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2016年1月 2日 (土)

■ 食べたくてたまらなくなる料理本2冊です\(^o^)/


■ 全国100万人の読者の皆さま、お正月は京都の家にたてこもっているエリーでございます。家にいることも実はひどく好きで、片付けて居心地がよくなったということもあります、ほんと快適。今月下旬の「里帰り」も控えて、その準備をしたいということもあります。
■ ネットも大好きだけど、わたしは本が好き。本は何人もが関わって厳密に作られますから、何でもありのネットとはやっぱり違います。時間をかけて、ものすごくちゃんと作るのよ。繰り返し見たり読んだりしたい本が人生にあるって、すごく豊かなことです。
■ ただし、すごく場所を取るから、今や紙の本はできるだけ買わないようにして、電子書籍をと思っていますが、なかなか欲しい本の100%が電子化されているわけではありません。それで結局今も紙の本買ってる・・・参考書に手元に置くもの以外は、読後すぐに(本が新しいうちに)興味を持ってくれそうな友人知人にもらってもらうようにしています。
■ だから、Kindleで出たのを買って一読、「あーこれは、紙の本で買えばよかったな、○○○さんに上げたら喜んでくれただろうな」と思うこともありますー(^o^)(^o^) 本と電子の、按配が難しいところ。今やKindleの方がずっと読みやすいんで、Kindle版が出てれば即そちら買ってしまうんだけど。
■ さて、お正月休みでやっとこさ本をいろいろ見られる態勢になりまして、早くご紹介したかった料理本2冊をまずアップします。まずこれ:
51gwzt8t4al ■「銀座マルディ グラのストウブ・レシピ 和知徹シェフのワールド・ビストロ料理
世界文化社、128ページ、2015年9月刊、1728円
51wspyxd6kl ■ 帯付きの状態ならこれですね♪(わたしは帯大好き、)
■ ストウブという、(ご存じと思いますが念のため)、フランス・アルザスで作られている鋳鉄の鍋を使った、銀座の大人気レストラン「マルディ グラ」、和知徹さんによるルセット集です。これが、見てるだけで食べたくてたまらなくなる写真ばかりなのです。
71sdjidafml ■ (アマゾンのページから拝借です)たとえば、お店の人気メニューであるトスカーナ・フライド・ポテトがあってかぶりつきたくなったり、

616tqmenhql ■ いかにもフランスの家庭料理、ガルビュールの作り方があってたまらなくうれしくなったりします。
■ 野菜の蒸し焼き、肉焼き、ポシェやエチュヴェなどの優しい火の入れ方、熱々揚げ物といった風にストウブ鍋の特性を生かした調理のページの後、フランス、中欧、イタリア、スペイン、トルコ、アジア・・・と国別の料理が並んでいるのも旅行をしたような気分になれてすてきです。いやもうとにかく旨そうなのよ(T_T)(T_T) 限界かと思われるほどアンダーでニュアンスに富んだ写真が、じわじわと目に脳に浸食してくるといった感じ。とにかく食べたくなります。
■ しかしこれ本当に印刷がいいんだと思う。下手したら見えなくなってしまうくらいの、ギリギリの明度です。それでいてこれだけおいしそうと思わせるのがすごいです。
銀座マルディ グラのストウブ・レシピ 和知徹シェフのワールド・ビストロ料理
世界文化社、128ページ、2015年9月刊、1728円
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■ お次はこちら、
61qzt5cw0fl ■ 「アミューズ&オードブル・レシピ 一流ホテルのシェフが教える本当につかえるアイディア100
世界文化社、128ページ、2015年11月刊、1728円
61z6yx1g3l ■ 帯付き表紙はこちらです。
■ 総料理長フィリップ・ルイ・エガロンさんに習う、ヒルトン東京「TSUNOHAZU」のアミューズとオードヴルの本です。実に華やか、美しい、楽しーい\(^o^)/\(^o^)/
71g5ibouzil_2 ■ (アマゾンのページから拝借です)これはアミューズの見開き扉ページ。ぱきっと見やすい写真、どの一品も手に取って今すぐ食べたいと思います。スタンダード、コンテンポラリー、ニューワールドと3テーマで、それぞれ10種類くらい。盛りだくさんに紹介されています。
71q0kkucvjl ■ いやもう楽しすぎる。実はアミューズとオードヴルだけでなく、カクテルもあればデセールもあります。縦横無尽てこのことです。アメリカンスタイルにはコカ・コーラまで添えるという念の入れよう! 四川よだれ鶏やパパイヤ蒸しスープのような中華メニューもあるし、鉄板焼きも天ぷらも寿司もあります~~ さすがはホテルの幅広さ。オールマイティ、全方位型のルセットです。
■ ちなみに、この本にもストウブ鍋が登場しているんですよ。マッカなミニココットが並ぶp76、わたしとりわけ好きです~(^o^)(^o^)/
■ お料理で人を楽しませ、もてなすことができる人や場所ってほんとすばらしい。気持ちが華やかに浮き立つ本です。
■ さらに、これだけきれいなヴィジュアルで写真を見せてくれて手順教えてくれてお値段千円台って、わたし本当に日本の料理本は仰天のカリテプリ=コストパフォーマンスだと思います。今でこそ廉価で手軽な料理本も出てきたけれど、フランスできれいなヴィジュアル入りの本となると、いきなりハードカバーでやたら場所とって大げさで、まあ家が広いからってこともあると思うけれど、こんな風にコンパクトにぎゅっと美しい本は、ほとんどなかったと思う。まあ随分事情が変わったなとこの2,3回行ったフランスで思ったけれど。
■ 改めて激しくおすすめです。はげすす\(^o^)/\(^o^)/
アミューズ&オードブル・レシピ 一流ホテルのシェフが教える本当につかえるアイディア100
世界文化社、128ページ、2015年11月刊、1728円

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★次も本の話をします・・・アマゾンずぶずぶ、アマずぶエリーです<(_ _)><(_ _)>
(2016-01-02)

2016年1月 2日, dans ★本のご紹介 |