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2011年9月19日 (月)

■ 本当においしかった、「ビベロン」の夕食


1_2■ わーお\0/\0/ 生ハムがカーテン状態にたらりんとさがったこのお皿、「ビベロン」さんの定番前菜ですね。おまかせのビベロン風前菜ですが、だいぶ希望もお伝えして、数品を組み合わせていただきました。1週間ほど前、「ビベロン」で夕食です。おいしいものがよーくわかる方にお付き合いいただいたのです。このページ(2011年9月11日付)ですでに完璧にアップされているので、もうわたし何もしないでいいくらいなんだけど、あまりにおいしかったからわたしも写真のせておきます。いいお料理は覚えておきたいし。
2_2■ 上の段に、●パルマ産生ハムですね。ふわふわふわふわです。大きなケイパーか? と思ったものは、小さな桃の酢漬けだそうです。
3_2■ 下の段のは4種類、●あさりのパン粉焼き/●静岡産生しらすのクロスティーニ/●カプレーゼ/●カポナータ。表面パリっと焼けたパン粉焼き、フレッシュ感がたまらなかった生しらす、そしてボッコンチーニ(ひと口大)のモッツァレッラがいかにも新鮮だったカプレーゼ、そして定番・少し甘めのカポナータと、どれも完璧なおいしさだったと思います。イタリアンらしい、わかりやすいおいしさ\0/\0/ いずれも、小皿料理として、ひと皿500円~で、バラでも注文できます。
4_2■ そして、お付き合いいただいた続木さんは確か羊肉がとりわけお好きだったはずだと思い、このお皿も忘れず注文しました。●仔羊とエジプト豆(ひよこ豆)の煮込み。
5_2■ あまりにワインと合うお料理です。いまワインを飲まないと人生の損失だと思い、ちょうどオーナーでバーテンダーでソムリエ(「エル テソロ」)の大塚祐也さんもいらしたので白ワインを注文・・・こんな見ただけでもすてきなワインを選んでくださいました。きりっとしながらフルーティ、すうすう飲めて幸福感にふわりと包まれるワインでした。
6■ そして、パスタはやっぱりこれをいただきましょう。●いわしとういきょうの種とハーブのスパカテッレ。ぐいと噛み応えのある乾麺に、いわしの塩気やういきょうの香りがからみ、もう、いやん♪と思いながらぐいぐいと食べ進みました。
7■ 一応全体像。くるりんと巻いたショートパスタ、愛嬌があってかわいらしいと思います。わたしはあまり突き刺さず、2本3本と大切にすくいあげていただいたりします。なんでもそう。上からぐいとスプーンやフォークを突き立てるのではなく、下からすくい上げるようにした方が食べ物に対して優しい気がします。・・・って、次の瞬間には噛んで飲み込むから同じなんだけどー笑
8■ パスタ2皿めは、少しやわらかめ、トマトソースがよくなじんだ、茄子も入ったスパゲッティ。●なすとトマトソースのスパゲッティ 塩のリコッタチーズ。上からはらはらとリコッタチーズの削ったのがかかっていて、パスタ自体もおいしいのに風味を添えて、うまうまでした。(T_T)(T_T) わかりやすいイタリアン好きだー\0/\0/ と叫びたいようなお皿でした。
9■ メイン料理です。肉・魚といただきました。まずはこれ、●尾鷲産かじきまぐろのグリル。上にのっているのは赤ワインで煮込んだ赤たまねぎのコンフィチュールです。これが甘くて酸味も効いていてまず感動。レモンオイルも粋なアクセントでたまらなく才気を感じさせる味・・・でも、でも、トッピングでこんなに感動していてはいけない。かじきまぐろの香ばしさがすごかったのです。かじきまぐろってこんなに風味豊かで、旨さを抱え持ったものであったかー?と。
10■ お皿全体。酸味がうまく使われた、目の覚めるようなものでした。
11■ そして肉料理。●白金豚のいちじくの葉包み焼き ゴルゴンゾーラ風味。これがまた驚きの美味だったと思います。瞠目のおいしさという感じ。白金豚に、ゴルゴンゾーラの塩気と香り、そしていちじくの葉の芳香がからんでまつわりついて、もう、もう、どうする? と思うほどおいしいお皿でした。
12■ 白金豚に寄るとこんな。とろりんと溶けたゴルゴンゾーラ、熱が入って甘さを増したいちじく、うまうまうま(T_T)(T_T)といただきました。すべてがジャストジャストな按配でした。
13■ デセールに、●桃のコンポート。ヴァニラのジェラートがのっています。そしてカラメルソースと。桃の香りと甘さを出しきったコンポートと思いました。
14■ 桃は、やわらかで、甘くて溶けるようで、ヴァニラのジェラートをからめてぐずぐずにしていただいたら、もううるうると、ほんとーにおいしかったです。(T_T)(T_T)
■ フランボワーズやミントと合わせるのが桃デセールの王道みたいなんだけど、桃が好きだからまあいただくのですが、わたしやっぱり理解できないなあと長年思ってきました。香りのコントラストが強すぎるから。カラメルやヴァニラの香りこそが桃を引き立て調和するものだと思います。わが意を得たりみたいなお皿でうれしかったです。\0/\0/
15■ お茶をいただき、ごちそうさまでございました<(_ _)><(_ _)> 今まで何度かアップしたお昼のセットも激しくお得ですが、やはり夜にいただくメイン料理の感動はすごかったし、デセールもこうしてきちんとしたひと皿をいただけて、満足感が違いました。しんそこいいお料理をいただけました。お付き合いくださった「カフェ・ヴェルディ」続木義也さんにも感謝です<(_ _)><(_ _)> 
■ シェフの定番、タヤリンも秋メニューとしてそろそそろ登場と伺ったし・・・我慢ならずまたすっ飛んで行くと思います。
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ビベロン 電話 075-231-1539
京都市中京区御幸町通押小路上ル東側
12:00~14:00LO・15:00閉店、18:00~21:00LO・23:00閉店
月曜休み (10月から木曜休みに変更されるそうです。)
カウンター5席、テーブル14席、個室1室(4席) 全席禁煙◎
昼 2000円~、夜 アラカルトの他、コース5000円~
2009年12月開店
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(2011-09-19)

2011年9月 19日, dans 京都 イタリアン11後半 |