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2015年6月17日 (水)

■ 祇園の新しいフランス料理店、「山地陽介」


■ 全国100万人の読者の皆さま、今日も新店ご紹介のエリーでございます。すてきなお店が祇園にオープンしましたー! 6月16日の夜、祇園町南側に「山地陽介」(やまぢようすけ)さんが開店しました。本日17日、開店2日めの昼に伺い、夜のコースをいただいてきました。
Img_8546jpga_2 ■ 祇園情緒色濃い界隈、「祇園にしむら」さんの斜め前、「加加阿365」さんの南隣という場所です。Img_8554jpga_2 ■ 広々と明るい空間が広がっています。気持ちがいい! 木の質感を生かした、趣味のいいインテリアです。お庭も望めます。カウンターが9席、テーブルが4,2,2で合計8席。
Img_8552jpga ■ さらに、道側に、こんな半個室があります。
Img_8556jpga_2 ■ 2階にも個室。広々しているのです。
Img_8562jpga ■ さて1階に下りて、そろそろ食事のスタートです。お客さまが入られる直前です。
Img_8559jpga ■ テーブルセッティングはこんな。木のニュアンスをどこまでも生かしたしつらいです。
Img_8567jpga Img_8573jpga■ さて、昼にお願いした夜のおまかせ料理、1万円にサーヴィス料理10%、税別です。とにかく初回は明るい時間に伺いたかったのです。
●白アスパラガス、キャヴィア、マッシュルーム、青りんご、メープルシロップ、レモンのクレーム
ふんわりとサラダが盛られ花で飾られ、とてもきれいです。フォアグラの代わりにわたしはキャヴィアにしていただきました。青りんごのシャリシャリにキャヴィアの粒々感、シロップやレモンクリームの甘みと酸味が調和よくからみ、いい感じのスタートです。
●飲み物はロゼシャンパーニュ1杯をいただき、あとはずっとペリエで通しました。
Img_8576jpga ●「すじあら」、パッションフルーツのソース、クリームチーズ
すじあらという白身魚は低温でじわっと火入れがされており、舌ざわりなめらか。パッションフルーツのソースが酸味を添えて、目のさめるような味わいです。クリームチーズがこくを与えて、いいバランスです。
Img_8589jpga Img_8591jpga Img_8592jpga ●水いかのカルボナーラ風
これすごくおいしかった\(^o^)/\(^o^)/ 水いかに、温度卵をくずしからめもって、ぐずぐずっといただくのです。心を奪われました。
Img_8583jpga ●自家製フォカッチャが供されます。ちょっとイタリアンな感じかしらん?と思います。
Img_8596jpga●地鶏のローストに車海老、ローリエの葉のフリット 海老だしスープに、もやし、にんじん、パプリカ 米と胡麻チップ
見えてないですが野菜がたっぷり入った海老だしスープに浸った鶏肉です。鶏肉の旨さに、海老の身の風味も添える。海の幸山の幸を同時に味わうお皿。
Img_8599jpga●「ほうきはた」の低温ロースト、黒胡麻ソース 季節野菜いろいろ
ほうきはたとは、くえにとても食感の似た魚です。これも今風の火入れで、なめらかな舌ざわりです。黒胡麻ソースも、酸味と甘みが利いてとろりんとしています。魚と野菜にからめもっていただきました。
Img_8607jpga Img_8614 ●「中勢以」さんの熟成神戸肉 内もも肉 レモンエスプーマ
豆のソース、レモンの泡泡、たたいたオリーヴと、あの手この手で風味が添えられて、牛肉ひとつがこんなに味わいを変えて楽しめるのか~♪ というお皿です。フリットに見えるのはただのお芋のフリットではなくて、じゃがいものニョッキをフリットにしたものでした。じゃが芋をまとめて焼いたのも添えられていました。
Img_8617 Img_8619 ●カルナローリ米のココナッツミルクでのリオレ、ソースアングレーズ ポップコーン、コーンフレーク、メープルシロップ
デセールは、優しい甘さのリオレ。米をミルクで炊いたものですが、牛乳ではなく、ココナッツミルクで炊いてあり、風味がいいです。アングレーズソースをからめつつ、ポップコーンのパリパリ感と共に味わいました。ほどよいデセールでした。
Img_8621 ●エスプレッソをダブルでいただき、ご馳走さまでした<(_ _)>
Img_8543jpga ●「山地陽介」、名前をそのまま店名に、というのはフランスではよくありますが、日本ではフルネームでそのままというのはあまりないかもしれません。(苗字のみはありますが)潔いですよね。あ、京都なら「Ryoriya Stephan Pantel」があるか。(^o^)(^o^)
●山地陽介さんは「Paul Bocuse,Joël Robuchon,Alain Ducasse,etc 」とある通り、フランスで、それも名店ばかりで10年以上のキャリアを積んで帰国された方です。他の国からのオファーもありながら、京都を選ばれたということ。美しいお店で美しい料理、これからしばらく話題集中になると思います。わたしもさっそく取材をお願いしました。お料理をいただきにも、また伺います。
Img_8579jpga Img_8586jpga ■ 一緒に食べたのはこの人、あけーみ=小山明美@ザ・リッツ・カールトン京都です。お店や料理に対する好みや持つ感想がほんと見事に合います。
■ あ、かんじんの陽介さんの写真がなかったな。ごめん(^o^)(^o^) こんど撮らせてね。
3人で一緒にいた、この時の写真をご覧ください。
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山地陽介 電話 075-561-8001
〒605-0074
京都市東山区祇園町南側570-151
12:00~13:30LO、18:00~21:00LO
月曜休み、他不定休月に2日あり
カウンターとテーブルで全29席 全席禁煙
要予約
昼5000円、サ5%と税別 夜10000円、サ10%と税別
2015年6月16日18:00開店
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(2015-06-17)

2015年6月 17日, dans 京都 フレンチ 2015~ |