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2012年1月 3日 (火)

■ ニューイヤーコンサートのことなど


1■ 年末年始感覚が薄いわたしですが、新年だなー、よいなー♪ と思うのはウィーンフィルハーモニー管弦楽団のニューイヤーコンサートです。実況中継が見られるというのはサイコーだと思います。ふだんほとんど全くTVというものを見ないのだけど、これだけは釘付け状態で見ます。
■ マリス・ヤンソンスさん指揮によるニューイヤーコンサート2012、本当に盛りだくさんで見ごたえ聴きごたえがありました。14年ぶりの登場というウィーン少年合唱団付だったり、TVならではのバレエも演出が斬新になっていておもしろかったり(芸術監督はマニュエル・ルグリさま♪)すごかったなあ♪ それと汽車ポッポの演出も楽しかったー♪
■ きらきらと華麗な楽友協会を見るだけでも涙滂沱になりそうで、わたし本当に音楽が好きなのだけど、どこか封印しちゃったというか、食ライターになる前は音楽一辺倒だったことを思い出すんですね。フランスに暮らした時、まず訪れた外国はウィーンで、赤いバラの花束を持ってモーツァルトのお墓参りをしたことやら、シュターツオーパーで「こうもり」を聴いたこと、(あーもちろんホテルザッハーでザッハトルテ食べたとかも、)そういうことがどどどと思い出されて、切なくなってしまって、バカだなあ。音楽に対して、「わたし今は京都のことしか考えてなくて、さぼっててごめん」みたいな気持ちになるのですね。すっごい集中力でもって聴くから、食べもののことで頭がいっぱいな今、あの時のように音楽に力を注げない・・・「ニーベルングの指環」を正月4日間で聴いたとか。贅沢な時間でした。
■ それでもお正月にはかるーく「フィガロの結婚」とか「魔笛」とか取り出してきて、年賀状作業をしながら久しぶりに聴くのも楽しくて・・・これがわたしにとって、最もお正月の気分かしらん。京都にいて何してるねん? でしょ? (-_-;)(-_-;)
■ 結構すぐにDVDが出るのもすごいことです。アマゾンで予約開始している。わたしじぇったい買います。でも結局映像より音源の方が後々絶対何度も楽しむんですよね。わざわざDVDをまた見るというのと、「聴きながら」ができるのとはえらく違い、結局「また見る」ヒマはまずない。(*_*)(*_*) 買うのはCDにしようかな。
2■ とりわけわたしが愛聴しているものにこれがあります。1991年のクラウディオ・アバドさんによる指揮のもの。20年以上前って信じられなーい!(この頃わたし女性誌で、音楽ページやらせてもらってました。) ・・・昔の話ごめんなさいでした<(_ _)><(_ _)> 明日からまた食べものの話に戻ります。
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(2012-01-03)

2012年1月 3日, dans ★あれこれ話 2012~ |