◎テクストや写真の無断での転用・転載・まる写しは 
ご遠慮いただきますようお願い申し上げます。

◎写真はクリックしていただければ拡大サイズで表示されます。
◎タイトルの前の記号: ■=京都 ●=東京 ★=その他の話題

« ■ 「祇園 花萬」の昼のお膳3種類 | トップページ | ■ 掲載誌のお知らせ:「ミセス」 2014年12月号 »

2014年11月 9日 (日)

■ 第31回 フロマージュの講座@「ヴィオラ」


■ 全国100万人の読者の皆さま、フロマージュ大好きなエリーでございます。チーズプロフェッショナル協会・理事で近畿副支部長の和泉夕加里さんのチーズセミナー@「ワインバー ヴィオラ」さん第31回目です。
1 ■ 今回のテーマは「メードイン日本 国産チーズの今」。日本産のチーズがどれほどクオリティを上げてきているかがよくわかる講習会でした。
■ 10月30日、東京でコンクール、Japan Cheese Awardの第1回目が開催され、61社、121品のチーズがエントリーしたそうです。その結果も踏まえての今回のセレクションでした。
夕加里さんの話はすんごい熱が入っていて、話だけで最初の1時間があっという間に過ぎました。息をつく間もなくおもしろかったのです\(^o^)/\(^o^)/
■ で、供されたものは以下の通り。
************************************************************
●リコッタ 金賞 ファットリアビオ 北海道(札幌)
●茶臼岳 金賞 那須高原 今牧場チーズ工房(栃木県)
●ロビオーラ ダイワ 金賞 ダイワファーム(宮崎)
●オールドゴーダ 銀賞 木次乳業有限会社(島根)
●清見ワイン粕漬チーズ 半田ファーム(広尾)
●ラクレット 金賞 外国人審査員賞 共働学舎(十勝)
●プチブルー グランプリ アトリエ・ド・フロマージュ(長野)
************************************************************
(他にパン2種類と、お皿の上にスプーンでのっている栗の蜂蜜)
■ どれもが、日本製と言われなければ、フランスAOP(Appellation d'Origine Protegee ←本当はアクサンがいくつか入りますが、アペラシオン ドリジン プロテジェ ですね)と思ってしまうレヴェル・・・
とりわけわたしが驚嘆したのは
「茶臼岳」 金賞 那須高原 今牧場チーズ工房(栃木県)
でした。山羊です。フランスのヴァランセの形。香りもクリーミーな口当たりもこくも申し分なく、わたし桃源郷状態・・・。
2 ■ 「オールドゴーダ」はこういう状態。牛乳で知られる木次乳業のものです。これを「パルミジャーノナイフでかち割る」と夕加里さん。
3 ■ 割って供されたオールドゴーダ。これも、ほぐれ具合、塩気、こく、香り、余韻・・・と申し分なく旨。
6 ■ ワインが注がれます。わたしの定位置から、店主の石井龍さんです。今回は国産ワインか?・・・と思ったら違ったの、やっぱりイタリアワインだって。(^o^)(^o^)
7 ■ 赤、白ともにトスカーナの「フレスコバルディ」、白はシャルドネ、赤はサンジョヴェーゼ。飲みやすい・・・フロマージュと共にすうすう飲みました。
5 ■ 最後にこれ、加熱したラクレットをいただきました。インカのめざめの上にのせてオーヴン焼き。加熱前のものも供されました。どちらもおいしいと思ったけれど、熱して食べるのが本来のラクレットの食べ方ですね。スイスの国民食。
8 ■ 今回ちょっと夕加里さんの写真撮りそこなってしまって、これ前回の写真なのですが、本当にわかりやすいいい講習をしてくださいました。で、次回は年明け、テーマは・・・わたしもちょっと希望を述べました・・・ふふふ、楽しみですね♪♪
************************************************************
■ 今日も本のコーナー♪
101
夕加里さんもこの日持参して見せてくれた、フロマージュを使ったルセット集、
「アトリエ・ド・フロマージュ」のチーズレシピ パルコ

102_2
Kindle版があることを見つけて、さっそくダウンロードしてしまった、
チーズの悦楽十二カ月 ワインと共に 本間るみ子 集英社
合間合間に読みますよーん\(^o^)/\(^o^)/
************************************************************
(2014-11-09)

2014年11月 9日, dans 京都 フロマージュセミナー |