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2011年7月26日 (火)

■ 「祇園にしむら」 7月のコース


「祇園にしむら」さんへ伺って本当においしい和食をいただき、精神の安定を得たと思います(笑)。先日来お連れしようとしていた方と都合が合わず、そのため6月を逃してしまい、もうこれ以上食べないではいられなかったのです。(Kさんごめんね。<(_ _)>) 「にしむら」さん行きに賛同してくださったわれらの千恵子さんと、同じお勤め先(京都市役所<(_ _)>)で、わたしの読者でいてくださる小田さんと共にカウンターでいただきました。
■ いつもの夏の定番いくつかを明確にイメージして出かけのだけど、驚きの展開があったり、それから器も、こんなの初めて~♪ なものが3つもあったりで、いややっぱり、すごいなあと思った夜でした。(*_*)(*_*)
1●胡麻豆腐 まずはいつも通り、胡麻豆腐から始まります。おなじみ胡麻豆腐ですが、この器は初めてです。新しいものみたい。
2●焼き鮎とにゅうめんのお椀。蓋を取るなりぐわーっと驚きました。鮎を、焼きものではなく、お椀で出してこられたのです。なんてユニークな発想。初めていただいたと思います。透き通る吸い地おいしくておいしくてうるうる。
3●お造りは鯛、とろ、いか。これも初めて見るお皿です。発掘されたものだそうで・・・いったいどれだけ器お持ちなのでしょう。マイセンの、ぶどうの葉紋様で、まわりが金彩。そして1911年と年号が入っています。ちょうど100年前! 持ってるのに、使ってなかったとのことで、すごいです。とろのおいしさが格別でした。いかも。鯛も。笑笑
4●鯖寿司 これも定番で必ず入るものです。これだけ肉厚で締め加減塩加減ジャストな鯖寿司ないのですよ~
5●八寸:ガラスの器に、鱧の子、鱧の浮き袋、三つ葉、うど、百合根/鷹ケ峯とうがらしとじゃこ/干瓢酢味噌和え/枝豆のかき揚げ/とうもろこしのかき揚げ/丸十(さつまいも)。楽しい楽しい八寸です。
6●このグラス入りの鱧の子たちから手をつけそうになりましたが、
7●いや、激速でいただくべきは揚げたてのものでしょう。かき揚げからいただきました。
8●酒肴その① 鱧の子の塩辛 隣の千恵子さんお酒が進んでいる様子でした。笑
9●鱧の焼霜(皮目だけ焼きで、ほぼ生)、梅肉、わさび。白ずいきに胡麻ソース。これが「焼き物」だったわけかしらんと後から思い・・・
10●酒肴その② からすみ また千恵子さんがお酒追加した様子でした。笑笑
11●次はバカラの古いグラスです。これも初めて拝見。無尽蔵に出てくるみたい(*_*)(*_*)
12●水茄子、冬瓜、鯛の昆布締め、あわび(小さくしてもらった)、酢取り茗荷 二杯酢ジュレ。あーこれもしかして焚き合わせ代わりだったかしらんと後から思った・・・
13●白味噌のお椀、鱧と温玉の黄身。ふわーこういう鱧の出し方するか~とまた仰天。圧倒的に美味な白味噌汁でした。
14●鯛茶漬、お漬物。さらっと上品な鯛茶漬は実においしかったです。あ、お漬物のお皿は、後ろにひっそりいるけれど、
101昨年夏のある夜にはこうして鯖寿司をいただいた、永楽即全さんのもの。
15_2●あさぎ色のお皿に、マンゴーとピオーネ、マスカット、白ワインジュレ。以上でごちそうさまでございました。<(_ _)><(_ _)>
■ なじみのコースと思っていたのに、お椀の鮎の出し方、鱧の出し方(焼き物、最後の白味噌お椀)で驚かせてくれました。これだけ安定していても、全然止まってないのがすごいと思いました。
■ ただわたしは、どーしてもいただきたいものがありました。7月ならそれが出てくると勝手にイメージしていたもの。それがなかったので、また伺わねばならんわ♪ 
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(2011-07-26)

2011年7月 26日, dans 京都 和食11後半京都 祇園にしむら |