■ パリ 6月27日 昼 マレ方面 「カレット」と、単一品種パティスリ |
■ 全国100万人の読者の皆さま、エリー@パリー続けます。6月27日昼~午後の記録です。
●「CARETTE カレット」の、トロカデロではなくヴォージュ広場のお店へ。日焼けしたくないんで室内へ入ります。今の時期、どこもカフェやサロン・ド・テはテラス席から埋まっていきますから、必ず部屋の中に座りたいわたしは楽です。といっても室内もあっという間に埋まりましたが。ここのフレッシュオレンジジュースの味が忘れられず、まずそれを注文。
●大ボリュームのサラダ、焼きシェーヴルチーズとトースト付にして、ひたすらむしゃむしゃといただきました。これよくわからん写真ですが、ほんとうず高く、馬のごはん並みの量がありました。
★ちなみに、ヴォージュ広場のはずれに、「ジェラール・ミュロ」さんのヴォージュ店があるはずと思って探しましたが、ない。近所のお店の店主さんに尋ねてみると、2か月ほど前に閉店したとのことでした。後の店との比較のために、普通のエクレールを買おうと思っていたのです。残念でしたー!
●単一品種パティスリ巡りです。こういうお店は、フランス人にも尋ねたけど、フランス語でも英語で「コンセプトストア」って言うらしいです。まず「レクレール・ドゥ・ジェニー、L'Éclair de Génie」。 ひたすらエクレールのヴァリエーションです。1個で5ユーロ、6ユーロと安くないけれど、なんだかすごくヒットしている様子。ギャルリ・ラファイエットのグルメ館にもありましたから、これは人気沸騰状態なんでしょう。
●わたしが買うのはもちろんショコラ(奥)と、塩バターキャラメルです。お菓子は、茶色いものしか基本的に要りません。(フルーツはフルーツじたいで食べたい。ただし、りんご菓子は別です。タルトタタンやアップルパイ、食感も味も別物になるから。)
●買った2種類のことしか言えませんが、味がすっごくよかった。すごくおいしかった。才気ある、まさにジェニー(天才)な感じのお菓子でした☆☆☆
●こちらは「ポッペリーニ Popellini」。ひたすらシュークリームのヴァリエーションです。
●ショコラ、ショコラオレ、塩バターキャラメルと購入。小ぶりで食べやすい、というのがまずいいです。「泉門天」のひと口餃子を食べた時の喜びを思い出しました。(あまりに違うもののたとえでごめん。)でもさ、普通はクレームが横からはみ出したりするじゃない? ぽんっとひと口で食べられるシュアラクレームって、フランスではなかなかなかったんじゃないかと思います。あ、プロフィトロールのシューなんかはひと口大だったりするけれど。
■ ただ、わたしは思ったなあ。あれこれの味が好きな人はいいけれど、結局わたしなどは、どこでもショコラにカラメルにカフェ味と買うものが明確に決まっていますから、あまりコンセプトストアの意味ないんじゃないか? これなら初めからショコラ専門店に出かけてそこのショコラのシューとかエクレールを買った方がいいんじゃないか?
・・・という、みもふたもない結論。これにて、コンセプトストア=単一品種パティスリ巡りの熱は一気に冷めました。ごめん。(-_-;)(-_-;) 他にも、チーズケーキ専門店やらティラミス専門店やらマドレーヌ専門店などがあるみたいですが、行くつもりでしたが、もういいやーと思いました。はやりもんを2軒見に行ったということで、もうすっかり満足です。
●あ、ひとつ注意は、ショコラオレはショコラオレ(ミルクチョコレート)といいながら、レモンピールかレモンコンフィチュールのようなものが仕込まれていて、ショコラの風味と共に、かなり強い酸味が立ちました。食べながら、えええ? と驚きましたから、純粋にショコラ味がほしい人は単なる「ショコラ」だけにしておきましょう。
●「ポワラーヌ」のお店も「ポッペリーニ」のごく近くにありました。買いたいが控えました。
マレ地区散歩を終えて、メトロの Filles du Calvaire 駅からいったん帰宅しました。
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(2015-06-27)
2015年6月 27日, dans 2015年6月パリ話 | lien permanent