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2011年10月27日 (木)

■ 「味覚の一週間」:「味覚の授業」@洛中小学校 その①


Logo味覚の一週間とは、フランスで、すでに20年以上にわたって続けられている活動です。1990年、フランスの料理ジャーナリストで評論家のジャン・ジャック・プティヌノーさんが提唱し、フランスの多くのシェフたちが協力して、子供たちの食生活を改善してゆくひとつの運動として始まりました。さまざまな催しが企画されますが、中心となるのは「味覚の授業」。小学校3、4年生を対象に、シェフやパティシエ、農業生産者がボランティアで味覚の基本を教え、おいしく味わいながら食べることの大切さを体験させるというものです。
■ この「味覚の一週間」が今年初めて日本でも開催されることになりました。京都でもイヴェントが行われることになり、洛中小学校での「味覚の授業」を参観させていただきました。
■ 「味覚の授業」で教える味の基本は「しょっぱい」「すっぱい」「にがい」「あまい」の4味。そして、日本ではこれに「うまみ」にも付け加えて教えていくということなのです。
■ 日本で第一回めの「味覚の一週間」の特別ゲストシェフとして、パリの華麗なレストラン「ルドワイヤン」のシェフであるクリスチャン・ルスケールさんが招かれました。他、東京から「オテル・ドゥ・ミクニ」の三國清三さん、そして京都からは「菊乃井」村田吉弘さんという豪華なメンバーが加わって、「味覚の授業」は行われました。以下、現場の様子をお伝えします。
1_2■ 10月25日(火)10:00に集合いたしました。開催される教室で準備が進められています。10:45~の3時間目の授業なのです。
2_3■ 洛中小学校は食育モデル校ということで、ふだんから食への意識の高い学校なのです。
3_2■ このように、4味が用意されています。「しょっぱい」「すっぱい」「にがい」「あまい」=塩、ゲランドの塩、酢、ショコラ(ビター)、砂糖。
4_2■ こちらは「うまみ」プレゼンのための準備で、4味より圧倒的に素材が多い(笑)。おだしを取るための素材が並んでいます。
5_2■ 昆布はこんなに種類が用意されていました。さすが~です。
6_2■ かつおもまたしかり。
7_3■ をを! 開催前にすでに取材が始まっていますね~。「菊乃井」村田吉弘さん、朝からハイテンション、笑いを取っていらっしゃいます。
8_2■ 3、4年生が席につきました。まずはトック=コック帽をかぶせてもらうところから始まります。C'est moi le chef!(わたしがシェフ!)と書いた帽子をかぶるんですね~。ホチキスで瞬間に帽子にしてかぶらせてもらう。みんなかわいい♪
9■ ホワイトボードに書いてある文字は・・・
10a■ 味かくのじゅぎょう・・・登場する方々のお名前が記されているのです。
11■ 内坂芳美さん、日本味覚教育協会会長でいらっしゃいます。内坂さんが授業の進行役です。お料理教室を主宰していらして、同時にフランス料理のイヴェントコーディネーターでもいらっしゃいます。わたしは以前アラン・パッサールさんのイヴェント@今はなき「ヴィ・ザ・ヴィ」の時にお目にかかっています。
12■ ゲストシェフと、呼びかけ人である料理人おふたりも揃いました。奥から「菊乃井」村田吉弘さん、「オテル・ドゥ・ミクニ」の三國清三さん、「ルドワイヤン」のシェフ、クリスチャン・ルスケールさんです。
13■ 村田さんと三國さんもすでに食育やキッズシェフといった活動をされていますから、子供たちの前で話すのもとても慣れていらっしゃいます。初めから笑わせて沸かせていたな~。とても楽しい授業の始まりです。
15■ こんな感じで子供たちはお話に引き込まれています。大人の参観者がずらりといるのに、全く屈託がないのです。すごいなあ。
16■ まずは塩の味を認識することから始まりました。「しょっぱい」です。能登の塩をなめてみる。
17_2■ ルスケールさんはブルターニュご出身。ゲランドの塩を子供たちに味見させてみます。同じ塩でも、能登の塩と、フランスのゲランドの塩では違った味がすることを、子供たちは知ったのです。
18■ 写真左側、黒い長ジャケット姿は瀬古篤子さん=「味覚の一週間」事務局長にして、株式会社ヴィジョン・エイの社長でいらっしゃいます。ルスケールさんの通訳係をつとめていらっしゃいます。実は東京でわたしが最後に会社勤めというのをしたのがこのヴィジョン・エイ・・・才色兼備な彼女の元で、フランス政府観光局やエールフランス、そしてラ・メゾン・デュ・ショコラなどの仕事をさせていただいたのです。フランスにどっぷりの充実の日々・・・改めて感謝です<(_ _)><(_ _)>
19a■ 味見に余念のない子供たちです。こんな授業があること自体うらやましいと思いました。自分が子供の頃は想像もできないことだったなあと。
20■ 各テーブルでこんな図でした。真剣になっていて、ほんとかわいい。若い命っていいなあと思いました。これから輝かしい人生が広がっているのだよあなたたち。いいもの食べてゆく人生であるようにね。
21■ お酢は、カップに入ったものを、鼻に近づけて嗅いでみるという体験の仕方でした。
22■ これが、一様に、「ひえ~」みたいな顔して、これもかわいらしかったです。「きつー」とか「つらいつらい」とか言ってるの。
23■ ひと通り、4味の解説と体験が終わりました。実際に味わった後の子供たちのこの集中した様子、すごくいいなあと思いました。教えが、砂に水がしみこむように吸収されていっているような感じがしました。
24■ そして、ついに日本独自の展開、「うまみ」のお話が始まります。「菊乃井」村田さん登場です! 
(その②に続きます。)
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(2011-10-27)

2011年10月 27日, dans 京都 イヴェント |