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2011年5月 7日 (土)

■ 本のご紹介:「茶懐石に学ぶ日日の料理」


2■ 本のご紹介その2です。昨年11月に出た茶懐石に学ぶ日日の料理文化出版局さん、後藤加寿子さん、写真 久保田康夫さんのご本です。
■ カメラマン久保田さんのご紹介で、文化出版局の元編集者でいらっしゃる成川加名予さんからお送りいただき、御礼申し上げます。成川さんとは、以前、浦沢美奈さん@「フローリストショップ プーゼ」の出版記念パーティでもお目にかかっており、覚えていてくださってありがとうございます。
■ いただきながら、大変にご紹介が遅くなりましたが、(お詫び<(_ _)><(_ _)>)こちらも四季を通して眺めて美しく、また実際に作れるルセット付き。そして久保田さんによる、静かな、質感を見事に伝える写真満載で、とてもすてきな本です。
■ そして、さらにすばらしいのが、この本は3月にパリで開催された「グルマン世界料理本大賞」のコンクールにおいて「食の文化遺産特別賞」を受賞されました。おめでとうございます。
■ 以下、成川さんが添えてくださった、本の解説をそのまま引かせていただきます。
懐石というと、料亭の会席と勘違いされて、難しく高価で手の届かない料理と思われがちで、大変残念です。生まれたときから懐石料理が身近にあった著者は、懐石の本質をわかっていただければ、その手法は自ずと家庭料理にも反映されるとの思いで、この本を作りました。「母 千澄子がいつも言っていたことは、懐石で大事なことは三つのキ、三キ です。三キとは、季、器、機で、機はお料理を出す機会で間のことです。すなわち、季節の食材を映える器に盛り、タイミングよく茶室にお出しする。このことは家庭料理でも同じで、旬の食材をセンスのいい器に盛り、家族のためにおいしい状態で食卓に並べるということです。難しい飾り包丁や高価な器は必要ないのです。旬の食材で、家族の好きな料理を心こめて調理し、楽しく食卓を囲む。ただそれだけなのですが、現代ではいちばん忘れられているような機がします」と著者。この本では、それらを踏まえたうえで、手法としても学ぶべき料理の基本やこつ、茶懐石のもつ精神性と合理性、そして子どもたちに伝えていきたい日本料理の味わいに主眼をおいてまとめてみました。
■ 茶懐石をヒントにした、家庭でもできるルセットの本であり、フードプロセッサーやオーヴンも活用。ヴィジュアル本としても楽しめます。ぜひご覧ください。
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「茶懐石に学ぶ日日の料理」
後藤加寿子 久保田康夫(写真)
文化出版局  2010年11月8日発行
ISBN:978-4-579-21122-7
定価 3150円(本体価格 3,000円)
大型本 25.8 x 19.4 x 1.8 cm 143ページ
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(2011-05-07)

2011年5月 7日, dans ★本のご紹介 |