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2011年12月17日 (土)

■ また美味で仰天した「祇園にしむら」


■ こういうのをおいしいと言うのです。いろいろ、間違いなくおいしい和食をたくさんいただく日々ですが、「祇園にしむら」さんは、あらゆるおいしさをひき離しての、別次元のおいしさと言えると思います。圧倒的なの。やみつきとか止まらんとかそういう意味ではありません。一見地味なようでいてしみじみ美味、ぴたりと決まって美味。これ以上無理だろうなと思うまでに美味。さらに、流れがよくて心地よい、コース全体のまとまりがあって統一感が心地よい、余韻まですてき・・・そんな感じです。器が美しいのはいつも言う通り。それでいてお値段も控えめで、本当にあらゆる意味で上等なお店です。<(_ _)><(_ _)>
1■ まず胡麻豆腐で始まります。
2■ お椀はすっぽん。すごく温まりました。
3■ 氷見のぶり、鯛、大間のまぐろたたいたの。鯛はねっとり、まぐろも塩とわさびで食べるのがとてもよかった。そしてぶりのピカピカのおいしさったら。
4■ 定番の鯖寿司。「大藤」さんの千枚漬がのせられる季節です。
5_2■ 八寸は、おから、ごぼう天(あつあつ)、からすみ、あんきも大根、銀杏、なまこ。
6_2■ うに
7■ ぶりの塩焼き。これが、これが、焼き方絶妙としか言いようがなく、違う世界のおいしさ。
8■ かぶら蒸し。中にはなんと雲子と牡蠣で驚く。これは初めての組み合わせ、初めての味。強烈においしい。
9■ ふなずし。
10■ 焚き合わせ。味のしみた、しかしものすごく上品な味の大根、とろりとした舌ざわりの海老芋・・・なんでこんなにおいしいかと思う焚き合わせ。
11■ 冷蔵庫内で熟成が進んだというからすみ。うま(T_T)
12■ ご飯と共に出てくる赤だし、これはあんきもつぶしたのを混ぜ込まれているということで、濃い~の。うまうま(T_T)
13■ そして待望のご飯ものとは? 「かに玉丼」だって~。いやこのかに玉、みそもたっぷりであやしくおいしい。無条件降伏においしい。
14■ ねっとりじゅわり、あんはとろりんとご飯にからみ、ひたすら旨さそのもので、終わらないでほしいおいしさ。
15■ 洋梨、手前がル・レクチエで奥がラ・フランス。
■ この後、お茶をざぶざぶといただき、おいしかった余韻を楽しみました。京都病重篤患者・ヒロコさんに、認定をしてくださる千恵子さんというコンビ楽しかったなあ。完璧だった料理のおかげで気分が高揚してより盛り上がりました。感謝<(_ _)>
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(2011-12-17)

2011年12月 17日, dans 京都 和食11後半京都 祇園にしむら |