◎テクストや写真の無断での転用・転載・まる写しは 
ご遠慮いただきますようお願い申し上げます。

◎写真はクリックしていただければ拡大サイズで表示されます。
◎タイトルの前の記号: ■=京都 ●=東京 ★=その他の話題

« ■ 4月の模様とお菓子@「SOU・SOU しつらい」 | トップページ | ■ 妙心寺・退蔵院の桜 »

2013年4月 4日 (木)

■ 「杢兵衛」で試食の夜


1a ■ 祇園の花見小路に面して、古くからある割烹の「杢兵衛」(もくべえ)さんへ、深夜の試食会に伺いました。こののどぐろを使うように、と料理長に指示するのは4代目店主の寺田慎太郎さんです。いま店にある材料、何を使ってもよい。3品作るようにと。
割烹である以上、急なお客さまやお客様の急なご要望にも応えられないといけない。そのための訓練ということだったのです。
2a ■ 手前が料理長の加藤雅也さん。夜営業が終わった後に、突然店主から新たに料理を作るよう言い渡されて・・・全く用意もしていなかったと思います。なのに動じることなくく、すぐに調理にかかられました。
3a ■ 慎太郎さんの横にいるのは「京都ブライトンホテル」のコンシエルジュあけ~み=小山明美、そして撮影担当はKBS京都の竹内弘一さん。
4a ■ 祇園真筝さんもカウンターの中に入って撮影・・・
11a ■ そして出てきた3品はこちら。まず鯛のお造り。普通に醤油も添えられましたが、もうひとつ添えられた胡麻醤油・海苔入りがすごくよかったのです。鯛の風味を消すほど濃くはなく、ほどよく引き立てて非常に効果的だったと思います。
12a ■ ここでのどぐろが出てきました。筍の上に、おかき揚げにしたのどぐろ、上から白子のソース。香りづけに蕗。季節感たっぷりでした。
13a ■ 最後に、蒸したご飯。桜の葉で包んだ梅酢の桜ご飯。うに、うすい豆、白魚。春らしくてほっとするご飯ものでした。すごくよかったです。
■ 京都に来て7年、「杢兵衛」さんに勤めて2年少しという加藤雅也さん。とても感じのいい方で、店主の寺田さんも「人間的に信頼できる」とおっしゃいます。
きちんとコースをいただいてみたくなりました。
4,5年前にいただいた時とは全く違う印象でした。代替わりで、明らかにお料理も若返ったと思います。
改めて伺います。すごく楽しみです。
************************************************************
(2013-04-04)

2013年4月 4日, dans 京都 和食13前半 |