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2009年9月 8日 (火)

● 「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」 これも予告/入稿と校正態勢です


Chocolat11 ショコラです! 「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」@東京・表参道の移転後のブティックです。7日、プレス向けのブティックと新商品のお披露目があり、このために6日の講演会の後、本当は飛んで帰って仕事しなければならなかったけれど、1泊して東京にとどまったわけです。詳細は改めて。わたしはもう本当に、絶体絶命の入稿+校正ぢごくの中にいるのです。火がつくとはこのことだー(*_*) 写真はコフレ・ガナッシュ(12粒入り95g 4500円)。2009年9月15日発売、表参道店では11日の20:00より先行発売されます。
Chocolat21●店内はこんなです。246通り沿いで、ロンシャンやクリストフルと同じ並びで、フランス通りとなってきましたね。すてきなことです。
●とにかくすべては改めて。昨日予告しましたリプトンの後、こちらをアップいたします。
メールをくださった方々、まだほんの一部しかお返事できていませんが、とりあえずこの場で御礼です。「京遊学に参加しました」とたくさん優しいメールいただいて、心から感謝いたします。
●サイトをするってすごいことです。東京で日々わたしを見守っていてくださる方がこんなにいらっしゃるのかと感激したのです。皆さんサイトやりましょう~! って、やみくもにおすすめしても、やはりものすごく時間もかかることだし、書くこと自体が苦痛だったりする人に無理強いしてはならないと(経験から)思うのですが、でも絶対やった方がいいです。それも、本名(お店の方なら店名)を出してやることです。
●いろいろなものを、ネット上に上げておかないと、今後、単なる「死蔵」になるなあと、このごろ思っているのです。紙資料、紙媒体を溜め込むことをずっと重ねてきた人生だけど、検索のしようがないわけで。もちろん手持ちでごく身近にあってよく閲覧するものはいいとしても、でもつい2,3年前に自分で書いた雑誌の記事を、完全に忘れてしまっていたりもするわけです。記憶だけを頼りにしていると。ネット上にさえ上げておけば、劇的な楽ちんさでもって検索、閲覧ができて、さらにみんなで共有できるわけで、せめて全部PDF化するとか・・・考えるのだけど、しかしそんなことをしているヒマがあるだろうか? (いいやありはしまい!!) どうしたらいいのか~!?
●なんて言っている場合ではなく、目の前の入稿と校正(それぞれ別雑誌!)をいたします。詰まり過ぎて非常事態的にあふれ返って、みんなに「すみません<(_ _)>」とお詫びしまくる人生です。その後のイヴェント準備もせねば~です。それから、フランス語を、再びものすごく思い出さねばならん必要ができたわ。(もうすぐ告知します。)すべては改めて。すべてはとりあえず。
<(_ _)>
(2009-09-08)

2009年9月 8日, dans ★述べたいこと東京 ショコラ |

2009年8月 1日 (土)

■ 引き続き、撮影撮影撮影


2 全国100万人の読者の皆さま、知人友人の皆さま、メールをいただきつつさっぱりお返事できずすみません<(_ _)> 出かけっぱなしの毎日な上、命からがらの撮影に、デスクワークは当然たまりまくり、けれど人生ではいろいろなことも起こるし~、で、対処にワラワラしていてサイトの世話も遅れがち。(-_-;) けれどけれど、「京都 美味案内」の背表紙に、毎日更新!なんて刷り込まれてしまった以上、じぇったい毎日更新するからねわたしは。●メンドーなことも起こるのです。似たような例がいくつかまとめて起こったので述べちゃうと、グルメ投稿専門サイトのようなところに、わたしが匿名で投稿するなんて、ましてや悪口書き連ねるなんてことはあり得ないですからね~、どうか覚えておいてください<(_ _)> わたしは、必ず名前を出した上でものを言います。そして、ほとんど書き込んだりすることもないけれど、気楽なコメント欄においてすらそうです。ある雑誌から、連載記事を匿名で書かないか? とお誘いいただきましたが、これもあり得ないことです。なぜ名前を隠さねばならんの? いずれにしてもわたしの言う内容や文章のトーンで、すぐにわかってしまうことです。わたし非常にシンプルなんで、思ったことそのまましか言えません、書けません。別人になることはできませーん。またある別の雑誌からは、京都に関する辛口の記事を書いてみないかと依頼をいただきましたが、それもあり得ないことです。京都を好きで好きで移住までしちゃったのだから。以上、珍しくちょっと悲しかった例です。(怒ったりは全然していません。)●で、写真のお寿司の折詰めおいしそうでしょ? こういうものの撮影を毎日しているわけです。かなり幸せ~☆☆☆ 本が出たらお知らせいたします。そこで詳細をご覧くださいませ。<(_ _)>
1 木屋町の「河久」さんの折詰め、これは本当に充実しています。いままで何度か掲載していますが、改めてアップいたします。なんでかと言うと、はずかし~のだけど、以前、わたし向きを間違えて撮っていたから。(どうかさかのぼって前の記事を探さないでね~!)取肴が手前でご飯が後ろ。これが正しい方向です。この撮影はもうほんとうれしくて、撮影後包んでいただいて、大事に抱えて帰ったのです。何度かいただいているし、喜んでくれそうな人にあげようかなあ? と思ったけれど、メールしてもすぐに返事なかったし、結局わたし食べちゃったわ♪ 原稿書くのに必要ですし~。
34●ひょいひょいと魚を切って、●醤油もかけて、
56●アレンジしちゃいましょ~●味見しちゃお。「うっま~!」 うはは♪ 「祇園にしむら」さんで、撮影中です。店内の照明がこんななのは、カウンターの隅でカメラマンせんせが料理撮影用のライトをセットされているからです。撮影用料理はあっという間にできて、撮影の間、西村さんは見てる間にわたしたちが試食するものを準備してくださったのでした。最高クラスの魚が使われて、西村さん自分で食べながら「これ旨いわ」と。精緻なお料理(一昨日に記事あり)を作られる西村さんですが、実は軽いノリ、相当おもしろい人です。ごちそうさま、ありがとう。<(_ _)> 
■ この後ゲリラ雨に降られたし、カメラマン・ハリーせんせのイケズに命からがらだったりもしました。ちなみに、遠方へ撮影に行く際、車で拾ってくださる時でも、ひき殺す勢いで突進していらっしゃるので飛びのかねばなりません。「今わたしをひき殺そうとしたよね?」と訊ねると、「もう少しのところやったのに、惜しかった」だと<`ヘ´> 読者の皆さま、かように、命がけで雑誌記事は作られているのです。けれど、まずは前半の撮影が無事に終了、わたしも命に別条はありませんでした。ありがとう~! ご協力いただいたお店の皆さまに感謝いたします。撮影は週明けまだ続きますが、来週はハリーせんせの一番弟子、優しいシゲさんとですから、大変に心穏やかです♪
(2009-08-01)

2009年8月 1日, dans ★述べたいこと京都 和食09後半 |

2009年7月15日 (水)

■ 今日はミニショコラ@「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」


1_2 全国100万人の読者の皆さま、京都はあづい日々です。気温的にも暑いしお祭りも熱い。わたしも仕事でメラメラ。今日はとても組写真は無理だー。すぐに使える写真ないかなーと探して・・・先日フランスを代表するショコラブランド=「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」で見つけて喜んで買ってきたショコラです。トバゴという、カフェのカップの受け皿に載せて出すようなミニショコラ。その缶入りヴァージョンです。↓だいたい原寸大です。
2●中はこんなです。ダークとミルク2色、12枚入りで2100円。この商品じたいはもう随分前からあるものですが、缶入りというのが実は3か月ほど前に売り出されたもので、手乗りサイズ。カードがちょうど入ったりして、缶欲しさにわたし買ったかも~。
●家でがんばって物撮りしたものです。けれどやっぱり、ちゃんとしたライト買おうかなあ。ライトなしに撮れないし~。わたしの「お料理なんちゃって撮り」も、もう限界かなと実は思っているのです。「写真きれいですね~」なんて言ってもらうと、わたしはもうメロメロのうはうは、ない胸にもじわ~んと響くうれしさに包まれるのだけど、きれいとまあ言えるのは自然光でタイミングよく撮れた時、あるいはたまに偽ライティングして、まぐれでうまくいった時だということはちゃんと自覚していて・・・何とかせねば。
●何とかせねば、と先日来メラメラしていることのもうひとつに、京都の(京都だけじゃないけれど)フランス語人口の再増加を! ということがあります。関西日仏学館の方々と話すと、フランス語の受講生が以前から較べて大幅に減っていると。確かにそれは肌で感じることです。以前、まだわたしが学生だった頃はフランス語を習うって、ちょっとかっちょいいとか粋だとか、そんなイメージがあったと思う。女性誌はこぞってパリ特集をしていたし。(わたしの前の世代はもっと難しくて、サルトルとか言ってたと思う。)わたしも東京の日仏学院やアテネフランセにもさんざん通って勉強したけれど、趣味的にフランス語を習う人もかなりいて、人気の講座なんて席を奪い合ったものです。勤め帰りの人のために、18:30からの講座なんかもたくさんあったのです。大学の第二外国語と言えばすなわちフランス語だったし。ところが~、今は圧倒的にアジアの言葉だったりしますよね。それはそれだと思うのだけど、フランスを第二の祖国と勝手に思っているわたしはやっぱり何とかせねばと~と思う。フランス語、すぐに言語が無理なら、せめてフランス料理でも、もっと愛されるようにならなければ~と、(すぐに食がらみにして考えちゃうけれど)思うわけです。だってフランス料理をすごく好きになったら言語にも興味持たないかしらー?
●で、話がしばし飛ぶけれど、京都においてはフレンチより圧倒的にイタリアンが多いわけです。(和食店ほどイタリアンがあると聞いたことがあるけれど、正確な数字はわからず。)フレンチがんばってくれー。夜遅OK/カウンターあり/アラカルト/量の増減可能/もちろん料理おいしい/禁煙/そしてシェフやスタッフの方が楽しい! 以上さえ揃えば、はやると思うんですけれど~。少なくともわたし通います。(けれどそれが難しい? 東京にはあると思う・・・)何軒かのお店で、「改装して、カウンター作ってくださいませ」とお願いしたこともあります。
●で話を戻すと、何かわたしもせねばならんと思っていて、たとえばゆきぴ=フランス料理とお菓子の研究家の大森由紀子は最近サイト上で自分の読みたい本(フランス語)を、自主的に翻訳連載始めて、これは偉いなあと思っています。サイトってこんなこともできるわけです。人目にさらされている分、やりますと宣言してしまった以上、やらんわけにいかんから~。
●いやいや、ほとんど無駄話の回でした。次回は料理写真を整理して出します。今、アポ入れ50軒に、別件お願いのお電話100軒近く、別の雑誌の京都号も・・・というわけで、幸せ~だけど、どんなにやっても時間が足りない(*_*)(*_*) これから8月半ばにかけて、多くのお店を撮影で訪れます<(_ _)> いけずな 優しいカメラマンせんせにお世話になって、雑誌の仕事の夏です~
(2009-07-15)

2009年7月 15日, dans ★述べたいこと東京 ショコラ |

2009年5月22日 (金)

■ 週末はキャンセルせずに、京都へいらしてください!


■ 全国100万人の読者の皆さま、ひとつ前の記事に対してどどどと「そうだそうだ!」メールが押し寄せたので、再び述べます。インフルエンザのウイルスは空気中にうようよと浮遊しているわけではありません。京都駅を降りるなりうつるというものでもありません。京都に来ることを予定していらっしゃる方々は、どうかキャンセルすることなく京都にいらしてください。京都の料理屋さん、お店、ホテル、旅館の皆さんが悲鳴を上げています。死活問題になっているところもあります。
●ある親しくさせていただいている料理屋さん(カウンターとお部屋ひとつのお店)は、明日の土曜日満席だったのに、カウンター8席のうち7席が、今日の夕方キャンセルになったとたいそう嘆いていらっしゃいました。現に高熱で動けないというのであれば仕方ありませんが、単に「なんとなくやめておこう」というようなことでお店やホテルをキャンセルしないように、心からお願いしたいと思います。「では万が一京都に行ってインフルエンザにかかったらどうしてくれる?」と言われたら、わたしが責任を取れるわけでもないのですが、でもでも、食材を仕入れて仕込みをして準備をしてお客さまを待っている料理屋さんの席の大半が、いきなり前日にキャンセルされてしまう事態って、やっぱりひどいよう、非常事態だよう~と思うのです。お料理どうなっちゃうの? といたたまれない気持ちになってしまうわけです。
●あるホテルも、キャンセルによる損失額○千万円とのこと。半端ではありません。
●けれど考え方を変えれば、キャンセル続々のこの週末、いつも予約が取れない人気のお店に、するっと入れたりもすると思います。京都の食を愛する皆さま、ものすごく狙いめの土日です。そうだ今こそ京都行こう! です。みんな普通に息をして暮らして、普通に日常は回っています。料理屋さんにはおいしいお料理があって、幸せにいただけば、病気も遠ざかるというものです。わたしはそんなに飲まないけれど、飲み好きの友人たちはすてきなバーで夜な夜な「アルコール消毒」もして楽しんでいます(笑)。どうか皆さま、「京都 美味案内」を持って<(_ _)> 、この週末も京都へいらしてください!
(2009-05-22) 

2009年5月 22日, dans ★述べたいこと |

■ 「月ヶ瀬」のパフェ/今こそ京都にいらしてください!


1a_3 いつもあんみつをいただく「月ヶ瀬」で、先日「ちょっと違うものを」と抹茶パフェ750円をいただいてみました。抹茶とヴァニラのアイスクリームの下に、抹茶のジュレと寒天。すっきりしたデセールです。丹波大納言小豆の大粒でやわらかに炊けていてすてき。
けれど~、やっぱりわたしはいつものあの夢のようになめらかなクレームダズキ(creme d'azuki )=こしあんがなくっちゃあダメだわ。というわけで、近々に名作・あんみつを改めていただきに行こうと誓ったのでした。
●次は新しいサロン・ド・テをご紹介します。リニューアルなった、御所西のお店です。
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●インフルエンザ騒ぎについて。あのう、非常識な意見かもしれないのですが、わたしはメディアが騒ぎ過ぎと思うのですが(-_-;) 確かについに京都にもひとり発症者が出ました。かかった方に対しては早い全快をお祈りするし、みんなかからん方がいいし、わたしももちろんかかりたくはないけれど、でも誰もどこにも出かけなくなるとかキャンセルだらけで祇園がゴーストタウンみたいになっているとか、おかしいと思う。冬に、「風邪をひく可能性あるから」とか「インフルエンザにかかるかもしれないから」という理由で出かけるのやめますか? わたしは自由業の気楽さかもしれないけれど、編集者とか新聞記者とか、そんな人たちと会っても「騒ぎ過ぎだよねー、かかる時はかかるし、かかっても死なないよねー」って言い合って、マスク屋さんの株を10日程前に買って大儲けした人の話をきいて感動したり笑ったり。もしかかっても、わたしたちならネタにして詳細をリポートするよね、なんて言い合っているのですけれど。(かつてぶっ倒れて点滴を受けてる最中でも点滴袋の写真を、骨折して泣きそうに痛くてもレントゲン写真の写真を抜かりなく撮ったわたしです♪ )●昨日午後2時、祇園の西花見小路(四条より下ル)で、見渡す限り人っ子ひとり見えなくてしんかーーーんとしていた時間が結構長く続いて、はっきり言って不気味な感じがしました。びっしりあふれる料理屋さんの中ではいいお料理が用意されているのに、京都旅行そのもののキャンセル続々なんておかしい!! たいていの人は普通に暮らしているのに。料理屋さんもホテルも嘆いています。全国100万人の読者の皆さま、どうぞ変わりなく京都にいらしてください。今ならきっと、いつにも増して、丁寧なもてなしが受けられること間違いありません。わたしも変わらずカメラを持って出歩いていますので、お目にかかったらどこででも本にサインいたします! ●きのう「OKU」でお目にかかった方ありがとうございました。おととい髙島屋のセミナーでお会いした方々もありがとうございました。<(_ _)>
(2009-05-22)

2009年5月 22日, dans 京都 スイーツ★述べたいこと |