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2014年3月14日 (金)

■ 「京都和久傳」 豆乳のお椀がすごかった


■ 先日のある日に伺った、「京都和久傳」さんです。
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●伊勢湾のひがんふぐの唐揚げ
●豆乳のお椀 うす葛仕立て
●お造りが、穴子ときはだまぐろ
●金目鯛の木の芽焼き つぼみ菜と椎茸の胡麻和え
●天ぷらは、白魚と山菜。うど、よもぎ、こごみ、ふきのとう
●焚き合わせは近江牛の三角バラと筍の柔らか煮。若ごぼう
●選べるご飯もの。鯛のお寿司を小サイズで
●フルーツはオレンジといちご(せとかとあまおう)
●わらび餅
●抹茶
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■ どれも申し分なくおいしいと思いましたが、とりわけ感動したのが以下の2品です。
Img_4534 ●豆乳のお椀 うす葛仕立て
はまぐりだしを少しかつおだしで割ったベースに豆乳を加えたものなのですが、この豆乳がものすごくこくがあり、さらにうす葛仕立てでとろっとしていて、強いおいしさだったのです。初めていただいたので、これは取材せねばと伺ってみると、やっぱりこちらでも初めて使う豆乳、大阪から取り寄せるスペシャルなものだということでした。
中の具材の、キャベツをがっちり積み上げたものは、あり得ないほどキャベツ同士がぴたーっとくっついて重なっていました。魚のすり身を間に挟む(というか塗る)ような感じでくっつけているのだそうです。きれいで、味わい鮮やかでした。柚子の香りがいいアクセントとなっていました。
Img_4552 3 ●近江牛の三角バラと筍の柔らか煮。若ごぼう、木の芽
牛肉はほろほろほぐれるくらい柔らかく、大徳寺納豆が塩気を添えて粋な感じ。筍は、いかにも春が来たという気分になります。若ごぼうとは、ごぼうの茎の部分で、普段のごぼうを思わせるものは何もありません。断面が☆の形みたいできれいでした。
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■ コース全容です。
Img_4530 Img_4532 ●伊勢湾のひがんふぐの唐揚げ
1 ●豆乳のお椀 うす葛仕立て
Img_4539 ●お造りが、穴子ときはだまぐろ
Img_4543 ●金目鯛の木の芽焼き つぼみ菜と椎茸の胡麻和え
Img_4549 ●天ぷらは、白魚と山菜。うど、よもぎ、こごみ、ふきのとう
2 3 ●焚き合わせは近江牛の三角バラと筍の柔らか煮。若ごぼう
Img_4561 ●選べるご飯もの。鯛のお寿司を小サイズで
Img_4564 ●フルーツはオレンジといちご(せとかとあまおう)
Img_4565 ●わらび餅
Img_4572 ●抹茶
■ 「和久傳」の中でも「京都和久傳」は最も気軽なお店ですが、しかし木山義朗さんが率いるこのチームのお料理は、しみじみおいしくて、センスがいいなと思います。
花山椒の季節に、また伺わなくてはいけませんー! <(_ _)><(_ _)>
京都和久傳
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(2014-03-14)

2014年3月 14日, dans 京都 和食14前半 |