■ 京都 華包(はなつつみ)研究会の展覧会へ |
■ 全国100万人の読者の皆さま、お花大好きなエリーでございます。
「京都 華包(はなつつみ)研究会」の展覧会に伺いました。和花を和紙で包む文化「華包」が、すでに文政期(1780年代)、遠州流華道「正風切紙口傳書」には記されていたのです。それを京都の若手家元、次期家元が集って現代に蘇らせようという試みです。つい先月発足したそうな。わたしも長いこと、和花とそのアレンジメント(いけばな)は、固定して展示されるだけでなく、簡単に持って運べて気軽に贈り合えるようにならないとこの先の発展はないと思い続けていたので、こういう形で和の花贈りが習慣になったら本当にすてきだと思います。
■ 「未生流笹岡」の笹岡隆甫さんはこの研究会のメンバーのひとり。お正月をテーマに3点出品されていました。
■ これが遠州流の本で・・・
■ ぶ厚い本です。パラパラパラ・・・
■ こんな感じで、お花に合わせた折り方が描かれているのです。
■ 以上3点、笹岡隆甫さんの作品です。
■ ユネスコの無形文化遺産に登録された和紙。華包研究会においては、「襲(かさね)」の色目を楽しみながら、そこに花や枝を合わせて、飾ったり贈ったりできるわけですね。
■ 「華包展」は北山通の「進々堂」さん西隣の会場で21日まで開催されています。
「遠州華包研究会」
■ おまけ。隆甫さん偉いです。京都市の条例にのっとって、「乾杯は日本酒で~♪」
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■ 今日も本の・・・
わたしは紙の本で読みましたが、Kindle版も出ていました♪
すばらしい\(^o^)/\(^o^)/
いけばな 知性で愛でる日本の美 笹岡隆甫 新潮新書
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(2014-12-18)
2014年12月 18日, dans 京都 花京都 イヴェント | lien permanent