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2013年8月26日 (月)

■ 新店「ユキフラン佐藤」のご紹介


■ 「ユキフラン佐藤」という名前の新しいお店です。ユキフランの名前の由来は、雪ではなく幸せの「幸」、「幸(ゆき)降らん庵」=ゆきふらんあんのリエゾンというか、短縮形ということです。佐藤功一さんの新店で、8月1日、祇園新橋通花見小路東入ルで開店されました。
1_3 ●こんな風に始まりました。まぐろのづけ、酢飯、まぐろの脂入りの沢煮椀。をを、正統な茶懐石スタイルで来るのか?とまず思いました。(でもそんなでもなかったです。)
2_2 ●沢煮椀はこんな。まぐろの皮の下の脂の部分が入っていて、こってり濃厚な風味になっていました。
3_2 ●まぐろのづけは、大根おろしもたっぷりからまって、ほんとーーーにおいしかった。
4_2 ■ ポテトサラダ、ドライトマト、中にうるか入り。アンチョヴィかと思った風味は自家製うるかということでした。
5_2 ■ きゅうりと茄子、大徳寺麩の胡麻和え
6 ■ 鮎の一夜干しに魚醤を塗って焼いたもの、ドライトマトと
7 ■ お酒はこんな風に。「松の司」の心酔というのを少しだけいただきました。
8 ■ いちじくと鱧の揚げだし
9 ■ すっぽんの身のみぞれ和え
10 ■ 鶏肉(レバー、きんかん、砂ずりなど入り)の丸(がん=つくね)と冬瓜、頭芋の青ずいきのお椀
11_2 ■ ご飯代りに天ぷら蕎麦。蕎麦といいつつ、もずくでするするいただきます。蕎麦と初め伺ったので、ではご飯はもう食べられない思うと言って後悔・・・もずくとは知らず~。
12_2 ■ 食後はトマトの甘いシロップ漬け。以上で飲物も入れて1万円しないコースでした。味は間違いなくものすごくおいしかった!! けれど、まだすべて佐藤功一さんおひとりでの仕事であることもあり、どうしても時間がかかります。かなり余裕を持って行くべきお店で、どどどどと食べたい人向けではありません。
21_2 ■ こんな店内です。以前天ぷら屋さんだった物件の居抜きということです。カウンター8席、11:30~翌1時までの営業で、ただし絶対要予約とのこと。これは、子供連れの方なんかが、夜のお客さまの前の時間なんかに気兼ねなく訪れていただくことができるように、という気持ちでの時間設定ということです。ぶっ通しで営業している=いつでもふらっとのぞける、というわけではないのです。
お昼に少し軽いめに、半額くらいでもしていただけるそうです。
22_2 ■ 佐藤功一さんは岐阜の生まれ育ち。東京の大学を出てから東京の和食の名店に入って修業、そして京都に移ってからも、一流店で修業。器が好きで以前から買い集めていたということです。現在34歳。マイペースの人。まあほんと~にどのお皿もおいしかったですが、お店全体としては本当にスタートしたばかり、これから軌道に乗せていくんだなあという印象。何もかもひとりでやることも、こんな長い営業時間やることも、あまり無理をしないでねと思いました。季節が移ったらまた伺いたいと思います。
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「ユキフラン佐藤」 電話 075-531-3778
京都市東山区新橋通花見小路東入ル南側2軒目 八百平ビル1階奥
11:30~翌1:00
1、11、21、31日休み
カウンター8席(実際は11席あるが使わない) 全席禁煙
要予約
2013年8月1日開店
夜コースだいたい8000円~。
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(2013-08-26)

2013年8月 26日, dans 京都 和食13後半 |