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2015年12月 1日 (火)

■ 「東山ゆう豆」の夜の懐石コース


■ 全国100万人の読者の皆さま、11月後半のある夜にこのコースをいただき、しんそこおいしいと感嘆したエリーでございます。「東山ゆう豆(ゆうず)さんの夜コースです。じんわりうっとりしみじみおいしかったのです☆☆☆
■ 素材の力に、技術の力。ものすごくいい流れで、満足感がありました。激しくおすすめしたいと思います。和食が続いた京都滞在だったとしても、それでも最後にこれを食べて帰ってくださいと思います。湯葉がテーマ、湯葉ありきの料理でありながら、出てくる料理は実にヴァリエーション豊か、全く飽きさせないのです。
Img_7002jpga ●先付
江戸柿膾 湯葉和え 合鴨ロース塩蒸し、胡麻クリーム
重ね湯葉食べ比べ 京都産丹波黒豆、美山産白大豆
初めからすごい充実ぶり。湯葉のおいしさだけにでも感動しますが、組み合わせがとてもいいのです。
Img_7011jpga ●吸物替わり
紅ずわい蟹 湯葉にゅうめん 
細く切った湯葉です。夏には冷たいヴァージョンがありましたが、それの熱々です。蟹入りで贅沢。
Img_7012jpga ●こうして、中のおだしに湯葉を落として混ぜていただきます。ここでもう天国状態。おだしの味と湯葉のおいしさがじわじわと効いてきて、ほんとーーーに美味と思います。
Img_7020jpga ●造り
北海道のぶり、さしみ湯葉 からし醤油
湯葉だけではなく、魚おいしい!と感嘆します。
Img_7024jpga ●銚子の金目鯛
ちょっとオプションでいただきました。これもねっとりじんわり、旨さのかたまりという感じ。グラスで白ワインを合わせていただきました。
Img_7028jpga ●揚物
明石の鰆の煎り出し(葛粉をつけて揚げたもの)
豆乳胡麻豆腐の、湯葉衣揚げ 銀杏
Img_7031jpga ●粉々にした乾燥湯葉を衣にして揚げた、豆乳胡麻豆腐。熱々、外側バリバリ、中トロトロでこれは犯罪的に旨い(*_*)(*_*)
Img_7032jpga●原木椎茸を焼くところからプレゼンしてくださいます。
Img_7034jpga ●料理長の塔本亮平さん、間違いない技術を持った方だということが、初回にいただいた時にわかりました。これでこの椎茸の大きさがわかりますね。大きいだけでなく、これも旨みたっぷりだったのです。↓次のお鍋に入って出てきました。
Img_7035jpga ●小鍋
豆乳霙(みぞれ)仕立て 金目鯛、美山の原木椎茸、湯葉
Img_7039jpga●金目鯛のおいしさと豆乳のおいしさが響き合って、ずるいほどおいし(*_*)(*_*)
Img_7040jpga●そして、ご飯前にオプションで、お蕎麦もひと口いただきました。豆乳だしに、濃厚な卵黄がまた旨みと風味を添えて、悶絶うまい。
Img_7044jpga ●いい加減満腹なんだけど、するする、するするといただきました。
Img_7046jpga ●ご飯が炊けて、こうして目の前でプレゼンしてくださいます。
Img_7049jpga ●釜炊きの柚子ご飯、美山京地鶏(通称 柚子バターご飯)
少しバターを入れることでまた味に深みが出て、これもずる旨い。
Img_7052jpga ●赤だし、湯葉つくだにが添えられました。このご飯、ふんわりほっこり塩気もほどよく、忘れられないおいしさでした。
Img_7057jpga ●水物
ゆう豆スタイル 豆乳クリームモンブラン
モンブランというのは、すりおろした栗がふわふわふわと豆乳ソフトクリームにかかったものなのでした。これも意表を突かれる食感と風味、ものすごくすてきなデセールでした。
■ 「ゆう豆」の太田雄介さん、料理長の塔本亮平さん、ありがとうございました。
一緒にいただいたのは「株式会社のぞみ」の藤田功博さん。ありがとう。「ほんとおいしいねー」って言いながら、久しぶりに色々話せてよかったー!
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東山ゆう豆(ゆうず) 電話 075-532-1019
〒605-0074
京都市東山区祇園町南側570-218
(東山安井交差点から西入ル、北側)
11:00~14:30LO・15:00閉店、17:30~20:30LO・21:30閉店
(販売はアイドルタイムなしで営業)
木曜休み
日曜はランチ営業のみ
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(2015-12-01)

2015年12月 1日, dans 京都 和食15後半 |