■ 「喫茶 ガボール」 というお店 |
■ 全国100万人の読者の皆さま、脳内すっかりフランスになっているエリーでございます。初めて「喫茶 ガボール」というお店へ伺いました。
■ 三条通木屋町を少し東へ。この強烈なヴィジュアルイメージよ。
■ 店内はこんな。洗練の混沌っていうのかしらん、楽屋みたいなインテリア・・・でも大きなテーブルがあったり、ひどく座り心地がよさそうな椅子が配されていたりして、なんかすごくいい感じなのです。なんせ壁が真っ赤なんですもん\(^o^)/\(^o^)/
■ 天井から下がっている照明のひとつがこんなでキラキラと輝いていました。
■ そもそも店名の「ガボール」とは・・・
パトリス・ルコントの映画「la fille sur le pont , 橋の上の娘」のナイフ投げ男から取った名前ということ・・・店内のインテリアも、「RUE DES PLAISIRS 歓楽通り」などパトリス・ルコントの映画からインスピレーションを得たということ・・・これを聞いて、訪れないでいられたでしょうか?(いいやいられはしなかった!)パトリス・ルコント大好き・・・とりわけわたしも「橋の上の娘」が好きで好きでしょうがなかったから、ほんと懐かしい。
■ さてお料理はどんなでしょう? メニューにのっているのはカレーとかサンドイッチとか軽食なんですが、字面を見ているだけで、それぞれ少しずつモロッコとかアラブ趣味なんかを感じさせてエグゾティック、粋な感じがしたわよ♪ で、以下はディネのセットです。■ 990円の「DINNER SET」。まずサラダとスープです。
■ メイン料理で、豚バラ肉とパプリカと豆のバスク風トマト煮込み。
■ こんな感じで豆入り。これにお皿盛りのライス付きです。熱々の煮込み料理、身に染みておいしかった☆☆☆
■ 食後の飲み物付。カフェやカフェオレや紅茶やジュースをお願いできますが、オプション払いますから~と、名物のアレンジカフェに差し替えていただきました。これは「ガーワ」というの。スパイス入りのカフェ・・・カルダモン、シナモン、ジンジャーなど入り。異国情緒というか、デペイザン感がたっぷりで、ここはどこなんか? の気分になりました。大変いい香りでした<(_ _)><(_ _)>
■ なんだかわたしここすごく好きー!と思いました。ただし、禁煙ではないのがリスキーです。この日は、はじめ全くケムリなしで快適でしたが、後からやっぱり喫煙者がいらっしゃいましたから・・・
でもでも、これだけはっきり店主さんの好みを打ち出せたらいいですね。「Adieu ma concubine」=「覇王別姫」の、カンヌ映画祭パルムドールと記された大きなポスターが飾られていたりして、フランステイストにアジアンエスプリもブレンド・・・独特の魅力であふれていました。このお店は「マドラグ」の姉妹店でした。どうりでフランス風情たっぷりだったのよ。また伺いたいと思います。
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「喫茶 GABOR」 ガボール 電話 075-211-7533
京都市中京区三条通木屋町東入ル南側 中島町103 フジタビルB1F
(「京はやしや」や「れんらく船」が入っている大きなビルの、西となり)
月曜~金曜 15:00~25:00 土日祝日 12:00~25:00
水曜休み
http://cafegabor.wix.com/le-gabor#!about/crrl
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■ 今日は映画の話・・・
パトリス・ルコント 「橋の上の娘」
■ これわたし劇場で2回(渋谷の東急文化村のル・シネマ)、その後もVHSで見た映画です。一緒に見たフランス人の男友達とこの映画に激はまりにはまってしまって、その後しばらく「橋の上の娘」ごっこやるのがはやりました。
”Maintenant! Tout de suite!”
というヴァネッサ・パラディのせりふを言い合っておもしろがったの・・・もう15年も前のことです。<(_ _)><(_ _)>
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(2014-12-02)
2014年12月 2日, dans 京都 カフェ | lien permanent