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2016年1月17日 (日)

■ 「チェンチ」 2016年1月の夜コース


■ 全国100万人の読者の皆さま、「Cenci チェンチ」さんがますますすごいと思ったエリーでございます。17日(日)の夜、5人で「Cenci チェンチ」さんへ。うち1名は、東京からわざわざこの食事のためにいらっしゃいました。
いやもう、神業ぶりが進んでいたと思う。どのお皿も完璧のぺき子ちゃん状態に、食材の組み合わせも食感も火の入れ具合も温度も色合いも塩加減もぴたりぴたりと決まりまくり、ひれ伏す思いでいただきました。
ほんとーーーーーーーーにおいしかったのです。☆☆☆☆☆☆
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■ ひと皿め、生ハムは岐阜の「ペルシュウ」にできたて練りたてのモッツァレラ、洋梨。ここから感動。
Img_9545jpga ■ これ目ざましくおいしかった・・・ぶりとかぶら。新潟のぶり、これだけでも本当に美味なのに、かぶらは赤かぶ、聖護院かぶらなど何種類か、ひたひたしっとりお漬物状態になって添えられて、さらに柿が甘みを添えました。おろした柚子、からすみの粉。全体、すごくいい調和で、圧倒的によかった・・・一生忘れないと言うレヴェルで美味でした。
Img_9547jpga ■ 雲子のフリット、下にカリフラワーのピュレ、上にカリフラワーのごく薄いスライス。3層、全く違う食感でした。フリットさくさくさくで塩気ほどよく、旨かった(*_*)(*_*)
Img_9553jpga ■ 固めて四角にカットしたリゾット。米に大根のおだしがしみていて、今まで食べたたことのない香りと味。そこに牛テールが組み合わされて、いい調和です。下にテールスープ。ラディッシュの下に大根おろし。アンコールペッパーがアクセントになって粋な味でした。

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Img_9557jpga ■ まながつお。あまりに西京焼きの味と印象が刷り込まれている魚ですが、これが全然違う調理でびっくりする食感(ふわふわふわでしっとり)と味わいでした。ほんとはこんな味なんだな。くたくたのちりめんキャベツがまながつおを引き立て、その下で根セロリのピュレがやんわりふんわり受け止めていて、口の中天国になりました。
Img_9561jpga ■ メイン肉料理は茨城の鳩のむね肉で、「鳩いらん(*_*)(*_*)」と一瞬かニ瞬思ったのだけど(わたしはあまり鳩肉好きではない)、しかしこの鳩は非常にきめ細やかで、口当たりしっとり、うまかった((((;゚Д゚))))))) ((((;゚Д゚))))))) 焼き方の(それ以前にさばき方の)工夫を伺いました。付け合わせの九条葱がものすごく甘くていい香りでした。いや付け合せではなかったな、互角でした。そして炊いて揚げたという堀川ごぼうがまた旨みを添えていました。うまうま(*_*)(*_*) レバーのソース、いろいろの(わりとアバの)部位が細切れで散らされて風味をぐぐっと添えていました。
Img_9563jpga ■ パスタは3種類から選択。
5人いたので3種類を全部注文して味見・・・1テーブルで本当は揃えるべきなんだけど、遠慮よりも好奇心の方が勝りました。お手間すみませんでした<(_ _)><(_ _)>
これはわたしの選択で、白菜としらす、山椒風味。山椒の香りが目ざましく効いて、しらすや白菜が、こんなにおいしかったかと仰天・・・
Img_9565jpga ■ 菊菜と牡蠣のアラビアータ。
Img_9571jpga ■ どんこしいたけとふきのとう入りボロネーゼ、+1500円でぺリゴールの黒トリュフ。サーヴィスのぶんぶん=文屋隆志さんが、テーブルですりおろしてくれます。斜め前の方のお皿ながら、こちらまで芳香馥郁と。うっとり。
Img_9574jpga ■ アマレット風味のいちごと練乳ビアンコマンジャーレ。上からピスタチオ。
Img_9575jpga ■ カフェ風味のカンノーリ。
Img_9577jpga ■ 青りんご、グラニースミスで作ったタルトタタンというのも人生で初めてでした。シナモンも効いて、うっとり。上にアーモンドのテュイル。青りんごのソルベ、下にアングレーズソース。りんごの皮を乾燥させて砕いたものをはらはらと。
Img_9581jpga ■ カプチーノの絵を描いてくれたのはサーヴィスのももちゃんでした(^o^)(^o^)/ 干支の猿だそうです(^o^)(^o^)/
■ 何もかも、超越しておいしかった・・・
サーヴィスもほどよくて、あったかくていい感じ。いいチームってのがわかるのです。
坂本健さんありがとう、横山耕介さんもありがとう。感動深いコースでした。ほんとーによかった。一緒に食べた皆さんもありがとう。
また伺います。<(_ _)><(_ _)>
Cenci チェンチ
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(2016-01-17)

2016年1月 17日, dans 京都 イタリアン2016~ |