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2010年10月18日 (月)

★大阪の「Hajime」がよかったこと


1_2■ おーさかはとてもとーい国という印象なのだけど(気持ち的には東京の方が近い)、行ってみて激しくよかったので、面倒がらんと大阪へも行きましょうと思いました。肥後橋の「Hajime」さん、お料理ものすごくよかったのです。
●たまごのアミューズから感動。温度とか食感とか、これこそがジャストジャストという感じ。
●ミネラルと名づけられた看板の野菜のお皿、105種類の野菜ということ。この写真は天井照明の影がもろに映ってきれいじゃないけれど、実に美しく美味なお皿でした。味わい味わい、集中状態でいただきました。extraordinaire!
●金華鯖の火入れの絶妙だったこと。合わせたレモンのチャツネの粋だったこと。超絶のおいしさww
●フォアグラも粋な提供の仕方・・・わたしは半分でちょうどよかったのだけど、一緒にいた人が喜んで食べてくれて感謝。
●シャテーニュ。焼いた栗にトリュフのグラス(アイスクリーム)、ここに熱い栗スープをかける。この味も、一生覚えていたいと思いました。激烈おいしかった。
3_2●ビュルゴー鴨。よくまあわたしの最も好きなものを~。(偶然。)この火入れは他で味わったことがないものです。赤外線で2時間焼きだそうです。わたしが最も馴染んでいる味(御所西・100分グリヤード)と、どうしても自然に較べてしまうのだけど、あれよりもっと生というくらいに、元の肉の質感を生かしたものです。というかほとんど生・・・お造り状態。
●フロマージュは、もしかしてあえて若いめのセレクション? どろ~とか、ずり~は、これまでの料理の印象を変えちゃうからかなと解釈。2種類選択。ミモレット(6ヶ月)、ウオッシュはポンレヴェック(しっかりめ)。
●デセールで強烈に印象を残したのは「クロワッサン」というグラス。クロワッサンの風味そのもので、滑らかに溶けていって、余韻も豊かで、本当にすごかった。
●週末の夜、満席で賑わっていました。誕生日ディネが2組に、中国リッチ家族も1組・・・とてもいい感じのざわめきが渦巻いていて、わたしは美味に圧倒されて、近かったらここ、通い倒してしまうかもしれないなあと思いました。そして、きっともっとそんなお店がたくさんあるのだと思います。京都のお店巡りだけで(それが専門だし)、それから時々東京に行くことで、時間も胃のスペースも気持ちもいっぱいいっぱいなんだけれど、まあ時々はよそへも出かけて行かねばならんと強烈に思いました。
●この機会をわたしにもたらしたのは、なんと未成年・19歳の勉強熱心な料理人だったのです。彼に盛大に御礼を言います。約3時間、たっぷりわたしにいろいろなことを語り笑わせてくれて、同じポイントで料理に共に感動して、大した人だと思いました。彼はこれからどんな成長を見せるでしょう? それもまた、もうれつに楽しみです。
●米田肇さん、そしてスタッフの皆さまありがとうございました。
また火曜日、神戸で会いましょう・笑
2_2「Hajime ハジメ」 
電話 06-6447-6688
大阪市西区江戸堀1-19-11
昼夜営業、月曜火曜休み
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(2010-10-18)
追って京都の割烹アップします。通い倒しの祇園のお店♪

2010年10月 18日, dans 大阪 フレンチ |