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2009年1月 6日 (火)

■ 「宮川町 さか」で冬素材堪能のアラカルト


1 5日、年始営業1日目の「宮川町 さか」さんです。昨年5月のオープン当初伺ったきりだったので再訪です。HPの見出しにも「フレンチ・イタリアンを基調とした洋割烹」とある通り、カウンター割烹のような構えだけど洋風で瀟洒。フレンチのようなイタリアンのような、けれど和素材満載で、京都ならではの自由闊達なお店です。祇園の「Bistro さか」よりも、こちらの方がゆったりして高級感があります。「京都ネーゼ」森博史さんにお付き合いいただいてアラカルトでいただいたあれこれです。空きスペースたっぷりの胃袋で来てくださって助かりました。冒頭の写真は、●カリッと焼いた雲子、アンチョビ風味の九条ねぎ添え 2800円。どのお皿も塩気明確にバチっと決まっていました。「ワイン飲めよ」な感じ。ついこの前の大晦日の晩、ビュルゴー家の鴨そばやらドSトマトパスタでのけぞらせた森さんだから、何食べても動じないんじゃないかなーと恐れていたんだけど、坂さんの迫力あるお料理を一緒においしがって食べてくださってほんとうれしかった♪
23●順番前後しますが、アミューズがこんな風に3点盛りで。お正月振る舞いシャンパーニュをいただきつつ。ここからが注文したもので、●エスカルゴ、かりかりベーコン焼き 2000円。
4●松葉蟹のサラダ、ポロねぎと湯葉のスープがけ 3200円。湯葉スープが風味豊かで、とてもオリジナル。
5●原木椎茸と自家製イベリコ豚ソーセージのモッツァレラチーズ焼き 2400円。チーズに包まれているのがイベリコ豚ソーセージ。ぶ厚い椎茸も味が濃い濃い。強い味どうしを合わせて、有無を言わさぬ美味って感じ。
6●甘鯛のうろこパリパリ焼き 菊菜のソース。今日のおすすめは甘鯛、ということで、カルパッチョでも焼いても? だったところを、うろこパリパリ=「うろパリやりましょう!」ということで焼いてくださってこれ。「うろパリ焼きぐじ」、これだけで十分おいしいところを、菊菜のソースが鮮烈なおいしさを添えていました。レモンの酸味や生姜の香りだそうな。
7●「自家製のからすみが、かなりいい出来なのよ♪」とのことで、自家製からすみのペペロンチーノ・スパゲッティーニ 2600円。ご飯ものという感じで最後にパスタです。ほんとしっとりやわらか、いい香りでいや~ん! な美味。これだけでまたワイン飲めちゃう。
8910●デセールその1。さつま芋とホワイトチョコレートのケーキ、温かいカラメルソース、紅玉りんごのソルベ 1200円。ホワイトチョコレートなんて、ショコラとしては亜流だもんね、なんてエラソーにわたし言ってたんだけど、これがかなりな美味でした。カラメルソースでまた甘味増幅で。●デセールその2。シンプルにカタラーナ。カスタードアイスクリームです。豊かな風味ながら、しゃりっとしていい感じ。●カフェで締め。
1112●食後に甘いワインをいただきつつ坂さんも交えておしゃべり。量感のある、ナイスバディ(って本人がおっしゃる・笑)でいいもの作ってくださいました。「Bistro さか」より広々したスペースで、ほんとのびのび仕事していらっしゃる様子です。東京から来た人で、「割烹料理はひと通り食べた」みたいな人を連れて行ってあげたら間違いなく大喜びされるお店です。
「宮川町 さか」
http://www.miyagawacho-saka.com/
電話075-531-1230
京都市東山区宮川筋四条下ル宮川筋4丁目319-1-5
(松原通から宮川町筋を一筋上がり、東入ル南側。)
18:00~25:00
日曜休み
カウンター10席、テーブル座敷8席、掘りごたつ部屋1室(8席)
全席禁煙◎
予約が望ましい
予算ひとり1万円くらい~。
(2008年5月開店)*****************************************************************************そしてその後伺った「ロスコ」とは・・・?
↓ この下にあります!

2009年1月 6日, dans 京都 オリジナル料理 |

2008年12月12日 (金)

■ 「よねむら」でご無沙汰お詫びデジュネ


1a よねちゃん、お久しぶりです! 1週間ほど前のあるお昼、下河原通の「よねむら」本店で久しぶりのデジュネです。米村泰昌さんのユニークさやオリジナリテ、わたしは大好きなのです。なのにえらいご無沙汰ほんとごめん。あちこちでごめんを言いまくってる人生なのだけど、この日は本当に反省したのでした。それくらい料理が楽しくておいしかったのよ! 以下6000円のお昼のコースです。
2a●ワンスプーンでいただくアミューズ:きのこのバターソテ、甘鯛のムニエル。ソースがキウイ酢味噌ソース、ういきょうソース。ひと口で「よねむら」世界へ。甘味酸味しっとりパリパリと、豊かな味と食感が一瞬で広がってすてき。
3a●カフェ用のカップに、京野菜ポトフ。堀川ごぼう、聖護院大根、京にんじん。かつおだしで炊いた野菜に、コンソメ地を張ったもの。しみじみ野菜のおいしさを味わえます。
4a●牡蠣フライ。手前が的矢、後ろが広島。タルタルソースとカクテルソース、九条ねぎ新芽のみ。牡蠣の味の違いを楽しみます。(全然違うからね。)でもどちらもうまーい!
5a●ひらめのカルパッチョと洋なしを、ハモンイベリコで包んだもの。えんがわとヘーゼルナッツ。ヴィネグレットソース。イタリアンパセリ、ケイパー、エシャロット、エストラゴンなどの香り。塩気・脂っ気程よく、多彩に香りが響き合ってうっとり。
7a●「半兵衛麩」の粟麩をピッツァのように焼いたもの。ゴルゴンゾーラを塗って焼いてあり、丹波栗の渋皮煮、百合根と。むっちりしていて、チーズの香りが後を引き、これやみくもに旨い!!
8a9a●甘海老とボッタルガの冷製パスタ。海苔とわさびのソースが添えられます。
10a●混ぜたらこんな。海の香りいっぱい、少し和風味で、するするといただけます。粋だわ♪
11a●鴨の炭火焼き。
12a●ごま酢ソースなのです。めちゃくちゃ合ってます。肉質も柔らかしっとり、鴨のおいしさあふれんばかりです。
13a●ご飯ものは選択できて、でももちろんカレーをいただきます。わたしこのカレーかなり好き♪
14a●持ち上げしちゃうわ、いつものように♪ このカレーについては銀座の「よねむら」でいただいた時の記事があります。
15a16a●アヴァンデセールにカンパリソーダのソルベ。オレンジ風味。●選べるデセールより、フルーツのパフェ。
17a18a●「ムレスナティーハウス」のアールグレイベースのお茶で締め。●お茶菓子はこんな。
★米村さんて、なんかハデっちくて(わたしにおいて「ハデ」はすごい褒め言葉なんだけど)、京都・東京とテキトーにやってるみたいなイメージを持ってる人もいるみたいなんだけど、わたしはこの人はすごくまじめにものを考える人だと思っています。で、そうだということを再確認しました。この日いただいたコースが何よりすごくおいしかったですから。ユニークな料理やってかっこよくても、おいしくなければそれはすなわち破綻なわけだけど、この人は破綻なく独自の世界を築き上げ、「よねむら」という輝かしいブランドを打ち立てたと思います。どのお皿も絶妙な食材の組み合わせで見ても楽しかったし、コース全体の構成もよかったのです。米村さんは多くのスタッフを束ねて仕事しています。毎週東京と京都と行き来して絶対に毎週コースの味も見てるって。シェフが有名になればなるほど味が雑になっていくという悲しいパターン(しかし非常によくあるパターン)からこの人は遠いとわかって改めて尊敬したし、わたしもまたこれから時々いただきます。

2008年12月 12日, dans 京都 オリジナル料理 |

2008年5月18日 (日)

■「宮川町 さか」 開店おめでとうございます!


1祇園・富永町で深夜まで、フレンチで少しイタリアン、粋なお皿を楽しめるお店として人気の「Bistro さか」さんが宮川町に新店を出されました。「宮川町 さか」、5月12日オープン、おめでとうございます! しっとりと花街らしい街並みの中に、たくさんのお花で飾られて、多くのさかさんファンの祝福を受けて開店されたのです。
23瀟洒な店内は奥に幅広のカウンターが伸びており、10席です。厨房も広々として、本当にお仕事がなさりやすくなっただろうなあと思います。2階は靴を脱いで上がるテーブル席が8席あります。
562階奥にはこんな掘りごたつ式のお座敷があり、こちらは6席。お集まりによさそうです。2階に関してはおまかせコース料理(1万円~)とのことです。
1112我らが京都の女王「リビング京都」の華麗な藤田晶子さんと共に、野菜ものを多く選んだ軽めのディネです。先附に出されたのが、たいらぎ貝、ホワイトアスパラガスと菜の花の和え物、茄子とそら豆の3品。
2122以下すべて半分ずつ分けたものです。水茄子とモッツァレラチーズののびる和えサラダ 2000円 茹で上げホワイトアスパラガスとセミドライこのこの温製 2800円。季節のものを、といつも思うので水茄子に白アスパラという選択。モッツァレラチーズは本当にフレッシュで美味なものでした。そしてこのこの塩気のせいで優美なアスパラが「ワイン飲めよ」なお皿になっていて、アルコール断ちだったはずがグラスで飲むことに~♪
232425茹で上げ旬野菜 ゴルゴンゾーラソース 1800円 ガーリックトースト。生ハムと城陽えんどう豆のリゾット 2400円。野菜とフロマージュは後を引く美味、リゾットはえんどう豆が優しい味、けれど生ハムが塩気と旨みのアクセントとなって、なんともおいし♪ 前のお店と変わらずアラカルトで、自由に選べるスタイルです。富永町店のようなおすすめの旬の料理の黒板書きはありませんが、代わりにプリントアウトされて、メニューの中に入っているのです。定番メニュー(冷たい前菜とサラダ、チーズ、パン、温かい前菜、スープ、魚料理、肉料理、パスタ料理)の他に、旬感魚料理、旬感肉料理、旬感パスタ料理というのがそれぞれ10種類ずつほどあり、それらが以前の「黒板料理」に当たるわけです。
31_232_233デセールは8種類あり、ティラミス 800円と、碁盤の目状態のプレゼンもきれいだったカタラナ 800円。凍っているタイプで、わたしやみつき的にこれ好きです。カフェ 500円で締め。全部でひとり1万円ほどでした。この日は胃の具合でちょっと軽め軽めの選択になってしまったのですが、お祝いに訪れたお客さまで満席ぎっしり、活気あるカウンターでの食事は楽しかったし、改めて「旬感」の肉やら魚をいただきに伺います。
「宮川町さか」 電話075-531-1230
京都市東山区宮川筋四条下ル宮川筋4丁目319-1-5
(松原通から宮川町筋を一筋上がり、東入ル南側。)
18:00~25:00 日曜休み
カウンター10席、テーブル座敷8席、掘りごたつ部屋1室(6席)
前菜1800円より、魚・肉料理2500円より、
パスタ1800円より、デセール600円より。
コースは2名以上の予約で1人10000円より。

2008年5月 18日, dans 京都 オリジナル料理 |

2006年10月18日 (水)

■匠 奥村


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「匠 奥村」が9月18日にオープンなさいました。一乗寺の「おくむら」、「祇園おくむら」に続く3軒目のレストランです。場所は花見小路を四条から4筋下がって、東に入ったところ。「祇園おかだ」のお隣です。●パンも自家製です。●季節のオードヴル ○鴨といちじく ○白ずいき胡麻あえ、壬生菜と松茸 ○柚子釜に、渡り蟹、おくら、菊花 ○鯛と梨とアロエ、きゅうりすりおろしソース ○あわび ○子持ち昆布、車海老、ぎんなん ●オマール海老とかぶら、なしのムース、トッピングにトリュフとサラダ ●お椀はふぐしんじょ、松茸、菊花 ●●真鯛のポワレ サフランとあさりのソース ●栗のポタージュ、スプーンの上にトッピング(ベーコン、なし、根セロリ、あさつき、栗) ●ステーキ用の薬味が並んで、 ●ア・ポワン(ミディアム)より少し手前に焼いていただいたフィレステーキ ●アヴァンデセールに、いちじくやメロンなどのフルーツと、きなこアイスクリーム ●ハーブティ ●ずらりとデセールが盛られて出てきて、これでひと通りです。●料理長の山本輝一さん、長らく一乗寺の「おくむら」にいらっしゃいました。以上で6825円、1週間ほど前に伺ったお昼のコースです。ディナーで15750円~ですから、お昼は本当にお得です。和食でもフレンチでもない独自のお料理を堪能できて、店内のしつらいや器やカトラリーの美しさも抜群、すべてが非常に粋です。わたしにとって「おくむら」さんと言えば、「レストランよねむら」の米村さんのお料理を通じて知ったものです。まだ木屋町二条にあった初めの頃に「よねむら」さんのコースをいただいてとてつもない才能を感じ、お話をして「おくむら」さんご出身であることを知ったのでした。美麗な器やカトラリーやテーブルまわりのすべて、和洋を問わぬ素材使い、強烈な個性をそのまま映した他のどこにもない料理。「おくむら」さん出であることは確かながら、圧倒的に「よねむら」料理が打ち立てられていて感激したのです。で、今回「匠 奥村」さんのお料理をいただいて、非常に美しく、お味もよく、こちらもまた他にないお料理だと深く満足したのでした。一緒に伺ったのはお味噌やさんの中村利子さん。一緒になってひと皿ごとに「おいしい!」「美しい!」「趣味がいい!」と感激しまくって、たった6席のカウンターなのに、かなりうるさくしてしまいました。カウンターの他、掘りごたつ式の個室が2部屋、2階にはお座敷2部屋があり、その日の目的によって使い分けられるのもすてきです。ピカピカに新しくて、スタッフの皆さんは親切で、若き料理人はやる気に満ちていて、お料理もばちっと味が決まっている。こういうの、わたしは無条件降伏的に好きです。これからどれほどはやることでしょう。いずれはコースだけでなく、板前割烹的に、当意即妙な料理もなさっていかれるとのことでした。びっしりお料理屋さんが軒を連ねる激戦区祇園の南側に、またこんなお店が生まれて選択肢が広がったわけです。
「匠 奥村」 京都市東山区祇園町南側570‐6 電話075-541-2205 12:00~13:30LO、17:30~21:00LO 要予約 日曜休み。サイトはこちら

T_logo_35そうだ 京都、行こう。 和食でも洋食でもフレンチでもない、独自の料理が京都にはあります。「のぞみ」に乗って京都に行って、こんなユニークなお料理をいただきましょう!

2006年10月 18日, dans 京都 オリジナル料理 |