■ 「閑臥庵」で普茶料理 |
■ 全国100万人の読者の皆さま、日中は毎日わらわらとしているエリーでございます。けれどさすがに日没後などは涼しくなってきて、身体が楽ですねー♪ 夕方~夜になり始めの頃に、チャリでびやーっと風のように走るのが好きです。突風みたいですが。(-_-;)(-_-;)
■ びやーっと北上して伺ったのが「閑臥庵」(かんがあん)さんです。実は初めてでした。随分前から何度か出かけようとしながら、ずっと「4人以上で予約」のお店だったから行けていなかった・・・今は2名以上で予約可能、さらに靴を脱いでお座敷に上がりますがテーブル+椅子で食事ができるので快適です。お庭には灯篭がともって、何とも美しい風情です。HPの写真の通りです。
■ 黄檗宗の普茶料理、中国式お精進です。動物性のものは一切使わず、卵も使わずで組み立てられたコースです。以下コースから一部です。
■ ひと皿めはこんなでした。前菜的に取肴いろいろです。
■ 6皿めは「雲片」、野菜の葛引きです。
■ 8皿め、栗のいがに見えるのは抹茶素麺で作ったもので、パリパリの揚げものです。
他、胡麻豆腐やらお浸しやら酢の物やらいろいろで、ご飯まで10品ほど供されます。何もかも野菜ベースでよくここまで作ったなあと思います。鰻のかば焼きそっくりに作ったものやらまるで卵を巻いたようなのやら、お手間たっぷりのコースでした。
■ デセールは別室のバーへどうぞと案内され、お庭を望む粋なカウンターで食後の余韻を楽しみました。雰囲気大変よいですー♪ 禁煙だし♪ この日この時間はたまたま貸切だったし♪
■ 一緒に行った方がおもしろかったー\(^o^)/\(^o^)/ しばしあれこれのお話を聞いて、勉強になりました。わたしにしてはほんとゆったりと過ごしました。<(_ _)><(_ _)>
■ 最後に本堂内の砂曼荼羅も見せていただきました。冒頭の写真です。
■ 食事中にざざ降りに降っていた雨もちょうど止んでお庭はしっとり美しく、これは特に京都を訪れる旅行者の方におすすめできるなーとうっとり。
同時に、昔せっせと東京から京都に通った頃に行った、本当に黄檗宗・万福寺近くにある普茶料理店のこともありありと思い出し(1993年、21年前)、再び辿ってみたい気持ちになりました。そのうち出かけて報告します。
「閑臥庵」(かんがあん)
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■ 今日も本のコーナー♪
知っておきたい「食」の日本史 宮崎正勝 角川ソフィア文庫
とりわけ外来ものの食材、食文化について、そうだったのかーと思うこと多数でした。
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(2014-08-25)
2014年8月 25日, dans 京都 普茶料理 | lien permanent