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2014年11月16日 (日)

■ カリテプリよすぎる「徳寿」のお昼


■ 全国100万人の読者の皆さま、お昼の京都に客人を迎えて、どこにお連れしたか~? のエリーでございます。
■ カリテプリがいいところよ♪ カリテプリとはqualité-prix、値段に対するクオリティがありえなーいと思うところ、徳寿(のりひさ)さんです。「料理通信」の「安くて旨くて何が悪い?」の連載ページにも出ていただきました。この号ね。1620円でこのセットです。先付、松花堂、メイン料理、ご飯と赤出し。先週のある日のお昼です。
1 ●先付に白和え 柿、ほうれん草、くるみ、糸こんにゃく
2 ●松花堂弁当
3 ●しらすと蕪、蕪の葉のかき揚げ
4 ●しめ鯖、だし巻き、なめこと青菜のお浸し、牡蠣の酒煮
5 ●じゃがいもあられ饅頭あんかけ。以上でお料理十分なくらいですが、さらにもうひとつ、メイン皿が続きます。
6 ●メイン料理はこれ、秋鮭ときのこの豆乳鍋 見えないけれど具材たっぷりたっぷり入っています。
7 ●ひじき入りの雑穀ご飯。これに赤出しもつきます。
すごく満足感があります。申し分なく美味。いいものいただいたーと思います。
■ 先日の名古屋の講演に来てくださった方が京都にいらしたのでご案内したわけです。さんざん京都の美味について聞いていただいたのですから、驚いてもらわないといけないじゃない? 「徳寿」さんはわたしにとって、「どうよこのお値段でこのおいしさ?」という切り札のお店です。結局ご馳走してくださったJ さんに感謝。料理長の市川達也さんにも感謝、カウンター前でうるさくしましたー<(_ _)><(_ _)>
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■ 今日も本の話・・・
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銀座Hanako物語――バブルを駆けた雑誌の2000日 椎根 和 紀伊國屋書店

一度アップしましたが再掲します。読んでしまったの・・・読み終えるのがもったいないくらい、これ激烈におもしろかったです!!! 話も強烈なら語り口も独特でユニークで・・・何度もゲラゲラ声を上げて笑いました。そして全く同じ時代に女性誌の編集部に勤めたわたしは、あまりにもあの頃の空気や気分を思い出して、せつなくなりました。Hanako毎号買った、それも、本の中に出て来る銀座・教文館の店頭のワゴンでしばしば買ってたああああ! 知っている人も複数出て来るからよけい熱中して読めたんだと思いますが、あの時代に東京にいた人、女性誌の編集者していた人は必読ですよー いや、今の編集者もライターも出版関係者も、みんな読んでください。熱い雑誌ってこうやって生まれたんだって、こういうのが許される時代だったんだって、すっごい人たちがいたんだって、やけどするような思いすると思うから。
●自分の人生を、できる範囲で淡々と生きてきたように思っていたけれど(思いはいつも貫いてきたけれど)、随分時代のおかげだったんかもなとも思いました。バブル好況といいながらわたしは20代の入りたて編集者だったから、そんなにお金めちゃくちゃに使えたわけでもなく、自分はバブルの大した恩恵こうむってないと思っていたけれど、あのイケイケ上向きの空気の中にいたこと自体が精神や気分に大きく影響していたんかもね・・・
●これは紙版です。紙の本たまるのが恐ろしいんで、借りて読みました。必ず買うからKindle化お願いします<(_ _)><(_ _)>
追記:(2016年1月現在)その後Kindle化されず、紙の本を買いました。
それでも電子化待ってます!

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(2014-11-16)

2014年11月 16日, dans 京都 和食14後半 |