■ クラブエリー 花の教室 笹岡隆甫さんに習う「華包」 |
■ 全国100万人の読者の皆さま、クラブエリーを開催したエリーでございます。2月の3つめの講座は花の教室でした。「未生流笹岡」笹岡隆甫さんに習う「華包(はなつつみ)」。
■ 昨年11月に活動を始められたという「華包」、わたしは12月に展覧会で見せていただき、これこそ(持ち出せる形にすることこそ)和の花に必要なことだと思い続けていたので、ほんと現代に起こるべくして起こった活動、いい流れだと思ったのでした。
その時の投稿、「京都 華包(はなつつみ)研究会の展覧会へ」。
■ クラブエリー初の花の教室。お花を習うというより、生の笹岡隆甫さんに会いたいという感じで参加してくださった方多数でした(^o^)(^o^) 未生会館2階のお部屋で、まず「華包とは?」のお話から始まります。
■ 和紙、型紙、水引など、必要なものがわかりやすく準備されています。
■ ざっと折り方を説明してくださって、
■ テーブルも回ってチェックしてくださいます。優しい隆甫さんに、もうみんなメロメロ状態なの(^o^)(^o^)
■ 穴を開けるとか水引をくくりつけるなど要所要所、ちゃんとテーブルでプレゼンしてくださる。
■ できたのがこれ。赤と白、表をどちらにするか、これはちょうどネガとポジみたいに、隣り合った方々が作ったものです。中には、水分を抱え込んで、それでいて流れ出さない魔法のようなテクスチャーのものを詰めた筒が仕込まれており、そこに花を挿すわけですね。
■ 花が配られ、
■ 折った包みの中に花を挿します。
■ 「華包」の完成形です。持ち運べるのでブーケのように贈呈したり、後にはひっかける輪っかをつけてあるので壁にかけたりもできます。横に寝かせても水が漏れてくることもありません。画期的です\(^o^)/\(^o^)/
■ で、ここから後半。お茶とお菓子の時間になるのですが、その準備の間に、隆甫さんに一緒に写真写ってくださいというお願い殺到・・・(^o^)(^o^) 撮影会となってしまったんだけど、ひとりずつ写ってくださいました。隆甫さんに本当に感謝です。<(_ _)><(_ _)>
■ こんなに皆さん喜んでくださってよかったーー! とめちゃくちゃうれしかったです。テンション激上がり\(^o^)/\(^o^)/
■ そして、プロも習いに来てくださいましたー! 小西あつ子さん、NHK文化センターで知り合ってもう長い、ラッピングと折形の先生です。さすがに折り方がびしびしと決まって、きれいな仕上がりでした。ラッピング アソシエート
■ さてお茶とお菓子・・・「お菓子、どうしましょう?ご希望あればどうぞ<(_ _)>」と事前に隆甫さんに伺ったところ、間髪入れずに「タルトタタン」というお答え。わかりやすい\(^o^)/\(^o^)/ そこで、候補はいくつかあり、すべて申し分なくおいしかったのですが、今回は、
■ 「リンデンバーム」さんのタルトタタンを用意しました。
■ そしてもう1種類、選択できるようにアップルパイ「紅玉の森」@イノダコーヒの「ケテル」さん。
■ お茶は先日のすさまじいフランス旅行(笑)の最後、パリで買ってきたマリアージュ・フレールの、アールグレイ フレンチブルー(これないとわたし死ぬ)と、マルコポーロの、緑茶ヴァージョン。今回のお茶会をイメージして買ってきたのです。わたしの講座においてよい点は、お話や勉強がメインの会だとしても、最後に必ずお菓子を食べられるということですね\(^o^)/\(^o^)/
■ お菓子を食べながらこんな感じでお話いろいろ・・・
■ わたしがお話を聞きだしたり、ツッコミを入れたりします。
(自分の写真はものすごく小さく載せておきます。)
隆甫さんは頭よくてきれいで、ほんと感じのいい人です。話しても屈託なくておもしろい! みんなに愛されることがよくわかります。「満月の、欠けたることのなしと思へば」状態の、稀有な方だと思います。
■ お稽古場を後にして、お座敷のお花を見せていただきました。
■ 松に椿。花器もシンプルで、そぎ落とした美とはこういうものと感じ入りました。
笹岡隆甫さんに御礼申し上げます。参加者の皆さんにも感謝いたします。
「未生流笹岡」
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■ 今日の本は・・・
今回はサインを入れていただいた紙の本をおみやげにしたのですが、
Kindle版も出ています。
いけばな 知性で愛でる日本の美 笹岡隆甫 新潮新書
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(2015-02-26)
2015年2月 26日, dans 京都 花●クラブエリー | lien permanent