◎テクストや写真の無断での転用・転載・まる写しは 
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2008年7月 3日 (木)

■展覧会/座談会/夏の冷麺


K1aK2aK3aK4「7月3日=なみ」ということで、「唐長」三条両替町インテリアサロンで「波」展が始まりました。前夜のプレオープンパーティで、わたしが感動したのは赤い波文様です。水色なんかじゃなくて波が真っ赤なの。波文様のカードを買いに、改めて出かけます。
「波」展は三条両替町インテリアサロンで10:30~18:00、7月21日(月)まで。
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N1aN2aなんとも和服が似合ってすてき、匂い立つような気品です。紫帆ちゃん=先日斎王代をつとめた「菊乃井」の村田紫帆さんです。株式会社のぞみ(「おのぞみドットコム」楽しいです)で会ったわたしたち・・・

N3aさらにこちらは笹岡隆甫さん、華道「未生流笹岡」次期家元でいらっしゃいます。精悍でかっちょよくて感じがいいの(ベタ褒め)。こちらは1985年祇園祭長刀鉾のお稚児さまでもあります・・・こんなゴージャスなメンバーが、ここで何を?
N4aこの京都生まれ京都育ちのサラブレッドなおふたりに、なぜかわたしも(どさくさで?)まぎれ込んで、座談会をしているのです。右側が「株式会社 のぞみ」の冬木明里(めり)さん、座談会の司会者です。わたしたちは「るるぶ 京都を歩こう 09」(JTBパブリッシング・8月中旬発売)の中で、京都の魅力を語るために集まったのです。さて内容は? どうぞ8月「るるぶ」を(お買い上げの上)ご覧いただきますようお願い申し上げます<(_ _)>
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Fumiya1いつも通りに食べものの写真も入れましょう。「冨美家」の和風冷麺、今年も始まっています。夏でも熱い熱い「冨美家鍋」を食べるか、反対に冷麺食べるかどちらかです。もう本当にこんなに好きなお店ないのです。京都でいくつか、「こんなお店があったもんだから、わたし東京から移住までしてしまったじゃないの (-_-;) 」っていうお店がありますが、「冨美家」さんは間違いなくそんなお店のひとつです。

2008年7月 3日, dans ●掲載誌, 京都 中華・ラーメン, 京都 唐長 |

2008年6月21日 (土)

■夏の中華麺とパスタ、4軒


K3京都を留守にしたりしておりまして、1日飛びました<(_ _)> 暑くなってきた最近の日々に、さささといただいた中華麺とパスタです。こちらは1週間ほど前に伺った「風枝」の冷やしラーメン800円。たれで食べる冷麺ではなくて、冷たいスープがなみなみと張られているのです。細い麺がするすると口に心地よく、さらっとしたスープもすーっと飲めるのです。澄んだ清涼感があって、爽やかな余韻・・・とてもオリジナルですてきな夏の麺です。
K1K2いわゆる冷麺もちゃんとあって、かぜえだ冷麺850円。冷やしラーメンはこんな。
U1U2U3中華麺でまた驚かされたのはうさぎ亭です。ざる麺800円。細い中華麺に添えられるのは「なかじん」時代と同じ味のそばつゆ、そしてラー油です。中華麺、そばつゆ、ラー油って・・・すごくユニークです。出かけて食べてみてくださいね♪ 放牧豚とレタスのしゃぶしゃぶ。大層な鍋仕立てではなくてこんなふうにお皿盛りで来ます。ほっとする優しい味です。
N1N2先週の暑かったあるお昼、「トラットリア・ニーノ」です。インタヴューされながらの食事ということもあって、「あるものでいいし~」なんて、軽くお願いしたんだけど、出てきたらサマートリュフがどっさりと\(゜o゜)/
N3ポルチーニのタヤリン、サマートリュフと。ポルチーニの香味が麺にしみていて、さらにトリュフのたまらん香り。これは激しくおいしかった! 看板の極細麺手打ちのタヤリン、いつ行ってもまた前のと違うのが登場して、限りないヴァリエーションで楽しませてくれます。
Ob1_2オステリア・バスティーユで打ち合わせがてらのデジュネです。昼でもパスタが組み込まれるようになって・・・トマトソースのスパゲティです。食べやすい優しいトマトソースに豚のミートボールと茄子が入って旨みじんわり、真っ赤で元気になります。
Ob2そして鴨のコンフィをメインに。週末のデジュネだったのです。何回転もしてお店の中はわんわんと人の熱気熱気! 楽しさであふれていて、本当にリニューアル大成功でしたね~!ばんざい!

2008年6月 21日, dans 京都 イタリアン, 京都 中華・ラーメン, 京都 和食 |

2008年6月 7日 (土)

■寒い中、雨の中おいしかった麺とは? 「風枝」/「糖朝」


1a11a写真の整理にせよテクストの打ち込みにせよ、デスクワークをやり出すと熱中して動きたくなくなるのです。何時間でも飽きずに作業できるし、そうするうちにハイになって(基本的にいつもハイなんだけど)気持ちよくなっちゃって、一生机に張り付いていたくなります。でも食事どきには約束がなくても出かけねば。基本的にお店の営業時間は昼夜の1日2回。少しでも出かけて、話題のお店、季節のものが食べられるお店、新店、ご無沙汰のお店へ行かねば行かねば。で、冷たい麺を始めたというお知らせで、久しぶりに「風枝」(蛸薬師室町西入ル)に向かったはいいのだけど・・・1週間ほど前の、結構冷え込んでいた晩、お店にたどりついた時点で当初の目標はすっ飛んでいました。温かい麺を所望してしまったのです。「コラーゲンたっぷり!」のコーナーより、フカヒレ麺 950円。細い麺にフカヒレが絡んでつるりとろりと口当たり最高です。いたわられるように優しくて、これは夜遅・仕事の後とか合間の気分にぴったりなものでした。「コラーゲンで肌がきれいになるなんてのはウソ」と、少し前の「週刊文春」の福岡伸一先生のページで読んだけれど・・・でもわたし思い込んでいるもんね、コラーゲン摂取の翌朝、肌はつやつやになっているものであると。思い込みだけで本当に本来起こるはずもない効果が現れちゃう調子者もいるそうだから、わたしも引き続き調子者のひとりとして、思っておきます。きっと明日の朝、わたしの肌はぴかぴかになっているだろうと♪
21a22a冷製 丹波産 地鶏の酒蒸し 650円。鶏食いのわたし、隙あらば鶏です。きれいにスライスされたつやつやの蒸し鶏、箸が止まらず一瞬かニ瞬でお皿は空に。
3132a青いものも食べたくて青梗菜のオイスターソースかけ450円もいただきます。フカヒレ麺の全貌はこんなです。おいしくて身体もすっかり温まってうれし♪ 冷やし麺は改めていただきに伺います・・・
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121週間ほど前の大雨だったある午後に、用事で四条のタカシマヤにいたわたし、しばらくしたら雨収まるかしらなんて7階の「糖朝」で、春雨サンラータンを食べてしのぎました。このトロトロ風情を見て♪ 辛くて酸味ほどよくて、止まらないのよ。
34トロトロついでで杏仁豆腐もいけ~! となりました。とろとろ、トロトロ、離乳食みたいね。食べながら自分を甘やかしている感じ。そしてこれらトロトロふた皿のおかげで雨も小降りになって、無事に帰れたのでした。感謝<(_ _)>
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Yasakaそしてこちらは最新の写真です。 本当に久しぶりです~、ヤサカタクシーの四つ葉! 三条通にて。久しぶりに見たのはおなじみ「7212」。しかし「7324」にはいつになったら出合えるのか?

2008年6月 7日, dans 京都 中華・ラーメン |

2008年5月25日 (日)

■岡崎に先月オープンした中華 「京 静華」


Logo_71_4岡崎に4月20日にオープンした「京 静華」のご紹介をします。これは門上武司さんに教えていただいたもので、(門上さんのサイトでは5月21日付で紹介されています)、ピッツェリア「ダ ユウキ」の2階にある中華です。まずは「ダ ユウキ」を訪れたわたし(5月19日付)、この時2階に上がって下調べして即予約、先週半ばに伺ったのでした。今は夜のみの営業、8000円のコース1本です。まずは
メロンのソルベに白きくらげがのったものが供され、口の中をさっぱりと。
2_3そして前菜がふたり分、ずらりと並びます。取りやすいようにトングも添えられます。「京都では、ホテル以外で華麗な中華ってなかなかなかったよね」と、あけ~み・京都ブライトンホテルが誇る稀代のコンシエルジュ小山明美と話しつつ食事が始まります。ひと皿一皿本当にきちんとしていて、もうこれだけで十分感激しています。詳細です↓
D1D2_2D3D4D5D6D7D8D9冷製・海老チリソースの固めたの セロリとくらげの足のマスタード和え 冬瓜で巻いた蟹ときゅうりの酢の物 牛すね肉の北京風煮込み ピリ辛の棒々鶏 万願寺とうがらしピータン詰め ういきょう風味の豆 にがうりのジュレ 浜松産トマトの甘酢漬け。
34冷菜の後に、温かいスープがきます。北京風のいかと卵のスープです。上品で優しい味わい、けれど酢と胡椒も効いて、才気を感じさせます。
56次のお料理はご主人の宮本静夫さんが出てきてくださって説明がなされます。
丸い生地で具材を包んでいただく春餅(チャンピン)です。それぞれに供されるのがすてきです。遠慮なしにぱっぱといただけます。
91078筆状になったねぎを使って生地に味噌を塗り、卵とそら豆、ホワイトアスパラガスと豚肉、トマトと賀茂茄子などの具材とねぎなどの薬味も巻いて、ほお張るのです。おいしくて楽し♪
1112いし鯛の刺身。目の前で混ぜ合わせて盛り分けてくださいます。カシューナッツ、胡桃、アーモンド、くこの実、紅芯大根などなどがたっぷり合わせられています。食感が楽しいお皿です。
14_2酢豚のように見えるけれど・・・フォアグラです。衣がついていて外側に少し食感があり、中はトロっと。濃いめの味付けです。赤ワインと合いそうです。添えられた小玉ねぎとさくらんぼが同じくらいの大きさで、なんだか愛らしい。甘味と酸味が添えられて、フォアグラとよく合って、お皿の中でいいバランスになっています。
15161718ご飯ものは選択可能で、この日は野菜の湯麺か、グリーンピースと卵のチャーハン、スープに浸ったもの。どちらも上品で、スープが優しい味。野菜や豆がおいしかったのです。ピクルスもきれい。
192021杏仁豆腐はふんわりトロトロ、そして最後はフルーツティで締めです。フルーツがびっしり入ってほんのり甘くていい香り。限りなく優美で、そしてどのお皿も非常にちゃんと作られた充実感のあるコースでした。
Table_2Topテーブルには白いクロスでシンプルです。そして外観は看板らしい看板もなく、壁面にただ「京 静華」とあるだけです。ご主人の宮本さんは25年間浜松で中華料理店「静華」を営んでいらっしゃいました。55歳でひと区切りとお店をたたみ、(なんという勇気でしょう!)北京へ1年いらっしゃって再び勉強の日々を送られたといいます。そして長年好きで通われた京都で新しいスタートをなさる決意をされたのです。食の都京都で、京都ならではの素材も生かしていきたいとのこと。奥様の恵子さんが丁寧な接客をしていらっしゃいます。白を基調とした店内で、テーブル席が3卓(6席)とゆったりしており、奥には10人ほど入れる円卓のお部屋があります。ゆくゆくはお昼もなさるとのことでした。京都にはなかったタイプのお店、あけ~みも気に入って「これはお客さまにおすすめできる♪」とショップカードをまとめてもらっていたから・・・わたしもまた伺いたいけれど、あっという間に予約が取れなくなりそうです。
「京 静華」 京都市左京区岡崎円勝寺町36-3
(1階はピッツェリアの「ダ ユウキ」)
電話 075-752-8521
17:30~21:00 月曜、第1,3火曜休み
要予約 現在コース8000円のみ。

2008年5月 25日, dans 京都 中華・ラーメン |

2008年4月30日 (水)

■近場でおいしい(2) 「菜心」で初がつお/「うさぎ亭」で筍尽くし


Sa1Sa21時間だけあるから食べに出かけよう、なんていう時にぱっと思いつくお店のひとつが今や大好き「菜心」さんで、東京から戻った後のある晩にいただいたものです。季節もので、高知産初ガツオのタタキ山椒ソースはおすすめ黒板メニューから。フルポーション分のかつおがないとのことでアミューズのように仕立ててくださいました。ひとりだったから、それでちょうどよかったのです。鶏の唐揚げが5ピースで550円。わたしは鶏/鳥肉が食べられたらもうほんと幸せ、アラカルトで鶏があれば即、鶏です。ちなみにわたし東京の2週目には4晩連続、違うところで鴨コンフィ食べてたのよ♪ 
Sa3_2Sa4_2牛肉とレタスの炒飯840円。熱々パラリ、レタスはシャキシャキ、牛肉の旨みがじんわり、ぱっといただけて温まって。夜遅に安心してこういうものいただける場所があるって本当に幸せだと思う。
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1_22_23_2もっと近いのが「うさぎ亭」で、「なかじん」さんと合併後はお蕎麦がない以外は前と変わらぬメニュー数です。いやいや、蕎麦なしの分、違うものが加わっているのです。それは後でご紹介するとして、この晩は筍です。筍が好きで好きでしょうがないのです。朝掘り塚原の筍があるとのことで、筍尽くしと決めました。こういう時、たくさんの中から好きに選んでいいアラカルトって最高です。あ、きのう「コースこそ最高」って言ってたのは誰だ~? なんて言わないでね。どっちも本気で言ってるんだから♪  (これを「矛盾」と大マジメにとらえて怒る方は、ご覧にならない方がお身体のためです~。)まず若竹煮です。これ割烹の味わい。うちから2分でこの味を夜遅に楽しめるとは。ひれ伏します。焼き筍。木の芽をばさっと。香り、食感最高。京都の春最高! そして筍の炒飯です。これが新メニュー、これこそ「虚無蕎望なかじん」にはなかった一品です。まかないで作っていらしたものをメニューに載せたら大人気ということで、たまらんおいしかったわ・・・そして、ご主人の中村一臣さんの解説によれば、「これは炒飯だけど、やきめしというのも別にある」。なんだと? 地鶏の「唐揚げ」と「竜田揚げ」が別にあるのは知っていたけれど、炒飯/やきめしとは。また芸の細かいことしている・・・(-_-;)・・・お蕎麦をやめて、お身体楽になられたかと思ったけれど、相も変らずこの凝りよう。仕事が大好きなご様子で、少しも楽になってないみたいです。
1112その芸の細かいのを確かめに行かねばなりません。22:45LOですから、早め夕食をしておけばお夜食感覚で「うさぎ亭」に行けちゃうわけ。確かめに乗り込んだわたし、まず鶏の竜田揚げにメロメロになりました。むね肉がやわらかで真っ白で、薄くついた衣はサクッと歯ざわりよくて。ごくわずかピリッとした感じがするのは胡椒のほかにカレー粉やらパプリカを使っているからだと。あ"~すごい。ちなみに唐揚げの方はもっとこってりしていて、味も歯ざわりも違うものです。そして「やきめし」です。青菜は野沢菜、そして貝柱ゴロゴロ入っています。やきめしはサラダ油と醤油で、「おうちでお母さんが作ってくれるようなもの」をめざしたとのこと。炒飯はこれに対してごま油を使い、ふわふわ卵をご飯にからめ、味は塩で整えるとのこと。「うさぎ亭」の炒飯とやきめし、「なかじん」のお蕎麦に代わる新しい名物です。
212223ちなみに品書きはこんな↑です。

2008年4月 30日, dans 京都 中華・ラーメン, 京都 和食 |

2008年3月17日 (月)

■「はしたて」で鯛煮麺/もちろんいつもの「菜心」も!


12344月発売の雑誌の入稿やら次の手配やらロケハンやら東京・西麻布のお店(全国100万人の読者の皆さま覚えてください、「ぎをん か波羅」です!)のことやらでもう24時間びっちり\(゜o゜)/  画像もあふれているけれど、気楽な「普段食」のいくつかを。先日新幹線を降りたその足で「SUVACOスバコ・ジェイアール伊勢丹」3階の「はしたて」へ。 ここで鯛煮麺1470円。蛍烏賊と菜種に酢味噌をかけた一品付。おだしいい香り、するすると細い優美な麺をいただいて・・・ごく短時間で「和久傳」のエスプリを味わえます。他に丼やら鍋やらに、酒の肴もいろいろと。テイクアウトもあります。手の届く和食、裾野を広げる和食、慣れ親しむ和食という意味で、駅にこういうお店があるのはやっぱり京都らしくていいと思います。「東京に暮らしていた頃なら、きっと京都を離れる前に後ろ髪引かれる思いでわたしはこれを食べたであろう」。過去を基点としての推測=フランス語で、ややこしかったけれど「前未来」だっけ? (違うかも)。とにかくそんな気持ちでいただいたのでした。
S1S2夜遅ひとりご飯の時にやっぱり「菜心」さんはありがたい。お昼の800円ランチも一度いただきましたが、やっぱり夜がいいです。22時LOで、21時過ぎに伺うことしばしば。ある晩どさっとフォトショップやらアクセスやら、なんだかひとり燃え上がってコンピュータ関係の参考書を買い込んだ後、仕事のロケハンのこともちゃんとコースで食べる割烹のことも考えられず、チャリの進むままにこちらへ。湯気湯気で出てきたプリプリ海老餃子3個460円。ほんとうにプリプリでつやつや、至福。
S3S4鶏の唐揚! これ旨いわ♪ 全体像と激寄りを見てね。何度かいただいています。手でつまんでかぶりついて、口紅も全部取れるけれど、ただこの世はこの鶏の唐揚だけで幸せみたいな気持ち。550円。
S5S6香港風焼きそば900円。辛そうに見えるけれどそうでもないのです。ちゃんと味に深みがあるのです。やみつき系のおいしさ。そんなに人生は難しくない。
S7S8また違う日、少しヨレていた晩におかゆでほっとしました。貝柱のおだしと伺ったけれど、このおかゆだけでもこのお店に出会えてよかったなあと思います。青菜の炒めも一緒に。試食続きの後に、なごめた夕食でした。

2008年3月 17日, dans 京都 中華・ラーメン, 京都 和食 |

2008年3月16日 (日)

■こちらも左京区の奇蹟、 「上海家庭料理 七福家」


12訪れてから日がたっているのですが、とにかく出します! わたしは年末からひっそりと、こんないい中華をいただいていたのです。熊野神社ほど近く、何でもない「町場の中華」風情のお店ですが、実は本格的。どれもしみじみ美味で感動、騒ぎました。カウンターがあって気楽で、小上がりもあるから数人で行っても大丈夫。2階お座敷なら宴会もできるみたい。すばらしい♪ 以下、まず昨年末に、ほぼ日替わりの黒板メニューより2皿、広島産牡蠣と野菜の黒豆味噌炒め 豚肉と赤かぶ蓮根饅頭白湯ピリ辛旨煮。どちらのお皿も出てきた時の姿がつやつやと、明らかにおいしそうだったのです。
34店名は「七福家(しちふくや)」さんというのです。ご一緒願ったのはこの方です。下鴨本通・開店5年目にしてすでに京都を代表するカフェである「カフェ・ヴェルディ」の店主、続木義也さん。続木さんが撮った、あまりにおいしそうな写真をサイト上で拝見するたび、行きたくてしょうがなかったのです。この日も、写真付でメニューの解説をしていただいて至れり尽くせり。ありがとう、深く感謝。
56これ、記されているメニュー名がすごくて、「京都肉球」と。豚肉の肩ロースげんこつ揚げ・黒酢がけ、らしい。けれど鶏肉と思い込んで食べたわたし(-_-;)いや、あれはやっぱり鶏肉だったと思う。いずれにせよどかんと揚がってがつんと迫力、旨みを引き立てる黒酢ソースには鮮やかな酸味と甘みなど深みがあって、忘れがたい味とヴィジュアル。海老焼売もふわふわほかほかと。
78五目あんかけ炒飯。中を割ってみたらこんな。あんを絡めればしっとりした炒飯、これ毎日でも食べたいと思う。じわーっと幸せになって笑えてくる味。
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1112そして先月末に再訪。年末来、「もう一度近いうちに!」と思い続けたのです。近いうちにと思いつつ2か月も空いてしまった(-_-;) ただただ行きたいところ、仕事で行くべきところ、差し迫ってロケハンしなきゃならないお店で常にあふれていて、何よりわたしが大事にすべきは胃の空きスペース、そして楽しく食べられる気持ちと体調です! 蒸し鶏ごま和え 八宝菜。
131514黒板メニューより、バナメ海老、鶏肉 具だくさんの上湯土鍋 分けたらこんな。別添えでピリ辛の白湯ダレがつきます。お鍋のスープをすくいつついただいて十分美味なので、これは付けても付けなくてもいいけれど、いったん付けたらやみつきに。


161718湯気湯気で出てくる麻婆豆腐。辛さは奥行きがある感じ、けれど辛過ぎることはなく、余韻は優しくて、「やるなあ」という感じ。そして、担担麺です↓
1920a21担担麺、これが目標だったのです。(念のため、お店のメニュー表示は担担「面」。)とろみの強いスープはナッツを使ったか? というくらいに濃厚、けれど香味もとろみもひたすら胡麻由来とのこと。麺を持ち上げると具材がたくさんついてきてとにかくリッチ、辛みが勝ち過ぎることなく、絶妙に麺にスープが絡んで・・・これもやみつきです。
22aなめらかで香りのよい杏仁豆腐で締め。メニューには、前菜から肉料理、海鮮、野菜料理、麺とご飯もの、スープ、漬物とデセールまでで合計60品目という品数です。さらに黒板におすすめ当日メニューが4種類ほど。で、これだけ食べて、ひとり当たり3千円していません。あまりにお得、おいしくて幸せ。「華祥」さんと同様に、また格別の中華を教えていただき感謝したのでした。
23「上海家庭料理 七福家」 
京都市左京区聖護院山王町25-11
075-771-3833
11:30~14:30、17:00~22:00
水曜休
(熊野神社の交差点・南側を東へ2筋目、そこから少し下がる西側。)

2008年3月 16日, dans 京都 中華・ラーメン |

2008年2月 4日 (月)

■洛中カジュアル中華 「菜心」


1_22_2近所で、しばしば行けるお値段で、お味もよし! という中華がないかしらとずっと思っていたのです。「華祥」さんみたいな・・・って、あちらは稀有なお店だからそう簡単にはないだろうけれど、でも気分にぴったり合って普段使いできるお店がほしいなあと。で、このお店、認識しつつも居酒屋さん風? と思って何度も前を通り過ぎていたのです。ごめんなさい! なんで虚心に伺わなかったのでしょう! 先日、信頼する人から「おいしかったよ」と教えられて・・・胃腸弱りめだったある晩、ひとりで閉店間際に飛び込むように訪れていただいたのが、青菜の炒め 蒸し鶏 ねぎソース。青菜はつやつや、塩気もばっちりと決まって美味。あれば必ず注文する鶏肉は中ふっくらジューシーでねぎソースは優しくも鶏の旨みを引き立てるアクセントになって美味。ほぼ一気食べ。(-_-;)
3_35_2お粥と、お粥の薬味。お粥は貝柱の風味豊かでいたわられるような味わいでした。添えられた薬味も、パリパリの揚げたてだったりザーサイがピリっと辛かったりと、パンチがあります。このお粥に出会えただけでも価値がありました。以上で2千円少し。
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11_212_2その翌日、京都セレブにして高雅な趣味人であるカズヤさんたちと共に2度目の訪問です。突き出しに甘辛いパリパリの胡桃、ピータン。
13_214_2こんなに湯気湯気で出てくる青菜の炒め。2度目いただいてもおいしい♪ 
1516麻婆豆腐。中国山椒がビリっと効いて、けれど、後から後から、じわじわじわじわと旨みが広がってくること!やわやわな豆腐に旨みしっかりの挽肉。これ名作と思いました。お粥。これは本当に飽きない味。ずっとずっと食べていたい、食べていられる。元気でも、疲れていても。薬味なしで、ナチュールでも香りが楽しめて美味。身体にじんわり染み入るように優しいお味です。
1718炒飯は牛肉とレタス。(炒飯は他にも種類があります)。パラリとして味はしっかり。海鮮焼ソバ XO醤油風味。細麺にピリっと辛い自家製XO醤がからんでたまらん美味、ハマります。
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2021_2そしてまたその2日後、今度はパリから帰ったばかり、木屋町三条上ルの「エクスキーズ」のパティシエール・浅見倫子ちゃんのパリ話を聞きがてら・・・突き出しのかじきまぐろカルパッチョ、骨付鶏モモ香料煮。ぐいぐいビールが進みそうになるけれど、抑えめに! わたしは帰って仕事があるから!
22_22324やがらでスープを作っていただき、ふわふわ卵とじに。やがらからいいスープが出ていました。牛肉の自家製XO醤油炒め。ピリッと辛いこと、知っています。その辛さに深みがあって、ちょっとやみつきになるような風味なのです。


252629おこげの五目あんあけ、ハーフサイズ。あんをジャーッとかけて供されたら熱々を即いただきます。杏仁豆腐はとろっとなめらか。生クリームとゼラチンで作る店主の自信作で、ランチの、13時以降の来店客にはこれが小さなグラスに入ってサーヴィスで付くとのことです。以上と飲み物少しで、ひとり2千円強という感じです。
3031_232_2通常定番メニューのほかに、こんな黒板メニューがあります。ランチは平日は800円、週末は1500円で少し高級なセットがあるということ。このお店なら、きっとカリテプリのいいものだと思います。店主は箕輪琢磨さんとおっしゃって、「しょうざん」の中華にいらして、その後神戸のホテルにいらした方というところまで伺いました。また改めてお料理いただきに上がります<(_ _)>
「菜心」 京都市中京区押小路通寺町西入ル亀屋町406 電話075-231-3222 11:30(土日祝は12:00)~14:00LO、18:00~22:00LO 基本的に無休

2008年2月 4日, dans 京都 中華・ラーメン |

2007年9月25日 (火)

■京都ホテルオークラ 「中国料理 桃李」


Tori_2京都ホテルオークラの中国料理「桃李」で、先週の金曜 9月21日から上海花園飯店(オークラガーデンホテル上海)フェアが行われています。上海の5つ星ホテルと称されるオークラガーデンホテル上海(上海花園飯店)の中華料理店「白玉蘭(パイユーラン)」から、弱冠31歳にして厨房長である肖楓(ショウファン)さんを招聘して上海料理を提供するというフェアです。繊細で上品な味わいのお料理をいただけるとのこと・・・お昼にさっそく伺ってみました。
1●大海老(1匹)の炒めXО醤風味 まず大海老でスタートです。プリプリの海老がどーんと一尾、非常に香りよく炒められ、賀茂茄子と合わされています。XO醤で濃いめに味付けされて、インパクトある旨みでうならせます。味の濃い賀茂茄子がしっかりと海老の旨みを受け止めて食感的にもいい調和。京都の食材が中華にまったく違和感なく馴染んでいました。
2●海老の水晶炒め ひと皿めの大海老とは正反対に、今度は真っ白、繊細な味わいを楽しむ海老料理です。こんなに白いから造りにしか見えないのだけど・・・これ、しっかり火が入っているのです。赤くなる部分を取り除き、さらにまだちょっとしたお手間をかけてから炒めるということで、中まで火が入ってお味は薄め、しかし海老の風味は濃厚という、驚きが楽しい一品です。わたしこれ、際限なく食べたいと思いました。
3●肉団子のかにの卵のせスープ上海風 澄んだスープに肉団子と青梗菜というシンプルなものですが、このスープがまずとても美味。鶏や豚肉がベースの基本のスープとのことですが、お団子のおいしさと響き合って優しい味わいです。肉団子は豚と蟹で、ぐいっと噛んだら旨みが広がっておいし~い。赤いのが蟹味噌と蟹の卵で作ったペーストです。こんなおいしいもの、もうどうしましょ~! なんて言ってるうちにぺろりといただいてしまい、だいたいわたし食べるのがえらく早いのですが「早すぎ」と同席者に呆れられ・・・ごめんなさい。写真撮ってメモ取って、それでも大抵誰より早い。右手の骨が折れてて左手で食べている時期でも同様でした。だっておいしいんだもん♪
442●塩漬け卵入り海老と豆腐の煮込み 海老の旨みに柔らかな豆腐がぴたりと添ってたまらない美味です。さらにあひるの卵を塩漬けにしてバラしたものがあんに混ぜ込まれており、ちょっと食感のコントラストとなり、ものすごく風味がいいのです。豆腐はなめらかで京都のお豆腐ならではのおいしさ。繊細優美な中華になっていて、これも胃のスペースを考えないでいいなら、いつまででもいただきたいと思いました。
552●上海風焼きそば 中国醤油とオイスターソースが絡んでやみつきなおいしさです。イカがこんなにたくさん、イカそばか? な感じ。彩り、味わい共に薄めの美しいものが続いた後に、インパクトある焼きそばで締めとなって・・・印象明確、とても満足感のあるお昼となりました。
今回のフェアはコースとアラカルトが用意されています。15000円のコースは昼夜ともに注文可能ですが、ふたり以上で予約を。詳細は以下の通りです。

上海「花園飯店」フェアメニュー 9/21(金)~10/31(水)
(コース)
桃李特製冷菜盛り合わせ
気仙沼産極上ふかのひれの姿煮込み
北京ダックと鱈の香り揚げ
活あわびと季節野菜の炒め
和牛サーロインの中国黒豆味噌炒め
大海老の炒めⅩО醤風味
肉団子のかにの卵のせスープ上海風
干し貝柱入り炒飯
究極の杏仁豆腐
特製月餅
ひとり15,000(17325)円

(アラカルト)
小盆(2~3名用)で、
●大海老(1匹)の炒めXО醤風味  1,500(1,732)円          
●鱈の切り身香り揚げ 2,500(2,887)円
●肉団子のかにの卵のせスープ上海風(1カップ) 2,000(2,310)円    
●活あわびと季節野菜の炒め 6,000(6,930)円
●上海風焼きそば  1,800(2,079)円
●海老の水晶炒め 3,000(3,465)円
●鱈の切り身四川風 3,000(3,465)円
●塩漬け卵入り海老と豆腐の煮込み 3,000(3,465)円
Les_deux料理長の牧 定広(右)さんと、このたび上海から招聘された肖楓さんに食後お目にかかりました。牧さんは祇園の中華料理店を皮切りに、大阪、京都のホテルの中華で着実にキャリアを積んで来られた方です。このたびの上海フェアに当たってはまずご自身で上海に足を運ばれ十分な打ち合わせをなさり、そして肖楓さんがプレゼンなさったお料理に対して、日本人、それも京都での味を考えてアレンジを要求なさったといいます。「塩味も辛さも日本人向けに全体に薄めに?」と伺ったところ、これが反対。むしろ「メリハリをつけること」=味を強くすることを希望したとのこと。これはわたしも少し驚いたのですが、確かにいただいたものがそうでした。豆腐や白い海老の繊細な味わいに対して、ひと皿めの海老や最後の焼きそばは強い味でした。それに「京都は薄味」なわけがないのも周知の事実で、色こそ上品だけれど、おだしの味わいははっきりだとか肉好きだとかラーメンも濃いとか。そういった京都人の味覚の好みもすべて踏まえて中華の味のメリハリも考えておいでなのでしょう。
肖楓さんは日本は初めてとのことでしたが、実は日本に来てみたい中華の料理人はとても多いのだとか。日本人客が多く、いいものを食べ慣れていて舌が肥えている。では日本ではどんな料理を食べられるのか? という興味を自然に持つのだといいます。牧さんも台湾で中華の海鮮料理店にいらして出てきたものが、わさびで食べる日本風の刺身に土鍋で調理されたフカヒレ、そして天ぷらだったので驚いたと。日本の料理も、食べ慣れた日本人も世界的レヴェルだということを、お仕事を通して感じられるとのことでした。
肖楓さんは18歳からオークラガーデンホテル上海にお勤めの生え抜き、31歳です。40人のスタッフの中で、火を使う鍋部門で厨房長というエリートです。とても感じがよくて、牧さんによれば「柔軟に仕事ができて、さすが選ばれて来日したスタッフ」とのこと。明日水曜までいらっしゃいますので、ひと目会いたいという方はどうぞお早めに!
京都ホテルオークラ「桃李」サイトはこちらです。
期間は10月31日まで、フェアの内容はこちらです。

2007年9月 25日, dans 京都 中華・ラーメン |

2007年6月28日 (木)

■秋の号の取材開始~早ごはん


1_3422_3283_2674_2075_174まだ盛夏も迎えていないというのに、秋号の雑誌の撮影が始まっています。先日予告した洛北のうどん屋さんのお昼のお料理も、いまわたしがやらせていただいている本のひとつ、扶桑社ムックの京都シリーズの次号、「秋京都」で全貌を明らかにする予定です。巨匠ハリー中西にきれ~に撮影してもらいますから、どうぞお楽しみに。 
「夏京都」も大好評発売中です!
うどんとセットの上のお料理は、1500円で京都エスプリが味わえるようにというご主人の思いからこんなに盛りだくさんになったということです。汲み上げ湯葉やら、中にえんどうのあんが仕込まれたかぼちゃ饅頭やら、食べ進むほどにかかったお手間がしのばれ、カリテプリがあり得ないほどいいのです。
UeshimasanStephanまた違う本では京都のフレンチ3軒をご紹介。うち2軒を撮影、まず3月にオープンした上島康二さん(写真左)の「ル・サルモン・ドール」、真っ赤なロティソワール前でお仕事中の上島さんです。右の「ケザコ」は南仏の明るいキャラでみんなに愛されるステファン・パンテルのカウンター主体のフレンチ。もそっと愛想悪でイケズたっぷり、しかし写真は抜群にうまい天才ハリー中西が今日も頑張ってくれました。
S2_4S3_2ステファンて本当にとんでも