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●八寸 菱かに酢、とんぶり舞茸、かりごり、海老もろみ、丸十、牛舌、枝豆寄せ
●煮物椀 鱧、松茸 いんげん、ふり柚子
●造り① 鯛 鹿の子造り 山葵醤油、かわはぎの肝醤油
●造り② 伊勢海老、とろ 伊勢海老醤油、胡麻/すだち醤油、にんにくチップ
●箸休 湯葉蒸し 焼穴子、むかご
●焼物 白皮ぐじ 葛の葉焼き 銀杏、栗、すだち
●焚合 飛龍頭(ひろうす) 南京、小芋、鷹ケ峯唐辛子、茗荷
●御飯 松茸御飯、鶏塩焼
●香の物 梅蕪、しば漬、壬生菜
●果物 フルーツ ゼリー寄せ
●菓子 山家
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●まずは季節の花で飾られた八寸が供されます。
●八寸 菱かに酢、とんぶり舞茸、かりごり、海老もろみ、丸十、牛舌、枝豆寄せ。

●蓋物の中にごりを揚げてから炊いたもの。すごくいい食感、美味です。

●菱かに酢は小さいお皿でも、たくさんのものが盛り込まれていてお手間がかかっています。

●重陽の節句にちなんで、食前酒として供された菊酒。

●お椀の蓋を取れば華麗な菊の蒔絵。

●煮物椀 鱧、松茸 いんげん、ふり柚子。吸い地が、すごく深みがあり濃厚でした。極上の昆布を使っているというお話を食前に伺いましたので、よけい、鼻をすます状態で味わったと思います。

●造り① 鯛 鹿の子造り 山葵醤油、かわはぎの肝醤油

●古染付の器は、400年前くらいのものだそうです。枚数が揃っているのもすばらしいです。

●造り② 伊勢海老、とろ 伊勢海老醤油と胡麻/すだち醤油とにんにくチップ

●菊花の形の器に盛り込まれた伊勢海老ととろ。とろを、にんにくチップとすだち醤油でいただき、伊勢海老は、伊勢醤油に浸したのち胡麻をまぶして。これはメリハリの利いた食べ方ができて楽しかったです。胡麻ひとつがこんなにおいしいかと思いました。

●箸休 湯葉蒸し 焼穴子、むかご。湯葉にあんがとろりんとかかった優しい味の一品。

●焼物はこんな風に運ばれます。葛の葉で野趣たっぷりに、煙が上がった状態でプレゼンされて、いかにも香りがよさそうです。葉を広げると・・・

●焼物 白皮ぐじ 葛の葉焼き 銀杏、栗、すだち。

●焚合 飛龍頭(ひろうす) 南京、小芋、鷹ケ峯唐辛子、茗荷。強い風味の次に、ほっとする味でした。自家製ひろうすは柔らかで中身たくさんで美味でした。

●御飯 松茸御飯、鶏塩焼。御飯ものに突入です。●香の物(梅蕪、しば漬、壬生菜)が付きました。

●おかわりを、「お好きなだけどうぞ」とこうして準備してくださっていて、

●松茸御飯をおいしくいただいたのに、さらにその後、白御飯のおいしさに圧倒されました。本当に炊きたてで、つやつやぴかぴか、一文字にすっとよそわれました。白御飯おかわりの人が相次ぎました。感動深かったです。

●果物 フルーツ ゼリー寄せ

●菓子 山家 栗のピュレを栗の形にまとめたお菓子で、これは本物の栗よりも栗の香味が凝縮されていて深い味。秋の風情そのものでした。

●お薄で締め。

●その後塩味のお茶をいただき、ごちそうさまでございました。<(_ _)><(_ _)>
■ 「京都吉兆 嵐山本店」の皆さまによくしていただきました。御礼申し上げます。参加いただいた方々にも感謝。朝日カルチャーセンター 平沼敬子さん、いつも丁寧なお仕事で助かります。感謝たくさんです<(_ _)><(_ _)>
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(2011-10-06)