■ JEUGIAカルチャーセンター講座@「木乃婦」 |
■ JEUGIAカルチャーセンターさんでは初めて、3月22日に開催した単発お昼講座です。昨年の春、ものすごくよかった「木乃婦」さんのコースの、うすいえんどうのスープのお鍋を思いだしてしょうがなくて、迷わず髙橋拓児さんにお願いしました。
赤貝ぬた わけぎ、土筆
貝の器で貝の先付。つくしも添えられて春到来の気分を盛り上げてくださいました。
ひらめ、いか、まぐろ あしらい一式
醤油と、みぞれぽん酢が添えられました。このみぞれぽん酢にはとろりと粘りがあって、昆布と合わせておいたものだとのこと。お造りはどれも申し分なくよかったです。微妙な厚さや大きさや包丁の入り方で大きく味が変わるお造りです。
はまぐりしんじょう わかめ うるい 木の芽
しんじょうの口当たり最高でした。しんじょう生地は帆立100%ということ。おだしが、ものすごくはまぐりの風味でたまらなく美味と思いました。うまうま(T_T)(T_T)と思っていたら、皆さんも絶句状態、一心に集中状態で召し上がっていたから、やっぱりおいしかったのだー!!
きす、白魚、からすみ つぼみ菜
揚げただけの状態で十分おいしいのに、そこに粉末状にしたからすみがはらはらと。ずるいおいしさ。
あぶらめの油焼き、筍、うど うすい餡かけ
これです!! 昨年4月の講座で、店主の髙橋拓児さんが「宇宙人の血」と言って出してきたものは。(-_-;)(-_-;)
うすいえんどうの色と香りと味をよくここまで生かしたなあと思う名作です。舌ざわり非常になめらか。生クリームが入っているかと思うほどでしたが入っていません。中に筍、皮をバリっと焼いたあぶらめ。感動深いおいしさでした。
菜の花御飯 まながつお
こちらも春の気分を盛り上げるご飯でした。ご飯だけでおいしいところを、ちょっとおかず風にまながつおが添えられて、贅沢なご飯です。
●汁 赤出し仕立て/香の物 季節もの
日向夏ゼリー、抹茶アイスクリーム
日向夏の、果肉を包む白い部分にまで味がしみてセンスがいいです。洋酒使いも冴えています。抹茶アイスクリームはお濃茶用の抹茶を使っているとのことで、濃厚美味。目がさめるようなおいしさってこれのことです。
何もかもが申し分なく決まって美味だった最後に、また才気ある甘味で、満足度最高でした。
●このお部屋わたし大好きなのです。四国から日帰りでいらしてくださった方もいて盛大に感謝<(_ _)><(_ _)> でもその価値があるお料理だったと思います。
拓児さんのお話が楽しすぎたので、もうわたし何も話さないでいいかな?と思ったのですが、やっぱりせっかくなので、新刊「京都の甘いもん」について少しだけお話ししました。
皆さまに感謝いたします<(_ _)><(_ _)>
そして企画をしてくださったJEUGIAカルチャーセンターの辻礼子さんに感謝いたします。
「木乃婦」
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(2013-03-24)
2013年3月 24日, dans 京都 和食13前半●JEUGIA講座 | lien permanent