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2008年7月 5日 (土)

●東京・銀座「GINZA Kansei」 のディネ


2_21_2月替わりのメニューのおはがきを毎月送ってくださる「カンセイ」さん、東京へ行ってもお昼の軽食をいただくばかりで、ディネに行きたーいと思い続けていたのです。先月久しぶりに夜に伺って大満足♪  まずこの位置皿を見てください。ただの「黒いフチ」と違うのです。これはなんと磁器プレートの上に、漆を塗ったものだとか。本当にすべすべのぬばたまの漆黒、きれいでした。
11_312_36月のディネ12000円(税込み・5%サ別途)より、まずはアミューズという感じで軽やかな2皿が来ます。冷製でさっぱり、わけぎと新じゃがいものポタージュ。コンソメジュレ入り。岩手県産紫うに、下にフロマージュが入ってとろっと濃厚なスクランブルエッグ。うにがこんなにおいしいかと瞠目の思いです。
21_222パンのおいしさも思い出しました。全粒粉のパン、くるみパン、ミルクのパン・・・添えられるのが、ミルクと生クリームを合わせてふわりと空気を入れた「自家製バター」というもので、イタリアンパセリ入りでいい香り、塩気もほどよくてパンばっかり食べちゃう。止まらない。
3233あらかじめプレゼンされた北海道のホワイトアスパラガス。太くておいしそう。そしてこうしてしばしば出てきて様子を見に来てくださる坂田幹靖さん。一緒にめちゃくちゃ笑ってるのは同業のタケシさん=小学館のフリーエディター&ライター山本毅さんです。
31北海道産ホワイトアスパラガスの炭火焼 高糖度トマト添え。香ばしく柔らかい白アスパラガスに、いつものパルフェでおなみじみの甘いトマト、そしてルッコラが鮮やかな香味を添えています。
41_242ムニュはフォアグラのテリーヌだったので、差し替えていただいたほうれん草、桜海老、帆立のテリーヌです。それぞれの香りが生きて、優美な舌ざわり。南伊豆産”今が旬”のいさきのポアレ。ほくっと焼き加減よく、すてきなお皿でした。
51_2肉のお皿は3種類から選べるのです。2皿を、ふたりで半分ずつにしました。黒毛和牛ホホ肉の赤ワイン煮込み。これはもう口に入れるなり溶けゆくような柔らかさの肉です。ちょっと桃源郷です。そして次はがっつんと、
52_2岩手県産佐助豚ロースのグリエ。これは、さきほどの繊細な煮込みとは対極です。がっつりと、豚の旨みこれでどうだ!というお皿です。じわじわと旨いこと、そして塩加減がジャストなこと。豚肉はエラい! いや、この味を引き出した坂田さんが偉いんだ・・・
61_362_2肉を堪能した後はデセールです。数種類から選択できます。わたしは当然ガトーショコラ。ラムレーズンのアイスクリーム添えです。確かタケシさんはブランマンジェでした・・・わたしショコラに熱中してて記憶がおぼろ。(←確かでした。ここで確認。)そして「もうお腹いっぱでしょうから、」とおなじみコンタクトレンズほどの大きさの焼菓子をアンフュージョンと共に。同業といえど、旅取材の多いタケシさんの話を聞くと、全く違う世界が目の前に広がって新鮮で、だいぶ笑いました。(うどんとイリコ味のソフトクリームなんて信じられる?) ああ楽しかった! やっぱりしばしば東京に行かねば!

2008年7月 5日, dans 東京 フレンチ |

2008年6月16日 (月)

●東京・神宮前 「ル ゴロワ」


2昨日に引き続き、もう1軒東京です。6月初めに訪れた神宮前の「ル ゴロワ」、移転後のお店にやっとこさ伺ったのです(遅)。表参道で、カウンター席中心のこぢんまりしたビストロ風情だったのが、外苑西通り沿いの広々したお店になっていました。8席のカウンターに、テーブル席が20ほども。山本容子さんの壁の絵もくり抜かれて移されて健在、マダムの敬子さんもますます輝くように素敵でした。昨秋来、長年夢だった馬を飼い始めたお話を伺って、わたしもぱーっと光が差したように幸せな気分になったのです。同業ライターの小松めぐみさんと共に、お昼のムニュB:前菜・スープ・主菜・デセール(3570円)です。
111知床鶏ささみのコンフィ 柚子風味の野菜のエテュヴェとサラダ添え。鶏とあれば鶏です。鶏のおいしさ、野菜どっさり、何もかも香味よく渾然一体となって、めちゃくちゃに幸せ。冒頭の写真が寄り寄り版。赤ピーマンのムース トマトのクーリ。赤いことはいいことだ♪ なめらかふんわり甘くていい香り。このひと掬いだけでも訪れてよかった。
2122知床豚のグリル 刻みエシャロットと粒マスタードのソース。繊細な鶏ささみの後は豚をぐいぐい食べてまたおいし♪ こちらにも野菜たっぷりです。北海道の魅力に取り付かれた大塚夫妻だけど、東京の中で移転なさって安心。北海道の食材はどんどん使っていいから、やっぱり東京にいてくださいってファンはみんな望んでいると思うのです。
3231グレープフルーツのプリン。マダムお手製の定番、看板デセールをなつかしくいただきました。


515253プリフィクスのお料理は、この中から選びます。おいしさもボリュームも居心地のよさも変わらず、東京の限られた日々の中でもまた伺いたいと思ったのでした。
Data「ル ゴロワ」
東京都渋谷区神宮前2-3-18 
電話 03-3404-0820
12:00~14:00LO、18:00~21:00LO
月曜休み

2008年6月 16日, dans 東京 フレンチ |

2008年5月 7日 (水)

■「早い旨い」で季節もの、はやりもの!


0102らめら~、どうしようもなく、めためたにいぞがじいのです。1日すっ飛びました。追いついてアップする余裕もなく今日は「早い旨い」のヴァージョン。昼夜ともに最近のある日いただいたもので、まずは室町仏光寺の「シトロン サレ」。アイドルタイムなしの営業で、カルトからちょとした一品や、1階のお惣菜コーナーのメニューを食べられて便利。ペリエをシャワッと飲みつつ、2階のカフェで16時頃にやっとデジュネです。ひき肉とほうれん草のカレー、卵とろりとからめておいし♪ 850円、これわたし好きなのです、塩キャラメルのプリン 280円。
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2122「日本料理 とくを」でごく軽く夕食。バタバタと、こんな使い方でごめんなさいなのだけど、若竹煮、これはこの時季どれほど毎日続けて食べてもうれしい黄金の組み合わせ。割烹でも肉よ肉。牛フィレ肉をわさびで。これおいしかったですよ。うしし♪(シャレじゃないってば。)
11_21213(食事の初めにさかのぼって)いつも通り先附はこうして出してくださるのです。いつもまじめなお仕事ぶりの徳尾さんです。 お品書きはこんな。
31323341生姜ご飯を注文。お漬物きれい。赤だし。白味噌のソルベはとてもオリジナル。とろりと甘いんだけれど少し辛くてしゃりっとした食感が食後に心地よくて。・・・塩キャラメルのおいしさと似てるってこともないけれど、甘辛の意外性において匹敵するかも。以上、どどどといただいて40分くらいで食事終了! すてきな知り合いの方ともばったりお目にかかれてお話が明るくてうれし。時間がなくても出かけるものです♪
Pousse_2最近お誕生日だった人にこれをプレゼント。気に入ってくれたかしら? これで少しはわたしにも優しくなってくれるかしら~~~(-_-;) ?

2008年5月 7日, dans 東京 フレンチ, 東京 和食 |

2008年4月26日 (土)

●フードフランス: 青山「BENOIT」で、祇園「匠 奥村」のコース


1日本での開催3年目を迎えるフードフランス(FOU DE/FOOD FRANCE)の、「2008/2009」の第1回目が東京・青山のフレンチレストラン&カフェ「BENOIT(ブノワ)」で開かれています。フードフランスとは、フランス料理界の未来を担う若き才能あるシェフたちを紹介し、フランス料理の奥深さをアピールするために、アラン・デュカスさんの発案により2003年にパリの「プラザ・アテネ」で始まったイヴェントです。フランス全土から選出されたシェフの料理が披露されてきましたが、今回初めて、「フランス料理の世界に国境はない」として、日本人シェフが選ばれたのです。京都で独自の世界を展開されてきた祇園の「匠 奥村」の奥村直樹さんがその人です。25日(金)~28日(月)の4日間の昼と夜の開催。2日目のデジュネに伺いました。サポートしているのは「シャトー&ホテル・コレクション」(旧「シャトー&ホテル・ド・フランス」)。現在こちらのジェネラルマネージャーで、わたしはフランス政府観光局にいらした頃からのお付き合いである伊藤宏和さんがアレンジしてくださいました。
1112まずシャンパーニュ(Laurent Perrier)をいただきながら、アミューズです。○筍のスープ ○ホワイトアスパラガス 黒ごまソース ○焼き茄子、海老、おくらに生姜、土佐酢ジュレ ○ごま豆腐に生うに ○ずいきの白ごま和え。くるりと囲んでいるのは木の芽ソース。春の和素材がたっぷり、優しい味わいに仕上げられて、ひのきカウンターで和食器で供されたら、割烹のお料理、少しおしゃれな先付にもなりそうです。どれも香り豊かで組み合わせの妙を感じさせました。
2122鯛のクリュ キウイフルーツと彩り野菜のバトネ。真鯛のマリネにたっぷりの野菜が合わされています。葉っぱはトレヴィスやマーシュなど、そして均一なバトネに切り揃えられているのはきゅうり、にんじん、キウイなどで、タテ切りにしたキウイの酸味ではっとさせられます。色鮮やかなソースはきゅうりとわさびで作られていて、吉野葛でとろみをつけたもの。これが目が醒めるような端麗な味わい。美しくて、さわやかそのものの前菜でした。
3132赤座海老のじゃがいも包み。にんにくピュレが下に敷いてあり、さらりと優美なようで、ぐぐっと迫力ある味になっています。ソースは海老からとっただしでカレー風味に仕上げてあり、強すぎず、けれどそこはかとなくスパイシーな香味がたまらず、どんどん食べ進んでしまいます。クスクスにもこのソースを絡めつつ。水菜のサラダだけは「下界のスパイシー騒ぎとは関係ないのよ~」って感じでひとり孤高にシャリシャリしていて、皿全体をきゅっと引き締める役割を果たしています。粋なお皿です!
4142すずきのパイ包み焼き。メイン料理も魚です。全部を魚で通すのだな。ふんわりほくほくちゃんとフランス料理で、ソースは赤ワイン風味のヴルーテに、うすい豆のピュレ、バターソース。中にきのこが詰められたシュガートマトのパン粉焼きが添えられていいバランスです。
5152フロマージュも奥村さんのアレンジで、ブルードーヴェルニュ、ブリ・ド・モーに木の芽、もうひとつは大徳寺納豆をはさんだものです。林孝太郎造酢の「桜みつ」といちごのコンフィチュールが添えられます。オリジナルのお酒「深き心」を合わせるのです。
61デセールはフルーツのグラタン サバイヨンソースに、黒ごまのパウンドケーキ、大葉のソルベ。ソースはいちご、マンゴー、ショコラです。熱々のグラタンにはりんごやバナナなどがぎっしり入っていて甘く優しく食後にいたわられるようなお皿でした。
7172ミニャルディーズまで抜かりなく美味。黒ごまのサブレ、きな粉のラングドシャ、抹茶の生ショコラ。ヴェルヴェーヌのアンフュージョンで締め。完璧なコースでした。
81奥村直樹さんです。「フランスの地方料理のひとつ」というとらえ方でアラン・デュカスさんに認められ、今回のフードフランスに参加できたことはとてもうれしいことだったとおっしゃいます。京都のお店では華麗な器使い、お箸も出すサーヴィスも含めての「奥村」料理だと思いますが、今回は「ブノワ」という枠組みの中で、食器も「ブノワ」のものを使い、料理のみで奥村さんらしさを表現したとのこと。一応お箸も100膳ほど持っていらしたし、一部でも「奥村」の器を運び込んで使うことも考えられたということです。柔軟に「ブノワ」に溶け込むことを決めて挑まれた今回のお料理は、本当にフレンチとして破綻なくいいものでしたし、京都のお店が選ばれたことを、わたしもとても誇らしく思いました。青山の「ブノワ」の瀟洒な空間もいいし、祇園の「匠 奥村」のしっとりした佇まいもすてきです。東京も京都も行き来するしかないと改めて思ったのでした。
28日月曜日まで開催しています。デジュネ8400円、ディネ15750円です。

2008年4月 26日, dans 京都 フレンチ, 東京 フレンチ |

2008年3月12日 (水)

●銀座「GINZA kansei」昼カレー/有楽町ビックカメラ♪


3aせっかく東京にいながら京都でやるべきたくさんのことが気になってあちこち出かける気持ちの余裕がない(泣)。1本でも早い新幹線に乗っておうちに帰ってメラメラ仕事しなくちゃと思いつつ、せっかく東京に来てフレンチエスプリを味わわずに帰れるでしょうか? (いいや帰れはしません!)ひとりでぱっと伺えてさっといただける昼カレーを目指して「GINZA kansei」へ。「さっといただける」なんて言ったら失礼で、毎月「おいしいの間違いない」と思わせるディナーのムニュの案内おはがきいただいていますから、本当はちゃんと夜に伺いたいのですが、そこはごめんなさいということで・・・
1a2a静岡県・石山さんのトマトを使ったカレー。ただただ香りのいいカレー、いわゆる「カレー」っていうのではなく、トマトベースの魔法のソースがカレー風味という風情。上品にスパイシーで、ぱーっと口の中が万華鏡になったみたいな気持ちが一瞬します。余韻が美しいこと。そして何より色がきれい。赤いものは気分がいいです。気持ちが落ち着くのです。(普通逆と言われるけれど。)赤けりゃいいってもんよ♪ ご飯も穀物たくさん入りで歯応えも香りもいいのです。
111213aトマトのパルフェ、これも坂田幹靖さんの定番です。昼のムニュ(2500円)にプラス料金1000円でいただけます。いただくのは年に一度くらいなのだけど、毎回小さな変化があって、同じものなのに新しい楽しみがあるというのがいいです。今回はうどとこごみが入っていて、春の香りを楽しめました。トマトのソルベも中のトマトも甘くて酸味も鮮やかで一瞬天国です。生きててまた銀座に来られてよかったわ♪ アホみたいに忙しいことも確定申告がまだできていなくて焦っていることも、全部すっかり忘れています。


212223他にかぶらのスープ、自家製パン4種類どれもこれだけ食べていたいほど、デセールはマンゴーのブランマンジェに洋梨のソルベ。
242526_231a_2アンフュージョンに ミニミニサブレも健在、お昼のムニュ。他に3800円やらもっとゴージャスなのもあります。時間があれば軽食ランチだけではなく、ちゃんといただけるわけです。お昼も坂田さんは(ご出張などでない限り)ちゃんとお店にいらっしゃいます。いつもにこにことお優しいことです。わたしも東京に普段いない分あちこち行きたい所はたまり積もっているのだけど、でも限られた時間しかない時は、こんな風に心地よくて絶対においしいものが食べられるお店に行きたいと思う。「あそこに行けばあれが食べられる」っていう安心感、予定調和な幸せで人生の大部分は支えられていると思うのです。それだけで固まってしまってもいけないのだけど(特にわたしの仕事は)。
101102そしてもうひとつの予定調和な幸せがこれよ♪ ビックカメラの有楽町店へ駆け込んでお買い物♪ 「au 携帯パナソニックへ機種変更」は、ボディの色は好きだったが文字盤の色とタッチが嫌いだったのでやめて、名刺管理ソフト(なんとスキャナ入り)で一瞬燃え上がったけれどそれも買ってみて失敗して懲りた。これがこの2~3日のわたしのメカドラマ。だから気持ちを切り替えて全然違うミニメカものを購入(さてそれは何か?)。うししし、ビックカメラに始まりビックカメラに終わった幸せな出張でした。そしてEMOBILEもとても役に立ってくれたのです。レッツノート2台態勢にEMOBILEでしばらく人生いきます。

2008年3月 12日, dans ★電気製品・メカ話, 東京 フレンチ |

2007年9月16日 (日)

●東京あちこち(3) イタリアンとフレンチ!


3031323334料理通信」編集長にしてわが畏友・君島佐和子と3ヶ月ぶりの再会です。彼女だって仕事柄食べ続けのはずなのに、なぜ何年もまったく体型が変わらずスリムなままなのか!? 「東京での食事はフレンチかイタリアンを渇望!」とお願いメールをしたものの、ギリギリまでどこに行くか知らされず、「行ってのお楽しみ」状態でした。しかしさすがにばっちり決めてくれました。目黒駅から歩くことしばし、完全住宅街の中、「ようまあこんなところに・・・ええ根性かも・・・」という場所にある「トラットリア・デッラ・ランテルナ・マジカ」、ぐいぐい底力のあるおいしさでした。狭いお店、窓もなくて閉塞感があるはずなのに、小さく分割されたお部屋はどこも満席。わんわんと客のざわめきで割れ返るよう。22時前にやっと席が空いて滑り込んで、品書き多数だったので選ぶのに迷い悩んだけれどアンティパストミストにペンネリガーテ、羊と牛といただいて・・・おいすぃ~い! おいしさが脳天に響いて、心からうっまい! 東京だあああ! 
「トラットリア・デッラ・ランテルナ・マジカ」 東京都品川区上大崎2-9-26 
電話03-6408-1488 http://lanternamagica.jp
414243444547最後の日のランチはひとりで西麻布「ラ・グラップ」で。630円で小皿いろいろ、飲茶感覚で気軽にいただける「フレンチ飲茶」が9月から始まったばかりです。ブダンノワールやタラモなどアミューズを楽しみながらこちららしいお皿を選んだら・・・にんじんのムースにコンソメジュレ、ジャンボンペルシ。温かいものも欲しくてグラタンドーフィノワ。これにパンをいただけばほどよいお腹加減。お昼、満腹になりすぎて午後から仕事が手につかん・・・というような危険は十分回避しつつ、でも好きなものを選んで粋なフレンチ気分が満喫できて・・・いいアイデアです。品よく、しっかり美味。東京だわ~♪♪
「ラ・グラップ」 東京都港区西麻布1-11-1 電話03-3403-2029
515253そして9月14日は無印良品の有楽町店の大リニューアルオープンだったのです。これを見ずに新幹線に乗って帰れるでしょうか? (いいや帰れはしません。)なんとか乗る前に、走ってでも店内を一巡するぞと訪れ、整然と美しい棚にうっとり。そしてなんと! いつも行く京都の無印にはない赤いものもあったりして・・・買いました、あれこれと! 400円の赤いケースがいちばんうれしかったかしらん。東京楽しかった~♪ 今回会えた方々、わたしのためにいろいろしてくださった方々、ありがとう、また来ます!

2007年9月 16日, dans 東京 イタリアン, 東京 フレンチ |

2006年10月21日 (土)

●カンテサンス


1_1662_1643_1464_126先日京都から東京へ戻り、新幹線を下りたその足で白金台の「カンテサンス」へ行ってきました。5月のオープン以来早く伺いたいと思いながら東京にいる日が少なく、すぐに出かけられた門上武司さんや熱心な料理人である京都の「修伯」の吉田修久さんから薦められてしまう始末。あ"~。●プラチナ通りから少し入った路面の美しいエントランスです。●メニューを開けばコンセプトが述べられているのですが、肝心の料理内容は・・・「白紙」のまま、おまかせくださいということです。●寺町二条あたりで見かける方がなぜかここに。
5_1116_977_888_769_6710_5611_7812_7413_5114_3615_3016_2517_2118_1719_1620_1521_29●小さなアミューズ、うにとビスケット ●熱い焼芋スープと甘くないスイートポテト、ピーカンナッツオイルと。●山羊のミルクのババロア、百合根、マカデミアンナッツ、オリーヴオイル ●帆立のタルト。ビーツと里芋と帆立を重ねて。大根の間引き菜は京都の田鶴さんのものということ♪ ●さよりとアルティショー、じねんじょがさよりの下に。渡り蟹のソース。●アンディーヴのグリエにあわび、つぶ貝、ピーナツ。●はたに松茸入りのバターのソースと、沖縄のオクラにルッコラソース。ジロールのピュレ添え。●青首鴨にサルミソース ●ブルーチーズを溶かして卵黄と合わせたもの。干した巨峰に、ソーテルヌワインのソース。●マールのソルベ。●ビスキュイを一度焼いたものをバラして粉にしてまた焼いたもの。ココナツクリーム入り。●メレンゲのアイスクリーム。メレンゲを焼いて粉にしてそれをアイスクリームに。リュバーブと。●キャラメル風味のギモーヴ・・・と言われても、いわゆるギモーヴをイメージできない洗練のお菓子。バラの香りのはちみつと。●ハーブティー ●さすが何でも振り癖がついていますね。ステンレスのエスプレッソカップを手にしているのは京都・寺町二条の「カルバドール」の店主の高山さん。研究熱心ですから時々東京にいらしてバー巡りをなさいます。「京都にない類のお店」というわけで、ひと時お付き合いいただいたのです。食後は颯爽と次のバーへ向かって消えて行かれました。シックな空間でいただく、驚きがあり、おもしろみに満ちたコースでした。テーブル両隣の料理も少しずつ違いました。その日その日、客に合わせて構成をするのです。食感、香りと計算されていることがどの皿からもよくわかり、驚かせるだけでなくお味も決まっていました。サーヴィスも心地いいものでした。何となく行ったらもったないお店、一緒におもしろがってくれる人と訪れるのがいいと思います。お値段は、シャンパーニュ1本とグラスワインなどと共にいただいてふたりで5万円くらい。気鋭のシェフのプロフィールやデータなど詳しくはこちらにあります。

T_logo_38そうだ 京都、行こう。東京にはパリと時差のない洗練されたフレンチがあります。快適な「のぞみ」で京都から2時間20分、たまには東京で気分転換に目の覚めるようなお料理をいただきましょう!

2006年10月 21日, dans 東京 フレンチ |

2006年9月18日 (月)

●キュイジーヌ[s] ミッシェル・トロワグロ


1_1322_1303_1194_105新宿のセンチュリーハイアット東京が、開業26周年記念に当たる9月15日、フレンチレストラン「キュイジーヌ[s] ミッシェル・トロワグロ」をオープンしました。フランスのロアンヌにあるレストラン「トロワグロ」の3代目オーナーシェフであるミッシェル・トロワグロ監修によるレストランで、オープンに先駆けてプレス試食会が開かれました。ランチタイムでしたが、いただいたお料理はディナーコースです。ムニュ・デギュスタシオンMenu Degustation 23100円(税サ込み額)より、●アミューズブーシュ3種類:プチトマトのキャラメリゼ/パルメザンチーズ風味のサクサクの生地にきゅうりスライス/玄米を寄せてセモリナでくるんだもの、ライム風味 ●パン3種類:セーグルノワ、小さなバゲット、バジルの柔らかいパン。●スープはフェンネル・ロワイヤル、泡の下は茶碗蒸し状です。うにが味わいのアクセントになっています。●完熟トマトとアカシア蜂蜜のアスピック ミントのラヴィオリ。ラヴィオリの中はエシャロットのものとミントのもの。ジュレがほんのり甘くて、ミントの目の覚めるような香味と対照をなしています。
5_906_787_698_59●こんな赤ワインをいただきつつ、 ●フランスヴァンデ産鴨フォアグラのポワレ ビーツのコンフィ添え。つやつやのフォアグラは熱々にポワレされて濃厚な味わい、底力のあるおいしさ。●オマール海老のキャラメリーゼ。お皿の全容と寄り写真。これもまたのたうちおいしかったです。海老ミソとバターを塗りつつこんがり焼いており、にんにくや赤唐辛子、生姜でも風味付けされているとかで、やばいようなおいしさ・・・ 
9_5110_4411_5212_49●仔鳩の燻製 ベリーフルーツのソテー。スモーク香が心地いい仔鳩に、フランボワーズやブルーベリーの酸味と甘味が調和して心地のいい味わいです。しんそこおいしかったです。●チーズの盛り合わせのひと皿と●キャラウェイシード入りのパンが供されて、●ソーテルヌの甘いワインを合わせました。
13_3314_2715_2316_1917_1518_12●プレデセールに、ミントのキャレ。下はミント生地にショコラの風味、その上にミントのアイスクリーム、上にパリパリの薄いミントの飴。●アールグレイ風味のジャンドゥーヤ ヘーゼルナッツのアイスクリームと。お皿の全容と寄り写真。これが濃厚で香りよく、口当たり柔らかで、ショコラに酔うような名作でした。●カフェ ●小菓子3種類。以上、よく食べました。香りのいいお料理でした。フォアグラ、オマール海老、仔鳩といった食材が続きながら、酸味や甘みとの調和が見事で、適所に効いたスパイスがアクセントとなり、重さをまったく感じさせずにすっすと収まっていきました。ミッシェル・トロワグロさんご自身もテーブルを回って印象をお尋ねくださいました。驚きがあって、印象深く、伝統フランス料理を超えた非常に広がりのあるお料理と思われます、と感想を申し上げたのでした。同じテーブルでいただいたのは「和樂」のフリー編集者の山本毅さんで、時々京都で一緒に食→飲でアホ騒ぎをする得がたい友人なのですけれど、初めて東京で共にマジメにお料理をいただきました。タケシさんは徹夜明けでヘロヘロといいつつ、お料理が進み、お酒が入るほどに陽気になってたけれど。いつも明るくてよいわ♪ ダイニングエリアは手前と奥とで雰囲気が違い、白を基調とした手前はガラス張りのキッチンを見渡せます。奥はしっとり、木材の質感を生かした落ち着いた感じです。個室もあり、ウェイティングのスペースもあります。全70席、全席禁煙です。
Troisgrosフレンチレストラン「キュイジーヌ[s] ミッシェル・トロワグロ」 東京都新宿区西新宿2‐7‐2 センチュリーハイアット 東京1階 電話03‐3349‐0111 11:30~14:00LO・15:00閉店、17:30~21:30LO・23:00閉店 ランチ4620円、7508円、ディナー13860円、18480円、23100円(いずれも税サ込) アラカルトもあります。詳しくはこちら。全席禁煙
京都ほどいいところはなかなかありませんが、東京もいいところです! 新幹線に乗って、気鋭のお料理を食べに行きましょう。

2006年9月 18日, dans 東京 フレンチ |

2006年9月16日 (土)

■京都と●東京の新店へ


1_1282_129京都へ移動する1日前に、東京でやっとこさ本当においしいものをいただけました。昨日15日、新宿のセンチュリーハイアット東京にオープンしたフレンチレストラン「キュイジーヌ ミッシェル・トロワグロ」です。オープンに先駆けてプレス試食会が催され、エスプリあふれるコース料理をいただきました。詳細は改めてお伝えいたします。本当に価値のあるコースでした。お店データはこちらへ。
1112_4813_32こちらは9日にオープンしたばかりの、京都・蛸薬師通室町西入ルの飲茶とおばんざいのお店「風枝(かぜえだ)」です。京都に到着したその足で伺いました。なごめて、いたわられるような優しいお料理でした。お味よい、お値段控えめ、スタッフの皆さん感じいい、夜遅くまでの営業・・・いいことづくめでした。サイトはこちら。改めてお料理全部お見せします。
21_14新しいパティスリ、これはずっとアップしようと思いつつちょっと遅くなりました。7月オープンの「シトロン」、サイトもあります。こちらも改めて詳しく。



31_832_533_234_235_2東京→京都へ新幹線で移動です。●お決まりのショコラアイスボールを食べたら「行くぞー」の気持ちになります。PCを広げて仕事をし続けました。●名古屋でお約束の「ビックカメラ」の眺め。「ビックカメラ」大好き♪ もう少しで京都へ到着!! と幸せな気持ちがこみ上げる瞬間です。いつもは8号車の一番前なのだけど、この日は一番後ろ。●京都に着きました! これだけ往復しているのに、毎回とんでもないうれしさです。●必ず8号車に乗ります。グリーン車は快適です。よく、「出版社から出ているの?」と尋ねられますが、残念ながら違います~。もちょっと偉くならないとね♪ ゆったりして仕事がしやすく快適ですから、自主的に乗るのです。

T_logo_1 ←東京-京都は新幹線で2時間20分。新幹線に乗って京都に行きましょう!

2006年9月 16日, dans 京都 中華・ラーメン, 東京 フレンチ |

2006年7月24日 (月)

●レストラン サカキ


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先日ほんのひととき東京に戻った時に訪れた「レストラン サカキ」です。京橋界隈は、わたしが20代でいちばん初めに勤めた出版社があるところでもあり、今でも目をつむっても歩ける懐かしい場所です。「サカキ」さんはすでに名店の誉れ高く、何度かお昼をいただいたことはありますが、白状すると夜に伺ったことはありませんでした。そして同業の仲よしの友人、えっちゃんも同様だと言うのです。これは激しくいかん。ふたりでこっそり行きましょう♪  と初サカキの夜を企画したのでした。アラカルトで、前菜とメインをそれぞれ選びました。●気の利いたアミューズが出されます。スモークサーモンをひと口。ねっとり美味。 ●フォアグラもひと口、甘味と脂気が濃厚。 ●リエットとオリーヴが出され、 ●パンが進みます。●田舎風のパテ1050円をふたりで分けて、●それぞれの前菜、オマール海老と有機野菜のテリーヌ1780円 ●燻製帆立と海老、レンズ豆のテリーヌ1580円 ●メイン。わたしはどこでもまず鴨コン! シャラン産鴨モモ肉のコンフィ、シュークルート添え1980円 ●えっちゃんはドンブ産ウズラのパイ包み焼き、マデラ酒ソース1680円 ●デセールにココナッツのブランマンジェ630円 ●カフェ ●以下はサーヴィスで、柑橘の香り豊かなジュレにチーズのムース ●飴がけしたほおずき。どのお皿も底力のあるおいしさでした。父上が経営する洋食屋さんで育った現シェフ・榊原大輔さんは、本格フレンチを目指して、お店を継いだ後、このようなスタイルになさったのです。昼はハンバーグや海老フライといった洋食で近隣のビジネスマンを喜ばせ、ランチが終わればフランス料理の仕込みにかかって、夜は完全フレンチのお店として営業。どれほど大変かしらと想像するのですが、榊原さんは生きること=料理について考えること、料理ををすることといった風情で、非常に勉強家である雰囲気を漂わせながらもごく自然で感じがいいのです。サーヴィスを守るのが父上で、ご家族で誠実なお仕事をされていることも客の気持ちをなごませます。おいしさと優しさに包まれて、とても幸せな気分で食事ができたのでした。
Sakaki_1「レストラン サカキ」 東京都中央区京橋 2-12-12 電話03-3561-9676 11:30~14:30LO、18:00~21:00LO 日曜・祝日休み 

2006年7月 24日, dans 東京 フレンチ |

2006年7月21日 (金)

●東西食遊記 東京「アディング・ブルー」


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発売中の「週刊文春」7月27日号、巻末グラビアの「東西食遊記」は、東京・南青山の「アディング・ブルー」です。このお店については以前一度お話ししましたが、わが仕事上の親・文藝春秋の西川清史さんのこのお店における個性鮮やかな言動の後は・・・あああ、きちんとマジメにこのお店のよさを語らねばなりません! そして、粋で自由でお味は抜群、すでに定評あるお店ながら、新しい試みがまたすばらしいことを伝えなければ!わたしは使命感に燃えました。
Addingblueその「新しい試み」が何かは、本を買ってご覧いただくとして、野菜のソテーの写真をお見せします。味わい際立つ野菜のソテーに厚めの夏トリュフが添えられて、押し寄せる美味に感嘆するひと皿でした。
「アディング・ブルー」 東京都港区南青山6-3-16 ライカビル1F 電話03-5485-2266 17:30~23:00LO 日曜休み

京都は大雨です。秋の京都特集のさまざまな打ち合わせや手配を進めつつ、お昼は下取材で和食コース、若い才能に感激し(いずれまた写真見せます)、夜は・・・言いたくてうずうずしますが、とある秘密のお店で、やっぱり強烈な個性に感じ入りました。看板なし、電話もなし、つまり予約も不可能。2組も入ればいっぱいになる店内で、店主ひとりがすべてを回しています。ここのお料理が、異彩を放っているのです。抜群に美味で迫力があり、ひと時、目の前のおいしさ以外のすべてがふっ飛んでしまうのです。

2006年7月 21日, dans ●掲載誌, 東京 フレンチ |

2006年6月24日 (土)

●東西食遊記 東京「ル・マンジュ・トゥー」


Shukanbunshun060629発売中の「週刊文春」6月29日号、巻末グラビアの「東西食遊記」は、東京・納戸町の「ル・マンジュ・トゥー」です。以前のお店と同じ場所で、いったん更地にして建て替えて3月にオープン。今のお店は以前とは逆で、入るなりばーんとキッチンが広がり、階段を上れば2階がダイニングになっています。シンプルシックなインテリアで、非常に完成度の高いコースをいただけます。8皿続くどのお皿も、完璧な作品です。目に美しく口に入れて心地よく、温度、食感、味わいと香りが考え抜かれていると思うのです。豪快に笑って迎えてくださる谷昇シェフですが、いったいどれほどの集中度でお仕事をされているのでしょう。想像するだけで倒れそうな気がするのです。編集者は校了の後などふわーっと気が抜ける瞬間がありますが、レストランのシェフ、とりわけ個人でお店を構えるシェフに休める時などほとんどないのではないでしょうか。自分ひとりに全責任があり、毎日毎日違うお客さま相手にどのひと皿にも全力投球。厨房に立っていらっしゃらない時でも頭の中は常にお料理のことをお考えのはずです。こちらでお料理をいただくと、しんそこおいしくて幸せなのですが、この完璧なお味のための努力を考えると身の引き締まる思いがします。わたしもただ騒いでいるだけではなく、こんな風に人を幸せにする仕事をしなければと、アホな毎日を少し反省したりするのです。
Soupe_soleil「週刊文春」に出ているメインカットは白と黒のコントラストが美しい魚の料理ですが、それはどうぞ本を買ってご覧ください。こちらは撮影時、いつものようにプロのライトを借りて撮らせていただいたものです。赤ピーマンとオレンジのスープ、と料理名をいただきましたが、シェフの手元のメモをちらっと拝見したら soupe de soleil 、太陽のスープとありました。燃え立つような美しい色、酸味が鮮やかに立ちのぼり甘味がふわりと広がる、バランスも絶妙な夏のスープです。
「ル・マンジュ・トゥー(Le Mange-Tout)」 東京都新宿区納戸町22 電話03-3268-5911 18:30~21:00LO 日曜休み(祝日は営業) 要予約 全席禁煙◎

2006年6月 24日, dans ●掲載誌, 東京 フレンチ |

2006年6月 9日 (金)

●GINZA Kansei 銀座カンセイ