■ 仰天美味だったコース@「ラ・リサータ」 |
■ ホテルグランヴィア京都のリストランテ、「ラ・リサータ」、おいしいのはよーく知っていたけれど、改めて、こんなにおいしかったか~?というほど、感激したコースです。そもそも、のろっち=シェフの野呂和美さんと電話で話していたら、「かますやさんまの、ちょっと炙ったカルパッチョ仕立てが、もう、もう、それはもううまいんっすよーっ!」なんて、めったやたらおいしそうに最近の料理のことを語るから、それちょっと食べさせてほしいとなるではないの。で、先日のある夜、かるーく2,3皿試食かな♪ のつもりでひとりでぴゃーっと出かけてみたら、こんな美味満載なコースが用意されていたのです・・・ひとりで行って悪かった<(_ _)><(_ _)>
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●鱈の白子のフラン コンソメスープ、松茸、うに
●かますの炙りカルパッチョ 下に糸瓜、かぶの葉のバーニャカウダソース 柚子のピュレ
●さんまの炙り焼き 茗荷、赤玉ねぎ、黒オリーヴのソース
●大葉のソルベ、下にトマト レモンヴィネガー
●スパゲッティ 赤海老、椎茸、いんげん、じゃがいものジェノヴェーゼ
●パッパルデッレ シャンピニオン、ブロッコリー、サンダニエール産の生ハム、ミモレットのソース
●ソパコアダ 但馬地鶏
●鴨 むね肉燻製ロースト 堀川ごぼう、フォアグラ
●栗のジェラート、栗入りのティラミス
●エスプレッソ
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先付という感じのお皿です。温かくて、うっとりおいしいものでした。
これは具材の配分もよくて、ジェノヴェーゼ風味でぐいぐい食べさせるという感じ。するする、するすると、止まらないほどおいしかったパスタでした。

これは、これは、すごかった・・・心を奪われるほどおいしいと思いました。鶏肉がほぐほぐっとほぐれくずれるのです。中はじゅわっと旨みたっぷり、浸っているスープも鶏だしがたっぷり出てうまうま状態で、あっけに取られているうちにお皿がからになっていました。
そしてメインの肉料理は・・・
メイン料理は鴨でした♪ \0/\0/ これは、圧倒的に強烈においしかった鴨です。燻製香がいい感じ、そして、この絶妙な火の入り方・・・これもすごかった。香りでひきつけ、食感はしっとりやわらか。おいしさをたっぷり抱え持っていました。「わーーー!!」ってびっくりしたほど美味でした。これ、いくつかのお皿と共に、ベスト肉料理 2011にエントリーです。
●この後、栗のジェラート、栗入りのティラミスに、エスプレッソをいただきました。
●合わせたワインは白がソアヴェ・クラシコ 2010、赤がキャンティ・クラシコ2009で、各グラスに1杯ずつ。
●一段とおいしくなっていた「ラ・リサータ」、美味堪能のコースでした。ほんとーによかったです。すごく丁寧で、気合が感じられました。わたし今晩、京都でいちばんおいしいもの食べてる人かもねー♪と本気で思えました。
●さらに感激したこと。シェフの野呂和美さんは、ちゃーんと後進を育てているのですね。鴨料理を教えて、この日の夜わたしのために作ってくれたという高岡俊輔さん(24!)をちゃんと紹介してくださって、こんな若くてこの肉料理!と仰天しました。その後22歳の正志くんというのも登場、次は彼のお料理をいただく約束をしておいとましてきました。
●ホテルならではの、たっぷりのサーヴィスはやっぱりいいなあと改めて思ったり・・・やっぱりわたし、華やかで広々としたところは大好きだし、プロのサーヴィスの人たちがいるところは安心でいいと思います。少し前までは、「ホテル料理はあまりおもしろくない」という共通の認識があったと思うけれど(失礼ごめん<(_ _)>)、今や、全然そうではなくなってきているし・・・ホテルで十分個性を発揮する人がいるし、本気で際立つおいしいものを食べられるようになっている・・・いろいろ考えたイタリアンの夕食でした。また伺います<(_ _)>
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(2011-11-08)
2011年11月 8日, dans 京都 イタリアン11後半 | lien permanent