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2014年9月23日 (火)

■ 祝開店、「御料理たまりや」


■ 全国100万人の読者の皆さま、新店ご紹介です。とてもよかったので、ご機嫌で帰って来られたエリーでございます。
■ 「御料理 たまりや」さん、本日9月23日、祇園花見小路四条下ルにオープンされました。以前は、縄手通で料理屋さん、その後移転されて小料理屋さんもしていらっしゃいましたが、今回新しく、祇園町南側で、おまかせコースの料理店の開店です。
21 ■ 花見小路四条下ル西側に、こんな入り口です。階段を上がります。「たまりや」の看板の文字が、光って見えないのですが(ごめん)、「妙」さんの上にあります。
22 ■ カウンターは6席。椅子のうしろ側にお祝いのお花がたーくさんありました。

23 ■ お部屋はテーブルで、6席まで。
1 ■ おまかせのコースは8000円と13000円(税別)です。食前酒をひと口いただき、
2 ■ 柿の葉と紅葉があしらわれて先付が供されました。
3■ 菱蟹、松茸、にんじん葉のお浸し、土佐酢ジュレ。
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■ お造りは剣先いかとしまあじ。
5 ■ 下に葛の葉が敷かれていました。葉っぱ使いが楽しいお店だなとわかります。
6 ■ お椀です。すごくきれいな器。
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■ ぐじと焼き茄子。ぐじは上品な旨みがあり、焼き茄子の香ばしさは際立っていました。長崎の1kg 超えのぐじということ。
8 ■ 鱧の落とし。まろやかな梅肉ソースと、わさびで。
9 ■ 焼き八寸。花水木の葉、下に栗の葉。
10■ 焼物おいしかった\(^o^)/\(^o^)/ 煎り銀杏、さんまのわた焼き、子持ち鮎、帆立の寿司に黄身酢、焼き栗きんとん。
11 ■ 万願寺とうがらし、その向こうにいちじくの天ぷら(見えなくてごめん)、べっこうあん。
12 ■ 牛いちぼ肉のたたき  佐賀牛ということです。上から山椒醤油。
13 ■ 秋鮭と舞茸、せりの炊き込みご飯。三重の新米。客ごと土鍋で炊かれるスタイル。ものすごくご飯おいしかったです。おかわりどうぞとすすめられてもう一膳・・・
14 ■ 香の物、赤出しが添えられました。
15 ■ 食後の水物は、豆乳のジュレ、梨の紅茶煮、ぶどう。ぶどうは山梨のマニキュアフィンガーという細長いの。はっきり食感があって、ちょっとりんごのような風味です。
■ 最後までいただき、とてもいい印象を持ちました。また伺いたーい\(^o^)/\(^o^)/ 料理長は平舘亮祐(ひらたてりょうすけ)さん。修業歴は、西陣の「魚新」で8年、「御幸町つばき」で1年ということです。現在30歳で、気力体力共にメラメラ頑張れる時ですね。とても感じのいい人でした。そして女将として、今までの「たまりや」でおなじみの今井文恵さんがいらっしゃいますから、文恵さんファンも足繁く通うお店になることでしょう。
■ 料理をひとりでやるのは初めてで、まだまだと謙遜ばかりされていました。確かに今まだ完成とか完璧とか、そういう域ではないかもしれないけれど、きっとこれからさらによくなっていかれます。何より祇園でこのお値段で偉いということと、気楽ながらもきちんとしていて居心地がよかったことを言いたいと思います。そして、またこの人の料理を食べたいなと思ったし。しばらく時間をおいてから、また伺います。
■ 営業時間は17:30~23:00ですが、コースは20:00くらいまでの入店が望ましいということでした。で、夜遅は、一品と飲み物だけの注文も可能にするみたいなことも伺いました。ただしこれについては予約を取らないということ。一品料理の品書きがあるわけではなく、当日可能なら、その日のコースの中からの一品をお出しするような感じで、ということでした。
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「御料理 たまりや」 
電話 075-541-5670
〒605-0074
京都市東山区祇園町南側570-122-251
(花見小路四条下ル西側)
17:30~23:00(コースは20:00くらいLO)
月曜休み(他不定休あり)
カウンター6席、テーブル6席(★いずれも靴を脱いで上る)
全席禁煙
前日までに要予約
2014年9月23日開店
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■ 今日の本コーナー♪
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「たまりや」さんの帰り道、木村宗慎さんにばったり会い。この本のことを思い出しました!
これ本当にきれいです。お菓子も、器もすばらしいです。ネットに連載時、毎日見ていましたが、よく実現したなと思う企画です。本じたいも美麗です。
一日一菓」 木村宗慎 新潮社
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(2014-09-23)

2014年9月 23日, dans 京都 和食14後半 |