■ Mさんを偲ぶ会で「ケララ」でカレー |
■ 先日亡くなったMさんを偲ぶ会が先日河原町通御池下ルのインド料理店「ケララ」で開かれ、Mさんが大好きだったメニューで構成されたコースをいただきました。みんなでにこにこ笑ったMさんの写真に向かって献花して、献杯して、楽しかった思い出を語り合ったり、改めてやっぱり悲しくなったり。いやもう、すごい存在感で、ゴージャスだったし、あふれる愛で人を包んで優しかったし、それでいて話したらぴりっと皮肉が効いていたりしてすごく笑わせてくれたし、ずっとずっと仲良くしてもらってこの楽しさが続くと思っていました。疑ってもいなかったです。今でもふっと帰ってきてくれそうな気がします。夜中の長電話で、腹立つ男の話を聞いてもらったりもしたのー(^o^)(^o^) Mさんと話したら、結局すべてが笑い話となって終わって、なにか明るいあたたかい気持ちになって、「何があっても、じぇんじぇん平気!」と思えたのです。電話を切る前は必ず「次、どこそこへ食べに行きましょう」で終わって。もうこわいもんなかったなあ。
■ 秋になって何度メールしても電話しても連絡とれなくなって、ご家族の方に尋ねたら、ちょっと調子が悪い。でも治ったら本人から連絡いきますから、ということで、「のどが・・・江里さん以上にたばこのケムリはダメになった」と夏に言ってらしたから、声が出にくくて電話おつらいんだろうなくらいにしかわたしは思っていなかったのです。そのうちまた連絡くださるだろうって。バカバカバカ。いくら忙しかったとはいえ、何としても、家の前で待ち構えてでも、どうしているのMさん? てくいさがっても尋ねればよかった。ほんの一瞬でも会いたかった。でも病気の状態を人に見せようとしなかったのはMさんらしいことです。
■ 12月9日のわたしの誕生日になって、何も言ってきてくださらないから、これはいくらなんでもおかしい、ご家族の方に、何が何でも本当のことを教えてもらうと思っていたら、翌日10日に連絡があって・・・6日に亡くなったって・・・病気の進行がすごく早かったって・・・ああああ。マッカな服のまま弔問にすっ飛んで行ったことは10日に書いたとおりです。
■ そんなに悲しんではいけない、人は必ず死ぬし、自分も死ぬし、しょうがないことなんだと思うんだけど、今回は毎日思い出す、思い出すたびMさんに話しかける。いくらなんでも早すぎだったでしょう、わたしも急で寂しすぎる、ご家族も泣いていらっしゃる、帰れるもんならMさん帰ってきてー、年明けにハワイ行くんだったでしょう、わたしCREAのハワイ特集を置いておいてあげたよー、Mさーん。
■ 写真は卵黄を塗った甘いナンで、Mさんが大好きだったものです。わたしなんかこれデザートと思うのだけど、Mさんは食事中からぱくぱく食べていたなあ。甘くて大好きといって。他に、●パパド ●チキンチャツマリネ(ほぐしたチキンと角切り野菜のマリネサラダ) ●トマトスープ ●鶏肉と魚のタンドール焼き ●カレー3種類 パラクパニール、ケララ地方海老カレー、スペシャルチキン ●プレーンのナン ●ヴェジタブルプラオ ●チャイ。ものすごくおいしくいただきました。
■ 偲ぶ会といえども、しばし皆さんに会えて楽しく過ごせて、これもMさんのおかげと感謝。入稿たてこもり態勢解除で出かけたひと時でした。ご家族の方と、幹事をしてくださったOさんにも感謝。「ケララ」のマヘシュもありがとう。また伺います。<(_ _)><(_ _)>
************************************************************
(2012-12-29)
2012年12月 29日, dans 京都 カレー★あれこれ話 2012~ | lien permanent