■ 第30回 フロマージュの講座@「ヴィオラ」 |
■ 全国100万人の読者の皆さま、、フロマージュ大好きなエリーでございます。21日日曜日の午後、ワインバーの「ヴィオラ」さんとチーズプロフェッショナル協会・理事で近畿副支部長の和泉夕加里さんによる「食べ塾」、チーズセミナーに行ってきましたー。ちょっとご無沙汰している間に、初回から5年たち、ちょうど30回目を迎えられていました\(^o^)/\(^o^)/
(ちなみに2009年の第1回目 。)
■ 今回は熟成較べという楽しいテーマでした。同じフロマージュでも熟成具合で香味食感、違うものになるので、自分の好みも知りましょうということでした。
フランスでは日常的にすることですが、日本でも売り場でフロマージュ押してみてもいいのよといったことも学び、実際にフイルム材の上から触って熟成度合いを確かめたりいたしました。
■ 今回較べたのは3種類のフロマージュです。すべてフランス製です。
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●プリニーサンピエールAOP(山羊乳・シェーヴル)
●カマンベール・ドゥ・ノルマンディAOP(牛乳・白カビ)
●エポワスAOP(牛乳・ウオッシュ)
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●プリニーサンピエールAOP(山羊乳・シェーヴル)
●カマンベール・ドゥ・ノルマンディAOP(牛乳・白カビ)
●エポワスAOP(牛乳・ウオッシュ)
■ 真っ白から黄味やオレンジ色が強くなってくる。表皮が硬くなりしわしわっとしてくるなど、手触り以前に、見た目や色みでだいたいわかるわけです。
■ 若い、柔らかいフロマージュはすっとナイフが入りましたが、熟成が進んで表皮がごつごつとなったものは切るのも力を込めてぐいぐいという感じでした。和泉夕加里さんの説明本当にわかりやすかったです。
■ 夕加里さんが説明をしている傍らで、「ヴィオラ」店主の石井 龍さんはワインを注ぎにかかっています。フロマージュの香りむんむんで、ワインが注がれる景色だけで幸せな気分になってきました。
■ シェーヴルタイプのプリニーサンピエール。若いのと熟成と2種類。違いますやっぱり。こういう白いものは若いのもおいしいなあ。でもやっぱり熟成が好きかなあ。皮の味もぐいと濃くなっていて旨。(*_*)(*_*) もっと進むと苦くなってしまったりしますが、ちょうどよい熟成加減でした。
ぶどうは緑のがナイアガラ。ワインになったものを何度か飲んだことがありますが、これがワインそのままの味でした。というか、ワインがぶどうそのままの味だったんだな。
■ カマンベールが若め/熟成の2種、エポワスは若め/熟成/熟成過ぎて流れ出ている状態と3種類。これがもう、もう、いき天です。いき天というのは、いきなり天国ということです。塩味強くちょっとピリリとしていて、濃ゆくて、ぐぐぐぐーっと旨さが迫り来るの。どうしてくれようぞ?というほどうんまいの。わたしは使わないけれど、多分近い言葉が「ヤバい」になるんだろうな。
フロマージュと共に、ベラベッカ、スプーン入りの熟成エポワスの下には日本の「蘇」を練り込んだゴーフルというかお煎餅というか。そしてさつま芋が添えられました。さらにこの後、シナモン香がよくフロマージュに調和した、聖護院八つ橋も供されました~!(よく合いました。)
■ フランスチーズに合わせるならフランスワインでしょう普通は? でも龍さんはシチリアワインを合わせてきました。やるねえ。赤白ともよーく合って、後は野となれで、野になりました。
■ 夕加里さん龍さん充実のフロマージュ塾でした\(^o^)/\(^o^)/
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■ 今日も本コーナー♪
■ わたしいつもこれを見ています。すごく便利。
Kindle版を、早く出してくださーい☆☆☆
チーズ図鑑 文藝春秋
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(2014-09-22)
2014年9月 22日, dans 京都 フロマージュセミナー | lien permanent