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2011年5月 8日 (日)

■ すごくおいしかった麺@「シャム」


0■ ひとつ前の記事(「桃李」さん)に続いて、するっといただけて、本当においしかった麺その2です。「タイカレ~レストラン シャム」さんの期間限定麺です。もうこの方カレーカレ~カレーカレ~ゆうからいけません。ちなみカレーカレ~は違うのですよ。「カレ~」といったら即座にこののれんを思い浮かべるわけですね、京都のカレー有識者は。(-_-;)(-_-;)
1_2■ これが、5月と6月の限定メニュー、タイカレーあえ麺 800円です。こちらのカレーの、グリーンカレーやレッドカレーではなく、イスラムカレーで和えられた麺に、肉味噌と野菜が添えられています。これを混ぜていただくわけです。
2_2■ ざくっとからめつつ持ち上げるとこんな感じ。いやもう、もう、もう、ほんとーーーーーーーに、これおいしかったのです。心底、圧倒的、究極っていうくらいにおいしかった。この完璧なおいしさ、精神のあり様を変えるだろうって思うくらいにおいしかった。麺にカレーがすでにからんでいて、そこに肉味噌こってり、けれど爽やかな野菜がシャキシャキと食感を添えて、げき旨というのです。(T_T)(T_T) 鶏のブイヨンベース、本当にお手間をかけたすべて自家製であることで初めて成り立つおいしさ・・・こちらのタイ風カレーは、ちょっとわたしの人生で他にないものです。タイに行ったことがないからエラソーに言えないですが、東京でもパリでも、結構タイ料理店には行ったのです。
■ 「シャム」さんにおいては、大量のハーブとスパイスを刻むところから始まり、力作業を何プロセスも経てタイカレ~のベースができるということを伺いました。しかし、タイにおいても、今やほとんどのお店は既製品のペーストを使って調理されているということです。あまりに手間だから、全部のハーブを、スパイスを、刻み、砕くところからはやらないのだと。そして、合わせるのが、本当に原始的に作るブイヨンということで、恐らく、アクを取って取って取って気長に作られるのだと思います。調理は、店主の池本将之さんおひとりでなさるので、もう今のお店の席数分でいっぱいいっぱいとのこと。洛中に2号店があれば~なんて思うのだけど、量産できるものではなく、たったひとつ1店舗なればこその精緻なおいしさなのですね。ひれ伏します。<(_ _)><(_ _)>
■ お店でいただいたのは以上で、でもレッドカレーもいただきたく、チキンをテイクアウトしました。ものすごい幸福をかかえ持っているという気持ちで、そろりと大切に持って帰ってきました。とにかく、一食一食、せっかくですからおいしいものをいただきたいし、100万人のわが読者の皆さまにもおすすめしたいです。カレーひとつでこれほど感動できるのです。わたしにとっては円町って洛中からは少し遠いのだけど、しかし遠さなど、このおいしさの前には問題ではありません。きちんと魂を入れて作られた、おいしいものを選んでいただいていきたいと思うのでした。また伺います。<(_ _)>
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「タイカレ~レストラン シャム」
HP↓が現時点でなぜか起動せず・・・
電話 075-822-1119
京都市中京区丸太町通西大路東入ル北側(西ノ京西鹿垣町6) 林ビル1F
11:30~15:00LO・15:30閉店、18:00~21:30LO・22:00閉店
水曜休み
カウンター9席、テーブル4席 全席禁煙◎ 予約不可
2004年12月開店
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(2011-05-08)

2011年5月 8日, dans 京都 カレー |