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2015年2月 7日 (土)

■ 「ごだん 宮ざわ」 2月の夜コース


■ 全国100万人の読者の皆さま、だいぶ前から予約をしていた「ごだん 宮ざわ」さんに楽しみに出かけたエリーでございます。生きて帰って来てよかったー(笑)。本当にしみじみ美味なコースでした。どの品も、申し分なく程よくぴたりと決まって、非常においしかった(T_T)(T_T)

以下、夜の13500円(税サ別)のコースです。
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●雲子蓮蒸し
●白味噌仕立てのお椀 海老芋、菜の花
●三重の安乗のひらめと、北海道・昆布森のうに
●焼きごぼう豆腐 煮穴子 山椒醤油
●まながつおの味噌漬 カステラ玉子
●手打ち蕎麦にからすみ
●くえの唐揚
●はまぐりとあたり湯葉
●聖護院大根、京菊菜、京にんじん、堀川ごぼうと、うずらの丸(がん、=つくね)
●ご飯、香の物、赤出し
●フルーツに苺(紅マドンナ)、オレンジ(日のしずく)
●ひと口のおしるこ
●お薄
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どれもよかった中でも、初めてだったもの、特別印象に残ったものの写真を添えながらコースをたどります。
(どうやっても全部上げる時間がなくてごめんなさい<(_ _)><(_ _)>)

1_2 ●1品目の前に、ひと口食前酒が供されました。いつもの「増田徳兵衛商店」さんの、「稼ぎ頭」。その後、ひと皿め、雲子蓮蒸し。下に焼雲子、上におろしたれんこんです。とろりんとあんかけ。
2 ●白味噌仕立てのお椀 海老芋、菜の花
これが、魂に響くというレヴェルで旨かった(T_T)(T_T) 濃すぎないおだしに、白味噌がほどよい濃度で溶けていて、海老芋はやわらかで風味強く、菜の花ともいい調和。申し分ないとはこのことよ。
●お造りが、三重の安乗のひらめと、北海道・昆布森のうに、焼海苔と。
このひらめとうにも、ものすごくおいしかったです。
3 ●焼ごぼう豆腐 煮穴子 山椒醤油
いつもの焼胡麻豆腐の、ごぼうヴァージョン。ふわりとごぼうがの香りが立のぼりちました。ごぼうと豆乳を煮たものをピュレにする、まで伺いました。穴子ともいい組み合わせ。
●まながつおの味噌漬 カステラ玉子
これも、まながつおの焼き方完璧。そこにふわふわふわのカステラ状の玉子焼が添えられました。
●手打ち蕎麦にからすみ
これは定番となっているもので、ほぼ10割の蕎麦、これだけで旨いのに、チーズおろしでふわふわふわと自家製からすみをすりおろして上からかける。ずるい旨さです。
4 ●くえの唐揚
これは本当に初めての味。くえが、脂がのっているというのでしょうか、こくがあって、すごくおいしい。それがパリッとサクっと唐揚になっていて、じわじわぐぐぐと、旨旨旨と、迫ってきました。持ち込みをしたお酒(お酒持ち込みの時はあらかじめお願いして、持ち込み代を払います)とまたよーく合って、抜群のおいしさでした。
●はまぐり、あたり湯葉
「あたり湯葉」とは、すり鉢で「あたる」のあたるで、つぶした湯葉がペースト状になっており、そこにはまぐりがのった小さな一品。
5 ●聖護院大根、京菊菜、京にんじん、堀川ごぼうと、うずらの丸(がん)
これは野菜の焚き合わせに、うずらのつくね。野菜にはだしの味がしみていて、柔らかでも旨みたっぷりのうずらのつくねもたまらない。しみじみ旨。
●ご飯、香の物、赤出し
いつも通りに、炊きたての蒸らし前状態でひと口、その後2膳目3膳目といただきました。たっぷりの香の物に、玉味噌で炊いたおじゃこと共に。
★画像は、既出の記事内にたーくさんありますので、探す方は「サイト内検索」で「ごだん 宮ざわ」でどうぞ<(_ _)><(_ _)>
6 ●フルーツに苺(ひのしずく)、オレンジ(紅まどんな)。
このオレンジが、ジュレか?というような甘さと口当たり。瞠目のおいしさ。わたしこれ買いに行きます。
7 ●ひと口のおしるこ、これは初めてです。いつもお薄の前にはもなかが決まりだったので、新鮮に思いました。塩気の効いたおしるこで、中に小さいお餅2個入り。わたしはお餅はもう食べられなかったのですが、液体部分で小豆の香りを楽しめました。
この後、お薄をいただき、ごちそうさまでした<(_ _)><(_ _)>
8 ●いつも端正で美しいなあと思う店主の宮澤政人さん。ご飯の蓋を取る前に、おいしくなれと念じています。
9 ●食事の最後にお茶を点ててくださいます。
完璧に満足な食事でした。また伺いますー!
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「ごだん 宮ざわ」 電話 075-708-6364
〒600-8402
京都市下京区東洞院通万寿寺上ル西側
(大江町557)
2014年7月14日開店
お昼5800円(+税)、夜は10000円、13500円、18000円(+税サ)。
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(2015-02-07)
★次の「よ~いドン!」の放送日、2月17日(火)と言っておりましたが、2月20日(金)放送に変更になりました。その日はおすすめ3軒のうち2軒が定休日なので、ずらしたとのことです。

2015年2月 7日, dans 京都 和食15前半 |