■ 2015 リヨン(パリ)レポート その12 |
■ 全国100万人の読者の皆さま、京都の話題が続いていましたが、フランスレポートを再開いたします。フランスのことを片時も忘れないエリーでございます。その12です。
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★このシリーズでは、先日訪れたリヨン Lyon をはじめとするローヌ・アルプ地方 Rhone-Alpes 美味巡り、そして2年に1度行われるリヨンはシラ Sirha の、国際外食産業見本市や料理コンクール、ボキューズ・ドールの話をしていきます。
フランスへの移動はAIRFRANCE を利用しました。
コーディネートは日本のフランス観光開発機構、 ATOUT FRANCE です。
また、今回のリヨン(パリ)レポートは、本サイト内で、
2015年リヨン/パリ (2015 Lyon/Paris)
というカテゴリー名でまとめます。ひと続きでお読みいただけます。
しばらく続きますが、どうぞお付き合いください。
★追記:
こちら日本語版です→リヨン観光局
こちら英語版です→ローヌ・アルプ地方観光局
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【2015年1月26日 Grignan →Montélimar ヌガー工場へ】
■ 1月26日、グリニャンのHôtel Restaurant Clair De La Plume ホテル クレール ドゥ ラ プリューム でたっぷりの朝食を摂った後、Montélimar モンテリマールへ向かいました。車で30分くらいの距離。モンテリマールといえば、コンフィズリー(砂糖菓子)のnougat ヌガーで有名です。フランス人にとって、ヌガーとはとても郷愁を誘うお菓子なんだそうな。卵白と砂糖ベースの生地に蜂蜜入り。そこにナッツやドライフルーツを入れたお菓子で、ちょっとねっちりと、歯にくっつきながらも最終的には溶けてゆくというもの。キャラメルと違って、ナッツやフルーツの食感や香りが楽しめて、ヴァリエーションも豊富です。日持ちもするし持ち運びも簡単です。
■ 訪ねたのは、Arnaud Soubeyranのヌガー工場。見学者を受け入れることを想定して作った店舗兼工場で、ヌガーのすべてがわかるよう工夫がこらされていました。
■ 店頭の車はこんな。もうほんと「ヌガーのすべてをここで見て食べて買って行って! きれいなプレゼンはお任せあれ」という態勢なのです。
■ 店内の売り場はこんな。おびただしい種類のヌガーや、フランスの他府県の名物コンフィズリーが山のように売られていました。
■ これが代表的なヌガー缶。Nougat de Montélimar 「赤缶」 14.65ユーロだって。
他に、以下のようなラインナップです。
■ 塩バターキャラメル、オレンジピール、くるみといちじく、アーモンドとスペキュロス、ショコラとオレンジピール砂糖漬とアーモンドなどなど。これでも全部ではありません。
■ ヌガーだけではなく、カリソンも何種類かありました。
■ 強烈な色つきのもあった・・・カリソンとはエクサンプロヴァンスの名物ですね。アーモンド命のお菓子です。すくっといさぎよく歯でかみ切れて、いきなり濃厚な風味が広がる分、わたしはカリソンの方に心を奪われます。なぜか昔からフランスみやげにいただくことも多くて、馴染んだ味・・・(ごめん<(_ _)><(_ _)>)
■ 工場見学です。ヌガーの生地を作るところ、型に流し込むところ、切るところなど見せてくださいます。まだ熱々の生地の試食もさせてくださいました・・・が、とにかく指にくっつく爪に入り込む歯にくっつく、助けてー(笑)・・・でも馴染むと、甘やかされているような優しい味に確かにほっとしました。
■ 包装部門も見学。きれいに包まれたお菓子が、すとんすとんと落ちてきて見とれます。
■ 店内には映写コーナーがあって、ヌガーについてのショートフイルムも見せていただきました。いやもう、やる気に満ち満ちた店舗&工場でした。
■ ヌガー試食。わたしはオレンジ入りとショコラ味を所望しました。
■ ギモーヴ試食。
■ カリソン試食。すべてがしっかり、念入りに甘かった・・・
■ ヌガーの世界さらに知るために・・・
お店のウエブサイトをご覧ください<(_ _)><(_ _)>
さらにローヌアルプTV というのもあります。ヌガー好きの方はぜひこちらへ。
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(2015-02-22)
2015年2月 22日, dans 2015年リヨン/パリ | lien permanent