばんざいマークになって、にこにこ上機嫌で帰宅、夜まで一生懸命仕事して、それで夕食は・・・迷いなくもう一度「オステリア コチネッラ」に行くことにしたのです。試食週間ゆえ盛大な食事のアポを一切入れておらず、本当によかった♪ アラカルトを試さねばなりません。人を募る暇もなかったので、とりあえずひとりで。細なが~いカウンター主体だから、ひとりでも比較的気兼ねなく伺えます。


「オステリア コチネッラ」 京都市中京区三条新町西入ル釜座町14(南側) パヴィヨン三条1F 電話 075-241-9667 12:00~13:30LO・14:00閉店、17:30~23:00LO・23:30閉店 月曜休み
2007年9月 27日, dans 京都 イタリアン06-07 | lien permanent
2007年9月22日 (土)
■いつものイタリアン、新しいイタリアン:「ニーノ」/「キメラ」 |
2007年9月 22日, dans 京都 イタリアン06-07 | lien permanent
2007年9月 6日 (木)

■全国100万人の読者の皆さま、毎日たくさんのメールをいただき感謝しております。ひと言でもお返事をと思いながら、おひとりずつにきちんとご返信できる量を上回っており追いつきません。お許しください。いくつかいただいている「よくある質問」につきましては・・・まとめてそのうちお答えいたします。
■さて、先日予告した木屋町三条のイタリアン「
京都ネーゼ」、初回(8月26日に記事あり)は、アンティパストミストとパスタひと皿だけしかいただかなかったので、今回は肉を。仔羊、シャラン産鴨、黒毛和牛・・・というメイン料理の炭火焼きラインナップの中で、目が釘付けになったのはやはり好きな鶏肉・・・
淡海地鶏の鶏料理でした。メイン料理からこの日は決めて、スモークとロースト。そして前菜には生ハムサラダ?・・・なんて思いながら、同じ淡海地鶏のカルパッチョを発見・・・鶏尽くしに決めました。
●淡海地鶏のカルパッチョ仕立て。京あかね(トマト)、おくらの花。まず刺身でいただいておいしい地鶏です。鶏の香りと旨みを、このひと皿だけでも満喫した気分です。 ●本日限定:淡海地鶏の低温ロースト。優しく素材に火を入れる低温ロースト・・・230度で1分火入れ、取り出して5分おく。これをなんと2時間繰り返されたという、この日の限定料理でした。すでに焼き上がった塊から目の前で切り出し、さっと香ばしく焼き色をつけて、皿に盛ったら1秒後には目の前に! カウンターイタリアンすてき! 口当たりは柔らか、噛めばじわーっと旨みが広がって、幸せなおいしさでした。

●炭焼き淡海地鶏の軽いスモーク。まさかこういうものが出て来るとは想像もしていなかったのです。胸あたりの肉のスモークだろうと思ったら・・・
むね肉、背肝、きんかん、首肉(せせり)、丸肝、白子、とさかと、鶏のあちこちの部位を楽しみましょうというお皿。お皿じたいがスモーク仕様になっていて、くるみと桜チップがセットされていました・・・すごい!
●スパゲティーニ カルボナーラ 淡海地鶏のキンカンと共に。メイン料理で終わるはずだったのが、まるでお茶漬けを食べるみたいに最後にパスタをいただきたくなって・・・シェフの森さんのおすすめに従って、淡海地鶏シリーズでまとめることに。きんかんをくずしながらとろりといただくカルボナーラは目を瞠るおいしさ、わたしはすっかりダマりました。ああ~おいしい! 鶏は偉い! 自主的鶏尽くしだったこの日、淡白すっきりから、しっとりしみじみがっつりねっとり、さまざまなおいしさで楽しめて満腹、満足。もちろん的確な調理があればこその感動のおいしさです。
■おいしかった鶏肉、淡海地鶏とは? と伺いました。森さんが使っていらっしゃるのは滋賀県大津の 「
かしわの川中」。HPを拝見すると・・・なんとも熱い店主の方です。すべての解説が懇切丁寧、お店へのアクセス説明も絶対に間違いようがない丁寧ぶり。鶏の部位の解説も読み飽きません。たとえば、スモークやカルボナーラで使われたきんかんに関してはこんな感じ。
⑪きんかん ⑨のたまひも同様、雌にだけある部位。すき焼きに入っていると変にうれしくなる。味は、とりたてて美味しいというものではないが、やっぱりうれしい。 ・・・なんだか楽しいでしょ!!
2007年9月 6日, dans 京都 イタリアン06-07 | lien permanent
2007年9月 5日 (水)

■「カノビアーノ京都」の9月のコースをお見せします。素材を大切にした料理、なんて言ったらありきたりで何とも気の利かん説明だとは思うのですが、けれど、どの皿も素材が香り立つようで、味わいは鮮烈でした。こんなに大切に扱われて、食材のみんなもうれしいだろうなあと思えたのです。ていねいに作られていて、きれいで、気合が伝わってくる。訪れるごとにぐいぐいよくなっていて、食べると気持ちまで優しくなります。シェフの吉岡正和さん、いいぞー! 週末、お昼におまかせコースをお願いしました。
●(脚付グラスに)グリルした帆立と青梗菜。伊勢海老のコンソメのジュレ、下に幸水梨のグラニテ。香ばしい帆立に甲殻だしの効いたジュレ、優しい梨のグラニテが香りを添えて粋な前菜です。
●新秋刀魚の炙りとフルーツトマトと緑野菜のサラダ 松茸、銀杏。小松菜や水菜などたっぷりのふわふわのサラダにはいつも通りお箸が添えられて食べやすいです。炙った秋刀魚おいしかった! そこに松茸と銀杏で秋の風情たっぷりです。

●冷製カッペリーニ 百合根のソース ブルターニュ産鶏もも肉のコンフィを添えて。定番冷製カッペリーニに優しい百合根のソースがからんで涼しいひと皿。鶏もも肉コンフィ、きゅっと塩が効いていいお味。青柚子の香りもさわやかでした。
●焼き茄子とぐじのバベッティーニに、うろこのバリバリフリット。穂紫蘇と。焼き茄子の濃厚な香味にぐじ・・・会話も忘れ果てて食べることに集中してしまいました。この時アルコールは入っていなかったのに、わたしはここらで完全に「後は野となれ」な幸せに包まれていました。

●金目鯛のグリル 真っ赤に色づいた鷹ヶ峯唐辛子のソテー添え 青唐辛子ソース。 初め「赤く色づいた」鷹ヶ峯唐辛子だったのを、「真っ赤に色づいた」鷹ヶ峯唐辛子とわたしのためにメニューを書き直してくださったと伺って大笑い+大喜び。本当に真っ赤で甘み強くて、そして金目鯛の香ばしかったことったら。
●ランド産鳩のロースト、ラングル(フロマージュ)と鹿ケ谷かぼちゃのソテー、 白トリュフの香り。トランペット茸のソースと。鳩の旨みにフロマージュやらきのこやら合わせて、もうたまらん風味濃厚なお皿。 赤ワインをがぶがぶ飲みたいような強いひと皿でした。繊細優美なだけのお料理専門でないことがこの2皿で立証されています。


●みょうがのグラニテ。みょうがそのもののの風味・・・しゃりしゃりと口当たりのいいグラニテです。
●アールグレイのセミフレッド、生姜風味のキャラメルソース。ドルチェも深い満足、セミフレッドは口当たりなめらかでアールグレイが香り立って、ずーっと食べ続けていたかったです。
●カフェ。添えられたビスコッティがまた名作です。 ゆったり寛げて、サーヴィスの久戸瀬浩二さんも優しくて感じがいいの♪ シェフやスタッフの皆さんのまじめな頑張りがひしひし伝わってくるいいお店、ひたすら心地よくて、京都にいてよかったなあとまた思ったお昼でした。三条あたり、今イタリアンの充実がすごいです。明日もまた、イタリアンの話をします。
2007年9月 5日, dans 京都 イタリアン06-07 | lien permanent
2007年8月26日 (日)
2007年8月 4日 (土)
■鳥肉の日々 「トラットリ屋es」 「オンズ」 「ジォカトーリ」 |
■あんみつの日々でありながらカレーの日々でもあり、同時に鳥肉/鶏肉の日々でもあります。メニューに鳥を見つけたら注文せずにはいられません。昔、東京の家で青い小鳥を飼っていた時には「この子の親兄弟を食べるようなことはできまい」と思っていたのだけど、その子が死ぬなり長年の枷がはずれたのか、ワンワン泣きながらも「食べることが供養」とフライドチキン(←もちろん飼ってた鳥じゃなくて鶏肉の)を食べたわたしってどうかしている?
●先斗町の「トラットリ屋es」で
地鶏のオーブン焼き 900円。イタリアンで焼き鳥やさんというお店(何度か既出です)で、これはイタリアン担当者が焼いてくれたものです。他に鶏ともずくの酢の物、海老とブロッコリーのアンチョビパスタ、そんな組み合わせでいただきました。
●木屋町四条下ルの「ブラッスリーカフェ オンズ」で
うずらの一枚開きソテー リゾット添え 1500円。 うずら独特のおいしさ、塩気もびしーっときいて、ワインがぶ飲みしたいようなひと皿です。リゾット付だからパンなしでもう十分・・・情けないことに、かつては痩せの大食いだったのに、今は量が食べられないのです。
●間之町二条下ルの「ジォカトーリ」で、
ほろほろ鳥のもも肉 ローズマリー風味 1500円。これも香りがよくて、噛めばじゅうじゅう肉から旨みが溢れ出してくるっていう感じで、食べごたえあったわ♪ 鮎のオードヴル1品、そして自家製パンがいつものことながら非常においしくて全部いただき、あとはドルチェ(カタラーナ◎)で幸せに満腹・・・ありがとう。
2007年8月 4日, dans 京都 フレンチ京都 イタリアン06-07 | lien permanent
2007年8月 1日 (水)
■「紫野和久傳 茶菓席」のほうじ茶ソルベ~イタリアン撮影 |

■画像がおびただしくたまっています。セレクトして組んで掲載したいフレンチが2軒、割烹が1軒、そして早軽旨ランチのいろいろ。けれどけれど、撮影に入稿に遠方からの来客と重なってあたふた右往左往・・・大事なわがサイトの世話がなかなかできないでいます。
■といいつつ撮影の合い間にちゃっかり堺町通御池下ルの「
紫野和久傳 茶菓席」へ。今日は「紫野和久傳」の8月1日からのソルベをご紹介します。写真が
ほうじ茶金時のソルベ、ほうじ茶のソルベに冷たいおぜんざいと白玉をのせたもので、よく冷えていて口に涼しく、非常に香りがいいです。(本当は黒い折敷に載せられて出てきますが写真が真っ黒になるのでテーブルにじか置きしています、ごめんなさい)同じく本日スタートのメニューに
宇治金時のソルベがあり、こちらは抹茶ソルベに冷おぜんざいと白玉。いずれも735円です。ここでは料理やさんならではのできたて、ケーキではなくてアシエット・デセールをいただけるという感覚がすてきです。わたしは相変わらずわさわさと、ものの20分ほどの滞留時間でしたが、ひととき気分転換できました。感謝。


■イタリアン3軒の撮影をしたのです。京阪三条の「カノビアーノ京都」吉岡正和さん、間之町二条下ルの「
ジォカトーリ」桑原正宏さん、河原町三条の「トラットリア・ニーノ」関俊仁さんと春奈さん、皆さん非常に協力的で感謝。今日ももそっと現れ、しかし瞬く間に美しい写真を撮ってくれたのは天才巨匠ハリーです。後から来たわいと思ったらさっさと撮ってしまって気がついたら跡形もなくもういない。突発仕事を頼もうにもすでに予定ぎゅんぎゅんとのこと・・・来年まで席はもうありませんという人気割烹と一緒です!
2007年8月 1日, dans 京都 スイーツ京都 イタリアン06-07 | lien permanent
2007年7月25日 (水)
■「
フローリストショップ プーゼ」の、花であふれたショーケースの前に立って思案すること数秒、白いブーケをお願いしました。気持ちがリフレッシュできるような感じがしたのです。バラ、トルコききょう、カーネーション、スカビオーザにグリーンをあしらって、こんなすっきり清らかなブーケを作っていただきました。真っ白で、まわりの空気まで清めてくれるようです。いい心持で仕事ができそう。ブーケやアレンジメントを受け取るたびに、何かひとつ、ほとんど無意識のうちに、お願い事をしたり小さな決意をしたりしています。人に贈る時なら、お祝いや感謝の気持ちが伝わってと。家に持ち帰る時なら、これで今日もいい気分で仕事しましょうと。気持ちは原稿に映るから。不調を抱えた時なら、これで元気になるぞよ~と。

■鱧しゃぶ、おいしそうでしょう? そして誰ですか~、ワインのボトルを抱えて幸せそうにしているのは? こちらは「まゆ~な」、
扶桑社京都シリーズの編集者・秦麻夕奈さんと打ち合わせ兼夕食です。これは縄手新橋の「たまりや」さんへ、先日撮影させていただいたお料理を改めて食べに伺っているのです。
「たまりや」 京都市東山区祇園縄手新橋西側 電話 075-541-5670 SPACEしんばし2F 18:00~23:00LO 日曜、祝日休み 予約を。予算はひとり数千円。
2007年7月 25日, dans 京都 イタリアン06-07京都 花京都 和食07後半 | lien permanent
2007年7月 5日 (木)
2007年6月30日 (土)
■京都はあづいです、すでに蒸し暑い日々です。先日から無性に食べたーいと思い続けていたのが「
味味香」の冷やしきつねカレーの細うどん。細いうどんにひんやりカレールーがからんで、大ぶりの甘いお揚げも冷たくて口当たり涼やかです。うずらの卵も溶きからめつつ、つるつるといただけば、穏やかな辛さと香りが駆け抜けて・・・しばしすべてを忘れました。名作です。700円。
■「小豆家 うさぎ亭」ではコーヒーフロート。作りおきではなく、注文があってから一杯ずつ丁寧に淹れて冷やしたアイスコーヒーに、選び抜いた材料で作った「うさぎ亭」自家製アイスクリームがどーんと載りますから、こんなお得なコーヒーフロートはなかなかないと思います。涼しくて、コーヒーもアイスクリームも味が深くておいしい♪
2007年6月 30日, dans 京都 カフェ京都 イタリアン06-07京都 うどん京都 ホテル | lien permanent
2007年6月29日 (金)
■「イル・ランポ」祝オープン!/「トラットリア・ニーノ」で誕生会 |
2007年6月 29日, dans 京都 イタリアン06-07 | lien permanent
2007年6月19日 (火)
2007年6月18日 (月)
■「トラットリア・ニーノ」/「イル・ランポ」オープン準備快調! |
「IL LAMPO(イル・ランポ)」(7月上旬オープン) 〒604-8005 京都市中京区河原町三条上ル2筋目 姉小路通り東入ル3軒目南側 電話075-212-8525 17:00~25:00LO・26:00閉店 月曜休み(祝日振替あり)
2007年6月 18日, dans 京都 イタリアン06-07 | lien permanent
2007年6月10日 (日)
■「リストランテ キメラ」オープン情報/また「夢屋」で野となった |


■6月14日木曜日、祇園下河原通に「リストランテ キメラ」がオープンします。「ポンテベッキオ」本店のシェフとして12年間、総料理長の山根大助さんの薫陶を受けた筒井光彦さんが独立、オーナーシェフとして京都の地で頑張ってゆかれるのです。
本日オープニング、山根大助さんをはじめ、華やかな方々が集われました。
「RISTORANTE ITALIANO CHIMERA リストランテ キメラ」 〒605-0074 京都市東山区祇園町南側504 電話075-525-4466 12:00~14:00LO、18:00~21:00LO 水曜休み ランチ4000円~、ディナー10000円~。

■先日のある晩5人でカジュアル誕生会をした「夢屋」(サイトでのアップは昨日9日)、あれから日もたっていないのに、こんどは3人でまた「夢屋」の夜となっているのです。鉄板焼きいくつかに、あとは野となれの塩とキムチの2種類の焼きそば、そして今回のハイライトはこれ、桜海老と水菜のお好み焼き! パリパリと香ばしくて中ふんわり、水菜たっぷりで、ほのかな桜海老の塩気と香りを楽しみつついただきます。わたしはこれ、稀代の名作と思うのです。これに、ひと口もこのままで食べてみようとせず、いきなりソースをどばーっとかける人がいたらわたし殺意を持つと思う。先日食べなかったこれを、わたしはY子さんに食べてもらいたかったのです。「わたしの名前出さんといてよ、食べてばっかりやん! ってみんなに言われてるんやから~」と言うから、わかりましたあ~、名前は伏せて、Y子さんね。 わが畏友Y子さん、くるくるパティシエールY子さん。彼女の名誉のために言うと、夕食はいずれにしても食べんならんし、アルコール気もゼロ、仕事の打ち合わせがてらだったしね♪
■そのY子さんの「カルバドール」→「カノビアーノ」に続くエピソード(6月7日付記事を見てね)。先日木屋町二条の名門「K6」で5人ではしゃいで陽気になって、何杯目かの注文に至ってY子さんたら・・・「カルヴァドスを使って、「カルバドール」!」・・・あわわわなわたしたちの視線を感じたのか、言い直していわく、「・・・「カルバドール」、みたいなの!!」(-_-;)(-_-;) この時注文を取りに来てくれたのが優しい田中さんとか愛されキャラのガッツでよかったああ~。「K6」の「カルバドール」、りんごの香りに甘みほんのり、わがままY子ちゃんによしよしと言ってるような優しい味で、わたしも安堵。その「カルバドール」高山さんは今はノルマンディに本当にカルヴァドス買い付けにいらしていて、6月下旬までお留守です。帰っていらしたらまたこの話するのだ。

■ちなみにわたしが飲んだのはヴェルムート、Y子さんにつられてサイドカーのりんご版=アップルカーのロング、それにブルゴーニュの赤。えらいバラバラな注文!
2007年6月 10日, dans 京都 イタリアン06-07京都 お好み焼き | lien permanent
2007年6月 6日 (水)

■右が店主の紫藤枝里香さん、わたしは今はもうない「BCP」で彼女がサーヴィスをしていらした時から大好きで、優しくてなんとも粋な人なのです。左はランチ開始に当って旧友の久世礼子さんが参加、これから間違いなく人気を呼んで混雑するランチタイムを、共に回していかれるのです。
「風枝」 京都市中京区蛸薬師通室町西入ル エチカビル1F 電話075-213-0250 12:00~14:00LO(火、水、木、金)、17:30~24:00LO 月曜休み。



■先斗町の「トラットリ屋es」でひとりで軽く夕食です。
●水茄子サラダ ●トリッパのトマト煮 ●春キャベツとベーコンのトマトソースパスタ ●ガトーショコラとショコラのタルトをほんの少しずつ。 店長の鶏肉専門・嶋本さん、イタリアン担当の児玉さん以下スタッフの皆さん、なんだか楽しそうに仕事をしていらして、お料理はなかなかに美味だし、さらに以上で2千円少しというあきれるお得さで・・・これははやるわな~。わたしが入った時、かろうじて席が残ってるという状態でした。詳しくは5月1日の記事を見てね。
「トラットリ屋 es エス」 京都市中京区四条通先斗町上ル17番路地2階 電話075-255-9599 17:00~翌3:00 水曜休み。

■夜中というのにこの元気さよ。あけ~みはわたしがおいしいと大喜びしたので満面の笑顔です。「こんな時間だってわかるように、時計も撮っておいてね!」って、この人ついにわたしに撮影指示まで出すようになってしまったよ(-_-;)
2007年6月 6日, dans 京都 中華京都 イタリアン06-07京都 和食07前半 | lien permanent
2007年6月 5日 (火)
■「打ち上げは陽子ちゃんの誕生日に。1日遅れやけど、5日の昼にしようや」。全国100万人の読者の皆さま、待ちに待った電話でした。飛ぶ鳥バサバサ落とす勢い、泣く子もゲラゲラ笑う「祇園さヽ木」、佐々木浩さんがやっとこさ「打ち上げ」の日を指定してきてくださったのです。打ち上げって何のことか・・・? 文藝春秋
CREA eats11号 「京都「ミディ・アプレミディ」津田陽子さんのおいしい洋菓子の作り方」 をお持ちの方は、どうかp92~93の見開きをご覧になってください。本サイトでは昨年10月に、
撮影の模様を伝えた記事があります。昨年9月のある日、京都を代表する和食の天才が京都を代表する洋菓子の天才にお菓子を習うという貴重な場面。わたしは「これを逃してはならじ!」と、掲載媒体を決めるより先に、えいやーっ! と撮影の手配を整えてしまったのです。(土壇場で「CREA eats」に掲載が決定して、ない胸なで下ろしたのだけど。)その「打ち上げ」をやりましょうと言い続けて半年以上たってしまった・・・けれど、やっぱり粋なことです、「陽子ちゃんの誕生日」に打ち上げとは!
■シェフの吉岡正和さん、少し緊張の面持ち? 大丈夫、わたしたちががっちり応援態勢です!! これからますます伸びてゆく方だと思うのです。頑張ろう、頑張ろう!
2007年6月 5日, dans 京都 イタリアン06-07 | lien permanent
2007年5月26日 (土)
■朝食ミーティング、古器即売会、イタリアンランチ、バー |

■寺町竹屋町・・・新しいバー? 「K6」「Kugel」の西田稔さんが工事現場にいらっしゃいます。「ghost(ゴースト)」ってどんなお店になるのでしょう? 6月2日オープンです。
■今の話題はなんといっても「トレフル・ドール」、尺金由記さんが頑張っています。びしっと身体を安定させてのシェイク、かっちょいいな~と見惚れます。写真を撮る時でもこうでなくちゃいかんね。
5月13日付記事にデータがあります。
「のぞみ」に乗って京都へ行きましょう!
2007年5月 26日, dans 京都 バー京都 イタリアン06-07京都 ホテル京都 イヴェント | lien permanent
2007年5月19日 (土)
■いくつか重なっていた入稿が終わって、しばしほっ。なのになのに、包帯が取れた右手が今頃になって痛んだりするぞ。なんでだ~~?? めげずに花を活けかえ、入稿時はバッハしか流さないものをフランスものにして軽やかに。プーランクやらミヨー(ゴー&ミヨーと違うよ、ダリウス・ミヨーね)を聴きつつ用事を片付けましょう。で、つい手え振って踊っちゃったら・・・痛あああ。。。涙。事故後1週間目くらいの痛みを今になって感じるってどういうこと?

■けれど夜には楽しい予定がありました。室町錦下ルの「B0CCA del VINO」で「アビスジュニア」のワイン会です。おなじみ宇宙から来た友あけ~み、
京都ブライトンホテル稀代のコンシエルジュ・小山明美と共に参加しています。ちゃんとカメラを意識して、すましてカヴァを飲むあけ~み。

■飲めないはずなのに、今日は根性据えて来たようだ。偉いぞ。結構グラスを空にしていきます。赤ワイン飲んで、「顔赤いでしょ~~!?」と恥らってみたりしている。


■「エリちゃんのうちに行くもんね♪」とわたしについて来ちゃったあけ~み、冷凍庫に撮影後のアイスクリームがあることをちゃんと知っているのだ。ついさっきあんだけ食べたのに、まだ食べてます。新しい「
唐長」のついたてを目ざとく見つけられたから「さわんないでねえ~」とあらかじめ頼んだら「じゃあなめるもんね」って、いつから犬になったんか? そしてわたしの密かな買い物の成果まで白状させられ・・・だって京都が誇る買い物の女王・晶子さんが「D丸のポイントアップセールよ、ポイントアップめざして頑張りましょう♪」って言っていらしたのですから、女王さまの御意にそむくわけにはいきません。それにわたしのうちからD丸って、126歩で行けちゃうのよ。いいのか悪いのか??
「のぞみ」に乗って京都へ行きましょう!
2007年5月 19日, dans 京都 イタリアン06-07 | lien permanent
2007年4月14日 (土)
■新店紹介4軒: 「割烹 はらだ」 「御すぐき處なり田 姉小路堺町店」 「イル・ランポ」 |
「割烹 はらだ」 京都市中京区河原町通竹屋町上ル西側 電話075-213-5890 17:00~23:00 不定休
2007年4月 14日, dans 京都 イタリアン06-07京都 和食07前半 | lien permanent
2007年3月27日 (火)
■全国100万人の読者の皆さま、お見舞い、励ましのメールを引き続きいただき、感謝しております。「
CREA eats」お買い上げのご報告をいただいた方々にも心から御礼申し上げます。引き続き右手不自由状態で、メールのお返事が最低限しかできず、ごめんなさい。いただく1通1通、優しいお気持ちやいたわりのお言葉のありがたさを噛み締めています。
■怪我をして以来、思うように動けなくなったばかりか何をするにも倍以上の時間がかかってしまい、ほんとトロいことです。けれど行く先々で包帯ぐるぐるの手を振り回しては心配してもらいかまってもらい、なんだか結局いい思いばかりしています。うれしいお見舞いの数々に優しい見舞い客、めちゃくちゃに多忙だった日々の直後に怪我のおかげで突然訪れたミニヴァカンス・・・かなり幸せな治療生活です♪ 骨折以来食べたものをご覧に入れます。左手でがんばってアップします。

■「ジォカトーリ」のボリート、優しい煮込み料理を思い出して伺いました。豚ほほ肉と野菜の柔らかい煮込み。左手だけでも食べやすくて、いたわられるようなお料理です。シェフの桑原さんも右手を事故で複雑骨折なさった方です。今も十分曲がらないとおっしゃりながら、こんなにちゃんとお店をやっていらっしゃるのですから、とても勇気づけられます。パスタは七味唐辛子を練り込んだタリアテッレ アサリと春野菜和え。昨年秋以来のお気に入り、七味がほどよく効いて粋な香りです。
「日本料理 山玄茶」 京都市東山区祇園町北側347-96 電話075-533-0218 12:00~13:30入店・14:30閉店 18:00~20:00入店・21:30閉店 昼5500円~、夜11000、16000円。なるべく予約を。

■髙島屋に用事に行った帰り、「そうだ 三嶋亭、行こう!」となってレストランフロア「京回廊」へ。すき焼きの気持ちだったのに、食べやすさを先に考えてステーキにしてしまった軟弱なわたし、でもばーんと特撰フィレステーキ6300円をいただきました。とにかく一食一食、絶対に景気つくようなものを食べたいのです。元気だろうが病気だろうが怪我だろうが、ひとりだろうが誰かと一緒だろうが、常に何か盛り上がりがないと気が済まないのです。毎日祝祭気分ね♪

■この日は帰宅してからまた楽しいことがありました。「パウンドハウス」の藤林佳代子ちゃんが来訪、いちご、スポンジ、生クリームが黄金率で三位一体となった名作、ストロベリーショートケーキをおみやげに持ってきてくれました。これだけで狂喜しているのに、さらにおうちで作ったおかずやらきれいにパックした玄米ご飯やらもたっぷり持ってきてくれて・・・。ありがた過ぎます。わたし怪我のおかげでみんなに優しくしてもらって、不自由さよりもうれしいことの方が多い毎日です。
■コワいもの見せます。見たくない人は見ないでね。どうしても包帯替えたくなってえいやーっと包帯取った手です。黄色くなってるのがわかりやすいように赤スカーフ敷いて撮りました。まず、こんなにきーろいのです! そして、わたしの手、細い方なんですよ・・・自分でもびっくり仰天、まだまだこんなに風船みたいに腫れているのです。手の甲の方は外傷がなく、切れて血が出たのは手のひらの方です。早く治りたーい!
2007年3月 27日, dans ■ごあいさつ京都 イタリアン06-07京都 和食07前半 | lien permanent
2007年3月 5日 (月)
■リストランテ カノビアーノ京都 吉岡正和さんの料理 |
■1月30日に掲載した「リストランテ ティ・ボリオ・ベーネ」のオープニングレセプションでお目にかかった「リストランテ カノビアーノ京都」の吉岡正和さんと久戸瀬浩二さん。前シェフであり、「リストランテ ティ・ボリオ・ベーネ」シェフとなられた山口正さんが抜けられた後を担うプレッシャーで、本当にぶるぶる震えんばかりの様子だったのです。「大丈夫でしょうか? やっていけるでしょうか?」と。でもその真摯な姿勢から、本気で頑張っていらっしゃることが感じられて、「絶対大丈夫! おねえさんたちが近いうちに伺って、ちゃんとお料理をいただきますから待っていて!」と景気づけたのです。そして、わたしたちは約束を守って、先日の週末に出かけたのでした。





●2色のアスパラガスのジェラート ●パンは今出川智恵光院、非常にパリらしくて、なおかつパリにもないブランジュリ、西山逸成の「ル・プチメック」で、これ絶対おいしい!! ●朝採り野菜(かぶ、赤かぶ、ブロッコリ、塩トマト)のサラダ、美山鹿の自家製生ハム添え ●スプマンテの後に白ワインを1杯 ●富山県産ホタルイカと生うにの炙り、竹の子の温かいスープ ●黒鮑と色々な豆の冷製カッペリーニ





●伊勢海老のスパゲティーニ ●五色米のリゾット、山菜のソテー添え ●アブラメのポワレ、花菜と蓮根添え ●ブルターニュ産ホロホロ鳥胸肉のローストと白菜のソテー ソース・リヨネーズ、青梗菜添え ●アヴァンデセールに樋口さんのいちご ●ピスタチオのクレームブリュレ、かぼちゃのジェラート添え

●同席の人のためのドルチェが、ココナツのセミフレードといよかんのソルベ ●エスプレッソ。
以上でおまかせの1万円。非常にイケてる料理だったのです! シェフの吉岡さんは、そんなに不安がる必要はなかったのです。料理を出し終わって、「大丈夫でしたか?」と不安げに出ていらした様子、本当にかわいらしかったです。全然問題なし、まったくおっけ、大丈夫のかたまり!! アスパラガスのジェラートは香りよかったし、サラダの野菜も味が深くて感激。ホタルイカの炙ったのの香ばしかったこと、それに筍の香りが絶妙に絡まって美味、定番カッペリーニも豆が主張し過ぎず、しかしトマトソースと調和しておりました。スパゲティーニ、リゾットともほんと~に美味でおいしく、ほっとしたところでアブラメ、ホロホロ鳥と、わたしの好み知ってたんかい?? というほど当りの当りでメイン2品がきました。付け合せがまたばっちり決まっていました。ホロホロ鳥に添えた白菜の甘かったこと。一生食べ続けていたいと思いました。ピスタチオはよくよく炒ってあってジャンドゥーヤ状態に、それでショコラのような風味になっていて、わたしが格別好きな味になっています・・・というのは一緒に食べたパティシエールによる解説です。セミフレードもひと口お味をみたら・・・ほどよい硬さ、いい香りで大成功。エスプレッソに添えたビスコッティがまたよかった。つまり、ほとんど完璧ということです。イタリアにはないイタリアン、またしてもメール絵文字の万歳マーク状態で食事を終えたのでした。ちなみに、わたしが評価が甘いって言う人いるけれど、違うんですよ、わたしダメと思ったら一切取り上げないもの。お店ででも、ダメと思ったら即食べるのやめます。途中でも丁重にお詫びして出てきます。・・・なんてことは1年に一度もあるかないかですが。胃の空きスペースは命の次に大事だもの。いいと思ったら料理でも人でも盛大に褒めますが、これはいつも本心からの言葉です。言葉の方があふれてしまうのです。わたし述べたくてしょうがないの。
■手前がシェフの吉岡正和さん、隣にサーヴィスの久戸瀬浩二さん。奥にわが畏友にしてパティシエールの津田陽子さん。陽子さんも料理をとても褒めて、そしてまだ20代であるシェフを激励していました。
「リストランテ カノビアーノ京都」 京都市東山区大和大路通三条下ル東側大黒町137 電話 075-531-9831 11:30~14:00LO、18:00~21:30LO 無休
「のぞみ」に乗って京都へ行きましょう!
2007年3月 5日, dans 京都 イタリアン06-07 | lien permanent
2007年2月 9日 (金)
■Ristorante t.v.b リストランテ ティ・ボリオ・ベーネ |
2007年2月 9日, dans 京都 イタリアン06-07 | lien permanent
2007年1月30日 (火)
■Ristorante t.v.b リストランテ ティ・ボリオ・ベーネ 本日開店 |
「リストランテ ティ・ボリオ・ベーネ」 京都市東山区祇園町南側570-155 電話075-525-7070 12:00~14:00LO、(昼の営業は2月5日より開始) 18:00~21:30LO 日曜休み(2月は日曜も営業) 昼は税サ込みで3500円、5000円、7000円。夜は税サ別で、6000円、8000円、10000円。

■お祝いに次々訪れる客もゴージャスです。左から、一緒に出かけた「ミディ・アプレミディ」の津田陽子さん、ご存じ「菊乃井」村田吉弘さん、そして、誰だ、ピンクのフードを被っている人は~? パディントンみたいに見えますね~。それからにっこり感じがいいのは食材業者さん「横内商店」の横内誠さん。東京のレストラン「カメレオン」でお会いしたことがあったのを思い出しました。目が合うなり同時に「カメレオンで!」と言い合ったのでした。そして右側の写真を見てください。ピンクのフードの人、少し顔が見えますね。笑ってる♪ この人、こわい人じゃないんですよ。確か木屋町あたりで、小さいお店で、とんでもなくおいしい料理を作る人です。もうがっつんと、とてつもなくおいしい、センスがいい!! でもマスコミ嫌いなのです・・・。そんなに嫌わないでね。また陽子さんと伺うし~♪♪
■左の写真は山口さんが抜けられた後の「カノビアーノ京都」を守るおふたり。左から新シェフの吉岡正和さん、サーヴィスの久戸瀬浩二さん。真摯な姿勢を伺うにつけ、きっと「カノビアーノ京都」も山口さんの時の勢いを落とすことなく、また新たな展開を見せてくれることだと思ったのでした。右は「B0CCA del VINO」、サーヴィスの池本洋司さんとオーナーの野宮昭昌さんもお祝いに訪れています。またここがおいしいのですね。何度かこのサイトでも既出です。
「のぞみ」に乗って京都に行きましょう。そして、京都ではイタリアンを食べましょう!
2007年1月 30日, dans 京都 イタリアン06-07 | lien permanent
2007年1月29日 (月)

■井澤美紀子さんという方を、わたしは長年雑誌や書籍で拝見しておりましたが、お話するのは初めてのことでした。雑誌では雅に着物を着ていらして、わたしのように「京都大好き」とはしゃぎつつ、着物の心得がさっぱりないアホな者には近づきがたい方だと思っていたのです。ところが・・・まったく思い込みとは逆の方で、気さくでお話好きで、わたしはいっぺんに井澤美紀子さんを好きになりました。取材でお話を伺うために一緒に伺った「冨月(ふうげつ)」というお茶屋さんのカフェで・・・よく話しました。・・・というよりひと時しゃべり倒したというか。一緒にご飯に行こうと約束までしちゃった♪ 仕事のおかげでまたテーマが広がり、そして何よりまたいいご縁をいただけたのです。ものすごく感謝。「冨月」はお茶屋さんをそのまま使って、中はモダンにしているカフェで、
こちらはオーナーのかわいらしいサイト です。

■あずき版のフロールです。いただけるのは御室の「
さのわ」でのみ、1日限定10食です。「
ミディ・アプレミディ」でプロセス撮影をし、「さのわ」さんへもお店撮影に。このスポンジ、ふわふわしっとりの生地が本当にきれいに写っていて、見ているだけで幸せな気分になります。この写真も自分で撮りました~、なんてさすがに言いません! 愛想は悪すぎるが腕は抜群、カメラマン巨匠ハリーの美しいライティングで、フロールがよりおいしそうに輝いているのです。
「のぞみ」に乗って京都に行きましょう! 暖冬で寒くないオフシーズンの京都、お昼間は軽装で散策できます。ぜひこの機会に!
2007年1月 29日, dans 京都 スイーツ京都 その他ええ店(食以外)京都 イタリアン06-07 | lien permanent
2007年1月 6日 (土)

■改めまして、全国100万人の読者の皆さま、あけましておめでとうございます。しばしお休みをいただき、わたしはのんびりしました~♪ ・・・ならいいのだけど、それがさっぱり正反対。年末ギリギリまで外を飛び歩いていたものだからデスクワークがたまりに溜まり、入稿はあるし次の仕事の手配はあるし企画も出さんならんし取材依頼がてらの食事もあって、さらに引越後の手続きも山積、その他人生もいろいろ大変だあああ~! というわけでお正月早々ほとんど非常事態の毎日でした。でもこれでいいの、いつも回っていることが大事なのです。ぐるぐる。
■雪が舞っているような、白一色の餅花は祇園の料理屋さんの店頭のものです。そしておせち料理はしばらく前にご紹介した北山の「乃し」さん(
その記事)が大晦日の夜にお届けくださったものです。感謝いたします。

■COCON烏丸の「
唐長」さんは2日から営業です。お正月らしいしつらえで、松の文様のステーショナリーが揃っています。

■何度かご紹介した「ジォカトーリ」、(
前の記事)のお仲間おせちの夕べにしばし紛れ込ませていただきました。シェフの横にいらっしゃるお友達は京都のイタリアンの草分けである「フクムラ」のご子息である福村直さん、
株式会社イタショクの代表取締役、イタリアンワインのインポーターでいらっしゃいます。横にいらっしゃるのは熱々仲よしのマダムです。華麗なおせちをお相伴させていただいて、

■美山の鹿肉のカルパッチョ、ゴルゴンゾーラのソースに、七味練りこみフェトチーネ仔牛のソースをささっとシェフの桑原さんが作ってくださいました。お味が決まっておいしかった! 優しいあたたかい時間をご一緒させていただき幸せな気分に包まれました。
■そして5日より新年の取材と撮影もスタートしました。仕事開始っていうだけで燃え立つわたしです。午前いちばんの仕事が祇園の肉専門のお店取材で「
みかく」さん、わたしこのお肉いただきました♪(ずるいね。)
■そして午後から「
ミディ・アプレミディ」で撮影。明日はどかーんとこちらのお菓子をお見せいたします。ちょっと貴重な画像でーす! と予告しておきます。
わたしは相変わらずはちゃめちゃな毎日で原稿仕事山積・用事も山積・ソルドも行きたい(赤い服要るもんね♪)、けれどまず食べに出かけること、感動をお伝えすること! 今年もますます頑張ります。どうかご支援くださいませ。
「のぞみ」に乗って京都に行きましょう! お正月気分の京都、混雑のピークも過ぎました。今こそ冬の美しい京都へ!
★まとめてお詫びです。今年は年末年始の混乱で、相当数の年賀状をいただいたままになっております。住所変更のお知らせご挨拶をこれから作ります。御礼を申し上げ、お詫びいたします<(_ _)>
2007年1月 6日, dans 京都 肉京都 イタリアン06-07京都 唐長 | lien permanent
2006年12月 1日 (金)
■話題があふれているので、脈絡なくいろいろ。でも絶対おいしくて楽しい話です。まず本日のトップ記事は「
カフェ・ヴェルディ」の12月1日発売、2007年1月末までの限定販売の「下鴨ブレンド」です。これは以前
10月8日付で掲載した「プレシャス」11月号、「京都冬のお遣い物ごよみ」に出させていただいたものです。最高級エチオピア産のモカとマンデリン合わせた深煎りで、味わい深いのに余韻は爽やか、非常に香りのいいものです。お店で試飲させていただいた時に自分で撮った写真もあるのですが、「カフェ・ヴェルディ」のサイトの画像があまりにも美しいのでこちらを転載させていただきます。店主の続木さんは、すばらしいコーヒーを淹れて、さらにこんなヴィジュアルまで作ってしまわれるのです。本当にすごい!
■先日の日曜日においしいあんみつをいただいて以来(11月26日に掲載)、頭の中で「あんみつ、あんみつ」と通奏低音のように鳴り響いておりました。ちょうど河原町今出川を通りかかった際、「そうだみつばち行こう!」となって、飛び込んでいただいたのがこの「みつばち」の抹茶クリームあんみつ550円。おいしいです♪ 寒天も黒蜜も、非常にきちんと手作りされています。双子の美しい姉妹がお店を切り盛りしているのですが、今はおふたりで順番に産休ということで、不定休になりがちだそうです。電話をしてからいらしてくださいね、とのことでした。
「みつばち」 京都市上京区河原町今出川下ル梶井町448-60 電話075-213-2144 12:00~18:00 日曜と月曜が定休日のはずですが、今は不定休。河原町を今出川から少し下がった東側、河原町今出川バス停前です。


■みりんです! 3つ星レヴェルの料理を作る
フレンチのシェフも「ジォカトーリ」を訪れて、ロックで飲むみりんに驚いています。(11月29日と11月6日の掲載記事をご参照ください。)仕事熱心なこのフレンチのシェフ、ご自身のレストランの営業が終わってからの訪問だから当然夜遅くなるわけですが、こういう方でも訪れられる営業時間の設定が偉いです。(24時閉店。) 「ジォカトーリ」店主の桑原さんは、京都であまたイタリアンがあるなかで、どうやって生き残るか、どこにすきまがあるかと考えて「夜遅営業」を決められたといいます。といいつつ、おとといのようにお昼もすごくお得なのですが。
「のぞみ」で京都に行きましょう! すばらしいカフェ、甘味屋さん、おもしろいイタリアンで、京都は朝から夜中まで1日楽しく過ごせます。
2006年12月 1日, dans 京都 カフェ京都 スイーツ京都 イタリアン06-07 | lien permanent
2006年11月30日 (木)
■ピッコロ ジャルディーノ Piccolo Giardino |


「ピッコロ ジャルディーノ Piccolo Giardino」 京都市中京区大宮通錦小路上ル四坊大宮町157 電話075-822-3882 11:30~14:00LO・14:30閉店 17:00~23:00LO・24:00閉店 水曜休み
「のぞみ」に乗って京都に行きましょう! 紅葉は今が見頃です。そして、京都のイタリアン、頑張っています。
2006年11月 30日, dans 京都 イタリアン06-07 | lien permanent
2006年11月29日 (水)
■こちらはいつもの「
プーゼ」、明日誕生日を迎える大切な友人のためにお願いしたアレンジメントです。この色合い、ちょっと好きになってしまいました。
■ミニ予告編:明日もイタリアン! 大宮通錦にオープンしたての小さなお店をご紹介します。
「のぞみ」で京都に行きましょう! 気軽で楽しい、遊び心いっぱいのイタリアンがいろいろオープンしています!
2006年11月 29日, dans 京都 イタリアン06-07 | lien permanent
2006年11月 6日 (月)
■10月最後の週末、イタリアン大好きな友人を誘ってまず一度出かけていただいたのが以上のもの。この日ふたりともごく軽めの夕食にしたかったので、本当に前菜とパスタだけ。でもどの皿もおいしくて、とても満足感がありました。●パンは自家製です。シェフは何でもやりたいみたい。●プロシュートとサラミの盛り合わせ 1200円。●野菜のマリネの盛り合わせ 900円。●ワインもお酒も大好きなシェフ。「十四代」なんてものまで置いているのです。●豚のほほ肉の塩漬とタマネギのトマトソーススパゲティー 1200円。●トゥルキオで作ったスパゲティー ゴルゴンゾーラ 1200円。●パンナコッタ 赤ワインと蜂蜜のジャム添え 500円。●「ひと口味わってみてください」と出されたのは甘いリキュール? なんと味醂でした。飲んでおいしい驚きの味醂でした。びっくりしておいしがるわたしたちを見てシェフはうれしそうで、目がきゅるきゅる笑っていました。
「giocattoli ジォカトーリ」 京都市中京区間之町通二条下ル西側 電話075-212-0611 12:00~13:30、18:30~23:30LO・24:00閉店 (日曜は18:00~21:30LO・22:00閉店) 月曜休み
「のぞみ」で京都に行って、新しいお店でちょこっとイタリアン、いただきましょう。
2006年11月 6日, dans 京都 イタリアン06-07 | lien permanent
2006年10月 3日 (火)
■唐長の紅葉展/トラットリア・ビリキーノ ディナー |

■京都随一の唐紙のお店である「
唐長」さんで、10月10日から21日まで秋の企画展として「紅葉展」が行われます。「唐長」さんには「枝紅葉」「散り紅葉」「竜田川」など、紅葉をモチーフとする板木が数多く伝わっているといいます。紅葉を愛でる気持ちが、日本では古来強かったということです。三条両替町のインテリアサロンでは「唐長」ならではの表現で、秋のしつらえがなされます。また関連企画として、
●修学院の工房では紅葉文様のポストカードや便箋などの制作風景が特別公開されます。さらに、
●COCON烏丸1階にあるショップでは紅葉展にちなんだ紅葉づくしの小物が販売されます。期間中は真っ赤なカードがたくさん用意されているそうで、そんなことを伺ったらもう今から楽しみ、きっとあるだけ全部欲しくなってしまいます。上の写真左はこの紅葉展の案内です。右は今COCON烏丸のショップに並んでいるポストカードより、「丸龍」という文様です。やわらかな和紙の風合いに、鮮やかな色合い、美しい文様で見飽きることがありません。もっぱら襖などインテリアのためのものだった唐紙を、もっと親しみあるものにと、こうしたポストカードやステーショナリーなど小物を率先して制作してきたのは長女の千田愛子さんです。ご両親の並々ならぬお力で、「唐長」さんはこんなに人気の京都を代表するブランドとなったわけですが、しかし「唐長」をここまで若くモダンなイメージにしたのはやはり愛子さんの尽きることのないアイデアと企画力です。愛子さん自身がおしゃれで、ファッションもインテリアも大好きな、ほんとすてきな人なのです♪
そうだ 京都、行こう。 紅葉の京都へ、「のぞみ」に乗って出かけましょう! 美しい唐紙のサロンもすっかり秋の風情です。紅葉文様のお買い物をしたら、がっつりイタリアンをいただきましょう!
2006年10月 3日, dans 京都 イタリアン06-07京都 唐長 | lien permanent
2006年9月 9日 (土)
2006年8月20日 (日)
■B0CCA del VINO ボッカ・デル・ヴィーノ ランチ |
「B0CCA del VINO」 京都市中京区室町通四条上ル菊水鉾町569 電話075-211-7053 12:00~14:00LO、18:00~23:00LO 日曜と月曜のランチ休み 要予約 全席禁煙◎
2006年8月 20日, dans 京都 イタリアン06-07 | lien permanent
2006年7月28日 (金)

発売中の「週刊文春」8月3日号、巻末グラビアの「東西食遊記」は、京都、銀閣寺近くの「トラットリア・ビリキーノ」です。このサイトでの初出は
6月6日です。店内は赤チェックのクロスに、いたるところ豚のフィギュアやら絵やらが配され、明るさがみなぎっています。ここでは味わい・量ともに、がつーんと迫力あるわかりやすいイタリアンが楽します。シェフとサーヴィスの息が合っているのもいいのです。おふたりは小学校時代からの親友とのことで、「こいつと将来一緒仕事していくだろうな」と少年時代から思っていたとサーヴィスの田井宏和さん。慎重な田井さんとは正反対の性格、何でも「やったれ~!」みたいな勢いのシェフの立石竜治さんと、実にいいコンビなのです。
少し気をつけるべきは、このお店の、水曜定休といいつつ時々不定休になってしまうこと。●ランチ営業終了後、お客さんがキャラフに残したワインを自分たちで飲んだらいい気持ちになってしまって、「もう今日はあかんね」なんて言って、夜の営業やめてクローズにしてしまったことがある。●先頃のサッカー中継の晩も、さっさとお店を閉めてしまった。・・・こんな話を屈託なくして、本当ならけしからんことかもしれないのに、どこかのんびりとして憎めないのです。イタリア気質? 取材後一応、「文春が出たら、読者の方がいらした時に閉まってることがないようにしてね」とお願いしてきました・・・。


写真は前菜盛合わせと今の季節のドルチェ、白桃のコンポートです。メイン料理は何でしょう? どうぞ本をご覧くださいませ。
「トラットリア・ビリキーノ」 京都市左京区浄土寺西田町3 電話075-751-8001 11:00~14:30LO、17:00~21:00LO 水曜休み
2006年7月 28日, dans ●掲載誌京都 イタリアン06-07 | lien permanent
2006年7月20日 (木)
今出川智恵光院で、そこだけ別次元のようにパリの風情を醸している稀有なブランジュリ、「
ル・プチメック」の店主である西山逸成くんが、わたしにこれまで数回以上は言いました。「江里さん、カノビアーノ京都へ、最近いらっしゃいましたか?」。もちろん3年少し前にあれだけ話題になったお店ですから、開店直後に一度伺っています。その時は、おいしかったけれど・・・すごくインパクトある印象でもなかった、というのが正直なところで、それ以来伺おうとしておりませんでした。けれどついに先日彼に言われてしまったのです。「さっぱり行こうとしないけれど、行きましょう、カノビアーノ京都へ!」 この人がここまで言うんだ・・・やっとわたしの気持ちは動き、すべてのセッティングを任せて連れていってもらうことにしました。
2006年7月 20日, dans 京都 イタリアン06-07 | lien permanent
2006年7月15日 (土)
■B0CCA del VINO ボッカ・デル・ヴィーノ |
2006年7月 15日, dans 京都 イタリアン06-07 | lien permanent
2006年7月 1日 (土)


■6月30日ですから、「水無月」を食べましょう! と思って出かけながら、向かった先は「トラットリア・ビリキーノ」。骨付き白金豚のグリルをがっつきました。他に自家製ソーセージやらハムの盛合わせを注文、食べ応えがあって大満足!昼からワインまで飲んでしまい、おかげですべてはすっ飛び、京都にいながら「水無月」食べるの忘れました。
「リストランテ美郷(みさと)」 京都市下京区堺町松原下ル鍛冶屋町246-2 電話075-351-0098 11:30~14:00LO、17:30~22:00LO 木曜休み

■深夜赤チャリで四条通、寺町通と走ったら、すでに祇園祭モードでした。京都の夏の気分です。 1年はなんとなんと早く過ぎることでしょうか。年々加速度がついていると思う・・・。1年前は「肉特集」で京都で肉を食べ続けておりました。いまは秋の京都特集のことでわたしの頭はいっぱいです。
■あちこち出かけても最後はここで落ち着きます。「カルバドール」で巨峰のフローズンカクテル。しゃりしゃりと心地よく、少し甘くていい香りに包まれました。金曜夜だからか、どこか雰囲気が華やいでいました。いつにもまして電話が頻繁に鳴り、東京からのお客さまが多かったです。
2006年7月 1日, dans 京都 イタリアン06-07京都 洛中あちこち | lien permanent
2006年6月 6日 (火)


じゃーん! 公開します。「トラットリア・ビリキーノ」。このお店を知ったのはつい2週間前のことです。京都ローラー作戦をしているわたしも、こんなお店ができていたとは知らなかった! 教えてくださったのは「
カフェ・ヴェルディ」の続木義也さんです。「カフェ・ヴェルディ」の定休日のある日のお昼にお連れいただきました。ひとりで行ったら皿数が試せないだろうというご配慮です。いつもながら深く感謝。








パスタなどのメイン的な皿とパン、食後の飲み物で1000円、これに前菜をつけると1500円。お昼でもかなりのチョイスの幅があります。おいしそうなメニューが並ぶ中で、前菜に
●殻付ホタテの香草バター焼きサラダ添え ●豚耳と豚舌のローマ風コッパ 粒マスタードのソースを取って、この段階で称賛モードに。パスタに
●白金豚バラとホホ肉のラグー パッパルデッレで興奮モードに入り、
●イカスミスパゲティ クリームソース トマト風味に、イカスミでトマトソースとは? と謎かけをされたようになりながら、イカスミ練り込みのパスタに甲殻の香り満点のトマトソースが絡んでいるとわかって納得、押し黙って食べながらの美味礼賛へ。
●グラタン風に焼いてフルーツをのせたビアンコマンジャーレ、●ハート形のクレームブリュレ(ドルチェはいずれも別料金)
●食後のエスプレッソ。このお値段でなんというお得さ、おいしさ! と感激するに至ったのでした。
●ホワイトアスパラガスとモルタデラのビスマルク風は、後日改めて伺っていただいたもの。シーズン終盤の白アスパラに卵を絡めつつハムの旨みと共に食べる、気が利いた前菜でした。この日のパスタものは・・・どうぞ本が出た時のお楽しみに。わたしはさっそく取材をお願いしてしまったのです。

店内はいたるところ豚モチーフに豚フィギュア。東京でみっちり修業してきたシェフのスペシャリテは豚料理なのです。白川今出川近く、少し遠いのですがまた伺って、こんどはがつんと豚肉料理をいただきたいと思ったのでした。
「トラットリア・ビリキーノ」 京都市左京区浄土寺西田町3 電話075-751-8001 11:00~15:00、17:00~21:00 水曜休み
2006年6月 6日, dans 京都 イタリアン06-07 | lien permanent
2006年5月18日 (木)

発売中の「週刊文春」5月25日号、巻末グラビアの「東西食遊記」は連載101回目、京都のイタリアン「サルティンバンコ」です。 オープンしたのは1999年11月、数年前なのですが、失礼ながらこんなすてきなお店があることを長年知らずにおりました。京都の友人から教えられて伺ったのが2年半ほど前のこと。気軽過ぎず、でもリラックスできてお料理は美味、すべてにおいて程がよくて、とてもいい印象を持ったのです。街に溶け込んで地元の人たちに愛されているのですね。ひとりで伺ったのが4,5回、誰かを誘う時はいつも、めちゃくちゃ気が合ってものすごく話がはずむ女友達ばかりです。わたしいつも騒々しくて雰囲気を乱してきたかも・・・お詫び<(_ _)> 5月4日付けもご覧ください。まずは野菜の9種盛りアンティパストで繊細優美に食事が始まりますが、手打ちパスタにメイン料理、たとえば羊・・・と結構しっかりした味わいが楽しめます。決して盛大なご馳走ではないのだけど、日常のちょっとハレな気持ちを盛り上げてくれる、優しいレストランです。

写真は左から、●ホワイトアスパラガスのカルボナーラ仕立て手打ちリングイネ ホワイトアスパラガスの季節も終盤です、急いで行きましょう! ●仔羊のインボルティーニ。仔羊に添えられたトマトがまたとびきりのおいしさでした。コースは4000円~です。
「サルティンバンコ」 京都市中京区押小路通両替町西入ル ベルメゾン1F 電話075-213-5046 昼夜営業 月曜、第3火曜休み
2006年5月 18日, dans ●掲載誌京都 イタリアン06-07 | lien permanent
2006年5月 4日 (木)
2006年4月30日 (日)

関俊仁シェフは本当に新しい素材やいいものを見つけてくるのがうまいと思います。勉強熱心なのです。東京のフーデックスに出かけたり、関西にはない乾麺を探し求めたりと常によりよい料理を目指して努力しています。夕食でひとりおよそ数千円くらい。
「トラットリア・ニーノ」 京都市中京区河原町通三条上ル恵比須町534-39 (姉小路東入ル) 電話075‐211‐3373 昼夜営業 水曜、第3木曜定休
2006年4月 30日, dans 京都 イタリアン06-07 | lien permanent
2006年4月26日 (水)








最近行っておいしかった&楽しかった京都の麺類のお店を一挙に3軒紹介します。
■「めんや」 「めんや」という店名と外観はラーメン屋さんみたいで、スペシャルなパスタが出てくるようには見えません・・・ごめんなさい。さらに場所は千本押小路! 遠い。でもおもしろそうだから、赤チャリすっ飛ばして行ってみました。すると・・・すごいお店でした。店内もやっぱりごく気軽な中華みたいなのですが、パスタメニューが多数揃い、手打ち麺まである。4種のチーズのパスタとか、仔羊ラグーのパスタとか、本格派です。わたしはとりあえず赤いもんをと、プッタネスカ(黒オリーヴ、ケイパー、アンチョビ入りトマトソース)のキタッラをいただきました。もちっとした手打ち麺にピリッと辛さもトマトの鮮やかな酸味も効いたソースが絡み、お見事! ランチなら千円くらい。いや確か千円もしない。なんだかお店の風情と内容が合ってない・・・先日の「華祥」さんのような驚きでした。
「めんや」 京都市中京区千本押小路上ル西側 電話075-801-0557 昼夜営業 火曜休み
■「高倉二条」 京都ラーメン王国の新店です。新店といっても、すでにしばらく前です。「カルバドール」高山さんからの情報で、わたしは寒い寒い日に伺いました。とんこつ+魚だしベースの、こってりまったりの味のスープがまず強烈です。麺は不思議な食感で、するするというよりは噛み応えのあるような、かなり存在感のある麺でした。700円。好みがかなりはっきり分かれると思いますが、新しい味であることは確かです。
「高倉二条」 京都市中京区高倉二条下ル東側 電話075-255-9575 昼夜営業 不定休
■「Kati」 タイカフェカティ。カフェなのですが、タイ人シェフが作る料理がなかなかすごい。こんなお店を教えてくれるのは年若い友人、京都ブライトンホテルの小山明美さんです。「まあだまされたと思って行ってみてくださいよぉ~~」と叫ぶから、行ってみたら本当によかった! ビルの外階段を上がって、マンションの部屋のドアみたいなのを開けると、雰囲気は本当にアジアンな感じのカフェです。(特例で「雰囲気込み」の写真を付けます。)タイ風焼きそば892円、これなかなか旨かったです。で、春巻きもいいし、食後のココナツミルクプリンのとろとろ具合もちょっとたまらんおいしさでした。ごく近くにありながら、まったく知らなかった・・・というか、知っていても友人のお勧めでなければ、明確に若い人向けのお店ゆえ入ろうともしなかったと思います。でもまた行きそう。
「Kati」 京都市中京区河原町通竹屋町上ル 井上ビル2F 電話075-211-1282 夜のみ営業、土日祝は12:00~22:00LO 月曜休み
2006年4月 26日, dans 京都 イタリアン06-07京都 エスニック京都 ラーメン | lien permanent