■ 全国100万人の読者の皆さま、連休時期もせっせと頑張るエリーでございます。今日は四条河原町の「永樂屋」さんへ。甘辛両方が揃い、2階には喫茶室のあるお店ですね。

■ こちらで本日から、京都の若手伝統工芸作家の皆さんの作品の展示販売を始められるということで、そのオープニングがありました。京都市とのお仕事、門川市長さまもご臨席と伺い、わたしも見学に伺うことにいたしました。

■ 京都市産業技術研究所では、全国随一の規模で「伝統産業技術後継者育成研修」(漢字が多い(*_*)(*_*))を実施していらっしゃるということです。京都が誇る陶磁器・漆器や手描きの京友禅染などの、伝統産業を担う職人さんの育成や支援に注力されているということ。京都市伝統産業技術研究所の西本清一さんです。

■ 「永樂屋」の社長、齋田芳弘さんです。その「伝統産業技術後継者育成研修」を受けた修了生である伝統工芸の作家さんたちの作品をお店で展示・販売することで、若手に場所とチャンスをあげるということですね。すばらしいことです。いいものを作っていても、知られなかったらどうしようもないですから。

■ 伝統工芸の作家さんたちも出席されていました。

■ 門川大作市長から、齋田芳弘さんに、感謝状が授与されました。

■ おめでとうございます\(^o^)/\(^o^)/ 齋田さんはもう随分前から若手作家さんの支援について考えて来られた方で、「一時的ではなく、続けていくことが大切」とずっとおっしゃって来られました。「私達ならではのいろいろな取り組みをご提案していきたいと思います」と。美しいものは、芸術品として敬うだけでなく、日常の場面の中にあることが大事ですよね。用の美として、日々愛されることがベストだと思う。器が、こういったお店で実際に使われるのは、作家さんにとってもいちばんうれしいことなのではないかしらん?客の方も、いい器、何か思わず見入ってしまう器で料理やお菓子が供されたらうれしいものです。どこのお皿?どなたの器?と尋ねることで、「買ってみようかしらん♪」となると思う。甘味店や飲食店こそ、実際に使うということで、若手工芸家の支援をしやすいかもしれません。

■ 記念撮影です。

■ 門川市長からもお言葉がありました。

■ 皆さんで記念撮影。

■ 本日展示されていたのは・・・

■ こんな絵つきのお湯のみや、

■ 色違いのお皿、

■ 青がきれいなお皿、

■ 鳥獣戯画の鉢、

■ 蓋物もあれば

■ 象やうさぎがかわいい絵がわりのお皿、

■ 漆器ももちろんありました。

■ 門川市長もこのように、

■ ご覧になっていました。

■ 手に取って作家さんとお話をされたり、

■ 棚の展示もご覧になっていました。
「永樂屋」さんがこれからどんな展開をなさるか、わたしも楽しみです。
■ 明日から「永樂屋」さんは夏仕様のメニューとなり、氷なども開始されるようですが、それはまた改めて~ということで、そのうちまた伺います。
この「永樂屋」さんの例が、伝統工芸品の展示販売のよきモデルとなりますように。
************************************************************「永樂屋」えいらくや
電話 075-221-2318
〒604-8026
京都市中京区河原町通四条上ル東側
12:00~18:30LO・19:00
水曜不定休
テーブル52席
全席禁煙
昭和21年(1946年)創業 2014年2月28日 喫茶室リニューアル