■ もう少しです/ガイドブックはひとりでやるに限るという話 |
■ やっと出口が見えてきたかなーという感じです。やっとちょっとできてきた。手順的には、わたしががんがん担当編集者に原稿を送る(今わたしはこの最終段階)、それをお店に発送してもらい、データなどの間違いがないかを取材したお店に確認していただく、それが編集部に戻ってきて、まとまったものがわたしの手元に戻り、それを見ながら本当に入稿する最終的な原稿を作る、という感じです。原稿書きが終わっても、この、「校正戻ってきたものを見つつ本当に入稿する原稿を作る」の作業があり、さらに当然その後文字校正、色校正とあるのでまだまだ嵐の日々なのだけど、でもとにかく初めの原稿書きができたら、ものすごく気持ちが楽になります。
■ 校正をお店に見ていただく時は・・・営業時間やお休みなど、データの訂正とか変更とか料理やお菓子の名称などについての直しは全面的に伺いますが、文章については(ご希望はできるだけ反映させますが、)タイアップとは違うから、最終的には任せてね、の一文を入れてあります。それでも直して来る方がいらして・・・まあ気持ちもわかるので、そういうのは電話をして話して、最終的に折り合うということになります。なぜこの言葉を使ったか、まで説明することもある。(-_-;)(-_-;) 大事な商品を撮影させてくださったのだから、むげにするわけにいかない。お店とのお付き合いって、普通の人と人のお付き合いと同じと思うから、まあできるだけのことはしようと思うのです。・・・なんてことを丁寧にやるもんだから、時間がかかるの~~(T_T)(T_T)
■ それでも、わたし数人でガイドブック作るとか、そういうのはもはや無理だな。わたし独自の言葉の使い方とか好みなんかもいっぱいあるしー。
■ とりわけ、勝手に言葉を直されるというのが耐えられないのです。昔、(もう時効だと思うので書く、まさかやった人これ読んでないと思うので書く、)ノエルのためのカクテルをバーテンダーに作ってもらうというページで、京都半ページを与えられ、「これは聖夜にふさわしい一杯。」と書いたのに、(もう半ページは東京の店だった、)上がってきたの見たら、「これは聖夜にピッタリの一杯。」って、カタカナでピッタリ、なんてなっていたのよーーー<`ヘ´><`ヘ´> それはギリギリセーフで直して元に戻してもらったのだけど、なんでそんな手を加えたのか尋ねたら、「同じ言葉が(もうひとつの東京の方の)原稿にあったから重複を避けた」だって。でもピッタリってあんまりじゃないのと怒りました。何人かでやると、自分が最終的に全部見る立場にないと、そういうことが起こるのです。
■ それと、長いこと自分でも気づかずにいて、数年前にある雑誌に書いたものをつい先日見て仰天したこと。必ずわたし最も元の発音に近いように「シャンパーニュ」と書くんだけど、(普及している「シャンパン」て英語でもフランス語でもなくてヘン)、シャンパーニュがその時の編集者には抵抗があったらしくて、でもシャンパンとするとわたしが怒ると知っていて、なんとー、「シャンパーン」ってなっていたの!! それでその横に、文:関谷江里 よ。わたし何人もの人にバカと思われただろう。(-_-;)(-_-;)(-_-;) しかし怒ろうにもその雑誌はもうないww
************************************************************■ 昔の怒りは忘れて、楽しいおやつの時間です♪ 先日いただいてうれしかった「進々堂」さんのパン、ものすごく気持ちにぴったりだったものです。ショコラがついたドーナツ、オールドファッションと、クリームたっぷり入りの、シンプルなクリームパン。「手炊きクリームパン」ですね。すごくうれしかったなー。ありがとう<(_ _)>
■ また違う人が持ってきてくれて、「オレノパン」さんのカレーパンよ。かたやき。わはは、わたしがこれ好きって、本読んで覚えていてくれたんですね。ありがとー♪ キッシュも大切にいただきました。<(_ _)><(_ _)>
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■ もう少しがんばります・・・仕事します<(_ _)>
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(2013-01-14)
2013年1月 14日, dans 京都 パン★あれこれ話 2013~ | lien permanent