◎テクストや写真の無断での転用・転載・まる写しは 
ご遠慮いただきますようお願い申し上げます。

◎写真はクリックしていただければ拡大サイズで表示されます。
◎タイトルの前の記号: ■=京都 ●=東京 ★=その他の話題

« ■ 祇園祭:宵宵宵山~宵宵山 | トップページ | ■ 祇園祭:山鉾巡行を京都ホテルオークラから »

2011年7月16日 (土)

■ NHK文化センター講座@「レストラン よねむら」


■ NHK文化センターの第3金曜講座を「レストラン よねむら」さんでやらせていただきました。他のどこにもないお料理、いつもながら粋なコースだったと思います。長いカウンターにずらりと席が用意され、一列でひとまとまり。皆さんの反応もおもしろかったです。いわく、目の前で調理される様子が見えるのがいい、スタッフの方々がきびきび働くさまが頼もしい、シェフの米村さんがよく働く(ああ見えて真面目な人なんですってば・笑)、おいしいから最後の晩餐にここに来たい~などなどなど。わたしもとても楽しみました。
1_3夏野菜のゼリー かぼちゃのソースと生うに添え
少しアジア風味のソース。粒粒見えるのはバジルシードです。
2_3じゅんさいとはまぐりのコンソメスープ
具材がぎっしり入っていました。牛肉スープベースですが、しらさ海老にはまぐりのおだしも出ていると思うし、松茸も入っていて贅沢なスープでした。
3_3マンゴーと生ハム、ほっき貝、すずきと賀茂茄子のチーズ焼き 香草ソース
これはひと皿の上で、いくつもの味と香りを重ね合わせた料理でした。茄子にすずきにチーズ、香草がアクセント。バジルなどソース2色でこれだけでも十分なのに生ハム巻きのマンゴーにほっき貝にラディッシュというなかなかない組み合わせと思いました。驚かせただけではなく、味や食感のバランスもよく美味なお皿でした。
4_3鱧の燻製 キウイ酢味噌
落としにした鱧を燻製にして香りをつけてありました。ジュレをからませた瓜と玉ねぎもシャリシャリと食感がよかったです。添えてあるのがキウイ入りの酢味噌(ユニークで美味)、オリーヴオイルをたらしたポン酢。
5鮎とフォアグラの五穀米リゾット
揚げて焼いた鮎のリゾットはとうもろこし入り。上に焼いたフォアグラ。夏トリュフ。
6●毛蟹と海ぶどうの冷製パスタ
必ず組み込まれている冷製パスタです。毛蟹入り、海ぶどうの粒粒感も心地よく、トッピングのみょうがやら添えられたトマトのさいの目やらを混ぜに混ぜていただきました。
7仔鴨の炭火焼き(または 黒毛和牛のローストビーフの選択もあり)
焼きピーマンにかつおぶしと海苔をまぶしたものが添えられ、
8●しっとり柔らかな口あたりと品のよい鴨の香味を味わいました。
9カレーライス(または ちりめん山椒ごはん)
カレーライスはマストです。びっくりする料理が続いても、みんなここで安心するようになっています。これきらいな人いないと思う。(わたしも大好き。)頭のいいメニュー構成です。らっきょ添え。
10パイナップルと柚子のひと口シャーベット
甘くておいし♪ 口の中さっぱりしたところで、デセールが運ばれます。
11デザート(数種類から選択で、)これはほうじ番茶のなめらかプリン、上に黒糖のアイスクリーム。
12_2●すごくなめらかです。お茶の香りも鮮やかです。他にロールケーキ、タルト、シュークリームなど。なじみのお菓子ばかりですが、いずれもきれいなアシエットになっています。
13食後の飲み物と、いまや予約待ちのクッキー(詳しく)で締め。
■充実のコースをご用意いただいた米村昌泰さんに感謝。スタッフの皆さまにも。受講生の方々も、おいしそうに楽しそうに食べてくださってありがとうございました。とても感謝です。
■そしてまた躍進のよねちゃん! 6月からANAのビジネスクラスの機内食もやっているということで、これほど複雑な料理をどうやって? と興味しんしんになってしまいました。生もの使えないに始まって、制約も多いけれど、現場ですぐにできるように、ものすごく考えるということです。いただける路線は以下の通りです。
***************************************************
【サービス対象路線】
・6月~8月末
成田発-欧州、バンコク、シンガポール、ジャカルタ(昼間線)
・9月~11月末
成田発-米州(ホノルル除く)
・12月~2月末
成田発-欧州、バンコク、シンガポール、ジャカルタ(昼間線)
※路線については変更になる場合もあります。
***************************************************


「レストラン よねむら」
************************************************************
(2011-07-16)

2011年7月 16日, dans 京都 オリジナル料理●NHK講座 |