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2009年11月26日 (木)

■ すき焼き、亀山、久しぶりに四つ葉♪


1a■ うしししし♪ って、オモシロクナ~ルが効いちゃってシャレ言ってるんじゃないのだけど、牛肉です。「三嶋亭」、大丸京都店の地下のイートインです。いてもたってもいられずこれを食べたくなる事情があったのです。その理由は、京都リビング新聞社にあります。昨日お目にかかったのは、今回の担当者であるつっちー、編集長の山舗恵子さんにも。そしてわれらが誇る女王・藤田晶子さんにも♪  何が起こったのか、近いうちにまた明らかにいたします。カメラマン、竹中稔彦さんにわたしの写真も撮っていただき、大変優しくて感謝。「カメラマン=イケズ」ではないことを知るこの頃です。(-_-;) 皆さまありがとうございました。<(_ _)>
2a3a●お品書きはこんなです。肉よ肉! とメラメラしちゃったらとりあえずの大丸地下です。大好きよ肉♪ ●いちお、全体像です。こんな風に出てきます。
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11a■ 3周年を迎えられた「月ヶ瀬」の堺町店です。あんみつ、メロメロに好きだけど、夕方17時にはもう暗くなっちゃって、透明な寒天という気分ではない。自然光も入らない。で、いつもと違うもの、温かいものをいただこうと思ったのです。これは亀山です。わたし小豆の粒粒が感じられる亀山が大好きなのです。なめらかなこしあんか、亀山みたいな全粒がいい。粒あんというのがいちばん中途半端でいかん<`ヘ´>  好き嫌い明確で、人生全般こうなんで、粒あんがお好きな方はごめんなさいです。それから、ショコラとフランボワーズの組み合わせが好きな方もごめんなさいです。カクテルの「グラスホッパー」好きな方もごめんなさいです。<(_ _)><(_ _)>  ・・・突然ごめんシリーズになってしまった。(-_-;) 
12a●小豆の下には香ばしく焼いたお餅が2個入っています。わたしはあまりにも食べ続けだったので、注文時にひとつ減らしていただきました。甘くて、暖まって、ほかほかと幸せいっぱいになりました。おなかいっぱいにもなりました。そして摂取カロリ~もいっぱいになりましたああ~。(明日からダイエット!毎日「明日からダイエット!」 )
13a●いちお、こんな風に、普通のおぜんざいもあります。さらりとした上品なのもあるそうで、ではこちらはどろりと下品なのかあ~?(そんなことないない。)とにかくおいしいです。そして甘味といえど、豆を食べるわけだから、非常にヘルシーだと思います。和のアシエット・デセールばんざい。
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14a■ 久しぶりに四つ葉です~♪ 6301。・・・って、じぇんじぇんわからんではないの。走り去って行って、またちゃんと撮れずよ。(T_T) 柳馬場御池下ルの、堀内カラーのあたりでした。撮れなかったけれど、やっぱりうれしかったー♪
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(2009-11-26掲載)

2009年11月 26日, dans 京都 サロン・ド・テ, 京都 四つ葉, 京都 肉 |

2009年11月25日 (水)

■ 「丸久小山園」の茶房「元庵」


1_2■ 西洞院御池下ルの場所に丸久小山園さんが昨年開かれた茶房「元庵」です。ずーっと伺おうと思っていながら今になってしまってお詫びです。<(_ _)> 「丸久小山園」さんといえば、ジェイアール京都伊勢丹の地下で丸い缶入りのお茶3個セットの撮影で今まで何度かお世話になっていて、すてきなセンスだなーと思っておりました。それから「SOU・SOU」の「しつらい」のお点前王子のところでもこちらのお茶ですよね。写真の抹茶のケーキは600円(飲み物とセットで1100円)。挽きたてのお茶を使われているとのことで、香りよいです。しっとりやわらかで口当たりよく、甘さほどよく、きめ細やかでとてもおいしい! これは持ち帰りはできず、店内でのみいただけます。
2●順番は前後しますが、まずこちらからいただいたのです。冬季のみの、抹茶ぜんざい 900円。大粒の小豆が入った、抹茶風味のおぜんざいです。塗りの器で供されて、お料理屋さんでお椀をいただく時みたいな気持ちで大切に味わいました。お餅も入ってボリュームもしっかりあります。一杯いただいたらお腹もたっぷり感があるし、ぽかぽかに暖まりました。
3●あんまりおいしくて立て続けに伺ったのです。こちらは濃茶の薄葉ごはん 1300円。お茶漬け、なのだけど白いご飯はおいしいし、あっつあつだし、お茶の香りはいいしで、はふはふ言いながらいただきました。鍋焼きうどんを食べたくらいの強烈な暖まり方です。
4●湯気湯気だからレンズ曇ってしょうがないんだけど、持ち上げ寄り寄りで頑張ります。葉っぱがこんなに鮮烈な緑色です。ご飯粒じたいがつやつやでおいしい。
5●ほのかな塩気もあるし、ご飯だけでわたし集中してしまえるのだけど、こんな風にご飯を引き立てるものがついていますから、ほんと、「お代わり~!」って、いくらでもいただけそうです。でもお代わりシステムではないし(笑)、何より、甘いものに胃のスペースを残しましょう! というわけで、この後、上のお菓子をいただくことになるわけです。うはは♪
67_2●テイクアウトのお茶やソフトクリームもあります。ソフトクリームもおいしいだろうなと思います。目の覚めるような風味でしょう~。●お茶尽くしでお昼を過ごして、さらに帰りがけこんなん見つけちゃって購入。抹茶トリュフショコラです。なかなかにおいしいものでした。冬季だけのもので、ヴァレンタイン時期頃まで販売されていると伺いました。
8●奥にはこんなお庭があって、窓越しに望めます。以上11月1週目に2度にわたって伺ったものです。10席もないごく小さな茶房ですが、趣味のよい空間で居心地よく、ひとときほっとくつろぐのにとてもおすすめです。
「丸久小山園 西洞院店」  電話 075-223-0909
〒604-8277 京都市中京区西洞院通御池下ル西側
茶房 10:30~16:30
販売 9:30~18:00
水曜休み(祝日の場合は営業) お正月3日間も休み
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(2009-11-25掲載)

2009年11月 25日, dans 京都 サロン・ド・テ |

2009年10月24日 (土)

■ デセール3種: オレンジ風味/ビール風味/カレー風味


1a■ デセール3種、すべて初出です。●3日ほど前のある晩、どうしても食べたくなって、LOの21:30前に飛び込んでクレープシュゼット@「シトロン シュクレ 」。オレンジ風味のバターがとろりんとかかったクレープです。熱々で、オレンジの香りが豊かで、止まらない~。
2a●お皿全体はこんな。オレンジがまわりにあしらわれています。目の前で火をつけるなんていうものではないけれど、気軽にこれが食べられるってすてきなことす。
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3b●1週間ほど前のある晩、どうしても食べたくなって、夜の22時頃、mami ちゃんとお菓子密会@「シトロン サレ」です。これはベルギービールを使った、かなりユニークなケーキです。ビールを煮詰めてクレームの風味付けに使ったということで、リキュールを思わせる濃厚さです。これ、また必ずいただきます。
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4●1週間以上前のある夕方、どうしても食べたくなって、カレーうどん@「味味香」です。うどんの後、最近出されたカレー風味のアイスクリームをいただきました。なんだか懐かしい、家のカレーといった感じの味がまんまアイスクリームになっていてまずびっくり\(゜o゜)/、でもとてもおもしろいです。
5●上のが店内でいただけるできたてのものですが、持ち帰りと発送用のカップ入りカレーアイスクリームも2種用意されています。濃厚味とマイルド味と。カレー好きの人にプレゼントしてあげたら、きゃー♪ って間違いなく喜んでもらえると思います。
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(掲載:2009-10-24)

2009年10月 24日, dans 京都 カレー, 京都 サロン・ド・テ, 京都 スイーツ |

2009年10月 9日 (金)

■ 栗のお菓子、栗を使った料理


1a■ 全国100万人の読者の皆さま、本日は秋らしく、栗の風味を生かした風雅なお菓子と優しい味のお料理をご紹介いたします。まずは「紫野和久傳 堺町店 茶菓席」でわたぼうし。栗のなめらかなあんが入った、時季のお菓子です。持ち帰りもできるし、茶菓席でゆったりいただくこともできます。
2a●大和大路・建仁寺近くの「鍵甚良房」の栗まんじゅう。こちらも繊細優美な舌ざわりです。満腹状態でいただいたのに、すごくおいしくて、あと5つくらい食べたいと思いました。
3a●深夜ネーゼ=「京都ネーゼ」で、栗ときのこのショートパスタ=アッスンティーネ。湯気湯気ふわふわで出てきて、きのこが椎茸、平茸、なめこ、しめじ。全体とろっとしているのは、なめこのとろとろのせいみたい。栗は丹波栗を、ただ茹でただけとのこと。甘くてほくっとして口の中でうまい具合にほぐれてまた香りがよくて、それがぬるっとしたきのこと噛みごたえあるパスタに絶妙に合っていて、いや~ん! と叫んだおいしさでした。
4a●祇園の「千ひろ」さんのご飯が栗ご飯でした。優しくてほっとするような味。「いい季節によく来たね」とこのご飯に言ってもらったようで、楽しいコースの締めにふさわしかったのです。コース全容は改めて。
●大事なサイトの世話をするのもやっとこさの、時間なしギリギリ人生なのだけど、お買い物はしているのよ☆(=デジタル関係、うはは♪ )また改めて。<(_ _)>
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(掲載:2009-10-09)

2009年10月 9日, dans 京都 イタリアン09, 京都 サロン・ド・テ, 京都 和菓子, 京都 和食09後半 |

2009年10月 2日 (金)

■ スチュワード麻子さんのセミナー@「ばらの木」


1a2a■ 京都髙島屋の「ばらの木」で、スチュワード麻子さん のセミナーが開かれました。前回5月から、およそ半年ぶりの開催です。麻子さんによるオリジナルブレンドティー、「インフューズティー」を扱うのはここだけですから、ここで麻子さんのお話を聴くことに価値があるのです。ブルーグレイのパッケージの色合いも、品がいいと思うのです。 
3a_2前回は友の会の、セミナールームといった感じのお部屋でしたが、やはり優美な空間がふさわしいと思います。今回は、英国での冬の紅茶の楽しみ方というテーマでした。特にクリスマスにまつわるお話満載でした。20名の募集だったのに、やっぱり今回もすぐに20名を超えてしまったようです。97歳の女性の方もいらして、麻子さんの幅広い層に愛される人気が改めてわかりました。前回と同様、まずはピーチ・ライチ・ブロッサムのアイスティーがウエルカムティーとしてふるまわれました。紅茶に、緑茶もブレンドされたオリジナルのお茶です。
4a_25a6a●セミナー開始後、30分ほどでお茶とお菓子が供されました。お菓子はマロンのマカロン、洋梨のタルト、パウンドケーキ。そして、「インフューズティー」の、これは今年のクリスマスティーなのです。シナモンやクローヴなどスパイシーなものが多い中、あえてスパイスではなくナッツで香りをつけたということです。星形は砂糖で作られていて、お湯に溶けてしまうものですが、ちょっとしたかわいらしいヴィジュアルのアクセントですね。
7a8a9a_2●そして発売されたばかりの粋なポットモチーフのアイテムです。以前麻子さんが気に入って買い付けていらしたシリーズで、製造中止になってしまったものを、特別に復刻してもらったそうです。かわいらしいのです。銀製品なのですが初めからアンティーク調に見える加工がされているのだと。
10a_211a●ポストカードもです。「英国・カントリー とっておきのティープレイスへ」(河出書房新社) の中から選んだ写真で5枚ひと組のカードのセットが作られました。英国の暮らしもすてきだなと思います。「ばらの木」で販売中です。
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■ セミナーで伺ったことは、ランダムにですが、だいたいこんなことでした。
●英国での冬の紅茶の楽しみ方。どうしてもティーバッグが圧倒的に多い。英国の紅茶消費量のなんと96%がティーバッグ。
●今ではここまでのディーバッグ普及率だけど、本来英国人は新しいものに飛びつかないので、一般化するまでは時間がかかった。1970年代からどっと増えた。
●ティーバッグの紅茶はマグでどーんと飲むもの。砂糖とミルクは入れるのが(ほぼ)当然。80%の人がミルクを入れる。
●砂糖は、男性の方がよほど多く入れる。ティースプーンに6杯入れるなどザラ。
●日本で人気のアイスティーはほとんど飲まれない。他の紅茶愛好国であるインドやロシアでも同様、飲まれない。冷凍庫付冷蔵庫が日本ほど普及していないのも原因のひとつ?
●紅茶のブレンドは季節によって好まれるものが違う。冬の間はヴァニラやナッツ(ヘーゼルナッツ、アーモンド)など、濃厚な香り付のものが好まれる。他にスパイス系も。
●イギリス人の散歩好きなこと。日本人の散歩とは別物。雨でもみぞれでも雷でも、食後は「fresh air」を求めて外に出る。小さな子供がいても、ぐるぐる巻きの防寒装備にして連れ出す。食後の満腹状態でゆったりしていたいような時でも、真冬でも、とにかく外に出るのが習慣。
●散歩は、「ウォークに行く」といって、1時間でも2時間でも外を歩く。
●そして帰宅するとまず主婦が言う言葉:Shall I put a kettle on! ケトルをONにしましょう! (電気ポットだから。)そして紅茶を淹れる。
●有名紅茶ブランドは毎年クリスマスティーを発売する。フォートナム&メイソンも、ハロッズも、ウィタードも。それは濃いめのスパイシーなものが多いが、オレンジピール入りも多い。
●英国のクリスマスは日本の元日のような感じ。家族でターキーのローストを。けれどターキーはアメリカから入ってきたもので、それ以前はグースを。エリザベス朝時代には白鳥のローストを食べていた記録もあり・・・((-_-;)) 家庭によってビーフを食べるところも。
●とにかく家族が揃って食べる。20人くらいになったりする。主婦大変だけど時間を逆算してローストする。温野菜付け合せに。必ず芽キャベツは使う。
●肉のためのソースは必ず3種類作る。グレーヴィーソース、クランベリーソース、白いパン粉から作るブレッドソース。
●クリスマスプディングも欠かせないもの。直前、蒸すかレンジで熱するかして、熱々でいただくもの。切り分けず、大スプーンでくずしつつボウルに盛り分け、ブランデー入りのバター、生クリームをかけて、ぐずぐずに混ぜて食べる。不思議な食べもの。肉料理とこれで、だいたい1食で3000キロカロリーほどになる。(圧倒的カロリー過多。)
●11月のStir up Sundayに作る習慣で、家族全員が願いごとをしながら1度ずつ東から西に混ぜるのがいいとされている。13の材料(キリストと12使徒)だったが13は縁起が悪いと6ペンス銀貨(後に銀のチャーム)を入れるようになり、これに当たるとラッキーとされる。(まるでフランスのエピファニーのフェーヴみたいですね。)
●そのチャームの形:馬蹄形、テディベア、ボタン、ベル・・・などなど。
●現実には25日正餐(肉のロースト)の後にクリスマスプディングを食べて3000キロカロリーというのはつらいので、24日か26日に食べることも多い。
●中は、英国のケーキは必ずリッチフルーツケーキと相場が決まっており、これは作ってすぐに食べるものではない。ブランデーなどアルコールを上からかけてかけて染みこませ、マジパンとアイシングでがっちりコーティングをするので、1年くらいかるく持つ。
●他にクリスマスプレゼント、クリスマスツリー、クリスマスカード、ファーザークリスマス(=サンタクロース)のお話。クリスマスカードは英国が発祥の地。
●12月25日は、今でも本当にお店やレストランは休みなので、旅行の際は気をつけて。ホテルのレストランなら開いていると思いがちだが、開いていても予約しておかねば食材が揃わないので食事にありつけないということになる。
●けれど中華料理やインド料理は25日でも大丈夫だったりする。
●以上のようなこと、麻子さんは在英11年にして「やっとわかってきたというところ」であると。
●お菓子を、イギリス人は指でつまんで食べられるものはほとんどそうする。「イギリスではいかなる時もナイフとフォークを必ず使う」と思い込んでいるアメリカ人が、かえって律儀にナイフとフォークを使って、小さなケーキを粉々にしたりしている。
●カップは、ソーサーの上に必ず右側に取っ手が来るように置き、スプーンは取っ手の下い垂直に(タテ位置に)置く。
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■ 書き残すと忘れないで済むので(というか頭の中のメモリを空にするような感じ)、以上備忘録に残しましたが、これらの内容を、麻子さんは実に明瞭に聞き取りやすくお話しされるのです。わたしも見習わなければ! ほっそりきれいでお話上手、いやそれ以前に話す内容をたっぷり持っていらして、頭がいいのにごく自然な感じで・・・憧れを集める方なのです。どんなジャンルであれ、こうして人気を集めて、人々を牽引してそのジャンルの価値自体も高めていく人ってかっちょいいなあ~と思います。お菓子研究家とか料理でも技術でも何でもいいのだけど、そういう人はすてきです。いつも通り充実のセミナーでした。さらにわたしのサイトの読者に方々にもお目にかかれて、うれしかった午前中でした。
「ばらの木」 京都髙島屋2階
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(掲載:2009-10-02)

2009年10月 2日, dans 京都 サロン・ド・テ |

2009年9月18日 (金)

■ 「ばらの木」で秋のお菓子/スチュワード麻子さんセミナー


1a■ お菓子続きでいきます。わりと最近のある日ある取材の帰り、あたふたと髙島屋へ寄り(このごろ撮影が多いから、まめにHスカーフチェックにも行かなきゃいけない♪)、そうだ秋のお菓子があるはずだ~! と2階の「ばらの木」へ。Hスカーフは残念ながらぴったりのがなかったけれど、お菓子で元気をつけたら機嫌よく仕事に戻れるというものだわ! で、ちゃんとありました。モンブラン、和栗のクレームがたっぷりのった、通常モンブランとは別ヴァージョンの季節限定ものが! 
2a_2●こんなになめらかなクレームです。食感はほとんどなくて、ひたすら溶けてゆくという感じです。栗の香りやおいしさや品のよい甘さが口の中で広がって、ちょっとうっとりしてしまう、そういう感じです。
3a●ただ、中にカシスのピュレが入っているので、色的にも味的にもわっと驚きます。栗の香味とはかなりのコントラストをなし、酸味が広がってインパクトがあります。和栗のモンブランは紅茶またはコーヒー付で1470円です。世の中の大半は、(コーヒーまたは紅茶付)という表記をしていると思うのですが、ここ「ばらの木」においては、さすがティーサロンですから、(紅茶またはコーヒー付)と紅茶が先にくるのだなーと今回初めて気づきました。(何度「ばらの木」へお邪魔しているのわたし? (-_-;))
4a●そして、和栗のモンブランについで、洋梨のパフェ 1470円もせっかくだから食べちゃいましょ。生クリームたっぷりの、いわゆる「パフェ」とは違うみたいな様子で・・・いただいてみたら、ほんとひたすら爽やかでした。
5a●偽ライティングまでしちゃったわよ♪ 洋梨のスライス、洋梨のコンポート、洋梨のソルベと洋梨尽くしです。ジュレはライムで、ほどよい酸味とと爽やかさが風味を添えます。第一層の下にパンナコッタの層があり、その下がまた洋梨のソルベです。これは洋梨のおいしさが形を変えてあれこれと楽しめて、食感も風味も調和が取れている、とてもよくできたパフェだと思いました。すごくいい発案ですね! と思わず伺ってみたのだけど、洋梨の種類も様子を見て変えつつ、いちばんいい酸味と甘みのパフェになるようにしているのだそうです。11月末までいただけるそうです。洋梨好きの方は見逃さないでね。
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●そして、大好きスチュワード麻子さんのセミナーが10月に開かれることもキャッチしたのでした。フランス一辺倒のわたしでも、イギリスの、紅茶を大事にする暮らしはいいなあと、麻子さんのお話を伺うたびに思うのです。ほっそりきれいで知的な雰囲気、お話は明瞭、それでいて温かさも感じさせる麻子さんはすごい人気です。10月2日は「冬の紅茶の楽しみ方」というテーマだそうです。麻子さんにお目にかかることを楽しみに、わたしもお話を聴きに伺います。
スチュワード麻子さんのセミナー 「英国での冬の紅茶の楽しみ方」
日時:2009年10月2日(金) 10:00開場 10:30スタート
場所:京都高島屋2階 「ばらの木」
参加費:3150円
(定員 20名様まで)
申し込みは「ばらの木」  直通 075-213-3891 
当日は、麻子さんオリジナルの「クリスマスティー」をいただけるそうです。
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(掲載:2009-09-18)

2009年9月 18日, dans 京都 サロン・ド・テ |

2009年9月17日 (木)

■ スイーツ4軒:まだ間に合う夏の氷/すでにすっかり秋の風情


1a■ 朝晩は冷えるほどなのに、お昼間は真夏の気温で激あづ状態だったりして、味覚的にも温冷両方ありの季節です。校正などで、またしばしの激いそ=1分もヒマなし状態に突入しているのだけど、合間にロケハンやら取材やらで、甘いものはちゃんと摂取しているわけよ♪ なので本日はスイーツ特集をします。 写真は「遊形サロン・ド・テ」の、通年のデセール、ショコラのムースです。お庭の望めるカウンターで、わりと最近いただいたものです。ショコラの味と香りが高貴に広がって、これは本当に名作です。季節は関係なくいつでも思い出していただきたくなるデセールの筆頭です。
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2a■ まだ間に合います。氷です! 氷といえばここなのです。
3a● 先斗町の「茶寮ぎょくえん」。氷でありながら、ふわふわふわと柔らかな綿のような食感というのが本当に稀有なことだと思います。キーンとこないで、おだやかに冷たさが広がって、すーっと気持ちいいのです。激あづだった比較的最近のある日の夕方、いつもの行列がなくてヴェリーラッキー! と飛び込んで、かき氷・黒みつ 500円を。わたしはただ氷と黒みつの風味を味わいたいからシンプルな方が好みだけれど、白玉などトッピングもできるようになっています。かき氷はまだしばらくいただけます。
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4a●「大極殿本舗」は秋になっていました。夏の鮎に替わって、「花背」という、洛北民芸菓子=花籠にあん(粒あん)がくるまれたような風情の秋のお菓子が始まっていました。わたしはこちらの月替わりの琥珀流し記事)とかカステイラ記事)など、本当に好きなのです。それから、「大極殿」とか「應天」といったお饅頭も、本気でおいしいと思うのです。とりわけ「應天」の黄身餡がいいと思います。
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5a●こちらはもっとはっきり、これからの季節にうれしい熱々の甘味です。テーブルの上でお餅を焼いて、
6a●塗りのお椀でおぜんざいをいただけるのは「ぎおん 徳屋」さんです。もちやきぜんざい、1000円です。おぜんざいは上品で、さらさらとした口当たりです。香ばしく焼けたお餅がものすごくよく合います。************************************************************
7a●そして、最初のお店に戻ります。「遊形サロン・ド・テ」の季節のデセールが秋ヴァージョンになっています。夏の白桃のジュレの次は、かぼちゃのブリュレ・温かいりんご添え。かぼちゃがこんなに繊細優美なお菓子になるかと感動します。温かいりんごもとろりとした口当たり。いたわられるように優しいアシエットデセールです。
8a●いつもこんな風に2種類用意されています。メニューの手触りもよいのです。ほとんどわからないけれど、外側は紙製ではなく実は革製だったりもします。どこまでも美しく心配りが行き届いていると思います。
9a●お皿がまたすてき。村田森さんによるものですね。村田森さんは「梶 古美術」さんや「うつわや あ花音」さんなどで明日18日から展覧会(二人展)をなさいます。
「遊形サロン・ド・テ」、何度かご紹介していますが、内観までわかる一番初めの記事です。
★わたしがおすすめのスイーツをご紹介する「よ~いドン!」、9月28日の放映です。
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(掲載:2009-09-17)

2009年9月 17日, dans 京都 サロン・ド・テ, 京都 スイーツ, 京都 和菓子 |

2009年9月10日 (木)

■ 「とらや」の秋の、栗のお菓子/そのTV収録


1aとらや」さんの秋のお菓子です。栗シリーズ3種をいただきました。そして、美しいサロン・ド・テ「虎屋菓寮」で、すてきなリポーターのあだち理絵子さんのお相手をさせていただくという形で、TVの収録をしていただいたのです。なんとか秋らしく見えるようにして出かけました。とにかく入稿と校正その他重なりまくっての絶体絶命状態の中で、実は2時間半しか寝てなかったのだけどそんな顔ではダメだろうし、もう必死~♪ だいたい、しゃべったことも、その場で聞かれてその場で答えて、で、筋書きを準備していたわけではないし、こんなんでいいんかー? と思いながらも、わたし、しゃべるのは嫌いじゃあないわ。言葉はいくらでも湧き上がってくる。TVだろうがこのサイトだろうが同じです。言いたいことが多すぎるの。ごめん<(_ _)> ●で、この「とらや」さんのお菓子は期間限定の生菓子で、発売されたばかりのものです。「栗粉餅(くりこもち)」というもので、裏漉しした新栗と白餡を混ぜたそぼろを、求肥包みの餡に付けたお菓子です。なんとも上品な栗の香り、すっと溶けゆく品のいいそぼろの味わい、そして中の餡もまたなめらかで高貴な香味です。うっとりおいしく、秋を感じることができます。1個税込みで 525円、10月いっぱいいただくことができます。
2a●今回いただいたのはこの3種類です。撮影は2種類でしたが、わたしはお菓子の解説をする役をおおせつかった(と思い込んだ)ので、前日に伺って予習と思っていただいたわけです。下取材ですね。ところが、実際の収録では「詳しい説明は要らないから、おいしー♪ とかいい香り~♪ みたいな、印象を述べることに徹してほしい」と言われて、あはは(苦笑)、少しでも準備を、と思ういつもの記事原稿を書く時のような、周到な取材(えっへん!)は要らなかったのだ~とわかりました。●「おいしー♪」とか「いい香り~♪」ってのは、雑誌においては、写真のキャプションというより写真に添える(かぶせる)キャッチとしてそういうのやりますね。「じゅわじゅわじゅわとおいしさが口の中で広がる」なんていう一文を、20字以内とか、非常に厳密なレイアウトの中で書いていくわけです。本文と別にね。撮影は撮影でも、雑誌の撮影とえらい違うなあと思いながら、また違う世界をのぞいているなーって、うれしかったのです。スチールの世界だから、わたしも写真を撮って本を出せたりしたんだ。映像の世界なら、素人がぽっと何かやるなんて、(できなくはないんだろうけれど、)もっとすごく大変なことだろうな・・・。
3a●そして、栗粉餅に並んで、忘れがたい風味をたたえていたのが、この栗蒸羊羹でした。棹物の羊羹を切り出したのではなく、初めから個別のデセール用に作られた羊羹です。餡に、小麦粉と葛を加えたものがアパレイユよ。そこに、ざくっと栗が入っていて、はっきり食感があり香味が感じられ、さきほどのきんとんのお菓子よりは、プリミティヴなおいしさだと思いました。
4a●こちらは栗鹿の子です。蜜漬けした大粒の新栗が、実り豊かな秋を感じさせる、というお菓子です。中に白餡です。これは、栗蒸羊羹よりももっとストレートに栗を感じることができます。
5a●サロンでいただく時のセットです。せっかくなのでと2種類3種類とお菓子を召し上がるお客さまもいらっしゃるそうです。お菓子愛好同盟だわ♪ 
6a●この小型の羊羹、これもきれいでかわいらしいです。きちんとライティングしたら、もっときれいに見えるだろうなーと思いつつ、「とりあえず撮り」です。
●収録では、京都メディアセンターの野村大輔さんと小谷菜津子さん、そして撮影のスタッフの方々にお世話になりました。ありがとうございました。<(_ _)>
「虎屋菓寮」
(2009-09-10)

2009年9月 10日, dans ★イヴェント, 京都 サロン・ド・テ |

2009年9月 4日 (金)

■ 「遊形サロン・ド・テ」/「月餅家直正」


1a■ 入稿はまだまだだし講座の準備も終わっていないしで、どーしよ~!? な状態なのだけど、白桃のジュレも大切です。季節ものだから、早く食べないともう終わってしまう~! というわけで一瞬抜け出して「遊形サロン・ド・テ」です。まん丸の器がかわいいことです。
2a●蓋を取るとこんな。カラメル風味のクレームがとろりんとかかっています。昨年の記事に、内容の説明があります。
3a●今年はジュレ層を昨年より少し厚めにしたとのこと。なんとか自然光で撮れる時間に、と思っていたのにいろいろでぎりぎり夕方になり、どんどん日は暮れていったのでした~。けれどこれはおいしかった。本当に名作です。桃も自分で驚いていると思う。桃のやわらかさ、品のいいおいしさに、キルシュやカラメルの香味、それからジュレの食感がまとわりついて、感動深い作品という感じがします。あと10日ほどいただけるとのことですから、まだこの夏食べていないという方は急ぎましょう!
「遊形サロン・ド・テ」 
電話 075-212-8883 
京都市中京区姉小路通麩屋町東入ル (「ギャラリー遊形」西2軒隣)
11:00~19:00 火曜休み(ただし11月は無休)
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4a●「月餅家直正」さんでも今年デビューした季節限定のお菓子があって、急がねばなりません。「大徳寺 こはく糖」といって、刻んだ大徳寺納豆がたっぷり入っているのです。
5a●お皿に出してくださったものを撮ってみました。ガラスの方がきれいかもね? ともあれ、するっといただける季節らしい佳品です。冷やしていただきましょう。
6a●わたしはこちらの「十六夜」(いざよい)が大好きなのです。この写真ではさっぱり伝わらんと思うのだけど。ごめん。<(_ _)>(持っている方は文藝春秋「CREA eatsNo6の「京都のうまいもん」p53を見てね。巨匠せんせのきれいな写真で載っています。)このお菓子は円筒形の粟餅で、きな粉がたくさんまぶされて、なんだか不思議な食感。食べ出すと止まらないのよ。2~3日もちますが、買ったその日がやはりいちばんおいしいです。簡単なパックだと360円~。箱入り(大きさもいくつか)もあります。
「月餅家直正」
電話 075-231-0175
京都市中京区木屋町通三条上ル8軒目
9:30~19:30 木曜休み
文化元年(1804年)創業
(2009-09-04)

2009年9月 4日, dans 京都 サロン・ド・テ, 京都 和菓子 |

2009年6月 7日 (日)

■ イングリッシュ・クリームティーとは?


1a■ スコーンと紅茶のセットをクリームティーといいます。(紅茶にクリームが入っている、なんてことではなくて。)クロテッド・クリームとコンフィチュールがついた、本格イギリススタイルのクリームティーが、京都髙島屋の2階の「ばらの木」でいただけます。わたしは先日のスチュワード麻子さんのイヴェント以来、すっかりスコーン癖がついてしまったのです。シンプルながら熱々のスコーンを割って、クロテッドクリームをぐいぐい塗りつけて食べる楽しみといったら。「ばらの木」ではこのクリームティーのセットが1260円、スコーンお代わり自由という親切ぶりです。
(2009-06-07)

2009年6月 7日, dans 京都 サロン・ド・テ |

2009年5月23日 (土)

■ 「とらや」の、新装オープンした美しい「虎屋菓寮」 京都店


1a■ 御所西の和菓子の名門「とらや」が、長らくの改装休業の後、5月15日、一条通西入ルに「虎屋菓寮」を新装開店なさいました。胸のすくような清新な室内に、お庭の望める露台席、蔵書の閲覧もできて、オリジナルのデセールも楽しめる、本当にすてきなお店の誕生です。もちろん全席禁煙◎です。

2a●これが一条通に面したファサードです。直線がびしーっと効いた端正な建築です。無駄のない美しさ、ゆったりしたエントランスです。

3b●室内はこんなです。シンプルなインテリアですが、杉の木の、カーヴを描いた天井がやわらかなニュアンスを与えています。この天井のおかげでとてもいい気が流れているのではないかと思いました。和菓子や京都に関する書籍が約600冊が備えられて、自由に閲覧できるのもすてきです。それからサーヴィスにフランス人の男性がいて、え? と思いました。この人が運んできてくださったから、思わず「あなたはフランスからいらしたの? もしかしてコンコルドのお店?」なんて聞いちゃった。(隙あらば忘れんようにフランス語を使いたい(-_-;) ) でも本当にパリのお店からいらしたって。わたしよくパリの「とらや」さんのサロン・ド・テを真夏に使わせていただいたのです。クリマティゼ(冷房)だったから。つい10年ほど前、パリの普通のカフェではエアコンなんて全然普及してなかったのよ。信じられる?
4a●おなじみのあんみつなど従来のメニューもありますが、京都店限定、オリジナルのデセールをいただきたいではないの♪ 青大豆の豆乳羹です。抹茶(または煎茶)付で1050円。(抹茶グラッセだと1113円。)京都の豆腐屋さんの豆乳で作られたもので、ソースは黒糖風味の餡・・・小豆ソースです。大豆の香りが爽やかに立ちのぼり、小豆ソースが品よく調和します。塩をかければ簡単にサレの一品、アミューズになりそう。オリーヴオイルかけても合いそう。セルフイユかなんかぴっと載せる。落花生の油はもっと合うわ絶対に。あ、余計ですね。ごめん<(_ _)>
5a●持ち上げたらこんな。ちゃんと形を保つほどの硬さです。ほんのり緑色、つるりとなめらか、涼しい食感です。黒豆も柔らか、甘味上品です。
6a7a●露台席もすてきです。これはファサード側。●お庭に面した方の露台席。客席の広さは合計で156,67㎡ということです。広々ゆったり、気持ちもきれいになるスペースで、これからすごく人気になります。御所散策とセットでぜひ。そしてほんの3分ほどでお料理おいしい・コンシエルジュ とんでもない すばらしいホテルもありますね(笑)。
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「虎屋菓寮」京都店
京都市上京区一条通烏丸西入ル北側
電話 075-441-3113
平日11:00 (土日祝10:00)~17:30LO・18:00閉店
無休
室内39席、露台席20席
全席禁煙◎
2009年5月15日開店
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8a■ 京都御苑の中を通って戻ってきました。食べるばっかりじゃなく、たまには風流にね。
(2009-05-23)

2009年5月 23日, dans 京都 サロン・ド・テ |

2009年5月21日 (木)

■ スチュワード麻子さんの紅茶セミナー2009


1a_2■ 昨日5月20日、京都髙島屋の友の会教室において、スチュワード麻子さんの紅茶セミナーが開かれました。ロンドン郊外在住で紅茶教室インフューズを主宰する麻子さんは、日本紅茶協会シニアティーインストラクターであり、英国ティーカウンシルにも登録されています。1年少しぶりにお目にかかる麻子さん、今回は、先月出されたばかりの新刊のプロモーションも兼ねての来日です。東京銀座の「リプトンブルックボンドハウス」や自由が丘の「セントクリストファーガーデン」でのセミナーなど、多くのスケジュールをこなされた後、京都にいらしたのです。
2a_2●こちらが新刊、 「英国・カントリー とっておきのティープレイスへ (河出書房新社・ISBN 978-4-309-27098-2 95ページ 1575円)です。前回の本、「ロンドン、とっておきのティープレイスへ」がロンドンのアフタヌーンティをテーマとしていたのに対して、今回はイギリスのカントリーに取材地域を広げ、ティールームを中心にさまざまなお店が紹介されています。もう夢のような美しい写真がびっしりと掲載されていて、田舎の鄙びた味のあるお店、愛らしいお店、お城の見えるお店、バラが咲き乱れる庭のお店など、こんなに魅力的なティールームがあるかと思います。そしてお茶にまつわる雑貨店、素朴だけどおいしそうなお菓子。麻子さんご自身もところどころ登場していて、それもファンにとってはたまらない魅力の本だと思います。
3a●セミナー参加者は20名を超えました。20名定員だったのに、定員を上回る申し込みがあり、なんとか椅子が入るまで参加者を増やしたそうです。まずは麻子さんのオリジナル紅茶「インフューズ」のシリーズより、冷たいピーチ・ライチ・ブロッサムがウエルカムティーとして振舞われました。これは紅茶と緑茶のブレンドに、ピーチとライチ、サンフラワーとジャスミンのつぼみを加えたもので、とても爽やかな香りです。(ふだんは2階のティールーム「ばらの木」でいただけます。)
4a●まず麻子さんのご挨拶です。にこやかで感じよく、華奢できれい、お話明瞭。でもほんわかと温かくて幸せそうで、ロンドン郊外のご自宅で主宰する紅茶教室の人気が本当によくわかります。今までずっと、常に憧れを集めてきた人なんだろうなと思います。
5678●講義の風景はこんな。イギリスにおける紅茶の消費傾向、紅茶にまつわるトレンドから「英国・カントリー とっておきのティープレイスへ」を元に、英国を代表するカントリーの4地方(コッツウォルズ地方、湖水地方、ノーフォーク地方、サセックス地方)のお話まで。最後は自由な質疑応答の時間もあり、なごやかな雰囲気の中、紅茶がどれほどすてきな時間や場面を作るかということをたっぷり教えていただけたのです。
10a11a●講義を聴きつつ「どうぞ」と供されたお茶とお菓子です。紅茶はイングリッシュ・ローズ・グレイ。天然ベルガモットを使ったアールグレイに、英国の国花・バラの花びらを加えたものです。ストレートで香りを楽しみたい紅茶です。●お皿は銅版転写法という方法で絵付けされた、湖水地方の伝統的なものです。「ばらの木」で使われているのもこのお皿です。どこかおっとりと風情があります。
12a●セミナー終了後、さらさらとサインをする麻子さん。
13a●ファンの方々とも気さくに写真撮影に応じられました。
スチュワード麻子さんの本は「ばらの木」でも店頭販売されています。「ばらの木」では「インフューズ」の従来の4種類のお茶に、先日新商品、ストロベリークリームティーというフレーバードティーが加わったとのことです。
(2009-05-21)

2009年5月 21日, dans 京都 サロン・ド・テ |

2009年5月 2日 (土)

■ 「紫野和久傳 堺町店」の宇治金時のソルベで初夏の気分


1_2 週末、美しい空間でしばしうっとり楽しめる和のデセールをご紹介しておきます。先月25日にほうじ茶ソルベを掲載して「改めてまた~」といいつつ、全然改めてなかったから、大変ごめんなさいでしたということで、また別メニュー、「紫野和久傳 堺町店 茶菓席」の季節もの、宇治金時のソルベ735円です。抹茶のソルベに冷たいおぜんざいと白玉。ひんやり冷たくて本当に爽やか、香り高くて甘さほどよく、小豆はふっくらと口当たり優しく、白玉はつるりんと、ほぼ理想的といっていいデセールです。
3●「改めて~」と言いながら出しそびれていた筍と鯛の子の飯むし・・・でもこれは4月いっぱいの品でした。ごめん<(_ _)> 今は5月ヴァージョンで、これに代わるまた違ったメニューが用意されています。「紫野和久傳 堺町店 茶菓席」へいらしてみてください。
4●飯むしに添えられていたひと口菓子はれんこん餅でした。これは今もあります!
(2009-05-02)

2009年5月 2日, dans 京都 サロン・ド・テ |

2009年4月25日 (土)

■ 「紫野和久傳 堺町店 茶菓席」の、ほうじ茶金時のソルベ


1 雨の土曜日ですが、「紫野和久傳 堺町店 茶菓席」のほうじ茶金時のソルベで爽やかすっきりになりましょう! ほうじ茶の香り高いソルベはしゃりしゃり、添えられた小豆の味は濃くてじわっと旨みが広がって、白玉は優しく、すごく満足度の高い名作だと思います。今週スタートした季節のデセール、とりあえずですがこれ1枚アップします。本日1日わらわらとある雑誌の初夏の号の取材をしていますので、他のメニューなど続きはまた改めて!
(2009-04-25)

2009年4月 25日, dans 京都 サロン・ド・テ |

2009年4月24日 (金)

■ 5月、「ばらの木」でスチュワード麻子さんの紅茶セミナー開催


■ 今日は楽しいお知らせをひとつ。ロンドン在住の紅茶研究家、スチュワード麻子さんの紅茶セミナーが今年も開かれます。ひと時、紅茶とお菓子を楽しみながら、すてきなお話を伺いましょう。
スチュワード麻子さんの紅茶セミナー
5月20日(水)10:30~12:00
京都髙島屋 6F 友の会教室 第一教室 
会費 2100円
定員 20名
申し込み 京都高島屋「
ばらの木」 直通 075-213-3891
★すでに受付終了いたしました。
●スチュワード麻子さんは本場ロンドンを中心に活躍中の、日本紅茶協会シニアティーインストラクター。ロンドン郊外の一軒家で、人気紅茶スクール「INFUSE(インフューズ)」を主宰しておられます。(英国ティーカウンシルにも登録されています。)
前回(昨年3月)のセミナー報告、②2007年秋のインタヴュー記事もご覧ください。スチュワード麻子さんは才色兼備、お話も楽しい方です。新しいご本も出されたところで、そのお話も伺えると思います。わたしも久しぶりの麻子さんの紅茶セミナー、この日はお伺いする予定でおります。またこちらでもご報告いたします。皆さん一緒に参加いたしましょう!
(2009-04-24)

2009年4月 24日, dans 京都 イヴェント, 京都 サロン・ド・テ |

2009年4月15日 (水)

■ 「遊形サロン・ド・テ」の春のデセール


1a 世の中は料理もパティスリも、何もかもが春仕様になっています。俵屋さんの「遊形サロン・ド・テ」でも春のデセールです。ヨーグルトのブランマンジェ 苺のソース、昨年も同様のものがありましたがヴァージョンアップしています。ヨーグルトの、というだけで何か酸味が先に来るものを想像してしまいますが、全然そういうものではなくて、すべすべに白いブランマンジェのほのかな隠し味というくらいの酸味です。実はわたしはデセールにヨーグルト、とあると、あんまりうれしいイメージを持たないのですね。ヨーグルトはもちろん大好きなものだけど、朝、家で、フルーツと共にボウルにたっぷり食べるものであって、外でいただく繊細優美な甘いお皿とはあまりイメージ的につながらない。ヨーグルトのソルベなど、明らかに酸味が立つものがフレンチのコースに組み込まれてアヴァンデセールなんかに出てきたりしたら、「だいたい人生が酸いのだから(笑)、わざわざデセールで酸いもの食べる必要があるのだろうか?(いいやありはしまい。)」って思うわけです。デセールは夢のように甘いものでなくちゃ! 
2a●このブランマンジェは、ヨーグルトをほのかに感じさせますが、要素はそれだけではありません。ヨーグルト以外にフロマージュブラン、生クリーム、牛乳が使われているのです。トロトロずるりんではなく、掬い上げた時にちゃんと形を保つくらいの硬さ、けれど口に入れるなりとろんと溶けるくらいの柔らかさになるようにゼラチンが使われています。砂糖はグラニュー糖を使われたと。味としては、いちごのソースの酸味と甘味が主旋律になりますが、緑色のピスターシュのソースが、非常に香ばしい(けれど上品な)香りを添えて、全体を引き立てています。ピスターシュのクレームにオイルも混ぜられたとか。ものすごくいい香りなのよ♪ つやつやすべすべ、程よくこくもあるブランマンジェの香味と苺の香味を同時に味わえて幸せ、ピスターシュが通奏低音のように伴奏してくれるのが心地いいって感じかしらん。食感、味、香り、全部が絶妙なバランスなのです。
3a●俵屋特製わらび餅の他に、いつもあるショコラのムースは定番。そして季節メニューがひとつ。こういうスタイルですね。ブランマンジェはカフェか紅茶が付いて2200円です。3種類をコースのように召し上がるお客さまもハイシーズンほど多いと伺いました。「せっかく京都に来たのだから」って。わかるわ。合言葉は「せっかくだから」ですね♪
4a●こんな風に木のお皿に載せられて登場します。耳付きのようなかわいらしい器は、このデセールのために村田森さんに製作を依頼したものだそうです。新しいものだというのに、少しアンティークのような手触りで、李朝? みたいな、何とも味のある器でした。
「遊形サロン・ド・テ」 電話 075-212-8883
京都市中京区姉小路通麩屋町東入ル北側 11:00~19:00 
火曜休み(11月は営業)
全席禁煙◎
(2009-04-15)

2009年4月 15日, dans 京都 サロン・ド・テ |

2009年3月31日 (火)

■ 「リプトン」三条本店で、春のココット、いちごのケーキ


1a 鰆と春野菜のオーヴン焼き というのを「リプトン」三条店で見つけて、打ち合わせだったのだけど軽食をいただくことに。フードとしてはパスタやドリアなどが定番で用意されているのですが、こんな季節もののちょっとしたお料理もあったのですね。オレンジのココットに入って、熱々で供されました。鰆に、そら豆、筍、春キャベツなどが蒸し焼きされているのです。卵クリームが底にたまっていますから、これを絡めつついただきます。野菜がいい香り、さわらも大ぶりの切り身で旨みたっぷり、春です♪
2a●サラダ添えになっていて、ベビーリーフがたくさんです。
3a●サラダの下にはバターライスが隠れています。こちらはしっとり、ほどよい塩気で、オーヴン焼きとよく合います。なかなか粋なお皿です。これで1080円。バランスいいな~と思いました。
4a●いちごものもあふれていたのです。パフェが2種類に、タルトも何種類か。せっかくだから何か食べましょ。けれど当然いつものようにショコラ系も食べたいわけで、「ショコラアールグレイ」というのに目がいき、「ショ・・・」まで言っちゃったんだけど、「ショートケーキ。いちごの。」と頑張って初志を貫きました。それでこれ(笑)。わたしはショコラものを食べないなら、りんごのタルトとかいちごのショートケーキとか、ごく基本的なものがいいな~と思うのです。で、このケーキ、わたしの中でいちごのショートケーキのスタンダードというのが洛北のパティスリにあるのだけど、だからちょっとやそっとで感動しないというのが本当のところなんだけど、いや~これ、なかなかすてきにおいしかったです。一気食べしちゃったわ・・・いつも食べるの早いんだけど。
でも紅茶専門店のアールグレイムースにショコラを合わせたケーキというのがインプットされてしまって気になります。また今度・・・
(2009-03-31)

2009年3月 31日, dans 京都 サロン・ド・テ |

2009年2月25日 (水)

■ 「ムレスナティーハウス京都」でワッフル&お茶


Mlesnateahouse1ムレスナティーハウス京都」、わたし結構好きなのに、あまり登場していないかも。テーブルは広くてゆったりしているし、ずらりと並ぶ紅茶缶は赤いし、店長の北川志津さんはすてきだしで、いいことばかり。打ち合わせに利用させていただくことも多いです。●久しぶりにいただいたワッフルです。丸かったのが四角くなって、ふんわりというより、わりとバリっと食感明確になっていました。このところ無理やりアタマを酷使しているから(笑)身体は元気なのにヘトヘト感に包まれてしまって、「そうだワッフル食べに行こう!」となったわけ。アイスクリームと生クリームが添えられていて、甘味緊急補給の必要にばしっと応えてくれました。こってりクリームをのせた、その名も「イングリッシュクリーム」という紅茶と共に。これは「ムレスナ」看板のキャラメル風味のひとつなのだけど、さらにバタースコッチなどの香りが加わって、より深みのある味と香りが楽しめます。ワッフルとお茶とお店の雰囲気がものすごく気分にぴったりだったので、わたしまたぱーっと元気になりました。(単純。)引き続き写真を整えゲンコを打ち込んで入稿してゆきます! まだまだ続くけれど、頑張るのら~♪
「ムレスナティーハウス京都」 
MLESNA TEA HOUSE KYOTO
電話 075-211-8750
京都市中京区錦小路通烏丸西入ル北側 占出山町315-3
10:00~19:30
不定休
テーブル16席、カウンター7席、テラス10席
全席禁煙◎
予約も可
フレーバーティー720円~、ワッフルセット1250円、ランチメニュー1200円~
1999年2月三条富小路に開店、2005年7月現在地に移転
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★明日は東洞院四条上ルのイタリアンの話をします。店名が、ながーいの。さぼらずに頑張って打ち込むと、「サンタ・マリア・ノヴェッラ・ティサネリーア京都」。イタリア歌曲の夕べのお知らせもいたします♪
(2009-02-25)

2009年2月 25日, dans 京都 サロン・ド・テ |

2009年2月13日 (金)

■ 「遊形サロン・ド・テ」の新デセール/ラブ・クローバー号!


1 本日少し息抜きヴァージョンでいきます。俵屋さんの経営になる「遊形サロン・ド・テ」の、今週始まった冬の新デセールです。りんごのお菓子と伺って、注文して出てきたものはこんな。
2a●温かいりんごのタルトという商品名ですが・・・タルトというよりほとんどりんごそのもの。りんごのおいしさが圧倒的なアシエットデセールです。タルトタタンほどくたくたではなくりんご感を残しつつ、でもりんごをはるかに超越した粋なデセールになっています。
3a●待つ間、だんだんバターのいい香りがしてきたので、思わず席を立って見に行ってしまったら・・・完全に調理してます状態なの。前のかぼちゃの時からかなり調理態勢に入っちゃったみたいです。つまりできたての新鮮感とか、今回は熱々感とか。こちらの店長である石井亜呼さんが、デセール&飲み物監修者である中島研一さん(@幻の「リドル」)から特訓を受けて作っているのです。コンポートしておいたりんごをバターでソテ、カソナードでカラメリゼ、そしてカルヴァドスで風味付けをしているそうです。りんごも自分でびっくりしていると思う瀟洒な味わい。でも濃い濃い、やみつきにおいしい。りんごは富士だそうな。りんごの下にはまた風味の違うクレームが塗られた、微妙な厚みの土台。台の部分は、水気が染みこんでいるにもかかわらず程よくパリッと歯ごたえがあって、すごくいいバランスなのです。(追記:中島さんに確認させていただいたところ、クレームはアーモンドのローストペーストとプラリネを混ぜ込んだクレーム・オ・ブール、土台はパート・シュクレに少しアーモンドプードルを足したものだと伺いました。高温で短時間に焼き上げるとのこと。それでこんな食感に? ここに至るまで、何度も試行錯誤なさったそうです。皆さんぜひ行って、実際に食べて確かめてみてくださいね。) 添えられたアールグレイ風味のフランは、りんごにからめつつ食べるといいということでしたが、確かにいいと思います・・・けれど、わたしはそれぞれをすごく集中して味わいたかったのでわりとそうしました。これはわたしの食べ方の傾向だから参考にならないです。ごめん<(_ _)> だいたいどんなものでも単一の味や食感を気が済むまで味わい尽くしたいという癖があります。フルーツはフルーツ、ショコラはショコラてな感じで。好きなものに添えもんすんな~。ピュアで食べさせて~。そして、好きなものほど「バケツ1杯食べたい」って言います。このりんご、バケツ2杯くらい食べたかったわ!
4a●りんごのデセールはアールグレイの紅茶と共に。椅子もブルー、ポットもブルー、カップもブルー&白。赤こそ至上の色♪と思っているわたしでも、目に快く、いい調和だな~と思います。ちなみにだけど、わたし食器に赤は使わないのです。(赤線の入ったエルメスのリモージュだけは例外として。)染付とか、ロイヤルコペンハーゲンなんかが気分がいいの~(意外?)
5a●一応注意! 16~19日、4日間の冬期休暇があるようです。スタッフの皆さん、お正月も営業なさったのだから、来週はどうぞゆっくりなさってください。
「遊形サロン・ド・テ」
電話 075-212-8883
京都市中京区姉小路通麩屋町東入ル(北側)
11:00~19:00 
火曜休み(11月は営業)
カウンター4席、テーブル9席
全席禁煙◎
デセールは上の時季ものの他、ショコラのムース、「俵屋のわらび餅」も必食。飲み物はコーヒー、紅茶ともポットサーヴィスで1200円の他、ロイヤルミルクティーやフレッシュジュースなどもあり。
2007年10月開店

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11a そしてそして! 見たのよ~、四つ葉ならぬ、ヴァレンタイン限定のラブ・クローバー号を! 昨年「なかじん」さんが写メールくださって初めてこのヴァレンタインヴァージョンの存在を知ったのだけど、今年はうしし、わたしが先に見た~♪ (と思う。)四条高倉の交差点で、「おおーっ!」と思ってとっさにカメラ構えたのよ♪
12a● 屋根にくっきりとピンクのハート形=クローバー。とっさでも、大した設定しなくてもこれだけ撮れるわたしのカメラ偉いと思う。(とっさの時は素早く他のモードから autoにする癖だけはつけておくといいです!) ヤサカタクシーのHPにアクセスしてみたら、ニュースページにありました! 以下まんま引用します。
http://www.yasaka.jp/news.html
恒例!バレンタイン限定で走る「ラブ・クローバー号」 が今年もお目見え。2/13・14の2日間限定で京都市内及び大津市内を走ります。恋愛成就のラブ・クローバー号を是非ご利用ください。(予約不可) 乗車記念のささやかなプレゼントを用意!車両上部の「ピンクのクローバー」が目印です。
14日は外に出たら、探してみましょう~! 運よく乗れたら、確かショコラのプレゼントがあるとかです。ヤサカさんかわいくて楽しい企画ですね。
(2009-02-13)

2009年2月 13日, dans 京都 サロン・ド・テ, 京都 四つ葉 |

2009年2月 2日 (月)

■ お菓子いろいろ:「パウンドハウス」/「ぎおん 徳屋」


1a_2 全国100万人の読者の皆さま、今日は京のお菓子です! まずは「パウンドハウス」のストロベリーショートケーキ、わたし久しぶりにいただきました。うれしかった~! 下鴨本通の北大路、行ってしまえばすぐなのに、「パウンドハウス」にしても「カフェ・ヴェルディ」にしてもちょっと遠いかな~って気分で、「カフェ・ヴェルディ」さまには珈琲豆も配達お願いしちゃって甘えまくりです<(_ _)>  で、この「パウンドハウス」は配達してもらったわけではなく(笑)、これは偶然、食べたいなあと思っていた時に絶妙なタイミングで友人からの差し入れだったのでした。スポンジと生クリームといちご、この3要素だけなのだけど、なんて見事な調和でしょう。スポンジのふわふわ具合、生クリームも加減がいいこと、おいしいいちごびっしりのこの量感、わたしやっぱりこれ好きだわ♪ 30年も前から愛されている「パウンドハウス」のベストセラーです。Sちゃんありがとうよ<(_ _)>
2a ●こちらはサンマルク。これは下の層がショコラのクレームで、猛烈わたし好みです♪ 上にキャラメルバリバリで、すごくいい香り! けれど・・・バリバリの食感はよいのだけれど、下の層の食感と違い過ぎて添っていかない感じもするかな~と。パティシエールのかよちゃん=藤林佳代子さんにお伝えしようかなあ。エラソーかなあ。けれど真ん中3層、わたし一気食べしちゃったわ・・・ほんとおいしかった。また食べたい。
「パウンドハウス」 POUND HOUSE
電話 075-721-1133
京都市左京区下鴨梅ノ木町71-9
(下鴨本通北大路上ル東側)
10:00~19:00(予約菓子の引渡しは20:00まで可能。)
火曜休み(祝日の場合は営業)
●現在週末のみ2階サロンも営業(詳しくは問い合わせを)
ストロベリーショートケーキ 600円
1980年7月開店
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T1a 1月上旬に伺った、これもかなり久しぶりの「ぎおん 徳屋」さんです。自主的にわらび餅シリーズをしている日々だったので、名物の焼いて食べるお餅メニューではなく、「徳屋の本わらびもち」1200円です。
T2a●上質なわらび粉に和三盆を合わせて練ったわらび餅は、きらきら輝く氷水に浸って供されます。きれいだけど、時季的にちょっと冷たかった~(-_-;) 夏ならもっと感動深いでしょう。でも価値あります!
T3a_3T4a_3●ねっとり美味なわらび餅はきな粉か、●黒蜜をつけて味わいます。わらび餅の、このねっとりと弾力あるおいしさをわかってくれるフランス人って少ないと思うのです。そんなことない? まずだいたい、「ねっとり」っていうフランス語がすぐに思い浮かばない。パリパリとかとろりとかさっぱりとか濃厚なとかなら思い当たるのに。和仏辞書で「ねっとり」を調べるとonctueux って出てくるけれど、この言葉はむしろ「とろっとした」「濃厚な」という方が近いのと違うかしらん?? ・・・わからん。ともあれ、ゆったりとスペースも広々、しばしくつろいだのでした。週末は並んだりもしているみたいですが、平日17時くらいに伺ったのでするりと入れました。ありがと<(_ _)>
「ぎおん 徳屋」 
電話 075-561-5554
京都市東山区祇園町四条花見小路南へ4筋目東北角
12:00~18:00入店
不定休
テーブル18席、座敷(掘りごたつ式)6席
全席禁煙◎
予約不可
わらび餅1200円、花見こもち1500円など
2004年11月開店
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C1a_3年始にこれくださった方ありがとう。いつもいろいろありがとう<(_ _)>
C2a年末にこれくれた人ありがとーよ。たまには連絡おくれよ。*****************************************************************************
G1a 予告編です。明日はこれについて。箱の中はおいしいショコラです・・・
(2009-02-02掲載)

2009年2月 2日, dans 京都 サロン・ド・テ, 京都 スイーツ, 京都 和菓子 |

2009年2月 1日 (日)

■ 岡崎の「オ・タン・ペルデュ」 で焼き菓子とお惣菜


11a 2月になっちゃったけれどまだ1月の画像がみしみしとあって、倦まずたゆまず出していきます。というか、12月のもまだあったりするのよ~。出しきれずごめんなさい<(_ _)> 1週間ほど前にだいぶ久しぶりで伺った「オ・タン・ペルデュ」、フランス惣菜がいろいろ揃った粋なトレトゥール兼サロン・ド・テです。店頭のお惣菜がサロンででもいただけるわけです。金柑のタルト、これ見たら買いたくなるじゃない?
12a●金柑を、kumquatって言うなんて知らなかったわ~。「k」で始まるってことは外来語、これはフランス語じゃないわけよね。フランスの柑橘ではない、と。かしこいロベール仏和大辞典@CASIO EX-word (わたしは当然フランス語ヴァージョン♪ ロベール搭載以降、本当に助かっています)で見てみたら、ちゃんとあるではないの。①キンカン:中国原産のミカン科キンカン属 Fortunellaの樹木の総称。②キンカンの実。【英語kumkat、kumquat ←中国語(広東語)kam-kwat 金橘(きんかん)】ということです。
13a●お惣菜が並んだケースです。これが外からも見えるように美しく並べられていていい感じ。今は寒いけれど、気候のよい季節ならテラスも気持ちいいと思います。そうそう、一度買ってみようと思っているのはデジュネのボックスです。テリーヌ、キャロットラペ、ラタトゥイユ、キッシュロレーヌ、パン、焼き菓子などがセットになったものがあるのです。テイクアウトで1200円、店内でいただけば飲み物付で1500円というもの。次いつ伺えるかな~。でも必ずね。この日わたしは金柑タルト、キッシュロレーヌ、他にサラダニソワーズなどを持ち帰りいたしました。この時すでにお腹いっぱいだったし、その後食べないといけないものもあったしで少ししか買わず・・・帰ってからあれもこれも欲しかったなあとお店のサイトの商品紹介を見ながら思ったのでした。あ~もう胃に入る余地ないのに~。改めて伺います♪
「オ・タン・ペルデュ」
電話 075-762-1299
京都市左京区岡崎円勝寺町64-1 パークハウス京都岡崎有楽荘
11:00~20:00
月、第1、3火曜休み
●サロン「オベピーヌ」 20席
全席禁煙◎
惣菜500円~、ランチボックス1200円(店内飲食なら1500円)他多数
2005年9月開店
(2009-02-01掲載)

2009年2月 1日, dans 京都 サロン・ド・テ, 京都 テイクアウト |

2009年1月31日 (土)

■ 「リプトン三条本店」で、ウバミルクティとショコラ


1b 起きてる時間のすべて仕事している、というのは嘘ではないのだけど、わたしの場合遊びも仕事も渾然一体となっているから、エラソーなことは言えません。でも、ちょっと紅茶でひと休みもいいではないの~。三条通寺町少し東入ルの「リプトン三条本店」で人を待つ間、ウバミルクティをいただいています。香りも味も強いめのセイロンの銘茶、ウバはミルクティでいただくのがおいしいのです。きちんと紅茶を淹れるプロがいるお店できちんとミルクティってのもいいなあと。●なんでかというと、わたし今たてこもり仕事が多いから、たくさん飲み物の類をいただくのです。(みんなありがとう<(_ _)>) で、ダージリンのような紅茶だけでなくジンジャーシロップ(希釈用)とか抹茶ミルク粉末とかバラのお茶とかかわいいパック日本茶とか、当然ショコラのプードルとか、ヴァンショー作るように赤ワインとか甘酒の素とか、いろいろ楽しいわけよ♪ でも家では好き放題できちゃうから、紅茶やカフェにジンジャーシロップ入れてみたりシナモンパウダー投入したりコンフィチュール混ぜてみたり、盛大なお遊びだ(-_-;) だから正しいお紅茶をリプトンでいただき、ひととき気分転換です。●だいたいわたしこういうものを年末に買ったわけです。ポメラ というの。軽くて、これさえあれば、どこでもとりあえず打ち込みができるわけ。だからお茶くらい飲みに出てもいいわけよ~。(?) 打ったテクストはUSBケーブルですぐにパソコンに送れるし、すべては画期的\(゜o゜)/器用な人はケータイで打ち込んでしまうのだろうけれど、わたしはやっぱり両手10本指打ちが圧倒的にいいし。で、これを持ち歩きさえすれば、出先でも食後にさささとコース内容を打ち込んでおいたりもできるし、すばらし~わけです。といいつつ結局パナソニック・レッツノートも同時に持ち歩いたりしてるんだけど。(-_-;)
2b 黄金の箱に赤いリボンがかかっていて、中身はショコラですって? 季節はサン・ヴァランタン・・・ヴァレンタインですね。
3b●さすがリプトンさんで、紅茶風味のショコラです。板状のものが5枚入りで500円。レジ回りに売ってるのだけど、ウバミルクティを飲みつつ1枚欲しくて、買ってきて開けてしまった(-_-;)・・・この紅茶風味は好みが分かれるかもしれませんが、「紅茶に合うショコラ」、ってことで~♪
(2009-01-31掲載)

2009年1月 31日, dans 京都 サロン・ド・テ |

2009年1月21日 (水)

■ 「紫野和久傳」@堺町で、ほわほわの飯むし


04 蒸したてでほわほわ、ふわーっと湯気といい香りが立ちのぼって、あったか~い飯蒸しです。蟹の身がたっぷり混ぜ込まれて贅沢です。生姜の香りも効いています。
1a●「紫野和久傳 堺町店」の2階の茶菓席にいるのです。1月2日付でアップしたれんこん饅頭をいただきながら、(それは本当においしいものだったのに、)「蟹の飯むし」とお品書きにあるのを見つめつつ「食べたい・・・」。いじましいですね~(-_-;) よほど即いただこうか? と思いつつも、その直後に食事に行く予定もあったし・・・と言いながら、この時はさらに「できたて本わらび餅」も食べちゃったのよ(-_-;)
2a●その後、ある日出直していただいた「蟹の飯むし」は、こんな風に朴葉をふた代わりに供されました。素朴な風情だけど粋なことです。
3a●陶ばこ・・・お弁当で見たことのある陶製の箱です。これに、デセールがついて1365円。飯むしは昨年始まったもので、季節によって鯛や鮎や鱧を使ってきたと伺いました。ほんとおしのぎというか、ごく軽食なのだけど、さすが料理屋さんならではの丁寧さと素材の良さで、「少しでいいけど、いいものが食べたい」という時にぴったりです。何よりこのスペースでいただけるのがいいわ♪
5a●デセールに、デギュスタシオンサイズのわらび餅です。ふるふると口当たりいいです。きな粉いい香り。これだけまた本格的に食べたくなって・・・
6a●けれどわたし、「よもぎと百合根の葛焼」をいただきました。「せっかくだから」の気持ちになってしまって。季節限定と言われたら弱いのだ。よもぎが練り込まれた葛焼きに、アクセントにほくほくの百合根。熱々なのです。抹茶付で892円です。
7a●下のおもたせ販売コーナーではこんな包みで売ってました。秋の栗もおいしかったし、簡単に温められてほかほかでいただけて、このシリーズわたし好きだわ♪
8a●そして季節限定といえばこちらもです。わたしはこれ季節中常備・・・「寒柚」です。かんゆう。柚子のコンフィチュールですね。このままでも、お湯で割って飲んでも。
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Img_7956a■ こちらは月替わりのお鍋シリーズ「京のひめ苞」(きょうのひめつと)です。取材の合間にお願いして見せていただいた3月発売の「花見鍋」のサンプルです。花冷えの頃にこれを囲めばどんなにうれしいでしょう。内容は、よもぎ餅、椎茸、はまぐりしんじょう、穴子、ふき、引き上げ湯葉、れんこん、結んだかぼちゃ麩、蛸の子、みょうが、桜にんじん、桜大根、三つ葉、木の芽。以下揚げたもので:筍、海老、ふきのとう。袋状のものが、大根おろし(長芋で少しねっとりさせたもの)に、桜漬入り。おだしが別添えになっています。いや~ん、このセット、何だか夢みたいじゃない? 2人前で6000円。クール便で全国発送してくださいます。日持ちは製造日を含めて2日間。紫野和久傳の本店や堺町店のほか、承り営業部075-495-5588で注文ができます。

Img_7939a●さらに、人気の「春のにがみ」の後に、4月に販売されるものがこれとのことで拝見。筍、うど、みょうが、蕨。美しいですね。銘を、「初夏採菜」(しょかさいさい)といいます。
(2009-01-21)

2009年1月 21日, dans 京都 サロン・ド・テ, 京都 取り寄せ, 京都 和食09前半 |

2009年1月 2日 (金)

■ 「紫野和久傳 茶菓席」で、本日登場の新デセール


1 堺町通御池下ルの「紫野和久傳 堺町店」の2階の茶菓席は、料理屋さんならではの作りたてのお菓子が楽しめてすてきです。持ち帰る和菓子というのじゃなくて、アシエットデセールですね。わらび餅やらおぜんざいやらの定番だけでなく、時々わーっと驚く新作が静かに登場していますから、まめに伺わなければいけません。こちらは本日1月2日から登場するできたて熱々のお菓子、れんこん饅頭です。年末、ちょっと先行でいただいてきました。
23●お饅頭にとろりんとかかっているのはみたらしあんです。ほんのり甘くて優美な味わいです。はらはらと振られた柚子がふわりと香り立ちます。お饅頭本体は、すり下したれんこんともち米と和三盆を合わせた生地に、角切りに刻まれたれんこんが加えられていて、つまりふんわりしつつも時々シャリシャリとした口当たりです。中には大粒の小豆入りのあんがぶ厚く入っています。切り口ぐずぐずでごめん<(_ _)>
4●こんな風にお抹茶が付いて945円。品よく甘くて温まって、気持ちも優しくなるお菓子です。
5●こちらは11月から提供されているできたて本わらび餅です。従来の冷たいわらび餅と並んで、寒い時季向けに作られたものです。熱々なのです。
6●本わらび粉の練りたてですが、びよ~んと、こんなに弾力があります。生地じたいに甘みが付けられていますが、黒蜜も添えられています。甘甘にしたい人はいいと思うのだけど、わたしはこのほどよい甘さのままが心地よいと思います。
7●わらび餅の下に、たっぷりの大納言小豆が隠れています。これがすごい大粒なのです。あんというより、お豆食べてるって感じです。わらび餅が冷たく硬くならないうちに、ぐいぐいお箸を入れて食べ進むのです。わらび餅の練り具合とか小豆の茹で具合とか盛り付けのバランスとか、お料理感覚で緻密に考えられたお菓子だと思いました。お抹茶付きで945円です。
8「紫野和久傳 堺町店 茶菓席」
京都市中京区堺町通御池下ル東側
電話 075-223-3600
11:30~18:00LO
(1階おもたせ販売 10:30~19:30)
無休(年末年始を除く) 
年末年始は1月1日のみお休みで、1月2日より平常営業。
テーブル30席
全席禁煙◎
予約不可
(2005年3月19日開店)
本わらび餅(抹茶付き)など800円(+税)~
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年末に伺ったお店、撮らせていただいたお店がまだ10軒以上あります。
順次載せてゆきます。どうぞ待っていてくださいませ<(_ _)>

2009年1月 2日, dans 京都 サロン・ド・テ, 京都 和菓子 |

2008年12月 5日 (金)

■ つるりデセール天国:「栖園」/「茶寮 宝泉」


Seien1a■ 天国シリーズの本日は、お菓子というよりアシエットデセール、作りたてをその場でいただく和のつるり系を2品です。●まずは「大極殿」による高倉六角にある「栖園(せいえん)」で、看板デセールの琥珀流しです。ふるふるの寒天に、かかるシロップとトッピングが月替わりという楽しいものです。今までチェックしたのだけでも抹茶シロップ、梅、ミント、ぶどう、柿、栗・・・という具合です。こちらは丹波の特大黒豆に黒蜜。黒豆が甘くてふっくらしていて、甘い黒蜜との相性もよすぎるくらい♪ 
Seien2a●やっとスプーンにのるほどにゆるゆるで、口当たりなめらか、黒蜜とろりんの香味と絶妙に合って、ひと掬いまたひと掬いと止まりません。あっという間にグラスはカラになり、ほんの一瞬のはかないおいしさでした・・・また伺います! <(_ _)>
Seien3a●レトロな風情でこれも好き、「大極殿」の実は代表的商品である春庭良=カステイラです。創業の明治18年から作られているものとのこと。
Seien4a●カステラ本体も好きだけど、とりわけ中の説明書きが好きなのわたし♪ カステラのパッケージに、独自の紋様がまた忘れがたい1枚の説明書きが添付されていますから、どうかみんな買って見てみてね。 
(以下一部を引用します。)
創業明治18年より日に月に努力精製致しまして
地上最良の「春庭良」(←ルビ:Castella)が出来上がりました。
100年召しましてもあきない「菓王」と信じます。
地上最良って・・・「菓王」って・・・ひどくすてきじゃない(笑)?
「栖園(せいえん)」(大極殿本舗 六角店内)
京都市中京区六角通高倉東入ル南側
電話 075-221-3311
10:00~18:00 (お菓子の販売は9:00~19:00)
水曜休み
琥珀流しは 580円
全席禁煙◎
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Housen1a■ 洛北、下鴨本通から少し東に入ったところにある「茶寮 宝泉(ほうせん)」です。和菓子の「宝泉堂」がやっていらっしゃるお店で、のれんをくぐるとこんな風情です。
Housen2a●お庭を望むお座敷で、作りたてのわらび餅がいただけてすてきです。「お庭を眺めつつ」なんていうこと自体が非日常な感じです。わらび餅は受注後作り始められるので15分ほどここで必然的にゆっくりすることに。ゆっくりするなんてこと自体が、もうとんでもない贅沢で・・・PC持って来たらよかったと本気で思ったり。いやここで広げたら、他のお客さまにメーワクだろうとさすがに思う。(-_-;) わたし自身は5分でもヒマがあれば、単なるデータ打ち込みでもいいから、PCに向かって何かしてたい方です。京都に暮らしながら風雅からほど遠い・・・。(-_-;)
Housen3a●抹茶と組み合わせることにしました。こんな様子で運ばれてきます。冬の夕刻、日はすでに傾いており、ああこれがお昼間の光なら~!
Housen4a●で、新兵器を使ってちょっと即席ライティング! 国産の最高のわらび粉を使って作られています。つるりねっとりとした食感にほどよい甘さ、するりと喉を通りすぎていって、余韻はさわやか。沖縄・波照間黒蜜も添えられますが、わらび餅にすでに甘味がついているので使わずです。あんやきな粉と組み合わせることもなし。ひたすらわらび粉で練られたお餅の食感と香味を最大限に味わえて、なかなかに比類なきものと言えると思います。
Housen5a 「茶寮 宝泉(ほうせん)」
京都市左京区下鴨西高木町25
電話 075-712-1270
10:00~17:00 水曜休み
わらび餅は950円。抹茶420円。
全席禁煙◎
 

2008年12月 5日, dans 京都 サロン・ド・テ, 京都 和菓子 |

2008年11月15日 (土)

■ 「遊形サロン・ド・テ」のかぼちゃのブリュレ


1 姉小路麩屋町の「遊形サロン・ド・テ」、秋深い風情で雰囲気たっぷりです。新しいデセールをいただきに出かけました。
2●横長で、屏風のようなプレザンタシオンです。これが何かというと、
3●かぼちゃのクレームをブリュレしたもので、温かいりんごが添えられているのです。こちらのデセールとカフェや紅茶の監修をされているのは中島研一さん、今や伝説のカフェとなってしまったけれど、かつて木屋町三条で10年にわたって「リドル」をやっていらした方です。「俵屋」佐藤年さんは、ちゃんと「リドル」のデセールを憶えていらして、オープンに当たって中島さんを上手に誘い起用なさった。すごい眼力だと思うし、そしていい仕事をしていれば絶対誰かが見ていてくれるという励みになるすてきな例だと思います。
4●掬い上げるとこんな。形を保てるぎりぎりのやわらかさのなめらかなかぼちゃのクレーム、ヴァニラの粒粒も見えます。生クリームに、バターも加えて風味を出されたとかで、けれど濃厚すぎることもなく、ひたすらすべらかな口当たりとかぼちゃの香味が味わえます。かつて「リドル」でさつまいものケーキってあったの覚えている方は、あれ式なわけです。あひるの子が白鳥になったみたいな感じかしらん。そして、バターでキャラメリゼした後カルヴァドスでフランベしたという温りんごが何とも粋で調和していること、これは本当においしいです。相当いい食事の後でも、ケーキやムースに生のフルーツが添えられていて、わたしにとっては合うはずもなく(ごめん<(_ _)>)、そのたびがっくりすることもたびたびだったこれまでの人生なので、このセンスのよさにはしんそこ安心できます。
5●伝説のショコラのムースは定番としてあるようで安心。そしてもうひとつのデセールとしてこの「かぼちゃのブリュレ 温かいりんご添え」が今のメニューとして載っています。もちろんわらび餅は「遊形」さんの定番として常にあります。
6●カフェと共にいただきました。(ポットの写り込みごめん<(_ _)>) 以上で2200円。デセールのアイデアやお手間、たっぷりした飲み物、それにインテリアやら雰囲気やら全部込みと思えば納得のお値段です。
「遊形サロン・ド・テ」 
京都市中京区姉小路通麩屋町東入ル北側
電話 075-212-8883
11:00~19:00 
火曜休み(11月は営業)

2008年11月 15日, dans 京都 サロン・ド・テ |

■ 「リプトンティーハウス 銀座」オープン記念のミニ缶


1b 先ごろ東京・銀座に「リプトンティーハウス 銀座」が開店しました。日本においては京都発祥の「リプトン」が、東京でも最も瀟洒なイメージのある銀座にもお店を出されたとは何とも喜ばしいことです。その銀座店オープンを記念して、手のひらにのるような愛らしいミニ缶が発売されたのです。銀座店のオリジナルとして、既成の缶ではなく型から起こして作られたそう。典雅な紋様入りで、飾って眺めるだけでもうれしいものです。中の紅茶は「セイロン シュープリーム」というもので、マイルドな風味のセイロンブレンドです。ナチュールで飲んでもいいし、少量のミルクを合わせてもいいと思います。缶はニュアンスを変えて3色あります。現在数量限定で京都の「リプトン」でも扱っています。かわいいなあと目が釘づけになっちゃった方は急ぎましょう! 1個 30g入りで1000円です。京都の「リプトン」のHPはこちら

2008年11月 15日, dans 京都 サロン・ド・テ |

2008年8月20日 (水)

■ふわふわの、きつねうどん/黒みつ氷/ハートのブーケ


0やらねばならんことに行くべきところが重なりまくって人生あふれ返っているのです。が、サイト上は本日ちょっとゆっくりモードの脱力ヴァージョンです。先日(って先月!)の「アルページュ」やらもうすぐオープンの「ガスパール東京」やら、もう写真もセレクトして組んであるのだけどテクスト打ち込みができてないの<(_ _)> きつねうどんは@大好き「冨美家」です。ふわふわのお揚げ、しゃりしゃりの甘いねぎ、やわやわのおうどん。そして香りのいいおだし。うどん一杯で桃源郷だあ~♪
12_2こちらはふわふわの氷です! 先斗町の「ぎょくえん」、氷が空気をはらんで綿のようにふわっふわなのです。今はすごく昔、わたしも人から教えられた時は、「ふわふわの氷って?」って半信半疑というか全疑状態だったのです。けれど本当に、真綿のような、あるいはカシミアのようなやわらかさの氷ってのがこの世にあるのよ。何を置いても黒みつがおすすめです。
2b1_2美奈ちゃん@「フローリストショップ プーゼ」。お祝いのお花を注文に行き、ついでに自宅用の小さなブーケをお願いしたら、御大・浦沢美奈さんの登場です。わーい♪ うどんや氷でふわふわ癖がついていたわたし、「白で、やわらかにふわふわに」とお願いしたら「赤じゃなくていいの? 珍しい」と笑われました(-_-;) で、よく見て~! アイビーがハート形になってるの~! わたしがたくさん愛に恵まれるようにと。大笑い。ありがとうよ。先日天才ご子息も共に「京都ネーゼ」で夕食したのが忘れがたく楽しくかったので、近々またたっちゃんを囲む夕食会をやろうね♪ と約束してお店を後に。全国100万人の読者の皆さま、天才タツヤ君のユニーク語録を、またどうぞお楽しみに!

2008年8月 20日, dans 京都 うどん, 京都 サロン・ド・テ, 京都 花 |

2008年7月23日 (水)

■フカヒレでリハビリ/あづい日々に涼しいジュレもの


K1この湯気湯気はなんでしょう~? 先週の後半、身体の様子を見つつ、外に出るのもおびえながら(本当だってば)、それでも段々に空腹の感覚もよみがえり、「優しい食べものは何かなあ?」と考えて出かけたのが「風枝」です。少し前にいただいたフカヒレ麺を思い出して、そうだリハビリ食はフカヒレ姿煮にしましょう♪と。確か前も一度食べた記憶あり・・・
K2フカヒレ姿煮、1280円です。食材が何もかも高騰、今後もうこのお値段でフカヒレの確保はできないと店主の紫藤枝里香さん。残りわずかと言われたら、余計にありがたい気持ちになります。
K0K3前後するけれど付出しにひじきを少し。うれし。高菜のチャーハン750円。身体は温まり、しばしなごめました。病気の後に、シャバはいいなーと。普通に機能している街とか暮らしとか、そういうのはいいなーと。すごく喜びもせずすごく落ち込みもせず、淡々と都の楽しみを享受しつつ生きていけたらいいなあと。淡々と中庸に。まあ無理なんだけど~(-_-;)*****************************************************************************
1そして梅雨明け後の猛暑、気温が体温を超えている日々、打ち合わせとかいいながらこんなパフェを食べて、非常事態のあづさをしのいでいます。紅茶の「リプトン」ならではの紅茶パフェ750円です。これは、ロイヤルミルクティの濃縮シロップ状のものをソースとしてかけつついただくものなのです。
2全体像はこんなです。紅茶のジュレは香り高くふるふると口当たりよく、紅茶風味のアイスクリームやらケイクやらが盛り込まれ、紅茶とミルクの香りを堪能できる粋なパフェです。実は長らく定番としてあるベストセラーパフェだそうで、(京都を代表するサロン・ド・テのメニューだというのに、知らなかったの(T_T))わたし熱中して無言でいただきました。
3何かひとつを気に入ると癖になって、同じものを執拗にコレクションしたがる性分です。「お茶ジュレ」癖がついちゃったわたし、今度は夏になれば一度は必ず思い出す「京はやしや」で抹茶のジュレです。抹茶パフェが有名だけど、わたしは食感いろいろ(ゴーフルやら)よりは単一の食感を十全に楽しみたいのでこれ。抹茶のジュレとソフトクリーム、これは完璧な組み合わせです。
4_2寄り寄り、そして無理な即席ライティングをしています(-_-;) これガラスの器に入っていたら透過光できれいになるのになあなんて考えています。お店に入ったらまず窓やらライトの位置を確かめるようになってしまったわたしです。さて、次はどこのジュレを求めて行くか??

2008年7月 23日, dans 京都 サロン・ド・テ, 京都 中華・ラーメン |

2008年7月20日 (日)

■「遊形サロン・ド・テ」の新作デセール: 白桃のジュレ


1本日は「遊形サロン・ド・テ」(最初の紹介記事)で、7月18日にデビューしたばかりの新しいデセール、白桃のジュレをご紹介します。器の蓋を開ければミルクティのような色合いのクレーム、中には、大ぶりにカットされた白桃がごろごろと入っています。これがキルシュ風味のシロップでコンポートにされた桃で、優しい甘味、そして実に粋な香りなのです。このコンポート液のジュレと、生クリームと合わせたカラメルソースが柔らかな桃にからむわけです。桃とキルシュとカラメルが、こんなに絶妙に響き合うとは・・・。シンプルにしてこの上なく美味、感動を呼ぶデセールです。
2白桃のジュレはこんな丸い器で供されます。この器はこのデセールのために村田森さんに特注して作られたもので、形は愛らしく、手のひらによく馴染み、そして色みも柔らかで目に心地よい。無駄がなくて美しいのです。
3メニューはこんなです。白桃のジュレ・・・実は初めて世に出るものではありません。憶えておられる方も多数いらっしゃると思いますが、これはかつて木屋町三条にあった稀代のカフェ、「リドル」(2004年1月に閉店)で出されていたものなのです。あの頃はローゼンタールの「魔笛」の器で出されていました。真っ白な器はよく冷えて、蓋に触れた時に指先が冷やっとしたのを今でもリアルに思い出します。この時季限定のものなので、「白桃はまだ?」なんて楽しみにしたものです。わたしは「リドル」で必食だったショコラのムースと、白桃のジュレと両方食べたくて選びかねて、結局両方食べちゃったことも何度もあります。実は今回も5年ぶりの白桃のジュレにメロメロ、18日19日とわたし連日食べに行っちゃいました。確かわたし病み上がりだったはずなんだけど、おかげで回復? 「食べるの早くない?」と2日目一緒に行った友人に呆れられました(-_-;)
4_2こちらがいつものショコラのムース。このサイトでもすでに何度も騒いだ(笑)名作です。光を受けて輝くポルト酒のジュレの下に、濃くて風味よいショコラのムース・・・もう桃源郷っていうか、これ食べられたら生き天国だとわたしは思う。「リドル」閉店の時は喪失感から長く立ち直れなかったけれど、こうして今「俵屋」さんの手になる格別美しい空間であの時の稀有なデセールが甦って、本当にうれしいと思うのです。当主の佐藤年さんがこんこんと「新しいカフェでは、デセール監修をどうかお願い」とかつての「リドル」店主の中島研一さんに頼まれた結果の快挙。異彩を放つ人はやっぱり放ってはおかれないということです。
11その中島さんは「リドル」時代から、カフェとはまた違う、こんなお店を持っていらっしゃいました。「THE WRITING SHOP」、ヨーロッパの洗練されたステーショナリーを扱うお店です。これがまた凝り性のかたまりみたいなお店なのです。ご自分でなさる活版印刷によるレターペーパーやらカードやら名刺などの販売に、額装もする専門店。シックですてきです。「遊形サロン・ド・テ」のメニューも、中島さんの手になるものなのです。そしてあのメニュー、実は革製だとのこと・・・わたしは言われるまで(言われても)わかりませんでした<(_ _)>
12こんなきれいな紙も多彩に扱われています。イタリアのマーブル模様の紙なんか、別に使うあてがなくても、なんだか欲しいなあなんて思います。実際の販売には、中島さんではなくて、花恵(かえ)さんという優しい方がいつもお店にいらっしゃいます。非常に客を選ぶお店だと思うのだけど、いつもお客さまがいらっしゃいますから、固定ファンが多いのだと思います。「リドル」の時と同じように。THE WRITING SHOP、場所は蛸薬師富小路東入ルです。

2008年7月 20日, dans 京都 サロン・ド・テ |

2008年6月12日 (木)

■アラン・パッサールのフェア/ロイヤルミルクティ/カクテル


1_3来月7月「アルページュ」のアラン・パッサールさんが来日、京都にいらして、22日と23日、京都ブライトンホテル「ヴィ・ザ・ヴィ」において、シェフでお弟子さんである滝本将博さんと共に、デジュネ&ディネをなさいます。「アルページュ」って、(いまさら説明の必要もないと思うけれど)パリ7区、ロダン美術館の前にある美しい3つ星レストランです。わたしもパリでとりわけ好きだったお店で、滝本さんと数年前に初めて会った時にも、いちばんにそんな話をしたのだったと思います。
3_42_3東京から京都通いをしていた頃は、和食を巡るので精一杯だったけれど、それでもある時万難を排して訪れた「ヴィ・ザ・ヴィ」でアミューズにこの卵料理が出てきた時は、わーっ、「アルページュ」だ! と驚き、これを出すことを許された人なのだとその時シェフをちょっと尊敬したのでした。(ごめんよ(-_-;))シェフはシェフで、「あなたはあの時新幹線の時間がとか、量を減らせとか言った~」って何年もしてから文句言ってたけど。(-_-;)(-_-;) ともあれこの日以来、わたしは京都でそれまでほとんど食べる機会を持とうとしなかったフランス料理を意識的に食べるようになったのです。右のタテ写真は「アルページュ」のもの、左のヨコの方が「ヴィ・ザ・ヴィ」のアミューズ(2008年4月)です。この卵は毎回必ず組み込まれます。パッサールさんへのオマージュなのです。
4_2正式イヴェント名は「アラン・パッサール氏招聘イベント」。「ヴィ・ザ・ヴィ」ではなく、「英(はなぶさ)の間」というお部屋でお昼40席、夜60席という予定だそうです。一斉スタートではなく、デジュネ12:00~13:00LO、ディネ18:00~20:00LOということで、都合のいい時間で予約ができるのが粋なことです。値段はお昼2万円、夜3万5000円(お料理のみ)。随分前から周到に準備をしていらしたイヴェントです。シェフをはじめ、ブライトンの精鋭スタッフの皆さんが一丸となって臨まれるこのフェア、わたしもとても楽しみにしています。予約は直通075-451-1112まで。
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Lip1三条アーケード内の「リプトン」三条本店で、わたしが取材を受けているの図です。おのぞみドットコムというウェブサイトの「真剣な会話」というコーナーへの掲載ということで、堀池涼子さんというかわいらしい若い編集者が来てくださいました。つまり「なんで京都にそんなにとりつかれちゃったの?」っていう話なんだけど、だって食べものがおいしいんだもん♪ 確かに京都の食に取り付かれた挙句に移住までしてしまったわけだけれど、「もともと通い始めたのはいつ頃から?」と鋭く聞かれて思い出すに、まだ料理にお金たくさん払ったりできない高校生の頃から通っていたのですわたし。端から庭の写真や風景写真を撮ったのよ。だから、食い意地ばかりの今より(-_-;)、もっと純粋に京都が好きだったと言えるかもしれない。で、その頃の「リプトン」、今はない河原町店がわたしは好きだったのです。(もうすぐ「ハニービー」というお店になるようですが。)今は昔、ショコラのクリームを巻いたクレープがあったんですね。香りがよくてちょっとリキュールが入ったようで。その時はそれがひどくおしゃれだったのです。そんなことまで思い出しました。
Lip2これはロイヤルミルクティ。これを初めて京都で出したのは実は「リプトン」であったということを知りました。昭和40年代に英国フェアを行った際にデビューしたものであると。甘い泡泡のミルクがふわふわとのった、濃い味のお紅茶です。これを飲みつつ、楽しかった取材のひと時。取材といいつつ涼子さんとイタリアンのお昼まで一緒にしちゃって、それはまた改めて。
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T1T2話題をもうひとつ。富小路六角のバー、「トレフルドール」が1周年を迎えられました。開店当初に2,3回伺ったきりだったのです。フランスっぽく何か、というお願いに、カルヴァドスベースの「ソノラ」というものです。ラムの甘さにレモンやオレンジなどの酸味が少し。アブリコの香りも効いて、食後のデセール代わりにもなるようなカクテルでした。ちょうど「千ひろ」さんのジュースみたいに。
T3b誰ですか? わたしのグラスを奪い取って飲んでいるのは? いやいや、デギュスタシオンしているのですね、ハルナちゃん♪ それにしても見てよ、彼女の前に空いたグラスがいくつある?(笑笑笑)
「トレフルドール」は女性店主・尺金由記さんのお店で、すごく安定感のあるシェイクの様子がいいなーと思うのです。身体が微動だにしないの。強いぞという感じで、頼もしいのです。尺金由記さんて男性客のファンも当然多いだろうけれど、女性からも憧れられるだろうなと思います。かっこいいから。女ひとりで行っても気兼ねなくリラックスできて、すてきなお店です。
「バー トレフルドール」 富小路六角東入ル 075-212-7590 月曜休み

2008年6月 12日, dans 京都 サロン・ド・テ, 京都 バー, 京都 フレンチ |

2008年5月31日 (土)

■「ラニオン」で粋なデジュネ/「遊形サロン・ド・テ」でデセール


12ラニオン」はなかなかお席が取れないほどの人気で大変。お店はきれいだしおいしいし、エレガント過ぎずかといってひどくカジュアルでもなく、程がいいから。シェフとマダムの恒例のフランス旅行の前に一度伺わねばと、「井澤屋」の、才気煥発でいつもすてきな井澤美紀子さんと共に。アミューズに赤ピーマンのムース。
34コーン(「ゴールドラッシュ」)のスープ。マダムお手製のパンは料理によく合って味を引き立てます。
56鹿児島県産黒豚ロースのグリエ アンチョビ風味。わたし豚も好きよ♪ 焼いて塩だけで食べるのでも十分においしいだろう豚にアンチョビ風味が加わって、ちょっとやみつき的なお皿です。じゃがいものパリっと焼いたのも豚の旨みとよく合ってたまらん。
789デセールは3種類から選択で、わたしはショコラのムースとアールグレイのアイスクリーム。このショコラのムース、濃厚で香り強くて、けれど口当たりはふわりとエアリー。陶酔的なおいしさです。これだけ丼一杯とかバケツ一杯食べたいわわたし。高貴なショコラに・・・アールグレイのアイスクリームとの組み合わせでとても安心しました。ショコラにはしばしば反対色とか反対味のものが組み合わされるから・・・たとえばフランボワーズとか・・・あれやめてくれたらなあと常々思っているのです。ほんと好みの領域なのだけど。それからフランボワーズ自体は好きなのですよ。けれどショコラは絶対にショコラとして食べたいとわたしは思うし、大半のショコラ好きはそう思っていると思うのだけど。違ったらごめんね<(_ _)>
10アンフュージョンで締めです。以上 Dejeuner B (アミューズ、スープ、メイン、デセール、カフェ)2000円、本当にお値打ちのデジュネでした。しばしば伺いたいお店です。週1くらいでも・・・って、いいお店で感動のある食事をした後いつも本気で思うのですが、仕事であちこち行かねばならんからなかなか伺えずで <(_ _)> フランス大好きなシェフの宮野多門さんとマダムの恭子さん、いい旅してきてね♪
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1_2そしてショコラのムースといえばこちら、「遊形サロン・ド・テ」です。何度かご紹介してきましたが改めて。これはもう神がかり的な名作、「リドル」時代の味がそのまま甦ったものなのです。ポルト酒のジュレがムースを覆っていて、グリオットチェリーは「遊形」となってからのせられたものです。ジュレの酸味はほどよくて、ふるふるとショコラに寄り添って、わたしこれはオッケーなわけ。矛盾と言われるかもしれないけれど食の嗜好はもうそれぞれどうしようもないもんだと思うから、許してね。トロトロよりは手前で、ある程度粘りけのあるムース、ショコラの稀有な香味がここにあると思いつついただきます。
2_2門上武司さんとお会いすることがあり、それならとびきりいいところで、というわけでこちらになったのです。門上さんの「おいしいコラム」では5月28日付でアップされています。
4_2そしてもう一品、季節ものだからといただいたのがこれです。新作、期間限定! ヨーグルトのブランマンジェにいちごのソースです。まず真っ赤できれい♪ そしてスプーンを入れるとこちらはゆるゆるのトロトロ、食感を堪能したくて黙っちゃうくらい。ブランマンジェの優しい味わいに、いちごの鮮やかな香りと甘さがすばらしいです。
3_2「抜群」とか「見事」とか「全然違う」とか、ひたすらそんな言葉が頭の中で飛び跳ねます。ポットサーヴィスのアールグレイと共にいただきました。

2008年5月 31日, dans 京都 サロン・ド・テ, 京都 フレンチ |

2008年3月29日 (土)

■「ばらの木」で、スチュワード麻子さんの紅茶セミナー


1京都タカシマヤ2階の喫茶サロン「ばらの木」で、スチュワード麻子さんによる紅茶セミナーが開かれました。スチュワード麻子さんは本サイトでも以前にご紹介したこのとのあるロンドン郊外在住の紅茶研究家、正確にはシニアティーインストラクターでいらっしゃいます。2000年にスタートした紅茶スクール Infuse School of English Tea (U.K.ティーカウンシルにも登録)を主宰されています。年に何度かの帰国の合間を縫って京都においでになり、リニューアルなった「ばらの木」のゆったりした空間で紅茶の楽しみ方、おもてなしのアイデア、紅茶を巡るイギリスの昨今などについてお話しされたのです。
220名ほどの参加者は、まずウエルカムティー=麻子さんのオリジナルブレンドである「イングリッシュ・ローズ・グレイ」をふるまわれました。ローズの香るアールグレイを楽しみつつ、紅茶にまつわるお話を伺います。(以下お話の内容抜粋)おもてなしというとディナーやランチなどに家に人を招くもの。ディナーなら最低3カップル6名を招き、必ずコース形式(大皿料理なんてことはない)だが、ランチだともう少しカジュアルでOK。この頃はブランチパーティなんていうのもあり。カクテルパーティやドリンクパーティとなると食事はつまむもの程度になる。紅茶ならお招きはもっと簡単! コースの決まりもない。そもそもイギリス人はどんな時でにでも紅茶を飲む。仕事の合間/朝食時など関係ない。人を慰める時も「まあまあまずはお茶を飲んで。」楽しすぎて興奮している人にも「まあまあまずはお茶を飲んで。」つまりイギリスの暮らしにおいて紅茶は日常に密着したもの。「ちょっとお茶に来ない?」と家に招かれても、マグカップにティーバッグ紅茶、ビスケットを缶から出して、みたいのもしばしば。だから軽い気持ちでお茶のお招きはできる。けれど同時にビジネスミーティングにホテルやサロン・ド・テの本格的アフタヌーンティーが利用される、といったことも起こっている昨今。家でおもてなしをするなら、まずはテーマを明確に。季節感の演出も大事で、春はイースター、冬はクリスマスというのが最大のお祭り。イギリスではティーパーティでの誕生祝いも珍しくない。パーティオーガナイズ会社のサーヴィスが盛んで、料理の調達(イギリス人の大半は料理が苦手)からテーマ性で統一したしつらいまで全部請け負ってくれて、ホームパーティを成功させてくれる。テーブルまわりを赤なら赤でまとめてくれたり、風船ふわふわ部屋中に浮かべて、その風船の全部に「40のお誕生日おめでとう!」なんて文字を入れてくれたりする。日本茶の普及はすごいものがある。今やグリーンティなんて言う必要はなく、「センチャ」「ホウジチャ」で通じるほど。センチャにピーチやマンゴーの香りをつけたものなども普通。キワモノとしてではなく、当たり前にティーバッグで販売され飲まれている。家でティーパーティをやる時:テーブルの一番上の布はレースのクロスを。活ける花は上流になるほど、生花が好まれる。けれど、紅茶の香りを邪魔するほど香りがきつすぎる花はいけない。フォークはセットせず、手でつまめるフィンガーフードを用意する。サンドイッチの具材はきゅうりが定番。まずは絶対きゅうり。スコーンに、クロテッドクリームとジャム、どちらを先に付けるか? というのは長年論争されていること。どちらを先につけてもいいけれど、水平に切ること。タテに切ってはダメ。熱々スコーン、バターと同じでクリームをつけても瞬時に溶けて流れてしまうからジャムを先に、という考え方。アフタヌーンティーの順序としては、サンドイッチ→熱々スコーン→パティスリ。本来、食べる順に運ばれて来るもの。ティーポットは家の女主人のみが触っていいもの。「女ふたりが同時にティーポットに触ると、どちらかの女から、双子の赤毛の男の子が1年以内に生まれてくる」と言われている。\(゜o゜)/ それくらい、あり得ないことである。わーきれい、と思わせるようなテーブルを用意し、歓迎の気持ちを表すこと。(以上お話から抜粋でした。)
1112パウンドケーキ2種類と、紅茶は「インフューズオリジナルブレンド」がふるまわれました。紅茶はダージリン、キーマン、セイロンという世界3大銘茶をブレンドしていいところばかり生かしたもの。わたし自身は今まで4種類のオリジナルティーをいただいた中でこれが最もいいと思っています。
13こちらはオリジナルのティーコージーです。リバティプリントをよく見るとティーポットが円を作って丸くなったモチーフです。麻子さんの好きなブルーグレイ色、保温性と使い易さを兼ね備えたものです。販売もされています。
2122質疑応答になると熱の入った麻子さんは立ち上がってお話。姿はほっそりときれいなのに語り口は明瞭、説得力があります。イギリス在住の日本人たちの憧れとなって、多数の受講生を擁するスクールを主宰していらっしゃることがよくわかります。「お招きを受けた時の服装は?」という質問には、迎える方も伺う方も少しドレスアップして。カジュアルスマート、というドレスコードがこのごろ多い。これはジャケットありなし? ネクタイありなし? ネクタイなしでジャケット? ジャケットなしでネクタイあり?? など男の人の方が悩むところで、女性の方は自由にできるのではないか。日本人はきれいにしていると世界的に思われているし。「おみやげを持って行くか?」という質問には、それはマストなことではないけれど、夜ならワインやシャンパーニュが多い。昼ならショコラやお菓子など? お花は、活けるのが大変なものはあげない方がいいかもしれない。すでに飾られている花を邪魔してもいけない。・・・などなど、具体的なお話でした。
41楽しい雰囲気のうちにセミナーは終わり、麻子さんは外で待っていらしたご家族の皆さんと合流しました。イギリス人のご主人と3人のお子さんたち・・・絵に描いたようなハッピーファミリーです。皆さん完璧にバイリンガルで日本語を話されて、すごいことです。
3132「ばらの木」では紅茶のオリジナルブレンド4種類の他に、ティーグッズ、ギフト詰め合わせなども揃っています。
Livre_du_theこの本もあります。「ロンドン、とっておきのティープレイスへ」(河出書房新社)。ロンドンで味わえるさまざまなアフタヌーンティーが紹介されていて見飽きぬ楽しさです。「ロンドンで、どこでアフタヌーンティしたらいい?」と質問があまりに多かったから、麻子さんは途方に暮れてこの本を作られたといいます。そりゃそうです、「京都で、どの割烹行ったらいい?」という質問と同じですもんね。あり過ぎて、即答はできません。もう少し具体的にどんなお店が希望なのか教えて、ということになりますから。麻子さんはヴィジュアルで、多様なサロンやホテルを一目瞭然にしたわけです。
Rosierユーロ高で、ロンドンでアフタヌーンティーを注文したら1万円近くかかってしまった\(゜o゜)/なんていう話を聞きます。けれど、京都タカシマヤ2階の「ばらの木」なら、ひとり2310円でこんなアフタヌーンティーをいただけます。麻子さん監修のアフタヌーンティーがあるのは、ここ京都タカシマヤの「ばらの木」だけ。ひとりでも注文できますから、遅いお昼に、午後の気分転換に、夕方ちょっとお腹が空いた時に、優雅な気分を味わいつつも気軽に食べられて便利です。

2008年3月 29日, dans 京都 サロン・ド・テ |

2008年3月14日 (金)

■吉田山荘の「真古館」~カフェとお茶、あちこち


1_22_23_2左京・吉田山の中腹にある風雅な吉田山荘は、昭和天皇の義理の弟である東伏見宮家の別邸として昭和7年に建てられたものです。戦後、その美しい姿のまま料理旅館となりました。写真は山荘の敷地内にある、昨年オープンしたティーサロン「真古館」です。来月の本館での撮影の打ち合わせのために訪れて、しばしなごみました。

1112オリジナルな飲み物があって、大豆とあずきを焙煎して香ばしいお茶にしたものを、豆乳と合わせた「あずきオレ」というもの。香りよくて温かくていたわられるような優しい味です。そして女将の手になる歌がつけられるのでびっくり。なんて能筆でいらっしゃるのでしょう。ちなみにこちら「山高み雲居に見ゆる桜花 心の行きて折らぬ日ぞなき」。わたしが読めたわけじゃなくて、ちゃんと読み方が添えられているのです。
21_2飲み物の後ろに控えていたのはショコラのケーキです。唯一のケーキがショコラって、センスいいと思うわ♪ これが卵や乳製品を一切使っていないもので、カカオマス100%に豆腐を使って作られているものとのこと。オリジナルなルセットで、ヘルシーにスイーツを楽しんでもらおうというオスピタリテが伝わってきます。
311階にはちょっとしたお菓子や食材に、こんなテーブルウエアの販売コーナーもあります。ソファ席、丸テーブル、東山の連なりや「大」が目前に望める席・・・とコーナーによって雰囲気が違うのもすてきです。
ティーサロン「真古館」
京都市左京区吉田下大路町59-1 
吉田山荘内 電話 075-771-6125 
11:00~17:30LO・18:00閉店 不定休
吉田山荘のHPはこちら↓
Verdi1カフェのおいしいところで打ち合わせというならこちら。「カフェ・ヴェルディ」で、扶桑社京都シリーズ(誌名次号から変わって「とっておき京都」となります)の編集者である鈴木敏之さんと伺ってヴェルディブレンド。カフェが澄んだきれいな味がして、すーすーといただけることをいつも驚きます。うちでも同じものをいただいているのだけど、お店ではさらにおいしい。
Wakuden1堺町御池下ルの「紫野和久傳」の茶菓席では「WaSaBi」の打ち合わせを篠田麗加ちゃんと。「祇園さヽ木」さんのページの撮影のために東京から来てくれて・・・助かりました<(_ _)> わらび餅などデセールに心引かれたのだけど、お腹ぽんぽん状態だったので、煎茶だけ。
Usagiteiこういうの本当はいけないんだけど、この時もまたお腹いっぱい状態で、それでもおしゃべりしたくて「うさぎ亭」へ。カフェを一杯だけ。ご主人の中村一臣さんとヤサカ四つ葉情報の交換。・・・ばっかりしてるわけではなくて、取材先の情報をいただいたりして感謝。
Kugelあまりにも予定詰まり過ぎの毎日、もともと大酒飲みでもないし、バーへ行く機会が減りました。食事が終わったら、できるだけ即うちに帰って写真の整理をしたりデータ入力したりします。わたしの仕事、絶対に「これで今日は終わった!」ってことないから。仕事は続くよいつまでも♪ でもこの「Kugel」、現在準備中の西麻布のお店を助けていただいている西田稔さんのバーで、東京から呼び寄せたスタッフと共に表敬訪問。激さぶだった夜、魔法のサイドカーでひととき幸せになりました。
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Richard先月フランスショコラを贈ってあげた人からフランスショコラのプレゼント、うれし♪ プティリシャール、もちろん何度もいただいたことあるけれど、こんなに味が細分化していたのね。すっと手にとってまず食べたのが赤い文様入り=カレー風味のプラリネ、次に反対色の緑を取ったらそれはタイム風味。まるで料理みたい。甘いショコラと思ったらぴりっとしてて・・・贈り主のキャラを伝えて妙だったわ(-_-;)

2008年3月 14日, dans 京都 サロン・ド・テ |

2008年1月25日 (金)

■「リプトン」三条本店、本日リニューアルオープン


1221三条通の、寺町通東入ルにある「リプトン」三条本店が本日リニューアルオープンしました。ご案内をいただいて伺ったら・・・もともときれいなお店でしたが、ファサードがすっきりして、店内はテーブルや壁などが一新されてより快適に、居心地よくなっていました。「リプトン」は昭和5年(1930年)、喫茶店というものが存在しなかった時代に福永兵蔵さんがオープンなさった、当時としては画期的だったお店です。「リプトン本社直轄喫茶部 極東支店」として開店された時、三条通は今のようなアーケードではなく、それどころか周りに何もないような場所だったとか。訪れた客の大半は外から姿が見えるのを好まず、そのためカーテンを引いての営業を余儀なくされたといいます。今はまったく逆ですね。ガラス張りというのはすなわち入りやすさです。そして通りに面したショーケースには色とりどりのケーキがディスプレイされていて、足を止めて眺めずにはいられません。
こちらに「リプトン」創業の楽しい絵物語、「本日開店のこころ」があります。)
34「リプトン」ですから、いただくべきはやはり紅茶です。リプトンオリジナルセイロンティ=ヌワラエリアの茶葉がベースのオリジナルティは、味も香りも色もさすがジャストに決まっています。日本紅茶協会から「おいしい紅茶の店」という認定を受けているお店なのです。紅茶の専門知識を持つ人のみが淹れることを許されていると伺いました。
56「リプトン青缶」、いただいているのはこれなのです。缶はアールヌーヴォー調の文様で瀟洒、ふたも粋なこと。この代表的な「青缶」をはじめとして、リプトンの紅茶の販売もされています。
111213軽食もいただけます。たとえばランチで人気なのがこの大きなランチハンバーガーセット。紅茶かコーヒーが付いて880円です。そしてランチパスタは日替わり、パン付で820円。今日は蟹といかと九条ねぎ、山菜ソースのスパゲティでした。


21_2222324ケーキはすべて、この三条店の店内厨房で作られています。わたしは(ほっとくとショコラしか食べないので、)いつもいただかないようなものを試してみることにしました。いろいろなフルーツが山ほど載ったタルトをセイロンティと。しっかり硬めに焼かれたフイユタージュの台の上にはヴァニラの粒々の見えるクレーム・アングレーズが敷かれ、その上にコンポートだったり生だったり、それぞれの最高の味わいのフルーツが何種類も、バランスよく配されています。なかなかすてき♪ きれいにいただきました。仕事柄、個人の方が経営する小さなお店へばかり伺いがちですが、たくさんの量を安定して作っていらっしゃるお店の安心なおいしさもまた、とても幸せなものでした。
「リプトン」三条本店 京都市中京区寺町通三条東入ル 電話 075-221-3691 10:00~21:30 無休
「リプトン」ティーハウスは他に四条寺町、河原町蛸薬師、京都駅地下街ポルタにあります。くわしくはこちらにあります。

2008年1月 25日, dans 京都 サロン・ド・テ |

2007年12月 3日 (月)

■「ばらの木」でアフタヌーン・ティー


Rosier京都タカシマヤの2階にある優雅なティーサロン「ばらの木」で、10月半ばからスタートしたアフタヌーン・ティー。ロンドン在住の人気の紅茶研究家、スチュワード麻子さんの監修になるものです。(10月の記事はこちら。)オリジナルブレンドの紅茶4種類から選べてポットサーヴィス、サンドイッチは数種類お代わりもたっぷりと。スコーンは熱々で、その後ミントのソルベですかっとします。小ぶりのパティスリも選べて、女友達と一緒に行けば延々おしゃべりしちゃいそう。同時に、ふたりからの注文が大半であるアフタヌーンティーですが、ここではひとりでの注文もOKというのがいいと思うのです。四条で用事が終わったある午後、ちょっと軽く食べたかった時に、「そうだばらの木行こう!」な気持ちになってしばらくぶりに出かけてみました。まず紅茶を注文。ダージリン、キーマン、セイロンの「オリジナルブレンド」をお願いして、次を待ちます。
12いちばん上のイメージ写真はわたしが撮ったものではなくて(c)巨匠ハリー中西、株式会社フクナガさまからいただいたものです。イメージ写真では美しくトレイにセットされていますが、実際はひと品ひと品運んでくださるのです。サンドイッチはサーモン、きゅうり、ハム。そして一拍おいて、チーズとアボカド+海老がサーヴィスされました。ひと口サイズで、おしゃべりしつついただくのにいいサイズです。(わたしはひとりで一瞬か二瞬で食べちゃったけれど(-_-;) )パンといえばフランスものばかり食べるわたしには「こういうの久しぶり!」と新鮮で、柔らかいパンの香りと食感を楽しみました。ここでは紅茶ですが、ワインも合うな~なんて思いつつ。
34スコーンの熱々なこと! オレンジとレーズン入りのがひとつずつ、冷めないように紙に包まれて供されます。ほわほわに熱いのを割って、濃い濃いクロテッドクリームとコンフィチュール(いちごとブルーベリー)をつけていただきます。いい香りがふわっーっと広がって、ほくっと口の中で崩れゆく感じ、これはちょっと本当においしい!! この後ミントのソルベが供されます。わたしは極端に寒がり、スコーンのあったかい余韻のままでいたくて、冷たいソルベはちょっとパスしていただきました。でも、本当はここで一度口の中をすっきりさせてからパティスリに向かうのが正しいです。
56パティスリはこんな風にお盆でプレゼンされます。いま5種類あって、この中から3種類を選んでお皿に載せてもらえます。わたしはとりあえずショコラものが見えたからそれを~♪ パリパリのショコラ板の下のミニエクレアの中はカフェ風味のクレーム、紅茶とも合っていい余韻でした。他に抹茶のタルトの抹茶風味アパレイユの部分、わたし好きでした~!
7「ばらの木」 京都タカシマヤ2階 
電話(直通)075-213-3891
アフタヌーンティー:14:00~19:00LO
ひとり2310円。

2007年12月 3日, dans 京都 サロン・ド・テ |

2007年10月19日 (金)

■「ばらの木」で、スチュワード麻子さんのアフタヌーンティー


Plaque京都タカシマヤ2階の、高級ブランドが並ぶコーナーの一角にある典雅な喫茶室「ばらの木」。京都で知らぬ人はいない、「リプトン」や「かつくら」の株式会社フクナガによって営業されています。「京都一、親切で、美味しい商品を提供します」と社訓に掲げているような会社ですから、質のいい仕事を目指され、お客さまを楽しませる企画を次々と考えていらっしゃいます。今回ご紹介するのは「ばらの木」で15日月曜日から始まった「アフタヌーンティー」です。紅茶と共に、サンドイッチにスコーン、そして小さなパティスリーを楽しむイギリスの伝統的なアフタヌーンティーですが、今回こちらの監修をされたのがロンドン在住の人気紅茶研究家、スチュワード麻子さん。ロンドン郊外の一軒家のご自宅で紅茶の教室を主宰され、年に一度は日本に帰られて紅茶のセミナーやデモンストレーションをしていらっしゃる方です。今回、東京・日本橋三越の英国展のために帰国、その後京都にいらしたスチュワード麻子さんに「ばらの木」でお目にかかりました。
Asakosan1スチュワード麻子さんは東京生まれ。日本女子大学・英文科を卒業後、日本航空客室乗務員となって世界を駆け巡るうち、お茶の魅力に目覚めたといいます。トルコにはトルコの、ロシアにはロシアの独自のお茶の飲み方があり、お茶の世界の奥深さを知れば知るほど惹かれていきました。日本紅茶協会で学んでインストラクターになり、イギリス人のご主人と結婚されて渡英後はロンドンで紅茶メーカーに入り込んでテイスティングを間近に見て覚えるなど次第にお茶ひと筋に。それでも麻子さんご自身は「少しも仕事にしようなんて思っていなかったのです。」 ただ「イギリスにあって、日本人の友達と日本語で話したい」という気持ちから自宅に駐在員の奥さまなどを招いて紅茶を囲んで自家製のお菓子を振る舞い、お茶の話をするうちにこの「お茶会」が口こみで広がり、いつの間にか紅茶教室ということになっていたのだそうです。つまり、(ご自身ではおっしゃいませんが、)麻子さんは駐在員の奥さまたちの憧れの存在となったのだと思います。郊外の一軒家に、イギリス人のご主人とお子さんたちとのイギリスらしい落ち着いた幸せな暮らし、暖炉のあるリヴィングでの、コレクションのアンティークのカップでお茶をと手作りのお菓子のもてなし。知的でお話し上手な麻子さんはあっという間に人気を集め、午後のお茶会は「INFUSE School of English Tea」という名の紅茶教室となり、一時は100名のウエイティングが出るまでになったのです。
Asakosan2_2そんな事態に至って、教室を自宅から外に移して拡大、ウエイティングの生徒さんを受け入れるようにしたり、お店を始めたりと、麻子さんは仕事の態勢を整えたといいます。ところが生徒さんたちが本当に望んでいたのは、講義室のような場所でのお話やデモンストレーションではなく、麻子さんの自宅リヴィングでのお茶の時間。それをわかった麻子さんは敢えて教室を縮小、元のスタイルに戻されて現在に至るということです。現在麻子さんは教室の生徒さんたちの要望から生まれた「インフューズ」オリジナルの紅茶のブレンドや、飲食店のためのハウスブレンドの開発をしつつ、帰国時はデパートの英国展や東京・銀座のリプトン・ブルックボンドハウスでのセミナーなど、日英両国で紅茶の楽しさを伝えて目覚しい活躍をしていらっしゃいます。
The1The2オリジナルの「インフューズ・ティー」は、関西では唯一この京都タカシマヤの「ばらの木」でのみ販売されています。4種類はそれぞれ、 
●オリジナルブレンド(ダージリン、キーマン、セイロン) 
●イングリッシュ・ローズ・グレイ(アールグレイに、英国の国花、バラの花びら) 
●ピーチ・ライチ・ブロッサム(紅茶と緑茶のブレンドに、ピーチとライチ、サンフラワーとジャスミンのつぼみ) 
●フラワー・シャンペン(香り高いシャンパーニュのフレーバー)。
これらの茶葉はイギリスから直輸入されたものです。麻子さんはこのブレンドに関して、英国の水でも、日本の水でもおいしく淹れられるということを特に考慮してブレンドされたとのことです。

Afternoontea_2そして、「インフューズ・ティー」を楽しみながら、これも「ばらの木」にしかない、麻子さん監修の「イングリッシュ・アフタヌーンティー」をいただきましょう。こちらは撮影用に、お皿を一堂に並べていますが実際はサンドイッチ~スコーン、口直しのジェラート、小さなパティスリーとコースのようにていねいに運ばれてきます。まずは上の4種類の紅茶の香りをテイスティングしてひとつを選択します。紅茶が供されたら、 ひと口サイズのサンドイッチがトレイにずらり、きゅうり、チーズ、サーモンなど5種類が「お好きなだけどうぞ」とサーヴィスされます。お代わりまで聞きに来てくださって、たっぷりいただけてうれしいですスコーンは焼きたて熱々を2種類、レーズンとオレンジです。濃厚なクロテッドクリームとジャムが添えられ、たっぷりつけてホクホクという感じでいただくとかなり幸せ♪ ひと口ジェラートで供されます。季節で内容は変わりますが、この日はミントのジェラートでした。そして最後に小さなパティスリーです。トレイでサンプルをずらりと見せてもらえるので、その中から3種類選択。麻子さんはテムズ・ヴァリー大学でみっちりお菓子を学び、英国パティスリー&コンフェクショナリー・シェフズ・サーティフィケートを取得した方ですから、お菓子の腕も本格的、フランス菓子に遜色ないパティスリが供されるのです。余裕のある午後、仲よしの友達とこんなアフタヌーンティーを楽しめたら、その日はなんと幸せなことでしょう。なんとも優美で、お味よく、ゆったり流れた時間はずっとすてきな思い出になると思うのです。

Livre_du_theアフタヌーンティーという習慣は、19世紀、7代目ベッドフォード侯夫人、アンナ・マリアが始めて英国の上流社会で広まったものです。伝統的で、おばあちゃんのもの、(あるいは観光客のためのもの)というイメージが先頃までイギリスでもあったそうですが、今はそうではありません。UKティーカウンシルのキャンペーンも功を奏して、今やファッショナブルなものとして捉えられるようになってきたのです。モダンなスペースで、伝統の焼き菓子スコーンと共にアラモードなパティスリがセットされたアフタヌーンティーが女性に大人気とのことです。またスーツ姿のビジネスマンが接待にホテルのラウンジのアフタヌーンティーを利用するというのも最近のトレンドだとか。ロンドンのさまざまなアフタヌーンティーや紅茶にまつわる豊富な情報を紹介したこの本は、見飽きぬ楽しさです。
スチュワード麻子著 『ロンドン、とっておきのティープレイスへ』 河出書房新社 1500円。
■「ばらの木」のイングリッシュ・アフタヌーンティーは、14:00~19:00LO ひとり 2310円。
ばらの木」 四条河原町 京都タカシマヤ2階 電話075-213-3891 10:00~19:30LO・20:00閉店。サイトはこちらです↓

2007年10月 19日, dans 京都 サロン・ド・テ |

2007年10月14日 (日)

■「ギャラリー遊形」 の新しいサロンドテ、10月19日オープン!


2全国100万人の読者の皆さま、本日は10月19日金曜日、名旅館「俵屋」さんが経営する「ギャラリー遊形」の西2軒隣にオープンするサロンドテをご紹介いたします。「YUKEI SALON DE THE」といって、こぢんまりした空間に席数わずか13、調度品の多くは「俵屋」の11代目当主・佐藤年さんの個人コレクションという贅沢なサロンです。
11121314151617店内はこんなです。古い町家を改修した、ごくこぢんまりとしたスペース、奥には小さな庭に臨むカウンターがあります。お店というより、趣味のいいお宅の居間に通されたような感じです。



212223グラスや陶磁器がセンスよく飾られています。ギャラリーの中にいるような気分にもなります。
Mousse1Mousse2Mousse3そしてこれが、ショコラのムース! 昨日お話しした伝説の「カフェ・リドル」の忘れがたいショコラのムースがここで復活したのです! 佐藤年さんの「是非に」という願いに応えて「リドル」の店主だった中島研一さんがサロンのメニューを監修、「リドル」の名デセール復活という、ファンが長年願いながら予測もしなかった幸せがついに実現したのです。ジュレやショコラの味も香りも、なめらかな口当たりも昔のままです。感激して泣いちゃったらどうしましょ~? なんて初め思っていたのだけど、ひたすらダマっていただきました。ひと口ひと口桃源郷状態、ただもうショコラ風味の天国の中にいるという感じで・・・何か現実から遠いところにいるような心持ちになりました。
Orange1Orange2Orange3「とろけるオレンジのクリーム」も、「クレーム・アングレーズ オランジュ」と名前を変えて復活しています。ひと掬いすればオレンジの香りが広がり、懐かしく変わらぬ味 (いやもっと濃厚になっている?)で圧倒的幸福感に包まれました。2004年の1月の突然の閉店から3年半以上・・・けれどそんな時間もすっ飛んで、「リドル」の記憶が鮮やかによみがえりました。以上のデセールは、深煎りコーヒーあるいは紅茶がついて2200円です。
Warabi1Warabi2もうひとつの看板、「俵屋のわらび餅」です。ゆるゆる、ふるふると舌ざわりのいい、究極のわらび餅と言えるこちらは抹茶とセットで2200円、煎茶か焙じ茶とのセットなら2000円です。俵形の干菓子もついています。
T1T2T3T4グラスにも、カウンター前面にも「俵屋」さんの T マーク、洗面所にはもちろんこの石鹸です。そして感じのいいスタッフの皆さんは中島さんの特訓を受けられたご様子。「カフェ・リドル」の味がすばらしい場所を得て伝承されたのです。


「YUKEI SALON DE THE」 京都市中京区姉小路通麩屋町東入ル (「ギャラリー遊形」西2軒隣) 電話 075-212-8883 11:00~19:00 火曜休み(ただし11月は無休)
★ドリンクメニューは各1200円で、●ポットサーヴィスの深煎りコーヒー ●ポットサーヴィスの紅茶(アールグレイ) ●カフェオレ ●ロイヤルミルクティー ●フレッシュジュース とあります。

2007年10月 14日, dans 京都 サロン・ド・テ, 京都 スイーツ |

2006年5月 9日 (火)

■オ・タン・ペルデュ Au Temps Perdu


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京都・岡崎にある「オ・タン・ペルデュ Au Temps  Perdu」という名の、フランス惣菜店&サロンドテです。レストラン「ベルクール」の経営です。この店名を聞いて、フランス文学好きなら即思い出すのがプルーストです。『失われた時を求めて A la recherche du temps perdu 』。親友のひとりは「よっぽどフランス好きじゃないと、オ・タン・ペルデュなんて店名すぐ覚えられないよ~」と言っていましたが、フランス好きにはちょっとたまらない名前です。話がちょっと飛びますが、違う友人としばらく前に銀座のコリドー街を歩いている時に、「ル・シズィエム・サンスなんて、よっぽどフランス語が好きな人じゃないとすぐに覚えられるわけがない!」って同じようなこと言われて、このお店のことを思い出したものです。
で、「オ・タン・ペルデュ」は、持ち帰りできるサラダやパテやキッシュなどお惣菜がさまざま揃っていて、店内のサロンでもいただけます。ほんと粋です。お味もフランスそのものです。おみやげ用にマドレーヌがあるのがさすがなのですが、一度木箱入りを買って帰って箱を開いたら、どどーっと感動してしまいました。なんと、ハーブティ入りなのです。それも本の中に出てくるティユール(菩提樹)。本当にちゃんと原作を尊重してこの店名をつけられたんですね・・・。すごい。本の中で、作者がマドレーヌをお茶に浸して食べた時に記憶がよみがえる場面、わたしはあまりにも好きな一節なので暗記をしているほどです。
Et tout d'un coup le souvenir m'est apparu. Ce gout c'etait celui de petit morceau de madeleine que le dimanche matin a Combray (parce que ce jour-la je ne sortais pas avant l'heure de la messe), quand j'allais lui dire bonjour dans sa chambre, ma tante Leonie m'offrait apres l'avoir trempe dans son infusion de the ou  de tilleul.
いまガリマール版も出して念のためこの部分を確認しました。アクサンがつけられなくてごめんなさい。叔母さんのレオニーが「マドレーヌをお茶に浸してからくれた」ということを思い出す場面がここで、お茶というのは tilleul(ティユール=菩提樹)のアンフュージョン(ハーブティ)。これを踏まえられた上での、このマドレーヌセットなわけですね。
2_3Boite_en_boisマドレーヌは焼き色も美しく、古典的なお味です。木箱がまたすてきです。コメルシー風マドレーヌと風情ある文字で描かれています。マドレーヌ6個とお茶入りで1000円。店内ではお茶だけの利用も可能で、お茶は500円です。ハッデーな平安神宮の鳥居(大好き!)や美術館からもすぐ近く、樹の美しい青蓮院へもお散歩可能。京都らしい華麗な界隈でフランス風のサロンドテというのがまたとてもシックだと思います。
Boisson_2Exterieur_2オ・タン・ペルデュ」 京都市左京区岡崎円勝寺町64 パークハウス京都岡崎有楽荘1F (仁王門通り神宮道西入ル、南側の白川沿い) 電話075-762-1299 11:00~20:00 月曜休み

2006年5月 9日, dans 京都 サロン・ド・テ |