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2015年12月25日 (金)

■ 「点邑」のお料理付き天ぷらコース


■ 全国100万人の読者の皆さま、24日お昼は大好きな「点邑」さんに伺ったエリーでございます。お料理付の天ぷらコースをいただきました。
■ おいしいのわかっているけれど、今回もまた、お料理ひと皿ひと皿、天ぷらは一品一品、神がかりだと思いました。天ぷらはいずれも、ひと口めさくっと歯を入れた瞬間、頭の中でファンファーレが鳴り響きました。さくさく感がすばらしい。ねぎなど香りがすごい。湯葉の、中のとろとろ感見事。多分ここで初めてのさつま芋もほくほくほく、噛めば甘みがふわーと広がりたまらなくいい感じ。定番の名作、海苔とうにもこのこもいただいて、お椀はすっぽんだったし、冬の「点邑」さんのエスプリを全部いただいたと思います。
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●帆立、にんじん葉、焼き舞茸、生麩、煎り松の実の胡麻和え
●ぶりお造り
●穴子寿司
●すっぽんのお椀 葛切り、お餅
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●海老
●ねぎ
●このこ
●湯葉
●海苔とうに
●さつま芋
●くわい
●穴子
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●天茶
●ラ・フランスのコンポート
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Img_8741jpga●ぶりのお造りと、
Img_8745jpga●帆立、にんじん葉、焼き舞茸、生麩、煎り松の実の胡麻和え
Img_8747jpga ●穴子寿司
口当たりふんわりでたまらなく美味。わたしは穴子はあまり積極的に食べないけれどこれは別格。
Img_8749jpgb ●すっぽんのお椀 葛切り、お餅
しみじみしんそこ美味、温まりました。ずーっとしばらく身体ぽかぽかしていました。
Img_8757jpga Img_8758jpga ●ここから天ぷらで、海老
Img_8760jpga ●ねぎ
少し焦がして、ものすごく香りを立たせています。熱々で、中はとろりとやわらか。
Img_8766jpga ●このこ。定番の名作です。お酒が合います。
Img_8767jpga Img_8769jpga ●湯葉
外パリパリで中とろとろ、すごく加減がいいです。
Img_8772jpga ●海苔とうに
ををー、定番名作また出ました<(_ _)><(_ _)> バリっとした海苔の中に、熱々の、溶けるようなうにです。おいしいのわかっているが、これやっぱりおいし(*_*)(*_*)
Img_8776jpga ●さつま芋
これも焦げめがわずかついたくらいまで揚げてあって、甘い甘い甘いお芋の香味を、揚げることで500%引き出しましたという感じ。びっくりするほどおいしかったです。
Img_8778jpga ●くわい
擂りおろしてまとめて揚げたもの。
Img_8782jpga Img_8786jpga ●穴子
小林紀之さん、本当に優しい接客をしてくださいます。ほんわかあったかくて、気持ちが和みます。穴子のバリバリサクサクサクなこと、穴子を自分からは食べないわたしですが、これは別。ほんとーーーにおいしかったです(T_T)(T_T)
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Img_8787jpga ●天茶
天丼や白ご飯とちりめん山椒の選択もありますが、わたしはいつも天茶です。油ものがのっているのに、さわやか~な締めご飯です。後味すっきりします。
Img_8793jpga ●ラ・フランスのコンポート
■ 9月に移転した後の「点邑」さん、本当に価値があると思ったお昼でした。
麩屋町通からお店エントランスまでのしばしの路地もすてきだし、店内はすっきりと粋で居心地がよくて、次はまたいつ伺おうかしら?と本当に楽しみになるお店です。
お店の風情は初出投稿をご覧ください。
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「点邑」(てんゆう)  電話 075-212-7778(前と同じ)
京都市中京区麩屋町通三条上ル西側
11:30~13:30、17:30~21:00
1階2部屋(最大8名/最大4名)2階がカウンター10席
全席禁煙
1994年5月20日開店、2015年9月18日移転開店
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★冒頭で「ファンファーレ」と言ったのは、
ロシュフォールの恋人たち」(フランス、1967年、ジャック・ドゥミ監督)の、
「双子の姉妹の歌」の冒頭部分のファンファーレです。
(わからん人はyoutubeにあるから見てみてね。)
若きカトリーヌ・ドヌーヴと、当時まだ生きていたお姉さんのフランソワーズ・ドルレアックが「田舎にいるのはいや。パリに出て才能を試したい」と歌って踊ります。
粋でおしゃれで泣けるほどかわいいです。(*_*)(*_*)
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(2015-12-25)

2015年12月 25日, dans 京都 天ぷら京都 和食15後半 |