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2016年4月25日 (月)
■ 全国100万人の読者の皆さま、講座報告のエリーでございます。ちょっとアップが遅くなりましたが、4月14日(第2木曜)、朝日カルチャーセンターのお昼を出町柳の「弧玖(こきゅう)」さんにお願いしました。
ちなみに初出記事、冬の料理。
●食前酒をひと口いただいた後、

●先付 長芋素麺 花筏仕立て いさき、うに

●煮物椀 帆立よもぎしんじょう うど茗荷針

●造り とろと鯛

●八寸 小松菜椎茸焼きびたし トマト 白和え
穴子手毬寿司 鱒塩焼き

●串打ちは、
のびる 大徳寺麩 たいらぎ貝 う玉梅酢漬け
花丸キュウリ 牛蒡 カステラ あわび

●冷し物 飯蛸 汲み上げ湯葉 アスパラガス2種 黄身酢

●ご飯のプレゼンは女将の佳奈子さんです。

●飯 筍釜飯

●香の物にたっぷりの牛肉が添えられるのがいいです☆☆☆

●止椀

■ 本当にいいお料理でした。前田 翔さん、佳奈子さん、スタッフの方、ありがとうございました。参加者の皆さまにも御礼申し上げます<(_ _)><(_ _)>
「
弧玖(こきゅう)」
************************************************************■ 本は・・・
組織の掟 佐藤 優 新潮新書
いやこれもまた強烈でした(*_*)(*_*) 佐藤 優さんの読者の方はこの新刊やっぱり読まねばなりません。ひと通り知っている話やエピソードもありましたが、それでもおもしろくて引きずり込まれて、すごい勢いで一気読みしました。
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(2016-04-25)
2016年4月 25日, dans ●朝日カルチャーセンター京都 和食16前半 | lien permanent
2016年3月10日 (木)
■ 全国100万人の読者の皆さま、講座報告のエリーでございます。3月の朝日カルチャーセンター講座のお昼を泉涌寺の「齋華」さんにお願いしました。
神業と思ったお料理、何ごとかというほど美味でした。
食事の途中で「これでもう死んでもいい」という人まで出てきて、いやまだ死なないでとお願いして最後まで食べていただきました。
グループやイヴェント企画などでお願いする以外は、以前のようにお昼営業していらっしゃらないということで、ありがたいなーと思いながらいただきました。
■ メニューはすっかりおまかせいたしました。

●天然ひらめと北海道産生うに、大分産生くらげの中華風刺身
赤酢シーズニングソース 黒トリュフ
さんざしで赤みをつけた中国の酢ということ。まろやかでいい感じ、全飲みしました。ひらめとうにだけでも旨過ぎ状態なのに、トリュフでダメ押しのようにまた旨い(*_*)(*_*)

●ほたるいかの紹興酒漬
すっかり紹興酒の香味をまとった酔っ払い状態のほたるいか(笑)、これもすごくおいしかった。

●焼きたて叉焼肉
柔らか、ほぐほぐの叉焼でした。わたしは真ん中の脂のところを取りながら。(ごめん<(_ _)>)

●四川ダックと大根の蒸しスープ
なんてなんて澄んで美味なスープ。「鶏肉で・・・」と家でもできそうな作り方を教えていただきましたが、伺ったからできるというもんでもないと思う(^o^)(^o^)
四川ダックとは、お茶の葉っぱで燻製にしたもの。

●ふかひれの四川辛子塩味煮
これがまた、どうなのよとうなる美味。ここで「死んでもいい」発言が出ました~(笑)
ふかひれ自体の舌ざわりのよさに、旨み辛味がからんでもう絶句してこのおいしさを味わうという感じ。お皿に熱中して、しばしばしーんとなりました。
●齋華名物、あわびの四川大豆ソース その肝の和えそば
旨み責めのコースですね、もうもうやられましたという感じ。あわびふだんはほとんど要らないわたしが、これはいただきます。齋藤さんが西麻布にいらいした時代にこれを食べて忘れられずにいて、祇園の「婆沙羅」開店時に(何も知らずに)これを食べた時、即思い出がよみがえった・・・それほど個性強烈なお皿です。

●ホワイトアスパラガスの炒めもの 自家製からすみ
このからすみが、紹興酒漬けでまたすごい芳香を放っています。粉々ではなく、少し食感も残したざくっとした切り方が旨みを強く感じさせてよかったと思います。
白アスパラガスはもう国産のもの(岡山)が出ているとのこと。

●牛肉と筍の味噌炒め クレープ巻き
しっかり強い味噌味をつけた牛肉と筍です。くるくると巻いて食べる。巻いてもうっすら透けているのがいいです。

●四川担担麺
旨み責めの最後は担担麺\(^o^)/\(^o^)/これもスープ全飲みしました。胡麻風味、肉の粒々、ねぎのしゃりしゃり、旨過ぎ天国でした。

●杏仁豆腐
杏の種の核から作られる本当の杏仁豆腐で、杏の種も2種類見せてくださいました。
■ すべてが強烈に美味でした。あまりによくて、その場で満場一致で上海蟹の季節の貸切をお願いしてきました。
■ 今までの昼営業はなくなり、夜のメニュー13000円(+サーヴィス10%)
のみになりました。以下が最新データです。
お店の風情がわかる投稿
お昼営業していた頃のコース、参考までに************************************************************
「齋華」さいか 電話 075-201-3239
〒605-0977
京都市東山区泉涌寺山内町35-3
18:00~20:00(入店) 不定休
カウンター8席(靴を脱ぐ、堀りごたつ式)詰め詰めで12席まで可能
全席禁煙 要予約
2014年5月開店、
2014年9月「ヌーベルシノワ 婆沙羅」から「齋華」に店名変更
夜13000円(税込み・サ10%別途)
グラスワイン1500円~、ボトルワイン8000円~。
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(2016-03-10)
2016年3月 10日, dans 京都 中華●朝日カルチャーセンター | lien permanent
2016年2月18日 (木)
■ 朝日カルチャーセンター講座@「ワインと和食 みくり」 |
2016年2月 18日, dans 京都 バー●朝日カルチャーセンター京都 和食16前半 | lien permanent
2016年1月14日 (木)
■ 全国100万人の読者の皆さま、講座報告のエリーでございます。1月の第2木曜、1月14日の朝日カルチャーセンター講座のお昼を、「高台寺和久傳」さんにお願いしました。

■ ハイライトはなんと言っても
蟹の甲羅焼き・・・瞠目のおいしさというか、今風に言うとヤバいというか、圧倒的な旨さでした。コース全体何もかもが完璧のぺき子ちゃん状態で供されましたが、とりわけこの蟹の甲羅焼きのおいしさは筆舌に尽くしがたいというレヴェルのものでした。「筆舌に尽くしがたい」とはライターが使ってはならん言葉で、筆と言葉で表現せいよということなんですが、でも旨くて絶句したんだもの。( ̄○ ̄;) ( ̄○ ̄;)
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先付 半張り このこ カリフラワーすり流し 生姜
向付 白ぐじ 針葱、花穂、わさび、キャヴィアライム 煎り酒
椀物 唐墨 かぶら蒸し 小松菜 柚子
焼物 1)焼ふぐ白子 梅肉あん
焼物 2)鰻芋醤油
和物(あえもの)黒豆、なます、ふきのとう、ちょろぎの胡麻酢和え、胡麻
焼物 3)のど黒 柚子味噌
強肴 蟹みそ甲羅焼
冷物 かぶら、帆立だしのゼリー、生姜
食事 白ご飯(和久傳米)、赤出し、香の物
水物 柚子こごり
菓子 金柑の葛焼き
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●14日でまだ松の内、お正月のしつらいの広間にお邪魔しました。

●先付 半張り このこ カリフラワーすり流し 生姜
カリフラワーがこんな粋な味になるとは。下の茶碗蒸し部分は生姜が効いてなめらか、するりつるりと一瞬でいただきました。

●向付 白ぐじ 針葱、花穂、わさび、キャヴィアライム 煎り酒
ぐじだけで十分おいしいのに、キャヴィアライムのプチプチやら、梅の風味の煎り酒も、添えられたいろいろがさらに風味を引き立てていました。

●椀物 唐墨 かぶら蒸し 小松菜 柚子
ふわふわのかぶら蒸しは、餅粉を加えて仕上げているとのことです。からすみがまたぶ厚くて、柔らかい・・・これは天国の味。
●焼物 1)焼ふぐ白子 梅肉あん
旨み責めです。

●焼物 2)鰻芋(うなぎいも)醤油
浜松方面で、うなぎの切れ端を肥料に育ったさつま芋で、糖度高し。長時間かけて火を入れてこのほくほくの食感に仕上げるとのことです。(オーヴンで火入れ→揚げる→炭火焼。焼けてから醤油塗る。)お菓子かと思うほど甘いです。初めての味。

●和物(あえもの) 黒豆、なます、ふきのとう、ちょろぎの胡麻酢和え、胡麻
黒豆やらなますやら、お正月らしい素材で合わせた和えもので、少し口の中を冷やします。

●焼物 3)のど黒 柚子味噌
脂がのってじゅわじゅわに旨いのどぐろでした(*_*)(*_*)

●間人(たいざ)の蟹がプレゼンされます。

●こうしてお部屋の中で、目の前で焼きにかかるところを見つめます。

●蟹みそにお酒を加えて炭火で焼く甲羅焼きです。最後に蒸した蟹の身が足されました。

●強肴 蟹みそ甲羅焼
これは強烈、ずるい旨さです。旨さが、脳髄に響くという感じ。「これでもう死んでもいい」なんてつぶやく人もいたほど。いやまだ死なないでおきましょう!! まだまだおいしいの続くから。

●冷物 かぶら、帆立だしのゼリー、生姜
冷たいかぶらで少しクールダウンです。これがまたしみじみ、染み込むように美味。

●炊き立ての和久傳米が、目の前でよそわれます。これも本当に幸せです。

●食事 白ご飯(和久傳米)、赤出し、香の物
白ご飯がつやつやのほわほわ、本当に本当においしくて、ほとんどの方がおかわりをいただきました。

●水物 柚子こごり
つるっとまずこれをいただいた後、また熱いお菓子が控えています。

●菓子 金柑の葛焼き
熱々の葛焼き、中に金柑が仕込まれています。ものすごく香りがいいです。最後まで、圧倒的に美味でした。

●お薄をいただきご馳走さまでした<(_ _)><(_ _)>

●「高台寺和久傳」の料理長、松本進也さん、ありがとうございました。
若くして「高台寺和久傳」の料理長って、本当にお偉いと思います。
スタッフの皆さまにもお礼申し上げます。
美味を尽くしたこの日のコース、格別に好評でした。
参加者の方々もありがとうございました<(_ _)><(_ _)>
「
高台寺和久傳」
昼 20000円~、夜 30000円~ 税サ込み、コースのみ。
蟹コースは45000円~。蟹は3月20日(日)まで。************************************************************(2016-01-14)
2016年1月 14日, dans ●朝日カルチャーセンター京都 和食16前半 | lien permanent
2015年12月13日 (日)
■ 全国100万人の読者の皆さま、講座報告のエリーでございます。12月の第2木曜、12月10日のお昼はフランス料理店「青いけ」さんにお願いしました。クラブエリーで昨年伺って以来ですので、ちょっと久しぶりでした<(_ _)><(_ _)>
■ 食材のよさが際立つコースでした。いちいち仰天するくらい、ストレートでおいしかった。若さみなきる料理という感じがしました。シェフの青池啓行さん、ほんとよくやってくださいました<(_ _)><(_ _)>

■ こんな感じでマッカなしつらい・・・うれし(^o^)/ シャガールだけではない・・・位置皿の話です。アンディ・ウォーホルのお皿が登場していました。

●雲丹のババロア
いきなり目ざましく旨い・・・旨みで責め続けられたコースですが、初めからすごかった。。

●蟹のカネロニ サラダ仕立て
蟹の身が、アボカドと大根で巻かれています。野菜の味と香りも鮮やかです。

●開けたて蛤 そのジュとキャヴィアのソース
ぶ厚いはまぐり、すっごい旨み・・・3皿めにしてもう天国です。下に、とろとろのポワローが敷かれていました。

●和牛フィレのパイ包み焼き、トリュフと
これが前菜ってすごいです。A5の宮崎牛・・・そこにトリュフの芳香・・・これだけでも限りなく満足・・・

●シャンピニオンのポタージュ
シャンピニオンの香味がぎゅーっと凝縮。。旨(T_T)(T_T)

●ブルターニュ産オマール海老のフラン その身と泡仕立て
これは犯罪的においしかった。海老好きはわなわなしました。

●クエのロティ 蕪のピュレと柚子
このくえのおいしさも、普通ではなかったです。ここまで旨みを感じたくえは初めてかもしれません。

●フランス・ビュルゴー家の鴨のロティ コンソメソース
(あるいはスペシャルポーク)(選択)
わたしは鴨があればダマります・・・それもビュルゴーと聞いただけでうれしい。ほんと好き。この肉質、舌ざわりの優美なこと。

●ここまでの料理に伴走したのはこのパンでした。オイルやスパイスがまたいい感じでパンもどんどん食べてしまいます。

●青いけ特製カレー これなんとも日本のカレーで、たまらなくおいしかったわ(T_T)(T_T)

●フロマージュブランのムース、オリーヴオイル、フィンガーライム。フロマージュは吉田牧場からと伺いました。アヴァンデセールというか、粋な一品でした。

●わたしに誕生日ケーキをご用意いただいていて、お心遣いに感じ入りました。フェイスブックやらサイトでチェックしてくださったんですね・・・このもてなしに心から感謝。<(_ _)><(_ _)> そして、これを切り分けて、デセールに仕立てて下さったのです。

●上のケーキが切り分けられて、このお皿になりました。
マロンとショコラのデクリネゾン マロンが渋皮煮、グラス、クレーム、粉末といく通りにも形を変えてショコラと調和したデセールでした。ついでにdéclinaison、デクリネゾンとはもともと語尾変化、活用って意味です。五段活用なんて時の活用ね。

●カフェをいただき、ごちそうさまでした<(_ _)>
いいもの作るぞの気合に満ちた、パワフルなお料理でした。すごかったー☆☆☆

■ お料理がよかったおかげで、ほんと盛り上がりました。ものすごーく価値あるコースだったと思います。

■ まるで和食店のような「青いけ」さんの外観です。すっきりシンプルでシックです。
シェフの青池啓行さん、マダムのひとみさん、スタッフの皆さま、本当にありがとうございました。そして参加者の皆さんにもお礼です。<(_ _)><(_ _)>
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「Restaurant 青いけ」
電話 075-204-3970
〒604-0884
京都市中京区竹屋町通高倉西入ル北側(塀之内町631)
12:00~13:30LO、18:00~21:00LO
月曜休み
1階カウンター8席、2階テーブル12席
全席禁煙
2014年2月4日開店
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(2015-12-13)
2015年12月 13日, dans ●朝日カルチャーセンター★誕生日京都 フレンチ 2015~ | lien permanent
2015年11月28日 (土)
■ 全国100万人の読者の皆さま、これ遅くなりましたが講座報告のエリーでございます。11月の朝日カルチャーセンター講座のお昼(第2木曜)を岡崎、神宮道の「馳走 髙月」さんにお願いしました。鱧を、骨切りではなく骨抜きして、従来の鱧とは全く違う食感で食べさせてくれるお店です。
●菊花かぶら、鱈、しめじ 白味噌あん、辛子、柚子

●鱧しゃぶの用意です。水菜、生湯葉、エリンギ

●火を通し過ぎないように、ほんとさっとくぐらせるくらいで引き上げていただきます。

●海老黄味煮、栗田舎煮、沢庵、松葉牛蒡、紅葉麩、銀杏

●焼物は鰆の花野焼き(白菜です)、いくら、菊花

●ひと口蕎麦、かに身、絞りすだち

●ご飯ものは鱧寿司

●水物に柿。
■ 今年もこのスペシャルな鱧を味わえました。「馳走 髙月」の朝尾朋樹さん、中西多可子さん、スタッフの皆さまに御礼申し上げます。そして参加者の皆さんありがとうございました。<(_ _)><(_ _)>
「
馳走 髙月」
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2015年11月 28日, dans ●朝日カルチャーセンター京都 和食15後半 | lien permanent
2015年10月 8日 (木)
2015年9月12日 (土)
■ 朝日カルチャーセンター講座@「御料理 たまりや」 |
■ 全国100万人の読者の皆さま、講座報告のエリーでございます。9月の朝日カルチャーセンター講座のお昼(第2木曜)を「御料理 たまりや」さんにお願いしました。
●重陽の節句で菊を浮かべた食前酒をひと口いただきました。

●先付
蒸し鮑 肝と焼き茄子のソース 翡翠銀杏吉野 湯葉 いくら

● 椀物
ぐじ 丹波産はたけしめじ 冬瓜 玉子豆腐
(これは特に小ポーションで作っていただいたものを撮影、もっと具材大きいものでした。)

● 向付(1)
伝助穴子薄造り 生雲丹

● 向付(2)
旬魚のお造り 金目鯛、とろ、鯖のきずし

● お凌ぎ
毛蟹 キャヴィア寿司 菊花ちらし

● 焼八寸
のどぐろ西京焼 天然鰻白焼 鮎一夜干し
マスカットと焼き椎茸の白和え 衣かつぎ

● 酢の物
真牡蠣 土佐酢ジュレ

● 強肴
牛舌味噌煮 淡路玉ねぎ いんげん

● 食事
鱧松ごはん

●香の物と 赤だし
● 水物
黒糖わらび餅 薩摩芋アイスクリーム ピオーネ いちじく
■ 女将の今井文恵さん、料理長の平舘亮祐さん、スタッフの皆さま、ありがとうございました。食べ応えのあるコースを作ってくださいました。牡蠣は大ぶりだったし、魚介尽くしかと思えば牛タン煮込みなどもあって、満足感いっぱいでいただけたと思います。
参加者の皆さまにも御礼申し上げます<(_ _)><(_ _)>
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「御料理 たまりや」 電話 075-541-5670
京都市東山区祇園町南側570-122-251(花見小路四条下ル西側)
12:00~14:00(火曜~土曜)、18:00~21:00
日曜休み(他不定休あり)
カウンター6席、テーブル8席(★いずれも靴を脱いで上る)
全席禁煙
前日までに要予約
2014年9月23日開店************************************************************
(2015-09-12)
2015年9月 12日, dans ●朝日カルチャーセンター京都 和食15後半 | lien permanent
2015年8月20日 (木)
■ 全国100万人の読者の皆さま、講座報告のエリーでございます。本日8月20日、朝日カルチャーセンター講座でお昼を「祇園もりわき」さんにお願いしたました。
すごくよかったーーー!!☆☆☆
開店からもうすぐ1年になりますね♪
■ 今週はロケハンやら取材やら、仕事にどーしても必要な食事のみ、1日1回昼か夜に出かけているのだけど、毎日見事に大当たりでものすごくおいしい\(^o^)/\(^o^)/
●「
齋華」(さいか)さん(先日取材させていただきました<(_ _)>)
改めてまたアップします。
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■ 以下、本日の「祇園もりわき」さんのコースです。
すごくお手間がかかっていて、お皿の中のどの品もしみじみ美味でした。
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●先付 もろこし豆腐
●椀 甘鯛 松茸 ずいき
●向付 鯛 イカ 鮪 ウニ
●凌ぎ からすみ飯蒸し
●焼物 のどぐろ味噌焼き
●揚物 鮎田楽
●酢物 毛蟹
●小鍋 鱧しゃぶ
●飯替 すだち蕎麦 鯖寿司
●水物 果物
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●先付 もろこし豆腐
とうもろこし豆腐(葛とゼラチン)はゴールドラッシュとピュアホワイトの2色仕立て。四角豆や茗荷。

●椀 甘鯛 松茸 ずいき
甘鯛旨みたっぷり、じゅわじゅわとおいしかった(T_T)(T_T)

●向付 鯛 イカ 鮪 ウニ
向付は蓮の葉に、蓮の花びらと共に。剣先いかも明石の鯛も塩水漬のうにもまぐろも、ほんとーにぴたりと美味。ほおずきトマトのようなのはいちごミルクみたいな味。

●凌ぎ からすみ飯蒸し
おしのぎの、からすみ飯蒸しに入っていたのは紫ずきんの若いので夏ずきん。豆だけでもおいし☆☆☆

●焼物 のどぐろ味噌焼き
のどぐろの焼物には、いちじく赤ワイン煮ごまクリーム。瓜みたいなのは小さなメロン、上にもろみ味噌ととうふようを合わせたもの。旨っ。

●揚物 鮎田楽
鮎のふんわり揚げと茄子の田楽が一緒に楽しめたお皿。田楽味噌がすごくたっぷり。(びん詰めで売ってください<(_ _)>)

●酢物 毛蟹
毛蟹の酢の物。蟹の身たっぷり。

●小鍋 鱧しゃぶ
鱧しゃぶ、鱧は韓国産。スープも鱧の骨と昆布で取ったもの。スープも全飲みしました。うまうま(*_*)(*_*)

●飯替(1) 鯖寿司
鯖寿司を、薄くひと切れ。

●飯替(2) すだち蕎麦
作りたて、きれいな水から上げたばかりのお蕎麦をすだちの香りで。酸味が爽やか。これもおだし全飲み。

●水物 果物
フルーツは、シャインマスカット、桃、マンゴー、ゴールデンキウイ、すいか、ざくろ。白ワインジュレ。
●飲み物はペリエ、ペリエ、お茶、お茶といただきました。
魚のおいしさを満喫した、ほんとーーに美味な割烹コースでした。
森脇努さん、綾子さん、ありがとうございました。
いらしてくださった皆さまも、ありがとうございました。<(_ _)><(_ _)><(_ _)>
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「祇園もりわき」
電話 075-525-1030
〒605-0074
京都市東山区祇園町南側570-177
12:00~13:30LO・15:00閉店、18:00~20:00LO・22:00閉店
木曜休み
カウンター6席、テーブル1卓4席 全席禁煙
要予約
2014年8月28日開店
昼3500円(税別、サなし)、夜7000円、10000円(税サ別)。
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★お知らせ
■ 朝日カルチャーセンター講座は
今年10月~12月期のお店、来年1月~3月期のお店も決定しています。
■ NHK文化センター講座(第1木曜)の方は今までと変わりなく、10月~来年3月期のお店をほぼ決定。
■ NHK文化センター講座(第3金曜)は、
10月から時間帯もメンバーもすべてまんまでクラブエリーに移して
「クラブエリー第3金曜」とします。
つまりNHK文化センターの扱いから抜けます。今までの第3金曜のメンバーの方々と、さらに空席がある時ならクラブエリーのメンバーは、どなたでもご参加いただけるようになりました\(^o^)/\(^o^)/
これも来年5月までお店を決めましたー!
ひーこらと、昨日からの24時間のうちにあちこちすごい勢いで電話とメール・・・
皆さんありがとうございます!
受講生の皆さま、クラブエリーのメンバーの皆さま、どうぞものすごく楽しみに♪
<(_ _)><(_ _)><(_ _)>
■ クラブエリーとは・・・ こちらをご覧ください。
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2015年8月 20日, dans ●朝日カルチャーセンター京都 和食15後半 | lien permanent
2015年7月 9日 (木)
■ 朝日カルチャーセンター講座@「日本料理 とくを」 |
2015年7月 9日, dans ●朝日カルチャーセンター京都 和食15後半 | lien permanent
2015年6月11日 (木)
2015年5月31日 (日)
■ 全国100万人の読者の皆さま、まだまだ講座報告のエリーでございます。5月の講座で未アップだった朝日カルチャーセンター講座、5月の第2木曜(5月14日)は「祇園 又吉」さんにお願いしました。今年の2月移転されて新規オープン、きれいになったお店に10名で伺いました。

■ 先付その1温製
空豆すりながし 天草のうに、ほたて

■ 先付その2冷製
舞鶴産鳥貝炙り うすい豆のピュレ、浜防風、茗荷

■ 煮物椀
伊勢海老真蒸 じゅんさい、管ごぼう、きぬさや、大黒しめじ

■ 向付
お造り5種。ます、ひげ鱈、白甘鯛、はりいか、のどぐろ、こち。それぞれが、少しずつのように見えて、けれどどれもが、かなり食べ応えがありました。ねっとりじんわりと、いい状態でした。

■ 醤油やぽん酢に、煎り酒も添えられました。

■ おしのぎ
五島牛みすじのお寿司、すだちの香り 口に入れるとじんわりじゅわっとと牛肉のおいしさが広がりました。贅沢な握りでした。

■ 炊き合わせ
賀茂茄子、初夏の鴨鍬焼 胡麻クリーム、万願寺唐辛子

■ 八寸 鎧櫃に、
海の幸 山の幸いろいろ。細やかなお仕事でした。内容が知りたい人は出かけて食べてみてねー、必ず八寸を作られるお店です。

■ ほたて、白アスパラガス、わかめ

■ 焼物
甘鯛焼き浸し うるい、三つ葉、赤軸ほうれん草

■油物
琵琶湖の小鮎 全体がパリパリに揚がって、いい食感でした。

■ 店主の又吉一友さんです。御飯を2種類用意してくださっていました。

時鮭ご飯と、

うすい豆ご飯。

両方をおかわりで召し上がった方もありました・・・でもよくわかります\(^o^)/\(^o^)/
ご飯には、留椀(赤出し)と香の物も付きました。

■水物
自家製プリン/丹波の黒豆のアイスクリーム きな粉ソース/フルーツ9種類
■ 以上、種類も量もたっぷりたっぷり、細やかな技を楽しめた、充実のコースでした。
店主の又吉一友さん、スタッフの皆さん、そして参加してくださった方々、ありがとうございました<(_ _)><(_ _)>
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「祇園 又吉」 ぎおんまたよし
電話 075-551-0117(電話番号は以前と変わらずです。)
〒605-0074
京都市東山区祇園町南側570-123
12:00~13:00LO、18:00~20:00LO 不定休
カウンター8席、座敷(堀ごたつ式)4席、
全席禁煙 要予約
2008年3月8日開店/2015年2月10日移転開店
昼 8700円(税サ込)、16000円、22000円(税別サなし)
夜は16000円と22000円(税サ別)
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(2015-05-31)
2015年5月 31日, dans ●朝日カルチャーセンター京都 和食15前半 | lien permanent
2015年4月10日 (金)
■ 全国100万人の読者の皆さま、講座報告のエリーでございます。朝日カルチャーセンター講座(毎月第2木曜)、今月は「鮨 泰蔵」(すし たいぞう)さんにお願いしました。
■ 春の食材で、先付、前菜、お造り、煮物と出していただき、お寿司12かんに、ねぎトロ巻き、玉子、お椀。甘味に黒糖のソルベで、非常に満足、お腹いっぱいいっぱいになったコースでした。
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●先付 のれそれ酢の物
●前菜1 鯛の子旨煮
●前菜2 蒸しあわび
●お造り 明石の鯛、初鰹、関あじ、とろ、活蛸
●煮物 若竹煮
●にぎり
かわはぎ/さより/こはだ/はりいか/ぐじの昆布〆/うに/たいらぎ貝/車海老/づけのまぐろ赤身/煮はまぐり/穴子/いかの印籠寿司
●玉子、ねぎとろ巻き
●(にぎりの合間に)毛蟹入り茶碗蒸し
●赤出し
●黒糖のソルベ
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●お造り 明石の鯛、初鰹、関あじ、とろ、活蛸

●若竹煮は塚原の筍に、徳島のわかめ、富山のほたるいか。青海苔あん。
これはとりわけ感動深かったです。

●さよりは木の芽がかませてあって、さわやか~な香り。

●づけのまぐろは12分漬けるそうです。

●「三宅島のまぐろよ」と見せてくださる店主の櫛田英樹さん。

●最後のねぎとろ巻き

●10名でお邪魔しましたが、いつもと変わらず丁寧にしてくださって、例えば車海老でも茹で立てを、目の前で殻を剥いてくださって(10名分をあらかじめやっておいた方が楽なのに、おいしさ優先で)、お手間かけていただいたな~と思います。<(_ _)><(_ _)>
■ サーヴィスも感じがよくて、心安らかに食べられて、とてもおいしかった☆☆☆ 櫛田さん、女将の絵里子さん、スタッフの方に御礼申し上げます。ご参加いただいた皆さまも、ありがとうございました。<(_ _)><(_ _)>
●このお店の初出記事はこちら。
●今年の1月の投稿はこちら。
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「鮨 泰蔵」 すしたいぞう 電話 075-746-5432
〒600-8015
京都市下京区木屋町通松原上ル
(美濃屋町174-1 プレゼンスビル1F)
12:00~14:00LO、18:00~21:30LO
水曜終日と、月曜、木曜の昼休み
カウンター8席、個室4席
全席禁煙
2014年3月4日開店
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(2015-04-10)
2015年4月 10日, dans 京都 寿司●朝日カルチャーセンター | lien permanent
2015年3月16日 (月)
■ 朝日カルチャーセンター講座@「にくの匠 三芳」 |
■ 全国100万人の読者の皆さま、講座報告のエリーでございます。朝日カルチャーセンター講座(毎月第2木曜)、今月は「
にくの匠 三芳」さんにお願いしました。昨年末の「週刊文春」の取材前に改めて「三芳」さんのコースをいただいておいしさとコース構成の巧みさに仰天、これはぜひとも朝日カルチャーセンター講座もお願いしなければ!! ・・・というわけで、夜しか営業していらっしゃらないところをひれ伏してお願いし、昼講座が実現したのでした<(_ _)><(_ _)><(_ _)>
年末の掲載誌紹介時の記事はこれ。■ 以下、今回のメニューです。
まとまった人数でお願いしたことで、部位ごと違う味を比較するといったことも可能になったのでした。ほんと感謝しました<(_ _)><(_ _)>
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●ふきのとうとおにくのお出し
●向付け2種 その1 近江牛のタン 昆布締め 刻み塩昆布と
●向付け2種 その2 近江牛サーロイン 造り 温製 黄身醤油と
●筍とおにくのお椀 蛤のお出し
徳島の筍
●牛しぐれ煮と春野菜の蒸し寿司
蕗、高野豆腐、にんじん
●おにくと独活の焼き合わせ
ふきのとう味噌で
●タンと白アスパラの冷菜 キャヴィア添え
だしをくぐらせたタン、ジュレはロースハムの骨から取っただしジュレ、白アスパラガスはフランス産、トマトはアメーラ。
●サーロインのしゃぶしゃぶ
●神戸牛ステーキ味比べ
84か月の牛 腕、くり、ロース、もも、いちぼ
●旬菜味噌汁、おにくの昆布巻き
●ご飯とお漬物
●お抹茶のシャーベット白州の薫り
************************************************************★表記はお店からいただいたメニューにほぼ従っています。
●ふきのとうとおにくのお出し

●向付け2種 その1 近江牛のタン 昆布締め 刻み塩昆布と

●向付け2種 その2 近江牛サーロイン 造り 温製 黄身醤油と

●筍とおにくのお椀 蛤のお出し
徳島の筍、肉はみすじ。

●牛しぐれ煮と春野菜の蒸し寿司

●割ると中はほわほわの熱々。
蕗、高野豆腐、にんじん

●おにくと独活の焼き合わせ ふきのとう味噌で
近江牛のサガリ

●タンと白アスパラの冷菜 キャヴィア添え
だしをくぐらせたタン、ジュレはロースハムの骨から取っただしジュレ、白アスパラガスはフランス産、トマトはアメーラ。スターレットキャヴィア。

●サーロインのしゃぶしゃぶ

●神戸牛ステーキ味比べ(これで3名分)
84か月の牛の、腕、くり、ロース、もも、いちぼ

●ステーキに添えられたもの

●ご飯とお漬物、旬菜味噌汁、おにくの昆布巻き

●お抹茶のシャーベット 白州の薫り
■ いやもう、肉天国のコースでした。「こんだけ肉食べたの初めて」という声も出たほどでした。84か月生育させた牛の肉というのも珍しく(わたしは初めて)、それを部位ごと、少しずつ食感や舌ざわりが違うことをじっくり較べられた、貴重な食体験でした。
店主の伊藤力(つとむ)さん、スタッフの皆さまに御礼申し上げます。参加者の方々にも御礼申し上げます<(_ _)><(_ _)>
「
にくの匠 三芳」
************************************************************(2015-03-16)
2015年3月 16日, dans 京都 肉●朝日カルチャーセンター | lien permanent
2015年2月17日 (火)
■ 全国100万人の読者の皆さま、しばしフランスレポートを休止して、京都の日常を載せます。写真が溜まり過ぎる前に。すでにわんわんと溜まっていますがww
■ 2月の朝日カルチャーセンター講座、第2木曜お昼@「祇園ミクニ」さんです。以前一度こちらで行っていますが、ぜひともオマール海老の料理を~というリクエストで、再度の開催です。オマール海老を賞味するためのお昼コースだったのです。
今回のコースはこんな内容でした。
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伝助穴子と北海道 熟成ゆり根のロワイヤル
鹿児島阿久根のぼたん海老と北海道ホタテのレアグリル 冬野菜和え物
鳥取境港ずわい蟹と阿久根ぼたん海老のクリームコロッケ
信州佐久穂町オーガニックごぼうのポタージュ
カナダ産 オマール海老のロースト
北海道 阿部牛タンのやわらか煮込み
祇園MIKUNIオリジナルカレー
上賀茂 田鶴さんのさつま芋のモンブラン、シナモンアイスクリーム添え
小菓子
カフェ/紅茶/ハーブティ
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写真、抜粋でいきます。
洋食メニューも少し入れていただき、クリームコロッケを2種類いただけたのでした。
蟹と海老のコロッケで旨みたっぷり、とても贅沢感がありました。

●鳥取境港ずわい蟹と阿久根ぼたん海老のクリームコロッケ

●カナダ産 オマール海老のロースト まだ生きて動いて、両手を広げたりしている海老でした。これがしばし後、強烈美味なお皿となって供されたわけです。

●ミソが旨い、身もしっとり柔らか、するりと身がはずれたらうれしく、はずれないところは全力で取ります。

●北海道 阿部牛タンのやわらか煮込み

●祇園MIKUNIオリジナルカレー
いやもう、オマール海老さえ出していただければ、の気持ちで伺ったのですが、海老・蟹のコロッケでひどく満足、そして牛タンの煮込みに最後の締めご飯にはカレーまでご用意いただいて、本当に皆さんに喜んでいただけたお昼でした。
シェフの中辻佳和さん、サーヴィスの麻尾美菜子さん、スタッフの皆さまありがとうございました。参加者の方々にも御礼申し上げます。
★祇園ミクニさんでは、今年からお昼営業も開始されました。11:30~13:30LO。旬の季節食材のコース 5900円、
洋食スペシャリテコース9800円(いずれも税サ込み)
★夜の営業時間も変更されています。17:30~21:00LOコース14250円(税サ込み)、オリジナル洋食メニューはアラカルトでいろいろ。
「
祇園ミクニ」
************************************************************(2015-02-17)
2015年2月 17日, dans ●朝日カルチャーセンター京都 フレンチ 2015~ | lien permanent
2015年1月 9日 (金)
■ 全国100万人の読者の皆さま、講座報告のエリーでございます。2015年1月の朝日カルチャーセンター講座のお昼を、祇園の
「杢兵衛」(もくべえ)さんにお願いしました。今までNHK文化センター講座でお願いした2回が、それはもうすごく好評だったので、朝日カルチャーセンター講座年明けいちばんをこちらにお願いしたのでした<(_ _)><(_ _)>

●先付 黄蕪風呂吹き 柚子味噌 柚子釜
黄色いかぶら+柚子の香味豊かな味噌。ひと皿めから心を奪われました。

●八寸 茶振り海鼠(なまこ)、大根卸し、いくら/鴨松風、金柑コンフィ、梅麩、蕗、黒豆松葉刺し お正月仕様の八寸。松があしらわれており、和歌を開けばその意味がわかりました。粋なことでした。

●添えられた和歌はこれでした。店主の寺田慎太郎さんの手になるものです。本当に美しいと思います。<(_ _)><(_ _)>
「
ときわなる松の緑も春来れば今一入の色まさりけり」

●御椀 堀川牛蒡入り胡麻豆腐、背子蟹、堀川牛蒡、菜種 篠の大蕪摺り流し仕立て 下仁田葱
具材がものすごくたっぷり、これだけで泣けてしまうほど旨かったです。(T_T)T_T)

●造りその1 平目、はりいか 大葉、唐草大根、より人参、山葵、土佐醤油
平目にはえんがわが添えられていました。包丁目もきれいでした。

●造りその2 寒鰤 辛子醤油
この季節何度いただいてもおいしい鰤。

●炊合 富田林の海老芋土佐煮、油揚げ、梅人参、京菊菜 摺り柚子
海老芋ほくほく、お揚げじゅわじゅわと風味を添えて、なんとも全体調和のいい炊合わせでした。菊菜と春菊は違うのだ、という話も伺いました。

●小鉢 熟成但馬牛のローストビーフ 大根卸し、鴨頭(こうとう)葱、ポン酢掛け
「中勢以」さんの熟成肉と伺っただけでテンション激上がりになりました。・・・味わひのむさぼり(C)聖徳太子の憲法17条・・・(出たー!)

●油物 蓮根饅頭雲子鋳込み、甘鯛おかき揚げ 蟹餡掛け もぐさ生姜
れんこん饅頭だけでも十分おいしいのに雲子が出てきてうま過ぎ天国、さらにもうひとつは甘鯛で、その上から松葉蟹あんでどうよと美味責め状態\(^o^)/\(^o^)/

●御飯 蟹、牡蠣、ひじきの炊き込み御飯 ちぎり海苔
炊き上がった状態のプレゼンから始まりました。磯の香りのご飯でした。

●漬物 大根、柴漬、昆布
●後汁 白味噌仕立て 淀大根、干し芋茎(ずいき) 水溶き辛子
白味噌の止め椀は、さらっと仕上げてありました。美味続きの後にするりと入るようにという心遣いでした。

●デザート 金時人参と酒粕のブランマンジェ、柚子のゼリー、苺、黒豆
これ「富翁」の酒粕使用ということでしたが、本当に香りも口当たりもよく、これ名作です。

●菓子 慈姑(くわい)最中 薄茶
くわいは、くわいチップにする以外はあまり使われないそうですが、くわいを蒸して裏ごししてあんにして使う、と。大納言小豆のあんと風味が混ざり合って、いい調和でした。
■ どの料理も細部まで創意工夫がされていました。組み合わせのすべてに、納得できる理論がありました。
すべてが、的確においしかった!! また伺います<(_ _)><(_ _)>
店主の寺田慎太郎さん、スタッフの方々に御礼申し上げます。参加してくださった皆さまにも御礼申し上げます。いつもいい雰囲気で楽しんでくださることを感謝しています<(_ _)><(_ _)>
************************************************************「
杢兵衛」
もくべえ
電話 075-525-0115
〒605-0074
京都市東山区祇園町南側570-120
12:00~13:30LO、17:30~20:30LO
日曜休み
カウンター8席、2階座敷5室1928年大阪天神橋で開業、1964年花見小路に移転************************************************************
■ 今日も本の・・・宮尾登美子さん追悼で「
櫂」を読み直したいと思ったのだけど、Kindle版出ていない!!
Kindle化希望ボタンを押して待ちます。で、直木賞を受けられたこれを読もうか・・・
取りあえず冒頭試し読みをダウンロード・・・
宮尾登美子 一絃の琴 講談社文庫************************************************************(2015-01-09)
2015年1月 9日, dans ●朝日カルチャーセンター京都 和食15前半 | lien permanent
2014年12月12日 (金)
■ 朝日カルチャーセンター講座@エクシブ京都 八瀬離宮 |
2014年12月 12日, dans ●朝日カルチャーセンター京都 フレンチ 2014~ | lien permanent
2014年11月17日 (月)
■ 朝日カルチャーセンター講座@「ごだん 宮ざわ」 |
■ 全国100万人の読者の皆さま、講座報告のエリーでございます。11月の朝日カルチャーセンター講座は、先週の第2木曜のお昼、「
ごだん 宮ざわ 」さんにお願いしました。(
初出はこれ。)初回からあまりによかったので、オープン後すぐ講座のために貸切予約をしていました。以下、お昼にいただいた夜コースです。

●海老芋 煮穴子 きのこあんかけ いつも通り、食前酒と共に。

●お椀が、金目鯛 丸大根 水菜

●かんぱち造り

●焼胡麻豆腐

●さわらの塩焼き

●店主の宮澤政人さんが、チーズおろしを使ってさわさわさわとおろしているのはミモレットではなくて定番のからすみで、

●自家製からすみ蕎麦。ふわっふわっふわ~と蕎麦の上にかぶせられて味を引き立てて香味を主張して、この旨さどうよ。(-_-;)(-_-;)

●天然うなぎ このこ 黄にら磯辺揚げ

●舞茸 百合根 黄身酢かけ

●松葉蟹 菊菜 蕪と白葱すり流し鍋 熱々のグラグラ状態です。スープおいし・・・

●こんな感じで蟹がたっぷり入っています。

●香の物が供されてご飯を待つ態勢になります。

●ピカピカつやつやの白ご飯、まずひと口、わずかに芯が残っている状態で。そして2膳め3膳めといただきました。

●ぶりの網焼き。ぶりが、とてもいいものが入ったからと、ご飯に添えて出してくださいました。これが脂じゅわじゅわで、ずるいおいしさ。ご飯進み過ぎるじゃないのww

●赤だし

●代白柿 ジュレ状態・トロトロに熟成した柿をスプーンですくっていただきました。ラリックのお皿にのった、いとも美しきアヴァンデセールよ。

●栗きんとん 自家製、ひとつずつ目の前で作ってくださいました。栗の風味豊かです。栗好きにはたまらん<(_ _)><(_ _)>

●お薄でごちそうさまでした<(_ _)>
■ カウンターとお部屋両方使わせていただいて、わたしは行ったり来たりしました。
それから、器やら新しいお軸のことも伺いました。

■ 器といえば、お造りのお皿が乾山でした。他にも乾山をお持ちで、見せていただいたのこがこちら。

■ これもです。江戸期から、こんなにきれいな状態で現代まで、よくいらっしゃいました<(_ _)><(_ _)>
■ 宮澤政人さん、スタッフの皆さまに感謝。<(_ _)> <(_ _)>
参加してくださった方々も、ありがとうございました<(_ _)><(_ _)>
「
ごだん 宮ざわ」
************************************************************■ 今日も本の・・・
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(2014-11-17)
2014年11月 17日, dans ●朝日カルチャーセンター京都 和食14後半 | lien permanent
2014年10月23日 (木)
■ 全国100万人の読者の皆さま、講座報告のエリーでございます<(_ _)> <(_ _)> 10月の朝日カルチャーセンター講座(第2木曜)のお昼を、ザ・リッツ・カールトン京都「水暉」さんの、お寿司コーナーにお願いしました。台風の後で、魚の確保が本当に大変な週でした。その中でもいいものを出してくださいました。

●先付 石川県産もずく 三杯酢で

●めひかり南蛮漬

●焼き物 手長海老(あかざえび)

●蒸し物 白子と銀杏の茶碗蒸し

●しめじや菊菜などの和えもの

●生姜のガリと、れんこんの甘酢漬け。とりわけれんこんが止まらぬおいしさでした。

●握り寿司9貫 ひらめ

●あじ

●帆立

●車海老

●こはだ

●まぐろ赤身

●とろ

●うに

●のどぐろが出てきます・・・ 手元がとてもきれい、寿司部門の料理長・井上修一さんです。寿司マエストロですね♪ 先頃TEDに登壇もされました。

●のどぐろを目の前で炙ってくださる。こちらは小酒井淳さん。

●のどぐろ

●玉子

●巻物

●椀物

●デザート ピエール・エルメのアイスクリーム、抹茶と黒胡麻
■ 非常に個性的なお寿司です。シャリがユニークなの。お酢使いが他と違うのです。みずみずしい、という言葉がまず出てくる味です。ネタもぴたーっとシャリになじんで厚さ大きさ全てほどよく食べやすく、口に入れるなりほろりとくずれ溶けゆくという感じで、完璧な仕事とはこのことかと感じ入りました。とりわけうにとのどぐろが、ひと口の天国でした。全部ほんとーーーにおいしかった\(^o^)/\(^o^)/
「水暉」の皆さんによくしていただきました。御礼申し上げます。参加者の方々にも御礼です。<(_ _)><(_ _)><(_ _)>
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ザ・リッツ・カールトン京都 「水暉(みずき)」
電話 075-746-5555
京都市中京区鴨川二条大橋畔
(二条大橋西詰め北側)
昼夜営業 要予約
2014年2月7日開業
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■ 今日も本の話・・・
こんなん買いましたー! 勉強です。
料理写真大全 玄光社ムック見よう見まねのデタラメ写真ばかり撮ってないで、ちょっとは論理も勉強しようと・・・わたしライティングがわかってないのです。(*_*)(*_*)
************************************************************■ 違う話:わたしこれにすごく行きたい。
メトロポリタン歌劇場の最新シーズンオペラが映画館で見られるの!!
METライブビューイング表記的に、ライ「ヴ」でない、「ヴュー」イング でないというのがわたしとしてはものすごく抵抗あるんだけど、まーそれは置いておいて、京都でも新京極のMOVIXで「
フィガロの結婚」が見られるんですよーーー\(^o^)/\(^o^)/
しかし・・・オペラ観劇に、映画とはいえ朝の10時からってのはおかしくないだろうか~~?
やっぱり夜のもんでしょう・・・明るいうちにやるとしても、午後だと思うんだが。。
でも、すごくすごく行きたい見たい。行こうかどうしようか?
ロッシーニの理髪師も、ビゼーのカルメンも、ワーグナーのマイスタージンガーも、予告なんか見たら行きたい行きたいww
************************************************************(2014-10-23)
2014年10月 23日, dans 京都 寿司●朝日カルチャーセンター | lien permanent
2014年9月20日 (土)

■ 全国100万人の読者の皆さま、引き続き講座報告のエリーでございます。
朝日カルチャーセンター講座、毎月第2木曜開催です。今回は「
割烹はらだ」さんにお願いしました。

●前菜
かます焼すし、すだち/紫ずきんチーズ/いちじく白かけ/すじこ醤油漬、大根おろし/衣かつぎ/栗せんべい/茗荷梅煮
取肴いろいろ。細やかで、季節感明確。いきなり何もかもおいしい\(^o^)/\(^o^)/

●お椀
松茸土瓶蒸し 鱧、銀杏、三つ葉、すだち
土瓶の中に、みっちりびっしり具材入り。いい香りです。

●造り
鱧焼霜、まぐろ赤身、あこう鯛、つばす、やりいか
多種多彩、食感や香味の違うお造りを楽しみました。

●焚き合せ
にしん茄子、三度豆、針生姜
ひどく甘辛くせず薄めに炊いたにしん、よかったです。

●焼物
活子持ち鮎塩焼 焼セロリ酢漬、蓼酢
もうほとんど最後の鮎です。

●箸休
ひし蟹(わたり蟹)、もずく
ひし蟹があちこちで出てくる時期になりました。

●強肴
れんこん饅頭(にんじん、きくらげ、焼穴子) 銀あん ふり柚子
揚げたて香ばしくて、中はみっちり。

●酢物
さんまのきずし、そうめん南瓜、わかめ、シャインマスカット 生姜酢
マスカットとさんまがよく合って、楽しい気持ちになりました。酸味と甘味のコントラストね。

●ご飯
じゃこご飯/●止め椀 赤出し
豆腐、ねぎ、粉山椒/●香の物
水茄子、きゅうり、にんじん、冬瓜、たくあん古漬
お漬物と赤出し白ご飯で終わり。気持ちがなごんだコースでした。和食最高です。

●デザート
水ようかん
食材いろいろ盛り込んでくださって、でも食べやすくてしみじみ美味でした。安心していただけました。
ものすごくよかった☆☆☆ なんか円熟の味~♪という感じで、常連さんが多いこと、よくわかります。奥のお部屋は4人がけのテーブルになっていました(以前は掘りごたつ式のお部屋でした)。
お昼にやっていただいた店主の原田耕治さん女将の奈緒さんとスタッフの方に御礼申し上げます。参加者の方々もありがとうございました<(_ _)><(_ _)>
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「割烹はらだ」
電話 075-213-5890
京都市中京区河原町通竹屋町上ル西側
17:00~21:30入店・23:00閉店
月曜、第2日曜休み
カウンター11席、テーブル4席
予約が望ましい
2007年4月開店
************************************************************■ 今日のこんなん見つけたコーナー\(゜o゜)/

これです、大好き京都ホテルオークラのアップルパイ。これがアマゾンで売っていたのでしたww本を見ていて、ふとアップルパイを調べ出したらこれに行き当たりましたー\(^o^)/\(^o^)/
もう1枚写真を出しちゃうよ。どっちも以前に自分で撮ったものよ♪

ごろんごろんと大きなりんごが入ってるの、止まらずどんどん食べてしまいます(*_*)(*_*) 簡単にポチれるとなると、買ってしまいそうだー(*_*)(*_*)
京都ホテルオークラ 伝統のアップルパイ************************************************************(2014-09-20)
2014年9月 20日, dans ●朝日カルチャーセンター京都 和食14後半 | lien permanent
2014年8月31日 (日)
■ 全国100万人の読者の皆さま、講座報告のエリーでございます。8月未アップ分を急ぎます。8月の朝日カルチャーセンター講座はいつもの第2木曜がお盆休み時期に重なったので第4木曜の28日にずらしたのでした。6月にできたばかりの「白川たむら」さんの2階のお座敷へ。お座敷といってもテーブル+椅子スタイルです。(そうでなければわたしは講座をやらない。脚がエコノミー症候群みたいな状態でつらい思いをしながらいいお料理をいただくのはもったいないから~)
(ちなみに前回はこれ。)
■ センスよくおいしい、量もたっぷりのコースを出していただきました。
●ルバーブ、すいか、いちじくのミックスジュース

●スナック菓子みたいな焼きものアミューズで、ほうじ茶、あおさ海苔、チーズマカロン
●北海道低温貯蔵氷室出しじゃがいも使用のポテトサンド
フルーツトマト、いかフリット、いかすみとガーリック風味

●鮎の焼き寿司

●お椀です。
葛打ちした牡丹鱧、松茸、糸瓜、練りうに

●鱧(韓国)はこんなに大ぶりです。コース全般たっぷりたっぷりでした

●サラダ 黒あわび入り夏野菜のサラダ 焼き茄子のスープ あさりのジュレ
野菜多種で、トマト、れんこん、はすいも、赤万願寺とうがらし、白きくらげ、アスパラガス、アスパラソヴァージュ、紅芯大根、、ヤングコーンなどなど、どれも味の濃い風味のよい野菜でした。

●お造りのパフェ
牡丹海老、剣先いか、毛蟹、まぐろ・・・グラスの中にみっちり盛り込まれていました。

●お造りに添えられた九条ねぎソースです。これが癖になるようないい香りでした。

●黒毛和牛のサイコロステーキ
しっとりしたもも肉。賀茂茄子、茗荷、大葉、シークワサー。

●焼物が、のどぐろ(長崎)の塩焼き ロメスコソース、石川県の岩もずく
ロメスコソースとは、パプリカ、トマト、アーモンド、ガーリックで作るスペインのソースです。

●御飯、赤出し、香の物

●デセール
プチシュー、ナツメグ風味のショコラのムース、自家製のヴァニラアイスクリーム、焼きたてのマドレーヌ、巨峰と赤ワインのジュレ
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■ ものすごく充実した、食べ応えのあるコースでした。どのお皿も味が決まって、ものすごく気合いが入っていることがわかりました。非常においしかったー☆☆☆
「白川たむら」さんすばらしいです。田村尚重さん、スタッフの皆さん、そして参加してくださった方々に御礼申し上げます。<(_ _)><(_ _)><(_ _)>
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「白川たむら」
電話 075-533-8805
京都市東山区新門前通花見小路東入ル一筋目上ル西側
(京都市東山区中之町248-6)
12:00~13:30LO、18:00~20:00LO
日曜休み
カウンター8~9席、個室6席 2階 6畳6席×2部屋(椅子式)
全席禁煙 要予約
2014年6月1日開店
************************************************************■ 本日の「これ欲しい」コーナー♪
新商品です\(^o^)/\(^o^)/
なぜかと言えば、手書きで紙に書き取ったメモを、撮影やらスキャンやらせず、いきなりEvernoteなどのクラウドに飛ばすことができるのよ・・・すごいと思う。激しく便利。
普段、PCに打ち込める場なら楽ですが、手でメモするしかない場面が多数です。
いつもわたしは切り取り線入りのリングノートにメモしてそれを全部スキャンしてデジタルデータにしていますが、その手間が大幅に減るわけです。つうか、スキャンする間もなく結構あっという間に紙のノートがたまり、後からまとめてひいひいとスキャンすることにしばしばなってます。その打開策となるのではないかー??
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(2014-08-31)
2014年8月 31日, dans ●朝日カルチャーセンター京都 和食14後半 | lien permanent
2014年7月13日 (日)
■ 全国100万人の読者の皆さま、講座報告のエリーでございます。先週の第2木曜、朝日カルチャーセンター講座のお昼を「
祇園ミクニ」さんにお願いしました。(
初出はこれ。)前回NHK講座では洋食メニューを出していただいたので、今回はフランス料理の方でと希望して、以下のようなコースでした。

●旬の食材のひと皿
すずき、信州サーモン、鳥取の白いかのタルタル

●田鶴さんのトマトとぼたん海老(阿久根)の冷製パスタ おくらのネバネバも効いて、カペッリーニにソースがよくからんで美味でした。

●自家製パンも3種類

●静岡のうなぎの備長炭炭火焼 もぎ茄子マリネ 胡瓜のソース
(うなぎはもっと大きく供されました。これはわたしので、ひと口だけ。)

●信州佐久穂町オーガニックかぶの冷製スープ
コンソメジュレ、カイエンヌペッパー
●あわびがこんな風にプレゼンされて、

●鳥取境港天然あわびのステーキ 焦がしバターソース
(差し替えメニューもご用意いただきました)

●信州黒毛和牛3歳牝 サーロイン炭火焼
赤ワインソース 「真空はしない」とシェフの中辻さん。

●この厚みがよかったです。噛み応えと、噛んだ時にじゅわとあふれ出る旨みを楽しめました。

●和歌山桃のコンポートとヨーグルトのソルベ キルシュ風味のソース
●カフェと、

●小菓子3種類。
■ 素材厳選で、本当にいいものを出していただいたと思います。祇園で、ゆったりしたスペースや瀟洒な店内の雰囲気もすてきです。シェフの中辻佳和さん、スタッフの皆さまに感謝。いらしてくださった方々にも御礼申し上げます。
「
祇園ミクニ」
************************************************■ 今日も本のコーナー♪■ いま電子書籍のKindle本がすごくお得で、あれこれぼこぼこと相当数が、30%オフになっています。だからついポチってしまって、パカパカと本を買っているかも(*_*)(*_*) 本はご飯と同じで栄養だから、栄養は摂取しないといけないものだから、しょうがないんだけど、場所とらないからいいやとKindle版を買ってから、資料的に紙で欲しくて改めて買うこともあり、不経済(*_*)(*_*)、そして結局本の山ぢごくからは逃れられません。
それにしてもKindle本当にいいよ♪
しかし、電子書籍は、わたしの世代ではまだまだ普及していない感じがしてしょうがないです。皆さん、いまお手元に持っているスマフォに、Kindleアプリ(タダ)を入れたら電子書籍は即座に読めるのですよーーー!
もちろんこれ、これを持つのが理想ですけれどー♪
Kindle Paperwhite 3G。これ、モノクロなのでヴィジュアル本には向かないが、文章専用にしてひたすら読むなら、ほんとーに手に軽く(200g)、目に楽ちん(明るさ変えられる)です。激しくおすすめ。はげすす。
■ で、文藝春秋が太っ腹ですごいなーと思ったのは、阿川佐和子さんの新刊「
叱られる力」(力シリーズはこれで2冊目で、前の「
聞く力」もすんごいベストセラー)が、紙と同時に電子版も出して、そしていきなり30%オフセールもしていること。(他は比較的古い本に限って30%セールをしている。)
■ わたしが買ったのは
ショコラの本とか
国語辞典の本とか(あ、これは紙)、
金閣寺の燃やし方、などなどエトセトラ。。結局30%引きでないものも、この機会に釣られて買ってしまってるなあああ(-_-;)(^o^)(-_-;)(^o^)
************************************************************(2014-07-13)
2014年7月 13日, dans ●朝日カルチャーセンター京都 フレンチ 2014~ | lien permanent
2014年6月17日 (火)
■ 全国100万人の読者の皆さま、講座レポートのエリーでございます。6月の第2木曜、朝日カルチャーセンター講座はザ・リッツ・カールトン京都の和食レストラン「水暉」(みずき)さんにお願いしました。
地下ながら自然光も差す美麗な空間、お料理も華やかで味も的確に決まっていたのです。
料理長の三浦雅彦さんとスタッフの皆さんが、もてなしの気持ち全開にして臨んでくださったことが、ひしひしと伝わってくるコースでした。

●先付 胡麻豆腐、生うに、蒸し鮑、そら豆、赤パプリカ、わさび うまだし

●蒸し鮑の後ろに胡麻豆腐です。

●お椀 の前に、ワイングラスに昆布だしで、昆布についての勉強。

●お椀 利尻昆布をふんだんに使ったスープ 鱸葛打ち、れんこん餅、じゅんさい、青柚子 昆布だしのみで仕立てたお椀

●造里 鱧おとし、かつおたたき、ほっき貝 彩り野菜のクリュディテ 梅ソース 造り醤油 「山利」のもろみそ

●八寸 鮎の天ぷら、たで酢、谷中生姜、金山時味噌、揚げ昆布/蛸のトマト煮、南瓜レモン煮、おくら/茗荷、小芋、エリンギ 胡麻クリームかけ/煮穴子笹巻寿司、酢取茗荷

●寿司

●揚物 丸茄子胡麻味噌田楽、海老紫蘇巻揚、赤万願寺唐辛子

●海老紫蘇巻揚を動かすとこんなで、お味噌たっぷりでうまそーです。(*_*)(*_*)

●食事 氷鉢に鮎素麺 ハーブ卵の半熟卵、三つ葉、椎茸、洗い葱、生姜、摺り胡麻

●つやつやのお素麺

●デザート きな粉のムース 黒蜜/フルーツにマスカットのジュレ りんご(かぶどう)のジュース
■ 華麗なプレゼンテーションでいただいた和食です。昆布と、昆布だしについて、たっぷり教えていただきました。昆布だけのおだしで作られたお椀が圧倒的旨さで瞠目の思いでした。他のお皿も、何もかもが完璧に美味でした。
■ とりわけ最後の大きな氷鉢のお素麺には驚きました。風船の中に水を張って作るんだって・・・おだしはストローで吸うのです。驚いた。
鮎も揚げたのと、素麺と一緒に焼いたのとで味わいました。
■ 京都の中で、異色の和食。ちょっとエグゾティックでかっこいい。見た目の華やかさとおいしさのレヴェルがぴたーっと合っているのがすばらしい。ものすごくおすすめです。
■ 昆布だしレッスン、揚げ物の前のお寿司などは、講座のためにご用意いただいたもので、通常のコースとは少し違います。でもどうぞ、リクエストがあれば何でも料理長の三浦さんに相談なさってみてください。応えてくれるリッツ♪ ということが、今回改めてよくわかりました。三浦雅彦さんとスタッフの皆さまに感謝<(_ _)><(_ _)> 参加してくださった方々も、ありがとうございました。<(_ _)><(_ _)>
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ザ・リッツ・カールトン京都 「水暉」(みずき)
電話 075-746-5555
京都市中京区鴨川二条大橋畔
(二条大橋西詰め北側)
2014年2月7日開業
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(2014-06-17)
2014年6月 17日, dans ●朝日カルチャーセンター京都 和食14前半 | lien permanent
2014年5月 9日 (金)
■ 朝日カルチャーセンター講座@「Ryoriya Stephan Pantel」 |
■ 全国100万人の読者の皆さま、
本日は講座エリーでございます。<(_ _)><(_ _)>
新しいステファンのお店、本当にすてきな「Ryoriya Stephan Pantel」 リョウリヤ ステファン パンテルを皆さんに見て味わっていただきたくて、さっそく朝日カルチャーセンター講座を企てましたー♪ お天気よい日で、(日差しの強さはすっかり夏っぽくて、)お庭が望めるテーブルで明るく食事を楽しめました。

Crevette mi-cuite a l’huile de Sansho, Myoga et shitake au vinaigre
山椒のオイルで低温調理した天使のえび 茗荷と白ワインでマリネした椎茸

Grosse Asperge et oeuf fume au bois de cerisier, huile de navette et framboises fraiches
アスパラガスとスモークした半熟卵 菜種油とフランボワーズのヴィネグレット

Foie gras confit et Narazuke, touches de fruits exotiques
奈良漬で巻いたフォアグラのコンフィ 南国フルーツソース

Creme de petit pois servie mousseuse, flan de morille et Sakura-ebi aux amandes et parfum d’orange
えんどう豆のスープ ムースーズ モリーユ茸のフラン 桜えびとアーモンドのソテ オレンジの香りを添えて
これは、えんどう豆のムース部分は冷たくて、下のモリーユのフランは温かい。温度のコントラストに、桜えびとアーモンドのパリパリの食感のコントラストが付きます。

Daurade et coquillage en bourride au miso blanc, legumes d’ici
鯛と貝類の白みそ風味ブリッド 旬の野菜とともに
(貝は、ばい貝、あさり、はまぐりなど)

Piece de veau saumure au citron, hollandaise au beurre noisette et ris de veau au cafe
フランス産の仔牛のロースト レモンの香り 焦がしバターのオランデーズソース
リドヴォーの煮込み コーヒー風味
奥は香りよく焼いたじゃがいも。

Panna cotta au sansho et fraise de Kamigamo, sorbet comme une vinaigrette
a l’huile d’olive et compote d’Itadori
山椒のパンナコッタと上賀茂のイチゴ オリーブオイルとレモンのシャーベット
イタドリのコンポート添え
さわやか~~~なデセールでした。

Boissons chaudes et petits fours
食後の飲み物とプチフール
■ いやー5月もおいしかったです\(^o^)/\(^o^)/ 細やかな料理でした。色きれい、味くっきり、他にない美味の連続でした。テーブル席もゆったりしてよかったです。
ステファンさんとマダムの敏子さん、スタッフの皆さまに感謝。参加していただいた方々にも感謝いたします。仕事ながら、月一度の皆さんの顔を見たらほっとしたりしています。ありがとうございます。<(_ _)><(_ _)>
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「Ryoriya Stephan Pantel」 リョウリヤ ステファン パンテル
電話 075-204-4311
〒604-0974
京都市中京区柳馬場通丸太町下ル西側(★丸太町通より3軒下ル)
12:00~13:00LO・15:00閉店、18:00~19:30LO
毎週水曜と、第2・第4火曜休み
全席禁煙 要予約
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(2014-05-09)
2014年5月 9日, dans ●朝日カルチャーセンター京都 フレンチ 2014~ | lien permanent
2014年4月13日 (日)
■ 朝日カルチャーセンター講座@「天ぷら割烹 なかじん」 |
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●山野草と蛍いかの天ぷら盛り合わせ
富山湾産蛍いか、たらの芽、雪ノ下、ふきのとうなど
●前菜の盛り合わせ
琵琶湖天然本諸子南蛮漬け、平目えんがわのヅケのにぎり鮨、イタリア豆腐
鱧しんじょう、明太子と青しその生ゆば巻き、京鴨のロースト
●天然鯛の軽い昆布締め桜和え、どんぼ(とり貝)、自家製からすみ、あしらい(ラディッシュ、こごみ、わらび)
●蔵王放牧豚の白い角煮 トマト、はるさめ
●塚原産筍と車海老のサラダ 木の芽を使った和風ジェノベーゼ、そら豆
●チキンカツ ししとう
●浅蜊と菜の花の酒蒸し
●麦切り 丹波地鶏の温かいつけ汁
●デザート(選択)
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●山野草と蛍いかの天ぷら盛り合わせ
富山湾産蛍いか、たらの芽、雪ノ下、ふきのとうなど
冒頭の写真です。まず天ぷらから始まりました。
●前菜の盛り合わせ
琵琶湖天然本諸子南蛮漬け、平目えんがわのヅケのにぎり鮨、イタリア豆腐
鱧しんじょう、明太子と青しその生ゆば巻き、京鴨のロース
●天然鯛の軽い昆布締め桜和え どんぼ(とり貝)、自家製からすみ、あしらい(ラディッシュ、こごみ、わらび)
●蔵王放牧豚の白い角煮 トマト、はるさめ
●塚原産筍と車海老のサラダ 木の芽を使った和風ジェノベーゼ、そら豆
●チキンカツ ししとう
●浅蜊と菜の花の酒蒸し
●麦切り 初めに塩でいただき、追って供された丹波地鶏の温かいつけ汁でいただきました。
蕎麦ではなく、全粒粉を使った麺。
●デザートは数種類から選択できました。これはあんみつ。サクサクのもなかも捨てがたかったけれど、久しぶりにこの透明な寒天を!と思ったのです。
いつもながら、申し分なく美味でオリジナルなコースをいただきました。
チキンカツ、感動深かったです。
2014年4月 13日, dans ●朝日カルチャーセンター京都 和食14前半 | lien permanent
2014年3月13日 (木)
■ 朝日カルチャーセンター講座@「オステリア イル・カント・デル・マッジョ」 |

●前菜
○ うさぎ、豚、鶏、牛の農園風テリーヌ 洋梨のモスタルダ添え
モスタルダとは果物や野菜の甘煮のこと。
○ ほうれん草のスフォルマート
中はほうれん草、菊芋、ベシャメルソース
○ サラダは、こぶ菜、水菜、わさび菜

●ほうれん草のスフォルマートの断面はこんな。口に含むなり溢れ出す風味、チーズの濃厚な味、たまらん(T_T)(T_T)

●ポタージュ
ひよこ豆とカーヴォロ・ネーロのポタージュ
カーヴォロ・ネーロとは、トスカーナ地方の野菜。結球しないキャベツ。
ポタージュには、アンチョヴィ、ローズマリー、ポルチーニ入り。

●パスタ
1)タリオリーニと春野菜
ペコリーノトスカーナ、そら豆、三度豆、アスパラガス。
ハーブは、ローズマリー、セージ、タイム、イタリアンパセリ

2)洋梨のラヴィオリ ゴリゴンゾーラとクルミのソース
ラヴィオリの中には洋梨とリコッタチーズ。

●メイン
1)鴨肉、鴨とセロリのロッキーニの煮込み
鴨肉と、ロッキーニ(鴨肉とセロリと卵とチーズのつくねを揚げたもの)の煮込み。

後ろから。鴨肉に隠れてロッキーニ=おだんご2個。

2)ルッコラを添えたタリアータ
いつものビステッカです。焼いている時から強烈に香ってきました。
シンプル塩味/ルッコラ+バルサミコ味で、ひと切れずつ。上が塩味の方。

こちらがルッコラ+バルサミコ。

●切ったところ。歯ざわり柔らかく、しかし旨さが口の中でじゅわああ~~~と広がりました。どうするこれ?と思うもうれつなおいしさ。この牛肉、熟成50日と伺いました。

■ 焼く前の牛肉をプレゼンしてくださった店主の田村 崇さん。肉は熟成されて、ぎゅーっとと味が凝縮されたのでしょうか。濃い濃い赤色でした。

●ドルチェ
イチゴとレチョート入りのザバイオーネのグラティナート
レチョートとは発泡性の甘いワイン。グラティナートとはグラティネ=グラタン=焼いてあるのです。

さらっとしていて、アルコールも強く感じさせてメロメロになる美味。すごく大人の味でした。
この後カフェをいただいて、終わりました。
■ 何もかもが、理想的に味が決まっていたと思います。前菜からメインの鴨料理まで、チーズをうまく使われていました。同時に野菜の色や香りも際立っていました。うおーっと、叫びたいほど旨かったです。(T_T)(T_T)
シェフの田村 崇さん、マダムの彩さんありがとうございました。技のある、本当に大人の料理を楽しむことができました。お昼に開いていただいたことも感謝いたします。
そして参加してくださった皆さまにも御礼申し上げます。<(_ _)><(_ _)>
「
オステリア イル・カント・デル・マッジョ」
電話 075-211-7768
京都市中京区堺町通蛸薬師下ル西側(菊屋町512-2)
18:00~22:00
木曜休み(祝日の場合は営業)
2011年4月27日開店
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(2014-03-13)
2014年3月 13日, dans ●朝日カルチャーセンター京都 イタリアン2014~ | lien permanent
2014年2月15日 (土)
■ 近江牛専門の、このユニークなレストランで、ぜひ一度皆さんに召し上がっていただきたい~という思いでした。朝日カルチャーセンターの2月の講座(第2木曜)を、「れんらく船」さんにお願いしました。本当に上質な近江牛を扱うお店で、牛肉堪能・・・ほとんど牛肉づくしのコース、「これだけ牛肉を一度に食べたのは初めて」の声多数でした。

●スモークサーモン
魚介が出てくるのは、前菜のこの部分だけです。このサーモンもカット済みのものではなくかたまりで買われるということで、提供の前に切るということ。ぶ厚いのですこれが。口当たりとろりとなめらか。いきなり、普通ではない心意気が伝わってきます。

●山かけとろろ
ヴィシソワーズのような顔で出てきますが、

●グラスの底にも肉入り。焼き加減、塩加減ジャストな肉が、さっぱりいただけて、まだこれ前菜のうちよ♪ ということなのでしょうが、それにしても旨い!!!

●サーロインたたき
ホースラディッシュおろし+醤油につけていただきました。ひと噛みふた噛みで溶けてしまうような柔らかさでした。

●肉の下の野菜もたっぷりです。翡翠色の茄子とクレソン。

●炙り寿司
ごく小さな寿司飯に、上から覆うように炙り肉。

●テンダーロインからあげ
これが、定番スペシャリテです。衣の独自の食感がよくて、そして中の肉の、柔らか~~~なこと。かなり厚くて量感があるのだけど、すっと噛むことができて、歯が入っていっているのだけど、それがわからんほど柔らかなのです。そして明確な塩加減が気持ちいいです。

●サラダ

●ポテト

●フィレ肉網焼き
大根おろしがたっぷり供されて、おろし醤油をからめていただきます・・・ここまででかなり満腹になっていますが、またするりするりと入るのでした。
牛肉牛肉牛肉と連なるコース、ひたすら優美な近江牛の舌触りと風味を楽しみました。

●抹茶アイスクリーム

●カフェ
■ 1970年創業。船内のようなインテリアに、流れるのは往年の映画音楽。ゆーったりした雰囲気です。牛肉好きの方、ぜひ一度いらしてみてください。
貸し切りお昼営業をしてくださった店主の岩田昌丈さん、マダムの秀子さん、ご子息に御礼申し上げます。参加者の皆さんもありがとうございました。
(サイト内に今までの「れんらく船」の記録もあります。サイト内検索でご覧ください<(_ _)><(_ _)>)
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「れんらく船」 電話 075-241-4358
京都市中京区三条通木屋町東入ル南側(中島町105)タカセビル地下1階
17:00~21:00LO・21:30には必ず閉店
不定休
1970年3月開店
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(2014-02-15)
2014年2月 15日, dans 京都 肉●朝日カルチャーセンター | lien permanent
2014年1月10日 (金)
■ 1月の朝日カルチャーセンター講座を「ぎをん森幸」さんにお願いしました。ゴージャスな献立、けれど優しい味付けの京都風の中華をお腹いっぱいいただき温まりました。

■ 前菜
●貝柱ねぎソースかけ ●蒸し鶏胡麻ソースかけ ●紅白なますの玉子巻

●くらげの酢の物 ●いかの生山椒ソースかけ

■ ふかひれの姿煮 聖護院かぶら添え

■ 北京ダックうす皮包み

■ 牡蠣のXO醤炒め

■ 牛ヒレ肉と松茸のとうち炒め

■ たらば蟹のねぎ生姜煮込み

■ 麻婆豆腐の土鍋煮

■ 上海蟹の汁そば

■ デザート その1 杏仁豆腐

■ デザート その2 胡麻だんご、中に栗あん。
どのお皿も、スープまですくえるものはすくっていただきました。しみじみ美味でした。
ご主人の森田恭規さん、スタッフの皆さま、参加してくださった方々に感謝いたします。
「
ぎをん森幸」
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2014年1月 10日, dans 京都 中華●朝日カルチャーセンター | lien permanent
2013年12月18日 (水)
■ 12月の朝日カルチャーセンター講座(第2木曜)のお昼を、
「洛陽荘」さんにお願いしました。「洛陽荘」とは岡崎にある料理旅館。お料理は
「じき 宮ざわ」さんによるものです。
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●先附 雲子蓮蒸し・銀あん・山葵
●お椀 白味噌仕立てで、海老芋・なめこ・溶きからし
●向付 平目・うに・穂じそ・焼のり
●進肴 焼胡麻豆腐
●杉八寸(三種)
こっぺ蟹飯蒸し
鰆塩焼・すだち
万寿貝・はくさい菜・湯葉くず煮
●口直し なまこ酢(か、もずく)
●鍋 ねぎじゃこ鍋
●ご飯・汁・香の物
●水菓子 苺(ひのしずく)・みかん(紅マドンナ)
●お菓子 最中
●お抹茶
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●先附 雲子蓮蒸し・銀あん・山葵

●お椀 白味噌仕立てで、海老芋・なめこ・溶きからし

●向付 平目・うに・穂じそ・焼のり

●進肴 焼胡麻豆腐

●杉八寸(三種) こっぺ蟹飯蒸し/鰆塩焼・すだち/万寿貝・はくさい菜・湯葉くず煮

●口直し なまこ酢(か、もずくで、) これはもずく

●鍋 ねぎじゃこ鍋

●ご飯の前に、香の物とお汁の準備がされて、

●ご飯です。炊き立てと、少し蒸らした状態、この後もおかわりをいただきます・・・

●水菓子 苺(ひのしずく)・みかん(紅マドンナ)

●お菓子 最中とお抹茶でご馳走さまでした<(_ _)><(_ _)>
■ 白味噌のお椀がじんわりとろりと身にしみるおいしさ、お造りは目にも美しく(ひらめとうにも美味でした)、杉八寸で蟹やら鰆やらでお酒を呼び、それから鍋仕立ての一品がすごかったー(T_T)(T_T) ねぎとおじゃこというシンプルな組み合わせながら、ねぎ自体のおいしさが強烈で、じゃこが香りを添えました。しみじみ心を奪う冬の味でした。ご飯は「じき 宮ざわ」さんでいつもいただくのと同じように、炊き上がった瞬間と、蒸らしてからのものを食べさせてくださいました。
■ 何もかも美味で申し分ないコースだったと思います。女将の加藤由紀子さんに感謝。
「じき 宮ざわ」の宮澤政人さんに感謝。出張してきてくださったスタッフの方々に感謝。そして、受講生の皆さまに感謝です<(_ _)><(_ _)><(_ _)>
「洛陽荘」
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(2013-12-18)
2013年12月 18日, dans ●朝日カルチャーセンター京都 和食13後半 | lien permanent
2013年11月28日 (木)
■ 朝日カルチャーセンター講座@「老香港酒家京都」 |
■ 11月の朝日カルチャーセンター講座で伺った、COCON 烏丸の地下にある「老香港酒家京都」です。第2木曜お昼に火鍋をお願いいたしました。

■ こうしてまずは香港式前菜の盛り合わせを出していただきました。
皮付き焼き豚/叉焼/くらげ/野菜の酢漬け
■ そして、メニューカードには「鯛」とあったところ、いけすで捕まえてプレゼンしてくだっさったのはなんと、くえでした。

■ 辛いのと優しい味とスープは2種類です。この形、おしどり鍋とも言うそうです。

■ スープを調味するためにずらりと並べられた、5種類の醤(ジャン)。辛いのやら旨みたっぷりのやらで、豆板醤(とうばんじゃん、「ばん」は本当はもっと難しい字)、辣醤、XO醤、沙茶醤、芝麻醤。これでスープは好きなように味を調整できて、変幻自在という感じになりました。

■ 各自がお箸を鍋に入れるのではなく、火を入れて食べ頃になった肉や魚介や野菜を、どんどん運んでいただいたのでした。牛肉、湯気湯気状態です。

■ こんな感じで、すごい勢いでやってくださいました。上海蟹の時でもそうですが、本当にいたつく=至れり尽くせりのサーヴィスをしてくださいます。そして最後は水餃子と生麺で締め。

■ 食後は杏仁風味のアイスクリーム。火鍋でぽっぽと燃え立つようだった身体をクールダウンできました。店主の
陳 暁冬さん、マダムの晶さんや五井さんなどスタッフの皆さま、お世話になりました。<(_ _)><(_ _)> 参加者の皆さまにも感謝いたします。火鍋、上海蟹と、いまシーズン真っ只中のお店です。
「
老香港酒家京都」
************************************************************(2013-11-28)
2013年11月 28日, dans 京都 中華●朝日カルチャーセンター | lien permanent
2013年11月 6日 (水)
■ 朝日カルチャーセンター講座 空席待ち参加可能のお知らせ |
■ 朝日カルチャーセンター講座、「関谷江里の京都美味探訪」、月に一度、京都のお店を訪ねています。10名限定で、他の講座では伺えない(これより多人数では入れない)お店を主に訪ねて食事をいただき、ご主人のお話も伺うというものです。
■ やむを得ぬ理由で欠席者が出た時など、早めならまだいいとしても、直前などはお席がもったいなくて、申し訳なくて、心苦しい思いをしていました。人数分の食材をご用意いただいているのに無駄になる・・・キャンセル料をお払いしようにも、実際にはほとんどのお店は取ってくださいません。
■ 講座の空席待ちの方を、こんな時繰り上げてご参加いただければ問題ないのですが・・・他の講座ではやっていることをしたかったのですが、朝日カルチャーセンター講座においてそれはできなかったのです。けれどこのたび、ついにキャンセル待ち、空席待ちの方の繰上げ参加もOKということになりました。
■ 扱っていただいているのは朝日カルチャーセンター講座の梅田教室です。(でも訪問するお店は京都のみです、時々間違われますが大阪食べ歩きではありません。)登録や問い合わせはどうぞ以下へお願いいたします。
朝日カルチャーセンター 梅田教室
電話 06-6348-1450
■ 毎月第2木曜のお昼に開催しています。ちなみに11月は14日。「老香港酒家京都」さんで火鍋をいただきます。今回欠席の方がいらっしゃいますので、ご興味ある方はどうぞ梅田教室に朝日カルチャーセンターさんの方へ「関谷江里の講座」といって、お問い合わせくださいませ。<(_ _)><(_ _)>
(お店やらわたしのメールではなくて、どうか朝日カルチャーセンターさんの方へ。)

■ 「老香港酒家京都」の火鍋、贅沢な食材で、温まりますー。蟹やら海老やらもたっぷりでした。最後はそばや餃子で締めます。おいし~。(T_T)(T_T)
★お鍋ではありますが、スタッフの方が複数ついて、全部サーヴィスしてくださいます。各自が鍋にお箸を突っ込むわけではありません。
************************************************************(2013-11-06)
2013年11月 6日, dans ●朝日カルチャーセンター | lien permanent
2013年10月11日 (金)
■ 朝日カルチャーセンター講座@「京都吉兆 グランヴィア店」 |
■ 10月第2木曜の朝日カルチャーセンター講座は、「京都吉兆 グランヴィア店」さんにお願いしました。秋の風情たっぷりで、まずこの松茸からプレゼンされたのでした。信州・長野産ということです。
■ 献立です。
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●食前酒 純米大吟醸『吉兆貞翁』
●向附 菱蟹 焼木の子 生姜 土佐酢 菊菜ソース
●煮物椀 蓮餅 松茸 柚子
●造里 縞鯵 烏賊 鮪にぎり あしらい
●八寸 鮴 紫ずきん白和え 秋刀魚揚 鯛煮凍り 車海老・つるむらさき・酢ゼリー
●焼物 黒毛和牛すき焼き 松茸 水菜 こんにゃく 卵
●強肴 里芋 湯葉 鷹ヶ峰唐辛子 生姜あんかけ
●御飯 松茸御飯
●赤出し 焼茄子
●香の物 蕪奈 柴漬 大根 塩昆布
●果物 梨 レインボーレッド ぶどう寄せ(シャインマスカットとピオーネ) 無花果シャーベット
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●食前酒 純米大吟醸『吉兆貞翁』 菊花の下に向附の器があります。

●向附 菱蟹 焼木の子 生姜 土佐酢 菊菜ソース 器は永楽妙全さん。

●煮物椀 蓮餅 松茸 柚子 美しい蒔絵のお椀です。

●造里 縞鯵 烏賊 鮪にぎり あしらい

●焼物 黒毛和牛すき焼き 松茸 水菜 こんにゃく 卵

強肴 里芋 湯葉 鷹ヶ峰唐辛子 生姜あんかけ

●御飯 ここですぎー専務さま土鍋と共に登場です。また盛り上がるわけよ♪

●「さあ皆さま、本日のご飯は松茸御飯でございます」

●「松茸だけでなく、鶏肉の旨みも楽しんでいただきます」

●(・・・しかしおいしそうだなあ♪ お腹すいちゃったなあ(T_T)(T_T)・・・)

●・・・なんて様子は見せず、たちどころに全員分をよそってくださいました。みんなおかわりもいただきました。感謝。<(_ _)><(_ _)>

●赤出しの中には焼茄子入りです。●香の物は、蕪奈 柴漬 大根 塩昆布。2膳めではおこげもおいしくいただきました<(_ _)><(_ _)>
●果物 梨 レインボーレッド ぶどう寄せ(シャインマスカットとピオーネ) 無花果シャーベット
■ 華麗で、美味で、サーヴィス丁寧、完璧なコースだったと思います。お腹いっぱいいっぱいまでいただきました。すぎー専務=杉井啓吾専務さまをはじめ料理長やスタッフの皆さまに感謝いたします。そして参加してくださった方々、ありがとうございました。参加者の方々の満足度もとても高かったみたいで、うれしかったです。<(_ _)><(_ _)>
「
京都吉兆 グランヴィア店」
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2013年10月 11日, dans ●朝日カルチャーセンター京都 和食13後半 | lien permanent
2013年7月12日 (金)

■ 朝日カルチャーセンターのお昼講座、7月は
「和ごころ 泉」さんにお願いしました。一度お正月コースをお願いしたことがありますが、今回は、写真の焼き鮎をいただくお昼に、と思ったのです。独自の食感の鮎です。つききりで、鮎から出る油を落とさないように回しもって焼く。すると油で揚げたみたいな感じになるのです。バリバリとして、香ばしくて、やみつきおいしーい♪
こんな献立でした。
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●先付 もずく、じゅんさい、鱧落とし、おくら、茗荷、梅肉、煮凝酢
●椀物 白ダツ(白ずいき)、蓮芋、鱧葛たたき、柚子、梅肉
●向付 鯛、いか、金目鯛焼霜、まぐろ、あしらい一式
●八寸 玉子カステラ、新甘藷(さつまいも)、衣被(きぬかつぎ)、黒枝豆、いちじく胡麻クリーム、鯛ちまき寿司、山桃シロップ煮、はじかみ、きゅうり
●焼物 鮎塩焼
●冷物 冬瓜すり流し 蓮餅、うに
●焚合 加茂茄子、焼きはまぐり 白味噌あんかけ 赤鷹ケ峯唐辛子、実山椒
●御食事 とうもろこしご飯 八丁椀 亀岡牛いちぼ肉ローストビーフ
●水物 豆乳ババロア、すいか、メロン、さくらんぼ、トマト
●御菓子 黒豆餅 御薄
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●先付 もずく、じゅんさい、鱧落とし、おくら、茗荷、梅肉、煮凝酢
ほたるの籠がかけて、季節感たっぷりに供されました。

●椀物 白ダツ(白ずいき)、蓮芋、鱧葛たたき、柚子、梅肉
すごいかつお節(農林水産大臣賞)を使ったというお椀。確かに香りも味も違いました。

●向付 鯛、いか、金目鯛焼霜、まぐろ、あしらい一式
祇園祭の鉾や山仕様でした。蓋を開けるとお造りがたっぷりたっぷりで、ここらへんから日本酒飲んでいる方もいらっしゃいました。正しいと思いますー!

●八寸 玉子カステラ、新甘藷(さつまいも)、衣被(きぬかつぎ)、黒枝豆、いちじく胡麻クリーム、鯛ちまき寿司、山桃シロップ煮、はじかみ、きゅうり
よく見えない写真ですが、みっちり季節の取肴が盛り込まれています。

●焼物 鮎塩焼

●冷物 冬瓜すり流し 蓮餅、うに
これも中身見えないですが、冷たくて喉越し心地よい冬瓜のすり流しに、丸い蓮餅、上にうにがのった、爽やかでしみじみおいしいすり流しでした。

●焚合 加茂茄子、焼きはまぐり 白味噌あんかけ 赤鷹ケ峯唐辛子、実山椒
冷たいすり流しの後に、白味噌の温かさと甘さで、また違う、ほっとするおいしさ。

●御食事 とうもろこしご飯
ご飯用にはこのとうもろこしと決まっているそうです。甘味が強すぎず香りのいいとうもろこしです。

●ご飯と共に、八丁椀 亀岡牛いちぼ肉ローストビーフ
この牛肉が、しっとりと溶けるようで、旨っ(T_T)(T_T)

●水物 豆乳ババロア、すいか、メロン、さくらんぼ、トマト

●御菓子 黒豆餅 御薄
最後まで丁寧でお手間のかかったものでした。店主の泉昌樹さん、スタッフの皆さま、そして参加者の方々、ありがとうございました。<(_ _)><(_ _)>
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(2013-07-12)
2013年7月 12日, dans ●朝日カルチャーセンター京都 和食13後半 | lien permanent
2013年6月14日 (金)
■ 朝日カルチャーセンター講座@京都ブライトンホテル「燔」 |
■ 6月の朝日カルチャーセンター講座(第2木曜)のお昼を京都ブライトンホテルの
「燔(ひもろぎ)」さんにお願いしました。鉄板焼きというのもいいだろう~♪と思っての開催です。

■ 伊勢海老の調理前の姿がプレゼンされます。前菜をいただく間、これが焼かれるわけです。

●前菜5種盛り合わせ
牛肉の旨煮/鯛お造り中華風/めいたポン酢/剣先烏賊造り/スモークサーモン

●活伊勢海老 ブイヤベース風
魚介スープと合わされた伊勢海老、さきほどプレゼンされた時は生きて動いていたものです。おいしくいただくことが供養と、ありがたくいただきます。どどどと旨い。ずるい旨さ。

●生帆立の炙り焼き 岩塩プレート 山わさび 大葉 レモン
岩塩製のタイルのようなプレートにのって供されました。岩塩に当たっている部分に塩気がつきます。火の入り方もほどよく、帆立のおいしさ全開状態でした。

●伏見とうがらしときすの天ぷら
鉄板で衣をつけながら焼いて仕上げる天ぷら楽しいです。目の前でだんだん天ぷらになっていくのをつぶさに眺めます。

●パリっと仕上がって、揚げたものとはまた食感が違います。わたしも好きだったし、好評でしたー♪

●鳥取県産 黒毛和牛フィレ 100g
うふふ、肉よ肉♪ プレゼンされた後、

●焼かれます。塩、わさび、醤油、おろしぽん酢など好きな味でいただけます。

●ひもろぎ特製サラダ
豆腐サラダです。山本食品というところの豆腐と教えていただきます。なかなかおいし♪♪

●そしてまた肉焼き・・・2回に分けて供されます。

●2度めの肉♪♪ 大事に味わっていただきます。柔らかで香りがいい、じゅわあと旨みが広がります。この後、敷いていたパンにもやし炒めをはさんで焼いたものが供され、

●ガーリックライスが用意されます。

●ガーリックライス 赤だし 香の物

●メロン さくらんぼ
最後はするりとしたものをとお願いしてフルーツで〆です。
料理長の宮本正勝さんをはじめ、たくさんのスタッフの皆さま、そして参加してくださった受講生の皆さまにも御礼申し上げます<(_ _)><(_ _)>
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(2013-06-14)
2013年6月 14日, dans 京都 肉●朝日カルチャーセンター | lien permanent
2013年5月12日 (日)
■ 朝日カルチャーセンター講座@「レーヌ デ プレ」 |
■ 5月の朝日カルチャーセンター講座を「レーヌ デ プレ」さんにお願いしました。
コースはこんなでした。
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●半熟卵のスペシャリテ
●シェフの遊びゴコロ
●オマール海老の柑橘風味、プティポワと野草
●ホワイトアスパラガスと海の幸のタブレ
●真鯛のポワレ 南仏のイメージで
●仔羊の低温ロースト
●パイナップルのソルベ
●苺のタルト
●ジャスミンのクレームブリュレ
●ミニャルディーズと食後の飲物
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●半熟卵のスペシャリテ
いつもの卵でスタートします。
●シェフの遊びゴコロ
いかとカリフラワーのスライス、薄切りのチーズ。オリーヴオイルとガーリックのほのかな風味、添えられたカリフラワーのピュレはターメリック入りで黄色い。
●オマール海老の柑橘風味、プティポワと野草
オマール海老は柑橘でいい香り、そして繊細優美な舌触りです。グリーンピース、クレソン、あさつき、豆苗と。グリーンピースのピュレは少し甘め。

●逆側から見るとこんなでした。フレッシュ感に満ちているのだけど、じんわり旨みが広がってとても豊かな感じ、でも軽やか。
●ホワイトアスパラガスと海の幸のタブレ
帆立とはまぐりが交互に並べられています。クスクスが塩味を与えています。レモン風味。手前にレモンのコンフィチュール。上にマジョラム、レッドアマランサス、スターレットキャヴィア。
●真鯛のポワレ 南仏のイメージで
これは2日前にいただいたものと同じで、全部合わせればラタトゥイユになる南仏風付け合わせ。柔らかで滑らかで、魚の口当たり最高でした。もちろん香りもよくて、とてもとてもおいしいと思いました。
●仔羊の低温ロースト
こちらもきめ細やかな肉質を楽しめる焼き方がされていて、だいたい2時間くらいかけて、じわーっと火を入れるという話を伺いました。本当にしっとりと柔らかでジューシーでした。

●野菜もひとつひとつがジャストな柔らかさで、アスパラガスもそら豆も玉ねぎも、持っている甘さと味わいを最大限出している状態なんだと思いました。このお皿にのっていることを喜んでいるという感じで。

●温められた石が仕込まれていて、最後まで冷めないパンです。
●パイナップルのソルベ
●苺のタルト
●ジャスミンのクレームブリュレ

●ミニャルディーズと食後の飲物
6種類のお茶とカフェから選べますが、もちろん店名の「レーヌ デ プレ」Reine des pres=西洋夏雪草、真っ白な花を咲かせる植物のアンフュージオンです。多年草ということも現がいいいいからこの店名にされたということですが、「草原の女王」という名前も音の響きもすてきです。
■ シェフの中原文隆さん、サーヴィスの山守英之さんに御礼を申し上げます。そして参加者の皆さまありがとうございました。<(_ _)><(_ _)>
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「Reine des pres(レーヌ デ プレ)」
電話 075-223-2337
京都市上京区中町通(河原町より2筋東のタテの通り)丸太町下ル西側
(駒之町537-1)
11:30~13:30LO、18:00~20:00LO 水曜休み
テーブル10席 全席禁煙
2012年11月26日開店
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(2013-05-12)
2013年5月 12日, dans ●朝日カルチャーセンター京都 イタリアン2013~ | lien permanent
2013年4月14日 (日)
■ 朝日カルチャーセンター講座@「日本料理 とくを」 |
■ 4月の朝日カルチャーセンター講座のお昼を、
「日本料理 とくを」さんにお願いしました。一度こちらで開催していますが、以前は秋だったので違う季節でお願いしたかったのです。わかりやすい春のコースを出していただき感謝<(_ _)><(_ _)>
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●先附 丹波黒豆の生湯葉うにのせ/富山湾内の蛍いか酢味噌かけ/松葉蟹の玉〆(松葉蟹の身のかたまり、つなぎにわずかに卵)
●向附 本まぐろ、桜鯛、たいらぎ貝
●炊き合せ 若竹煮(塚原の筍)
●焼物 ぐじ塩焼 干しこのこ、セロリきゃら煮
●お凌ぎ 鯖小袖寿司
●吸物 えんどう豆のすり流し 玉子豆腐、車海老、わらび
●酢物 赤貝ととり貝のてっぱい
●油物替 山葵で食べる黒毛和牛(鹿児島)ヒレ肉のステーキ
●御飯 ちりめん山椒御飯
●止椀 赤だし
●香物 大根漬けなど3種盛り
●水物 わらび餅、白味噌シャーベット
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●先附 丹波黒豆の生湯葉うにのせ/富山湾内の蛍いか酢味噌かけ/松葉蟹の玉〆(松葉蟹の身のかたまり、つなぎにわずかに卵)

●向附 本まぐろ、桜鯛、たいらぎ貝

●炊き合せ 若竹煮(塚原の筍)

●焼物 ぐじ塩焼 干しこのこ、セロリきゃら煮

●ぐじ塩焼きだけで十分おいしいのに干しこのこを炙ったものが添えられていて、お酒を飲まずにいられようか?(いいらいられはしまい)・・・というわけで、これだけいただきました。

●お凌ぎ 鯖小袖寿司

●吸物 えんどう豆のすり流し 玉子豆腐、車海老、わらび

●酢物 赤貝ととり貝のてっぱい

●徳尾さんが切っているのは・・・

●牛肉です\(^o^)/\(^o^)/ 脂身なく、さらりした肉質・・・わたしにはこういう牛肉が理想的です。開店当初からの定番人気のお皿です。

●油物替 山葵で食べる黒毛和牛(鹿児島)ヒレ肉のステーキ

●御飯 ちりめん山椒御飯/●止椀 赤だし/●香物 白菜や大根漬けなど3種盛り ご飯の前にお箸を替えてくださるのがうれしいです。

●水物 その1 わらび餅

●水物 その2 白味噌シャーベット
■ ほとんどが定番もので、すごく安心のコース、けれど器が初めて見るものが多かったです。目の前で切り立て、和えたて、作りたてのものが味わえるのもありがたいです。添えられたきゃら煮が忘れられない風味とかてっぱいの味噌の按配が完璧とか、細部まで抜かりないし、何もかも、本当によかったです。一品でもコースでもいただける(そして本当においしい)数少ないお店のひとつだと思います。
徳尾真次さん、小百合さん、スタッフの皆さま、そして参加してくださった方々に感謝いたします。<(_ _)><(_ _)>
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(2013-04-14)
2013年4月 14日, dans ●朝日カルチャーセンター京都 和食13前半 | lien permanent
2013年3月31日 (日)
■ 朝日カルチャーセンター特別講座@「京都吉兆 嵐山本店」 |

■ たまに開催する朝日カルチャーセンター特別講座です。2011年10月に開催したら大好評で予定数以上になった「
京都吉兆 嵐山本店」さんで、今度は春ヴァージョンです。3月29日金曜のお昼に設定・・・これは、人気の名店ほど遠方からいらしてくださる方が必ずいらっしゃるので、週末に設定しようという気持ちでした。(今回は鳥取からいらしてくださった方がありました。・・・でも日帰りでいらしたとのこと!!)

■ 到着・・・嵐山は街なかから出かけると少し遠足という感じです。桜がいつもより早く咲いて、これは円山公園のあの枝垂れ桜の兄弟というか、枝分かれということらしいですが、ちょうど見頃でうれしかったです。お部屋からの、気持ちも落ち着く眺め。お部屋は今回は椅子とテーブル式でお願いしました。10名までならテーブル席をご用意いただけます。

■ 徳岡邦夫さんから食前に少しお話。桜の木のこと、「吉兆」さんで使われる昆布のこと、それから・・・

■ オリーヴオイルのこと! 種を取り除いて雑味をなくしたピュアなエクストラヴァージンオリーヴオイル、これはこの日のコースにもところどころ使われているということでした。

■ お話を伺って欲しくないわけはなく、全員がこの場で購入・・・100ccで1050円と、お安くはないものですが、わたしももちろん購入!!フレッシュ感あふれて、確かにクリアな味わいでした。パンにつける、というより、どぼどぼとお皿に注いでパンをじゃばっと浸して、いい塩もちょっとかけて・・・と、すんごい贅沢ないただき方をしてしまいました・・・おいしかったです!
■ さてお料理です。お料理のおいしさと器の美しさを同時に楽しむ贅沢なコースでした。
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●八寸
鮑酢 海老黄身醤油 赤貝ぬた和え 桜寿司 蕗梅射込み 油目煮凍 麩蒲焼
●椀
油目 独活 干子 十六島海苔
●造里
1)石鯛薄造り
2)烏賊 とろ焼霜
●箸休
筍 焼一寸豆 若布 かつお節
●焼物
稚鮎 焼2丁 揚2丁
●焚合
蛤小茶碗
●ご飯 筍ご飯 肉たれ焼
香物(菜種 柴漬 べったら漬 昆布)
●果物
苺 グレープフルーツゼリー メロン 宮崎マンゴー
●菓子
焼桜餅
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●八寸
鮑酢 海老黄身醤油 赤貝ぬた和え 桜寿司 蕗梅射込み 油目煮凍 麩蒲焼
保津川のほとり、水の流れを表わした八寸で、都鳥の器、大根のかつら剥きにして薄くスライスしたのも水の表現ということです。


●椀
油目 独活 干子 十六島海苔
お椀はものすごく香りのいい十六島(うっぷるい)の海苔が添えられて、これをお椀に入れることで、また香味が豊かになるというものでした。お椀の吸い地じたいはしっかり濃いめです。
桜の模様の螺鈿がきれいできれいで、お椀の形も今はもうこれを作れる職人さんがいないという、側面に角度がついたものでした。大切にいただきました。

●造里
1)石鯛薄造り
2)烏賊 とろ焼霜
2段がまえでお作りをいただきました。石鯛に添えられた蕗醤油が香りよかったです。いかには胡麻をまぶしながら。

●箸休
筍 焼一寸豆 若布 かつお節
筍の甘み、わかめのやわらかさ・・・生ものの後に優しい味でいい感じでした。

●焼物
稚鮎 焼2丁 揚2丁
まず焼きで2尾いただいた後、おかわりという感じで、魯山人のお皿に盛られた揚げた稚鮎(焼いてから揚げたもの)が供されました。鮎シーズン到来ですね。すごくうれしいです。これくらいの大きさの鮎、骨も当たらず食べやすくて本当においしい。際限なくいただけると思います。

●焚合
蛤小茶碗
はまぐりの茶碗蒸しです。優しく、けれど旨みはっきりの味です。

●御飯 筍御飯 肉たれ焼
香物(菜種 柴漬 べったら漬 昆布)
筍ご飯だけで幸せなのに、牛肉が添えられています。強烈おいし。

●筍ご飯をおかわり、全員がいただきました。さらに白いご飯まで供されて、いただかないでいられたでしょうか?(いいやいられはしなかった。(-_-;)(-_-;))
おいしくて止まらなかったです。

●果物
苺 グレープフルーツゼリー メロン 宮崎マンゴー
銀のお皿で供されて、熟し加減、美しさ、申し分なくおいしかったフルーツです。ブレープフルーツゼリーにはアングレーズソースをかけていただきました。

●菓子
焼桜餅
桜餅に、桜の形の干菓子、花見団子はすはま生地で作られていました。
焼桜餅の「焼」の意味は葉っぱをめくったらわかりました。こんな風に、ふのやきという感じでくるりと包まれていたのです。
そしてお薄をいただき、すべて食事は終わりました<(_ _)><(_ _)>
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■ お軸、お花、屏風・・・と何もかもが季節のいい風情に調えられたお部屋で食事をいただいた贅沢なひと時でした。
徳岡邦夫さんと女将の理津子さん、スタッフの方々、そして参加してくださった皆さんに御礼を申し上げます。
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(2013-03-31)
2013年3月 31日, dans ●朝日カルチャーセンター京都 和食13前半 | lien permanent
2013年3月20日 (水)

■ 3月の朝日カルチャーセンター講座を、ホテルグランヴィア京都の
「ラ・リサータ」さんにお願いしました。通常営業もしながら奥のスペースでわたしたちのコースを、ぽんぽんといいタイミングで出してくださって感謝。とてもあたたかみのあるお料理でした。
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●付き出し ほたるいかとポロねぎ
バーニャカウダソースは生姜が香り、和食の付き出しみたいでした。

●前菜 季節の魚のカルパッチョ
野菜の下に隠れている魚は・・・

●高知の「おぼそ」という魚ですごく稀少なものです。かつおの種類なのですが、味が深い、口当たり非常になめらか、香りもよいです。入手が難しいらしく、この日のために前々から注文していてくれたそうです。

●前菜2 但馬味鶏のソパコアダ
グラタンスープといった風情、四角くまとめた鶏肉がほろほろとくずれる。シナモンの香りも。
これは一度以前いただいて感動して、ぜひにと入れていただいたお皿です。

●パスタ1 グラニャーノ産スパゲッティ 春の魚介と椎茸 にんにくのコンフィのソース和え
スパゲッティ発祥の地の乾麺。ちりめんじゃこ、みる貝、燻製かじきまぐろに風味のいい椎茸。ほのかのにんにくの香り

●パスタ2 手延べパスタ ピーチ トマトとゴルゴンゾーラのコンディメント
手で1本1本伸ばして作ってくれたというパスタ。口当たりまろやか。もちもち。

●メイン料理 ビュルゴー家のシャラン鴨胸肉の軽い燻製ロースト
黄蕪のブレア(ピュレ)と。燻製香がたまらない鴨肉ロースト。ふた切れ盛られて、すごくたっぷりでした。

●締めのスープ 愛情たっぷりのミネストローネ
じゃがいも、さつまいも、金時豆、にんじん、キャベツ、トマト、かぼちゃ、セロリ・・・など10種類の野菜と水だけで作ったミネストローネ。(ブイヨンっ気はなし。)特にお願いしたものです。とろとろ状態。いたわられるように優しい味。これを毎日いただけたらなあと思う。

●ほうじ茶の香るクレマコッタ
クレームブリュレのほうじ茶クリーム版といった感じ。すごくほうじ茶が香りました。

●最後はハーブティをいただきました。添えられたはちみつまでおいしかった。。(^o^)(^o^)
■ 丁寧に作ってくださったことがよくわかって、なごめるイタリアンのコースでした。シェフののろっち、頼もしいです。

■ そののろっち=野呂和美さんと、久しぶりに会ったたっちゃん=石田達也さんですー!たっちゃんは異動してからあまり会えなくなっちゃったのですが、この日会いに来てくれてうれしかったです。(昔こんな
カラミ写真も撮りましたねー うぷぷ♪)
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(2013-03-20)
2013年3月 20日, dans ●朝日カルチャーセンター京都 イタリアン2013~ | lien permanent
2013年3月12日 (火)
■ 急ぎ募集です。
「京都吉兆 嵐山本店」で春のコースをいただきませんか?
お昼にゆったりと、美しい「京都吉兆」さんのお料理を、 もてなし最高の嵐山本店でいただくという贅沢な企画です。
すぐ満席になったはずがキャンセルが複数出て、
お席がもったいないので再度募集です。
朝日カルチャーセンターの現地講座、3月29日(金)12:00~15:00。
「関谷江里の京都美味探訪」という講座を月に一度しているのですが、
それの春の特別版で、会員でなくてもどなたでもご参加いただけるものです。
お座敷ですが椅子式をお願いしていますので脚が楽です。
(わたし自身が正座つらいのです。)
徳岡邦夫さんのお話が楽しみです。
お申し込みとお問い合わせは、
朝日カルチャーセンター 梅田教室 06-6348-1450 まで。
よろしくお願いいたします。<(_ _)><(_ _)>
下の写真は前回の秋のお料理です。
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(2013-03-12)
2013年3月 12日, dans ●朝日カルチャーセンター | lien permanent
2013年2月28日 (木)

■ 2月の朝日カルチャーセンター講座(第2木曜)の内容です。これ冬の食材満載なので、急ぎ出さなければいけません。すでにかなり遅いのだけど~<(_ _)><(_ _)>
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●先附 柚子入り焼胡麻豆腐 からすみパウダー
●造り まぐろとろ 天然ぶり 赤貝
●椀物 雲子豆腐 姫あわび わかめ うぐいす菜 うす葛仕立て
●酒肴 ふぐたたきうす造り ちり酢
●お凌ぎ このわた飯蒸し あられ柚子 三つ葉
●焼物 のどぐろ塩焼
●酢物 蟹身 生うに 筍 おくらとろろ土佐酢ゼリー掛け
●鉢物 ふぐ白子フライ 九条葱あんかけ 白髪葱
●御飯物 こっぺ蟹ごはん 香の物 赤出し
●水物 メロン、マンゴ、苺、メローゴールド、苺アイスクリーム、りんごシャーベット
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■ 抜粋でいきます。すべて申し分なく丁寧でおいしいお皿でしたが、写真上、後半に圧倒的美味なのどぐろです。結構いつでも食べられるようになりましたが、やっぱりこの時期が最もおいしいのです。身が厚く、脂たっぷりでじゅわじゅわです。旨みを抱え持っている感じ。そして、わたしはここでいただくのどぐろが特別おいしいと思います。

■ 蟹身の酢の物。蟹じたいがご馳走の類なのに、のどぐろの後で、さっぱりさせる役目として出てくるのがすごいです。おくらと合わされて、より爽やかな風味のお皿になっていました。筍は甘みがあって・・・冬のおいしさと春の甘みが調和して妙でした。

■ そして白子のフライが来たのです。また「どうだ?」なおいしさでした。白子じたいがとろりんと、ほっておいても旨いところをフライ仕立てにして風味と食感を与えて、そこにあんがからんで、白髪葱がしゃりしゃりと。以上3皿だけでもすごい流れでした。

■ 最後に御飯でまた盛り上がりました。蓑さん、にこにこで土鍋でプレゼンしてくれます。

■ 店主の岡田さんも。自分から多くを語る人ではありませんが、これだけお料理おいしいからいいのです。

■ こっぺ蟹の御飯でした。もう時季は終わったのではないか?って思うけれど、水揚げの地を変えたら2月半ばでも入手できるというこっぺ蟹。たっぷり入っていてやみつきになるおいしさでした。
■ お昼に営業してくださった岡田孝二さん、スタッフの皆さま、そして参加者の方々に御礼申し上げます。カウンター囲んでちょうどいい人数でした。ありがとうございました。
<(_ _)><(_ _)><(_ _)>
「祇園おかだ」
電話 075-551-3200
京都市東山区祇園町南側570-6
(花見小路を四条から東側4筋下ル東入ル北側)
夜のみ営業 日曜、祝日休み
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(2013-02-28)
2013年2月 28日, dans ●朝日カルチャーセンター京都 和食13前半 | lien permanent
2013年1月10日 (木)
■ 朝日カルチャーセンター講座@「プチレストランないとう」 |
2013年1月 10日, dans 京都 洋食●朝日カルチャーセンター | lien permanent
2012年12月14日 (金)
2012年11月 8日 (木)
■ 朝日カルチャーセンター講座@「老香港酒家京都」 |
2012年11月 8日, dans 京都 中華●朝日カルチャーセンター | lien permanent
2012年9月16日 (日)
2012年8月17日 (金)
■ 朝日カルチャーセンター講座@「中国料理 桃李」 |
2012年8月 17日, dans 京都 中華●朝日カルチャーセンター | lien permanent
2012年7月16日 (月)
2012年6月21日 (木)
2012年5月29日 (火)
■ 朝日カルチャーセンター特別講座@「中国料理 桃李」 |
2012年5月 29日, dans 京都 中華●朝日カルチャーセンター■ 2012年5月刊の本 | lien permanent
2012年5月14日 (月)
■ 朝日カルチャーセンター講座@「レストランよねむら」 |
■ 5月の朝日カルチャーセンター講座(毎月第2木曜)を下河原通の「レストランよねむら」
さんでやらせていただきました。さまざまな食材を、よく思いつくなあという組み合わせですてきな料理にするのは、本当にすごい才能だと思います。
どのお皿もおいしかったー(T_T)(T_T)
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●春野菜と山菜のアペタイザー
●はまぐりのムニエル 九条ねぎとみる貝/ホワイトアスパラガスのソテと自家製ベーコン
●コンソメスープ フォアグラ、海老、サフランライス焼きおにぎりと共に
●鯛と春野菜のサラダ 葉わさびのソース
●焼き筍
●いいだことほたるいかの冷製パスタ うに、小松菜、トマトのソース
●黒毛和牛のステーキ(または)亀岡七谷地鶏炭火焼き
●カレーライス(または)ちりめん山椒ごはん
●柚子とパイナップルのひと口ソルベ
●デセール(数種類から選択可。わたしは黒豆ののったモンブラン)
●食後の飲み物
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ごめんなさい写真は追って貼り付けます。
<(_ _)><(_ _)><(_ _)>
「レストランよねむら」
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(2012-05-14)
2012年5月 14日, dans 京都 オリジナル料理●朝日カルチャーセンター | lien permanent
2012年4月30日 (月)
■ 朝日カルチャーセンター講座@「草喰なかひがし」 |
■ 朝日カルチャーセンター講座(第2木曜)「関谷江里の京都美味探訪」3年目になりました。4月の講座(第2木曜)を、「草喰なかひがし」さんにお願いしました。桜満開、完璧な春といった感じの美しい日でした。ここでしかいただけない貴重なお料理をいただけたと思います。写真1枚ずつ詳しく書かないけれど、献立ご覧ください<(_ _)><(_ _)>

■ カウンター貸切で、お昼にいただいた夜のコースです。

■ 八寸です。

■ 上から。

■ 畑菜の花白和え

■ 白味噌汁

■ 岩魚の塩焼き

■ 酸葉酢と共に

■ 向付に鯉。醤油のムースや乾燥醤油、他いろいろの風味と共に。

■ 煮えばなのご飯をひと口

■ 若竹煮を土瓶で。

■ 徳利を土瓶に仕立てたもの。中にたっぷり見えていて、

■ お皿に盛るとこんな。この後、鯖の馴鮨とナイアガラが供され、

■ 筍、若鮎、白菜の花

■ 岩牡蠣の葛焼き、ふきのとう味噌

■ 地椎茸焼き、ほうれん草と黄湯葉

■ いつものご飯セット。これだけでも幸せ(T_T)(T_T)

■ もちろんパリパリ=「フランスのおこげ」もいただきます。

■ ぶんたん、はっさくといちご。きな粉のソルベ。

■ 逆側から見たところ。

■ 水出しのちょっとコーヒーが供され、これで締めくくりです。
■ 心にしみるようないいお料理を堪能いたしました。中東久雄さん、仁子さん、そして参加してくださった受講生の皆さまありがとうございました。<(_ _)><(_ _)>
「草喰なかひがし」
電話 075-752-3500
京都市左京区浄土寺石橋町32-3(銀閣寺道 交番の前)
12:00~13:00入店、18:00~19:00入店
月曜休み
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(2012-04-30)
2012年4月 30日, dans ●朝日カルチャーセンター京都 和食12前半 | lien permanent
2012年4月13日 (金)
■ いかんです。4月の講座の記録をさっぱりアップできていないー!忘れないうちに、箇条書きだけでもしておきます。めざましくおいしいものをいただいているのです。

■ NHK文化センターの第1木曜講座では「
ビベロン」さんにお世話になりました。充実のコース・・・前菜だけでもえんえんワイン飲んでいられるような、おいしいものでした。

■ こちらは初めてだった、旭屋カルチャースクエア 奈良登美ヶ丘産経学園の春講座ということで、「
木乃婦」さんに伺いました。筍ぜめにしていただきました。全体ものすごくおいしかったのですが、中でも何品か、驚嘆美味なお皿がありました。ずーっとこれからの人生で忘れないだろうってくらいおいしかった筍料理でした。

■ 朝日カルチャーセンター(第2木曜)では「
草喰なかひがし」さんの1階カウンターを貸し切りにしていただきました。お店の前が桜満開状態で、ベストタイミングだったと思います。そして、お料理も感動深いものでした。<(_ _)><(_ _)>

■ 以上、改めてお料理の写真アップいたします。すみません、とりあえずでした<(_ _)>
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(2012-04-13)
2012年4月 13日, dans ●講座・講演会●NHK講座●朝日カルチャーセンター | lien permanent
2012年3月 9日 (金)
■ 3月の朝日カルチャーセンター講座(第2木曜)をホテルグランヴィア京都の
「ラ・フルール」さんにお願いしました。いやーすごいわー、鮮やかなフレンチです。昨夏にシェフに就任した松勢良夫さんの料理、本当においしいとわたし思うのです。頭のいい人が作る料理よ。選ぶ素材も、組み合わせ方も、舌に当たる時の温度も食感も、香りたつスパイスも、(かなりオリエンタル調なものが組み込まれていたりする、)塩加減の適切さも、味のよさも、余韻の軽やかさも、際立ってすごいなーーーと思うのです。ヴィネガーやかんきつ類を巧みに使った酸味の効かせ方も抜群です。

■ この写真のアミューズ3種に始まってフロマージュ料理までお料理全部で13皿、デセールは5品が供されました。昼でしたがディネのコースですね。時間もいつもより1時間以上超過したのですが、もうほんと、本気出してやってくださったと思います。

■ メイン肉料理。わたしに初めて鴨を出してくれるということで、楽しみにしていた鴨料理。塩釜焼きにした鴨は、フランスのビュルゴー鴨はあえて使わず京鴨を使ったということ。京都生まれの鴨よ。オレンジのソースなのだけど、エピスがさまざまに響いていて、ほんとーーーにおいしいものでした。やるなあ。わたし鴨は本当に好きでよく食べてきた人生で、ちょっとやそっとでは驚かんのだが、これは久しぶりに目の醒める思いでいただいた鴨料理でした。
■ メニューはこんなでした。
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●3種類のアミューズ
●フリットにしたパン、ラクレットとオイル風味
●根セロリのレムラード 黒トリュフの香りむんむん、粉末にしたオリーヴオイル
●パルメザンチーズのスクランブルエッグ
●オマール海老のキャラメリゼ ココナッツとレモングラスのヴィエノワーズ
●明石産スズキのラケ バニュルスヴィネガーのブールノワゼット
●海苔のグラニテ
●京鴨のセルアンクルート オレンジの香るソースとさまざまなエピス
●シェーヴルのフロマージュとアルティショー
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●樋口農園のいちご
●バナナのサバイヨンをたまごの殻で
●ソルベカシス
●いちごのマカロン
●フォンダンショコラ
●食後のカフェ(か紅茶かアンフュージオン)
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食事中に、パンは3種類供され、そしてたっぷりふんわりのエシレバターが添えられました。もうれつおいしかった・・・(T_T)(T_T)
■ シェフの松勢さん、頑張ってくださって本当にありがとうございました。そして・・・ごめんはっきり言いますが、サーヴィスの方はもう少し頑張れるんじゃないかと思います。フランス語も少しは勉強しましょう。(これは、フランス料理、フランス菓子、フランスパンにかかわる人みんなよー!)すばらしいお料理を2倍のおいしさにするのも、いまいちにしちゃうのもサーヴィスの方の力量です。すっごい料理、京都でなかなか味わえないレヴェルの料理ですから、そのつもりでみんなで盛り立ててあげてください。
■ 受講生の皆さまもありがとうございました。ちょうど2年、24か月開催できたことを御礼申し上げます。4月期もいいお店がすでに決まっています。どうぞお楽しみに<(_ _)>
■ そうだ、「ラ・フルール」、もうひとつ話題があります。先ごろより、デジュネ(お昼)になんと、2500円のセットを出していると。アミューズ盛りに、メインひと皿。(デセールと食後のカフェなどの飲み物は、欲しい人には別料金700円で提供。)これはフランスの3つ星レストランのまかない食を再現しているそうで、わたしはまだいただいていないですが、アシ・パルマンティエとかやってるんですってー。おいしいだろうなあ。今の入稿が落ち着いたらまた必ず伺います。
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(2012-03-09)
2012年3月 9日, dans ●朝日カルチャーセンター京都 フレンチ 2012~ | lien permanent
2012年2月12日 (日)
■ 本日12日日曜日、サツエーお休みの1日。たっぷり眠ったし、昨晩はDVD見たりしたしで、すっかり疲労回復。やっと激疲れでも激ハイでもなく、平常心に(多分)戻ったと思います。
■ NHK講座や朝日カルチャーセンター講座のいつもの講座のレポートもまだ出してなかった・・・
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●2012年1月第3金曜のNHK講座(第3金曜講座)は、ホテルグランヴィア京都の「ラ・フルール」でした。鮮烈なコースでした。
●2012年2月第1木曜のNHK講座(第1木曜講座)は、「京都吉兆 グランヴィア店」でした。わ、グランヴィアが続いていたんだなー。イタリアン「ラ・リサータ」もあり、おいしいもの集結ホテルですね。
「京都吉兆」楽しい仕掛けが満載でした。
●2012年2月第2木曜の朝日カルチャーセンター講座は、和食の「貴与次郎」で。蟹にふぐにオホーツク知床の鮭児に・・・すごくたっぷり用意していただきました。
●3軒の皆さまと受講生の方々に感謝。改めて献立出します。
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■ スポット講座で、初めての奈良のスクールです。現地講座で、春の1日、「木乃婦」でわたしと一緒に和食のお昼をいただきましょう~というものです。
●2012年4月9日(月) 12時~14時
(実際は少し前に集合、解散は14時過ぎると思います。)
●「木乃婦」さん現地集合です。
●料金 15750円
●問い合わせは:
旭屋カルチャースクエア 奈良登美ヶ丘産経学園
平尾登史子さん
〒630-0115 奈良県生駒市鹿畑町3027
イオン奈良登美ヶ丘SC3F
電話 0743-70-1516どうぞご参加くださいませ。おひとりでも全く大丈夫です。
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(2012-02-12)
2012年2月 12日, dans ●講座・講演会●NHK講座●朝日カルチャーセンター | lien permanent
2012年1月15日 (日)

■ 朝日カルチャーセンター講座
「関谷江里の京都美味探訪」の1月は、和食で始めたいものだ~と思い、「
和ごころ 泉」さんにお願いしました。第2木曜=12日、まだ松の内・・・ご用意いただいたのはお正月仕様のお料理でした。もう気持ち的にはお正月は遠く後ろへすっ飛び、すでに誰もが日常のさ中にいると思うのですが、食卓の上はお正月。しばしゆったり楽しめていいコースでした。

■ 献立はこんな。本当に丁寧ないいお料理をご用意いただきました。以下、コースの中から抜粋で写真を見せます。

■ 白味噌の雑煮椀、焼いたこのこも入った豪華版でした。黄金まで入っていたのです。

■ いつも美しい八寸、この日は特別にこっぺ蟹まで盛り込まれて、充実していました。

■ かぶら蒸し・・・中に近江牛のほほ肉入りでした。いやーこれは驚いたー♪

■ お正月ご馳走続きでしょう・・・ということで、胃に優しい茶粥。これはほっとするおいしさでした。

7■ 水菓子はいつもの黒胡麻のババロアに、フルーツはいちご、メロン、洋梨、オレンジと4種類も添えられました。その後、抹茶の前に出てきたのがこちら、椿餅でした。中に炊いた柚子入りで、この柚子が忘れがたいほどおいしかったです。おみやげにもひとりずつにこのとろとろの柚子をいただき感謝しました。ぶ厚くて、いい香りで、甘さほどよく、感激の味わいでした。
■ すべてすごくおいしくて、いつもながらお料理完璧だと思いました。泉昌樹さん、貴子さん、スタッフの皆さまに御礼申し上げます。受講生の皆さまにも感謝。なんだかメンバーが固定されてサークルみたいになっていて、いい調和でわたしも楽しく、感謝たくさんです。<(_ _)><(_ _)>
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(2012-01-15)
2012年1月 15日, dans ●朝日カルチャーセンター京都 和食12前半 | lien permanent
2011年11月10日 (木)

■ 毎月絶賛開催中♪(笑) の、朝日カルチャーセンター
「京都美味探訪」、今月は、
「じき 宮ざわ」さんにお願いいたしました。蟹にふぐに新物のからすみと季節の美味満載、そしてなごりの松茸なども織り込んでくださって、実に充実のコースでした。
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●先付 セイコカニ すだち、かに酢
●御椀 伊勢海老、海老芋、原木なめこ 白味噌仕立
●造り 安乗(あのり)ふぐの白子和え あさつき、一味、ぽん酢
●焼胡麻豆腐
●口変わり 小蕪、平貝、菊花吉野、いくら
●お凌ぎ 自家製からすみ(新物)飯蒸し
●焼物 かますと松茸幽庵焼き 柿膾(なます)
●焚き物 ふぐ、豆腐、てっぴ、焼椎茸、柚子
●食事 釜炊き白ご飯/赤出汁 茗荷/香々
●水物 代白柿
●菓子 最中、お薄
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●先付 セイコカニ すだち、かに酢
蟹のシーズン到来です。 一品め、こんなうれしいお皿で迎えてくださいました。
内子と外子がびっしり詰められていて、ウマウマといただきました。

●御椀 伊勢海老、海老芋、原木なめこ 白味噌仕立
肌寒くなって、こんな白味噌仕立のお椀がしみじみおいしい~と思う季節です。冬が来たのだーと思いました。伊勢海老、海老芋、原木なめこと、すごくいい調和でした。

●造り 安乗(あのり)ふぐの白子和え あさつき、一味、ぽん酢
「あのりふぐ」というのは獲り方からせりまで他と違うのです。これは薄造りではなく、ぐいと噛んで旨みが広がる形です。むちっとした食感をしっかり味わいました。

●焼胡麻豆腐
定番の焼胡麻豆腐です。とろりと甘くて胡麻に溺れているような胡麻豆腐。幸せな胡麻責めね♪

●口変わり 小蕪、平貝、菊花吉野、いくら
すっきりしたお皿です。かぶは焼いたものとおろしたもの、平貝も軽くグリエ。菊花といくらでいろどりきれいです。とろっと葛で酸味がつけられていて非常に美味でした。

●お凌ぎ 自家製からすみ(新物)飯蒸し
このからすみ、やわらかで、塩控えめで、いかにも新物、フレッシュさを感じさせました。飯蒸しのご飯のつやつやピカピカでおいしかったこと~。最後のご飯がまたすごいのよ~♪と期待でいっぱいになりました。

●こんな感じでカウンター貸切です。

●焼物 かますと松茸幽庵焼き 柿膾(なます)
これは「味覚の1週間」にちなんで用意されたお皿です。かますのおいしさに松茸の香り、贅沢な組み合わせでした。柿なますも、日本酒で戻した干し柿と大根おろしを混ぜ合わせ、酢で味を整えたものです。(紅白なますに柿を足したものではない。)

●焚き物 ふぐ、豆腐、てっぴ、焼椎茸、柚子
ふぐだしに浸った豆腐とふぐの身です。豆腐おいしかったー(
服部さん♪)

●食事 釜炊き白ご飯/赤出汁 茗荷/香々

●炊きたてのご飯をまずひと口。フレッシュなおいしさと思います。ご飯で目がさめる感じ。この後2膳め3膳めといただきます。際限なくおかわりできる胃のスペースがあれば~と思います。

●いつもお漬物たっぷりです。

●水物 代白柿
とろとろの柿です。錦市場の「
池鶴」さんですね~。先日来、わたし「池鶴」さんのジュースで感動していて、それは改めてまた出します。
●菓子 最中、お薄 と最後にいただいて、ごちそうさまでございました。<(_ _)><(_ _)>
■ お世話になったご主人の宮澤政人さん、スタッフの皆さま、よくしていただきました。御礼申し上げます。受講生の皆さまもにも感謝。今月もよく食べてくださいました。
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(2011-11-10)
2011年11月 10日, dans ●朝日カルチャーセンター京都 和食11後半 | lien permanent
2011年10月21日 (金)

■ 朝日カルチャーセンター講座(いつもの第2木曜講座)を、「
HANA吉兆」さんにお願いいたしました(13日木曜)。前の週(4日火曜)に特別講座「京都吉兆 嵐山本店」を開催し、8割の方がそちらにも出てくださっていたのですが、それでも「HANA吉兆」欠席なしで激しく感謝。以前からご旅行の計画のあった方以外、全員出席、2週続きの「吉兆」さんとなりました。(
ここですでにちらりと話した通りです)
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●八寸 (花屏風)
ほほ肉ワイン煮、クレソンとんぶり、フォアグラかぼす、
枝豆、海老、かます寿司、衣かつぎ、栗
●煮物椀 鱧、松茸
●造り① 戻りかつお
●造り② 鯛、つぶ貝、いか
●箸休め 松茸茶碗蒸し
●焼き物① 宝楽落ち葉焼 サーモン幽庵焼、海老クラッカー揚、銀杏
●焼き物② がんぜ焼 うに、昆布
●ご飯 茸ご飯 うなぎ2切前盛 赤出し、香の物
●果物 洋梨、メロン、ピオーネ
●菓子 山里
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●八寸 (花屏風) ほほ肉ワイン煮、クレソンととんぶり、フォアグラかぼす、枝豆、海老、かます寿司、衣かつぎ、栗
一品一品丁寧で美味なものでした。

●煮物椀 鱧、松茸
もう終わりに近い鱧と松茸。うまみじんわり、いいお椀でした。

●お椀の蓋。萩の文様でしょうか。

●造り① 戻りかつお
にんにくチップが添えられて、バリバリ噛みながらかつおをいただくと強いおいしさを楽しめました。

●造り② 鯛、つぶ貝、いか(こちらはつぶ貝の代わりにしまあじヴァージョンです)
こちらは優美な味を楽しめたお造り。

●寿司飯も添えられて、いつもこれすごくうれしいなと思います。お造りとよく合うので。

●箸休め 松茸茶碗蒸し
こんな風にものすごく湯気湯気で熱々だった茶碗蒸し。大きなお茶碗にたっぷりたっぷりありました。松茸の香りも十分楽しみました。

●焼き物① 宝楽落ち葉焼 サーモン幽庵焼、海老クラッカー揚、銀杏
すごい湯気吹き上げ状態で登場します。ご自慢・秘密の湯気装置が仕組まれているのですね~。すごく盛り上がって楽しみました。サーモンも海老も強い味にしてあって、くいくいワイン合わせたら旨かろう\0/\0/

●焼き物② がんぜ焼 うに、昆布
をを、やっといただけました「がんぜ焼」。これは1週前の、嵐山店で、徳岡邦夫さんがさんざんこれのおいしさについて述べられ、しかし献立には組み込まれておらず、一同、「ひえーん(*_*)(*_*)食べたーーーい!(*_*)(*_*)」となった一品です。あんなに言っておいて、食べさせてよね♪ というわけで、今回のコースに組み込んでいただきました。昆布だしを張ってあって、これがおいしい。もともとうには昆布を食べて育つので、絶対に合う黄金の組み合わせなわけです。生もおいしいけれど、火が入るほどに、うにに甘みが増していきます。食感と甘さの移り変わりを楽しむものでした。いやーおいしかったです。

●2階のお座敷(掘りごたつ式)で、徳岡邦夫さんも一緒に召し上がってくださって、ひと皿ごと完璧な解説付きの講座でした。食事が進むほどに、お料理だけではない熱い熱いお話が繰り広げられ、みんなで聞き入りました~。

●ちなみに今週18日、奈良の公会堂での徳岡邦夫さん。余裕の笑顔でいらっしゃいました。

●ご飯 茸ご飯 うなぎ2切前盛

●わたしはうなぎが要らないので(ごめんなさい<(_ _)>)こんなです。ひっそりとだし巻きに差し替えされていて、感謝しました。赤出し、香の物もつきました。

●果物 洋梨、メロン、ピオーネ
もうここらへんでかなり満腹です。

●菓子 山里 栗とあんが層をなしているお菓子。柔らかで品のいいお菓子でした。

●お薄をいただき、ごちそうさまでございました<(_ _)><(_ _)>
■ 熱いお食事=お料理も熱いし、お話も熱かった~。ほんと濃い時間だったと思います。徳岡邦夫さん、「HANA吉兆」スタッフの皆さま、特別出演のすぎーちゃん改め杉井専務さま、ありがとうございました。参加者の皆さまにも感謝。また来月~♪
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(2011-10-21)
2011年10月 21日, dans ●朝日カルチャーセンター京都 和食11後半 | lien permanent
2011年10月 6日 (木)
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●八寸 菱かに酢、とんぶり舞茸、かりごり、海老もろみ、丸十、牛舌、枝豆寄せ
●煮物椀 鱧、松茸 いんげん、ふり柚子
●造り① 鯛 鹿の子造り 山葵醤油、かわはぎの肝醤油
●造り② 伊勢海老、とろ 伊勢海老醤油、胡麻/すだち醤油、にんにくチップ
●箸休 湯葉蒸し 焼穴子、むかご
●焼物 白皮ぐじ 葛の葉焼き 銀杏、栗、すだち
●焚合 飛龍頭(ひろうす) 南京、小芋、鷹ケ峯唐辛子、茗荷
●御飯 松茸御飯、鶏塩焼
●香の物 梅蕪、しば漬、壬生菜
●果物 フルーツ ゼリー寄せ
●菓子 山家
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●まずは季節の花で飾られた八寸が供されます。
●八寸 菱かに酢、とんぶり舞茸、かりごり、海老もろみ、丸十、牛舌、枝豆寄せ。

●蓋物の中にごりを揚げてから炊いたもの。すごくいい食感、美味です。

●菱かに酢は小さいお皿でも、たくさんのものが盛り込まれていてお手間がかかっています。

●重陽の節句にちなんで、食前酒として供された菊酒。

●お椀の蓋を取れば華麗な菊の蒔絵。

●煮物椀 鱧、松茸 いんげん、ふり柚子。吸い地が、すごく深みがあり濃厚でした。極上の昆布を使っているというお話を食前に伺いましたので、よけい、鼻をすます状態で味わったと思います。

●造り① 鯛 鹿の子造り 山葵醤油、かわはぎの肝醤油

●古染付の器は、400年前くらいのものだそうです。枚数が揃っているのもすばらしいです。

●造り② 伊勢海老、とろ 伊勢海老醤油と胡麻/すだち醤油とにんにくチップ

●菊花の形の器に盛り込まれた伊勢海老ととろ。とろを、にんにくチップとすだち醤油でいただき、伊勢海老は、伊勢醤油に浸したのち胡麻をまぶして。これはメリハリの利いた食べ方ができて楽しかったです。胡麻ひとつがこんなにおいしいかと思いました。

●箸休 湯葉蒸し 焼穴子、むかご。湯葉にあんがとろりんとかかった優しい味の一品。

●焼物はこんな風に運ばれます。葛の葉で野趣たっぷりに、煙が上がった状態でプレゼンされて、いかにも香りがよさそうです。葉を広げると・・・

●焼物 白皮ぐじ 葛の葉焼き 銀杏、栗、すだち。

●焚合 飛龍頭(ひろうす) 南京、小芋、鷹ケ峯唐辛子、茗荷。強い風味の次に、ほっとする味でした。自家製ひろうすは柔らかで中身たくさんで美味でした。

●御飯 松茸御飯、鶏塩焼。御飯ものに突入です。●香の物(梅蕪、しば漬、壬生菜)が付きました。

●おかわりを、「お好きなだけどうぞ」とこうして準備してくださっていて、

●松茸御飯をおいしくいただいたのに、さらにその後、白御飯のおいしさに圧倒されました。本当に炊きたてで、つやつやぴかぴか、一文字にすっとよそわれました。白御飯おかわりの人が相次ぎました。感動深かったです。

●果物 フルーツ ゼリー寄せ

●菓子 山家 栗のピュレを栗の形にまとめたお菓子で、これは本物の栗よりも栗の香味が凝縮されていて深い味。秋の風情そのものでした。

●お薄で締め。

●その後塩味のお茶をいただき、ごちそうさまでございました。<(_ _)><(_ _)>
■ 「京都吉兆 嵐山本店」の皆さまによくしていただきました。御礼申し上げます。参加いただいた方々にも感謝。朝日カルチャーセンター 平沼敬子さん、いつも丁寧なお仕事で助かります。感謝たくさんです<(_ _)><(_ _)>
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(2011-10-06)
2011年10月 6日, dans ●朝日カルチャーセンター京都 和食11後半 | lien permanent
■ 朝日カルチャーセンター秋の特別講座@「京都吉兆 嵐山本店」 |
■ 朝日カルチャーセンター秋の特別講座を、「京都吉兆」さんの
嵐山本店で開催いたしました。今までのどの講座よりもお値段も張るものだし、人が集まるかしらー?と思っていたら受付と同時に満席になり、キャンセル待ちの方まで出て増席した次第です。「京都吉兆」さんの人気を物語りました。本店を訪れたい方がどれほど多かったか、ということです。
■ なのでこの講座、一度も本サイトでは告知せずでした。これも初めてのことでした。「京都吉兆」さんのおかげ、受講生の皆さんのおかげです。<(_ _)><(_ _)>

************************************************************■ 2部屋をつないでずらりと並んだ図。そして、徳岡邦夫さん、いつもながらお話が熱かったです。いかにもおいしそうに食べ物を語られるからものすごく引き込まれて、けれど、お話があまりにおいしそうで、お腹がすいてしょうがないww 「そろそろお食事をお出しいただければ・・・」と言いかけたのと全く同時に、さささーっと、八寸が女将の理津子さんと、仲居さんたち数名で運び込まれ、その絶妙なタイミングに仰天しました。orz

■
八寸です。菱かに酢、とんぶり舞茸、かりごり、海老もろみ、丸十、牛舌、枝豆寄せ。
■ で、次回に続きます。写真点数がすごく多いので頑張ります。
しばしお待ちくださいませ<(_ _)>
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(2011-10-06)
2011年10月 6日, dans ●朝日カルチャーセンター京都 和食11後半 | lien permanent
2011年9月10日 (土)
■ 毎月第2木曜日の
朝日カルチャーセンター講座「京都美味探訪」で、今回は「祇園 又吉」さんにお世話になりました。カウンターに最大限という感じで入れていただき、ちょっとぎうぎうになっちゃったのだけど、L字型カウンターで皆さんで話がしやすかったと思います。ちょうど1年半=18回目だったのですが、もうメンバーはすっかり固まってなごやか、本当に食べることが大好きな方々が集まってくださってとても感謝しています。最高齢の方で80歳。気持ちよく召し上がるからお元気なんだなーと思って、いつもうれしく思います。
■ 晩夏+初秋という感じのコースです。ほぼ、夜の15000円のコースの構成に近いです。
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●先付① 胡麻豆腐、いちじく、小芋、枝豆 胡麻クリーム
●先付② 鱧松皮、焼松茸、銀杏、花穂、加減醤油
●お椀 のどぐろ、もち栗
●向付 鯛とかつお
●お凌 鈴子飯蒸
●八寸 伏見唐辛子煎煮、地鶏松風、銀杏、しめ鯖燻製、車海老酒煮、土佐チーズ、蛸の子酒煮、湯葉豆腐、むかご、黄味寿司
●焚合 蒸しあわび、わかめ
●焼物 焼茄子、うに
●強肴 湯葉、菱蟹
●ご飯 丸粥、自家製しば漬
●水物 和三盆ゼリー/梨のコンポートとぶどうのワイン漬
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●先付① 胡麻豆腐、いちじく、小芋、枝豆 胡麻クリーム

●先付② 鱧松皮、焼松茸、銀杏、花穂、加減醤油
下が、まるでフランボワーズのソースを敷いたように赤いですが、これはガラスの器の底の元々の色です。ブルーやグリーンなどもあり、わたしには特に赤い器でくださったのです。笑

●お椀 のどぐろ、もち栗
もち栗というのは、栗のペーストをぎゅっと固めたもので、栗の風味と食感が本当の栗よりも強いというものでした。

●向付 鯛とかつお
明石の鯛と和歌山のかつおです。とりわけかつおが美味でした。ひどい天変地異なく、みんな無事でご機嫌で、こんなよき素材が流通する世の中であり続けますようにと思いました。

●お凌 鈴子飯蒸
鈴子、というのはすじ子、というかいくらのことです。深い器なので撮りにくいが(笑)おいしいお凌ぎでした~。

●八寸 伏見唐辛子煎煮、地鶏松風、銀杏、しめ鯖燻製、車海老酒煮、土佐チーズ、蛸の子酒煮、湯葉豆腐、むかご、黄味寿司(卵黄、山芋、バター)
いつもきちんと八寸を作られる又吉さんです。八寸がなければ日本料理のコースとは言えないという考え方です。これはお酒もたっぷり飲める八寸です。

●焚合 蒸しあわび、わかめ
わかめがとろとろにやわらかでものすごく風味よかったです。あわびもやわらか。

●焼物 焼茄子、うに
香ばしさ際立つ焼茄子、それだけでもおいしいのに、うにがのっていて、おいしさ数倍というお皿です。

●強肴 湯葉、菱蟹(渡り蟹)
これもとろとろ状態で、旨みと優しさの一品。

●ご飯 丸粥、自家製しば漬
すっぽんスープ仕立てのお粥でした。しみじみおいしかったです。

●水物 和三盆ゼリー/梨のコンポートとぶどうのワイン漬
グラス入りが和三盆のふるふるのジュレです。深みある器で見えにくいですが、手前の四角い方はぶどうのワイン漬、下に梨のコンポートです。
■ いやいや、本当に丁寧に作っていただいたいいコースでした。段取りもよくしていただきました。ご主人の又吉一友さん、スタッフの皆さまに感謝。受講生の皆さまはまた来月~♪
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「祇園 又吉」 電話 075-551-0117
京都市東山区祇園町南側523-8
●(東大路四条西側2筋下ル西入ル、道なりに進み西側)
12:00~13:00LO、18:00~20:00LO
水曜終日と木曜の昼休み
カウンター10席 全席禁煙◎
要予約
昼7000円、10000円(税サ別)、夜10000円、13000円、15000円。(税サ別)
2008年3月8日開店
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(2011-09-10)
2011年9月 10日, dans ●朝日カルチャーセンター京都 和食11後半 | lien permanent
2011年8月14日 (日)
■ 朝日カルチャーセンター講座「関谷江里の京都 美味探訪」(毎月第2木曜開催)、ありがたくも結構回を重ね、またいつもと違う感じでと、みんなで揚げたて天ぷらをいただくお昼を企画しました。お願いしたのは「点邑」さん、俵屋さんの経営になる天ぷらとお料理のお店です。ぐるりとカウンターを囲んで本当にできたて揚げたての満足な食事を楽しみました。夏の鱧しゃぶ付スペシャルで、内容はお料理3品、鱧しゃぶ、天ぷら9品、天茶か天丼、デザート。どの品も完璧状態においしくて、感謝しました。
(お料理3品)

●木御庄(きごしょう、とうがらしの葉)

●まぐろ

●鰊なす
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●鱧しゃぶです。ひとり1台お鍋がセットされました。
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●車海老

●山科唐辛子

●干しこのこ

●賀茂茄子

●うにと海苔

●小玉葱

●はぜ

●とうもろこし

●鮎
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●天丼か天茶の選択で、わたしは必ず天茶です。

●お漬物。この後、桃にミントのジュレをかけたもので締めとなりました。素材によって加減を変えつつ、ジャストジャストな状態に揚げてくださった天ぷら、サクサクで軽やかで素材の香りとおいしさ全開で、天ぷらの醍醐味ここにありよ~♪という感じで楽しみました。以前からずっとおいしかったけれど、よりおいしかったと思います。気のせいかなあ。あ、天ぷらの前のお料理もすごかったのです。あれほど洗練された鰊(にしん)なすいただいたことがないし、まぐろの濃くて肉のように旨みたっぷりだったこと、とうがらしの葉の香り立って爽やかだったこと、すべてすごかったです。いただいたばかりなのに、また伺いたくてしょうがないです。ご主人の小林紀之さん、マダムの由紀さん、そしてスタッフの皆さま、とてもよくしていただきありがとうございました。<(_ _)><(_ _)> おいしそうに食べてくださった受講生の皆さまにも感謝。また来月~♪
「点邑」 電話 075-212-7778
京都市中京区御幸町通三条下ル東側
昼夜営業、火曜日休み 全席禁煙◎
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(2011-08-14)
2011年8月 14日, dans 京都 天ぷら●朝日カルチャーセンター | lien permanent
2011年7月15日 (金)
■ 朝日カルチャーセンターの7月の講座(毎月第2木曜)を「京料理 修伯」さんにお願いいたしました。こちらでは他の講座のコースもお願いしてきましたが、毎回すごかったけれど、今回は特別ゴージャスヴァージョンです。
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●前菜 野菜盛り 17種 (長刀鉾の形の器に、)
水茄子/新玉ねぎ/赤万願寺とうがらし/ヤングコーン/金針菜/氷室じゃが芋/冬瓜/黒大根/桂瓜/菊芋/小芋/はす芋/蕨信田巻/生ピーナッツ/山蕗/ホワイトクイン/唐辛子の花
●淡路産 すずきの昆布締め 炒り酒
●鱧と早松茸のお椀
●鮑の柔らか煮、えんどう豆の摺り流し、オーストラリア産黒トリュフ
●山口県徳山港水揚げ 徳山かれいの軽い湯引き 梅肉醤油 新玉ねぎ
●生とり貝、粒胡椒
●鮎のリゾット 鮎の骨抜き焼き、骨せんべい
●いちじくの田楽
●長崎県産 のどぐろの焼物 肉じゃがトマト
●からすみ茶漬、香の物
●デザート3種 バナナ水無月/冷たいおしるこに抹茶ソルベ/葛餅パフェ
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■
「京料理 修伯」さんは何度も写真を出しているので、今回とりわけ印象の強かった3品を見せます。鱧と早松茸のお椀。びっしりみっちり松茸が入っていて、香りのよさが際立ち強烈でした。中国産ですが、かさが開いたものの方がずっと香るとのことで、厳選してゲットされるということでした。

■ ダブルお椀です。これも強烈、えんどう豆の摺り流しのお椀に大きなあわび、そして風味付けにオーストラリア産の黒トリュフがたっぷり・・・他でいただいたことのないお椀です。豆スープを引き立てるという風情ですごくトリュフの香りが効いていて粋でした。

■ いつもはお寿司仕立てで供されるところを、今回はリゾット仕立てで登場しました。イタリア米を、微妙に芯を感じさせるくらいの絶妙な食感でリゾットにしていました。
■ お世話になった「京料理 修伯」吉田修久さん、スタッフの皆さま、そして参加者の方々に御礼申し上げます<(_ _)>
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■ 先週にいただいた4コースの写真、もうすぐアップします<(_ _)>
■ 今週すでに3コースいただいており・・・なんだか宿題溜めているようだ~(*_*)(*_*)
■ au Android(2,3)がいい感じです~。スマートフォンに切り替え使い始めて1週間、こんなことまでできるようになっているのかと驚くことの連続です。熱中状態。皆さまぜひ~!
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(2011-07-15)
2011年7月 15日, dans ●朝日カルチャーセンター京都 和食11後半 | lien permanent
2011年6月18日 (土)
■ 朝日カルチャーセンター講座@「エノリテカ イ・ビーニ」 |
■ 6月の朝日カルチャーセンター講座を、鹿ケ谷のイタリアン、「
エノリテカ イ・ビーニ」で開催いたしました。非常にお手間のかかったリストランテ料理をいただけるお店です。この日はものすごく晴れていて、お店には自然光がさんさんと入り風が流れて気持ちよかったのです。そして何より、お料理が格別おいしかったです。\0/\0/

■ 卵黄の燻製、塩ダラとパプリカ、ジャガイモのクリーム
Rossi d’uovo affumicato, olive nere croccante, crema d’acciughe,

■ 天然鮎のコンフィ、野生のクレソンのヴィネグレット
Confit di Ayu in vinaigrettte ai cressioni

■ オマール海老、空豆とトマト、バジルのグラニータ
Astice di bretagna, pomodori e fave con granita al basilico

■ フォアグラとビーツ、黒いブリオッシュ、リンゴのジュレ
Fegato grasso d’oca e barbabietola, brioche nere e gelatina alle mele

■ キンメダイとアーティーチョークのストゥファート
Trancio di Kinmedai e carciofi stufati

■ アンチョビとフェンネルのビーゴリ
Bigoli con finocchi all’acciughe

■ フォンティーナのトルテッリとアスパラガスのラグー
Tortelli di fontina con ragu` d’asparagi

■ 仔牛フィレ肉のロースト、マルサラワイン風味
Filetti di vitello arrostito con salsa alla marsala

■ モスカートワイン風味の白桃、アーモンドアイス、エルダーフラワーのメレンゲ
Pesca Bianca al moscato, gelato alle mandorle e melinga di fiori di sambuco

■ メレンゲ部分をはずしてみたところ

■ 食後の飲み物と共に供された小菓子。串に刺さっているのはマシュマロの炙ったの。
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■ どのお皿も、的確に味が決まって、何もかも、過不足なかったと思います。非常によかったです。この日は人員増強で助っ人スタッフさんもいてくださった模様・・・段取りも非常によく、11名分が滞りなく、よいタイミングで運ばれてリズムよくいただけました。
■ 後で伺えば、某ホテルのイタリアンレストランから送り込まれた助っ人だったということで・・・わたしがせっかちなのを知っている(いや違う、講座だから時間のリミットがあることを理解している)某ホテルのシェフが気を利かせて送り込んでくれたんだって・・・それを聞いて感動。すごくありがとう。「エノリテカ イ・ビーニ」のシェフの中本敬介さんは丁寧なお仕事をなさる方だし、開店当初、おひとりでしていらしたし、11名で伺ったら多いかなあ? とも思いながらの開催依頼だったのです。
■ すべて美味でしたが、わたし自身はオマール海老のお皿がとりわけ好きでした。海老の強い旨みの上に、冷たいサラサラ粉々のバジルのグラニータがかかっていて、心憎いほどいい調和でした。
■ シェフの中本敬介さん、マダムの理恵子さん、助っ人スタッフの方々に御礼申し上げます。そして受講生の皆さまにも。そして一緒に食べられるということもないのに梅田教室から来てくださる朝日カルチャーセンターの担当の平沼敬子さん、いつも本当に細やかな仕事をしてくださいます。重ねて感謝。<(_ _)><(_ _)>
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エノリテカ イ・ビーニ Enoliteca I'Bini
電話 075-708-5774
京都市左京区浄土寺上南田町91-3
(鹿ケ谷通 南田町バス停上ル東側)
11:30~13:00LO・15:00閉店(土日のみ)
18:00~21:00LO・23:00閉店(火~土曜)
日曜の夜と月曜終日休み
テーブル14席 全席禁煙◎ 要予約
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(2011-06-18)
2011年6月 18日, dans ●朝日カルチャーセンター京都 イタリアン11前半 | lien permanent
2011年5月27日 (金)
■ ほわほわ松花堂@吉兆さん/大阪で「のぞみ」発表会 |

■ 去る24日、
朝日カルチャーセンター 梅田教室さんが企画してくださった、わたしの出版記念講座です。「
京都吉兆 グランヴィア店」さんでやらせていただきまして、本の発売の1日前、本当にギリギリ本の現物が当日届いて間に合ってよかったというものでした。担当編集者の神野慎一郎さんがお届けくださって(いろいろすみません<(_ _)>)、湯気が立っている状態で受講生の皆さまにお渡しすることができました。
■ そして、「京都吉兆 グランヴィア店」さんが用意してくださったのは、ご覧の通り、湯気のたつほわほわの松花堂でした。下に仕掛けがしてあり、蓋を取るなりふわああああと湯気が立ちのぼったのです。これには驚き、大喜びしました。

■ 「お弁当付き」と告知しておりましたが、ただお弁当だけではなく、ちょっとしたコース仕立てにしてくださったのです。
食前酒に純米大吟醸の「吉兆貞翁」/
向附に胡麻豆腐/海老真丈の
煮物椀(写真)

■ そしてこの
祝い飯。鯛ののったお赤飯をご用意いただき、本当にありがたく、感謝いたしました。

■ このように土鍋の状態でプレゼンされまして、

■ 杉井啓吾専務さまもサーヴィスに出てきてくださったのです。すごくありがたかったです。

■ お赤飯の次に
松花堂縁高が供され、こんな感じで、一斉に湯気湯気状態となりました。松花堂は
造里/
八寸/
焼物代り(鱧のぬくぬく)/
強肴ときちんと区切られており、湯気湯気は直前に仕込んでいただくのでしょう、お造りなどはちゃんと冷たくいただけて、すみずみまでの配慮を感じさせるお弁当でした。このお弁当は、事前の予約でお願いできるそうです。招待した方をびっくりさせるのにいいですね~。
■ 松花堂縁高の後、白ご飯と香の物、そして果物=甘いひと皿(ほうじ茶アイスクリーム、玉露アイスクリーム、抹茶ゼリー、パリパリに揚げた湯葉添え)が供されました。
■ 5分ほどの休憩をはさんで、わたしが40分ほどお話しさせていただき、その後質疑応答やらサインやらさせていただき、予定通り、14:30頃閉会になりました。段取りよく進みましたこと、「京都吉兆 グランヴィア店」の皆さまに御礼申し上げます。そして遠くは広島からもおいでくださった参加者の皆さま、本当にありがとうございました。
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■ 同日24日、夜は大阪・本町のつるやさん8階の会議室で「
株式会社 のぞみ」さん主催の
トレンド発表会。藤田功博さんがいつもながら段取りよい進行をなさいます。

■ 最後にわたしも新刊の発表させていただきました。のぞみさんの発表会はすてきな企業やお店が集まって、おもしろいんですよ。こんないい場、いい機会を与えていただいてありがとうございました。
■ わたし声でかいし全然マイク要らんのです。(-_-;) それに話し出したらいくらでもしゃべるの(-_-;)(-_-;) すでに講演会いくつかお約束させていただいていますが、大喜びで、何でもいたしまーす\0/\0/
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(2011-05-27)
2011年5月 27日, dans ●朝日カルチャーセンター■ 「最新 京都美味ガイド」(淡交社)について | lien permanent
2011年5月21日 (土)
■ 25日のわたしの本発売に先駆けて、前日24日12時から行われる、朝日カルチャーセンター出版記念特別講座@「京都吉兆グランヴィア店」(お昼付)、2席のキャンセルが出ました。特別仕様のびっくりのお弁当が用意され、1日早く本をご覧いただけます。(現場で即売します。)お弁当もったいないので、どうぞどなたかいらしてくださいませ。残り2席です。詳しくはこちら:
http://erisekiya.cocolog-nifty.com/kyototokyo/2011/05/post-3fdd.html
お問い合わせ、お申し込みは、以下へお願いいたします。
朝日カルチャーセンター 梅田教室
電話 06-6348-1450
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(2011-05-21)
2011年5月 21日, dans ●朝日カルチャーセンター | lien permanent
2011年5月15日 (日)
■ 5月の朝日カルチャーセンター講座@「匠 奥村」 |

■ 5月の朝日カルチャーセンター講座(毎月第2木曜の昼)を祇園の
「匠 奥村」さんでやらせていただきました。華麗な器使いに、食材も多彩に多品目のコース、けれど温製・冷製の組み合わせも見事にするするといただけて、ゆったり満足な気持ちで終わったコースでした。写真は
真鯛と甘夏のカルパッチョです。ヴィネグレットソースもまろやかで、フレンチの味とはまた違う。これはぜひ出かけて召し上がってみてください。
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●季節のオードヴル盛り合わせ 5品(写真)
○うすい豆の豆腐に淡路のうに/○とり貝とわかめ マスタード酢味噌/○新れんこん、水菜、ずいき、椎茸、アーモンド/○あおさ海苔、車海老、長芋、にんんじんのジュレ寄せ、菜の花浸し/○ひらめのお寿司
●フォアグラのソテと新じゃがいものグラタン
●鯛の白子とフランス産のきのこのフラン
(モリーユ、プルロット、シャンピニオン・ドゥ・パリ)
●真鯛と甘夏のカルパッチョ(写真)
●桜ますのロールキャベツ 新玉ねぎのピュレ
●うすい豆のムースとオマール海老のサラダ
●蛤のミネストローネ
●和牛ヒレ肉のステーキ
●ミニカレー(か白ご飯の選択)
●デセール(写真)
○白ワインとキルシュのジュレ(中に琵琶)/○デコポンのタルト/○バウムクーヘン/○クレームブリュレ/○抹茶とレーズンのネージュ/○新生姜のアイスクリーム
●カフェ(か紅茶かハーブティの選択)
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■
季節のオードヴルはこのように運ばれました。4名分です。お料理以外の要素がいろいろ入っちゃってごめんなさいな写真ですが、菖蒲があしらわれ八つ橋の意匠で、5月の気分満喫です。

■ 取り分けたところです。

■
デセールもたっぷりです。下のカウンターならずらりとプレゼンされ、そこから選べますが、今回は会食なのでこんなスタイルで。
■ フレンチでもない和食でもない粋なコース料理、繊細優美な味を楽しみました。店主の奥村直樹さんは日本以外の3か国で、アマングループで「ナオキ」の名前でレストラン監修をしていらっしゃるなど、常に外にも目を向けていらっしゃいます。柔軟で、すごく感じがよくて、お話しするとさわやかな気持ちになれます。お料理のおいしさ、内装の格別の美しさ、店主の感じのよさと揃って、またお客さまおもてなしの時などお世話になりたいお店だと思います。奥村さん、スタッフの皆さまに御礼申し上げます。そして受講生の皆さま、ありがとうございました。また来月よろしくお願い申し上げます。<(_ _)><(_ _)>
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(2011-05-15)
2011年5月 15日, dans 京都 オリジナル料理●朝日カルチャーセンター | lien permanent
2011年5月 1日 (日)
■ 4月の朝日カルチャーセンター講座@「懐石・宿 近又」 |

■ 4月にやらせていただいた朝日カルチャーセンター講座@
「懐石・宿 近又」さんの報告です。春の初めの気分をたっぷり味わえた、すてきな献立でした。本当にしみじみおいしくいただきました。お庭の望める和室ながら、脚が楽なテーブル席でいただけて快適でした。この講座のいいのは、こぢんまりと少人数でとてもなごやかにいただけることです。講座をやっているというよりは「友人どうしで集った」みたいな感じがとてもいいなと思っています。わたしがご主人からお話を聞きだすスタイルですが、同時に皆さんとざっくばらんにお話しできていつも楽しいのです。
■ 食前酒と共に、春の先付が供されました。もうこの初めのひと品で春気分満喫です。
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卯月の献立
●先付(写真)
蛍烏賊 たらの芽 黄身酢がけ 水前寺海苔
竹の子 烏賊 独活 木の芽味噌和え 土筆
いくらと花山葵のお浸し 花びら百合根
●椀物
桜鯛 白子豆腐 葉牛蒡 桜花 桜花大根
●向付
さわら、鯛、たいら貝 筆茗荷 こごみ
●蒸物
甘鯛桜蒸 百合根 蕨 ぶぶあられ 桜葉 葛餡かけ
●揚物(写真)
竹の子饅頭 針生姜 花穂紫蘇 旨だし えんどう豆
●炊合
若竹煮 糸鰹 花菜 木の芽
●焼物
鱒の木の芽焼き 加減酢おろし
●汁物
赤だし 蕗のとう 粉山椒
●御飯
竹の子御飯 黒胡麻
●水物
若草饅頭 あまおう 金平糖
●抹茶
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■ 揚げ物の、竹の子饅頭です。これは食感絶妙なものでした。浸っているおだしも濃いめで香り豊かです。筍の時季限定のものですが、またいただきたいと思いました。

■
「懐石・宿 近又」さんは今年で創業210年を迎えられました。国の登録有形文化財の館は威風堂々、内部の意匠も凝らされて見事です。朝食からきちんとした食事がいただけます。ぜひいらしてください。お話もたっぷりでもてなしてくださったご主人の鵜飼治二さんに感謝いたします。受講生の皆さまもありがとうございました。<(_ _)><(_ _)>
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(2011-05-01)
2011年5月 1日, dans ●朝日カルチャーセンター京都 和食11前半 | lien permanent
2011年4月30日 (土)
■ 3月の朝日カルチャーセンター講座@「上賀茂 秋山」 |

■ 3月分が未アップでした。4月の日付のうちに、アップします。少人数ならではの、朝日カルチャーセンター講座、「
上賀茂 秋山」さんで3月10日にやらせていただきました。ありがとうございました。震災の1日前・・・まだ寒かったけれど、振り返ってみればのどかな日だったなあと思います。わたし自身はこの時まだ入稿真っ最中で、ひどいプレッシャーの中にいましたが、皆さんとこんなにおいしいものをいただけて気持ちがなごんだひと時でした。
■ ひな祭り仕様のお椀、きれいで、美味で、そして熱々でした。
以下の献立何もかも、非常によかったと思います。
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●向附 桜貝 針うど ふり柚子 ブロッコリー 生このこ 生このこルイベ 白菜の花 ブロッコリーの茎ソース 人参酢
●煮物 蛤真丈 黒大根 菜の花(写真)
●造里 チヌ、舌平目糸造りルッコラ和え、みる貝
●造里 のどぐろ炙り 辛味大根/手長蛸
●黒米粥 黒米粥、白小豆
●八寸 このわたにアピオス/氷魚と三つ葉 梅肉和え/プチベールと干柿 白和え/みる貝のひもと紅菜苔(ルビ:こうさいたい) らっきょう酢味噌和え
●焼物 真鴨炭火焼 菊芋 焼葱 ごぼう
●強肴 鴨のスープと血のソースをからめた飯蒸し 焼人参
●御飯 猪鍋 春大根のすりおろし仕立て 芹 美山こんにゃく/白御飯(写真) 香の物
●果物 苺
●菓子 蓬餅、お薄
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■ このご飯がまた圧倒的においしいものです。胃のスペースが大きければ、際限なくおかわりをいただきたいものだと思います。
■ カウンター貸切にしていただき、お料理ももてなしも、非常に丁寧にしていただきました。上賀茂=街なかからは距離がありますが、遠くまで人を呼ぶことのできる料理、居心地のよさ、そして楽しさに満ちたお店です。秋山さん、スタッフの皆さま、遅くなりましたが御礼申し上げます。そして受講生の皆さま、和気藹々といおいしく楽しく過ごしたひと時、感謝いたします。<(_ _)><(_ _)>
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(2011-04-30)
2011年4月 30日, dans ●朝日カルチャーセンター京都 和食11前半 | lien permanent
2011年4月26日 (火)
■ 講座のチラシを作っていただきましたのではりつけます。ワード文書を添付(ダウンロード)できるのですね。多分このサイトでは、初めてやることです。
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5月24日(火) 12:00~14:30 @「ホテルグランヴィア京都」
お話の後、本の即売とサインもいたします。
朝日カルチャーセンター会員の方は12000円、それ以外の方は13000円。
お問い合わせ、ご予約は
朝日カルチャーセンター梅田教室 06-6348-1450
関谷江里出版記念講座 とお申し込みくださいませ。<(_ _)>
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「京都吉兆 グランヴィア店」さんのお弁当はだいたいこのようなものだと思います。(追記: ・・・と書きましたが、もっと仕掛けありの、違うものだそうです。お椀も付くそうです。どんな仕掛けなのでしょうか? わたしにも明かされておりません。ものすごく楽しみです。)
それと、飲み物代別とありますが、これはアルコール飲料のことで、
お茶は出していただけます。
■ しかし・・・このチラシ、JPEGにしたら画像として貼り付けられるはず・・・どうやればいいのかな?
できたらまた貼り付けますー
■ 5月24日、どうぞお誘い合わせの上いらしてくださいませ。
よろしくお願い申し上げます。
<(_ _)><(_ _)><(_ _)>
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(2011-04-25)
2011年4月 26日, dans ●講座・講演会●朝日カルチャーセンター | lien permanent
2011年2月16日 (水)
■ 朝日カルチャーセンターの講座、毎月第2木曜に開催です。2月は10日(木)に祇園の中華
「婆沙羅」で開催いたしました。昨年秋にオープンしたばかりの、祇園らしい風情のお店です。一度伺ってすーごくおいしくて(
その時の記事)、朝日カルチャーセンターの講座で皆さんといただくことをすぐにお願いしたのでした。

■ これは成都素菜(セントスーポイ)の蒸しスープです。野菜たっぷりで、パパイヤも入っていて、非常な美味でした。

■ こちらは大正海老と毛ガニのワンタン クリームソース煮。クリームに少しゴルゴンゾーラで風味をつけてあり、のたうち旨いと思いました(*_*)(*_*)ワインが進むお皿です。
■ コースの全容です。
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●前菜3種の盛り合わせ
・真鯛の昆布〆のカルパッチョ
・生クラゲ・菜の花のマスタードソース
・マグレ鴨の炭火ロースト 老虎菜のせ
●成都素菜(セントスーポイ)の蒸しスープ(写真)
●大正海老と毛ガニのワンタン クリームソース煮(写真)
●活き薄切り鮑の四川大豆ソース 肝の和えそば
●鮮魚の姿蒸し 香港赤酢シーズニングソース
●牛テールの四川辛子煮 山椒オイルがけ
●白魚の釜揚げで 塩焼きそば
●フカヒレのあんかけ炒飯
●杏仁豆腐
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お昼にお願いした、夜のコースのちょっとスペシャル版、オプション付でした。
どれもすごく味わい明確で、非常に美味でした。京都に今までなかった中華だと思います。料理長の齋藤博人さんに感謝。スタッフの方々も感じよく、よく気遣ってくださいました<(_ _)><(_ _)> 受講生の皆さまにも感謝。また来月<(_ _)>
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「婆沙羅」(ばさら) 電話 075-201-3239
京都市東山区新門前通大和大路東入ル南側(西之町232)
12:00~14:00入店、18:00~20:00入店
月曜休み 要予約
カウンター8席、座敷4名(室料1万円)全席禁煙◎
昼3500円~、夜10000円~。
(サ10%別途)
2010年9月1日開店
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(2011-02-16)
2011年2月 16日, dans 京都 中華●朝日カルチャーセンター | lien permanent
2011年1月31日 (月)
■ 朝日カルチャーセンター講座@「Kezako(ケザコ)」 |

■ 朝日カルチャーセンター講座の1月は、
「Kezako(ケザコ)」で開催いたしました。カウンターが楽しいお店ですが、2階のテーブルを囲む形で、そしてシェフのステファンがひと皿ごと上がってきてくださって解説をしてくださいました。
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●尾鷲産 手長海老の低温調理 ヴァニラとシェリーヴィネガーのアイスクリーム添え
●フォアグラのコンフィ 奈良漬巻き 4種の南国フルーツソース
●半熟卵の燻製と大原の野菜のロースト ハモンセラーノと黒トリュフの泡立てソース
●炭焼き小芋のスープ フランス産きのこのへしこジュレ寄せ
●ひらめのロースト 柑橘バターソースで煮込んだ菊芋 焼き海苔のアクセント
●青森産 銀の鴨胸肉 ねずの実の泡仕立て マルメロのタタンと小蕪のローストと共に(写真)
●フランス産フロマージュ(4種類:トムドゥブルビ、クロミエ、マンステール、ブルー・ドゥ・ラクイユ)
●柚子とショコラのタルトレットとシナモンのアイスクリーム アモンティヤードのジュレ みかんとミントの香り
●食後のカフェと小菓子
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■ 写真は鴨のお皿です。鴨肉の下に敷いてあるマルメロのタタンが見えるようにちょっと肉の位置をずらしたものです。口あたりのいい柔らかな鴨のおいしさを、甘く酸味のあるマルメロがより引き立てて、たまらなく美味だったと思います。軽やかな泡のソースにしっかりしたソース、小蕪のほんのりした甘みと、全部が肉のおいしさを盛り立てて、見事な調和、感動的だと思いました。
■ コース全容はわたしの次の本で見てください~。ステファン、マダムのとしこさん、スタッフの皆さん、受講生の方々、ありがとうございました。<(_ _)><(_ _)>
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(2011-01-31)
2011年1月 31日, dans ●朝日カルチャーセンター京都 フレンチ 2011~ | lien permanent
2011年1月18日 (火)
■ 朝日カルチャーセンター特別講座@「木乃婦」で蟹鍋 |

■
朝日カルチャーセンター講座(梅田教室)の記録です。特別講座・蟹鍋を楽しむ~♪
「木乃婦」さんの冬の、なかなかそんなにはなさらないというスペシャリテ、蟹鍋を楽しむ会を開催いたしました。普通の蟹鍋と違うのです。以下献立です。写真は抜粋で見せます。
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●かにの身かぶら巻き 三杯酢ジュレ
●お造りに、ふぐ、ふぐの皮の煮凝り、もんごいか、車海老、地鶏卵の黄身(上の写真)
●若竹のお椀(徳島の筍)
●蟹の天ぷら(おかきの粉をまぶしつけてあって、外側サクサク、中は脚4本!)と安納芋の天ぷら
●蟹酒(下に写真)
●蟹の鍋(下に写真)
●ふぐ雑炊、白子入り
●デセールに、晩白柚、ココナッツミルクのアイスクリーム
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■ これが蟹酒です。香ばしく炙った蟹の殻で香り付けされたお酒。これはメロメロにおいしかったです。ずるいくらいおいし♪

■ これが蟹鍋です。手をネトネトにして食べないでいいように、食べ慣れたお客さまのためにご主人の髙橋拓児さんが考えたというお鍋です。大量の蟹の身を玉状にまとめてあるのです。 ほたてのすり身をわずか使ってつなぎにした、ふわふわふわのしんじょうというか、蟹の身のかたまりです。これをおだしと共にいただくのです。玉状にまとめるための身をせせり出した直後の殻で取っただしです。これは生の蟹を使って、「身をせせる丸める」と「殻でだしを取る」をほぼ同時進行しないと(冷蔵庫で保存したりすると)いい味にならないのだそうです。

■ よそっていただいたものです。いやもう、ほかほか、ふわふわと、夢のような食感と味と香りでした。今回、10名とわたしで計11名分をしていただきましたが、本当は6人分くらいがmaxということで、大変なお仕事をしていただきました。そもそも、とても蟹の船を出せない状態が続いているらしく、蟹自体がゲットできるのか? と心配していたのですが、香住の蟹をキープしてくださったということで、ありがとうございました<(_ _)><(_ _)> 11名分で6杯の蟹を使ったということです。(他のかぶら巻きや天ぷらなどは津居山の蟹ということ。)
■ 予約でこれをいただくことができますが、人数(4人くらいがベストとのこと)など相談なさってください。蟹ふぐ尽くしで幸せなお昼でした。拓児さんありがとう☆☆☆ 受講生の皆さまも、ありがとうございました。新しい出会い、ずっとサイトを見ていてくださった方もいらして、本当にありがたく思いました。ネットのおかげ、そしてデジタルカメラのおかげです\0/\0/\0/
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(2011-01-18)
2011年1月 18日, dans ●朝日カルチャーセンター京都 和食11前半 | lien permanent
2010年12月31日 (金)
■ 12月分講座の報告を急ぎます。朝日カルチャーセンター講座(毎月第2木曜)、12月は
「木乃婦」で開催いたしました。朝日カルチャーセンター講座は少人数でお話しやすい雰囲気でなのですが、すごくマジメに皆さん召し上がります。食べるのに本気という感じです(笑)。お部屋たくさんの「木乃婦」さんでは、掘りごたつ式のお座敷で、大テーブルをみんなで囲めてなごやかに進行できてありがたく思いました。非常に美味な品々で構成していただき、感謝いたしました。

■ 最初に供された八寸です。丹波栗白和え、からすみかぶら、雲子茶碗蒸し。季節の美味で初めからうっとりしました。

●茶碗蒸しの中。大ぶりの雲子入りです。ごくシンプルで、ぐふふと笑えるような美味。何より熱々で、この一品で身体があたたまりました。
■ この日のコースはこんなでした。
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●八寸 丹波栗白和え、からすみかぶら、雲子茶碗蒸し。
●造り① ふぐ
●造り② 車海老、いか。
●御椀 はまぐり真丈、しめじ、金時人参、うぐいす菜、柚子。
●酢物 香住香箱蟹 上から柑橘ジュレ、すり生姜、花穂紫蘇。
●名物 ふかひれと胡麻豆腐の鍋。九条葱、露生姜と。
●御飯 ふぐ釜御飯。茗荷、実山椒。赤だし、香の物。
●水物 ココナッツソルベ、いちご、いちごの泡状のソース。
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ご主人の髙橋拓児さん、お話も巧みでおもしろい方です。しばしば出て来てくださって、受講生の方の質問にもお答えくださいました。おかげでとても好評でした。非常にバランスのよい冬の美味満載のコースを考えていただいたこと、感謝いたします。受講生の皆さまにも感謝。次回もまた元気でお目にかかりましょう!
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(2010-12-31)
2010年12月 31日, dans ●朝日カルチャーセンター京都 和食10後半 | lien permanent
2010年10月25日 (月)
■ 朝日カルチャーセンター講座@「日本料理 とくを」 |
■
朝日カルチャーセンターのわたしの講座=「京都美味探訪」(第2木曜お昼)、今月は14日、
「日本料理 とくを」さんにお願いしました。カウンターを囲んでちょうど収まっていい感じ。わたしも皆さまのおかげで楽しめました。徳尾さんはいつもながら丁寧なお仕事をしてくださって、贅沢感もあり、とてもおいしくいただきました。こちらでいただく時は、安心だし、こころ躍るしで、ぜひともこの講座も開催を~と思っていたのです。以下15000円で組んでいただいた献立です。

●先附 生いくら醤油漬/丹波黒豆の生湯葉うにのせ/鯛の中落ちで作った煮凝り。いつものスタイルの3種盛りの先附で始まります。

●向附 明石の鯛、金沢の中とろ、山口の車海老。

●焚合せ 鱧と松茸(長野)のしゃぶしゃぶ、壬生菜。お鍋から目の前で引き上げた、湯気湯気状態です。

●焼物 琵琶湖の子持ち鮎塩焼き 干しこのこ、セロリの伽羅煮。焼きたてパリパリです。

●凌ぎ 熊本産馬刺しの握り、添えられた醤油も熊本のまったりしたもの。うま(T_T)

●吸物 すっぽん鍋。豆腐、焼餅、ねぎ、露生姜。非常に美味でした。

●酢物 北海道・厚岸の真牡蠣 ぽん酢ジュレ。牡蠣、恐れずいただきます。

●油物 山葵で食べる上州牛ヒレ肉のステーキ。肉があるとやはりうれしい♪


●御飯 徳尾さんが炊きたてをプレゼン。●釜炊き松茸御飯でした。●止椀 なめこ赤出し/●香物 昆布大根、赤かぶ、壬生菜漬。★いつもご飯前にお箸を替えてくださるのです。これはすごくありがたいと思います。

●たっぷりたっぷり、とても香りのいい松茸ご飯でした。

●水物 柿釜 栗のソース スペアミント。最後までおいしく決めてくださって、豊かな気持ちになりました。10人以上でも、一糸乱れぬという感じで、いつも通りにレヴェルの高いお料理でした。徳尾さんとスタッフの皆さまに感謝。そして楽しく盛り上げてくださった受講生のおひとりおひとりに感謝たくさんです。
<(_ _)><(_ _)>
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(2010-10-25)
2010年10月 25日, dans ●朝日カルチャーセンター京都 和食10後半 | lien permanent
2010年9月11日 (土)
■ 朝日カルチャーセンター講座@「老香港酒家京都」 |
■
朝日カルチャーセンターのわたしの講座=「京都美味探訪」、9月は初めての中華、「老香港酒家(オールドホンコン)京都」にお願いしました。みんなで円卓を囲むのはいいですね♪ 夏に逆戻りの暑い日だったお昼にいただいた、熱い熱い、けれどやみつき的においしかったスープとは?

●香港式精選前菜盛り合わせ。くらげの頭部分はつるつるコリコリ。蒸し鶏にスパイシーなソース。焼き豚、外側がバリっとして旨し♪

●ブッダジャンピングスープ。これは仏さまも香りに誘われて飛んできたというスープで、ものすごくいろいろの高級食材や漢方的な食材も使って48時間以上蒸して作るものです。わたしはこれをいただくの3回めなのですが、微妙に毎回味が違うように思います。天然の素材を使うのだから、多少違うのは当たり前かしらん。ふかひれ、干し貝柱、金華ハム、すっぽん・・・贅沢な素材からおだしが出て混ざり合い響き合い、強い旨み、圧倒的です。詳しくここにあります。
一度目いただいた時。(二度目はこの夏の鴨川大増水の日・・・スープと、鴨川増水の強烈なイメージが記憶の中でセットになってます。)

●松茸と牛肉の炒め物。これは10名分、取り分け前です。空芯菜、赤パプリカと。う~、牛肉厚めでたっぷりふんわり、これもおいしかったわ♪

●オマール海老のガーリックソース蒸し。オマールまで出てきて仰天で、だって、スープをメインに組み立てたコース、予算から言ったら「スープと炒飯」でも足出るくらいだったのに・・・サーヴィスでマネージャーの陳 暁冬さん、本当によくしてくださいました。みんなしばし無言になって、むしゃむしゃいただきました。

●鮮魚=あこうの甘酢あんかけ。これ10名分です。肉、海老ときて、まだひと皿出していただき感謝。酸味も鮮やか、甘みもほどよいあんがからんで、魚の身のしっとりしたおいしさを引き立てて、いや~、よろしうございました♪

●小籠包2種類。いやもうかなりお腹いっぱい・・・と言いながら、中にスープたっぷり、黒酢で風味をつけながらいただきました。

●飛び子と干し貝柱とレタス入り炒飯。飛び子に干し貝柱・・・プチプチして、香ばしくて、これはかなり幸せな炒飯でした。お腹いっぱいと言いつつ結構皆さんしっかり召し上がっていたと思います。いつも頼もしい。うれしい。ありがとう。

●マンゴープリン。とても香りよくて濃厚でなめらかで、比類なくおいしいと言えるマンゴープリンでした。まじうまだったのです。以上15000円で組んでいただいたコース、非常な充実でした。

●食後は陳さん登場で、中華料理で使われる、珍しい食材、高級食材を見せていただきました。お皿にのった、赤いリボンで結わえられた黒いかたまり・・・これは熊の手ですね。他にふかひれとか鹿の角とか高い人参とか
冬虫夏草とか。中国すごい。
●円卓が楽しかったし、集ってくださった皆さんが、おいしそうに、楽しそうに食べてくださる方々ばかりで、本当に心から感謝いたしました。さらに講座のキャンセル待ち10人以上と聞いてそれも仰天・・・すごくうれしく、感謝感謝感謝。また来月。<(_ _)>
「老香港酒家京都(オールドホンコン)」
電話 075-341-1800
京都市下京区烏丸通四条下ル西側
水銀屋町620 COCON 烏丸地下1階
昼夜営業 年中無休
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(2010-09-11)
2010年9月 11日, dans 京都 中華●朝日カルチャーセンター | lien permanent
2010年8月24日 (火)

■
朝日カルチャーセンターのわたしの講座=「京都美味探訪」(第2木曜の昼開催)の2期め2回めは
「祇園さヽ木」さんにお願いしました。お盆時期で、少しいつもと日付が違って、第2木曜ではなく、第3木曜にずらしての開催です。カウンターは通常通りお昼の営業をなさっていらして、奥のお部屋を貸し切りで使わせていただきました。以下15000円で組んでいただいた献立です。
●先附 大分の車海老、青森の紫うに、ひすい茄子、茗荷、海老だしの加減酢のジュレ、おくら。よく冷えて、酸味も心地よく、旨さもたっぷりで、夏のお昼にふさわしい先附をご用意いただきました。

●椀盛が、叩いたれんこんで包まれた甘鯛、梅肉、三度豆。うす葛仕立て。とろっとしたうす葛のおだしに生姜の香りが鮮烈でした。

●向附、これは3人分を盛ったもの。夜のように出してくださいました。

●葉皿の中が、白海老とやりいか/手前の白身はすずき(ポン酢で)/戻りかつお湯引き(生姜醤油で)/とろ寿司、さんま寿司。このお店らしいスタイルでお造りをいただけました。

●冷やし物で、白味噌の冷製のおつゆ。青ずいき、小芋、三つ葉。これはとりわけ好評、とろんとした白味噌がびりっと冷たくてそれでいて風味豊かで、心地よかったお皿です。

●焼肴が、太刀魚若狭焼、万願寺青唐のソース、焼松茸、絞りすだち。ちょっとフレンチみたいな万願寺とうがらしの使い方がユニークでした。


●鉢物で、小鍋で熱々状態のみすじ肉と冬瓜の含め煮、香り胡椒。かつお+昆布だしにすじ肉も入れてとったスープだそうで、和食のおだしというよりは、胡椒もピリッと効いて、強く後を引くような味。


●食事ものは2種類用意されて、まず麩麺。お麩で作られた麺です。つるつると心地いい食感でした。温泉玉子を割りくずしつついただきました。

●食事ものその2は鱧梅ご飯。鱧は白く、塩味で焼いたものです。これを梅肉、紫蘇の葉の刻んだのと合わせるわけです。甘辛いたれ焼でなくて軽やかで香りがよくて、好みもありますが、こちらの方が暑い盛りはありがたいと思いました。


●よそっていただいたのがこんな。おかわり召し上がった方が大半でした。●お漬物は大根やべったらを混ぜ合わせたもの。

●デセールは輝くお皿に、桃のコンポート、下にアイスクリーム。
12時~14時過ぎまで、お昼に夜のエスプリをいただけたスペシャルなコースでした。カウンターの方も満席で変わらぬ人気、さすがすごいです。大変お忙しいなか朝日カルチャーセンターのためのコースをしていただきましたこと、御礼申し上げます。<(_ _)> この日のために、いちばん遠い方で愛媛からおいでいただいた方もいらして感謝。また次回、よろしくお願い申し上げます。<(_ _)>
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「祇園さヽ木」 電話 075-551-5000
京都市東山区八坂通大和大路東入ル
昼12:00スタート、夜18:30スタート
日曜、第2月曜休み
1階 カウンター16席、テーブル11席、2階 座敷6名 要予約
昼5500円~、夜ひとりおよそ23000円くらい。(季節と食材によって変動あり。)
1997年9月開店、2006年10月現在地に移転。
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(2010-08-24)
2010年8月 24日, dans ●朝日カルチャーセンター京都 和食10後半 | lien permanent
2010年7月14日 (水)
■
朝日カルチャーセンターのわたしの講座=「京都美味探訪」(第2木曜の昼開催)の2期め初回(通算4回目)は「
京都ネーゼ」にお願いいたしました。先週8日木曜日、お昼に開けていただき開催。お昼貸切営業のために前日早じまい、当日夜は営業なしということで、本当にありがとうございました。<(_ _)> 旬の食材満載でコースを組み立ててくださいました。そしてこちらは飲み物も込みのコースです。以下のお料理に、スプマンテ、白&赤ワイン(格別美味)もつけていただいたのです。

●イタリアパルマ産生ハムと宮崎マンゴー。真っ赤なホシザキの輸入スライサーで(←冗談。詳しくはお店で聞いてね)切り立てのふわふわ生ハムに甘いマンゴー、いい組み合わせです。

●いろんな野菜のサラダ。野菜は35種類ほど。普段なら、こんなにたくさんの種類をいただけない…というか、こんな風な提供の仕方自体がないのです。細かいお手間に感謝しました。仕入れも、いつもの石割さんを始めあちこちから。
○スプーンのトマトソースは、湯剥きしてから半割りにして種を取って塩を当てて脱水してから裏ごししたというとてもフレッシュ感のあるトマトソース。
○左側のお揚げ状のものは、「ゆう豆」の湯葉を焼いたもの。
○トマトと水茄子だけはアンデスの岩塩を当て、その他は塩水スプレーで塩気をつけてあります。

●自慢のたこ焼き器登場ですね。エシレバターを一片ずつあしらうシェフの森博史さん。今回も才気ある料理をありがとう。

●たこ焼き、ではなくてリゾット焼きなのです。なのでメニュー名は 琵琶湖産小鮎の焼きリゾット たこ焼き仕立て。見事に名前付けました~。

●これがリゾットのたこ焼き器焼き。ひと口大で、バターの風味が豊か、外側がカリっとしていて香ばしい。そして、鮎そのものの香味がします。

●「もう、こんな姿にしちゃって。ふん。」 と言ってるみたいだったけど、この鮎おいしかったのです。ごめんね~。骨はパリパリせんべい状に。頭もバリバリいただけます。内臓と豆乳を合わせたソースと。

●気仙沼産フカヒレの海草ソース。まずは切り分け前のアンティエール状態でプレゼンされます。フカヒレは通常もアラカルトでお願いできる品ですが、合わせているものがいつもと違います。

●盛り付けられた状態。海草=ひじき、おご、もずく入りでトロトロです。いつもはトマトとあさりと野菜いろいろのソースですから、ガラリと印象が違います。海のもの尽くし版も大変に美味でした。

●丹後産雲丹(ミョウバンなし)のカペッリーニ。…というか、カペッリーニ添えのうにという風情。うにがしみじみおいし。冷製パスタは日本で始まったという話をしていただきます。高級リストランテ「マルケージ」などでキャヴィアをのせる冷製極細パスタで知られるようなったが、イタリアにおいて冷製は一般的でないと。日本のイタリアン、なんて創意工夫に満ちておいしいのでしょう。

●カステルマーニョをプレゼンしていただきうれしいです。優美な香りと口当たりの高級チーズです。

●カペレッティ 3種類のチーズ。餃子のような形、チーズ責めにあえる幸せな手打ちパスタです。中にタレッジョとゴルゴンゾーラ、上からはらはらふわふわ、さきほどのカルテルマーニョ。

●黒毛和牛のフィレ肉ロースト、オーストラリア産トリュフとフランス産アンズ茸=ジロール。肉が本当に軟らかでいい香りです。これは焼いた後、ルポゼ=十分に休ませることで出せる食感と教えていただきます。技術があってこそのおいしさですね。同じ等級の肉でも焼き方で味に大きな差が出てくるのです。

●山田農園の卵のスフレ(ミニ)。深夜に絶大な人気のドルチェであるスフレを、ミニ版で作ってくださいました。ふわふわスフレに卵黄をからめつついただきます。食後に適度な大きさです。そして、小さくてもいつもと変わらぬおいしさです。

●ウオッカ漬けの小夏をのせた、チョコラータのムースとジェラート。最後に濃い濃いチョコラータで〆で、いい感じです。

●エスプレッソ。他にハーブティなど選択可能でした。
●「夜だけのお店だから、なかなか来られなかった」「予約が全然取れなくて、一度来たかった」という方にとりわけ喜んでいただけたと思います。わたし自身も、日ごろ深夜ネーゼでいただけないものがいただけて、改めて勉強になったことも多々あり、この機会を感謝しました。朝日カルチャーセンターと受講生の方々、森さん、マダムの三友紀さん、木原っち、桝村くんに、心から御礼です。皆さままた来月~♪
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(2010-07-14)
2010年7月 14日, dans ●朝日カルチャーセンター京都 イタリアン10後半 | lien permanent
2010年6月15日 (火)
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朝日カルチャーセンターのわたしの美食訪問講座=「京都美味探訪」(第2木曜の昼開催)の3回目は「祇園にしむら」さんにお願いしました。上質でおいしいお店、食べ歩きが好きならぜひ訪れたい魅力的なお店にご案内するという趣旨ですから、「にしむら」さんははずせないでしょう~。ふだん、営業は夜のみのお店ですが、お昼の開店を快くお引き受けくださり、とても感謝いたしました。
■ ご用意くださった献立は以下の通りです。(全ていただいた通りに表記しています。)
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■ つき出 胡麻豆腐 胡麻クリーム、振り柚子
■ お椀 鱧おくら椀 糸柚子
■ お造 鯛、トロ、剣先イカ、大根、胡瓜、山葵
■ お箸休め 鯖すし ガリ
■ 八寸 ●順才生姜しょうゆ、●かんぴょう酢味噌、●蛸のジュレ合わせ、●丸十の甘煮、●防風、しろな、水菜、みょうがのおひたし、●うすいえんどうヒスイ煮
■ 焼物 太刀魚アスパラ巻き、白うり
■ 揚物 子鮎の素揚、みょうが、蓮根
■ 焚合せ 茄子、白ズイキ、万願寺とうがらし
■ 白御飯、赤出汁、香の物
■ 水物 季節の果物
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■ つき出 胡麻豆腐 胡麻クリーム、振り柚子。定番の始まりです。

■ お椀 鱧おくら椀 糸柚子。鱧はものすごく細かく包丁が入っていて、口の中でふわふわとほぐれていきます。それとおくらもすごいです。細かくたたいてまとめてあるのが、ふわりねっとりとして、わらび粉でも加えてあるか? というような食感です。年季が入って今この色ですが、このお椀はかつて銀色だったのです。(わたし覚えています!)

■ お造 鯛、トロ、剣先イカ、大根、胡瓜、山葵。お刺身がここまで感動深いお店はそんなにないと思います。剣先イカはねっとり甘みがあって、その味を出すための独自の切り方をご主人の西村元秀さんは披露してくださいました。

■ 器は初めて見せていただくものです。古伊万里の、珍しい脚付です。もうほんと、どれほど器を持っていらっしゃるのでしょう。毎回「すっかり忘れてた」とか「若いもんが棚から出してきた」とかおっしゃって、美術館で眺めてもいいような器が登場するのです。

■ お箸休め 鯖すし ガリ。定番、いつもの鯖寿司です。3皿ポンポンと勢いよく供された後、ここで「お箸休め」なんだそうな。わたしはお箸を休めることなく、ぱっぱといただきます~(笑)。真葛焼のお皿の鮮やかな色は「あさぎ色」だと教えていただきます。わたしは色辞典を見るのが大好きで、こういうのは本当にネット時代の恩恵だと思います。
これ や
これ などきれいで見飽きません。

■ 八寸で少しばかりペースダウン、ゆっくりいただきます。お猪口くらいの小さなグラスでお酒も出していただき、それと一緒にいただくと、やっぱり味が引き立ちます。●順才生姜しょうゆ、●かんぴょう酢味噌、●下津井の蛸の三杯酢のジュレ合わせ、●丸十の甘煮、●防風、しろな、水菜、みょうがのおひたし、●うすいえんどうヒスイ煮。

■ 焼物を待つ間にどうぞと、献立にはなかった蛸の子です。すっきり美しい天龍寺青磁の器ですっと差し出されて・・・ほんのひと口でも独特の風味と塩気がたまらず、お酒が進んでしまうではないの~(笑)!

■ 焼物 太刀魚アスパラ巻き、白うり。風味よく、かなりしっかりした味付けです。またお酒が進んでしまうではないの~(笑笑)!

■ 魯山人写しの銀彩のお皿、全体像も。

■ 織部の蓋付の器です。

■ ぐいと覗き込んで・・・揚物 子鮎の素揚、みょうが、蓮根。焼いてから揚げた鮎は独特の食感と香味を持っています。

■ 焚合せ 茄子の素揚げ、白ズイキ、炒めた万願寺とうがらし。お料理の最後はしみじみ美味で優しい焚きものです。山中塗りというお椀、これも初めて手にとったと思います。本当に薄くて軽くて、ほとんど存在しないかというほど軽やかなお椀です。

■ 白御飯、赤出汁、香の物・・・とありましたが、白御飯の上にはとろとろとろのたまごと柔らかなねぎがたっぷりのっていたのです。たまご丼ですね。最後までおいしいものを出してくださいました。ありがとうございます<(_ _)>

■ 水物 季節の果物・・・マンゴー、巨峰、マスカット。ワインのジュレ。以上で15000円のコースでした。
■美食が大好きだけれど、出られるのはお昼だけという方、ひとりではなかなか出かける機会がないというような方が喜んでくださって、すごくうれしいです。さらに講座で知り合って仲良くなったり、違う集まりに発展したり。(ありがたいです<(_ _)>)夜と変わらぬコースを出していただき、お皿を見せていただいたり調理法を教えてくださったり、西村さんの解説付で何とも贅沢なひと時でした。西村さん、スタッフの皆さま、そして受講生の方々に御礼申し上げます。また来月~♪
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(2010-06-15)
2010年6月 15日, dans 京都 和食10前半●朝日カルチャーセンター京都 祇園にしむら | lien permanent
2010年5月18日 (火)
■ 朝日カルチャーセンター講座@「ヴィ・ザ・ヴィ」 |

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朝日カルチャーセンターのわたしの美食訪問講座=「京都美味探訪」(第2木曜の昼開催)の2回目は、京都でフレンチといえばこここそトップクラス、わたしが100%の安心でもって訪れることのできる「
ヴィ・ザ・ヴィ」@
京都ブライトンホテルにお願いしました。たっきー=シェフの滝本将博さん率いる、わずか10席(貸切ならもう少し可能)の、ホテルとは思えぬプライヴェート感あふれるレストランです。「ホテルのフレンチとはつまらなそうだし、どうかなと思っていた」とおっしゃった受講生の方がいらっしゃいましたが、かつてのわたしが(こんな仕事をしていてすら)そうでしたから、よくわかります~。まあいろいろ言わず、アミューズからいきましょう。


●まずは定番、卵のショーフロア、4種類のエピス風味です。卵ひとつでエグゾティックなスパイスの風味と共に酸味、甘味、辛味を味わえるスペシャリテ。ヴィネガーにメイプルシロップにフルールドセル、とろとろのクレームに濃い卵黄とシブレットの彩り・・・味、色みともにコントラストが鮮やかな一品です。わたしはこれ10個食べたい。

●白アスパラガス、帆立貝柱、アルガンオイル。アスパラガスは下茹でせず、生の状態から焼いたということで、シャキシャキ感を残しています。帆立と共に、香ばしいことです。独自の香りのアルガンオイルの泡ソースに、卵黄を使ったふわりとしたソース。

●三重県・尾鷲沖・赤座海老 ヴェルヴェーヌが香るブイヨングラッセ 青豆の軽いヴィシソワーズ風。ガラス皿に冷製のグリーンピースのスープ、目にも涼しげです。きりりと冷えて、豆の香味、そして冴え渡るようなヴェルヴェーヌの香りにうっとりします。

●真俯瞰だとこんな。キャヴィアが粋な塩気を添えていました。香りを添えたのはフレッシュのきれいなヴェルヴェーヌの葉で、なかなか見られません。特に農家の方に作ってもらっているものだとか。海老の上にちょんちょんとのっているのはセルフイユです。

●五島列島沖 一本釣り 天然真鯛胡麻風味 もやし、柑橘、ターメリック。しっとり低温で調理された鯛はびっしり胡麻で覆われ香り付けされています。ターメリック=カレー風味の泡ソースが添えられて、強い香味が、けれどふわりと鯛の身にまとわりついて食感も香味も絶妙です。酸味鮮やかな柑橘のコンフィチュール。クルジェットと和えたもやしは食感しっかりでアクセントとなります。

●メインの肉料理がプレゼンされました。パンタード=ほろほろ鳥です。オーヴンに入れず、返して返して、常にお世話をしつつ、「肉にも気づかれないように火を入れてゆく」スペシャリテ、低温100分グリヤードです。大きな肉だから実際には150分ほどのグリヤードだそうです。これがいったん下げられ、切り分け&盛り付けされます。

●しばらくの後、お皿として仕上げられ、供されます。ラカン村産 パンタード 低温100分グリヤード ヴァニラが香るトマトコンフィ、ロケット菜、パセリのジュ。手前がむね肉、向こうがもも肉。紐でくくられたポテトの向こうに少しだけ見えているのが、ソリレスです。ソリレス・・・フランス語で、「sot l' y laisse、=アホはそれを残す」 という意味です。見逃しそうな部分にある、小さな旨い肉♪ パンタードは実にしっとり、繊細な肉質を感じさせつつ、あふれ出るような旨みを感じさせてくれたと思います。適度な塩気で香ばしく、噛めばじゅわじゅわ、じゅわじゅわと旨みが広がりました。この食感でもって、肉を食べる楽しみを満喫させてくれるところは、なかなかないと思うのです。

●熟成フロマージュ。いつもはシャリオでずらりとプレゼンされるフロマージュですが、今回は各タイプから厳選でこのようなセレクションです。ブルーから時計回りで、ブルー・ドーヴェルニュ、コンテ、クロタン・ドゥ・シャヴィニョル(シェーヴル)、ブリ・ド・モー(白かび)、ギャレ・ドゥ・ラ・ロワール(ウオッシュ)。

●今回は白&赤ワイン付で、後半、肉とフロマージュは軽やかめの赤、これでいただきました。

●バリアーニ オリーヴオイルのクレーム・グラッセ。オリーヴオイルの香りを生かしたグラス=アイスクリームですね。フロマージュブランも使われているとのことで、口当たりなめらか、格別の香りです。お皿にパラパラと散っているのは黒オリーヴの粉末です。

●デセールはミルフイユ。(発音と表記、ミル
フィーユではありませんよ~!)作りたてをプレゼンされました。フイユタージュバリバリなのが見てわかります。

●切り分けられたもの。苺 コンフィ ミルフイユ クレームヴァニラ。加熱で甘くまろやかになったいちごとヴァニラ風味のクレームがたっぷり使われて何層にも重ねられ、ナイフ入れるとくずれてきて、どう食べるか思案しながら、でもできるだけ早くいただきます。秒速で味が変わっていくと思うから。何でも出されたら即、いただくのがおいしい食べ方だと思います。ちなみにわたしは食べるのが非常に早いです。写真を撮るので食べ始めは少し遅れるのだけど、それでも食べ終わるのは誰よりも早かったりします。(-_-;)

●最後はアンフュージオン=フレッシュハーブティと小菓子。それに、このごろ最後にまた卵なのです。

●卵の中はショコラのムース。これで〆で、夢のような食事は終わります。

●よくやってくださいましたシェフのたっきー=滝本将博さん。もともと席数も多かったところを今のスタイルにして、ホテルとは思えぬ店作りに成功された人です。素材を慈しむように使って調理によるストレスを与えず、素材が本来持っている以上のおいしさを引き出されると思います。この日は11名で、以上のコースで15000円(税サ込み、白赤ワイン、ミネラルウォーター付)。朝日カルチャーセンター講座のためにスペシャルなデジュネを構成してくださいました。そして受講生の皆さまにも御礼申し上げます。神戸、大阪、箕面、奈良、名古屋などからおいでくださる方々もいらして心から感謝。もう絶対にスペシャルおいしいお料理で次回も楽しんでいただこうと思っています。よろしくお願い申し上げます。<(_ _)>
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(2010-05-18掲載)
2010年5月 18日, dans 京都 ホテル京都 フレンチ 2010~●朝日カルチャーセンター | lien permanent
2010年4月13日 (火)

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朝日カルチャーセンターでも4月からわたしの食べ歩き講座=「京都美味探訪」を開催していただけることになり、とても喜んでいます。(月1回・第2木曜です。)わたしのサイトの読者でいてくださって今回企画してくださった担当者の方、開講を許してくださった朝日カルチャーセンターさま、ありがとうございます。<(_ _)> NHKの方でも昨秋来やらせていただいているので、どのように差異をつけるか考えて・・・こちらはぐっと少人数、小ぢんまりした割烹のカウンターにも入れる人数ということで(それでも伺えないところもありますが)、10名、普通ひとりでは行かない夜のコースということにいたしました。第一回目は季節感美しく、料亭のエスプリを割烹のスタイルで気軽に楽しめるお店ということで、
「山玄茶」さんでスタートしました。以下15000円で、夜のコースです。


●まず桜湯でいらっしゃいませともてなされ、●先付が、雲丹豆腐(隠岐のうに)、一寸豆、水前寺のり、ふり柚子。煮凝りがとろっとかけられていて、桜の花びらがあしらわれています。

●煮物椀が、あぶらめ葛たたき、ぜんまい湯葉巻き、山城の筍の焼き目、にんじん、かたくりの葉、木の芽、花うど。お椀でも土瓶蒸しでも、具材はたっぷりにと、ご主人の増田さんはいつもおっしゃいます。

●お造りが、明石の鯛の昆布〆、もんごいか、しまあじ、とり貝、下津井の蛸の湯引き、金沢のばい貝、ばい貝の肝、まぐろ中とろ、防風、わさびの葉、桜草の花。醤油、塩、梅肉添え。こちらもこんなに多種類を盛り込んでくださいました。

●「梅肉にわさびを溶いてこうやって食べるとおいしいですよ」という風に、親切な指導付きです。ジャストな食べ方ってやっぱりあるのだと、食べてみたらわかります。わたし自身は結構何にでも塩だけでいただくことが多いです。できるだけ本来の香りを~と思うのです。

●おしのぎに、近江牛肉治部煮のにぎり寿司、芽ねぎ。寿司ご飯に焼き目。これもこちらのスペシャリテでしたよね。わたしは自然光で撮りたいの一心でお昼にばかり訪ねていますので、このお皿はちょっと久しぶりでした。ひと口でとろりんとした牛肉と寿司めしをいただくのですよ~。うるうる。

●焼物が、鱒の塩焼き花山椒と。きゃらぶき=山ぶき旨煮。うーんおいしいおいしい。飲み物別途・・・のはずだったのに、サーヴィスでふるまってくださった「鈴正宗」を少しいただきます。ウマウマ。

●八寸は春のお花見気分を盛り上げるように供されました。桜の花びらが散っているでしょ? カウンターの上が春そのものです。

●増田さんが「花さか爺さん」といって桜の花びらをまかれたのです。なんて楽しい演出。どこで桜を取って来たかは秘密だって(笑)

●八寸です。①串団子:スナップえんどう、海老、とこぶし、赤こんにゃく。②ぼんぼり形のうつわから時計回りに、きゅうりと大徳寺麩の胡麻和。松の実。③鯛の白子の酒蒸し、ちり酢和え④サーモンクリームチーズ巻き、ほたるいか、シュガートマト。下に黄身酢。ゆっくりたっぷり楽しみました。

●強肴に、貝を器に使って、小鍋仕立ての品です。

●くつくつと沸いてきて、いい香りが立ちのぼります。根室のほたて貝、伊勢海老、筍、わかめ。「スープがめちゃくちゃおいしいから」と増田さんは笑いながらおっしゃった。ほんとでした。何事かと思うくらい旨みが深かったです。

●添えられたのは「山玄茶」のために作られる吉田さんのブリオッシュ。最後貝のスープの中に浸していただきます。バターの風味が豊かに溶け出して、有無を言わさぬおいしさとなりました。

●酢の物ですっきりします。少しクールダウン。とろとろのわかめにはまぐりの生姜酢。

●最後に胡麻豆腐。焼き目をつけたふかひれ、炊いたふき。とろりとあんかけ仕立てです。

●ご飯が炊けて、ほわほわと湯気が立つ土鍋がカウンターの全員にプレゼンされました。

●ここからまたひと盛り上がりの白ご飯。シンプルに塩、その後お漬物やおじゃこ、最後お茶漬けという具体に、だいたい3膳くらいいただいたと思います。

●八丁味噌のうすたれのお味噌汁はしじみ入りです。

●小夏のジュレ。いちご(あまおう)、上からワインのジュレ。

●桜餅をいただき、ごちそうさまでございました。<(_ _)> いやもう昼からフルにお料理いただいて桃源郷というくらい堪能いたしました。おいしいって声が何度も聞こえてきたから、皆さんもお気に召していただけた・・・と思っています。受講生の皆さまは感じのいい方ばかりでした。以前にわたしのイヴェントにおいでくださった方、名古屋からの方・・・うれしいことの連続でした。皆さまにも、「山玄茶」さまにも、感謝いたします。<(_ _)>
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(2010-04-13掲載)
2010年4月 13日, dans 京都 和食10前半●朝日カルチャーセンター | lien permanent