■ 御所南のフランス料理店「青いけ」へ |
■ 御所南に2月初めにオープンしたフランス料理店 「青いけ」さんへ。まるで割烹みたいな風情のお店だなあ♪ なんて思っていたのですが、先日やっとこさ行ってきました。信頼できる人が、「感じがよかった、おいしかった。値段とクオリティを考えたらとてもよかった。」と言うので、これは間違いないだろうと思ったのです。話を聞いた翌日の昼に飛んで行って、魚と肉料理両方がいただける、デジュネのいい方5000円(税サ込み・3月下旬現在の値段)をいただきました。
玉ねぎを真っ白のまま丁寧に火を入れて作ったものです。繊細優美な味。
ソースは、ビーツ、玉ねぎ、菜の花 レモンオイルの風味も。
ソースガストリック=甘酸っぱいソース。これはフォンドヴォー、ドゥミグラスソースにフランボワーズ。
パイ部分はサクサクと、そして中は濃厚、ソースの濃さと酸味も心地よかったです。フランス料理食べているなあという気分になれたお皿でした。
これもえんどう豆の薄皮まで剥いてのお仕事です。いい口当たり、いい香りでした。
魚の焼き加減いい感じ。青海苔が香りたつバターソースといい調和。わかりやすく美味で満足。
コンソメとエシャロットのソース
これも野菜たっぷりなのがうれしいと思いました。アピオスとかロマネスコとかまこもだけとか、ぱっと見て、「あ、野菜頑張ってるんだな♪」と思わせました。肉はわたしは脂っけがもう少し少ない方が好みです。(と申し上げました<(_ _)>)
ショコラの粉々(笑)、いちごの粉々(笑)、ムラング
仕事が丁寧、野菜が多種多様に使われていて楽しい、このお値段でこのお手間のものをいただければ、すごーく価値があると思いました。
野菜を、高い方のコースだと50種類くらい使うということです。畑に実際に自分で抜きに行ったり、まめに市場に行ったりしているそうです。すべて、ビストロではなく、レストランレヴェルの丁寧さです。仕込みが大変だと思います。けれど2番手にもしっかりできる人がいて、だから料理はいいタイミングで供されます。地道な仕事をしながら、しかし同時に、今風の泡泡とか粉々の調理法(笑)も取り入れ、パコジェットがごーんと鳴ってたりもします。(「アイスクリーム用の機器がちょっと大きな音します」、と青池さんは丁寧に客に断る。) できたてが出てくる証拠ですから、もちろん歓迎です。
それから、わたしのサイトを以前から見ていてくださったこともわかって、いろいろわたしの好みを、ほぼ完璧に把握済みだったので驚きました。
初対面にもかかわらず、わたしのことを知っていてくださったー!という例は今までも時々あったけれど、ここまで読み込んでいるかー?\(゜o゜)/\(゜o゜)/と思うほどでした。予約したのも前日夜だったのに~。たとえば、わたしがフランスボワーズとショコラの組み合わせが大嫌い(警察呼びたくなる)とか、フォアグラあまり食べないとかも知っていた・・・すごい人です。
■ 1階のカウンターは8席。この赤い椅子が好きでした~♪ 「興石」さんの椅子です。なぜ「興石」さんか?・・・青池さんの奥様は、あの中村外二工務店の、中村義明さんのお嬢さんなのだそうです。それでこのお店の木材も全部、泣く子も笑う中村外二工務店から来ているのだと。ひょえ~\(゜o゜)/\(゜o゜)/ カウンター上の吹き抜けの感じが「室町和久傳」をすぐに思い出させたのですが、やっぱりそうだったのですね。モザイク状のカウンターの遊び(けやき)もみんな見てね。
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「Restaurant 青いけ」
電話 075-204-3970
〒604-0884
京都市中京区竹屋町通高倉西入ル北側(塀之内町631)
12:00~13:30LO、18:00~21:00LO
月曜休み
1階カウンター8席、2階テーブル12席
全席禁煙
2014年2月4日開店
2014年4月1日以降の値段は、
昼3800円、5500円 /夜6500円、8500円、10000円(税サ込み値段)
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(2014-03-28)
2014年3月 28日, dans 京都 フレンチ 2014~ | lien permanent