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2011年12月24日 (土)

■ モロッコ料理「ジャジューカ」であれこれ


1「jajouka ジャジューカ」、以前お点前王子に連れて行ってもらってすっかりとりこになり、今度は前途有望な若人を案内して、先日のある夜、出かけたわけです。気に入ってくれるかなーと思いつつだったのだけど、素直ないい人で、喜んで食べてくれてよかったです♪ 
●焼きなすのサラダ(ザッルーク・奥)と、●焼きパプリカの温かいサラダ(トゥクトゥーカ・手前の皿)。複雑にスパイスの香りが重なり響き合って、でも少しも辛いものではなくて、でもエグゾティックで、何ともいい感じなのです。
2●アンディーヴのグラタン、熱々です。中は・・・
3●こんな風に、アンディーヴにハムを巻いてあります。ベシャメルソースでとろりんといきなり熱中させる味、温まりました。
4●白いんげん豆のポタージュ(ピッサァラ)
ほんのりクミンの香り。スパイスの加減でどうにでもなる料理なのだろうと思います。とろりと「厚み」のあるスープ・・・これをいただきながら、フランス語でとろみが強いことをエペepaisって言うことを思い出したのです。本などがぶ厚いというのと液体に濃度があるっていうのと同じ言葉を使うのよ。これもおいしかった(T_T)
5●干し肉のオムレツ(バゲット付)
モロッコ・マラケシュの朝食の定番料理だそうです。確かに肉入りスクランブルエッグなの(笑)。塩味・スパイスばっちり決まってパンにぴったり、これ毎朝食べたいです!
6●いつものタジン料理、鶏肉とシトロンコンフィとオリーヴのタジン。レモンとオリーヴの風味が鶏肉に豊かに染み込んでいて、じんわり旨くて食べる手が止まらず、これはなかなか他にない美味だと思います。
7●デセールにナティジャス、レモンとシナモンの香りでするりといただける、スペイン風の冷たいカスタードのクレームです。
8●モロッコ式のお茶。ミルクで煮出したものではなく、ひたすらスパイスの香りを楽しむ紅茶でした。異国情緒ってこういうことよ。香りにうっとりしました。
●一緒に食べた人も楽しかったし、店主の野久尾啓さん、いいセンスだしいろいろ楽しいお話ししてくださるしで、優しいほっとする時間を過ごすことができました。このお店、他になかなかないおいしさと楽しさに満ちて、また伺いたーい♪と帰るなり思ったのでした。
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「jajouka ジャジューカ」 電話 075-341-0530
京都市下京区柳馬場通松原下ル西側(忠庵町307-1)
18:00~24:00 昼は前々日まで2名以上の予約(コース料理)で営業 
水曜休み
テーブル10席 全席禁煙◎
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(2011-12-24)

2011年12月 24日, dans 京都 各国料理 |