■ 「パティスリー タンドレス」で生菓子を6種類 |
■ 先日伺っていただいた「パティスリー タンドレス」の6種類のお菓子です。持ち帰らず、できるだけお店でいただこうと思って、若き頼もしい胃袋助っ人を伴って出かけました。6種類を、2個ずつ出していただきました。最適の温度で食べるように、持ち帰りなら指示書までついているお店です。いい按配でいただけるように、組み合わせも順番もお任せしました。
■ 最も感動深かったのは「プレイエル」です。メニュー表より、「スパイスのビスキュイに、洋梨のババロアとミルクチョコレートクリーム、洋梨といちじく入り」。香りが華やかで、エレガントな味わいでした。
■ 「ル・フェドラ」。こちらは「濃厚なキャラメルのババロアとチョコレートクリーム、りんごのジュレの酸味」。ショコラとりんごがこんなにうまいこと調和するかと思いました。
■ そしてこれはしばらく前にもいただいていますが、ショコラの香味を堪能できる「プロフィトロール」です。「生クリームのシュー チョコレートソース入り」。とろりんと流れ出るショコラのソース、余さずいただきたいです。
■ 非常に緻密にできたお菓子です。味わいの調和が本当に大切にされているとわかります。温度もジャストでいただけました。室温に慣れすぎてはいけないのは当然として、冷たすぎてもいけないのです。
■ 甘み+酸味というコントラストより難しい、似た味の甘みどうしを添わせる絶妙さを、たとえば「テュラン」という2種類のマロンクリームを使ったお菓子でわからせてくれました。ラヴェンダーの香りが際立ったのは「モーラン・デ・モール」というフランボワーズとリュバーブ入りのもの。才気を感じさせて、気持ちのいいお菓子でした。
■ いやー、よかった。完璧主義の山口貴之さんの、非常に細やかなお菓子作りが今回もよくわかりました。また伺います。
「パティスリー タンドレス」
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(2012-09-14)
2012年9月 14日, dans 京都 スイーツ | lien permanent