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2011年12月15日 (木)

■ 「貴与次郎」で蟹のコース


1■ 油小路三条上ルの「貴与次郎」(きよじろう)さん、前回とてもよくて、今度は蟹をいただこうと先週のある晩、4人で予約をして出かけました。とても冷える夜でしたが、熱々で温まる料理でスタートしていただき、いきなり幸福感に包まれました。
●かぶら蒸し さわら。下に蟹がびっしり並べられていました。
2●湯葉しんじょうのお椀。はまぐり仕立て。
3●お造りは、とろと甘鯛の昆布締め。
4●千枚漬の寿司、子持ち昆布の寿司
5●牛肉幽庵焼、万願寺とうがらし、焼き舞茸、海老芋
6●からすみと青味大根
7●蟹の甲羅で、身のミソ焼き
98●蟹の甲羅酒
1011●焼き蟹
12 ●蟹ご飯、湯葉の赤だし
13●わらび餅、ラ・フランスのジュレ、トマトのアイスクリーム
■ 蟹は入荷次第ですが、お値段良心的で、すごくお値打ち感がありました。雰囲気も、まずはじめの廊下で驚いて、びしーっと厳しいかなと思うのだけど、でも実際はとても気楽です。蟹はたまらなくおいしかったし。お椀もご飯も間のお皿も全部よかったしで、申し分なしでした。
■ 最後のデセール3種盛りで驚いたのは、お酒好きで甘いものはたくさん要らないという方にもちょうどいい甘さだったこと。「甘さ」以前に、ラ・フランス自体の風味とかトマトのおいしさとか、素材自体のよさをはっきりと感じさせて、最後まで見事だなあと思ったのでした。
■ 茨城県や茨木市から来た友人に、最も近くは京都市役所から♪というメンバーで、京都愛好色濃い夕食でした。寝ても覚めても京都、京都愛好の度合いが過ぎる人たちのこと=「京都病重症」/「京都病重篤」というレヴェルで言うと、茨城県と茨木市のこの人たちは「重症」患者だなあ。(時々登場する東京のヒロコさんというのが「重篤」。)それでもみんな後ろ髪引かれながらもそれぞれのお家に帰って行くわけだけど、それに対して東京から通いに通って、移り住んでしまったわたしは「帰らぬ人」。重篤の次はわたしのようになるわけだよ~♪ それぞれの「病状」を京都市役所の千恵子さんに「認定」してもらって、大喜びした夜でした。\0/\0/
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「貴与次郎」(きよじろう) 電話 075-213-1313
京都市中京区油小路通三条上ル東側
11:30~14:00LO、17:00~20:00LO
要予約 不定休
カウンターとテーブルあり(お座敷で掘りごたつ式)
2011年4月23日開店
http://kiyojirou.com/about/
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(2011-12-15)

2011年12月 15日, |